2022年2月16日水曜日

香港映画も〇ャニーズも!ヲタク全開で猛ダッシュ中!

こんにちは。
前回のブログの閲覧数がものすごい数字になっていてビビってるBBA(ババア)です。
え?ヲタっぷりが強火すぎて炎上(゚Д゚;)!?
いやいや、V6ファンのみなさまが、ギリギリ怒らずに拡散してくれたのだと信じています。
この感触、元SMAPのお三方が中劇に来てくれた時(まだまだ自慢し続けます)、
それから草彅くん主演の「ミッドナイトスワン」の感想を書いたとき、
そしてその「ミッドナイトスワン」日本アカデミー賞を受賞したとき
と同じです。
いつも、ファンのみなさんが拡散して共有してくれました(*‘∀‘)
この現象、やはり私と同世代のジャニヲタのみなさんが熱心に広めようとしてくれたからなんですよねえ。。。
ありがたいことです。
そして、あちこちで「剛くん好きなんですか?」「V6担ですか?」と聞かれたりしたんですけど。
いや・・・・実は森田担ではないんですよね・・・・すみません・・・(>_<)!
というか好きは好き。当然。
Jr.時代のかわいいおサルさんみたいな頃のゴーモリタだってちゃんと見てるし。
なんだけど、なんと言いますか、しょっちゅう言ってますけど私、
〝ゴリゴリの事務所推し”なんですよねえ。。。(´ー`)
ごめんなさい!!
そして、こんなですけど実は同事務所他担(他のグループのファン)なんです・・・・!!!
一応、デビュー組のイチ推しG(グループ)と自担(一番推しているメンバー)はいるんですが、
ほかのグループも、もちろん歴代グループも、そしてそれと同時に常にJr.も応援しているという、
とにかくまるごと事務所が好きすぎる、ただのBBAなんです( ;∀;)
まだまだこれからも、事務所メンバーが出演する映画のときは張り切って語りますからね!!
・・・・・って、これ、なんのブログ?


ここで映画館のブログに戻りましょう!
とはいえ今回はもう、大変!
〇十年前、私がジャニーズと同時進行で足の先から頭のてっぺんまで沼に浸かって溺れまくっていた香港映画界隈の、私のなかの永遠の推しメンがっ!!
今!!中劇のスクリーンにやってきているのであります!!!
「レイジング・ファイア」
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
ていうか、これ私の元彼っ(右です)!(は?)
大好きで大好きで、いまだに忘れられないこれまでで一番大好きだった元彼がっ!(ハァ?)
ワイルドでセクシーなゴリゴリの悪党になって私の目の前に現れたので心が乱されてどうにもこうにも!(勝手にしろ)
少し前に、「匂わせ回収編」の回でも読んだ人全員をドン引きさせた私でしたが。
私の天使!
ニコラス・ツェー!!!
謝 霆鋒(ツェー・ティンフォン)!!

十代のころからひたすら美しかった・・・!!
ニコラス・ツェー!!!
謝 霆鋒(ツェー・ティンフォン)!!(うるさい)
両親ともに芸能人というサラブレッドのためバッシングを受けることも多く、
実力を正当に評価されていないとファンはいつもやきもきしていましたが、
歳を重ねて美しさに磨きがかかっただけでなく、
演技にも、変わらぬ艶のある歌声も、大人の色気と混在する少年のような笑顔も、
深みとともにさらにさらにキラッキラのオーラをまとって!
また私の目の前に!!(???)
マジやばい・・・・・・昇天!!
・・・なんかビックリマークが多すぎて読みにくいですね(*_*;)
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
ダメもうなんか、長髪にギラギラの血走った目でガンガン人を殺していくニコラスの合間合間に、
警察時代の短髪で眼鏡をかけた爽やか笑顔のニコラスを挟まれたらもう、
もうもうもうもう(≧∀≦)!!!
・・・・・・・・・・・ロックオンでノックアウトでキュン死にですよ!
え、観た人全員、惚れるでしょ!?
みんな、目が合ったら妊娠しちゃうでしょ!?
何人もの人を殺してようが、
何件も現金強奪事件起こしてようがかまへんかまへん!
あたしが匿っちゃる!!!
ってなっちゃうでしょ!?
もう、あの美しさでゴリゴリの大悪党は、ずるいでしょ!!
でも、彼、ただ美しいだけじゃないんです。
香港のみならずアジア中を席巻した香港裏社会アクションエンタメ「古惑仔(欲望の街)」の少年時代を描いた映画デビュー作「硝子のジェネレーション」(佐野元春じゃないよ)で主役のワルを演じて一躍トップスターへと駆けあがったニコラスですが、
その後、代表作となる「ジェネックス・コップ」でヤンチャな新人刑事を演じたときもやはり、
その美しさの裏に透けて見える、隠しきれない憂いや陰がなんともいえない儚さを醸し出して、
誰もが恋心だけでなく母性まで完全に鷲掴みされてしまい、
もうほんとに気持ち良ーい感じで心を奪われてメロメロにされてしまうという罪なお人なんです(*´з`)
で、この映画では美しさに深みとそこはかとない大人のエロスを滲ませたそのニコラスのお顔と、
決してムキムキじゃなくて細マッチョな、鍛え上げられたそのしなやかなお身体を拝んでいるだけで至福のときなんですが(うざいですね)、
お話は100%純度の、待ちに待ったまさにこれぞ香港アクション!!
天才!最高!天最高!!
美しさと哀しさの表裏一体を全身で体現するニコラスと、
「ザ・正義!!」「これがドニー・イェンだっ!!」っていうドニー・イェンドニー・イェンたる熱血刑事。
まずこの対比が素晴らしい!!
それもまた香港映画のお約束だったりするんですがそれがいい!!
当然、ドニー師匠のキレッキレのアクションも、
ニコラスこれぞ香港スター!っていうガチのアクションも爽快!
そもそもリアルにカンフーマスターのドニー師匠
「追龍」のようなガチのワルも、
「燃えよ、デブゴンTOKYO MISSION」のようなコテコテのアクションコメディもいいんですけど、
真っすぐに自分の信念を貫く「ザ・正義オブ正義」の役がハマりまくるドニー師匠
久しぶりの王道、真っすぐすぎる正義の警察官。
部下を帰し、一人でヤクザの本拠地に行くとか(゚д゚;)!
猛スピードで走る車とバイクに乗ったまま殴り合うとか(゚д゚)!!
これぞドニー師匠の真骨頂!
もちろんスタントコーディネーターは、ドニー師匠の盟友・谷垣健司(るろ剣シリーズなど)。
最高じゃないですか!
殴り合うなら指の先まで美しく、
銃撃戦も舞うように。
王道ホンコンアクションの、その動きを眺めてるだけでため息がでます。
そしてお約束からのお約束。
ずーっとガンガン撃ちまくってドッカンドッカン爆破させてたのに、
最後は殴り合い!!(これが香港映画!)
しかも教会!!(これが香港アクションのお約束!)
香港ノワールの教科書「男たちの挽歌」をきちんと踏襲するお約束は胸熱!!
香港映画をアジアの頂点に引き上げたジョン・ウー「ミッション・インポッシブル2」のクライマックスでメイン二人にひたすら殴り合いをさせたのが、
世界中の映画ファンやアクション映画マニアから大ブーイングを受けたりしましたけど、
「は?え?これが香港映画ですけど??
男と男が殴り合う、それがキモでしょ!!」
と思った香港映画ファンが私のほかにもいたはず。
あれと同じでこの映画でも、
それまで散々、撃ちあったり爆発させたり騙しあったりしてたのに、
最後は肉弾戦かいっ(゚д゚)!!!
そして殺し合うのに選ぶのはなぜか教会!!
なぜって、それが香港映画だから!!
ジョン・ウーチョウ・ユンファがアジア中を熱狂させた1980年代から脈々と続く系譜だからね!!
そう!それが香港アクションの神髄!
ねえ、その後ろの足組みとか大きな像↓↓、
絶対何かに使うでしょ(゚д゚)!!?
みたいなね!
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
リアリティエンタメだったら迷わずエンタメを、
説得力ワクワクだったら当然ワクワクを!!
っていう全編通して徹底した変わらぬ香港映画の魂を見せつけられて涙が出た私でした。
ブラボー!!香港映画!!
ブラボー!!ベニー・チャン!!
この映画の監督ベニー・チャンは1990年代、
香港映画が活気があってめちゃくちゃ盛り上がっていた時代から、
ひたすら香港エンタメを撮り続けて牽引してきた若手のホープ。
ニコラスの出世作「ジェネックス・コップ」や、
ニコラスと大御所ジャッキー・チェンが共演した「香港国際警察」なんかもこの方の作品。
香港映画の王道を、常に新しい感性や技術を取り込みながらひた走ってきたベニー・チャン。
残念ながら2020年に58歳で癌で逝去、
この映画が遺作となってしまいました。。。
本当に悔しい(/_;)!!
世界は無常。
これからもっと観たかったのに!
彼はドニー・イェンアンディ・ラウも、ニコラスも、
彼らが一番輝く姿を、一番カッコ良く映る撮り方で、
徹底的に香港映画スタイルを貫いて撮る人でした。
この映画のエンドロールは、香港映画のお約束であるNG集ではなくて、
ベニー・チャンのこの映画の撮影中の姿です。
もう!ここで泣かせるのかよ(/_;)!!
香港映画を愛し、香港映画に人生を懸けたまさに香港の映画人が、また一人消えてしまいました。
いや、こんなしんみりするのはベニー・チャンだって望んでいない!!
私も最後まで、大好きな香港映画をド派手に紹介しなくては!
そう、とにかく最初から最後まで猛ダッシュで突っ走る香港アクション
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
街の真ん中のでっかいビルをめちゃくちゃにしながらドンパチしちゃうオープニングから、
絶対にあとで足を引っ張るどんくさい手下がもちろんいて、
仲間が次々死んでいっても銃撃戦はどんどんド派手に、
一般人をまきこんでの市街戦もなんのその、
いけすかない小物のワルたちはきっちり全員成敗しつつ、
悪役の最後にだってちゃんと美学が。
そう、悪役の死に方にもドラマと美しさをまとわせるのが香港映画!
そこが、ほかのアジア圏のクライムものと違うところなんですよねえ!
そして正義は最後まで正義のままで、
銃撃戦と肉弾戦を絶妙~に織り交ぜながらクライマックスへとぶっ飛ばす!
ある程度のお約束は当たり前、
でもそのお約束を見事に上回ってくるトンデモ展開。
だから壮絶な殺し合いのバトルなのに怖くない!
面白すぎてちょっと笑っちゃうくらいに。
そして子どもは絶対に助けます。心配ないさ~!!
なんでしょうね、最初から最後まで貫くこの熱さ!暑さ?
これについては私は昔から、亜熱帯で一年中暖かく湿気が多いというこの街の気候や湿気や空気感、
そしてただの田舎の港町だった香港イギリス領となるやいなやあっという間にアジアの経済や文化やエンタメのトップに駆け上がるという独自の発展を遂げた特異な歴史からも多大なる影響があると思っていて。
ウォン・カーウァイ「恋する惑星」にハートを撃ち抜かれて、
映画を観た帰りにそのまま香港旅行を予約するという、
若さゆえの瞬発力で香港を旅した私なんですが、
そのときに感じたのはまさに街と人の持つエネルギー
1997年の中国返還を数年後に控えてなんとなく刹那的な空気感もありながら、
いろんな人種がごったになって、言葉も肌の色も服装も、
それから建物も食べ物もファッションも、
陰と陽、光と闇を常に表裏一体でエネルギーがほとばしっている感じ。
歓楽街のど真ん中を飛行機がガンガン飛んでいたり(今は空港が移転したのでその光景は見られなくなりましたが)、
観光客が群れをなすきらびやかな高級ブランドの路面店が立ち並ぶ通りの一本裏には、
決して綺麗とは言えない古い高層アパート同士が通り越しにロープを渡して洗濯物を干していたり、
「恋する惑星」の1シーンを真似して、おしゃれで近未来的な長ーいエスカレーターの前で麺をすすろうとするのん気な日本人観光客の私に屋台の麺を売るのは、あまり小綺麗とは言えない服装の小学生くらいの少女だったり、
ヨーロッパの繁華街のような一角のおしゃれなバーの横の路地ではまさに映画「欲望の街」の主人公たちのようなヤクザとヤンキーの間くらいの若い不良たちが喧嘩していたり、
両替屋が集まるビルではインド人が両替屋のくせに「こっちおいで安いよ」なんてよくわかんない適当な日本語で話しかけてきて店の奥に引っ張られたり(普通の両替でしたが、店によってレートが違うので要注意)。
そんな猥雑な、ごちゃまぜな、なんでもありな街の雰囲気は確実に人々の性格にも映画作りにも大きく影響を与えていると思うのです。
香港映画を色で例えるなら絶対に「赤」
韓国映画「青」
私の個人的なイメージですけど。
韓国韓国で、気候的にもどことなく寒い冬の感じが強かったりもするのですが、
もとは一つの国だったのが二つに分かれてしまった経緯や、つい最近といった感じの朝鮮戦争、そしてそこからつながる一触即発の戦争への危機感なんかもやはりエンタメのカラーなんかに如実に表れるものなんですよね。
今回の「レイジング・ファイア」韓国映画だったら全然違うものになっただろうねと、
ツイッター担当のNさんと話しました。
韓国映画だったらもっとリアルでシビアで、背筋の凍るような「レイジング・ファイア」になっただろうねと。
韓国映画なら妻と子供は死ぬよね、銃撃戦は繁華街じゃなくて倉庫だね、
なんなら正義も死んで終わるよね!(→おおげさなたとえです)
ま、そんな暗さや重さもお約束で韓国映画の面白いところでもあるんですが、
それについてはまた2月25日公開の「声もなく」で思いっきり語ります。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
これ、マジで面白かったんで!!
・・・・・・で?なんの話??
なんかもう、今回もかなりの長編になっちゃって、そろそろストーリーも全部ネタバレしそうなくらいに語っちゃったんで、このくらいにしておきましょうか(;'∀')
とにかく、これが香港映画だっ!!な、ザ・香港映画です。
もう一度観たい。
何度でも観たい。
・・・・・でももう上映、終わります(-_-;)
え!こんなに語っといて(゚д゚)!!?
そう、「レイジング・ファイア」2月24日で終了なんです。。。
もう、スケジュールがぎゅうぎゅう詰めの渋滞中。
もっとやりたいんですけどどうやっても入んない!
だから、観てください。早めに。マジで。
ほんとは公開前に書きたかったんですが私もリア(現実世界)がバタバタで、観るのが遅くなっちゃったんでブログをあげるのがこんな時期になってしまい。
そしてツイッター担当のNさんから容赦なく「香港映画で書かないわけにはいかないですよね。早くしないと映画終わっちゃいますよ?」とケツをはたかれてしまったので、
夜中にコーヒー飲んでギンギンで書いたらこんなことに。
Nさんのせいだ。(?)
そんなわけで、香港映画となると熱くなりすぎてブレーキがきかなくなる私です。
大長編。
いや、これまでの香港映画の時もだいぶ長編でした。
こんな私にシンパシーを感じてくれた方は今までの香港映画のときのを読んでいただければと思います。
ぜひ、ヲ友達になりましょう( `ー´)ノ


で、実はこのあと、これに続けて2月18日公開の「君が落とした青空」について語っておきたかったんですが。
(C) 2022映画『君が落とした青空』製作委員会
・・・・・・・・え、今回は無理でしょ(;'∀')?
どう考えても長すぎでしょ?
しかも香港映画ヲタからジャニヲタにシフトチェンジ。
大変!
腕が鳴るぞぉーーーーー( `ー´)ノ!(怖っ。)
てことで、それはそれで長くなりそうなんで、別の日にあげることにしました。
なので数日で更新します。
の予定。
珍し!!
・・・・がんばりますので、「変なヤツがいるなあ・・」と、
長~い目で見てそっとしといてやってください。
ちなみにこの映画、2月19日(土)13:10の回終了後に映画の公開記念舞台挨拶の生中継があります!
招待券やポイントフルなどは使えませんが通常料金で入場可能。
こちらも映画と合わせてお楽しみください!
詳しくはこちらhttps://chugeki.jp/news/220210.php

今月、ヲタアンテナが発動する作品ばかりなので大忙しなんです。
しばらくしたらまた静かになりますので!
くだらなくても見放さないでくださいね!!
ほんとだよ!!
絶対ね!!!
約束ね!!!!!(うるさい)


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/