2014年3月27日木曜日

まだまだお知らせ続々!

こんにちは。
今日はかなり暖かいですね!
つい先日、どっさり雪が降ったばかりなのでげんなりしていたところですが、
ここ何日か暖かい日が続いたので、
勇気をだして分厚い上着をしまって春物のコートを出しました。
雪用のブーツも片づけてスニーカーに♪
この季節、ほんとにただ天気がいいだけで幸せな気分になります。
週末は少し崩れるようですが・・・
まあ、それでも盛岡もいよいよ春ですね。
いつもながら、冬、長かったー!!


さて。
前回はいろいろ近日公開作品のご紹介をしましたが。
今回もなんだかいろいろお知らせがあります。

まずは、現在公開中の「ペコロスの母に会いに行く」ですが、
ご好評につき、さらに上映延長になりました!

                                          (C)2013「ペコロスの母に会いに行く」製作委員会
泣いて笑って、ほんとに素敵な映画でした。
こちらは4月4日までの上映になります。
まだ観ていない方は是非♪

そして、お待たせしました。
先日ご案内した「バックトゥザシアター」の本チラシがやっと到着しました!
いやあ~いいですね!
これは、劇場ロービーはもちろん、
いつもチラシコーナーを置かせていただいている
クロステラス1Fと、モスビル2F下りエスカレーターホールにも設置済みなので、
近くを通りかかったら是非ゲットしてください!

もうこの企画は、まさに私の世代のドンピシャな作品ばかりです。
と思ったら、このチラシの裏のコメントに、
「30代、40代のみなさんが、2時間だけ浮世を忘れて映画の原体験を思い出してもらえるように」
と書いてあるではありませんか!?
まさにそこがターゲットだったんですね。
私は嬉々として、家の物置にしまってある映画のチラシファイルを引っ張りだし、
上映作品のチラシを捜索しました。
それがこちら。
 他のは現在捜索中です・・・難航しておりますが。
そう、こういうときのために何冊ものぶあついファイルをしまいこんでたんですよ!
・・・出番はめったにないですけど。。。
明日から「ザ・エージェント」が公開です。
ドンパチもアクションも無しのトム・クルーズもかっこいいし、ストーリーもすっごくいいですよ!
4月4日までなので、お見逃しなく!


それから、嬉しくない話になりますが、やはり一応触れておきますね。
4月1日からの、消費税率変更に伴う一部鑑賞料金の改定について。
これについては、劇場HPで正式に発表させていただいておりますので、
こちらをご覧ください。
http://www.chugeki.jp/price/update.html

盛岡市内の映画館すべてでこの形での改定となりました。
通常料金については値上げせずに据え置きできたのでひと安心。
ですが、シニア料金、サービスデーなどの料金が100円アップになってしまいました。
ほんとに、私自身も消費税アップには非常に苦々しい気持ちでいるので、
サービス料金の値上げには心苦しいばかりです。
国民のために使われるとはいうものの、
庶民には、生活が苦しくなるだけでほんと泣きたいくらいの消費税率アップ。
レジでの小銭がまためんどくさいことに!
そして、ほんとに暮らしていけるんだろうか、私。。。
30年後、40年後、ひもじい、みすぼらしい年寄りになって飢え死にするんじゃないだろうかと
毎日不安です。
国を、政府を、信じるしかないですが。

そんなときこそ、現実逃避で映画を観ましょう(!?)
私は観ます。
未来はまだ自分の手の中にあって、
映画を観ているだけで楽しくて、
毎日、走りまわって友達と遊んで、
休みの日はなんにも考えずにひたすら寝ていられた(笑)あのころのように。
一瞬だけすべてを忘れて自分だけの時間を。
そんなあなたに「バックトゥザシアター」&「午前十時の映画祭」。

バックトゥザシアターhttp://www.bttt.jp/
午前十時の映画祭http://asa10.eiga.com/

どんなにつらいときでも、死にたくなるくらいきついときでも、
「あの焼き肉をもう一度食べたい」
「海外旅行に行きたい」
というような気持ちとともにいつでも
「来月公開のあの映画を観てから死にたい」
「この人の新作を観たい」
という気持ちが必ず心の中にあった私です。
煩悩ありすぎ?
そんな人は死なないよ、とよく言われますが。
これから先、どんなにつらくても、
面白そうな映画さえあれば生きていける。
という自信はありますが。
とにかく今は、歩き続けるしかないですね。。。


さらにまた新しく決まった作品たちもありますが、
それはまた今度ということで。


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2014年3月16日日曜日

上映作品いろいろ決定!詳細です♪

こんにちは。
卒業シーズンですね。
盛岡あるあるですが、「卒業式は雪」。
なんなら「入学式も雪」。
どちらも経験があります。
春はどこー!?ちょっと見失い気味です・・・

先日、少しお伝えしましたが、
これからの上映作品がいろいろ決定してきたので、
前から決定&告知しているもの以外の、
決まったばかりのものやミニシアター系を中心に一気にご紹介します!

・3月29日公開 ベネディクト・カンバーバッチ主演『ミスティック・アイズ』
(C) Wreckers Ltd 2011
                  公式サイト→ http://www.finefilms.co.jp/mysticeyes/
最近では、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」が記憶に新しい彼ですが、
私が好きなのはTVシリーズ「シャーロック」なんですね。
めちゃくちゃかっこいい現代版シャーロック・ホームズを演じています。
先日、アカデミー賞で作品賞を受賞した「それでも夜は明ける」にも出演しています。
まさに今が旬!な英国俳優。見逃せません。

・4月5日公開『劇場版モーレツ宇宙海賊』
             公式サイト→ http://www.starchild.co.jp/special/mo-retsu/gekijo/
宇宙海賊船・弁天丸船長の座を父から受け継いだ女子高生が
宇宙の大海原で活躍する姿を描き、人気を博したテレビアニメの劇場版。
すでに首都圏などでは公開中ですが、遅ればせながら公開が決定しました。

・5月17日公開『キラーズ』
                         (C)2013 NIKKATSU/Guerilla Merah Films
                  公式サイト→ http://www.killers-movie.com/
北村一輝主演、殺しに魅せられた男たちの血まみれのゲーム。
「冷たい熱帯魚」「凶悪」「ザ・レイド」のスタッフが集結した衝撃作です。
・・・すみません、書いてるだけで無理です・・・怖いよー!!

・5月31日公開『ラヴレース』
                       c2012 LOVELACE PRODUCTIONS,INC.
                  公式サイト→ http://lovelace-movie.net/
こちらは、アマンダ・セイフライド主演、
伝説のポルノ女優を体当たりで演じた衝撃の実話です。
私もすごく気になっていた作品なので、上映が決まって嬉しいです!
「マンマ・ミーア」や「レ・ミゼラブル」で、爽やかでかわいらしい女性を演じた彼女ですが、
ポップでファッショナブルな70年代のアメリカを舞台に、スキャンダラスな問題作に挑戦です。
音楽・ファッション・インテリア・・・70年代のアメリカが背景になっている映画って、大好きなんです。
楽しみ☆

・5月30日公開『薔薇色のブー子』
2013年度AKB総選挙第1位となった指原莉乃主演、
「HK/変態仮面」「勇者ヨシヒコと魔王の城」など独特の世界観を持ったコメディを得意とする
福田雄一が脚本・監督を担当。
なんにでもすぐ文句を言うことから「ブー子」のあだ名を付けられている女子大生の、
しっちゃかめっちゃかな初デート!?
こちらは、画像が手に入り次第、あらためてご紹介しますね。

そのほか、すでにご案内ずみの「バックトゥザシアター」企画や「新・午前十時の映画祭」
好評前売り中の4月19日公開「クレヨンしんちゃん」、「テルマエロマエⅡ」など、
春に向けて続々待機中です♪
中劇は、ずっと先まできっちりスケジュールが決まっている大きなシネコンとは違って、
配給会社さんから急に上映を頼まれることも多いですし、
お客様からの要望やスケジュールの空き次第で当初より上映が延びたりなんてこともあるので、
たまにお暇なときにでも公式サイトやこちらのブログなどをチェックしてみてくださいね☆
「あれ、終わったと思ったらまだやってる!」とか、
「え、先週はこんなの決まってなかったのに来週からこれやるの!?」(笑)
なんてこともあったりします・・・。
たまーに、こっそりいい映画やってたりするんですよー。
お見逃しなく♡


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2014年3月14日金曜日

ペコロスの母に会いに行く

こんにちは。
いやあー・・・また降りましたね。雪。
まあ、このまま春に、なんて淡い期待はとっくに捨てていましたが、
ここまで降るとは。
湿気を含んだ重い雪で、朝の雪かきが大変でしたね。
こうして、一歩進んで二歩下がりながら、ほんの少しづつ春へと向かうんでしたね盛岡は。
毎年忘れてますが。。。

さて、明日からはいよいよ「2013キネマ旬報ベストテン特集」の最終作品
『ペコロスの母に会いに行く』が始まります。
(C)2013「ペコロスの母に会いに行く」製作委員会

先日、お伝えしましたが、当初1週間の上映予定だったのが、
一週延びて3月28日までの上映になりました。
スケジュール調整していただけましたか!?
ベストセラー漫画を映画化したこの作品、
自身の体験をもとに描かれた、認知症の母との何気ない日常が、
多くの共感と感動を呼び、話題となりました。
89歳にして映画初主演の赤木春恵
そして三木聡作品などで活躍する個性派俳優・岩松了(『時効警察』が最高!ですよね)主演。
監督は、『男はつらいよ フーテンの寅』など喜劇映画の巨匠・森﨑東監督。
この方は、重く、暗くなりがちなテーマを、ユーモアたっぷりに、
それでいて観終わったあとしっかりとテーマについて考えさせられる、
そんな作品を作る監督です。御年85歳!

認知症。
これは、現代日本においてもっとも深刻で、しかも身近なテーマです。
決してひとごとではありません。
私も、去年亡くなった祖母が認知症だったので、すごく興味のあるテーマでした。
去年は祖母、ではありましたが、
よく考えたらもう認知症や介護が必要な身近な存在が、
父、や母、でもおかしくない年齢に、自分がなっていたことに改めて気付きました。
それを考えただけでうっすら不安が頭をよぎりますが、
この作品は、「ボケるとも、、悪か事ばかりじゃないかもしれん」
と、重いテーマを涙と笑いで包み込みました。
実際、家族の介護をするというのは、なかなかしんどいもので、
目の前でその大変さを見てきた私からすると、
それがまさに自分だったらと思うと恐怖でしかないのですが、
そんなときでも、ユーモアを忘れずに、向き合っていけたら。。。
と、ちょっぴり勇気のわく作品でありました。
キャストも、加瀬亮、竹中直人、そして原田知世&貴和子姉妹と豪華!

また関係ない話になりますが、私は小学生のころ、
教育実習に来ていた岩大生の男の先生から、
「原田知世に似ているね、大人になったらきっと素敵な女性になるよ」
と言われて以来、原田知世さんが大好きになり、今でも大好きです(笑)
声も素敵だし、曲も良くて、大ファンです。
あの先生は今、どうしているのか?ちょっと会いたい♡
子どものころの嬉しい記憶というのは、いつまでたっても色あせないものですね!
残念ながら、途中で何かが科学反応を起こしたのか、
原田知世さんには全く似ていない、残念女子に成長してしまった私です。。。
・・・うん、やっぱり会いたくない。



『ペコロスの母に会いに行く』 公式サイト→http://pecoross.jp/


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2014年3月9日日曜日

映画好きの方に嬉しいお知らせ☆

こんにちは。
ゆっくりとですが一歩づつ春へと近づくこの季節、
映画好きの方たちに嬉しい企画始動のお知らせです♪

バック・トゥ・ザ・シアター(Back to the theater)
「過去の名作を再びスクリーンへ」「映画館から遠ざかっているお客様を再びスクリーンへ」
という理念のもと、過去の名画をデジタル素材にリマスターし、
映画館での再上映をおこなう企画です。
毎月一本づつの上映で、1000円均一
上映期間や上映回数は、
そのときのスケジュールや他作品の状況などによって変わります。
すでに全国で上映されているものですが、
この春から中劇もその企画に参加できることになりました!!
4月5日からの「新・午前十時の映画祭」とともに、
たくさんの過去の名作たちを大きなスクリーンで上映できるのが楽しみです☆

まずは第一弾。
3月28日からの「ザ・エージェント」です。
こちらは、トム・クルーズ主演で1996年に公開されたアメリカ映画です。
この年のアカデミー賞に多数ノミネートされた大ヒット作。
レニー・ゼルヴィガーと、その息子役の男の子がものすごくかわいかった、あの映画です。
監督はキャメロン・クロウ。これまた私は大好きな監督さんです。
なにげない日常を描くなかで、
人間の心の機微を優しく、あたたかくうつしだすのがとても上手い方です。
観たあと、必ずハッピーで優しい気持ちになれるので、大好きです。
自分で脚本を書くことが多く、それもまた今のハリウッドにおいて珍しい、
そして次回作が楽しみな監督です。
この「ザ・エージェント」も、トム・クルーズ主演にしては題材が地味なほうで、
観る前は大丈夫かなと思ったくらいでしたが、
トム・クルーズがただの二枚目俳優、アクション俳優ではなくて、
人間ドラマもいける、演技のうまい役者なんだなと実感した作品でした。

このあとも、「グッド・ウィル・ハンティング」「レオン」!!「恋人たちの予感」などなど、
私の大好きな映画たち・・・いや、
みなさんの大好きな名作たちが続々登場します!
ぜひ、ご来場くださいね!!
https://www.facebook.com/BackttTheater


それから、3月15日公開の「ペコロスの母に会いに行く」ですが、
当初1週間の上映予定でしたが、1週間延びて、
3月28日までの2週間上映できることになりました!
予定がたたずあきらめていた方は、もう一度スケジュールをご検討ください♪
3月って、なにかと忙しい時期ですよね。
学生でもないのに、なんかばたばたする。
それなのに、そんなときに限って観たい映画がたくさんあったり、
今でなくても・・・っていう飲み会が入ったり(笑)しませんか?

なんて話をしていたら、もう1作品、上映が決まったものがありました。
3月29日公開「ミスティック・アイズ」
今、話題のベネディクト・カンバーバッチ主演です。
画像が手に入ったらくわしくおしらせしますね。
忙しい時期に急にいろいろ決まっちゃってすみません・・・。
実は、ほかにもいろいろ決まってきているのですが。
日程や詳細が決まり次第、一気にご紹介したいなと思っております。
スケジュール調整、よろしくお願いします。。。


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2014年3月7日金曜日

中国映画

こんにちは。
ちょっとあたたかかい日が続いていたので、昨日今日の寒さにびっくりしました。
そうですよね、盛岡の冬がそんなに早く終わるわけないですよね。
4月に入っても雪が降る町です。
毎年、なんで「春と秋の服が無い!」とあわてるのか、
「もう春かと思ったけどまた雪降って寒いね」という会話をしてしまうのか。
ほんとに人って、忘れる生き物ですねえ。。。

それでも暦は3月です。
ずっとお知らせを続けてきた『キネマ旬報ベストテン』特集上映も、
残すところあと2作品となってしまいました。
明日からは、外国映画5位の『三姉妹~雲南の子』です。
(C)ALBUM Productions, Chinese Shadows

タイトルだけで、ちょっとした違和感を感じる方も多いと思います。
雲南、というのはもちろん中国の雲南省のこと。
中国では、今もまだ“ひとりっこ政策”が続いているはずなので、
三姉妹っておかしいですよね。
でも、ひとりっこ政策が厳密に守られているのは中国の都市部のほうだけで、
田舎の農村部や、奥地のほうでは子どもは、家族が生きていくための大事な頭数。
戸籍にのらない「いないはず」の子どもたちがかなりいるということです。
このタイトルだけでも、現在の中国がかかえる闇や問題が浮き彫りになっているのです。
この作品は、
ベネチア国際映画祭グランプリ
ナント三大陸映画祭グランプリ&観客賞などを受賞。
世界中が驚愕したドキュメンタリーです。
母は家を出、父は出稼ぎに行ってしまった両親が不在の家で、
わずか10歳の長女が妹たちの面倒を見、
家畜の世話や畑仕事に一日を費やす。
その姿をカメラは、ひたすら見つめ続ける。

中国の映画は、私は個人的にすごく好きです。
政治的にどうかとか、人道的にどうなのかとか、反日感情がどうとか、
そんなことは映画の世界では関係ありません。
映画は、面白いものはなんでも好きです。
香港映画はもっと好きですが、
香港映画とは全く逆をいくのが中国映画です。
香港映画については、あとできっと語れる日がくると信じて、今日は中国映画について語ります。

中国映画を観て、衝撃を受けないことがないです。
『ラストエンペラー』に驚き、
チャン・イーモウ監督の作品たちに圧倒され、(政治的に問題があり、中国国内では上映されない作品ばかりの監督ですが、世界的には高く評価されている巨匠の一人です。厳しい歴史や現実を描きだすものが多いですが、「あの子を探して」や、「初恋のきた道」などは、中国奥地のさまざまな問題を取り上げつつもほんわかとしたあたたかい作品になっていておすすめです。)
『山の郵便配達』『こころの湯』『太陽の少年』などに感動し、(レンタルショップで見つけたら絶対観てみてください!ほんとに良いです!)
『さらば、わが愛~覇王別姫』に泣きました(こちらは4月からの「新・午前十時の映画祭」で上映します!必見です!!)。
最近では若い世代も面白い作品を発表していますね。
ジャ・ジャンクー監督の作品(「長江哀歌」「世界」など)もすごく良かったです。

経済的には急速に発展を遂げている中国ですが、政治的にまだまだ閉鎖的。
いまだに「検閲」なんて時代錯誤な制度を続けている国です。
自由な表現などは難しく、
映画などはどうしても外国の資本が入り、製作も海外になってしまいますが、
そのなかでもやはり現代中国の「今」や「闇」を描いていきたい人たちはたくさんいます。
平和なだけでは表現できない、中国にしか撮れないものがたくさんあります。
そういうものをやっぱり私たちも観たいと思うのですね。
中国映画に通じるものは、常に「生(生きる)」だなと私はいつも感じます。
『三姉妹~雲南の子』も、そんな「生」の輝きに満ちたたくましさにあふれています。
映し出されるのはハードな現実。
決してハッピーなほんわか映画ではないけれど、
「生きる」というエネルギーに圧倒される作品です。
是非、劇場でご覧ください。

ちなみに、上で紹介したチャン・イーモウ監督は最近、ひとりっこ政策に違反したということで
数億円の罰金を請求されていました!
都市部でもお金持ちの人たちは、
こっそり何人も子どもを持ったり、たくさんの愛人に一人づつ子どもを産ませたり(!)
しているようですが、罰金はその人の所得によって違うらしく。。。
有名になるといろいろと大変ですね・・・。


『三姉妹~雲南の子』公式サイト→http://moviola.jp/sanshimai/


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2014年3月3日月曜日

謝罪と告知

こんにちは。

先週、体調を崩し、1週間お休みをいただきました・・・。
すべての仕事を投げ出し、「安静に」と言われても、いろんなことが気になって全く落ち着きませんでした。
会社にも社長にも迷惑をかけたばかりか、
仕事でやり取りをしている方々にも混乱と迷惑をおかけし、
ブログも更新できず(>_<)
私に関わるすべての皆様に謝罪をいたします。
本当に申し訳ございませんでした。

この5~6年、軽い風邪はたまにひくものの、熱が出たり大きな病気をしたりもなく平和に過ごしていたのですが。
人間、いつ何がおきるかわかりませんね。
数年前、手術を伴う病気をしたというのにまったく学習していなかったようです。
というか、人間はすぐに忘れる生き物なのですね。
私が今回、心に決めたのは、
いつ何があってもいいように、誰でもわかりやすいデスク作りと書類の整理をしなくては。
ということ。
そしていつ死んでもいいように、好きなものを食べて好きなことをしようという刹那主義に拍車がかかった私でした。
今日は焼き肉を食べに行きます。何がなんでも。


さて告知です。
先週ご紹介するはずだったキネマ旬報ベストテン特集上映の日本映画第5位『共喰い』です。
(C)田中慎弥/集英社・2012「共喰い」製作委員会

こちらは、原作者の田中慎弥さんが芥川賞の受賞会見で「もらっといてやる」と発言したことで話題になった、あの小説が原作です。
のちに、あの発言は最初から狙っていたもので、作品に興味を持ってもらうためにわざとであったことを公言していますが、それにしてもすごい方ですね。
私もあれを見て、その人となりに興味を持ち、読んでみたいと思ったので、
田中さんの思うツボだったわけですね。。。
小説もかなり衝撃的な内容ですが、
やはりこの原作を映画化したのが青山真治監督というところがキモですね。
他の監督ではこうはいきません。
青山真治監督といえば「ユリイカ」です。
大きな起伏があるわけでもない、淡々としたロードムービーでありながら、
3時間以上もある作品ですが、まったく飽きずに最後まで目が離せませんでした。
まだ小学生だった宮崎あおいさんの目が忘れられません。
監督自身が北九州生まれなので、北九州を舞台にした作品を多く撮られています。
どれもやはりエンターテインメント的な作品ではないのですが、
そこに生きる普通の人々の息づかいが感じられるような、
人間の「生」とか「死」とか「自分」とか「世界」とか、
見えるようで見えないものを静かに写しだす作品ばかりです。
今回の『共喰い』も、昭和の終わりの北九州の小さな街で、
静かに暮らす人々の、「生」や「性」、「死」などにもがき苦しむ姿を写しだしています。

て、こんなに熱く語っておきながら、あと4日で終了です(+_+)
そうですね、途中まで書いてあったんです!先週更新するはずだったんです!
本当にすみませんでした!
私のスマホからもログインできるので、家で続きをやろうとしたのですが、
ページは開けるのに文字を入れようとすると、何度やっても
「問題が発生したため終了します」。。。
誰か助けてください!!
パソコンもスマホも、全然わかんないんです!
しかも貧乏すぎるため自宅のインターネット契約をやめてしまったので、
パソコンは使えないんです。
私のスマホが悪いのか、それともアプリのほうが・・・・?
いやいや、体調を崩したりした私が悪いんです。
そんなときのためにも、ネット環境の再整備も必要ですかね。
・・・最新のスマホにしますか!?
タブレットって・・・・何(笑)!?
誰か教えて!!
・・・ちょっと検討してみます。。。

『共喰い』 公式サイト→http://www.tomogui-movie.jp/



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