2016年3月24日木曜日

光陰矢の如し。とか、原発について。とか、個性派俳優としゃれおつ遺伝子とか、のつれづれ。

こんにちは。
気がついたらもう3月末!
寒いとか、あちこち身体が痛いとか、疲れがとれないとか、
なんなら薬を塗ったら知らない間に腕にシミができていたとか(社長の実話)、
本を読むときに焦点を合わせるのがたまにきついとか(私の実話)、
周りが軽く引くような話ばかりを、
一歳違い(しかも同じ幼稚園!)の社長と私がロビーで仕事しながらブツブツ言ってるうちに、
またあっという間に時間は過ぎていたのですね(-_-;)。

現在、中劇では春休みの定番
「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」が上映中。
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2016

ドラえもんの上映中にはクレヨンしんちゃんの前売り、
来月、クレヨンしんちゃんが始まるころには夏のポケモンの前売り、
ポケモンが始まるころには冬の妖怪ウォッチの前売り、
そして妖怪ウォッチが始まるころにはまたドラえもんの前売り。。。
・・・・・と、延々とほぼ3カ月くらい先のことばかり追いかけて仕事をしていると、
季節の感覚も、日にちの感覚も、ついには自分の年齢の感覚もなくなってきます。
ごまかしてるんじゃなくてほんとうに!
何か書類を書くときなんか、いちいち西暦で計算して、
「エッ!あたし、もうこんな歳なわけ(; ゚Д゚)!?」
とビックリします。いや、まじでまじで。
いま、映画の合間の休憩中に、ドラえもんの主題歌のCDがかかっているんですが、
これが山崎まさよしさんの「空へ」という曲。
山崎まさよしドラえもんの主題歌かあ!」
と感慨深くなりながら私が思い出したのは、
彼が主演した映画「月とキャベツ」でした。
これねえ、かなりのミニシアター系作品なので知ってる人は少ないと思うんですが、
スッゴクスッゴクよかったんですよ!
当時、彼がまだデビューしてすぐの無名だったころで、
レコード会社と間違えて俳優の事務所のオーディションを受けてしまったというのは、
売れてからバラエティ番組なんかでもよく話しているわりと有名な話。
それで、ギターが弾けて歌える役者を必要としていた単館系の小さな映画に主演することになったというわけなんですが、
この映画の主題歌が、あの「One more time,One more chance」なんですよね。
私はこの映画を、
有名な役者さんもほとんど出ていないし、監督も知らない、でも予告を見たらなんか絶対よさそう!
だったので直感を信じて劇場で観たんですが。
もう、スッゴクよかった。
いまだに、私の中の「大好きな日本映画ベストテン」に入っています。
・・・・で、またなんの話だったっけ?
そう、それで、
いまドラえもんの合間に場内から聴こえる山崎まさよしの曲を口づさみながら考えたのは、
あの、山崎まさよしって誰?状態で観た映画「月とキャベツ」が予想外に良くて号泣した記憶と、
主題歌「One more time ~」が良すぎて帰りに佐々木電気でCDを買って帰り、
そこから山崎まさよし中毒になってしまった記憶。
この映画のすぐあとくらいだったか、
盛岡にもライブで来たことがあるんですが、
バンド無しで一人きり、ギター一本で公会堂でやったアコースティックライブだったんですけど、
これがものすごく良くて!
それが、数えてみればなんと20年前だった!という衝撃の事実に、
いま私は膝から崩れ落ちそうになったという話。
・・・・ええ、それだけなんですけど(^_^;)
なにはともあれ、「映画ドラえもん」絶賛上映中♪
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2016

ドラえもんの映画って、必ず泣かせるんだよなあ!
大人は映画も泣けますが、
エンディングの山崎まさよしもかなり泣けます。


そして前に少しだけご紹介しましたけど今週末から公開「さようなら」です。
(C)2015 「さようなら」製作委員会

去年、中劇でも上映した(メンバーの舞台挨拶でフィーバーした)ももクロの主演映画「幕があがる」の原作者で、日本を代表する劇作家・平田オリザ氏の演劇プロジェクトの映画化。
あのマツコロイドを手掛けたロボット研究者・石黒浩氏とのコラボで、
放射能で汚染された世界で生きる、人間とアンドロイドの生と死を静かにみつめる作品です。
放射能問題は、今の日本では、遠い国の話でも想像もつかない未来の話でもなく、
現実の、私たちが隣合わせになっているリアルな問題。
というかすでに起こっている事実。
今月、それこそ3・11だったので、震災関連の番組もたくさん放送されていましたね。
福島の原発事故は、
突然故郷を離れなければいけなくなったたくさんの人たちがいたというのに、
あれでまだ不幸中の幸いだったと。
もっと甚大な被害があってもおかしくなかったと。
ギリギリのところでほんのちょっとのところでなんとか危機を脱して被害があの程度ですんだのだと。
そんな話を聞いてしまうと、
私が今いつも通りの生活を送っていることも、
こうしてブログを書いたりしていることも、
当たり前ではないのだと。
震災の時あんなに大変だったのに私はそのことをすっかりどこか頭の片隅に追いやってのんきに暮らしているんだということを実感しました。
使い慣れた家具や日用品もそのままに住み慣れた街を離れ、
かわいがっていた動物も置き去りに、
それどころか家族までバラバラになる人たちもいながら、
別の場所で新しい暮らしを始めることを余儀なくされた人たちがたくさんいる。
それは、すぐ近くで起きていて、
あのとき、ほんのちょっと何かが違っていたらもっと被害は広範囲になっていて、
岩手だって、私たちだってそうなっていたかもしれない。
それはきちんと向きあわなくてはいけない事実です。
自分の死に対しては、リアルではなくてもある程度の想定と覚悟があったとしても、
日本が、自分の住む町が第二のチェルノブイリになることなんて全くの想定外でした。
この映画のなかで描かれている世界は、想像でも仮定でもなく、
私たちのすぐ目の前にある現実です。
そして信じる人々に去られたあとに、最後に残ったアンドロイドと過ごす静かな日々。
それは、決してありえないことではないというのがとても心にささるテーマです。
日本の季節を映し出す美しい映像のなかで、音もなく少しづつ汚染されていく世界、
徐々に死へと近づいていく身体。
そして、都市機能が一つづつ閉ざされ、親しい人々も一人また一人と去っていく。
その虚無感と絶望と孤独。
福島で起こった現実と、まだまだ各地に原発が残っている日本で、
それを目の前におかれながらも、
この映画のなかで描かれる世界の終わりへの静かな道のりを私たちはまだひとごとと言っていられるのか。
いろいろなことを深く考えさせられる作品です。
主演の2人(一人と一体?)は、原作の舞台でも同じ役を演じた2人。
そして先日少しお話ししましたが、気付くととにかくいろんなところに出てきている青森県出身・新井浩文
(C)2015 「さようなら」製作委員会

昔、後輩の女の子が弘前で同じ学校の同級生だったと言っていたなあ。。。
東北って、狭いですね!
鋭い三白眼とボソボソ声が強烈な印象を残す、引く手あまたの超個性俳優ですが、
ちなみに現在、スクリーンが2つしかない中劇での上映作品でさえも、
この「さようなら」のほかにも、
「俳優 亀岡拓次」(4月2日~)
(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会

「星ガ丘ワンダーランド」(4月23日~)
             (C)2015 「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

と4月だけで3本も出演してるんです。
すごくないですか?
一時期、ミニシアター系の日本映画には必ず大杉漣が出ていたものですが、
次はこの新井浩文くんで決まりですね。
それから、中劇スタッフのなかでいまかなり盛り上がっている村上虹郎くん。
(C)2015 「さようなら」製作委員会

もう離婚してしまいましたけど、
しゃれおつ系個性派シンガー・UAとこれまたしゃれおつ系個性派俳優・村上淳という
しゃれおつ系個性派DNAしか出てこないに決まってるスーパーしゃれおつ遺伝子の
要チェック若手個性派俳優ですよ。
最近、ドコモのCMでもフレッシュな笑顔を見せてくれてますが、
このCMもすごいですよね。曲はONE OK ROCKですからね。ボーカルが森進一&森昌子の息子というこれまた超歌が上手いに決まってるスーパー遺伝子ですからね。
まあそれはまた置いておいて。
去年のちょうど今頃、中劇で上映した映画「忘れないと誓ったぼくがいた」で、
元ももクロの早見あかりさんとダブル主演だったのが村上虹郎くんその人でした。
それで中劇では注目株になっていたんです。
そもそもパパであるムラジュンが、前に舞台挨拶で中劇に来たこともあるので、
中劇スタッフ的にはひいきめではあるんですけどね。
え、ムラジュン
そりゃあ、めっちゃかっこよかったっすよ(≧▽≦)!!
息子である虹郎くんも、これからきっと、ムラジュンみたいな、浅野忠信みたいな、
面白い役者になっていくと思いますよ~☆
まだ十代ですからね、楽しみです♪
公式サイトhttp://sayonara-movie.com/



なんだか、映画紹介というよりも余談ばかりになってしまったような今回。
これじゃあアクセス数、増えるわけないですよねえ(-_-;)
ええ、妖怪ウォッチの終息とともに順調にアクセス数は減っております。
もちろん想定内。
まあ、いっか!
そもそも万人受けするようなネタなんて書けないですからね。
繁忙期以外は、マニアックな映画好きの方しか読んでないはずだし、ちょうどいいのかも(゚∀゚)
・・・なんて強がりを言ったところで、せつなくなるだけなのでこのへんにしますね。。。
でも、いよいよ来週からは午前十時の映画祭の新シリーズも始まるし、
個人的にかなり楽しみにしている「俳優 亀岡拓次」も公開♪
次もマニアック全開でいきますよ( `ー´)ノ
→懲りない。



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2016年3月18日金曜日

中劇・春のドキュメンタリー特集♪

こんにちは。
タイトルを見て、おっ、いいねえ♪と思った方、いらっしゃいますかね。
でも、いつもこのブログを読んでくれている奇特な方は、もうお気づきですよね?
そう、「〇〇特集」と言いながら、
実は中劇得意の「気が付いたらそうなってた、棚ボタ的な特集上映」なのでした(;・∀・)/
言わなくてもいいって?
いや、だって、いつも読んでくれてる方たちにはうっすらわかっちゃうじゃないですか。
ああ、いつものアレね。って。
だったら最初から言っちゃおう☆
偶然、決まったらそうなってました!
ドキュメンタリー映画月間!なんと3本行っちゃいます(゚∀゚)!!

まずは明日からの『デヴィッド・ボウイ・イズ』

このブログでも何回か触れていますが、いよいよ公開。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/02/blog-post_18.html
稀代のスーパースター「デヴィッド・ボウイ」
子供のころの写真(これ、見たい!さぞかしかわいらしい英国男子だったことでしょう♡)や貴重な映像を織りまぜながら、博物館で行われた大回顧展をめぐるドキュメンタリーです。
先日、たまたまテレビを見てたらデヴィッド・ボウイが出てきたんですが、
この方、ほんとスゴイですね!
1987年、ドイツがまだベルリンの壁で分断されていたころ、
西ドイツの壁の前でライブをやったそうなんです。
スピーカーをわざと東側の壁の向こうに向けて。
その実際の映像だったんですが、
それを聞いている大勢の東ドイツの若者たちの姿がすごく印象的。
それまで政府に対して文句も反抗も一切してこなかった彼らでしたが(怖かったですからね・・・)、
その場で、ベルリンの壁の向こうからのボウイの曲を聴きながら思うことがあったのでしょうね。
少しづつ、声が上がってきたのでした。
「ここから出せ!」
「もうたくさんだ!」
若いパワーが一気につながり、大きな暴動になってしまいました。
ボウイは、きっとそのためにやっていたんでしょう。
ベルリンの壁を挟んで、あの有名な曲「Let's dance」が大音量で響いていました。
そしてそこから2年後、急激に民主主義へと動いていった東ヨーロッパの波に押され、
ベルリンの壁は崩れて、東西ドイツは一つになりました。
あのボウイの歌声は、直接壁を崩したわけではないけれど、
若者の内なる力を目覚めさせるきっかけになったんだと思います。
すごい・・・・。
・・・・・って、この映像はテレビで私が見たやつなんで、
今回の映画で観られるわけではありませんからね(^-^;)
偶然タイムリーにそんな映像を見ちゃったもんで、
つい言いたくなっちゃったんです・・・まぎらわしくてゴメンナサイ。。。
まあそんなこんなでデヴィッド・ボウイです。
今、思い出したんですが、
そういえばデヴィッド・ボウイがモデルの映画「ベルベット・ゴールドマイン」のことをお話しするのを忘れていました。
この映画、確実にデヴィッド・ボウイがモデルなんですが(そもそもタイトルがボウイの曲名)、
これはいろいろあってボウイの曲を使うことをボウイ本人が認めず、
一曲も楽曲提供を受けられないまま製作された作品なのでした。
そんないわくつきの映画でしたが、面白かったですよ~(゚∀゚)
ユアン・マクレガークリスチャン・ベールジョナサン・リース・マイヤーズ
大好物の英国男子勢ぞろいですよ♡
興奮気味に2回もスクリーンで観ちゃいましたけどね☆
ボウイがバイセクシャルであるということは、
世代が違う私でも聞いたことがあるくらい有名な話ですが、
この映画はけっこうドギツイそのー・・・男性同士の・・・・そういう場面があったりして、
ところどころ「おっとー・・・( ゚Д゚)」「おおう・・・♡」「あらら・・・まあ!」
なんて感じになったりもしましたが、
なにしろ舞台が1970~80年代のロンドンですからね!
音楽はかっこいいしファッションもクールだし、映像がめちゃめちゃおしゃれでした。
この監督、トッド・ヘインズという方なんですが、
(ボブ・ディランの人生をいろんな俳優たちがちょっとづつ演じた「アイム・ノット・ゼア」もよかったですね!)
今月フォーラムさんで上映される「キャロル」という映画の監督なんですよ!
これ観たいんですよねえ!
受賞は逃しましたけど先日のアカデミー賞ではいくつもの部門でノミネートされてましたよね♪
絶対観なくちゃ(゚∀゚)!
・・・・って、デヴィッド・ボウイの話だったはずが、
いつの間にやら普通に他館の宣伝に(*_*)
まあそこはさらっと流しましょう。
そんなこんなで「デヴィッド・ボウイ・イズ」です。
先日、訃報を聞いてからなんとなく気にはなっていて、
ブログにもいろいろ書き始めたら気になりだしてたまらなくなり、どうしても観たくなってしまったので、明日にでも借りてきます。
「ベルベット・ゴールドマイン」に、「ラビリンス」
ドキュメンタリー観る前にどうしても観ておきたくなっちゃった。
「戦場のメリークリスマス」もいっちゃいましょうかね、追悼ってことで(・∀・)
公式サイトhttp://www.culture-ville.jp/#!david-bowie-is/c1mpr
フェイスブックhttps://www.facebook.com/davidbowieisScreening/


それから、同じく明日から公開
「シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人」

Faction Film (C) 2013

先日少しだけご紹介しましたが、こちらはアラナイ(90歳前後)おばあちゃん二人組の珍道中ドキュメンタリー。
大金持ちでもない、ビジネスマンでもないただのおばあちゃんたちが、
「わからないことを知りたい」だけで突っ走る快進撃です。
「経済成長って何?」
たしかに、知ってるつもりで(知ってるふりをして)私たちが何気なく過ごしているようなことの答えを、
純粋な疑問と圧倒的な行動力で確かめに行くその姿は、『普通に本気』なだけに面白い。
電動車いすでウォール街に乗り込むアラナイおばあちゃん二人を見ると、
自分のしょうもない悩みなんかどうでもよくなっちゃいます。
人生に遅すぎるなんてない!
ていうか、今やらなきゃ死んじゃうじゃない!
シュールだけど、本人が言ってるんだからウケますね。
春にピッタリな、元気が出るドキュメンタリーです♪
公式サイトhttp://www.shirley-hinda.com/


そして4月9日からの「ロイヤル・コンセルトヘボウ」
Around the World in 50 Concerts ©2014 Cobos Films & AVRO

これも前にちょっとだけお話ししましたね。
世界三大オーケストラの一つであるオランダの王立オーケストラ/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のワールドツアーに密着したドキュメンタリー。
というかオーケストラのロードムービー。
これがまた、アメリカやヨーロッパなんかのいわゆる先進国ばかりを回るのではなく、
アルゼンチン、南アフリカ、ロシアと、いわば極端な地方までくまなく回る、まさにワールドツアー。
最高峰のオーケストラが、世界中のあちこちで、
文化も境遇も違う人々と出会い、たくさんの宝物が生まれる。
私も子どものころは、
クラシック音楽なんてさっぱりわかんない!って思っていましたが、
なんででしょうね、大人になり、さらに今、
体も心も曲がり角を数回曲がって道に迷っているようなお年頃になってくると、
曲名とか作者とかなんでもいいのでクラシックが聴きたくなりました。
「子どもでもわかるクラシック」とか、
「のだめカンタービレ」のサントラとか、
あとKYON2先生のドラマ『少女に何が起こったか』とか映画『さびしんぼう』でハマって以来これだけはずっと好きで聴いているショパンのベスト
そのくらいですけど、よく家で聴いています。
落ち着きますよね。
生の演奏も、機会があれば行きたい。
なかなか行けないですけどね。
昔、後輩のUちゃんのオーケストラ公演に行ったことがあるんですが、すごく良かった!
ホールで聴くのはもう、ほんとに全然違いますよね!
生の演奏とまではいきませんが、
今回は劇場で、世界最高峰の演奏を楽しみましょう♪
あ、Uちゃん、お友達に宣伝お願いね(*´з`)/
公式サイトhttp://rco-movie.com/


さて、いよいよ春ですね♪
何度もそんなこと言ってますけど、今度こそ!本当に!とにかく!
春!でお願いします(>_<)!
まあ、私は卒業式が雪。
弟もなんと入学式が雪。
だったこともあるくらいの盛岡なので油断は禁物ですけど、
私は願望をこめてタイヤ交換に行くことにしました。
気持ちが大事。
と言いながら、例によってまだ冬物のダウンを着ている私です。
だって薄いコート出すの忘れてるんだもん!
家を出るときは秒単位で戦っているので、
「あ、そうだ、クローゼットから春物のコート出さないとね♪」
なんて余裕のある素敵女子のような振る舞いはできるはずもなく。
かといって今、思い出したから出しておこうなんて気もなく。
暑くて汗かいた、くらいになるまでまた黒いダウンを着続けることになるのでしょう。
雪が少なくてだいぶラクだった今年の盛岡ですが、
春の訪れはやっぱり嬉しいものですね!
私のようなものぐさじゃないはずのみなさんは、
春物のコートに着替えて、映画館に繰り出しましょうね(´▽`*)

余談ですが、『さびしんぼう』の話をしたら思いついたんですが、
私はこのごろ、広瀬すずちゃんを見ると必ず、
昔のそれこそ『さびしんぼう』のころの富田靖子さんが頭に浮かんできてしまいます。
だって似てませんか!?
はげ同(激しく同意)の方、求む!
かわいかったですよねえ(*´▽`*)
広瀬すずちゃんもかわいいですけどね。
ドラマ「怪盗山猫」の、無愛想でクールなすずちゃんもいいですけど、
映画『ちはやふる』の千早役はピッタリだなあと思いました!
原作、大好きなんで☆
ああ、『ちはやふる』も観に行かないと♪忙しい忙しい!
・・・・って、また他館・・・(-_-;)



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2016年3月11日金曜日

インサイダーズ&いろいろ春のおしらせ☆

こんにちは。
さっそくですが、
「東京物語」、観ました。
©1953松竹株式会社

スクリーンで初めて。
良かったですねえ!
戦後間もなくのお話しでしたが、
家族のリアルな姿は今も同じなんだなあと思いました。
杉村春子さんのキビシイ娘役は、なんだかふだんの自分を見ているようで苦笑いでした。。。
お父さん、いつも厳しくしてゴメンね(>_<)
「ええ!もう帰ってきたの!?」とか、
「全く・・・だったら早く言ってよね!」とか・・・・
劇中の杉村春子さんとおんなじセリフ、しょっちゅう言ってる気がします(*_*)
そして、香川京子さんもかわいかったですが(映画祭で中劇に来ていただいたこともあります♪)、
原節子さんは、ほんとに凛とした美しさに圧倒されました。
にこやかでスマートな働く女性を演じていましたが、
号泣シーンで見せた、それまで抑えてきたいろんな感情が溢れる演技は、
こちらも胸が苦しくなるくらいでした。
尾道の景色といい(私は大林宣彦監督作品で尾道の虜になり、ロケ地巡り旅で行きました。良かったですよ~!また行きたいなあ・・・)、
戦後日本の普通の人たちの暮らしぶりといい、
なぜだか自分が映画のなかに生きているような感覚になり、
大きな事件が起きるわけでもなくどこにでもある家族の風景が描かれるだけのストーリーで、
2時間以上あったのに全然感じないくらい引きこまれて観ていました。
これが小津安二郎ワールド!?
もちろん、私が昔観たのはビデオで、
しかもかなり若いころだったので仕方ない部分もあるのでしょうけど、
ここまで良かったとは、当時は全然思ってませんでした。
やっぱりスクリーンで観ないと真髄には到達できないってわけですね!
それなりに歳も重ねて、何しろ当時の原節子さんよりも歳が上になってしまった現在の私。
今、感情移入できないわけがないですね(-_-;)
ていうかすっかり原節子さんのつもりで観てました(・∀・)
あんな立派な嫁には到底なれそうにもありませんけど。
・・・・って語ったところで上映はあと1週間!
まだ観てない方は急いで!!
公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2015/cinema/520.html

そして今週末はイ・ビョンホン先生新作第二弾公開です。
「インサイダーズ 内部者たち」
(C) 2015 SHOWBOX AND INSIDE MEN, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

ビョンホン氏については少し前に「メモリーズ」で語りましたが、
(http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/01/in.html)
すっかり大御所感の漂うスター俳優になりました。
今作は復讐と一発逆転を企てるロン毛のワイルドなチンピラを演じ、
公開以来次々と韓国映画の記録を塗り替え、
自身最大のヒット作だった「王になった男」の数字を超えるヒットとなり、
現在も記録を伸ばし続けている話題作。
財閥と政治家が癒着する巨大な腐敗権力を巡り、
<策士・検事・チンピラ>三人の男たちが仕掛ける命をかけた騙し合いを描いた痛快サスペンスアクション。
こちら、原作は韓国の人気漫画だそうで。
最近、韓国も漫画やアニメが強くなってきているみたいですね。
韓国は、映画もそうなんですがそういったエンタメ業界に国がお金をかけているので、
どんどん進化がすすむんですよね。
世界に誇る日本のアニメも、実は今では細かい作業を中国や韓国のアニメーターや会社に頼んでいたりするので、
日本ものんびりしてたらすっかりお株を奪われてしまうかも。
そしてこちら、なんと全国公開と同時で東北での上映は中劇のみ\(◎o◎)/!
こんなこともあるんですねえ♪
韓流映画は特に、全国公開と同時じゃないとダメなんですよ。
ファンのみなさん、全国公開の初日に地元での上映がないとわかると、
迷わず東京とか平気で行っちゃいますからね(-_-;)
チャン・グンソクさんのファンミーティングの中継や主演映画の上映のときにファンの方たちから聞いたので間違いない。
そういえば先日、ビョン様がこの映画のキャンペーンも兼ねてファンミーティング?で来日していたというのをテレビで見ました。
韓流スターはさすがですね、歌あり、トークあり、最後はお客さん全員(2000人以上!)と握手ですよ。
一人ひとり目を見て丁寧に、両手で握手!
選抜メンバーを選ぶ総選挙があるわけでもないのにね!
うちの母は、「韓流スターはそんなの当たり前!」って言ってましたけど。
それにしてもすごいなあ・・・。
そしてこの映画は、またキャンペーンがスゴイ( ゚Д゚)!
劇場鑑賞券3枚を送ると、全員に非売品スペシャルDVDをプレゼント。
・・・つまり、3回観ろってことなんですけどね。
がんばって観ましょうか♪
ビョン様は熱狂的ファンが多いから大丈夫。
そういえば先日、「メモリーズ」の上映の時に観に来たシニアの女性が、
耳も遠く足もお悪いようで、なんだかしんどそうに眉間にシワも寄ってるし歩くのも大変そうだなあと思って見ていたら、
映画が終わったあと頬を赤く染めて真っすぐに私のところへ来て、
「インサイダーズもやるのね!?ありがとう!本当にうれしい!」
と言ってくれたんです。
「もう、大好きでねえ!新しいのがこんなにすぐ2本も観られるなんて!」
ってかなりの興奮で。
その顔の、劇場に入ってきたときとの表情の違いといったらもうねえ、ほんとに恋する女学生ですよ。
しかも遠くから電車で来てくださったとのこと。
ああ、こういうパワーがあるんだなと、実感したひとときでした。
さすがです。
シニア女性の潜在エネルギーというのは計り知れない威力がありますからね、
そういうのをどんどん引きだして、経済を、日本を回していってもらいたいですね。
・・・・私もなかなかだって?
やだなあ!私のミーハー度は彼女らに言わせればまだまだ赤子ですよ。
そのうち追いつきそうではありますが(・∀・)
そんなこんなで、「インサイダーズ」は本日公開デス♪
公式サイトhttp://inside-men.com/

さあそして春の作品、まだ紹介できてなかったものがありました。
シニアが元気なのはもちろん世界共通!
パワフルなアラナイ(90歳前後)おばあちゃん二人組の真面目な珍道中ドキュメンタリー
「シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人
Faction Film (C) 2013

思いついたら即行動、90歳のマイケル・ムーアか?それとも電波少年?
予告見ただけでプッと笑えますよ♪
公式サイトhttp://www.shirley-hinda.com/

それから、え、何これ、朱美ちゃん(日本エレキテル連合)?
それともマツコロイド?
じゃなくてロボット研究の世界的な第一人者である石黒浩氏が手掛けた本物のアンドロイドを使った平田オリザ氏の演劇プロジェクトの映画化「さようなら」
(C)2015 「さようなら」製作委員会

平田オリザさんといえば、去年のももクロの映画「幕があがる」も、この方の作品でしたね!
なにげに中劇、ご縁があるかも♪
そしてあら、キャストを見たら今、日本映画に欠かせない名バイプレイヤーになりつつある、青森県出身・新井浩文くんに、
離婚しちゃったけどいまだに伝説のしゃれおつ(元)夫婦UAと村上淳の血を引く、これから要チェックのしゃれおつ系若手俳優・村上虹郎くんまで出てるじゃないすか(゚∀゚)/
ちょっと気になりますねえ☆
公式サイトhttp://sayonara-movie.com/

そして、あれ?これこないだフォーラムさんで上映してなかった?
「俳優 亀岡拓次」
(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会

フォーラムさんで1週間しか上映できなかったそうなんですよ。
それで配給会社さんから、もう少し盛岡でやりたいなって話がきたので、
「じゃあやりましょう(観たいから)」(≧▽≦)ってことで。
これも一種の大人の事情、てわけなんですが、
まあ別によくあることだし(こういうのを業界用語で“ムーブオーバー”って言うんですよ~どこかの劇場で上映が終わった作品を、別の劇場が続けて上映すること。)、
全然ヤバイ話じゃないので、普通に説明しちゃいましたけど。
安田顕さんが主演!で、大好きな麻生久美子さんが出てて、
「ウルトラミラクルラブストーリー」横浜聡子監督最新作!
(この監督の作品は癖がスゴイ!ですけどね、なんかやめられなくなるんです。)
もう絶対観たいに決まってるじゃないですか!
そうです、私もフォーラムさんでは見逃したんです。
1週間じゃ観れないよお(;´Д`)!
だからこのお話が決まった時には、普通に「ラッキー♡」って。
あ、そしてここにも新井浩文くんが(・∀・)/
公式サイトhttp://kametaku.com/

他にも、前に少しお話しした「ロイヤル・コンセルトヘボウ」や、
「デヴィッド・ボウイ・イズ」もありますし、
(http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/02/blog-post_18.html)
いろいろバラエティに富んだラインナップの春の中劇でした。
・・・・地味?それでもやっぱりどうしても地味?
いいんですよ!
「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」の間に、地味でもちょっとイイ感じのミニシアター系作品を入れとかないとね。
夏には「ポケモン」が待ってますからね。
中劇でもコンスタントにいいのやってるよ!っていうひそかなアピールです(*´з`)
・・・って、ひそかじゃダメか。。。
とりあえず、映画好きのみなさま、
「暇だな~・・・なんか映画でも観よっかな~」
なんてときには、中劇のスケジュールも忘れずにチェックしてくださいね!
思わぬめっけもんがあるかもしれませんよ(゚∀゚)♪



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2016年3月4日金曜日

午前十時の映画祭 新シリーズ作品決定♪

こんにちは。
前回、「春休みの空気」なんて言ってた私ですが。
さすが盛岡ですねえ!
そう簡単に春にはしてもらえなかったですねえ(^-^;)
雪!大雪!
朝起きて顔面蒼白。
せめて夜のうちに、「明日起きたら積もってそうな気配」がする程度に降っててくれれば心の準備ができるんですけどね。
普通ーに起きたらスゴイことになってました。
今から雪かき・・・・・・・間に合わん( ゚Д゚)!!ていう。
それでもやんないと家から出られないのでやりました。
汗だくで雪かきをしながら口づさむのは、
新沼謙治「津軽恋女」(♪降りつもるー雪雪雪また雪よ~)
そして吉幾三「雪国」(♪好きよ~あなた~今でも~今でも~)
のヘビロテでした。かなりノリノリで。
・・・・・歳がバレますね(*_*)

さて前回少しお話しましたが、「午前十時の映画祭」新シリーズが決定しました!
今回からは名称が少し変わります。
「午前十時の映画祭7」
今までは「新・午前十時の~」とかちょっとわかりづらかったんですよね。
次シーズンで7回目(7年目)だったんですね!
こちらの都合で1年だけ上映できなかった年があり、
お客様たちをかなりガッカリさせてしまったこともあったんですが、
その年以外はなんとか上映を続けてきた中劇です。
この時期になると、不安に駆られたお客さんたちが私たちに聞きに来ます。
「次もやるよね?」
やります!
やりますよー!
ずっとやりますのでご安心ください(´▽`*)/
毎回、このチラシを初めて見るときワクワクします。
今回もなかなかですよ~(≧▽≦)!!

このチラシには、上映作品すべてのスケジュールが載っていますので、
ぜひ手に入れてスケジュール調整に役立ててくださいね!

今回も、一発目から飛ばします。
ロバート・デ・ニーロ&メリル・ストリープ「恋におちて」
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出ました!
これ、高校生のころ、友達の家で何人かでビデオで観たんですけど、
これ絶対、大人になってからちゃんと観ようと思ってたんです!
そもそも高校生が友達と、ひとんちで観るものじゃありませんよね(-_-;)
そこの家のお母さんもいたので、まあー気まずいったら!
というわけで、今回、スクリーンでちゃんと観させていただきます。
それからメリル・ストリープ先生は少し先になりますが「愛と哀しみの果て」もあるんです。
これも大人になった今、じっくり観たい作品です。
ロバート・レッドフォードはまあ~とにかくかっこいいしね!
ていうかもしかして私、この映画のころのメリル・ストリープの歳を越えているかも( ゚Д゚)!!
・・・・・たぶんかなりの感情移入ができることと思うので楽しみです♪

それから次はなんとオードリー・ヘプバーン「ティファニーで朝食を」
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マジかーーー!!ヤッターーー!!!
しかも、5月には「マイ・フェア・レディ」も☆
嬉しい・・・・♡
このあたり、私はビデオでしか観れていないので、ほんとに嬉しい♪
やっぱりオードリーはスクリーンで観たいです!

そのほかにも、午前十時の映画祭初登場作品スゴイです。
私も大好きでDVDまで買っちゃった「ロシュフォールの恋人たち」に、
©Ciné -Tamaris

少し前に「イーサン・ホークの回」http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/11/blog-post.htmlで語った
「いまを生きる」
©Touchstone Pictures

黒澤明作品はなんと二本!
「生きる」、そして「七人の侍」!!
©1952東宝
©1954東宝

やりました!!
黒澤明作品も、今なかなかスクリーンでは観られない!
「七人の侍」は特に!
いろんな大人の事情で!
でも、やってくれました午前十時の映画祭!
さすがです。
これも嬉しい。かなり嬉しい。
私は幸運にもスクリーンで観たことがあるんですが、
「七人の侍」はやっぱりスクリーンです。
観たことがないって人は絶対。
そしてビデオやDVDでは観たことがあるって人も絶対。
スクリーンで観てほしい作品です。

それから、今、中劇で上映中のジャッキー・チェン主演「ドラゴンブレイド」にも出てる
エイドリアン・ブロディ(大好きです♪)がアカデミー最優秀主演男優賞を受賞した
「戦場のピアニスト」
© 2002 STUDIOCANAL – HERITAGE FILMS – STUDIO BABELSBERG –RUN TEAM Ltd 

中国の田舎が舞台の素朴であたたかい映画二作品
「山の郵便配達」
©TOHO-TOWA

「初恋の来た道」
©2000 COLUMBIA PICTURES FILM PRODUCTION ASIA LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

どちらも泣けるー!
「初恋のきた道」チャン・ツイイーがかわいすぎてリアリティが消えそうになるんですけど、
モコモコの綿入れはんてんとモンペを着て走っててバタッと転ぶ姿とか、
女子から見てもかなり心をつかまれました。
彼女も今では中国の大女優。先日、女の子を出産してママになったそうです♪
中国を代表するセレブ女優がモンペで畑を猛ダッシュする姿はレアですよ。
他にも、「アマデウス」とか「追憶」とか、
©2009 The Saul Zaentz Company. Package Design©2009 The Saul Zaentz Company and Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. 

©1973 RASTAR PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

それからなんと、夏休みには特別企画で
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ3作を一挙上映!
© 1985 UNIVERSAL CITY STUDIOS, Inc. All Rights Reserved. 

これはまた素敵な企画♪
私も、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」LOVEのスタッフTさんも大喜び♡
今も全然古くない!子供たちにも観てほしい、80年代ハリウッド映画の名作です。

まだまだあるんですけど、書ききれない!
いやあ~・・・とにかく楽しみですね!
私は、午前十時を観るために今年も、休みの日にも朝10時に会社に来なくちゃいけなくなりました(・∀・)
午前十時~のときは、ロビーで映画談義をされている先輩方もよく見かけます。
たまに私も入ってしまいますが。
そういうときに、「映画っていいなあ・・・」って思います。
若いころドキドキしながら観たんだよ、っていう楽しそうなおじさまたち。
ちょくちょく一緒に来てくださる仲良さげなご夫婦。
いつも一人で来るのに、たまに嬉しそうにお孫さんと観にくるおばさま。
それに、毎回二人で観に来ていた学生さんが、最近来ないなあと思っていたら卒業していたらしく、お正月に帰省したときに久しぶりにやっぱりいつものお友達と一緒に観に来てくれたとき。
しみじみ思います。
「映画って、いいよね♪」

そしてそんな映画マニアの映画好きの基本は、子どものころに観たアニメです。
東映マンガ祭りアルプスの少女ハイジキャンディキャンディ、そしてドラえもん
民法のテレビ局が2局しかなかった盛岡の娯楽は、やっぱり映画なしには語れませんよね。
子どものころのアニメが、私のような映画オタクを育てました。
今も、心の支えが映画だったりします。
悲しいことがあったときも、
もう死んでしまいたいくらいにつらいときも、
「来月、あの映画観てからじゃないと死ねない」
「あの映画の続編、来年公開だったな。それは観ないと」
みたいなね。そうやって生きてきたんです。
だから、子どもが観たいという映画は、なるべくちゃんとスクリーンで観せてあげたいと思いますよね。
観せてあげましょう!
明日(3月5日)公開「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」

これは1989年に公開した「ドラえもん のび太の日本誕生」のリメイクです。
こういうのも、自分が子どものころ観たものを子どもと一緒に観たりとかできて楽しいですよね。
ドラえもんにポケモン、クレヨンしんちゃんに妖怪ウォッチ。
実はみんな、ちゃんと大人も楽しめるように作ってあるんです。
子どもも、きっとお父さんやお母さんと一緒に観るのが楽しいはずです。
あの映画、昔家族で観たなあ・・・なんていう思い出も、素敵ですよ。
私は、全てが映画館通りの思い出です。
ドラえもんを観に行ってめちゃくちゃ混んでて劇場内で迷子になったこととか、
幼稚園児なのに百恵ちゃんの映画に連れて行かれて寝ちゃったこととか、
叔母さんが映画に連れてってくれると必ずミスタードーナツでドーナツが食べれるのが嬉しかったこととか、
いろんな思い出がありますよ。
中学のころ、夏休みに部活をサボって一日中東映で映画を観ていたこととか(3本立てとかやってたんですよねえ。映画好きにはたまりません!)、
中劇に3回も「スタンド・バイ・ミー」を観に来ておじさんに「おっ、また来たな」と言われたこととかは置いておきましょうか(*_*)
とりあえず、「映画館通り最高(´▽`*)/」ってことで。



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