2022年3月23日水曜日

必見「ベルファスト」&賞レースについてのつれづれ

こんにちは。
春なので、各国の映画賞レースも盛り上がってきたところですね。
「ドライブ・マイ・カー」が圧勝だった日本アカデミー賞
わかる、わかるよ!
観る前は、「179分(゚д゚)!?無理!絶対寝る!」という強い予感があったんですけど、
全然寝なかった!(→これは私の中では大きな基準。)
ドラマティックな展開ではないのに、全く飽きずに最後までスクリーンに惹きつけられたままでした。
どことなくヨーロッパの香りのする作品でしたね。
超感動!とか号泣!とかではないけど不思議な余韻のある映画。
今月末に発表される米アカデミー賞でも日本映画史上初となる作品賞をはじめ4部門でノミネートされていますね。
カンヌやゴールデングローブ賞、全米批評家協会賞などでも話題をさらい、
先日、発表になった英国アカデミー賞でも「非英語作品賞」を受賞していました。
こうして日本映画が世界の舞台で注目を集め話題になるのは嬉しいこと。
これを機に日本映画がどんどん世界に出て、たくさんの人に注目され、世界中で当たり前に観られるようになるといいなと思います。

さて、そして今回、気合を入れてご紹介しようとしているのは、
中劇ではめったにない、『ドキドキで米アカデミー賞の発表を待つ』という嬉しい状況になっている作品です。
去年の「ミッドナイトスワン」日本アカデミー賞作品賞受賞からの素晴らしい流れ!
米アカデミー賞作品賞をはじめ7部門にノミネートされ、中劇が激推し中のこちら。
「ベルファスト」
© 2021 Focus Features, LLC.
各国、さまざまな賞レースまっただなかの現在、
この「ベルファスト」は、
トロント国際映画祭観客賞(最高賞)や、
英国アカデミー賞英国作品賞など次々に受賞のニュースが入ってきていて、
さらに3月27日(現地時間)に発表&授賞式が開催される米アカデミー賞には、
作品賞・監督賞・助演女優賞・助演男優賞・脚本賞・主題歌賞・音響賞
の7部門ノミネート!
これは素晴らしい!!
ライバルとしては、やっぱり強そうなジェーン・カンピオン「パワー・オブ・ザ・ドッグ」(なにしろベネ様が主演ですからね!)や、
日本映画としての快挙も期待したいところの「ドライブ・マイ・カー」なんかもあるので、個人的にもなかなか複雑な気分で発表を待つことになりそうですが、
今まさに世界中が胸を痛めているロシアとウクライナの戦争ともつながる、
家族や故郷を想う力強いこの「ベルファスト」みたいな映画が作品賞を獲ってくれると、
きっとあちこちに良い影響があるんじゃないかなと、思ったりもします。
物語は1969年、アイルランド島の北に位置するベルファスト
アイルランドは、古くからカトリックとプロテスタントの対立で争いを繰り返してきた国。
19世紀、イギリスがアイルランドを併合したあともアイルランド側が独立を求めたため戦争を続け、
20世紀に入り、やっとイギリスとアイルランドが条約を締結して、
プロテスタントが多数派だったアイルランド島北部6州が「北アイルランド」としてイギリス領に残り、
島の残りは「アイルランド自由国」として自治を獲得して実質的な独立を果たした。
と、かなりざっくりとでもこのくらい複雑な歴史のある国。
ですが、その後も正式な独立を求める内戦や、宗教的な対立は続き、
今度は1960年代、北アイルランドの中でカトリックに対する差別撤廃を求める運動が活発化し、カトリックとプロテスタントの対立が激化していった。
というわけなんですね。
そして1960年、まさにその北アイルランド最大の街ベルファストに生まれたのが、
現在、イギリスを代表する俳優であり映画監督でもあるケネス・ブラナー
この方、ロンドンの王立演劇学校を首席で卒業、ロイヤルシェイクスピアカンパニーで活躍したゴリゴリの舞台俳優なんですがそれだけではとどまらず、
自身で劇団を設立していくつもの舞台を上演したり、
1989年には「ヘンリー5世」で映画初監督&初主演、
その作品で29歳でアカデミー監督賞主演男優賞にノミネートされたという超エリート。
しかもアカデミー賞ではこれまでに一人で5部門にノミネートされたことがある唯一の人物。
その後も監督としても俳優としても数多くの作品に携わり精力的に活動を続けていますが、
最近のわかりやすい作品だと「マイティ・ソー」を監督したり、
「ハリー・ポッター」ではインチキ魔法使いのロックハート先生を演じたり、
監督した実写版「シンデレラ」や監督・製作・主演の「オリエント急行殺人事件」は大ヒット、現在も「ナイル殺人事件」が上映中ですね。
もう、イギリスでもハリウッドでも大活躍!
私も、あらためてケネス・ブラナーの過去作品のリストを見てみたらわりとたくさん観ていて、
初期の「から騒ぎ」「ピーターズフレンズ」「ハムレット」「ヴァージン・フライト」などもちゃんとスクリーンで観ていました。
今、久しぶりに思い出しましたが、どれも面白かったなあ・・・・。
「ハムレット」なんか4時間あったんですけどね!全然飽きずに観ました。
なんか・・・・・・なにげにすごい人だったんだ・・・・(*_*;)
そのケネス・ブラナーが自身の幼少期を投影し、
激動の時代に翻弄される故郷や家族の姿を9歳の少年の目線で描いたのがこの「ベルファスト」。
© 2021 Focus Features, LLC.
家族や友達に囲まれ、たくさんの笑顔と愛に包まれて暮らす9歳の少年・バディの日常は、
ある日の午後、それまで聞いたことのない音とともにやってきた暴徒の姿と共に一瞬で悪夢に変わってしまう。
1969年、ベルファストのプロテスタント地区に住むカトリック教徒を襲う大規模な暴動が
起き、
ケネス・ブラナー自身が「スローモーションのように世界がひっくり返る瞬間を見た」と語るように、
住民がみな顔なじみでまるで一つの家族のようだったベルファストの街は、
この日を境に分断され、バディの世界は永遠に変わってしまうことに。
アイルランドは古くから宗教的な対立で戦争を繰り返してきた国で、
その歴史を知っていれば「なるほど」と思うことは多いし、
それを知ってから映画を観れば理解はたしかに深まるんですが、
もしも「そういう歴史には興味がない」「難しそう」とチラッとでも思う方がいるのであれば、それはそれで全然問題ないし、
なんなら歴史とかそんな知識なんか入れずに単純に一つの家族の物語として観てもらいたい。
だって主人公が9歳の少年で、その瞳に映る大好きな家族と大好きな街を描いた、
ごくごくシンプルなお話だから。
子どもの目には、宗教も派閥も、政治も、歴史も、まったく関係ないですもんね。
顔見知りの人たちが急に怖い顔をして対立を始め、
いつもの街並みにはバリケードが、
そして徐々に暴動は拡大していき、バディの家族にも決断の時が。。。
1960年代の映画や音楽に彩られた、モノクロでノスタルジックな映像の中では、
あくまで背景としての〝北アイルランド紛争”を子供の目線で見つめながら、
学校で月着陸を習ったり、ちっちゃな恋に目覚めたり、
家族で映画を観に行ったり、パパとママがダンスをしたり、
おじいちゃんやおばあちゃんとの穏やかな時間があったりして、
非日常のなかの日常が丁寧にすくいとられていて胸がしめつけられます。
© 2021 Focus Features, LLC.
余計な説明は一切なく、セリフすらそれほど多くはなくて、
ごくごくシンプルに、
簡潔でスピーディにテンポよく進むストーリー。
むしろそれが「子供の時間は一瞬」であることを切実にこちらに伝えてくるのです。
ケネス・ブラナー本人が、家族とともに故郷ベルファストを離れたのはまさに9歳。
無邪気さを失い大人へと成長していく、誰もが経験する転換期を、
あまりにも突然、激しすぎる状況で迎えることになる少年の、
その幸せだった故郷での日々が一瞬だったことを物語ります。
血なまぐさい戦争映画ではまったくないのに、
「日常と隣り合わせの分断」がかえって戦争の辛さを浮き彫りにするんですよね。
あっという間の98分。
最後は胸いっぱいで号泣でした。
でも、哀しい涙じゃない。
爽やかな、希望あふれる泣き笑い。
主人公バディを演じるのは、これが映画デビューとなる北アイルランド出身のジュード・ヒルくん。
やんちゃで茶目っ気たっぷりの笑顔が魅力的!
そんな彼を、大きな愛とたくさんの笑顔で包み込む家族たちがまた素敵(´ー`)
綺麗で気が強く、どっしりと家族を支えるでっかい笑顔がチャーミングな〝オカン”といった感じのカトリーナ・バルフも、
ちょっとダメだけどひたすら家族を愛する父親ジェイミー・ドーナン(とにかくイケメンすぎて、ちょっとダメなくらいは許容範囲!)も、
ユーモアあふれる優しいおじいちゃんキアラン・ハインズも、
みーーーーーんな北アイルランド出身の俳優!
そして『007』シリーズのM役や、エリザベス女王・ヴィクトリア女王などを演じアカデミー賞7回ノミネートのオーラを完全に消して〝小さな街のおばあちゃん”を演じたジュディ・デンチ(この方もお母様がアイルランド人!)が、最後にさすが!
このおじいちゃんとおばあちゃんが、アカデミー賞の助演男優賞・助演女優賞に二人そろってノミネート!!
最高の夫婦です。
© 2021 Focus Features, LLC.
「本物からしか生まれてこないものがある」と、
コロナ禍でロックダウン中に脚本を書き始め、
故郷への愛や郷愁を、ベルファストを離れて50年たちやっと映画にすることができたケネス・ブラナー(製作・脚本・監督)と、
アイルランドにルーツを持つ実力派俳優たちの競演は、
圧倒的なリアリティを持つまさに〝本物”
オープニングを飾る超クールな曲「Down to Joy」(アカデミー賞主題歌賞にノミネート)はこれまたベルファスト出身のヴァン・モリソン
もうこの曲がかかった瞬間、ワクワクで鳥肌が立った私だったんですがそれはなぜかというと、
映画ヲタクに「好きな映画は?」と聞くほど野暮なことはないと心から思っている私が、
この映画ヲタクとしての人生のなかであえて好きな映画を挙げるとしたら必ず上位に入る作品にマイケル・ウィンターボトム監督(発表する作品がことごとく映画賞を賑わせたり物議を醸したりするイギリス人監督。私はこの方はほんとに天才だと思います)の「ウェルカム・トゥ・サラエボ」という作品がありまして、
その映画のオープニングがやはりヴァン・モリソンの曲「The way young lovers do」だったんですが、
この映画がまたほんとにすごい映画だったのと同時に、
そのオープニングの曲と映像に心を鷲掴みにされた衝撃がいまだに忘れられなくて。
オープニングのヴァン・モリソンの声で、
その時の衝撃と、今回の「ベルファスト」がパチン!と繋がった感じがしたのです。
この映画「ウェルカム・トゥ・サラエボ」は、タイトルでだいたいわかると思いますが、
第二次世界大戦後で最悪の民族紛争といわれる「ボスニア紛争」(その中心がサラエボだった)をテーマとした作品で、
こちらもまた「ベルファスト」と同様、背景に戦争を置きながらも希望に満ちた力強い人間ドラマだったんですが、
私はこれを観たとき大きな衝撃と深い感動で終わったあとしばらく席を立てませんでした。
この映画が公開された当時は、まだボスニア紛争のまっただなか。
世界中の映画関係者やクリエーターたちも胸を痛め、
それをテーマとしたたくさんの素晴らしい映画が発表されたころでもありました。
ほかにも「アンダーグラウンド」「ビフォア・ザ・レイン」など、
若くて知識もあまりなかった私が激しく心を揺さぶられ映画館で号泣した映画たちはみな、ユーゴスラビアやボスニアの紛争をテーマにした映画でした。
なかでも大・大・大好きなのがこの「ウェルカム・トゥ・サラエボ」と、
もう一本、「ビューティフル・ピープル」
好きすぎて、DVDもサントラCD(イギリス映画のサントラはほんとに最高!)も持ってます!
この二本はほんとに素晴らしい映画!
超ーーーーーおすすめです!!
イギリス映画はみんな好きなんですけど、
どちらも、印象的な音楽の使い方とシンプルな切り口の人間ドラマのなかにさりげなく、でもくっきりと戦争を浮かびあがらせるイギリス映画でした。
深い・・・・!!!
・・・・・・・やっぱりイギリス映画、好きだなあ・・・・・!!!
ここに、「ベルファスト」も入ることが決定しました。
で?なんだっけ(;'∀')?
そう、ヴァン・モリソンからの脱線でしたね!
偶然か必然か、静かに暮らしていた普通の人々の日常をぶち壊してしまった民族や宗教の対立による紛争を背景にした二つのイギリス映画(「ウェルカム・トゥ・サラエボ」「ベルファスト」)のオープニングをガツンと飾る曲を歌うヴァン・モリソン
そのソウルフルな歌声がいつまでも胸に残ります。
あぁ・・・・「ベルファスト」、絶対にもう一回観る(>_<)!!!
そしてすぐに帰宅して「ウェルカム・トゥ・サラエボ」「ビューティフル・ピープル」を観るのだ!!(→何かに引っかかると関連したものをすぐに摂取したくなるヲタク気質。)
イギリス映画、万歳!!
それからもう一つ、ヲタク気質からの余談をお許しください。
この「ベルファスト」を観終わったあと、
深い余韻と共に思い出した映画が二つ。
言わずと知れたスピルバーグ「太陽の帝国」(13歳のクリスチャン・ベールがイケメンすぎて3回観に行きました)と、
1997年の中国映画「太陽の少年」『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』ドニー・イェン師匠とともに出演したチアン・ウェンが監督した、文化大革命下の北京に生きる少年のひと夏の物語)。
どちらも少年の目線から見た、戦争や激動の時代に翻弄されて変わりゆく街や人々の姿を描いた作品
戦争や国のゴタゴタの中にも、人々の暮らしや日常が必ずあること。
子どもにできることなんてなんにもないけど、
ただ目の前にある現実のなかで見えるものがきっとあること。
そんなことを、戦争も民族紛争も共産主義下の暮らしも全く知らない私に少年の目線でシンプルに教えてくれた作品たちです。
歴史も、宗教も、政治だってどうでもよくて、
そういうものに常に振り回され日常を狂わされてきた人々、
家族や友達を奪われてしまう人たち。
難しいこと抜きで子供の目線でシンプルに、
だからこそかえってはっきりと強く伝わるメッセージがあると私は思います。
そういう、時代も歴史も環境も関係なくその時その時の子供の目に映るものが一番大切で、真実なんじゃないかなと。
私はそういう映画が好きだなあ・・・・・とあらためて思った「ベルファスト」でした。
・・・・大変!
「太陽の帝国」と「太陽の少年」も観たくなってきた( ゚Д゚)!!!
(→寝不足の日々は続く・・・・)
© 2021 Focus Features, LLC.
移り行く時代と、変わりゆく故郷、
そしてそんな過酷な状況のなかでも変わることのない家族の絆や人間の気高さ、生命力、
どんなときも前を向いて歩いて行く力強さを、
大きな愛とユーモアでまっすぐに描いた、
故郷を想い、家族を想う人間賛歌。
絶対に、絶対に、映画館で観てください。
公式サイトhttps://belfast-movie.com/


さて、いよいよ米アカデミー賞の発表が1週間後に迫ってきました。
緊張するーーーーーー(>_<)!!!
そして実はそのあとも私はまだまだドキドキが続きます。
2年ぶりに開催される香港金像奨(香港のアカデミー賞)が気になって気になって!(そっちかい!)
なんと、去年の金像奨はコロナで中止だったため開催が2年ぶりなので、2年分の作品で賞を決めるって!
「なんでやねん(゚Д゚)!!」と怒り心頭な私。
そんなん、授賞式を中止したって、その年の賞はその年の賞で決めたらよかったじゃん!
・・・・て、思いません!?
なぜこんなに怒ってるのかというと、
勘の良いみなさんはもうお気付きですね。
そう、私の生涯で一番愛した元彼ニコラス・ツェーです。(しつこい)
先月上映した「レイジング・ファイア」
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
はい、かっこいいーーーーーーー(*‘∀‘)!!
もう何時間でも眺めてられるね!
→映画は終わってます)
これは興行的にも大成功をおさめた作品なので、
文句なしに絶対に今年度の金像奨では、
作品賞だけでなく主演男優賞ドニー師匠)、助演男優賞ニコラス)、ほかにもガンガンノミネートされてがっつり受賞するつもりだったのに(私が勝手に、です)!!!
なのに!
なんと今回に限り2020年度の作品も含めて2年分の映画のなかから決めるというので衝撃。
なんじゃ、そりゃあああっ(゚Д゚)!!!と、なったわけです。
・・・・とはいえ「レイジング・ファイア」
作品賞監督賞(故ベニー・チャン!)はじめ8部門ノミネートされました。
そのなかで、うちのニコラス「最優秀主題歌賞」にノミネートされてます。
ていうか助演も獲れたよー(>_<)ほんとはさー!
だって死ぬほどカッコよかったじゃーん!!
(→〝カッコよかった”がノミネートの理由になるかは不明。)
主題歌だけは絶対に最優秀、獲ってほしい!
ていうか獲ります!
それと主演男優賞に、ニコラスのお父様がノミネートされてるのも気になるところ!
親子で受賞式、なんてかっこよすぎ!
ちなみにニコラスも、過去に最優秀主演男優賞最優秀助演男優賞も受賞してますからね!
ただの二世イケメン俳優なんかじゃないんだからねー!!(誰に言ってる?)
と、いうわけで、その主題歌賞にノミネートされてる「レイジング・ファイア」の主題歌のMV(ニコラスが作曲&歌唱)がこちら。
めちゃくちゃカッコいいのに、どこかしらトンチキな感じが最高にエモいMVです。
ドニー師匠が立ったまま(!)で弾いてるピアノの上でニコラスがギターかき鳴らしちゃってますからね(!?)(→熱く語ってますが映画は終わってますよー)
ちょっと!その高そうなスタインウェイのグランドピアノに立っちゃダメでしょ( ゚Д゚)!
てかドニー師匠!あなたもやはり根っからの香港スターだね(゚д゚;)!
っていう面白さ。
超絶トンチキな世界観に、超ー本気で取り組んでる大スター2人が神々しくて(´ー`)
ガチで全身で本気でエンタメに徹するこの感じ!
日本ではすっかり消えてしまった、とにかくスター主導のエンタメ観が、
私はやっぱり大好きなんですよねえ。。。
これぞ香港映画イズム!!
しかも、「レイジング・ファイア」の映像がちょいちょい入るのが最高!(何度も言いますが映画は終わってます。そしてブルーレイが6月に出ますんで予約しました。)
そしていつの間にか口ずさんでいるテレサ・テン(古い)。
ニコラスは私の元を去っていったいどこへ?
刑務所?雲隠れ?
ハッ(゚д゚)!私に迷惑をかけないように、そっと姿を消したのね!?(は?)
まあなんでもいいです。
いつ帰ってきても受け止めるからね!
ていうか、彼が迎えに来たらすべてを捨てて彼についていくんで!
ごめんね、みんな!
すみません、社長!
ニコラスが迎えに来たら、私は急にいなくなるけど許して!!
探さないでください!!(妄想爆走中)
と、こんなイカレたBBAの妄想を、「わかる、わかるよ」といつも優しく聞いてくれるSさん、ありがとう。
そして今ふと思い出したのは、
子どもの頃、母親から真面目な顔で
「あなたの父親は、草刈正雄なの。」
と言われたこと。
・・・・・・ミーハーの血には抗えない・・・・!
てか私、草刈正雄には似てないよ!父にはソックリだけどね!
・・・・・・・・・・いろんな意味でDNAって、すごいね(゚д゚)!!
いや、そんなのどうでもいいんです。
私は静かにまた、彼が私の元に戻ってくるのをいつまでも待つからね!
(→彼の映画を上映できる日を楽しみにしてる、の意味)
そういえば1月に上映した「こんにちは、私のお母さん」も、
中国のアカデミー賞「中国電影金鶏奨」最優秀主演女優賞を受賞していました。
ニコラス助演男優賞にノミネート。さすがでしょ!)
あまり賞レースに縁がなかった中劇ですが、この数年でちょっとずつあちこちの賞レースが気になる作品と関わりが出てきて嬉しい限り!
この調子で毎年、ドキドキしたいものですねえ(*‘∀‘)

さてさて、「ベルファスト」について熱く語っていたかと思ったら最後は結局ミーハーで締めるという残念なブログ。
でも仕方ありませんね。
余計なものをそぎ落としてシンプルに自分のメッセージを伝える映画を作れる天才たちと違い、
言いたいことをすべて語らないと気がすまない庶民のヲタクなんで(;'∀')
でも、なぜかブレーキがぶっ壊れた状態のヲタトークの回のほうが、
ふだん普通に映画の感想などを書いたときよりダンゼン閲覧数が伸びるという怪奇現象が起こりがちというデータがあるので、もうこのまま突っ走ります。
どんな映画も宣伝のために褒めまくるなんていうのは無理なんで!
ほんとはそうすべきなんでしょうけどね。。。(-_-;)
みなさま、私の文章がしつこくて長すぎて疲れたり、ヲタク色が強烈すぎてしんどいときはスルーでいいので、
たまには覗きに来てくださいねー!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2022年3月16日水曜日

午前十時の映画祭12決定!&オシャレすぎる新作続々♪

こんにちは。
昼間の陽射しはほんのり暖かく、
気が付いたらもう春です。
一番寒くてしんどいはずの盛岡の真冬、
私は初恋の人(「スタンド・バイ・ミー」リバー・フェニックス)から、
孤高のアイドル・ゴーモリタ「前科者」)、
生涯で一番愛した元カレ(?)ニコラス・ツェー「レイジング・ファイア」)、
応援しているジャニーズJr.「君が落とした青空」)、
そしてワールドワイドな急成長を遂げる前から観続けてきた韓国映画と、
大好きな映画や元気の源であるイケメンたちに囲まれてアハハウフフと毎日を過ごし、
心の底から湧き上がるヲタク魂に突き動かされて必死でブログを書いているうちに
(シビアでスパルタなツイッター担当のNさんに追いこまれて?)、
珍しく連続投稿。
そしたらいつの間にか3月になってました(;'∀')
何かに必死になってると、寒さとか忙しさとか忘れるね!
やればできるじゃん、私!
長い付き合いの友人たちに「すごい閲覧数だったんだよね~(*‘∀‘)」とほんのり自慢してみたところ、
「怖いもの見たさで来てるだけじゃ?」
「ヤベー奴がいるって読みに来てるだけで、集客には繋がってないのでは?」
などと超ー塩対応で返されて、グウの音も出ない私でした。。。。
・・・・・え、観に来て?
みなさん、映画館で映画、観ようよ( ゚Д゚)!?
そして「ブログ読んで映画観に来ました!」と言ってください!
・・・・・・私が喜ぶだけで、特に何もないけど(*´з`)

さてさて、春の代名詞「ドラえもん」が始まり、ちょっと賑わって・・・・
ちょっと賑わって・・・・・・・・・・・!?
ま、まあまあまあまあ・・・・春休みに入ったら賑わってほしいですねえ(;'∀')
そしてすでに情報解禁になったのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、
「午前十時の映画祭12」開催決定&ラインナップ発表になりました~!
というわけで、今回は私がパッと見、コメントが思いつくものだけですがちょっとずつご紹介。
まずは、3月31日(木)までは午前十時の映画祭11
「グラディエーター」
©2000 DREAMWORKS LLC and UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
間髪入れず翌日の4月1日からは午前十時の映画祭12
「ゴッドファーザー」です。
TM & ©1972 by Paramount Pictures. All Rights Reserved. Restoration
© 2007 by Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. TM,
(R) &©2014 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
もう、ぎゅうぎゅうです!!
一日も休憩ありません!!
そしてその「ゴッドファーザー」と次の「ゴッドファーザーPARTⅡ」は1週間ずつ!
その次、「ゴッドファーザー最終章」午前十時の映画祭初登場なので2週間やります。
怖っ!!ゴリッゴリにイタリア系マフィアの世界に染まる1か月。
外出たら暗殺されるんじゃないかって、
車に乗ったら爆破されるんじゃないかってヒヤヒヤしちゃいますね!(?)
ていうかみなさん、4月から大忙しですけど大丈夫ですか(*_*;)?
ついてきてくださいね!
毎回、全作品コンプリートの強者の常連さんもいますからね、
今回もがんばってくださーい!
応援してます♪
今年もいろんな括りで、ヲタク心を煽るラインナップです。
ゴールデンウィークオードリー・ヘプバーン
「いつも2人で」
Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios
からの、ジェームズ・ディーン特集
「理由なき反抗」午前十時の映画祭初登場!
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
この伝説のイケメンもスクリーンでチェックしないとね!
そしてこのあたりの作品を、映画館で観られるのはほんとに嬉しい!
だって、この映画たちが作られた頃なんて、家でDVDや配信で観ることなんてこれっぽっちも想定しないで作られてるんですからね!
映画館のスクリーンで上映するためだけに映画が作られていたころの作品は、
やっぱりスクリーンで観るべきです!
それに、時代、世代、国籍なんか関係なくとにかくイケメンかわいこちゃんが好きな私は、
オードリージェームズ・ディーンも当然、大好物!
大きなスクリーンでしっかり拝ませていただきましょう( *´艸`)

夏は宇宙へ。午前十時の映画祭初登場のこの2本は注目。
「アポロ13」
© 1995 Universal City Studios LLC. All Rights Reserved.
「アルマゲドン」
© 1998 Touchstone Pictures and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.
え!?ていうかこのあたりは普通に最近じゃ( ゚Д゚)?
違うの!?20年前!?
・・・・・・・そ、そうなんだ・・・・私の中では2~3年前ですけど。。。
そういえば、上映中の「スティルウォーター」について全然書けなかったことを密かに申し訳なく思っていた私ですが(2月はヲタクスイッチ発動しすぎて普通の映画モードにシフトチェンジできなかった)、
でもそうだ!私、「グッド・ウィル・ハンティング」のころからマット・デイモンじゃなくてベン・アフレック派だったんだ(゚д゚)!
だからごめんね、マット。(は?)
「アルマゲドン」ベンベン観るから許して。(?)
顔が大きいと言われようが、田舎くさいと言われようが、
「アルマゲドン」ベンベンはマジカッコいい!惚れる!
同じスタッフで作られた「パールハーバー」は、完全にジョシュ・ハートネットのほうがカッコよかったので、
ベンベンのピークは絶対にこの「アルマゲドン」だと思ってます!(→失礼です。ていうか個人的な意見です)
だから観ましょう、って話なんですけどね。
あ、ジョシュ・ハートネットが久しぶりに映画に出るというニュースが出てました(*‘∀‘)
しかもクリストファー・ノーラン監督作品!
嬉しいな!早く観たいな!カッコいいだろな( *´艸`)
・・・・・・で、なんの話?

それから「マトリックス」1~3連続上映!
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
© 1999 Warner Bros. – U.S., Canada, Bahamas & Bermuda
© 1999 Village Roadshow Films (BVI) Limited – All Other Territories
尖ってますねえ!
私は2、3と進むにつれてどんどんガンダムのような攻殻機動隊のような少年漫画のような感じになっていく前の、1が一番好きですけどね!
物語、はっじまっるよーーー!!!の感じ。
1が、一番オリジナリティがあって、衝撃的で、身体中をワクワクと興奮が駆け抜けた感じがしました。
でもきっと、前に観た時とは絶対に印象が変わってると思うので、
この機会に1からちゃんと見直そうと思います♪
余談ですが、この映画の監督は当時、〝ウォシャウスキー兄弟”だったはずですが、
今回はもう表記が〝ウォシャウスキー姉妹”になってます・・・。
さすが、時代の流れとはこういうこと!

そして大好きな映画「ドライビングMissデイジー」
© 1989 - DRIVING MISS DAISY PRODUCTIONS
高校生のころ、高総体の開会式をサボって(!)仲の良い友達と二人、
中劇に観に来たこの映画。(良い子は真似をしないでね。)
友達がドハマリしてたケビン・コスナー「リベンジ」って映画の同時上映作品でした。
ケビン・コスナーがかっこいいだけの、殺し合いとエロしか記憶にないようなしょうもない映画でしたけどね(^_^;)
今考えると、「どんな組み合わせやねんっ(゚д゚)!!」て感じの同時上映。
「どうする?ケビン・コスナー観たから帰る?」
「どうせヒマだから観てこっか!」で、たまたま観ることにしただけの2本立て作品だった、「ドライビング・ミス・デイジー」
なんと、観終わったら二人とも号泣でした。
「なにこれ!スッゴク良かったんだけど!」
「ちょっと!これだけもう一回観たい!!」
てなった私たち。
そして翌週も二人で、今度は「ドライビング・ミス・デイジー」だけ観にきましたとさ(;'∀')
映画好きのこの友達とは、毎週二人で映画を観ると決めていて、
他の子も一緒のときもあったけど、
とにかく毎週、映画を観ていました。
ひまわりみたいに明るくて、絵が上手で、優しくて。
大好きだった。
懐かしいなあ・・・・彼女、元気かな?
・・・あ、遠い目をしちゃいましたね(´ー`)

それから?
フェリーニ!
「8 1/2」(はっかにぶんのいち)
© MEDIASET S.p.A.
ヴィスコンティ!
「家族の肖像」
© Minerva Pictures
これ・・・・・絶対わざとですよね(゚д゚)!?
フェデリコ・フェリーニと、ルキノ・ヴィスコンティ
この、同時期に活躍したまったくタイプも作風も違う二人のイタリア人監督が、
とにかく仲が悪くて、ガチで犬猿の仲だったというのは有名な話。
めちゃくちゃ仲が悪いのに、
同じスタジオと同じスタッフ、同じ俳優を使って、
競い合いようにして作品を発表し続け、
カンヌやヴェネツィアなどの映画祭で常に熾烈な賞争いをしていたという、
まるで少年ジャンプか!みたいなエピソードを持つ二人の巨匠を並べてきました。
・・・・・マニアック!!
いいですねえ!マニアック、万歳!!
このへんの作品も、やっぱりスクリーンで観ることが大前提!というか、
当然スクリーンで観るために作られたものですからね。
やはり映画館で観ておきましょう!
ていうか大きな声では言えませんけど私、
このあたりの巨匠たちの映画って、家で観ると絶対に寝ちゃうんですよね(*_*;)
でも、ちゃんと映画館でヴィスコンティ「ベニスに死す」フェリーニ「道」を観たときは寝なかったんで!
ヨーロッパの巨匠たちの作品は、映画館でしか観ないことにしてるんです。。。
だから観ますよ!
なんだかんだいって、このあたりの巨匠たちの作品を観ていないと映画マニアを自称してはいけないと教わった世代の私です。(ザ・昭和ですね。)
みなさんも、映画館で観ましょう!
家だと寝ちゃうからね!(私だけ??)

それと、デ・ニーロの特集も!
「ディア・ハンター」
© 1978 STUDIOCANAL FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
「レイジング・ブル」
© 1980 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
若い!
カッコいい!
どっちも観たあと立ち直れないくらいがっつり重いけど、いい!
どっぷり浸かっちゃいましょう。
この2本以外にもいろいろ出てるので今回の午前十時の映画祭「ロバート・デ・ニーロ特集」と言っても過言ではないですね。

そして今年の黒澤明「蜘蛛の巣城」
©1957 東宝
黒澤明が解釈して、舞台を日本の戦国時代に置きかえたシェイクスピア「マクベス」
今年もスクリーンで三船敏郎が観られる!
この三船敏郎も、カッコいいんですよねえ・・・・(*‘∀‘)
・・・・そう、時代を越えてのイケメン好きです。
バリアフリーのイケメン好きなんじゃあ!!
どこからでもどんとこい、イケメン!!(→イカレてます)

ミュージカル特集も楽しみですね!
「キャバレー」
Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios 
「ヘアー」
© 1979 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2作品とも午前十時の映画祭初登場!
どちらも私、一度も観たことがないので、スクリーンで観られるのは嬉しいです!
1970年代のアメリカ映画、好きなんですよねぇ・・・(´ー`)

そして、泣かせにきましたね、ロビン・ウィリアムズ特集。
「フィッシャー・キング」
©1991 TRISTAR PICTURES, INC ALL RIGHTS RESERVED.

「レナードの朝」
© 1990 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
懐かしい!楽しみです♪
ロビン・ウィリアムズが亡くなってからもう8年とか!
早いですね。。。
私は、「いまを生きる」「グッド・ウィル・ハンティング」ロビン・ウィリアムズが好きだなあ・・・。→今回は入ってません(;'∀')
今回は、その昔、映画館で観た以来のこの2本を観てロビン・ウィリアムズを偲びます。
あ、ここにもデ・ニーロ

そしてラストが「無法松の一生」対決
1943年・阪東妻三郎主演版
©KADOKAWA1943
1958年・三船敏郎主演版
©1958 東宝
これは面白い企画ですね!
スクリーンで「利き無法松」ができるなんて(?)!!
阪東妻三郎vs三船敏郎
あなたはどちらがお好き?
「バンツマ」、知ってはいるんですけどね、さすがに観たことはなかった!
監督が同じというのがまたいいですね!
バンツマ版は、戦中・戦後の検閲によりいろいろカットされちゃったらしく、
三船版でその無念を晴らしたとか。
このくらい古い映画をスクリーンで観られるなんて、なかなかないので楽しみです!
1943年の作品を映画館で、しかも綺麗な映像で観られるなんて、すごいですよね!
こんな機会は逃しちゃいけません!
ぜひ一緒にスクリーンで体感しましょう!

と、こんな感じですかね?
・・・・え、もっとあるでしょって?
そうなんですよ!
まだまだあるんですが、一つ一つ私のコメント入れてったら終わんないでしょ( ゚Д゚)!?
今回は映画祭初登場のものをメインにご紹介しました。
あとはご自分でチェックしてくださいね。
一年中、あちこちにロバート・デ・ニーロが出現するので「デ・ニーロを探せ」とか、
「新旧イケメンコンテスト」とか、
勝手に一人でイベントやっちゃうのもいいかもね!
「ゴッドファーザー」アンディ・ガルシアや、
「ブレードランナー」ハリソン・フォードも超カッコよかったりするので、
イケメン探し、楽しいかも( *´艸`)


さて、午前十時の映画祭のラインナップも決まり、
春休みのドラえもんから、ゴールデンウィークのコナンクレヨンしんちゃんは毎年決まってるお約束作品ですが、
気が付いたら「あれ?来月、コナンとしんちゃんが始まったらそのあと全然作品入ってないけど!?」
例によってゴールデンウィークが終わって子ども映画が落ち着いたあと、
夏休みまでのひと段落の時期5~6月の「大人映画月間」
何か入れないと、チラシ立てが空っぽになるよーーーーー(;゚Д゚)!!
と、いうわけで、決まった作品群がこちら。
「花椒(ホアジャオ)の味」
©2019 Dadi Century (Tianjin) Co., Ltd. Beijing Lajin Film Co., 
Ltd. Emperor Film Production Company Limited Shanghai Yeah! Media 
Co., Ltd. All Rights Reserved.
ヤッターーーーー!!!
香港映画、またキターーーーーー!!!
アンディ・ラウ、出てるよーー!!
ニコラスー!!!(→出てません。)
・・・・・・でももちろん、また、香港映画について語ります。
なんならもう書き始めてます(は?)
覚悟して!!


「アメリカン・ユートピア」特別対談映像付き上映
デヴィッド・バーンスパイク・リー監督特別対談映像を追加して再上映!
(C)2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
出ましたーーーーーーー!!!
去年、何度も観に来てくださったみなさま!
ご期待通り、特別対談版で再上映しますよーーーー!!
去年観た方はもちろんわかってますよね、
この映画は、絶対に絶対に、映画館で観なくちゃいけない作品だってこと!
さあ、また一緒に盛り上がりましょう!
できる限り、音量大きめで上映しますので!
お楽しみに!!


「スパークス・ブラザース」
© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
「ベイビー・ドライバー」「ラストナイト・イン・ソーホー」エドガー・ライト監督が手掛けた、伝説のバンド〝スパークス”のドキュメンタリー。
「オシャレすぎて、中劇じゃないみたい!!」
とか言わなーーーーい( `ー´)ノ!!!


「ジョン・コルトレーン/チェイシング・トレーン」
Photo by Francis Wolf ©Mosaic Images
いいんですか?
これ、うちでやっていいんですね?
お酒、飲みながら観たいなあ・・・・(´ー`)


・・・すごくないですか??音楽映画だらけの梅雨シーズン。
またやっちゃいます、『勝手に音楽映画祭』。
おいおい!おしゃれすぎんか(゚д゚)!?
「どうしちゃったの!?中劇!!
最近、ちょっとイキってるんちゃう!!??」
とか言わないで!!
やっと!やっと、こんな感じの映画たくさんやれるようになってきたんだから!
「もう終わり。ここが地の底。」ってくらいのひどい時期もあったけど!
こうして、だんだんと良質な映画を上映できるようになり、
ちょっとずつ成長していく映画館を見守り応援するのって、
ちっちゃいころから応援しててやがてスーパーアイドルになっていく〇ャニーズJr.を推してるみたいで萌えません!?(→ほっといてください)
そして、実はまだほかにも・・・・・決まってるのがあるんです(*´з`)
・・・・言えないけど!
大人の事情や情報解禁日などの関係で言えないんですが、
あんなのやこんなの、
いろいろ決まってるので、とにかくお楽しみに!
え?ドラえもんの混み具合?
・・・・・・・あえてここで書かないってことは・・・・
・・・・・・お察しください(/_;)
いちおう、おすすめはとにかく夕方。
ていうか午後。
・・・・ていうか朝からだいたい空いてる。(怒られます)
まあ・・・・・・つまり大丈夫ってこと!
空いてるし、ポップコーン激安販売中だし、
思ったより綺麗だし、グッズも全然残ってるし、
実は穴場と噂の中劇。
ソーシャルディスタンス守りすぎでお待ちしております。


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/

2022年3月2日水曜日

韓国映画の新しい風「声もなく」

こんにちは。
前回の更新も、たくさんの〇ャニヲタ・・・いやファンのみなさまに読んでいただいたようで、ほんとにありがたい(´ー`)
え?このブログ書いてる、〇ャニヲタの人と香港映画ヲタの人と、
それからいつものマニアックな映画ヲタの人は、私です
ぜーーーんぶ同じ人ですよ?
ちょっと頭がイカれ気味ですが、多重人格ではありません。
広く浅くができなくて、いちいち沼が深いので大変(;´Д`)
今回は韓国映画について長く語るつもりだし(胃もたれ不可避を予告しておきますので、胃腸の調子が良くない方は体調整えてからお読みください)、
しかもイギリス映画も好きなので、アカデミー賞に7部門ノミネートされた「ベルファスト」についても近くなったらゴリゴリに語るつもりだし(めちゃくちゃ良かった!マジ良かった!絶対観てくださいね!)、
お仕事しつつ、推し事もしつつ、お笑いも好きだしドラマも見たいので、アマプラ見たり録画見たり映画は映画館で観たいし・・・・って、
だから毎日睡眠5時間無いんです(-_-;)
一日が24時間なんて足りないよ!!!
ねえ、睡眠って、ほんとに必要!?
どうして寝なきゃいけないんだ!?(→毎日コタツで寝落ちの人)
一つだけ願いが叶うなら、一日を48時間にしてください(>_<)
・・・・・そうなったらそうなったでそれでもまた足りないと言いそうな私ですが。


と、いうわけで今回は韓国映画です。
「声もなく」
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
こちらは、韓国のアカデミー賞といわれる青龍映画賞新人監督賞主演男優賞を受賞したほかアジアじゅうの映画賞を総なめにした話題作。
口のきけない主人公の青年を演じるのは、カンヌパルムドール(最高賞)候補になった「バーニング 劇場版」(原作は村上春樹)のユ・アイン
韓国ではモデルとしても活躍中の、竹内涼真似のイケメンスター俳優なんですが、
「バーニング」ではめっちゃイケメン!https://youtu.be/fBxkD6wEqrI
この映画ではなんと15kg増量し、だらしない体型の冴えない田舎の青年として、
「あぁ・・・こういう人、いるなぁ・・・(-_-;)」って感じのぬぼーっとした〝ダサめの大男”の存在感でスクリーンに登場します。
作品全体に漂うのは、どことなく重さと暗さをまとったまさに〝韓国映画”っぽい空気感ではあるんですが、
そのなかにほんのりとした優しさや透明感みたいなものを感じたのは、
緑濃い田舎ののどかな風景や、空の色、計算され尽くした小物たちなんかのさりげない映像の美しさ、
そしてシビアなストーリーにおかしみを滲ませて絶妙なユーモアを織り交ぜた巧みな作り方によるものなのでしょう。
犯罪映画なのに全体がふわっとしたあたたかみで包まれる、不思議な感触のこの映画の脚本と監督を手掛けたのは、
たくさんの日本映画やアニメを観て育ったという新人ホン・ウィジョン
この長編デビュー作で数々の賞を受賞し世界各国の映画祭の話題をさらった、
1982年生まれの女性監督です。
#Me Too運動の広がりで、最近はアメリカのアカデミー賞の傾向を見ても、アジア系、そして女性クリエーターに対する評価が上がっていることがわかりますが(〝世間の空気を読んだ忖度”ともいえますが・・・)、
いまだに厳しい家父長制男性尊重主義が消えない韓国で、
若手の女性監督の初監督作、しかも低予算のオリジナル脚本作品が評価されたというのは素晴らしい快挙といえますよね。
この映画では、親から身代金を払ってもらえない少女に垣間見える男女差別だけでなく、
口のきけない主人公や、足をひきずり闇の仕事をする男性など、社会的に差別を受ける人々の不条理全体を描きたかったと語っています。
テーマは重いし、始まってすぐにわかるのは主人公が闇の仕事をして生計をたてているということ。
うわ、暗い映画なのかなあ・・・と思いながら観ていると、
いつの間にかクスクス笑っている自分に気が付きます。
ゲラゲラでもない、ほんわかでもない、不思議なおかしみ。
パステルカラーの風景にとけこむのどかな夏の一日に、
うっかり心が洗われるような気さえしてきます。
スクリーンに映しだされているのは思いっきり犯罪なのに。
前半はわりとのんびりと、ド田舎の美しい田園風景のなか、
偶然と必然に引っぱられるようにして始まったいびつな疑似家族のような日々がつづられます。
親が身代金を払ってくれない誘拐された少女
命令に従うしかなくて、その少女を預かることになった口のきけない青年その妹
そしてその兄妹の面倒を見てきた足の不自由な男
その、ごくごく小さなコミュティのなかの儚い一瞬の夏休みのような時間が眩しくてせつない。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
最近だとカンヌパルムドールを受賞した是枝裕和監督の「万引き家族」にも通じる、〝社会から見えない人々”を描いたお話です。
そういえばアカデミー賞の作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト」や、
日本アカデミー賞を受賞した「ミッドナイトスワン」なども、
貧困やマイノリティ、格差社会などをテーマにした映画でした。
いま現在、世界中の先進国が抱える闇であり、
人々が関心を持っている問題です。
この映画では、外の世界とは一線を引き静かに誰にも気づかれないように暮らしてきた青年が、
他者と密接に関わることになったときの戸惑いや、
育ちは良さそうなのにあまり幸せそうでない少女と、
身なりは汚いし学校にも行ってなさそうなのにどことなく幸せそうな少女が、
一緒に暮らすことでほんのちょっと何かが変わる瞬間。
そんな小さな心の揺れ動くさまが、
のどかで美しい田舎の景色をバックに、
静かに、だけどくっきり濃密に描きだされます。
登場人物はわずか、
ストーリーはごくごくシンプル、
しかも主人公は一言も喋らない。
本当に必要なもの以外すべてを潔く削ぎ落した作りだからこそ、
濃厚に浮かびあがってくるメッセージ。
自分で選んだわけではないけどそうするしか生きるすべがなくて闇の仕事を淡々とこなしながらギリギリの静かな暮らしを続ける微妙なバランスも、
自分が弟より価値が低いためどうやら親が身代金を払うのを渋っているようだというのに気付いている少女が、誘拐されているにもかかわらずなんとなく居場所を見つけたように心を許した表情になる瞬間も、
それまで何事にも抵抗せず流れに身をまかせるようにしか過ごしてこなかった主人公が、
一度だけ自分の心に正直に、まっすぐに感情をあらわしたときの弾けるような心の高まりも、
そのままどすんとストレートに伝わってくる。
でも、ほのぼのとして心が通いあってきたんだなと思った直後、
グイッと現実に引き戻されたり、
あっさりしたドライな描き方で実はものすごい犯罪のシーンを映し出していたりと、
ところどころドキッとさせられながら、
いつの間にかすっかり自分もその不思議な疑似家族のなかにいるような気分に。
そして彼らの状況や心がすこしずつ変化するにつれて、
同じ場所でも色合いや雰囲気も変わっていく。
人は、他者との関わりによってどんどん変わっていくものなんですよね。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
そして後半、たたみかけるようなハラハラドキドキの展開に息をのみながらも、
あちこちに張り巡らされた伏線があったことに気付いてハッとする瞬間が心地良い!
それぞれが着ている服にもきっと意味があるし、
パステルカラーの美しい風景場所場所の色合いも、
最初に少女がつけていたお面やヤクザが着ていたスーツ
トイレの外で叩き続ける手や、
家で無造作にちらばっていた服近所のおばあさんとのやり取りまで、
すべてが完璧に計算し尽くされた伏線!
もっとあったはず!だからもう一回観ないと!
そして圧倒されるのは、誘拐される少女役の子(ムン・スンア)の静かな演技!
センスも好みも影響しない無機質な制服に身を包み、お面で顔を隠して、
自分が置かれている状況を冷静に見極め、
どうすれば生きられるのか、いま何をすべきかを常に考えているような賢い少女の顔と、
疲れ切って世の中をあきらめているかのような乾いた女の顔
さらに時折、聖母のようにすべてを包み込むような優しい母親のような顔も見せながらそのときそのときの流れに身をまかせる姿は、
子役というより完全に実力派女優。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
これはすごい・・・・。
「ユリイカ」のときの宮崎あおいを思い出しました。
泥臭い底辺の暮らしを描きだしながらも、
韓国映画というよりフランス映画のような、
シンプルなのにセンス良く尖ってるヨーロッパ方面の犯罪映画のような、そんな感じ。
・・・・・・嫌いじゃない。
韓国映画に、また新たな風が吹き始めたようです。
エンタメに国力とお金とエネルギーを迷わず注ぎ込んで、
それがカンヌアカデミー賞の常連に名を連ねることで実を結んだといえる韓国映画界は、
今まさにノリにノッてる状態。
国が抱える問題が大きすぎて(朝鮮戦争やその後の北朝鮮との関係、そして脈々とつながる政治的社会的な問題諸々)、
他のアジア先進国から経済的な発展で遅れをとっていた韓国ですが、
逆に言えばそのおかげで、ちょうど世界中でインターネットなどが普及し始めたタイミングで国力を上げるために何が必要か、どこにお金をかければ世界に負けない国になれるのかを見極めて大きく舵をとることができたのだと思います。(→個人的な見解です)
そこで、ITや観光、そしてエンタメにとにかく国をあげてお金とエネルギーを注ぎ込むことでものすごい急速な経済発展を遂げた韓国は、
今、エンタメでもITでもアジアのトップに躍り出た感があります。
私が韓国映画「シュリ」を観てガツンと頭を殴られたような衝撃を受けソッコー韓国旅行を決めたのは、2000年。
まさに世界中で韓国エンタメが大きく動き始める直前のこと。
金銭的にも政治的にも余裕が出てきた韓国は、そのころすでにターゲットは国内ではなく海外。
裕福な家庭ではみな子供を海外に留学させて、先の先を見据えていたようです。
国も本気で世界規模の潮流を作るため、
中国のエンタメのシステム(公的な学校で学問として演技や技術を学んだ者がエンタメの世界に入っていく形)と、
ハリウッドのエンタメのシステム(映画やドラマを作るためだけの場所を持ち、時代劇から最新技術まで一か所でまかなえる)、
日本のエンタメのシステム(〇ャニーズ事務所のように、子供のころから歌やダンスをたたきこんで育て、十代のうちにデビューさせる)、
世界中のいろいろなやり方を学び取り込んで、
いち早く海外マーケットを視野にエンタメを動かし始めていたんですね。(→韓国を旅行した時に仲良くなった現地のガイドの女性から聞いた話ですが、諸説あります)
私が初めて観た韓国映画「風の丘を越えて」(1994年)という低予算、スター無しのアート系映画でしたが、すっごく良くて驚いたのを覚えています。
私がこの業界に足を踏み入れてすぐのころで、
先輩から「好き嫌いしないでなんでも観なよ!それも仕事!」と言われてとにかく選ばず時間さえあればひたすら映画館で観まくっていたのです。
それでそれまで観ようとも思わなかった世界中のいわゆるミニシアター系の映画に触れ、
この韓国映画に出会ったというわけなんですが、
作品的にも海外の賞もたくさん受賞して評価された名作なので、
これは韓国映画界としても一つのターニングポイントだったのだと思います。
その後、何かの映画祭か企画で1980年代の韓国映画を観たのですが(タイトルは忘れちゃったし内容も全く覚えてません)、
火曜サスペンスもビックリの、誰かが殺されて警察署で何か問題が起きたみたいな、ストーリーも言いたいこともよくわからんけどひたすら暗くておかしな映画で、
この映画からたったの10年かそこらで「風の丘を越えて」のような素晴らしい作品が作られたのかと、また違った驚きがありました。
そして今度はそのほんの数年後、技術もお金も製作の仕方も格段とレベルアップした商業映画「シュリ」で、アジアどころか世界中に衝撃を与えることになった韓国映画
ターゲットを世界に据えて、冷静に計算を重ねて力を入れてきたインターネットや最新技術で目覚ましい成長を遂げた韓国は、
エンタメでは最初から国内しかターゲットにしていなかった日本や(今もですね)、
逆に人口の多さと情報操作のやりやすさから国内マーケットだけでじゅうぶんという中国(これもまた今もそうですが)とも違った独自のやり方で、
エンタメの世界マーケットに躍り出たのです。(→しつこいですが個人的な見解です)
ちょうど、それまで映画やアイドルなどアジア中のエンタメ分野のトップを独走してきた香港が、中国への返還によって人材も技術も勢いも一度に失った時期でもあり(社会主義の中国への返還を嫌がり海外へ出た人がたくさんいた)、
そこへ技術も実力もスターも完璧に揃った韓流が一気に映画でもドラマでもアイドル業界でもトップに躍り出た、というわけ。
でも私はずっと、香港映画が一番好きだよー!!
そしてニコラス一筋だよーーーーーー!「レイジング・ファイア」ニコラス・ツェー
〇ャニーズとかけ持ちだけどねー!
それから一瞬、チャン・ドンゴンヒョンビンに浮気しそうになったけどねー!
ごめんなさーい!!(どうでもいい)
・・・・・で?なんの話でしたっけ(*'ω'*)
そう、そんな韓国映画は今、カンヌパルムドールアカデミー賞の作品賞も手に入れてアジアではもうすでに敵なしみたいな、無双状態。
なんですが、そのなかで大手製作会社や有名企業のバックアップも無い、
女性の無名監督のデビュー作であるこの「声もなく」という低予算映画が大きく評価されたのはとても良い傾向だと思います。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
お金や権力だけでない、作品じたいが持つ力。
「ミッドナイトスワン」日本アカデミー賞を受賞した時と同じ、
まっすぐなすがすがしさを感じます。
これからまたどんどん新しい韓国映画が出てきそうですね!
楽しみ(*‘∀‘)♪
初めて韓国を訪れた数年後、
今度はヨン様にハマった母親に強制的にガイドとして韓国旅行に連れていかれたのですが、そのとき、
外国も飛行機も怖くてそれまで海外旅行を避けてきた母親に迷わず韓国行きを決めさせたそのものすごいエネルギーを持つ韓国エンタメの力を実感し、
「これはすごいことになってきたなあ・・・」
と思った私でした。
え?母のやってることが私と同じだって?
そう、ミーハーは『血』なので仕方ない( `ー´)ノ
と、そんな、初めて観た韓国映画にまでさかのぼって感慨深く語っていたらまたしても大長編になってしまったヲタクブログでした。
こうやって暑苦しく語りましたが、
この映画「声もなく」、シンプルなだけに観る人や観方によってガラッと印象が変わる映画です。
ぼんやり観るとそれなりにぼんやりとしたイメージ、
思いっきり入り込んでみると圧倒的な奥深さがある映画だと思います。
まあ、そもそも映画ってそんなものかもしれませんが、
これは特に。
なので、これから観る方は、あちこちにアンテナを張って観てもらえればと思います。
こんなに見応えあるのに90分だしね!
それでいて省略感も早送り感も無いって、それもすごい。
映像が綺麗で、
銃撃戦も血みどろの殺人シーンも出てこない、
最後、ハッピーエンドを願ってしまう不思議な犯罪映画。
ぜひ劇場で、物語に入り込んで観てください。
公式サイトhttps://koemonaku.com/


さて、初恋の人が去り(「スタンド・バイ・ミー」が終わって初恋のリバー・フェニックスが見られなくなったという意味)、
生涯で一番愛した元彼もまたしても私の前から姿を消し(「レイジング・ファイア」が終わってニコラスが見られなくなったという意味)、
そしてもうすぐゴーモリタまで私を捨てて行ってしまう(「前科者」が3月3日で終了してしまうという意味)、
なんか・・・・・・・・・春ですね(?)
目もかゆいし鼻もグズグズ・・・・・やっぱり春ですね(+_+)
もう今週末からは春の代名詞「映画ドラえもん」が登場。
やっと。やっとで観られる、春のドラえもん
一年越しです。
・・・いや、一年延びたということはつまり、二年ぶり!?
今年はほんとにやれるんでしょうね!?
またドタキャンとかなんないでしょうね!?
と、スタッフみんな疑心暗鬼。
今のところ上映延期の連絡は入ってきていないので、たぶんいける?
映画館でのクラスターなどは出ていないので、
マナーを守って観てもらうぶんには映画は大丈夫、と周知されてきていると思いたい!
こんなに長引くとは思いませんでしたからね、
結局、未知のウイルスとはどうにかして日常生活をキープしながら向き合っていくしかないということか。
え?混雑状況?
・・・・・・・・・・・・そんなに混まないので大丈夫ですよ。
(→あちこちから怒られます)
というか、コロナがまだおさまらないこの状況もありますが、
同じ地区内で拡大上映する(複数の映画館で同じ映画を上映する)場合、
座れないほど混み合うなんてことは今、ほとんどありません。
特に中劇?
失礼だな(゚д゚)!!
・・・・・・・そうだよ!文句ある!?
今はオンラインで空席状況を見てから出かけてもいいんですからね、
そういうのを活用して、安心安全に映画を楽しんでいきましょう。
リアルタイムの混雑状況は中劇ツイッターで発信していますので、
そちらをぜひご利用くださいね。



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/