2019年11月7日木曜日

必見!「ひとよ」壊れた家族の物語。

こんにちは。
だいぶ寒くなってきましたね。
ゆっくりと確実に、北国・盛岡に本気の冬が近づいてきています。
けっこうしんどい灯油代とかー、
朝起きるのキツイとかー、
腰が痛くなる雪かきとかー、
夜家に帰ったら親切な除雪で家の前に雪の壁ができてて車が入れないとかー、
(→盛岡あるある)
なんかいろいろめんどくさいなーと思いつつ、
コタツに入ってのお鍋とかー、
それプラスおいしい日本酒のコラボとかー、
あったかい家の中から見る雪の景色とかー、
不思議と嫌じゃない冬の日々。
とはいえ冬、長すぎなんですけどね(^_^;)
ここから盛岡は、半年ほどの「冬」に入るわけです。
しかし長いよねー!!!
だから冬はもう、映画観るしかないでしょう♪
家出てくるのめんどくさいけど。
寒いし、バスはなかなか来ないし、
滑るし、歩きづらいし、
外に出るのほんと嫌だけど。
でも、そこをがんばって映画館へ来てみてください。
あったかいコーヒーと、おいしいおやつでも持ち込んで、
がっちり暖房の効いた映画館でゆっくりしましょうよ♪
最近行けてないけどフォーラムさんなら「イエスタデイ」は絶対観たいし、
南部興行さんもいいのが続くんですよねえ!
「タロウのバカ」は早く観ないと終わっちゃうし、
中国映画「帰れない二人」とか「カーマイン・ストリート・ギター」とかインド映画「あなたの名前を呼べたなら」も観たいんですよね(*‘∀‘)
この時期、どこの映画館も素敵な映画、やってます♪
そして中劇ももちろん、なかなかいい感じのラインナップでお待ちしております。
というわけで、前回の続きから。
冬の中劇、おすすめ作品を一挙ご紹介!

12月6日公開
ワム!の名曲をテーマにしたとびきりのロマンティック・コメディ
「ラスト・クリスマス」
(C) Universal Pictures
「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」
そして「アバウト・タイム」と、
上質なロマンティックコメディを作るのが得意なイギリス発。
ってだけで、絶対に面白いに決まってる!
まさにクリスマスシーズンにお届けします♪
公式サイトhttps://lastchristmas-movie.jp/

12月20日公開
手塚治虫文化賞(短編賞)受賞の衝撃の話題作が、
二階堂ふみを主演に迎え、ついに!まさかの!実写映画化!!
「生理ちゃん」
(C) 吉本興業 (C) 小山健/KADOKAWA
女性たちに月イチでやってくる「生理」を擬人化し、
絶大なる共感の声を呼び大ヒット中のコミック「生理ちゃん」
最強のブサカワキャラ「生理ちゃん」が、漫画の中から飛び出し現れた!
女性なら100%共感するはず、
何かと大変な女性たちへの応援歌です。
公式サイトhttps://seirichan.official-movie.com/

12月27日公開
待ってました!
中劇に再び降臨!!
「マシュー・ボーンin CINEMA」
(C) New Adventures 2019 Photography: Johan Persson
斬新な解釈で、全編をめくるめくエンターテインメントで包みこみ、
世界中を魅了したこちらの作品。
男性が演じる「白鳥の湖」
5年前(!!)中劇で上映したときにもたくさんのお客さんが観に来てくださいました♪
https://moriokachugeki.blogspot.com/2015/11/blog-post_12.html
世界中で話題のマシュー・ボーンのバレエ作品。
中劇ではコンスタントに上映を続けている定番のコンテンツです。
まだ観たことがないですって( ゚Д゚)!?
ありえない!!
でも、だったら余計、今回の新演出版「白鳥の湖」
絶対に観てください!
バレエとか、ダンスとか、ミュージカルとか、
もうそんなのどうだっていい!
これが本当のエンタメだっ!!!
公式サイトhttps://matthewbournecinema.com/

さてさて、そうです。
今週始まる必見の作品がありました。
11月8日公開
「ひとよ」
(c)2019「ひとよ」製作委員会 
劇作家・桑原裕子が主宰する劇団KAKUTAの舞台作品を、
『孤狼の血』で日本アカデミー賞4部門を受賞した白石和彌監督が映画化した『ひとよ』
家族に関して白石監督自身も複雑な事情を抱えているため、
「いつかは撮らねばならない」と感じていたという〝家族”の話。
6月に中劇で上映した『凪待ち』では、〝血のつながらない家族”を描いていましたね。
無精ひげにくたくたの服、土色の顔に疲れた表情を乗せた香取慎吾が衝撃でしたが、
今回もまた、白石監督の得意技「イケメン汚し」が遺憾なく発揮されていますよ!
今や映画にもドラマにも引っ張りだこの佐藤健を、
無精ひげと世を諦観したかのような生気のない顔つきでボロボロにし、
その裏にさりげなく〝30代に突入して脂ののった大人の色気”を漂わせるというズルさで魅力倍増にしています。
ちなみに、「蜜蜂と遠雷」では天才ピアニストを演じている松岡茉優ちゃんも、
こちらもこの「ひとよ」では中途半端な茶髪にくわえタバコ、
派手さが絶妙な飲み屋の姉ちゃんファッションで、
まさに「あるある」な田舎のホステスになっており、
さらに長男の鈴木亮平は、「西郷どん」の男らしさはどこへやら、
自信のなさそうなおどおどした表情で、兄弟にも妻にも本音を言えない頼りない中年男性を見事にそこに存在させています。
(c)2019「ひとよ」製作委員会 
そして一番重要なのがこの人。
女優・田中裕子
(c)2019「ひとよ」製作委員会 
まずこの人ありきで企画が進み、
「田中裕子がダメならこの企画は流そう」ということになっていたそうですよ!
どうしてもお母さん役をこの田中裕子でやるために、
スケジュールやタイミングなど、2年待って実現したこのキャスティング。
あまりたくさんを語らず、
作品を選んでオファーを受けて、
その代わりに、「絶対この人でないとダメだった」と思わせる。
そんな女優・田中裕子
前にも何度も言いましたが、
私が大好きな日本映画「大阪物語」
ここでは14歳の主人公・池脇千鶴の母親役を演じていました。
何がすごいって、なんと旦那役がプライベートでもパートナーのジュリー(沢田研二)
しかも、この二人が大阪のコテコテの夫婦漫才師の役だったんですよ!
マジですごくないですか!!??
不実で自分勝手な風来坊みたいな旦那を、
責めもせずに見守る姿は、さすが田中裕子の真骨頂といった感じでした。
よかったですよー!
この方のイメージは、私の世代だと「向田邦子シリーズ」とか(小林薫との、好きなくせに一向に距離の縮まない大人の恋愛にシビれたもんです)、
「おしん」とかですかね?
・・・・どれも〝耐える”イメージ(;'∀')
でも今回の「ひとよ」では、耐えるだけではありません。
耐えて耐えて耐えますが、子どもたちのために夫を殺します。
やっちゃいます。
それが、子供たちのためだと信じて。
必ず帰ってくるからと言い残して。
そして15年後、約束通り帰ってきます。
そこからの、現実と、気遣いと、すれ違いと、
そして生々しい家族の姿を、乾いた目線で追うカメラ。
結局なんでも母親のせいにしてしまう子供たちや、
久しぶりでギクシャクしつつも、喧嘩になれば容赦ない言葉を浴びせてしまう親子のリアルや、
小さな町の狭い人間関係のなかでの、息苦しくもあたたかい独特の距離感と空気感が生々しい。
ショッキングな事件から始まる重厚な人間ドラマなので、
暗くて重そうな感じがしますが、決してそれだけではありません。
シリアスとコメディの間を行ったり来たりするバランスが絶妙。
佐々木蔵之介に見事にキマる佐藤健の飛び蹴りとか、
田中裕子がある物を万引きするシーンとか、
まさにハマり役でそのまんまなヤクザ役の千鳥・大悟なんかには思わず吹き出してしまったし、
3兄弟がタバコを吸いながら雑談するシーンではなぜか涙が止まらなかったし、
最後は意外にもハラハラドキドキだし。
静かなお話ではありますが、
きちんとエンタテインメントの要素を盛り込んであるのはさすが。
〝衝撃的な事件のその後”という映画なんですが、
じつはその裏にある普遍的なテーマ〝家族”を描いている作品です。
人間の弱さや醜さ、哀愁をストレートに映し出し、
でも「それも悪くない」と思えるような、
そんな優しさの滲む映画。
一貫して「喪失と再生」をテーマにしてきた白石監督の、
「それでも生きていく」という根本的な強いメッセージを感じる温かい映画だなと、
私は思いました。
ちなみに今回、潔いグレーヘアで母親役に挑んだ田中裕子ですが、
撮影に入る前、本人が、
「これは白髪でやりたい」と希望を出したそうですよ。
そして今、役者が一緒に仕事をしてみたい監督として一番に名前を挙げられる白石監督なので、
ほかの役者陣もみんな意欲的に役に取り組んだようで、
佐藤健は、この監督の映画なら線が太いほうがいいと思って体重を増やし、
松岡茉優は、この役で髪の毛にキューティクルがあっちゃおかしいと髪を染めたうえでスナックのフィールドワーク(!)に出かけ、
鈴木亮平は自主的に吃音の指導を受けに行ったという、
ガチの役作り!
そのあたりもぜひ、スクリーンでチェックしてみてくださいね!
公式サイトhttps://hitoyo-movie.jp/




★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile


2019年10月24日木曜日

怒涛の映画月間!ノンストップで走れー!!

こんにちは。
大通りのデイリーが閉店してショックを受け、
震災の被災地を襲う台風被害に心を痛め、
ラグビーW杯では日本代表の活躍に涙し、
ハッと気がついたらもう10月末( ゚Д゚)!
街にはクリスマスケーキや年賀状の広告がっ!!
そして、個人的にもなにげに多忙で、
髪も振り乱して走り回っていた10月でしたが、
ふと前回のこのブログを読み返してみたら、
ビックリするくらいの誤字脱字(/_;)!!
深夜に、居眠りでうつらうつらしながら、
意識を失いパソコンにガツンと顔をぶつけて唇から血を流しつつ、
もうろうとしたまま書いていたので支離滅裂な文章になっていました。。。。
読みづらくて申し訳ございませんでした(>_<)!!
すぐに読み直せばいいのにね!
自分のくだらない文章なんか読み直す気にもならなかったんですよね~。
・・・次からちゃんとチェックします(;'∀')

さて、先週から始まりましたこちら。
「フッド・ザ・ビギニング」
 © 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
なんと、レオナルド・ディカプリオ製作。
「特別な作品」の製作を目指すレオナルド・ディカプリオがプロデューサーに名乗りをあげたこの作品は、
疑うことを知らない特権階級の若者が正義に目覚め成長する姿を描くことで、
誰もが知る〈ロビン・フッド伝説〉を、
誰もが初めて出会う〈現代のスーパーレジェンド〉へと生まれ変わらせた。
・・・なんて、堅苦しい説明は必要なし。
ただただ楽しみましょう!
クールで、スタイリッシュなロビン・フッドを!!
って、想像できます?
ロビン・フッドといったら、中世イングランドの伝説上の人物。
緑色の衣装で森を駆けまわる、弓の名手。
といったイメージですよね。
個人的には、ケビン・コスナーゴールデンラズベリー賞を受賞(?)した1991年の映画「ロビン・フッド」を思い出してしまいますけどね。
でもユニバーサル・スタジオ・ジャパンにもアトラクションがあるくらいの大作ですからね。そんなに小馬鹿にしてはいけません♪
ほかにも、ショーン・コネリー版やラッセル・クロウ版など、
これまでにもさんざん映画化されてきた伝説のヒーロー〝ロビン・フッド”
今回の「フッド・ザ・ビギニング」も一応、
舞台は十字軍の時代のイギリスなので、バリバリの時代劇。
 © 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
でも、全体の95%を手作りしたという衣装はめちゃくちゃ現代的で超おしゃれ!
アーチェリーによる〝銃撃戦”や馬での〝カーチェイス”は斬新で衝撃的だし、
ハイレベルなアーチェリーの技術を駆使した驚異のアクションはハイスピードでアクロバティックでスタイリッシュ!
撮影も、美術も、ロケも衣装も、とにかく
「ルールは一切ない、というルール」
に基づいて作られた、クールかつハイテンションなハイパーシューティングアクション。
などと、くどくど書きましたが、
これまでにない全く新しい切り口のロビン・フッドであるのが今作の特徴。
とにかくこの映画の一番のみどころは、
なんといっても主役のロビン・フッドを演じたタロン・エガートン!!
彼の魅力に尽きる!!
 © 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
言うまでもありませんが、彼は世界中でフィーバーを巻き起こした「キングスマン」でのスーパースパイ役で大ブレイク。
しかも、私も大好物のど真ん中イケメン英国男子( *´艸`)
若くてかっこいいだけでなく、
王立演劇学校出身という正真正銘の演劇エリートでありながら、
驚異の身体能力で、ほとんどスタントも使わずスクリーン狭しとアスリートのような身のこなしで走りまわり、
ハイレベルな弓アクションもちょっとの練習で体得。
見ているほうがあっけにとられるほどの激しいアクションを軽々とやってのけるという
さすがのカッコよさ。
そのなかにゆったりとした優雅さをまといながらも、
余裕のあるユーモアを感じさせる独特の佇まいがなんとも魅力的!
ゴリゴリの英国俳優でありながら、軽くてポップなコメディセンスが漂うところがなんとも魅力的な、要チェックの若手俳優。
そして彼のバディとなって、
「スターウォーズ」ヨーダのように、
「ベスト・キッド」ミヤギ老人のように、
はたまたジャッキー・チェン「蛇拳」「酔拳」かっ(→大好き♪)!?
というような具合で血の気の多い若造に厳しく闘い方を教えるマスターには、
「Ray/レイ」でレイ・チャールズを演じアフリカ系アメリカ人俳優として史上3人目となるアカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックス
 © 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
ほかにも、名作「アマデウス」のサリエリ役でアカデミー主演男優賞を受賞したF・マーレイ・エイブラハムに、
「フィフティ・シェイズ」シリーズのこちらもイケメン英国男子ジェイミー・ドーナンなど、
なかなか豪華で目の保養にもなるメンバーが揃っています。
「あ~、面白かった(*'▽')!」
と、目も心も大満足な一本。
今、中劇で絶賛上映中の「ジョン・ウィック:パラベラム」「アップグレード」とハシゴして観て行く方も少なくない爽快な秋の快作です♪
公式サイトhttps://hood-movie.jp/

さて、このあとも秋恒例、怒涛の新作ラッシュです!
11月はなんと、
「午前十時の映画祭」も含めると計9本の新作映画が公開になる中劇です( ゚Д゚)!!
・・・え、大丈夫?
2スクリーンしか無いのに!?
ていうかもう、入っちゃったからやるしかないっ(;'∀')
もう私のほうでも、全部の作品をちゃんとご紹介できる自信が全くないので、
とりあえず簡単にリストアップしておきます。

11月1日公開「YUKIGUNI」

こちらは、なにげに楽しみにしている方が多いらしいドキュメンタリー作品。
有名なスタンダードカクテル「YUKUGUNI」を生んだバーテンダー・井山計一さんの人生とカクテル誕生秘話に迫るドキュメンタリー。
一杯のカクテルが生んだ奇跡のような物語。
公式サイトyuki-guni.jp/

11月1日公開「サラブレッド」
(C) 2019 Universal Studios. All Rights Reserved.
今、かなり注目のイケてる若手女優の競演。
「レディ・プレイヤー1」オリヴィア・クックと、
M・ナイト・シャマラン「スプリット」や、中劇で上映した「ウィッチ」なんかにも出てた、ホラーやサスペンスがよく似合うアニャ・テイラー=ジョイ
スタイリッシュな映像とクールな音楽に彩られた、
抑圧された思春期の狂気が暴発するサスペンス。
2016年に事故で亡くなったアントン・イェルチンの遺作でもあるちょっとせつない青春スリラーです。
公式サイトthoroughbreds-movie.jp/

11月8日公開「ひとよ」
(c)2019「ひとよ」製作委員会 
6月に上映した「凪待ち」に続き中劇でのロードショー公開となる白石和彌監督作品。
「ルーキーズ」以来の中劇のスクリーン登場となる佐藤健!(たけるーーー!!!)
「万引き家族」や現在フォーラムさんで上映中の「蜜蜂と遠雷」など超売れっ子になってしまった松岡茉優!(「あまちゃん」の埼玉出身のリーダー役がスゴク良かったよー!)
大河ドラマ「西郷どん」で堂々の主役を演じた鈴木亮平!(「変態仮面」からの大出世には驚きました)
そして、この人なくしてはこの映画は成り立たなかったと監督が豪語する女優・田中裕子
重厚な人間ドラマ?
暗くて重い事件のその後?
そうなんだけど、それだけじゃない、
本音と思いやりと複雑な感情が微妙にすれ違っていくリアルな家族の、
せつなくて苦しくて、でもかすかな希望の見えるほんのりあったかいお話です。
ぜひ、ぜひ、スクリーンで!
公式サイトhttps://hitoyo-movie.jp/

11月15日公開
「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」
©2017 Picomedia SRL.
盲目のハンディを克服した世界最高峰のテノール歌手アンドレア・ボチェッリの実話を完全映画化した感動作。
3大テノールの一人パヴァロッティから才能を見出され、
今や〝神の声”とまで言われるボチェッリが自ら執筆した自伝を基に、
名作「イル・ポスティーノ」(大好きです!!)のマイケル・ラドフォード監督が映画化。
ボチェッリ本人の吹き替えによる圧巻の歌唱、
そして激動の愛と半生に心が揺さぶられます。
こちらは恒例の「ラヂオもりおか音楽映画祭」の参加作品。
魅惑のテノールで、芸術の秋を満喫してください!
公式サイトbocelli.ayapro.ne.jp/

そして待望の。
どうしても観たかった。
じゃない、どうしても上映したかったこちら。
11月22日公開
「草間彌生:INFINITY」
Artist Yayoi Kusama drawing in KUSAMA -
INFINITY. © Tokyo Lee Productions, Inc.
Courtesy of Magnolia Pictures.
日本が誇る稀代の天才芸術家・草間彌生の、
知られざるドラマティックな人生に迫るドキュメンタリー。
現代アートの都ニューヨークでさえ女性が単独で個展を開くことは不可能とされていた60年代。
苦境のなかでも創作活動を続け、不可能を可能に変えたパワフルな一人の女性の半生。
私たちには想像もつかないほど刺激的で壮絶な60年代ニューヨークのアートの世界を垣間見る貴重な映像にワクワクが止まらない。
シンプルなのになぜか心が鷲掴みにされるあの不思議な水玉模様の裏にあるものとは。
公式サイトhttp://kusamayayoi-movie.jp/


うーん・・・簡潔に紹介する程度にしようと思ってはいたものの、
書き始めるとついつい長くなってしまう私でした。
ほんとはまだまだ紹介したい作品があるのですが、
長すぎてみなさん読むのをやめてしまいそうなので今回はこのへんで♪
また次の機会に冬までのおすすめ作品をご紹介します!
それぞれ、ほんとは毎回じっくり語りたいと思ってはいるのですが。。。
できなかったらゴメンナサイ!!
なるべく・・・・・がんばります(*_*;)
ちまたではもうすでにインフルエンザが流行りだしたとか!
早くないですか!?
みなさん、予防接種もまだくらいの時期ですよね。
年末に向けてまた忙しくなるので、
体調にはほんと気をつけないと。
予防にはうがい・手洗いが一番だとか。
観たい映画だらけの晩秋です。
インフルエンザなんかで立ち止まらず、
ノンストップで猛ダッシュといきましょう( `ー´)ノ


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2019年10月11日金曜日

秋の映画三昧!「ジョン・ウィック」から!!

こんにちは。
心が晴れ晴れとするような秋晴れです。
55年前の今日、東京でアジア初のオリンピックが開催されたのですね。
来年の東京オリンピックは、真夏ですけど(*_*;)
し・・・しんどい。。。
と、チケットを申し込みもしなかった私が文句を言う筋合いはございませんね。
そしてどうやら明日には超大型の台風が日本列島を襲うとか( ゚Д゚;)!
どうしてくれるんだ!?
テレビでラグビーを楽しむつもりだったのに!
仕方ないから一日中、映画館にでもこもりますか(;'∀')

そんななか、中劇ではキアヌ・リーブスが大暴れ中。
キアヌが、『マトリックス』どころかもうジャッキー・チェンの世界に足を踏み入れてる、

「ジョン・ウィック:パラベラム」

(R), TM & (C) 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

シリーズ3作目!
回を追うごとにスケールアップ&面白さ倍増という、奇跡の作品。
「スピード」「マトリックス」も、1作目が一番面白いよね♪
でもこれは違う。
製作費も作品じたいの世界観も、どんどんパワーアップしているんです。
しかもキアヌ、こんなにかっこいいのになんともう55歳( ゚Д゚;)
信じられない!
キアヌも進化し続けている!?
実はこの作品の監督は、「マトリックス」でキアヌのスタントを務めた方なのですが、
今作ではキアヌ、超絶ハードなアクション映画なのに、
ほとんどスタントを使ってない!
そして、その二人で古今東西の格闘術をミックスして生み出した驚愕のアクションは早回しもカット割りもないガチバトル。
もう、どこめざしてるの?
ジャッキー?
スティーブン・セガール?
なにしろ子どものころ、千葉真一に憧れていたというキアヌですからね、
アクションシーンも全部自分でやりたいと思うのは当然なのかも。
すっかりバリバリのアクションスターといった感じのキアヌですが、
映画オタクの私としては、
「スピード」で大ブレイクする前の、
「ハートブルー」(パトリック・スウェイジがもう亡くなってしまったなんて信じられない!)とか、
超おバカなB級映画「ビルとテッドの大冒険」も大好き。
私服がダサいとか、気を抜くとすぐ太るとか、
好きでやってるバンドが微妙とか、
そんなところもまたチャーミングで、
世界的な大スターになってもなぜか庶民的で親しみやすい雰囲気なのも魅力ですね。
スキャンダルやゴシップがつきもののハリウッドですが、
大きな問題も起こさず、
海外の映画関係者からもすこぶる評判のいい(とにかくいい人!)キアヌ
ときどき、ビックリするくらいのクソ映画に出てたりもするのが面白いんですが、
もうそれですらネタかと思うくらいに大御所になりましたね。
そして独特の世界観で映画マニアたちを映画館でニヤニヤさせたこの「ジョン・ウィック」も、
スタント無しのガチのハードなアクションでありながら、
近未来の裏社会が舞台なのに「馬に乗って登場」とか、
「静かに暮らしていたものの愛犬の復讐のためにマフィアをせん滅」とか、
とにかくクセが強すぎる!!
(R), TM & (C) 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
なんかもうオープニングから終わりまで、
ハラハラドキドキとともにニヤニヤが止まらないという、
最高にクールな作品です。
観終わった女性二人組のお客さんが、
帰りにパンフレットを買いながら
「超ーウケる!最高!!」
と興奮していましたよ♪
やっぱりキアヌは、中途半端な恋愛ものなんかよりも、
身体を張ったド派手アクションとかが似合うんだよなあ!
動かないとすぐ太っちゃうしね♪
今回は、アフリカ系アメリカ人女優として初めてアカデミー主演女優賞を受賞したハル・ベリーにもガチのアクションをやらせています。
彼女も「X-MEN」とか「007」とさんざんアクションやってきてますからね!
全く無理なわけではないと見越してのオファーだったんでしょうけど。
「それにしたって!」ってレベルのハル・ベリー姐さん(53歳!)にまでガチのアクションをやらせてます。
慣れたものでしょうけど、今回はかなりきつかったと言っていました。
(R), TM & (C) 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
それはもう、スクリーンでお確かめくださいというしかないですね。
作品自体も、殺し屋御用達のホテルがあったり、
その社会独自の通貨があったり、
弾丸を通さない殺し屋仕様の特殊スーツとか、
もうなんだか裏社会の「ハリー・ポッター」みたいな世界が笑えてくる、
ありえないようなトンデモ設定も思いっきりお金をかけてみんな本気なのが面白いこの映画、
今まで観てこなかったという方も、ちょっと気になりだしてきませんか?
そしたらぜひ、1と2を観てなくてもまずこの3作目からでいいので、
スクリーンで観てみてください。
絶対誰かにすすめたくなりますよ!
大型の台風も吹き飛ばす娯楽大作です♪
公式サイトhttp://johnwick.jp/


さてさて、中劇にしては珍しく、本気のアクション映画が続く10月です。
中劇得意のB級映画じゃなくて!?
そう、本気のやつ!!
「ジョン・ウィック」からの、
今週公開は「アップグレード」

(C) 2018 UNIVERSAL STUDIOS
こちら、『ソウ』『インシディアス』シリーズのリー・ワネル監督と、
今、要注目の気鋭のプロデューサージェイソン・ブラムによる、
独創的でワクワクが止まらない近未来で高次元のSFアクション!!
この監督は、『最も成功したホラー映画シリーズ』としてギネス世界記録にも登録されている「ソウ」シリーズの脚本・出演に製作総指揮を務めた人物。
そしてこのプロデューサーがまたかなりの凄腕で、
低予算ながら高い利益を上げる作品を続々発表し続ける、
世界中の映画関係者がいま最も注目するスゴイ人。
『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『インシディアス』シリーズ、
最近では『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督の初期の作品『セッション』に、『ハロウィン』や中劇で6月に上映した『ブラック・クランズマン』なんかもこの方の製作によるもの。
なんと、手掛けた作品の世界興行収入を合計すると、
実に170億ドルを超えるという( ゚Д゚)!!
これは絶対チェックしなくちゃ!
こちら、映画オタクではない、ごく普通のフラットな感覚を持つスタッフSさんが、
「めちゃくちゃ面白かった!」
と語っていたので間違いありません。
舞台は、そう遠くないリアルな近未来。
全身麻痺となってしまった男が、
AI(人工知能)を埋め込まれて人間を超越した身体能力を手に入れ、
復讐のために立ち上がる。
でも、この監督は1980年代SF映画を心から愛しリスペクトしている映画人。
安易なCGに頼らず、80年代のハリウッド映画のような、
人間の手によって作りだされる生の特殊効果にオマージュを捧げる、
熱くて、どこかぬくもりの感じられるようなSF映画になっています。
まさにこの監督が大きな影響を受けた「ターミネーター」と同様、
低予算で、工夫とアイデアでたくさんのものを越えていくパワーと賢さ。
それを、くどくどと長々と技術の自慢のように見せつけるのではなく、
SFにアクションにバイオレンスという映画の主要要素を100分の上映時間の中にギュギュッと詰め込んだ、
潔くて面白い前人未到の近未来・高次元SFアクション!
絶対に映画館で観ておいたほうがいいゴリゴリの作品。
公式サイトhttp://upgrade-movie.jp/


さて、夏休みが終わったと思ったら、
あっという間に足冷える、目が見えにくい。
肩こりひどい、膝も痛い。。。
・・・AIが必要なのは、私でした(;'∀')
誰か私に身体能力の上がる(肩こりの治る)チップを埋め込んで!!




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2019年9月27日金曜日

音楽と家族と青春のお話「ハーツ・ビート・ラウド」&音楽映画LOVE

こんにちは。
秋、真っ盛りですね。
山車の太鼓の音とキーキーいう木の車輪の音とともに秋祭りも終わり。
いしがきミュージックフェスティバルはあいにくの雨でしたが、
それでもカッパを着て楽しげに大通りを疾走する若者がたくさんいて、
「若いって、いいなあ・・・・」
としみじみ思った私でした。
とはいえ骨の髄までインドア派の私は、
雨でなくても野外フェスは無理!
暑いのも寒いのも、虫も、雨も、トイレも、人ごみも、全部が無理。
音楽フェスへの憧れはあるんですけどね~。
音楽フェスのライブビューイング(映画館で観る生中継)があったら絶対行くんですけどね♪
→そもそも向いてない(;'∀')
ラグビーW杯も盛り上がったようですね!
うちの弟が行ってきました。
なんだか、鵜住居スタジアムにたくさんの人が詰めかけてW杯なんていう大きな大会をやっているという、あの光景を見ただけで胸がいっぱいになりました。
→私はもちろんテレビで。
まだ先だと思っていた秋のイベントがこうして容赦なく過ぎていき、
朝晩は厚手のパーカーが必要になってきた秋の盛岡です。

というわけで、映画館もすっかり秋模様。
どこの映画館も、例年通り大人の雰囲気です。
いつも名作揃いのフォーラムさんだけでなく、
南部興行さんもヨーロッパ映画の特集中だし、
もちろん中劇も。
おかげさまで、〝イイ感じ”を維持しております♪
ありがたいことに、期間限定上映のはずだった「台風家族」が全国的な大ヒットのおかげで上映継続中!
2週間の予定だった「エリカ38」も好評につき期間延長して上映中!
この、秋の大人のシーズン(いつもはお客さんの入りも静かなのです。。。)に、
こんなにたくさんのお客さんが来てくれているのはほんとにありがたいこと!
このまま冬まで好調のまま突っ走りたいところ。
10月にはキアヌ・リーブス主演「ジョン・ウィック」最新作や
レオナルド・ディカプリオ製作の「フッド・ザ・ビギニング」など
アクション大作も待機中ですが、
明日からは私も個人的にずっと楽しみにしてきた映画が公開。
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた
(C) 2018 Hearts Beat Loud LLC
こちらはまさに秋を迎えた今のこの時期にピッタリな、
娘のことが大好きなシングルファーザーのパパと、
父のことが心配なしっかり者だけど悩み多きお年頃の娘。
友達みたいな二人の、
もうすぐ旅立ちの時を控えたひと夏のお話。
・・・・それだけでなんかもう泣けてきませんか??
私ですら、白髪や目の老化に悩むこの年になってまで、
まだそのころ(高校を卒業し都会へ出ていくとき)の気持ちが、
今でも一瞬で蘇るくらいに、
一生のなかでたぶん一番揺れた、
ものすごく強く印象的な、
特別な時期、18歳
あの時の自分の気持ちと、
今、逆にそのくらいの子供がいてもおかしくない親の目線、
今はどちらも共感出来て、リアルで生々しくて痛い。
主人公は父と娘。
娘の旅立ちを控えたこの時期の、それぞれの感情や事情を交差させて、
熱すぎず醒めすぎず、そっと見守る感じ。
娘は娘の、父は父の、恋愛や悩みを抱えながら、
優しく温かい時間を過ごし、夏の終わりを迎えます。
(C) 2018 Hearts Beat Loud LLC
自分の将来に悩み、恋を知り、少しづつ前に進もうとするけなげな娘サムと、
小さな町で17年営んできたレコードショップを閉めようと決心した、子供っぽいけど愛情深い父フランク
そして最近、徘徊しては周りに迷惑をかけだしたおばあちゃん。
向き合わなくてはいけない現実だらけのなかで、
少しづつ旅立ちの時が近づく父と娘。
お互いのことをいつも一番に思っていながら、
それがゆえにすれ違い、ぶつかる二人の姿が胸を揺さぶります。
子どもっぽくて不器用で、
でも、恋愛の話をしたときには、
反対したり怒ったりするんじゃなくて、
「素晴らしい歌詞だ!」と絶賛する音楽バカなフランクがなんとも素敵。
それだからこそ、父を突き放すことができないサムの気持ちがわかる!
そしてなんといってもこの映画のみどころは、
主役のカーシー・クレモンズの歌!
最高にクールでソウルフル!
一瞬で心をわしづかみにされました。
もともとミュージシャンでもある彼女のパフォーマンスは圧巻です。
この映画のために作られたオリジナルの曲たちもまた素敵(/_;)
歌詞が泣ける!
(C) 2018 Hearts Beat Loud LLC
そして、なにげに豪華なキャストにも注目。
フランクと惹かれあう大家のレスリーにはトニ・コレット
私も大好きな映画「リトル・ミス・サンシャイン」のママ役が最高でした♪
おばあちゃんはブライス・ダナー
なんとあの、グウィネス・パルトロウのお母さま!
グウィネスにソックリな笑顔で、ユーモアあふれるチャーミングなおばあちゃんを演じています。
ほかにも、音楽マニアがうなる小ネタ満載。
私は詳しくないので見てもわかりませんでしたが、
あとで資料を読んだら作品に出てくるレコードや映像に使われているアーティスト本人のカメオ出演が。
それを探すのも面白いですよ(*‘∀‘)
(C) 2018 Hearts Beat Loud LLC
そもそも音楽映画には名作多し。
ここ最近でも「ボヘミアン・ラプソディ」「ラ・ラ・ランド」
などアカデミー賞を席巻した作品も多いですね。
でも私が好きなのは地味めな音楽映画。
好きなものが多すぎて選びきれませんが、
今回は舞台がレコードショップということで、
やっぱりどうしても外せないのはこの2つ。

ジョン・キューザックが冴えないレコードショップのオーナーを演じた「ハイ・フィディリティ」と、
まだ十代だったキュートなリヴ・タイラー主演、ゴリゴリのセクシーギャル役でレニー・ゼルウィガーも出てる、田舎のレコード店が舞台の「エンパイア・レコード」
この2本は、音楽の良さはもちろん、
全体的なゆるさと気負わず観られる軽さ、
でもそこに本気の音楽への愛や青春、人間ドラマがちゃんと作りこまれてて、
その混ざり具合が最高におしゃれ。
くだらないと言う人もいるかもしれないけど、
この「ザ・アメリカ!」な感じの音楽青春映画が大好きです。
レコードショップではないけれど、
音楽映画というくくりでなくても私の大好きな映画を挙げろといわれたら絶対上位に入るのが、
バンドに密着取材をすることになった少年とそのバンドの追っかけの女の子のお話
「あの頃、ペニー・レインと」
これも最高~にクールな音楽映画。
ほかにも、超マニアックですが刑務所でバンドを結成する女の子4人を描くドイツ映画
「バンディッツ」。(同名でブルース・ウィリス主演のアメリカ映画がありますがそちらではありません!)
これも名作。
言わずと知れたバズ・ラーマン監督の「ムーラン・ルージュ」は、ユアン・マクレガーニコール・キッドマンの吹き替えなしの美声に衝撃を受けるし、
思い出しただけで涙腺崩壊の「リトル・ダンサー」もいいですね!
クイーン「ROCK YOU!」が主題歌の「ロック・ユー!」もいいなあ・・・(*'▽')
ヒース・レジャーが最高にかっこいいのです。
ああ・・・また観たくなってくる作品ばかり!
ここに今挙げた作品はすべて、サントラがこれまた超ーーーー名盤。
いまだにこのへんのサントラCDばかりをずーーっとヘビロテの私です。
あれ・・・・思いっきり話がそれていましたね(;'∀')
そう。音楽映画ね!
今回のこの「ハーツ・ビート・ラウド」もサントラ絶対欲しい!!!
と思ったら。
なんと、今の時代はCDじゃなくて配信( ゚Д゚)!!
なんだってさ!
おばちゃん、ついていけないよ(;´Д`)
と思いましたが。
勇気を出してやってみました。
音楽ストリーミングサービスアプリ「Spotify」をインストールし、
ハーツ・ビート・ラウドのコード(チラシやパンフレットに載ってます♪)を読み込めば。
なんとすぐにこの映画のサントラが聴けました(*´▽`*)
なんて便利!
しかも無料!
最高ですね!
すごい・・・・なんて時代だ!!
みなさんもぜひ、聴いてみてくださいね♪
それと、この映画の公式サイトに行ってみてください!
https://hblmovie.jp/
実際のレコードショップの店員さんたちがもしこのフランクの経営するレコードショップの店員だったら・・・という粋なコーナーがありますよ♪
そしてこの映画の上映中、
中劇ではパンフレットだけでなくこの映画のオリジナルグッズも販売( *´艸`)

かわいくないですか!?
奥のトートバッグなんか普通に欲しいし。
Tシャツもいいですよね!
パンフレットはレコード型。
ぜひチェックしてみてください♪


さあ、お酒のおいしい季節がやってきました。
「ハーツ・ビート・ラウド」を観ていたら、フランクの友人デイヴの経営するバーのカウンターで一杯やりたくなっちゃいました。
あんなお店、ないかしら?
「マスター、いつもの。」
・・・・からの。
11月1日から中劇では、有名なカクテル「YUKIGUNI」を生み出した名バーテンダーのドキュメンタリー映画の上映が決定。http://yuki-guni.jp/
こちらもおすすめの秋の一本です。
お楽しみに~!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile


2019年9月9日月曜日

家族のお話。「台風家族」舞台挨拶中継!&「ひとよ」も決定!

こんにちは。
9月ですね。
すっかり秋です。
暑いけど。
ぼんやりしてたら「ニュー・シネマ・パラダイス」終わってました(^_^;)
いや、観ましたけどね。
観たんかいっ。
もう、オープニングからずるいですよね!
あの音楽!
全編にわたってノスタルジックでせつなくて美しいあのメロディが鳴りっぱなしなんだもん!
それだけで涙が止まらないっ!
トト少年のかわいさと、
アルフレードの優しさが、
映画への愛と、映画好きへの愛とまざりあって、
最後の30分は涙腺崩壊。
映画が大好きだった子供のころを思い出しました。
映画好きと、映画館関係者には必須科目。
私のようにそのどちらもだという人は、
観てないわけがないですね♪
観てなきゃ単位もらえませんよ( `ー´)ノ
って、上映終わったけどね(/_;)
観て、号泣しながら、
「あ。ブログに書くの忘れてた(゚Д゚)!」
と気付きました。。。
大好きな映画だったのに!
今回も絶対観る!!って決めてたのに!
まあでも、ほっといても優等生の「ニュー・シネマ・パラダイス」です。
「何度観てもいい!」
「映画館で観てみたかった!」
と、たくさんのお客さんが来てくれたので、
私のしょうもないブログで紹介できなくても無問題!
映画って、やっぱりいいよね(*‘∀‘)

さてさて、すでに上映が終わってしまった映画の話から始まってしまいましたが、
いろいろとご案内しなくてはいけないことがたくさんあって大変。
月末と月初めは業務も重なるうえに、
健康診断やら私用やらでお休みをいただいたので更新もできず、
今月の目玉作品だった「台風家族」の紹介すらまだちゃんとできていませんでした・・・(/_;)
というわけで上映始まってます。
まさに最大級の台風とともにやってきた。
草彅剛主演!!
「箱入り息子の恋」(よかったですよねえ!)の市井昌秀監督!!
「台風家族」!!
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
中劇に来てくれたお三方(しつこい!)の映画、これで三人全員主演作品上映コンプリート!!!
いやあ~嬉しい( *´艸`)
大ヒット上映中!
なにしろ中劇ですからね、
「満員御礼」ってわけじゃもちろんありませんけど、
思ってたよりもたくさんの方が観に来てくれていてビックリ。
このブログや中劇の公式ツイッターでご紹介したときもあまり反応はなく、
地味っちゃ地味だからこんなもんなのかなとか、
やっぱり事件の影響がなくはないのかなと思ったりして、
もしかしたらそんなにお客さん来ないのかも。。。
と思っていたのですが。
なんと、平日なのに初日からたくさんのお客さんがっ!
しかもパンフレットは完売。
ゴメンナサイ!
映画会社のほうも、そんなにお客さんが来ると思ってなかったのか、
たいして売れるとも思ってなかったのか、
あまり製作していなかった様子。
でも、たぶん思ったよりお客さんが入っていて、
パンフレットも飛ぶように売れたので増刷を決定したとのこと♪
9月14日には入荷予定です(*'▽')
よかった~!
公開3日目に完売するなんて、めったにないのでビックリしましたけど、
欲しい方がちゃんとパンフを手に入れることができそうで安心です。
でも、次回の入荷も数量限定の様子。
絶対欲しいという方は、早めにゲットしてくださいね!
で、映画のお話。
いやあ~・・・面白かったですよ!!
ほんとに、クズな一家の、台風のような一日。
だけどなんとなく、あちこちに共感ポイントがあって、
観終わってみると、そうクズでもないような。
いや、たしかにみんなクズ。
しょぼいけど、みんな他人から見るとクスッと笑えてしまうほどのクズ。
でもなんだか、どこの家族にもある当たり前のお話のような気もしてくる。
私の家族にも、友達の家にも、
世間話で聞く、そのへんのおうちにだって大なり小なりあるはずの、
〝家族”のお話。
〝霊柩車で銀行強盗をしでかしてそのまま消えてしまった両親”なんて、
設定としては、決して「よくある」とはいえないけれど、
一番身近で、素の自分が出る、それでいて一番めんどくさい人間関係である「家族」の話。
それも、高そうな瀟洒なマンションの一室ではなく、
田舎で昔ながらの商売をやっていた古い一軒家での、
生々しい生活感や、
えげつない兄弟喧嘩(自分の兄弟喧嘩や親子喧嘩って、ほんとえげつなくて絶対に他人には見せたくないですよね)や、
ついさっきまで罵詈雑言を浴びせあってたはずなのに、
気が付くとなんでもない会話をまた始めてしまってるという家族ならではの距離感なんかを、
絶妙な空気感のユーモアとリアリティで描きだします。
タイミング悪くやってくる来客に、
私の実家にあったのとそっくりな家具やごちゃごちゃとした物置
アナログなビデオデッキに、利きの悪いリモコン
そのビデオで父親が見てたものは?で超泣ける!)
子どものころ使ってた机
そして容赦ない兄弟喧嘩
それらのすべてが、まるで私の実家の風景に思えてくる共感。
キャストも絶妙!
草彅さんの、ダメダメな長男のずる賢さと、どこからかにじみ出る〝上の子”感。(「クズで結構~」ダンスは本人アイデアだそうです)
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
「こういうやつ、いるー!」と笑えてくる、兄弟から急に一人だけ出てくる優等生エリートの次男は、ポスターやパンフレットからも完全に消されてしまっているのが残念すぎる新井浩文。(何度も帰ろうとするのに帰れないグダグダっぷりがおかしい)
MEGUMIの弾けたビッチぶりは、もうパーフェクト!この役はこの人じゃなきゃダメだったでしょうね。(期待の上をいく下品さが最高です。)
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
そして、イマドキな末っ子を演じているのはまさに今、飛ぶ鳥を落とす勢いで大ブレイク中の中村倫也。(↓ずっと着てる、ダサいTシャツが気になって仕方なかった。)
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
もうなんか、とにかくこの兄弟が並んでるだけで面白いんですが、
なぜか全員ちょっと顔似てるなあと思いながら観ていたら、
あとで調べたらやはり似た感じの人たちを集めたとのこと。
やっぱりね!
「色白で、顔の感じがきょうだいに見えること」
でキャスティングされたそうです。
兄弟喧嘩もリアルなわけだ!
尾野真千子も、この映画では個性を抑えがちですが、ダメ夫を突き放さず愛しちゃってる奥さんの愛情あふれる感じがさすがだし、
演技は初体験という娘役の甲田まひるちゃんも鋭い目力とラストの強くていたずらっぽい笑顔が印象的。(草彅さんと顔がソックリに見える瞬間があってビックリしました!)
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
そして、出番は少ないもののかなり重要な両親がまたいいとこついていて、
頑固一徹、不器用で融通のきかない昭和なオヤジの藤竜也と、
かわいらしくてニコニコなお母さんの榊原るみ
これまた「わかるーーーー!!」と叫びたくなるようなリアリティ。
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
MEGUMIの天然で超KYだけど憎めないバカ彼氏を演じている若葉竜也もかなりいい!(「愛がなんだ」も良かったですね~!今、要チェックの俳優ですよ♪)
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
そんなわけで、映画好きも食指を動かすナイスなキャスティングで、
シーンのほとんどが家の中という、役者の演技にすべてがかかってくる舞台作品のようなシチュエーションで、
クズだらけの、ドタバタの、怒涛の、そして普遍的な、ろくでもなくてあったかい家族のお話が繰り広げられるのでした。
最後のチープでせつない猛ダッシュシーンまで、
矢口史靖監督の初期の名作「ひみつの花園」を髣髴とさせる、粋なシーンです)
終始、クスクスッと笑いつつ、
意外にも泣かされるという素敵な映画。
銀行強盗してしまった理由や、
子どもたちにはひた隠しにしていた衝撃の事実、
そしてビデオテープ。
もう、胸が苦しくて号泣でした。
いつもはつい、きつい口調で会話をしたり、
返事もろくにしなかったりしてしまう両親にちょっと優しくしようかなと、
ほんの少し優しい気持ちになりました。
→やろうと思って実家に行ったけどできなかった(-_-;)
どうしてもつい、「はぁー!?」とか「だから何回も言ってるじゃん!!」
「マジ、ボケたんじゃないの!?」とか言ってしまうんですよねえ(^_^;)
いかん、いかん。
親がいつまでも元気で変わらずそこにいるとは限らないですもんね。
親にも弟にも、優しくしようと思います。
そしてそんなこの「台風家族」
なんと、舞台挨拶中継が決定しました!!!
●実施日時:914日(土)
17001730
※上映前 (舞台挨拶中継終了後、本編上映開始)

●登壇(予定): 草彅剛、MEGUMI、甲田まひる、藤竜也、市井昌秀監督(予定)

●チケット料金:通常料金 
※各種割引可 
※招待券・ポイント鑑賞・株主券等 無料鑑賞適用不可

●チケット販売日時:9/14(土)劇場窓口開場より(7:30開場予定)


※オンライン販売での販売はございません。

え、もう初日に観ちゃったって?
いいじゃないですか!
もう一回観ましょうよ(*‘∀‘)
私も、舞台挨拶がなくたってできればもう一回観たいもの!
きっと、二度目には二度目の発見があるし、
なにしろ、諸般の事情によりDVDなどの製作・販売は今のところ難しそうなので(こちらの件について全く見当もつかないという方は、まああんまりいないと思いますが、「台風家族 上映延期」でググってください!)、
公開見送りからの奇跡の復活を果たした今回の上映期間中に(3週間限定公開です!)心ゆくまでこの映画を楽しんでくださいね!
公式サイトhttp://taifu-kazoku.com/


そしてそして、ここ数年ずっと「なんか最近の中劇、たまたまだけどいい感じの映画やれてる(*‘∀‘)!」と言い続けてる私ですが、
またしても。
というか、最大の。
どでかいサプライズがっ。
最初、ドッキリかと思ったくらいの。
え、これ、ほんとにうちでやれるの?
どうせ、フォーラムさんとの拡大(拡大上映=同時に同じ地区で同じ映画をやること)でしょ。
と、スタッフ誰もが思ったこちら。
「ひとよ」
(C) 2019「ひとよ」製作委員会
マジかーーーー・・・・。
佐藤健!
たけるーーーー!!
超ーーー久しぶりじゃん!
やだー、もうーー元気してた!?
くらいに、佐藤健さまとはご無沙汰だった中劇。
なんと、「ルーキーズ」以来の中劇登場のさま。
「フォーラムさん以外で観ることないわー(/_;)」
と思ってたんですが。
この街から出ていって出世して都会に染まってしまったと思ってたら、
「帰ってきたから飲もうよ」
と急に連絡をくれた昔の仲間、みたいな。
「うちらのこと、忘れたわけじゃなかったんだ(/_;)!!」
みたいな。
「え、いつぶり?『ルーキーズ』以来だからー、10年!?やだー!あっという間だねー!もうーー、見てたよずっとー。すっかり売れちゃってー」
みたいな。
・・・え、わかんないって?
わかんなくていいです。
私が勝手に盛り上がっただけなんで♪
たける様、奇跡の凱旋。(→別に、本物が来るわけではないですよ)
そして、私の大好きな日本映画「大阪物語」でのお母ちゃん役が最高だった田中裕子がお母ちゃん!
そしてたける様の妹役は、『あまちゃん』のころから大好きな松岡茉優ちゃん♡
う・・・嬉しすぎる・・・!
松岡茉優ちゃんも、フォーラムさんでしか観ることができない「まぼろしー!」のようなものだと思ってたのに!!
そのうえ、監督は、なんと「凪待ち」に引き続き中劇での単独ロードショー公開となる、
名だたる俳優たちが今最も出演を熱望する白石一彌
嘘やん・・・・!
どうしたの?
なんか中劇、宝くじ当たったくらいのミラクル起きてません??
やばい・・・・ニヤニヤが止まらない・・・( *´艸`)!!
もう、「台風家族」「ひとよ」
この秋絶対に観るべき家族の映画二本、
上映できるだけで大満足。
なんならお客さんがあまり入らなくたって(怒られるー)
上映してるってだけで嬉しくなるやつ。
いやあ~、みなさん!
中劇、がんばってますよ~♪
絶対面白いから、どっちも観てくださいね~!!
公式サイトhttps://hitoyo-movie.jp/


ここ数日、必死でいろいろ映画を観ています。
健康診断のあと、バリウムのための下剤を飲んだ直後に「台風家族」とか(*_*;)
一日中なんだかんだで走り回ったあと、ルミエールさんに滑り込んで「フリーソロ」とか。(超ーーよかったです!)
観たい映画が山積みで、全部は観られないのが悲しい秋の盛岡。
フォーラムさんはいつでも何本か観たいのがあるけどほとんど観られないから諦め気味なんですが、
この秋、南部興行さんもかなりイイですよ!
http://www.nanbukogyo.jp/morioka/coming.html
「フリーソロ」を観たときに付いていた予告で知ったんですが、
この秋、南部興行さんではなんとヨーロッパ映画特集
やばい!
やばい!
観たい!
いつも、南部興行スタッフTさんと、
「どうすればお客さん来るんですかねー」
「いや、みんながんばってるじゃん!いいのやってればきっとくるよ!大丈夫だよ!」
などと慰めあっているのですが(傷をなめあって?)、
ほんとに今、フォーラムさんはもちろんですが中劇も、南部興行さんも、
良い映画、面白い映画をたくさん上映できるようになってきていると思います。
ピカデリーさんでやってた「愛がなんだ」も良かったですよー!
(映画マニア(すみません!)の先輩Gさんに「絶対、観たほうがいいよ」と勧められて観たんですが、やっぱり良かった!)
フォーラムさんだけでは上映しきれないたくさんの素晴らしい映画たちを、
他の映画館でも上映していること、
盛岡にはフォーラムさん以外にも映画館があるってこと(ビックリするけど、フォーラムさん以外に映画館があるってことを知らない人も多いのです。。。フォーラムさんが一番新しい会社なのに!)、
もっとたくさんの方に知ってほしいなあと、
切に、切に願っています。
映画好きのみなさんも、ぜひ、ちょくちょくお友達なんかに「盛岡の映画館普及活動」をお願いします♪
そうして、いろんな劇場にたくさんのお客さんが行くようになれば、
もっといろんな映画が盛岡で観られるようになるのでね(*‘∀‘)
ぜひぜひ、『映画の街・盛岡』の名に恥じぬよう、
映画と映画館を盛り上げていくのにご協力をお願いします( `ー´)ノ


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile




2019年8月23日金曜日

キラキラ北欧の風&ドロドロ和製クライムドラマ

こんにちは。
「お盆を過ぎれば秋」
というのは盛岡あるあるではありますが。
にしたって(゚Д゚;)ノ
ほんとに、お盆が終わり夏休みが明けたと同時に朝晩の涼しいこと!!
朝、家を出た瞬間、
「えっ!?」
て口から出ちゃったくらい涼しくて衝撃を受けました。
ほんと盛岡の秋は容赦ないですね!
昼間の気温はまだもう少し残暑が続くとの予報ですが、
この朝晩の涼しさはもう、秋一直線て感じですね(*_*;)
またしても、バーベキューの一つもやらないうちに夏が過ぎていく。。。

そんなこんなで、
だいぶ先と思っていた秋の上映作品たちが、
いつのまにかもうすぐ公開に。
この夏から秋にかけて、個人的にも楽しみな、面白そうな作品ばかりが揃った中劇。
観るのも、このブログで紹介するのも大忙しで嬉しい悲鳴です♪
まずはみなさまお待ちかねのこちら。
北欧フィンランド発の、人気シリーズ第三弾。
「オンネリとアンネリとひみつのさくせん」
(C) Zodiak Finland Oy 2017 All rights reserved.
すっかり大きくなって〝女子”になったオンネリ&アンネリのふたり。
いよいよ7~8歳設定の女の子たちを演じるには厳しい年齢となってしまったこの子たちは、
この三作目「ひみつのさくせん」で卒業となるそうです。
残念ですが、子供の成長はあっという間。
あのハリー・ポッターも、
「みーつけた!」のスイちゃんも(Eテレです)、
カレー屋ケンちゃんも(古っ!)、
大きくなると卒業ですもんね。
本国フィンランドでは原作も超有名、
この映画シリーズも大ヒットしたので、
映画シリーズは続けたいらしく、
このあとはまたキャストを新たに製作されるようですよ。
この、真っ白お肌のおめめパッチリのまんまる少女たちがとってもかわいらしくて良かったんですけどね~。
でも原作の設定は7~8歳なので(^_^;)
仕方ないですね。
それはともかく、この第三作目。
今までよりさらにちょっとだけブラックが入ってますが、
やっぱりキラキラでフワフワでカラフルであったかい、
期待を裏切らない北欧ムードたっぷりで大満足。
ピンクパステルブルーソフトイエローのお洋服だけでなく、
監獄のような児童施設で着替えさせられる囚人服のような無地のグレーの上下でさえなぜかかわいらしく見えてくる不思議。
そして、今までのシリーズに出てきたメンバーが勢ぞろいで、
みんなで力を合わせて一大プロジェクトを敢行!
(とはいえいつも通りほのぼのですけどね!)
画面を眺めているだけで癒される、
やさしくて幸せな少女のころの夢の中のようなお話。
夏の終わりに、北欧の夏のとびっきりキュートな世界を覗いてみませんか?
公式サイトhttps://www.facebook.com/onneliannelijp


それからもう一本、超おすすめ作品。
来週8月30日公開
「エリカ38」
(C) 吉本興業
こちら、なんと、あの、樹木希林プレゼンツ。
浅田美代子主演、実際に起こった事件をモチーフに、
欲望に溺れ犯罪に手を染める女性の半生を生々しく描いた犯罪エンタテインメント。
去年、惜しまれつつ他界した役者・樹木希林が、
親しい友人である浅田美代子主演の映画を作りたいと自らが動き、
監督・プロデューサーなどスタッフを集め、
キャスティングや脚本のチェックにも関わったほか、
主演の浅田美代子の母親役を演じ、これが最後の日本映画出演作となった
まさに生涯唯一の〝企画”作品。
この実際に起きた事件、2年ほど前にワイドショーなどでもかなり大きく取り上げられていたのでみなさんも覚えているはず。
「出資法違反で逮捕された女性詐欺師」
といってもピンとこないかもしれませんが、
覚えていませんか?
巨額の詐欺をはたらいておきながら、
年齢を20歳も詐称してタイで若い男と豪邸暮らし、
聖子ちゃんカットでミニスカート、
肩をベロリと出した若作りの極みといった様子でテレビに映り、
あっけらかんと「自分は悪くない」と言ってのけたあのオバハンのこと。
犯罪そのものよりも、その姿、その様子のほうが世間をザワつかせていましたよね。
あれです。
あの事件のニュースを見ていた樹木希林が、
「あなたはこういう役をやったらいいのよ!」
と、一緒に見ていた浅田美代子に言ったそうです。
でも、言われた本人は自分のことを一番よくわかっていて、
「やりたいけど、誰も私にそんな役をオファーしないでしょ」
と答えたそうです。
でも、公私ともに45年に渡って親しく付き合ってきた浅田美代子に、
どうしても今までのイメージを壊して代表作を作ってあげたいと思ったのでしょう。
スタッフやお金を集めただけでなく、
キャスティングにも積極的にかかわり、
最後は衣装も自腹で浅田美代子の母親役を演じ、
生涯唯一の企画作で、まさに役者としても最後の作品となりました。
その母親役がまたおいしいところを持っていくんですよねえ!
出番もセリフもそれほど多くはないものの、
ボソッと呟く一言が、さすがというか、ずるいというか、
「ザ・樹木希林の真骨頂」といった感じで、
観ている私がニヤリとしてしまいました。
「浅田美代子が女性詐欺師をやったら面白いと思うのよ!」
と、プロデューサーに声をかけた樹木希林のこの一言から、
一気に大きく動きだした企画。
それが2017年春のこと。
その後、自らあちこち電話をして走り回り、
スタッフを集めて製作をほぼほぼ決定したのちに、
浅田美代子に話したといいます。
「監督はこの人、プロデューサーはこの人に決まったから」と。
そして、翌年夏の撮影にしようかと決まりかけたとき、
「こういうものはさっさとやらないと!」
との樹木希林の一言で、そこから半年も早まり、
2月の撮影となりました。
がんであることを公言もしていた彼女は、
自分の命の時間を計算し、とにかく早くしないとと急いでいたのかもしれませんね。
そして、自分の出演シーンは無事に撮り終えたものの、
映画の完成は見ずに旅立ちました。
最後の最後まで、病室からスタッフに電話も入れながら、
完成を待っていたようです。
映画を愛した「女優・樹木希林」が、
最愛の友人である浅田美代子に最後に贈ったのは「映画」
そしてそれは、友人だから贈ったという内輪の自己満足の世界ではありませんでした。
この映画を観て私が一番驚いたのは、
「女優・浅田美代子」の姿でした。
天性の女優・樹木希林は、友人としてではなく
「女優・浅田美代子」というものを世間に紹介したかったんだなと。
たまに懐かしの映像で出てくる破壊力抜群の歌唱力を持った「元スーパーアイドル」とか、
バラエティで見せる「チャーミングで天然のキャラクター」とかだけでなく、
「ほんとはこの人すごいのよ」と、
見せつけてやりたかったんだなと。
そういえば、よくテレビでは見るのに、
女優としての演技をあまりちゃんと観たことがなかったなあ。
パッと思い浮かぶのはイメージ通りの役柄だった「釣りバカ日誌」でしょうか。
それが今回、「この人、すごいな!こんな上手いんだ!!」
と、ほんとに衝撃でした。
表情、しぐさ、話し方、すべてが浅田美代子本来のチャーミングさと
かわいらしさによるものでありながら、
お金や男やビジネスや、自分が広げた風呂敷のなかで我を失って、
ある意味狂っていく哀しい女の姿を、
けっしてかわいそうじゃなくて不憫でもなくて、
本気で自分は悪くないと思っているような救いようのない犯罪者の姿を、
最後まで魅力的に演じきっているのに正直驚きました。
痛々しすぎて哀愁すら感じてしまうような役柄のはずが、
なぜかピュアで、「ただ愛がほしかっただけなの」とか言いそうな少女のように見えるシーンもあって、
「すごいな、この人」
と思わず呟いてしまった私です。
圧巻は、騙した人たちに囲まれて、配当金を返せと詰めよられるシーン。
ここはまさに背筋がゾクッとするような演技です。
自覚の無い悪女の生々しさがすごい!
このシーンと、
タイで若い青年とラブラブの日々を過ごして穏やかに微笑むシーン。
ここに、樹木希林が見せたかった「女優・浅田美代子」の姿があるんじゃないかなと
私は思います。
観ながら、私も大好きな映画「顔」阪本順治監督、藤山直美主演、福田和子事件をモチーフにした映画。面白いですよ~!)を思い出していました。
観終わったあと資料を読んでいたら、
まさに樹木希林本人も浅田美代子に、
『顔』みたいな役をやったらいいのに」
と言っていたということが書いてあって、
「やっぱり!!」と思ったのでした。
どうしても、世間を騒がすニュースや事件は、
映画人などに「この人で作ってみたい」というような衝動を起こしてしまうものなのでしょうか。
この映画は、ほかの、「ああ、こういう役ピッタリだねー!」と言われそうな女優がやるのではなく、
浅田美代子だからこその作品だったなと、
それはつまり、どうしてもこの役を浅田美代子にやらせたかった樹木希林の、
女優としての、友人としての、映画人としての最後の執念だったのだなと、
観終わったあとしみじみと感じました。
樹木希林がこだわったキャスティングもさすがで、
主人公を悪の道に引きずり込む平岳大木内みどりのナチュラルな悪さは圧巻だし、
主人公に騙される被害者たちもさすがのメンツで見応え有り!
エンドロールでは、実際の被害者の方たちの声も聴けるのですが、
それもまた樹木希林のこだわりだったようですが、
作品にリアルと重みを与えています。
樹木希林がどうしても世の中に紹介したかったこの作品、
そして「女優・浅田美代子」の姿を、
ぜひ、スクリーンで確かめてみてください。
公式サイトhttps://erica38.official-movie.com/


夏の終わりになると、虫に刺される私。
毎年、そのことでも「夏の終わり」を実感することになります。
まんまと今年も刺されました。
お盆明けに、足首&二の腕を。
「今年も夏、終わりかあ(T_T)」
何が嫌って、虫に刺されるとかなり腫れる体質なのもうんざりなんですが、
それよりもこのところ本当にゲンナリするのは、
「虫刺されがなかなか治らないこと、そしてその跡がいつまでも汚く残ること。」
これも歳のせい( ゚Д゚;)!?
風邪もなかなか治らないしね。
腕や顔についた線(寝起きや、長時間デスクやどこかに押し付けていたときの跡など)も、長いこと引いてくれないしね。
一年なんかあっという間だし、
なんでもすぐ新しくなるし、
なんかもうオバチャン、前よりも3倍速くらいで歳をとっているような気がしてきました。
夏は嫌いだけど、季節が過ぎていくのは悲しい。
たしかに、「エリカ38」のモデルになったあの女性のように、
〝若いころの自分”を忘れられずに若作りをし、
自分だけの世界に入りこんだほうがラクなのかもなあ。。。
映画を観ながらそんなことを考えていた私でした。
・・・・せつなっ(/_;)


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2019年8月7日水曜日

BTS&ローマの休日公開!「台風家族」もやりますよ~!!

こんにちは。
暑いですね!!
本日の最高気温36℃!
体温ですね(*_*;)
この暑さはとうぶん続くようなので、
みなさま、水分をしっかりとって、
なるべく涼しいところに避難して過ごしてくださいね。
例えば映画館とか(*´з`)/

夏、真っ盛りの中劇は、早朝からレイトショーまでフル稼働中。
ちゃんと涼しくて、椅子も悪くないし、
ポップコーンも安いし、
みんなが観たいものを普通に上映してるはずなのに、
いつでも空いてるのは何故( ;∀;)??
の中劇。
さあみなさん、
「なんで中劇はいつも空いているのか??」
を自由研究のテーマにして、中劇にレポートを提出しましょうね♪
(→自分で考えろ!)
さて、現在上映中の「ミュウツーの逆襲」「天気の子」
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
 (C) Pokemon (C) 2019 ピカチュウプロジェクト

(C) 2019「天気の子」製作委員会
土日も全く問題なく、混雑もなく、
ゆったり、のんびり、ご覧いただけます。
8月7日から上映時間が変更になりますので、
そこだけご注意を。
8/7~15の上映時間
「ミュウツーの逆襲」
8:00/11:30/14:40
「天気の子」
9:15/12:30/16:35/17:45/18:45


そして、明日8月7日より公開!
世界中を席巻する韓国のスーパースターグループBTSの最新ドキュメンタリー映画
「BRING THE SOUL:The Movie」
(C) 2019 BIG HIT ENTERTAINMENT Co.Ltd., ALL RIGHTS RESERVED.
去年に引き続き中劇での上映となりました!
「なんで中劇なの?」とか、
(知らないよ!!)
「中劇ってどこ?あの古いとこ?」とか、
(古くねーし!!綺麗だし!!)
そんなふうにさりげなくディスってくる人は、観なくてよろしい( `ー´)ノ
どこの映画館でやるかは、正直、私たちの意思だけで決められるとは限らないし、
場所なんか、みんな自分のスマホでちょちょっと調べられるんでしょう!?
いいじゃないか!観られるんならどこだってさ!
中劇、そんなことではメゲません。
落ち込んでなんていられません。
お客さんが少なくたって、仕事は追っかけてくるんだもの!!
そんな中劇に同情するなら金をくれ!
じゃなくて、映画を観に来てくださいね♪
・・・・話がそれました(^_^;)
BTSです。
防弾少年団
(C) 2019 BIG HIT ENTERTAINMENT Co.Ltd., ALL RIGHTS RESERVED.

去年の秋にもフィーバーした、この韓国のスーパーグループのドキュメンタリー。
https://moriokachugeki.blogspot.com/2018/11/bts_22.html
その最新作が登場。
政治のめんどくさい話や、日本と韓国の間の微妙な空気をものともせずに、
日本はもちろんのこと、アジアから世界中を魅了するこの若者たちの素顔の魅力をたっぷりとお届けする作品です。
前回は、土日でも満席になることはありませんでしたが、
朝早くから来て受付をする方がいたり、
ロビーがちょっと混みあったりすることはあったので、
今回は一応、連日整理券を発行することになりました。
受付をすませてしまえば整理券がもらえるので、
いったん外に出かけたりもできるし、
時間ギリギリに列に並んだりしなくてすむので、
なるべく早めに受付をしておくといいですよ!
ちなみに、特典付きで販売していたカード型の前売り券ムビチケは、本日(8月6日)までの販売。
前売り券というのは、映画が公開される前に買っておくちょっとおトクな券なので、
映画が公開される前日までの販売と決まっていますので、ご了承くださいね。
映画が公開されると、あとは映画を観る日に受付で当日券をご購入いただくという形のみになります。
特別興行につき、当日券は2,200円均一です。
招待券やサービス料金は使えませんのでご注意ください。
アーティストのドキュメンタリー作品は、
普通の映画と違ってお金のかかり方が全く違うので、
ちょっとお高い特別料金になることがほとんどですのでご了承くださいね。
8月7日~15日までの上映時間
13:30/15:40/20:00
駐車場は、金田一、MOSS、リリオなら受付のときに4時間分のサービス券を安く買えるので、駐車券を忘れずにお持ちください♪
飲食物の持ち込みOKなので、
中劇のすぐそばにあるコンビニのコーヒーや、
中劇のすぐ隣で売ってるドーナツなんかを持ってきても大丈夫!
気楽に、安上がりに、映画を楽しんでくださいね。
公式サイトhttp://www.toho.co.jp/theater/ve/bts_movie2/


そして「午前十時の映画祭」は、
いよいよ名作『ローマの休日』
© 2019 Paramount Pictures.
もうほんとに、この「午前十時の映画祭」シリーズでも何度も何度も上映、
それでもやっぱりリクエストでは圧倒的に支持されるこの作品。
何度観てもやっぱり、
「これぞ、午前十時の映画祭の醍醐味!」
といえるほどの満足感と充実感がある作品です。
オードリーの可憐な美しさと、
グレゴリー・ペックのダンディーぶり!
まだまだ海外旅行が夢のまた夢だった時代の、憧れのローマ!
「みんながみんな好きな人と結婚できる時代じゃなかった」
という年配の方々の圧倒的な共感と支持を受けた、
せつなくてピュアなラブストーリー。
ぜひぜひおじいさまおばあさま、お孫さんも一緒に、
家族みんなで観てください!
ちなみに中劇、またしても思わぬミラクルを引き起こしました。
なんと、同じ日8月9日から、盛岡・菜園のカワトクさんにて、
「オードリー・ヘプバーン写真展」が開催されます!!!
カワトクさんの担当の方とお話しさせていただいたのですが、
ほんとに偶然で、最高のミラクルですねとお互い大喜びでした。
こんな機会はめったにありません!
映画「ローマの休日」と、「オードリー・ヘプバーン写真展」をハシゴして、
今なお色褪せないオードリーの魅力を堪能してください!!
(ちなみに、「オードリー・ヘプバーン展」『ローマの休日』の鑑賞券(レシート)を提示すると、
通常料金から100円引き(600円→500円)になります♪
カワトク友の会の会員証カワトクカードでも同様の割引になるので、
そちらのカードをお持ちの方はそちらを、
持っていない方は中劇の「ローマの休日」のレシートをご提示いただくといいと思います。)
http://audreyphotoexhibition.jp/
https://www.kawatoku.com/2019audrey_hepburn/index.html


さらにさらに、もう一つ大きなご案内!
やりました!!
草彅剛主演『台風家族』上映決定です!!!
©2019「台風家族」フィルムパートナーズ
中劇、SMAPの聖地(自称)としての面目躍如!
今年2月に上映した稲垣吾郎主演「半世界」
6月に上映開始、つい先日まで上映していた香取慎吾主演「凪待ち」
そして待望の草彅剛主演「台風家族」です!
やりました!
中劇に来てくれたお三方、コンプリートです( *´艸`)!!
嬉しすぎる!
なにしろ、草彅剛演じる長男のすぐ下の弟を演じた新井浩文が・・・(;´Д`)
彼がね・・・・(;´Д`)
もう、ほんとに・・・・(;´Д`)
この映画の完成が告知されてから事件が発覚したので、
もう観られないのかと思いましたよー!
とにかく、「出演する一個人が起こした事件と、作品は別。」
という配給会社の決定により、
無事、上映が決まったのはほんとに嬉しいですね。
詳しいことは映画の公式サイトで配給会社から発表されているので、
そちらをご覧ください。
公式サイトhttp://taifu-kazoku.com/
それにしても、出演俳優の不祥事によって、
たくさんの映画が公開延期になったりお蔵入りになったりしていますが、
そういうのはほんとに残念でなりませんよね。
でも、先日、中劇で上映した「青の帰り道」(別の役者で撮り直した)や、
編集も撮り直しもせずに公開した「麻雀放浪記2020」
今月末公開の「引っ越し大名」(楽しみ!!!)なんかもそうですが、
たくさんのスタッフやキャスト、たくさんのお金をかけて製作された映画は、
やっぱり、お客さんが観て、初めて作品として成立するもの。
今回、ちゃんと作品として、劇場で公開できることになって私たちも嬉しい限り。
「台風家族」
みなさん、絶対面白いから観に来てくださいねー!!
(上でご案内した公式サイトで予告を見られるので、ぜひ見てみてください!)


さてさて、ドタバタとお知らせばかりの回でした。
猛暑の盛岡、ぜひぜひ涼しい映画館で快適にお過ごしください♪
えーい、この際、どこの映画館でもいいや!
だって私も、「ペット2」とか、「引っ越し大名」とか「おっさんずLOVE」とか観にフォーラムさんに行くし、
南部興行さんも「Girl」とか「フリーソロ」とか絶対観たいっていういいのたくさんあるので要チェック(http://www.nanbukogyo.jp/morioka/coming.html)!
もちろん中劇も「ローマの休日」をはじめ「天気の子」も必見だし今月末の「エリカ38」とか「オンネリアンネリ」とかも待機中だしね!
クールシェア?っていうんでしたっけ?
みんなで涼しくなって、地球にも優しい。
それ。
それ、いいじゃん!
それでいきましょう(*‘∀‘)/
私はとりあえず、夏の楽しみといえば、
ビールを飲みながら「熱闘甲子園」を見て泣く。
これをやってから、クールシェアでいきます♪


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