2025年6月19日木曜日

ヲタク集まれーーー!!「君がトクベツ」だけじゃない推し活の回。

こんにちは。
6月ですって。
今年ももう半年終わるみたいです。
びっくりですねー早いですねーなんて使い古した言葉はもう飽きたのですが、
びっくりですねー早いですねーしか出てこない自分の語彙の少なさにガッカリしているところ。
そういえば前回このブログで、もうビデオデッキが無いので観られない映画のビデオテープと、あちこち切り抜かれてプレミアなどつかないであろうただの古い映画雑誌をどうすればいいの!?と書いたんですけど。
「・・・・・え、普通に捨てれば?」
とあっさり言ってきた友人。
衝撃です。
そうか!捨てればいいのか!え、ビデオテープは燃えないゴミで、雑誌は古紙でいいよね?
・・・・・・じゃないのよ!!
捨て方聞いてるわけじゃないのよ!
なんていうのかな、こう・・・・気持ちの問題なのよね!!
え、まさかこれ読んでる方も「なんだよ、捨てればいいのに」と思ってた方がいたりしますか!?
違うのよ!
このいにしえからの映画ヲタクが、こつこつと好きなものを集めてきたこの軌跡をね!
あっさり燃えないゴミや古紙の日にゴミの集積所に持って行けないから言ってんの!!
部屋の床が抜けそうなくらいに何列にも積み上げられた映画のパンフとかチラシとかさ(推しの雑誌もあるけども!)
絶対に使わないと自分でわかっちゃいるのにどうしても買ってしまった映画グッズとかさ(推しのライブグッズもあるけども!)
なんかそういうさ、自分のつらいときやしんどいときも私を支えてくれた物たちをさ、
気持ちのこもった大切な物たちをさ、
簡単にゴミには出せないじゃんかーーー!!!
ってことを言いたいわけなんですよ!私は!!
現在、絶賛断捨離にハマり中の弟は「卒業アルバムも捨てたわ。別にいらなくね?」とか言うし、片付け上手な完璧主婦の叔母は「お墓に持って行けるわけでもないんだから処分しなさい。火葬のときだって今はなんだかんだ入れられないんだからね!」とか言うし、
ヲタクの気持ちなど一切慮ることのできないそういう人種とはどうやったって共存できないので片付けについてはその種族の人たちには相談しないことに決めました。
とまあごちゃごちゃ言ってますけど、自分にとっては宝の山でも結局片付けられなくて他人から見ればゴミの山にしか見えないものたちを動かせない言い訳してるだけなので、もうどうしようもないですね。
・・・・だって絶対捨てないもん。
そんなわけで、今月も映画のパンフ買ったし、推しが表紙の雑誌やら推しのグッズやらたくさん届いたので宝の山(?)の上に積み重ねました。
私にできることは、床が抜けないように祈るのみ。
・・・・・・。

そしてそんな私のような限界ヲタクのみなさんお待ちかねの映画が公開になります。
「君がトクベツ」
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
久しぶりに、大量のキラキラ浴びてます。
若いキラキラ男子のエキスで若返るかも・・・!!(吸血鬼かよ!というツッコミは、このあとここの下のほうで書く予定の映画につながります)
最近は、アイドルが出演する映画でもひたすらキラキラな胸キュンというのはあまり多くなくて、わりと内容がひねりがあったり凝っているものが多かったりするのですが、
今回はもう誰が見ても一目でわかりますよね。
ド真ん中ストレート!!
『徹底的にキラッキラの胸キュン』です。
どこからどう見てもオバチャンの部類に入ってしまった私なので、さすがに高校生のキラキラ胸キュンラブストーリーはしんどすぎてこのところ観なくなっていましたが。
こちらは高校生ではなくて大学生。ギリギリセーフ(?)
原作漫画では高校生の設定なのですが、映画では主人公のさほ子は大学生という設定になってます。そのほうが、みんな共感できるしね。
しかもヲタクならだれでも一度は妄想したことがあるであろうヲタクの夢実現系ピュアラブストーリー!
・・・・・・これならオバチャンでも申し訳なさ半減で観られる・・・!!(?)
イケメン嫌いの陰キャ女子と、キラッキラな国民的アイドルの胸キュンラブストーリーです。
国民的アイドルを演じるのは、実際の国民的アイドル・なにわ男子大橋和也くん。
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
・・・・・・・・最高じゃないかーーーーーー!!!!!!
これほどドンピシャな当たり役、なかなかないぞーーーー!!!
と、私でさえ思ったのですが、実はなんと原作者の幸田もも子さんご本人が公式に「個人的にもし実写化したら皇太は大橋くんに演じていただきたいなぁと密かに夢見ていた」と語っていました!
当たり役というより、もはや当て書きですね。
原作者が「この人でやってもらいたい」と思っていた人に実際に演じてもらうのってもうそれ以上の答えはないわけで。
私のなかでは、原作者の横溝正史から「イメージに一番近い」と言われた古谷一行金田一耕助、脚本の古沢良太が当て書きしたという長澤まさみダー子(コンフィデンスマンJP)に次ぐ最高キャスト。(個人の意見です)
そもそも大橋くんといったら常に全力、常に満開笑顔の百点満点アイドル。
見ているだけで目がつぶれちゃいそうなくらい全員キラキラななにわ男子のメンバーのなかでも、ビジュアルだけでなくダンスも歌もめちゃくちゃうまくてバラエティもいける、
なのに運転もうまくて料理もうまくてリアコ(リアルに恋してる)な完璧すぎるスーパーアイドルが大橋和也なので!!
そのうえ、とにかくプロ意識が高いことで有名な彼。
この映画のインタビューでも、「アイドルは現実では恋愛しない存在なので、だからこそお芝居で表現してみたい」と語るくらいプロのアイドルなんですよ。
これ、ほかの人が言ったら「嘘に決まってんじゃん!!」て言われるところですが、
彼の場合はガチなんで!!
デビューできるかどうかもわからなかった関西ジュニア時代から、学校でもプライベートでも一切写真撮影には応じず、修学旅行には参加しないでリハに行ってたくらいの、周りが引くくらいのプロ根性。
ドキュメンタリーでのなにげないインタビューでも、人前に立つことの矜持や、アイドルとして生きることの強い意志が伝わってきて、こちらまで胸がいっぱいになります。
デビュー前のジュニア戦国時代からずっと関西ジュニアを見守ってきた私は、
映画が始まって早々、デコチュー(おでこにチューすること)のシーンがあって衝撃!
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
「はっすん(大橋くん)!!そんな人目のあるところでデコチューなんかしちゃだめだよ( ゚Д゚)!!」
と思ってしまいました。彼はリアルな現実世界では絶対にそんなことしないんで!!
・・・・・・・・え?なにわ男子?
私ですか?好きですよ。応援してますよ、関西ファミリーなんで!!
私、自軍もいるし推しメンももちろんちゃんといますけど、それも含めて関西まるごと全力応援なので、ジュニア時代からなにわ男子も応援しています。
WEST.がデビューし、キンプリができて、人気だったフロントメンバーがごっそりいなくなった関西ジュニア「焼け野原」と揶揄されていたころから、
それでもひたすらデビューを夢見て歌もダンスもバラエティも磨いてきたんですからね。
関西からのデビューを目指してこつこつ努力を重ねてきたみんながバカ売れするのが目標なので!!
受注生産のDVDも買ったしね。
ドキュメンタリー見るためにアマプラ入ったしね。
なんならちびぬい(公式グッズのちっちゃいぬいぐるみ)も、サンリオとコラボしたときのクリップマスコットもはっすん(大橋くん)のやつ持ってるしね。
宮城のライブも入りました。ちゃんとペンラ持ってね。
そりゃあ応援してますよ。
あれ?え、えっとー・・・これ、〇ャニヲタクブログでしたっけ?
違いましたね、映画館のブログでした。
いっけねー、忘れてた!
そう、それで今回その、アイドルのなかでも究極の国民的アイドルを演じるのにピッタリな大橋和也くんと、
子役として1歳のころから芸能界で活躍を続ける畑芽育ちゃんが、
キラキラな胸キュンラブストーリーを紡ぎます。
畑芽育ちゃん、可愛いですよね!!
そしてとにかく上手い!!
あんなにカワイイのにちゃんと地味な陰キャ女子になってる!
ノリツッコミや妄想バクハツ、イケメン嫌いなはずがうっかりアイドルに恋してしまって戸惑い慌てて一人で右往左往しながらアタフタする姿がかわいらしい女の子を全力で楽しみながらナチュラルに演じています。
コロコロ変わる表情と、コミカルな大きめリアクションを見てるだけでも癒される、天性のコメディエンヌっぷり!
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
こんなに自然にコメディが演じられる若手女優さん、なかなかいないのでは?
どストレートな胸キュンなのですが、彼女のナチュラルな演技があるので見ていて全然恥ずかしくならないのがすごい!
クスクス笑って、落ちこんで、一緒にハラハラしながら大好きなアイドルの彼のことを一生懸命応援している気持ちになります。
国民的アイドルグループ「LiKE LEGEND」(ライクレ)のメンバーもみんなキラキラ!!
事務所の垣根を越えて、今をときめくいろんなボーイズグループから精鋭のイケメンが集まりました。
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
LDH所属のFANTASTICS from EXILE TRIBEから木村慧人くん、
スターダストプロモーション所属のM!LKから山中柔太朗くん、
LAPONE(吉本興業×CJ EMN)所属DXTEENから大久保波留くん、
BMSG所属MAZZELからNAOYAくん。
(*今回は、実際にご本人たちが所属するグループではなくてこの映画の中でのアイドルグループ「ライクレ」でのメンカラでお名前を紹介していますのでご了承ください*)
ものすごいドリームチームですね。
次から次と、イケメンばかり出てきます。
最後、フルで歌って踊ってパフォーマンスするシーンがあるんですけど、まさにこれぞ眼福。
ありがとうというより、ごちそうさま(?)
私のようなくたびれたババアの、日々のクソダサい(口が悪くてすみません)しょうもないツマンネー毎日のことを、そのひとときだけキラキラで忘れることができました。
イケメン最高!!イケメン万歳!!
なんてったってアイドル!!
キュンで悶えるなんて、久しぶり。
ほんと、幸せな90分でした。
プライベートのアイドルと偶然出会い、恋に落ち、そのグループのメンバーとも顔見知りになるなんて!
幼いころからイケメンを追っかけてた私からすれば神設定!
まさにそんな設定の小説を、学校の売店で売ってる学校のマーク入りのレポート用紙に書いて友達と交換してお互いに読みあってはキャーーーーー!!!などと騒いでいた頃を思い出します。
なにわ男子の大先輩、デビュー前のSMAPを追っかけていた〇十年前のJKに戻っていた私でした。(この話はこのブログでずっとこすり倒しているので今回はやめておきましょう。)
・・・・安心してください。エンドクレジットでちゃんと我に返りましたよ。
ギックリ腰(ついさっきまたやった)と貧血に悩む、底辺の残念ヲタクのオバチャンにね。
でも、観終わるころにはもう完全にライクレのファン状態。
映画の公式インスタもフォローして毎日見てはニヤついちゃってるし、MVなんか再生リストに入れて回しちゃってるし、え?あれ?私、ライクレの推し活始めちゃってない?てかファンクラブ入らせてください!!うちわとタオル、買わせてください!!(注:劇中のグループなので、ファンクラブは入れないしグッズもありません)
こちら、6月21日(土)には舞台挨拶付き上映が決定!
入場者特典も6月20日から3日間限定で配布が決定!

そしてライクレのファンクラブグッズはありませんが、劇場販売グッズはもちろんあります!
ただし争奪戦必至&追加無しの売り切りなのでお早めにどうぞ!!
こういう推し活映画は1週目がすべてです!
そしてアイドルは数字の勝負!!
数字をプレゼントして、推しに仕事を引き寄せようではありませんか!!
公開日からの週末初動3日間が命です!!
そこの動員で、翌週の上映回数からなんなら終了日の目安からだいたいの興行収入まで決まってしまいます。映画のグッズもすぐに売れちゃいます。
推し活のみなさんは、とにかく、初週に観てほしい!!
入場者特典ももらって、SNSでうっかりネタばれする前に観て、グッズもゲットして、そうやって推しを応援する。
これが、正統派ヲタクの推し活です。
がんばりましょうね!!
もちろん劇場ロビーには、写真撮影OKの推し活コーナーも設置。

私、両腕ブン回して作らせていただきました!
写真撮影用に私物の推し活グッズも貸し出します!
映画会社にもきちんと許可取ってますので、ガンガン写真撮ってSNSで拡散して推し活してください!
みんなで盛り上げましょうね!!!


久しぶりに〇ャニヲタ全開でフルスロットルの回になりました。
ヲタク回でドン引きしてる人はもうここに至る前に脱落してると思いますけど。
それでもめげずに、一応、他の作品の紹介もしようとしている私は勇者でしょうか?
「テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ」
© Courtesy of Universal Pictures
孫と仲良しの、93歳のおばあちゃん・テルマがかわいくて、強くて、最高に魅力的!
アメリカでも猛威をふるって社会問題になっている『オレオレ詐欺』にあっさり騙されちゃうけど、それだけでは終わらない、激強メンタル。
お金取られっぱなしなんて悔しいから絶対に泣き寝入りなんてしない!
友人のベンを巻き込み、老人用の電動スクーターを奪っていざ犯人のもとへ。
『史上最遅』のアクションコメディです。
のんびりゆっくり、核心に迫っていくおじいちゃんとおばあちゃん。
平和なコメディと思いきや、うっかりミスや転んで一人では立ちあがれなくなるトラブル、銃社会アメリカの怖さを突き付けられるガンアクション(?)なんかにハラハラドキドキ。
登場人物みんながそれほど早く動けない前代未聞のエンタメ映画で、こんなにワクワクするなんて!
© Courtesy of Universal Pictures
動きは遅いがテンポは良いので飽きません。
そして、ただのコメディではありません。
歳をとり思うように体を動かせないことや、衰えて変わってしまった友人の姿、
そして周囲からバカにされたくない、何もできなくなったと思われたくないというプライド、
そういったシビアな現実に向き合う姿もちゃんと描かれています。
テルマのように、前向きで元気でかわいらしい93歳になれるかどうかはわかりませんが、
こんなふうに歳をとるなら悪くないかな、と思えてきます。
宣伝用のコピーに「おばあちゃん版ミッション・インポッシブル」なんて書いてあって、権利とか大丈夫!?と一瞬、心配しましたが。
エンドクレジットに〝SPECIAL THANKS:Tom Cruise”!!
ちゃんと公式にお墨付きでした!
エンドクレジットになったとたん、席を立ったりしないでくださいね。 
なんと、このまさかの元気なおばあちゃんのお話、実はこの映画の監督の実話なんです。
そしてそのモデルになった本物のおばあちゃんがエンドクレジットに登場!
演じた93歳のジューン・スキッブもかわいいですが、本物もユーモアたっぷりのお茶目なおばあちゃんです。
そこまでは必ず見てから帰ってくださいね!

「ノスフェラトゥ」もよかったですよ!
© 2024 Focus Features LLC. All rights reserved. 
オーソドックスかつ、現代の技術だからこその美しくて怖いゴシックホラー
ずーーーっと暗くて、見えにくいのでたまに前に身を乗りだして見てましたけど。
だれかー!暗いよー!ライトつけてー!と言いたいくらい。
いや、19世紀、お城、しかもほとんど夜なんで暗いの当たり前!。
そりゃそうだよね、ろうそくの時代だもん、暗いよね。
東ヨーロッパの吸血鬼伝説、明るい照明の下でなんて作れないですよね。
それでもその暗さと陰影がなんともいえない繊細で官能的な映像の美しさを引き立てて、その世界にのめりこませてきます。
ゴシックホラーはこうでなくちゃ!の没入感がすごい。
このての時代モノは、中途半端に作られちゃうと世界観に入り込めなくて醒めるんですよね。
でもこれはすごい。
徹底的に、街並みも、建物も、小物も、衣装も、19世紀の不気味な東ヨーロッパ。
ウィレム・デフォーの癖のあるお芝居(なぜかヤバイ博士とか似合いますもんね!)も、吸血鬼のおぞましくもどこか色気のある姿も、イケメンすぎるニコラス・ホルトももちろん良いのですが、
なんといっても主人公エレンを怪演(!)したリリー・ローズ・デップが圧巻。
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顔の向きや表情にときどき両親(ジョニー・デップヴァネッサ・パラディ)の面影を見せつつ、
白目をむいて豹変したり、エクソシストばりのありえないブリッジの態勢を見せたり、
まさに体を張って怪演してます。
もう七光りなんて言わせない!
19世紀ヨーロッパが舞台のコスチュームプレイは、実は私も大好物。
ホラーは苦手で最近はあまり観ていなかったのですが、ただただ人が殺されていくグロいスプラッターでなければそこまで嫌いじゃない私。
この映画は楽しみました!
昔ながらの王道ホラーの怖さもありつつ、19世紀のヨーロッパを堪能、
現代だからこその技術でおどろどろしさと美しさを絶妙にブレンドした吸血鬼映画でした。
吸血鬼映画って、なんでどれも美しいんでしょうかね?
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フランシス・F・コッポラ「ドラキュラ」とか、トム・クルーズ「インタビュー・ウィズ・バンパイア」も美しかったですよね。
そして吸血鬼の映画・・・・・・なぜかみんな好きだよね?
実は私も好きなんです。
バンパイアハンターの女子高生が主人公のアメリカのドラマ「バッフィー・ザ・バンパイア・キラー」なんて、好きすぎてDVDボックスも買ったくらいだもんね。
なんででしょうね?
ただのトチ狂った殺人鬼じゃなくて、どこかせつなさとかロマンがあるからですかね。
勝手に「吸血鬼はイケメン」のイメージがあるからかな(絶対的にブラッド・ピットのせいだと思いますが)!
まあ、私が語るとどうしてもミーハーな話に寄ってってしまうのでちゃんと伝わるかわかりませんが、期待通りのゴシックホラーといえる作品でした。
もっと壮大に、ドラマティックに、ゴージャスに、作ろうとすれば作れたような気もしますが、幻想的な作りの中のあえての小さな世界というかリアリティが、そこにあったように思います。
ロバート・エガース監督っぽいリアル感というか。
けっして、SFチックなエンタメ吸血鬼映画が作りたいわけじゃないんだよと。
こういう作品は、お話を大きくしようとすると、とたんにフィクション感が出ちゃうので。
でもやっぱりこういう映画は映画館で観たほうが良いよね!
なにしろ暗いし!家だとますます暗くて、何やってるのか全然見えないかも!
そして、こういう映画を観てるときにテーブルの上のスマホとか部屋のゴミ箱とかテレビのリモコンとかチラチラ目に入ると一気に現実に戻っちゃって入り込めないもん!
映画館でがっつり19世紀のヨーロッパ、行っちゃってください。
気になってる方はぜひ、完全に没入できる映画館で観てくださいね。


さてさて私、今月もがんばって観てますよー!
南部さんでは「MIRRORLIAR FILMS SEASON7」を、
フォーラムさんでは「岸辺露伴は動かない 懺悔室」『か「」く「」し「」ご「」と「』を、
中劇でもちゃんと観ました「君がトクベツ」「テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ」「ノスフェラトゥ」
すごくないですか!?
6月、すでに6本も観てますよ!?
だからまたギックリ腰が出たのかも( ゚Д゚)!
ええ、わかってますよ、映画ヲタクのみなさんは私の倍以上観てるんでしょうね。
私だって昔は一日2本でも3本でも、一週間に5本も6本も余裕で観ていたものですけどね!
・・・・・そんなのもう無理だ・・・・( ゚Д゚)!!
歳、とるってこういうこと。
いや、私より年上でもまだまだ元気で、一日何本もハシゴする方もいますけどね。
ほんとすごい。
疲れませんか?
ていうか寝ちゃわないですか?
その前に、どうやって時間作ってるんですか?
あとで教えてください(;_;)
というわけで、私の頭の中のとっちらかったいろんなものを放出した感じの今回。
どうですか、ついてこれてますか?
アイドル映画も、バカにしないでくださいよ!?
マッチ&明菜とか、シブがき隊とか、吉川晃司とか、チェッカーズとか、薬師丸ひろ子とか、スケバン刑事とか、そのあたりのアイドル映画、がっちり観て育ってきた私ですからね。
みなさんだって通ってきたでしょう!?
忘れないでくださいよ!あの頃の気持ちを!!
そこがあっての今ですよ!?
初心忘るべからず!!
あの頃があっての、映画ヲタクなんですからね!?
菊池桃子が好きすぎて、郵便局に貯めてあったお年玉をくずして「テラ戦士ΨBOY」を何回も観に行った私ですからね、バカにしないでくださいよ!?
それから「眺めのいい部屋」ヘレナ・ボナム・カーターがかわいすぎて一目惚れして以来、19世紀のコスチュームものの映画を見漁ったりとか、
ウィノナ・ライダーが好きすぎて、しかもコッポラ版「ドラキュラ」の世界観が好きすぎてDVDも買ったりもしたしね。
常に動機がミーハーなところが、筋が通っていると言ってください。
なんにせよ、いつもに増してとっちらかってしまった、推し活万歳の回でした。
こんなミーハーなブログは拡散しなくてもいいので、観た映画の感想を拡散してくださいね。


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2025年5月17日土曜日

「アンジェントルメン」めっちゃよかった!!…だけでは当然終わらない今回も大長編

こんにちは。
すっかり暖かくなりましたね。
暖かいのはいいんですけど、私の天敵である『虫』たちが活発に活動を始めたので地味にうんざりしているところです。
さっそくふくらはぎ刺されたしね!
なんなの、あいつら!?
ちょっと寒くなったくらいで消えるくせに、ちょっと暖かくなればソッコー血を吸いに来るとか!
マジ最悪です。
ほんと嫌ーーーーい!!!
たまに換気のためにロビーの非常口を開けたりもするんですけど、そうするといろんな虫が入ってきて結局すぐ閉めるハメに。。。
やっぱり私、寒いほうが好きかも・・・!(毎年、同じことを言っている)
などという雑談はこのへんにして、
さて、みなさんが気になるのは私が前回の更新のあと、果たして「トワイライト・ウォリアーズ」以外の映画を観られたのかどうかってことですよね?
・・・・うん、興味無い方は飛ばしてください。
それが、観られたんですよ!!
「ゴールドフィンガー」
・・・007じゃありませんよ。
あれね、ショーン・コネリーのね!じゃないのよ。
まあ、007についてはこのあとだいぶ下のほうで別件で書きますのでお許しください。
こちらはゴリゴリの香港映画です。
アンディ・ラウトニー・レオンが、
あの、めちゃくちゃかっこよくてめちゃくちゃ面白くて香港アカデミー賞総なめ、しかもハリウッドでリメイク(レオナルド・ディカプリオマット・デイモン)されたうえにそのリメイク版もアカデミー賞獲っちゃったっていう香港映画の金字塔「インファナル・アフェア」以来20年ぶりに共演した新作ですよ!
・・・ていうか「インファナル・アフェア」が20年前だって( ゚Д゚)!?
・・・・・・嘘やん・・・ついこないだじゃんか。。。
って、いや、それもまた今は置いておきましょう。
このブログ読んでるようなガチ勢の映画ヲタクの皆様ならもう観てるか!
私、頭が悪いので株とか金融関係のことはサッパリでちんぷんかんぷんな人なので、
そういうの詳しい方の半分も楽しめなかったかもしれないんですけど、
香港映画ヲタクの私としては、1980年代のイケイケな時代の香港をスクリーンで堪能できただけで、
アンディトニーが、そのイケイケだった時代の香港のど真ん中で、しかも広東語で、あのお互いに強烈な目力でガチンコでやりあうヒリヒリするような緊張感をまた映画館で体感できただけで、もう大大大大満足!
観てない方はぜひ観てください!!
・・・・・ピカデリーさんでね。
それから、大大大大好きな台湾映画「カップルズ」も観ましたよ。
公開当時、1週間の上映で3回観ましたからね。
監督エドワード・ヤン
この方は、私の大好きな香港映画みたいにこれでもか!って盛り上げるような作り方は絶対にしない人なので、どの映画も日常のどこかにあるような光景を切り取るような作品で、
あっと驚く急展開もなければ、衝撃のドンデン返しも無いんですよね。
後味スッキリ!とも限らないし、面白かったーーー!!って作品ばかりってわけでもない。
じゃあなんでと言われると難しいんですが。
何が?かわかんないし、なんで?かもわかんないんですけどね、なぜか好きなんですよ。
不思議ですね。
その時代のその街の、独特の空気感とかなんともいえない居心地の悪さやどうしようもない閉塞感なんかをすごくリアルに描いているのが好きなのかもしれないです。
そもそも私はそのころのアジア全体(アジア映画も)の雰囲気も好きなので。
香港もですけど台湾もまた、急速に成熟して発展した経済状態とは裏腹に、一般人の裏社会とのつながりが広く色濃く残る特殊なところなので、普通の市民の日常生活を垣間見るだけのような映画でも必ずどこかに裏社会の姿や香りが普通の生活のなかに当たり前に存在していてそれが透けて見えるのも面白い。
毛沢東により完全に共産主義を爆走していく中国と、
対立して台湾へ逃れた蒋介石によって中国とは別に経済成長を遂げた台湾
そしてイギリスの植民地となることで飛躍的に発展しアジアのトップに躍り出た香港
複雑に絡み合う中国の歴史は、エンタメの面から見てもやはり面白い。
「カップルズ」は、台湾映画、エドワード・ヤン監督の作品のなかでもだいぶエンタメ寄りなほうで、いつも通りのクールな目線と容赦ないリアルさは残しつつもシンプルなストーリーにユーモアと純愛と爽快さが光るスタイリッシュな作品。
2007年に亡くなってしまったので、新作がもうどうやっても観られないというのはほんとに残念なこと。もっと観たかったな。
そして私は台湾イケメンも大好物なので、チャン・チェンクー・ユールンといった私と同世代のイケメンの、若くて一番カッコよかったあの頃の姿をまたスクリーンでじっくり見られたのはほんとに最高でしたね。
ビジュアルはどこからどう見てもチャン・チェンが飛びぬけてバチイケで最高にカッコ良いのですが、
私の好みは昔も今もやはり主役のクー・ユールンでした!(私の好みなど誰も興味ない)
一見地味、ビジュも中身もそれほど自己主張はしてこない草食系男子だけど、超優しいし超いい人だし、よく見るとめっちゃカッコよくない( ゚Д゚)!!??のやつ!!(それでもまだ話す)
超ーーーーーー好みなんですけど!!(うるさい)
やっぱり好き!!!(もうほっといてください)
そしてやっぱり、ラストシーンが最高すぎる!
ヴィルジニー・ルドワイヤンもかわいすぎるし、屋台街の混沌のなかでのキスシーンは、数ある恋愛映画の中でもトップクラスに入ります!!(私の中で)
あのラストだけでご飯3杯いけるよね。
てか、持ってるビデオもあのラストだけ何回巻き戻して観たことか!(テープ伸びたかも。)
まさかあの大好きなラストシーンをまたスクリーンで観ることができるとは思いませんでした。
必ずもう一回観に行きます。
・・・・・ルミエールさんにね。
うん、だからさあ!南部さん、私の好み熟知してるじゃん!!
私の観たいのばっかりやるじゃん!!
ほんと困る(嬉しい)!!
そのうえ、ついさっき南部興行のTさんから、私の推しが出演する映画も上映が決まったと連絡が!!
もうさあ!忙しくて困るわ!!
観るスケジュール大変なんだからちょっとカンベンしてくださいよ(もっとやって)!!
と、そんなわけで今月もまた毎週、南部興行さんに通っている私でした。
あ、そうだ!「早乙女カナコの場合は」も観ましたよ!
これは絶対観なきゃ!と思っていたので!
これもまたよかったですーーー!好き!
「あるあるあるある・・・!!」の共感の嵐と、
「わかるわかるわかるわかる・・・!!」と頷きすぎて首がもげそうになりながら。
最後も好き。
ギリギリまで迷ったんですけどね、寝坊したので。
「え・・・行くのやめよかな・・・このまま二度寝しようかな・・・」
でも観てよかった!!
がんばって行ってよかった!
・・・・・フォーラムさんにね。
ていうか結局アジア映画ばかり観てますね。
ほんとに好きみたい。アジアの映画。
そしてなんていうか、あれですね。
他館の映画の話ばっかりですね。
こうなってくるとほんとに私、映画館通りの伝道師ですよね。
ね?ね?
・・・・・同意求む。

と、珍しくいろんな(?)映画を観られているアグレッシブな春でした。
そう。そして久しぶりにノリノリでちゃんと中劇の上映作品を紹介できる日がやってきました。
いつもやれって?わかってますよ、ドラえもんコナンも落ち着いたんだからね。
観るよ、観ますよ、観るってば!!!
ていうか観たんだってば!
「アンジェントルメン」
(C) 2024 Postmaster Productions Limited. All Rights Reserved.
これはもう・・・・マジでめちゃくちゃ面白かったですよ!!
ガイ・リッチー節炸裂!!本領発揮!!
この方のは好きなんですよ、昔から。
長編デビュー作「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、これも私、3回は観てます。
面白かったから何度も観たというのは当然なんですが、
ロンドンのストリートを舞台に、ちょっと冴えないチンピラたちがもめ事に巻き込まれててんやわんやのドッタバタという、セリフ多すぎ展開早すぎ怒涛のストリートクライムアクションだったため、
細かい設定・人間関係・セリフ・誰がどうしてこうなってこれは誰のでなんでここに?っていうのが一回では理解が追い付かず、
これはきっとちゃんとすべて理解すればもっと面白いに違いない!という
気がしたので見直したという作品。
そしてやっぱり2回目、3回目のほうが面白かったやつです。
この現象はブライアン・シンガー「ユージュアル・サスペクツ」とかスティーブン・ソダーバーグ「トラフィック」なんかもそうなんですが、やっぱり自分で脚本書いて監督もやるという、ガチの映画ヲタクの監督が作る映画って、噛めば噛むほど面白い!みたいなとこありますよね?
という話になると、「カップルズ」エドワード・ヤン監督もだし、ウォン・カーウァイもだし、私はやっぱりそういう人の作品が好きだし観たいなあと思うんですよねぇ~・・・(´ー`)
・・・・・同意求む。
で、なんだっけ?
「アンジェントルメン」だ!!
(C) 2024 Postmaster Productions Limited. All Rights Reserved.
第二次世界大戦下、史上初の〝非公式”特殊部隊が、ナチスにも英国軍にも見つからずに北大西洋上のUボートを無力化するという超高難度のミッションに挑んだという実在の作戦を描いた、爽快度1000%の痛快スパイアクション。
ガイ・リッチーは、長編デビュー作の「ロック、ストック~」が最高にクールでカッコよくて面白すぎてしまったために、そのあとの作品に対するハードルがめちゃくちゃ上がってしまい、作品によって「ちょっと軽すぎるよね」「話、広げすぎじゃない?」「もうひとひねり欲しかったなあ」なーんて、私のようなめんどくさい底辺映画ヲタクにまでいちいち批評されたりするという気の毒な人でもあります。
この方、「ロックストック~」の成功によって一気にハリウッドに進出、資金もキャストも豪華になってスケールの大きな作品を手掛けるようになり、カネと地位を手に入れたらやっぱりイイ女と付き合いたいよね、っていうんで手を出してしまった(出された?)のがなんとマドンナ
そういうところがちょっとかわいらしいというか憎めないというかバカだねぇ・・!!みたいな部分でもあるのですが。嫌いじゃない。
そしてそのあたりに製作された作品は出来も微妙だったりして、そこがまた単純で面白い人だなぁと思ったりもするんですけど。
それでも新作が公開と言われれば絶対に観たいし、新作を観てみて結局「うーーーん・・・やっぱり『ロック、ストック~』がいいよねぇ・・・!!」ってなってしまったりもするんですが、
マドンナと離婚後は調子を取り戻して面白い作品を撮るようになったので、やっぱりこのてのヲタク系ぜんぶ自分でやりたい系クリエーターは強い女(マドンナはさすがにいろいろ強すぎたでしょ)に振り回されるようじゃダメってことなんですね。自由にやらせなきゃね。
でも、そこから「シャーロック・ホームズ」とか実写版「アラジン」とかまで監督して成功させるヒットメーカーになったんだからたいしたもんです。
そしてそんなガイ・リッチーが得意とするのは、日本人も大好物の『いろんな能力を持った仲間が集まり力を合わせて大きな敵に立ち向かう』系のストーリー。
いいよね!いつの時代も、そういう映画が一番面白いよね!
そこに、イギリスらしいスタイリッシュなユーモアをふりかけて、スピーディで圧倒的なストーリーでぐいぐい引っ張り、いろんな伏線を回収しながら最後は超スッキリ!!みたいなね。
それがガイ・リッチー作品の醍醐味です。
で、今回はその得意のジャンルを、超豪華なメンツで超ふんだんにお金を使って、戦時下の実話をもとにしたストーリーで自由に作った超大作。
そしてなんとプロデューサーはジェリー・ブラッカイマー
最初、この映画の資料を見てこの名前を見つけた時はびっくりして二度見しましたよ。
1980年代、まさに私を映画ヲタクに育て上げた(?)ハリウッド映画の神、ハリウッド黄金時代の立役者。
「フラッシュダンス」「トップガン」「ビバリーヒルズ・コップ」・・・
「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」まで。
面白い脚本、こだわりの監督たち、豪華なキャスト、豊富な資金で、
最高のエンタメを作るために必要なものを揃えて間違いなく大ヒットさせる天才プロデューサー。
この写真がもう、ジェリー・ブラッカイマーでしょ。↓↓
ウィル・スミス「バッドボーイズ」かと思ったよね。
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ジェリー・ブラッカイマーガイ・リッチー
面白くないわけなくない!?
このコンビで、実在した〝007”のもとになったメンバーたちの『アンジェントル(非公式)』でインポッシブル(不可能)なミッション(作戦)の実話を映画化。
もちろんエンタメとして作られた映画なので、実在しないキャストも出てくるし脚本の全部が実話というわけではないのですが、
それでもちゃんと007の原作者イアン・フレミングも登場するし、ラストには実在したほんもののメンバーのその後(実際の)も紹介されるので、こんなドリームチームが戦時中に集められて、こういう作戦がほんとに遂行されたんだ!?と思うと鳥肌モノでした。
そもそもありえないくらいの大胆で難しい作戦を、ナチスだけでなく自国軍(英国軍)にも見つからないように遂行するだなんて、不可能すぎるでしょ!?
だからやっぱり次から次と問題発生、作戦変更のトラブル続き。
当時は携帯電話もないしね!
わかっちゃいるけどハラハラドキドキの連続ですよ。
そのメンバーたちがまたカッコいいしね!
「上司の言うことをきかないからリーダー」ヘンリー・カヴィルをはじめ、
制御不能の狂犬やら爆破のプロやら裏工作に長けるベテランに敏腕航海士、
名計画家、そしてスパイには欠かせない絶世の美女も。
007に出てくる〝M”もしっかり出てきます。
ジュディ・デンチじゃないけど。
〝M”役はケイリー・エルウィズ。この名前で「アナザー・カントリー」のハンサムくんじゃん!って思った人はマニアックですね。
製作はアメリカ映画ですが、ヘンリー・カヴィルや、このへんの私の大好物である英国イケメンをざくざく起用してくれるのがガイ・リッチー映画のツボでもあります。
ここまでのアク強めのキャラクターに、文句なしにハマり役の俳優たちを揃えたのだから、
もっと一人ひとりの見せ場があればもっと楽しかったのに!とは思いましたが、
エンタメ作品はやはり2時間前後が無難。
キャラ説明に時間をとられると、肝である〝作戦”が薄味になってしまうし、
アクション映画で尺が長いとちょっと飽きてしまったりもするんですよね。
難しいところですねえ。
でもガイ・リッチーは、「そんなの関係ねえ!!」とばかりに好きな役者たちに好き放題やらせて力技で捻じ伏せることができる人だとは思うんですけど、
さすがにアメリカ映画ということで自我は抑え気味なのか、それとも大人になったのか?
みたいな部分は見え隠れしますけど、
それでもとにかく、お約束でもある仲間内のいざこざ(ご愛嬌)や、延々続くしょうもないお喋りなんかもありつつ、容赦なく火薬を使い、静かな港に街を作りとド派手にお金を使ったスパイアクション。
観終わったあとは超スッキリ、「面白かったーーーー!!」と笑顔になるエンタメ作品です。
ガイ・リッチーは、予算がなくてもロンドンの路上でごちゃごちゃやってるだけでもめちゃくちゃ面白いものを作れる人なので、ほんとはお金なんかかけなくたっていいんですけどね。
それにしても、次々と意欲的に新作を作り続けてくれるのはファンとしてはうれしいこと。
がっかりしても、やいやい言いつつも、それがまた楽しかったりするんですからね。
どんどん作り続けてもらいましょう。
またそのうちロンドンのストリートでちっちゃい映画を撮ってくれないかなと思っちゃう映画ヲタクがここに。
それにしても戦争ものは、たとえものすごく面白かったとしても最後しんみりしちゃったり、
そっかーやっぱ死んじゃうかーそりゃそうだよねーははは・・・などとせつない気持ちになっちゃったりするものですが、この映画は大丈夫。
最初からビックリするくらいガツガツ敵を殺していきはしますが、しんみりはしないので!
海を舞台に爽快度マックスのアクションエンタメ、英国イケメンで目も満足、なんとなく歴史に詳しくなったような気さえしてくる(なりません)、ジェリー・ブラッカイマーガイ・リッチーによるトンデモ実話。
これは、家のテレビでは面白さ半減でしょう。
絶対に映画館で観てください。


今回もまた大長編でお送りしました。
たまにしか書かないから長くなるんですよね。
わかっちゃいるんですけど腰が重くてなかなかね。
でも半分くらい他館の宣伝なので、中劇のブログとしては半分くらいしかないのでちょうどいいんじゃないですか(?)
というわけで今回はサゲは短めで締めようと思います。
現在、断捨離にハマり中の弟からせっつかれて実家の片づけをしてるんですけど、
今回のネタにちょうどいいお宝を見つけたので写真だけ共有しておきますね。


ちなみにビデオはもうデッキがないので見られないしたぶん劣化もしてるはず、
そして古い映画雑誌たちは私が大好きだったリバー・フェニックスキー・ホイ・クアンアリッサ・ミラノアンドリュー・マッカーシー、そして友達が好きだったマイケル・J・フォックスのページは切り抜かれているのでほぼ価値はありません。
・・・・これ、どうしたらいいの?
誰か教えて。


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/




2025年4月24日木曜日

新作の紹介がしたかっただけなのに。

こんにちは。
4月もなかば。
気が付いたら前回の更新から1か月。
何してたんでしょうね、私?
「みなさん!石割桜が咲いてましたよ~~!」
なんていうブログを石割桜の写真とともに書き始めていたんですけどね。
石割桜・・・・・散ってます(*_*;)
前回予告していた通り、年に一度の推し活ピーク月間だったので、そこですべてを出し切り抜け殻になっていたのは事実。
でも、今回はちゃんとした正当な言い訳があります!!(言い訳)
なんか、血液検査で貧血がひどいから精密検査受けなさい!ということになり、
持病のせいで医大で検査しないといけないってことになり、
結局3週連続で医大へGO!!
てか、矢巾遠いよ( ゚Д゚)!!
医大だって、前は超~~~近くて(実家から徒歩5分、中劇からも小走り5分)、行くのが全然苦じゃなかったのにさ!
今はもう、医大行くってなったらちょっとしたドライブですよね。
行ったら行ったで半日はかかるしね。
そのうえ久しぶりにMRIまで受けちゃって。
MRI、ぎゅっと狭いところでなんかカンカンカンカン・・・とか定期的に音が鳴ってて、ほんのりあったかくて心地よくなっちゃって、じっと目をつぶってたらうっかり眠っちゃって。
若い女性の技師さんに揺り起こされて、「だ、大丈夫ですか!?」なんて声かけられて。
「いやぁ~・・・心地よくて寝ちゃいました~」と言ったら引きつりながら「あ・・あぁ~そうですかー・・・ははっ」なんて愛想笑いされたくらいにして。
え?あれって、みんな寝るもんじゃないの!?気持ちよくない!?あんなの、20分も入ってたら寝ちゃうよね!?
とナースの友人に言ったら、「あれで心落ち着くとか聞いたことないわ」と切り捨てられましたけど。
とまあそんなこんなで平日休みに毎週、矢巾までドライブしてたので、ブログが途中になっちゃってました。
いつもは平日休みにパソコン持ってカフェに居座ってガブガブとコーヒー飲みながらブログを書いてるので、その時間が無いと進まないんですよね。(正当な言い訳)
家にいると、ついつい推し活しちゃうし寝転がっちゃうしうっかり寝ちゃうし(いつも寝てるな!!)、カフェに行かないと全然書けないので!!(正当な言い訳)
それにしたってとりあえず映画観ておかないと!!
と、中途半端に真面目な私は医大からまっすぐ帰ることはせずに映画館通りまで車を飛ばしたはいいが、
ピカデリーさんで「レイブンズ」を観るつもりだったのに気が付いたらルミエールさんに「トワイライト・ウォリアーズ」を観に行っていて、
次こそはとまた医大のあと大急ぎで盛岡に戻り「エミリア・ペレス」を観ようと思っていたのになぜかまた吸い込まれるようにルミエールさんに向かって「トワイライト・ウォリアーズ」を観てしまっていて、
さらにその次も「ブリジット・ジョーンズの日記」を観るつもりだったのに気が付いたらやっぱり「トワイライト・ウォリアーズ」にいたという。。。(正当な言い訳)
結局、今月は「トワイライト・ウォリアーズを観る」しかやってない人が私です。
ええ、まあそれも想定内ですけどね。
香港映画最低でも3回は観ないといけないので。(鉄則)
イケメンとイケメンとイケメンとイケメンとイケおじとイケおじとレジェンドが、華麗なるアクションと人情と友情で暴れまくって突っ走る、香港映画らしい香港映画「トワイライト・ウォリアーズ」、絶賛上映中!(ルミエールさんで。)
ゴールデンウィークもやってるので、まだの方はぜひ観てくださいね!!(ルミエールさんで。)
そしてジョン・ウー監督の「サイレント・ナイト」が始まるのでそれも観なきゃいけないし、
その次は大好きな映画、エドワード・ヤン監督の1996年作品「カップルズ」(当時、何度も何度も繰り返し映画館で観て、ビデオまで買ったくらい好きな映画。まさか、またスクリーンで観られるなんて!)を観ないとね!
てか、ねえ、ほんと南部興行さん、天才なの?
私の好みに合わせて映画選んでる!?(違います)
そんなに私の好みが気になる?(違います)
マジで毎週南部さん行ってるんですけど!(ほかにも行きましょう)
しばらく南部さんでしか映画観てないよ!(中劇でも観ましょう)
いやぁ~・・・すごいです。
映画ヲタクのみなさん、南部さんの近日公開作品、チェックしてきてくださいよ。
マジですごいから。
ね?すごいよね!観たいよね!観たいのばっかりだよね!?
・・・・は?ええ、これは中劇のブログで合ってますよ。
私は中劇の、中の人なので。
なのに私はこのところずっと南部興行さんの映画しか観てませんけど何か?
大丈夫です。なんたって私は映画館通りの伝道師(自称。まだ誰も言ってくれない)なので!
とはいえこのまま終わるわけにはいかないので、中劇のお話もしますよ。もちろん!
だってもうすぐゴールデンウィークですもんね!!
ていうか、マジで途中までブログ書いてあったんですよ・・・
「ナタ」について、「かなさんどー」について。(どちらも4月4日から公開、そしてすでに上映終了。。。私が医大とルミエールさんを行き来してる間に!くっそー!終わっちまったぜ!)
中国の、中国らしさと、中国にしかわからない世界観や価値観によって、
ごっついお金をかけてものすごいハイクオリティの技術できっちり作られた、アニメ映画の世界歴代興収1位を獲得した「ナタ」
それから全編沖縄ロケで、沖縄出身のスタッフ&役者さんを中心にネイティブうちなーぐち(沖縄弁)で製作された癒しの映画「かなさんどー」
けっこうな熱量で書いてあったんですけどね。
なのに書いてる途中で止まったまま放置。
そして上映終了。
・・・・・・。
最悪です。
何やってるんでしょうね、おかしいなぁ。。。
ネトフリ「ゴールデン・カムイ」のドラマシリーズ一気見したからかなぁ・・・
それともTver「探偵学園Q」を一気見したからかなぁ・・・
いや違うな、「アストリッドとラファエル」の新シリーズを1話につき3~4回見てるからかな。
・・・その時間でブログ書けばいいのにね!
いや、インプットしないとアウトプットできないじゃないですか!
まずはいろいろ入れとかないと。
つまりネタが無いと書けないってだけなんですけどね。
なので、次の休みこそ、観るよ!
「トワイライト・ウォリアーズ」以外のものをね!
・・・できるかな!?ルミエールさんに向かわずにいられるかな、私!?
間違って、うっかり、また「トワイライト・ウォリアーズ」観てしまわないか、心配!
さて、果たして私はこのミッションを達成できるのか?乞うご期待!!(?)


で、今のところブログの更新が遅れた言い訳南部興行の宣伝しかしてないけど、なんだっけ?
当然、中劇の作品を紹介しようと思ったんですが・・・・
春休みが終わったと思ったら、速攻ゴールデンウィーク体制に切り替わっててコナン君の新作が始まっちゃってましたーーー( ゚Д゚)!!
日本中の有名なシネコン様たちと肩を並べて同発でコナン君を上映できるのは光栄なことだし全然いいんですが、
中劇はシネコンじゃないので、2スクリーンしかないんですよ!!
大きなシネコンでは一日20回以上回しているところもあったりするなか、2スクリーンの中劇ではどうやっても限界が。
それでも、頑張ってるのだというところを見せないと!(誰に?)
やる気だけはあるんですよというアピールをしないことには!(どこに?)
・・・というわけで、できる限りコナン君をガンガン回さないといけないので、この時期、他の映画はなかなか入れられません。。。
常連の映画ヲタクのみなさま、ごめんなさい!!
もうしばらく、もう少しだけ、お待ちください!!
ゴールデンウィークが明けたら!
大人の映画月間、ガッツリゴッソリ新作放出していきますので!
通好みの、かなり通好みのマニアックなやつ揃えてあるので何卒!!何卒!!
というわけで、やっと情報解禁になったものをちょっとだけご紹介しておきましょう。
北欧発の、静かで、淡々とした、静謐で美しいゾンビ映画(!?)
「アンデッド 愛する者の不在」
(C) 2024 Einar Film, Film i Vast, Zentropa Sweden, Filmiki Athens, E.R.T. S.A.

それから英国イケメンだらけで個人的にめちゃくちゃ楽しみなこちら!
ガイ・リッチー監督&ジェリー・ブラッカイマー製作、
ジェームズ・ボンドのモデルとなった人物を主人公に、かの有名な英国諜報機関MI6の前身とも言われる特殊作戦執行部(SOE)と実在の作戦を描く爽快度1000%の痛快スパイアクション!!
「アンジェントルメン」
(C) 2024 Postmaster Productions Limited. All Rights Reserved.

なぜか名作が多い、タクシーを舞台に会話劇で繰り広げられる二人芝居。
ショーン・ペン×ダコタ・ジョンソンだからこその味わい深い珠玉のロードムービー
「ドライブ・イン・マンハッタン」
(C) 2023 BEVERLY CREST PRODUCTIONS LLC. All rights reserved.

そして忘れちゃいけない「午前十時の映画祭」新シリーズも始まっております!!
ファンの皆様からのリクエストをもとにしたラインナップのため、やはり「ザ・アカデミー賞!!」みたいな作品が多く、新シリーズ開始から豪華絢爛!大迫力!!超豪華キャスト!!!そして大長編!!!!の連続。
インターミッション(休憩)有りの4時間!とか当たり前でちょっと私たちの感覚も麻痺してきてますけど、それこそそんなに長い映画、家で観るのなんてマジで不可能なミッションですよね。
映画館で、スマホもトイレも来客も家事もどうやったってできない状態でどっぷり浸って観るのが正解。
現在上映中の「アラビアのロレンス」も良いですよねえ!
© 1962, renewed 1990, © 1988 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
私はおととしの「午前十時の映画祭13」のときにやっとスクリーンで初めて観ましたけど、
全然長さを感じなかったし、圧倒されたし、エンタメとしても面白かった!
若い人にももちろんですが、観たことはあるけど映画館では観てないって方にも絶対スクリーンで観ておいてほしい作品です。
没入感が全然違う!
没入感といえば、その次の日本映画の名作「八甲田山」も。
©1977 橋本プロダクション/東宝/シナノ企画
冬の八甲田なんて絶対にリアルで経験するのは無理ですからね!
適温、快適で安全な映画館で体感してください。
そして高倉健北大路欣也三國連太郎大滝秀治丹波哲郎加山雄三
もうこれだけでもヤバいですよね!
日本が誇る映画スタア全員集合!これもまた映画館で観ておかないと!
先日、なぜか中学生男子が「これだけは観たい」と言っててビックリしましたけど、「絶対観なさい」と言っておきました。
絶対に、映画スタアは映画館で観るべき!
その次の「ターミネーター2」も必見。
©1991 - STUDIOCANAL - Tous Droits Reserves
究極の美少年エドワード・ファーロングの一番美しかった瞬間がここに。
今ではお太りになられて、アル中の残念なイカれたおっさんになられてしまった彼の、超絶キラキラしてた一瞬がスクリーンに閉じ込められてるので、ぜひ、映画館で!!
・・・って、いや、それだけじゃないですよもちろん!
ハリウッド映画の真骨頂!ジェームズ・キャメロンの代表作(タイタニックよりこっちが好き!)!シリーズ内でも一番の傑作!!(2が一番良いって珍しいですよね。たいてい1作目が一番面白いんですけどね。)
とにかくまたスクリーンで観られるの嬉しすぎる!!

というわけで、新作の紹介がしたかっただけなのに、さんざん更新遅れといて結局言い訳と他館の宣伝だけになっちゃった中劇の新年度一発目のブログでした。
新年度の中劇も、映画ヲタク向け(何度も言いますが褒め言葉です)の新旧ごちゃまぜいろんな映画たちが整列して順番を待っていますよ。
相変わらず、「上映すること」だけ決まってて「日にちはまだ未定」のものも多いので、ちょくちょくチェックしてくださいね!
また、例によって上映1週間前にいきなり「近日公開コーナー」に登場するものもあったりなかったりしますので、抜かりなく。
南部興行さんのサイトもね。私も2日に一回はチェックしてます。
だってあちらも急に上映が決まることがあるんだもん!
「聞いてないよー!!見逃したよー!!早く言ってよー!!」みたいな。
でも、お酒を飲まない南部興行スタッフTさんに、また私が酔って絡んで(いつも家まで送ってくれてありがとう)「観たいよーこれ観たいよーやってよーお願いだよー」と泣きついた作品をやってくれるかも!
と思って毎回チェックしてます。
みなさんも、見逃さないように定期的に確認しに行ってくださいね!
え?「コナン」のゴールデンウィークの混雑について?
・・・・・・・大丈夫ですよ!
土日祝日はそれなりににぎわうとは思いますが、
席が無い!!ってほど混みあうわけではないのでお時間までに来てもらえれば問題ないと思いますよ。
うち、中劇なんで( `ー´)ノ
キリッ!じゃないのよ。ドヤ顔してる場合じゃないのよ。
それでもいくらでも空いてる方がいい!というのであれば、午前中よりは午後のほうが比較的空いていると思うので、午後でもいいやーって方は午後(なるべく遅い時間)にしてみると、あら不思議!
「え?大丈夫!?」ってくらいにのんびり、ゆったり、観られたりもするかもしれないししないかもしれないので、まあ自分でちょっと軽く実験してみてください(?)
それに、これだけ暖かくなってくると、ちょっと気になるかも・・・って程度の映画も、冬よりは行けそうな気がするーーー!
私はよく、前の日からちゃんと「明日はこれ観に行こう絶対に!絶対行くのだ!決めたぞ!絶対だ!!」と固く心に決めていたにも関わらず、
朝起きたらなんかもうよくわかんないけど「・・・・なんかめんどくさい・・・」みたいな日があって。
・・・ありますよね!?誰でも!?そんなもんだよね!?
で、「やめよかな・・・・いいよね別に今日じゃなくても。」
みたいな感じになっちゃって「やーめた!!」ってなりそうになって、
それでも「んー・・・でもあの映画、今週で終わりだよね?あと行ける日無いよね?・・・・えー、でも観なくてもいいかなー着替えたくないなー」などと延々ブツブツ言いながら、それでも一応晴れてるし体調も悪くないし行かない理由が無いなあ・・・となって仕方なく着替えだけして、起きてから30分くらいで家を出て映画館通りに向かうこともあるんですが。
向かってる途中ですらまだぐずぐず「やっぱやめよーかなー買い物行きたいかも―」などと悩んでみたりはするんですけど、
まあ結局映画館に着いてしまったのでしぶしぶ(?)観て、観終わると、
「・・・・・めっちゃよかった!!観てよかった!ああ、やっぱり来てよかった!!!」ってなるんですよね。
で、超つまんなかったとしても、超クソ映画だったとしても、観終わったあとすぐにスマホを開いて、ヲ友達(映画ヲタク仲間)のLINEグループにソッコー「ねえマジつまんなかったんだけど!最悪!めっちゃ面白くないから絶対観て!!」というクレイジーなメッセージを入れるという楽しみもあるわけですから、どっちにしろ観るべきなんですよね。
・・・とは常々思ってはいるものの、生来の怠け癖と加齢による物理的な止むを得ない事情により(眠いとか疲れが取れないとかしんどいとかなんかめんどくさいとかなんかだるいとかetc...)、なかなか重い腰が上がらなかったりするんですよね。
それでもまあ、良い季節になったので、家を出るための雪かきもいらないし雨が降ってても寒くて凍えそうになんてならない快適な季節なので、
春らしくフットワーク軽くいきましょうね!
・・・ええ、自分に言ってます。
え?貧血?
まぁ・・・・良くはないですけど、今すぐどうこうってことでもなかったので、とりあえず鉄剤飲んでます。
しょっちゅう飲み忘れるけど。
飲み忘れると意味ないけど。
まぁ・・・・・いろいろがんばります。(→がんばる気なさそう)


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/




2025年3月24日月曜日

アカデミー賞おめでとう!&いろんなありがとう!の巻。

こんにちは。
春だぁぁぁ~!!!
と思ったらまた雪!!
ぽかぽか春らしい暖かい日があったのにまだモコモコの真冬用アウターを着ていた私でしたが、
映画を観に来てくださっていたマダムたちがうっすいトレンチコートなんかを着て軽やかに談笑しているのを見て「ヤバい!春物着なくちゃ!!」と思い急いで春物のコートを出した翌日、大雪でした(/_;)
・・・・だよねぇ~!!そんなすぐ春になるわけないよね!盛岡が!
まさにこの時期、〇十年前の私の中学の卒業式も大雪だったのを思い出しました。
ほんとは卒業式のあと、下級生や先生たちなんかが外で手を合わせてトンネルを作ってそのなかを歩いていくみたいな儀式があったはずなんですけど、
あまりに雪がすごいし寒くて外にいられないというので「解散!トンネル無し!」みたいになってなんだかみんな中途半端にこのまま帰っていいのか名残を惜しむべきなのか微妙な感じでちょっとうだうだしていたけどやっぱり寒くて結局パラパラ帰っていったという残念な記憶。
卒業式は雪、なんなら入学式も雪なんてこともある、北国盛岡の春です。
そして今日は小春日和。なのにやっぱりモコモコアウター着てる私。
春だというのに、常にいろいろ後手後手で残念な人です。

さて、前回、米アカデミー賞日本アカデミー賞も発表前で、珍しく時期もどんぴしゃにノミネート作品を上映していてドキドキな中劇でしたが。
ありがとうございます!!
米アカデミー賞では「ブルータリスト」エイドリアン・ブロディ最優秀主演男優賞を受賞!!
(C) DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVES (C) Universal Pictures

日本アカデミー賞では「侍タイムスリッパー」最優秀作品賞を受賞!!
(C) 2024未来映画社
いやぁ~・・・・素晴らしい!!
最高ですね!!
いつも、ノミネートにかすりもしなくてヤケクソ気味に「そっかーアカデミー賞シーズンかぁ・・・ま、うちらには関係ないけど!」なんて強がりを言って授賞式のテレビ中継もあえて見ないなんてこともあったりする寂しい中劇だったりするんですが、
今年はソワソワワクワクして楽しいアカデミー賞シーズンでした(´ー`)
米アカデミー賞は平日の朝。仕事中だしBSなので見られず。
チラチラとスマホで速報を見ながら、X担当のNさんと「どうなった?誰が獲った?」などとやっていました。
それもまた楽しいんですよね!
中劇で上映中あるいはこれから上映の作品がノミネートされていて『もしかして受賞いけるかも!!』って思いながら授賞式を迎えるのって楽しいんですよねーーー!!
エイドリアン・ブロディは、「戦場のピアニスト」史上最年少で最優秀主演男優賞を受賞してからそれはもういろんなことがあったようですが、役者としてやはり第一線に残り続けて再びオスカーを手にしたのは本当に素晴らしいことですよね。
(C) DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVES (C) Universal Pictures
「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル監督の新作のオファーがきているなんて噂もありますが、人生もエンタメも経験を積み重ね、酸いも甘いも噛み分けて、そのすべてを芸の肥やしにして、顔の皺も、混じってきた白髪すらも色気に変えて進化を続けるイケオジ俳優のこれからが楽しみです。

それから日本アカデミー賞
こちらは久しぶりにちゃんと最初からテレビ中継見ましたよ。
「侍タイムスリッパー」、脚本賞、監督賞、主演男優賞も獲れると思ったんですけどね。
ほんとに絶対いける!!と思ったんですけどね。
発表が進み、そっか・・・これもダメか・・・こっちも獲れないのか・・・。
もう見てるのしんどいな・・・。って途中イライラして、
「なんだよ!結局今年はあれかい、〇Χ(ピーーーー!自主規制)の年なんだね、去年は※▽(ピーーーー!自主規制)だったからね、順番にね、持ち回りだよね、あーおもんな!もう見るのやめよかな!!」とか、
「ハァ!?なんで!?そんなわけないでしょ!こんなの〇Χ▲※¶§(ピーーーー!自主規制)だけじゃん!審査員、ほんとに映画観て決めてるんか!?」
などと毒づいて(怒られます。超怒られます。)、
ほんとにリモコン持ってテレビを消そうとまでしていた私でしたが、
これでも一応大人なので、
「いやだめだ。ちゃんと最後まで見よう、仕事だもの!うちで上映してるやつが獲れなくたってそんなのいつものことじゃん(言い方)!たとえ受賞を逃したとしても、最後まで見届けてとにかく自虐でもいいからネタにするまでが仕事でしょうが(言い方)!!」
と自分を奮い立たせてがんばって見ました。「終わった瞬間、消してやる!」と今すぐテレビ消せるようにリモコン持ってね。
最後の最後、番組も終わる時間になり、そうかそうかさんざん期待させといて主要賞の受賞は無しのパターンね、小さな配給会社だからね、よくあることよね、はいはいわかりましたー・・・・と、心が折れてほんとにいよいよもう見るのやめようとテレビを消そうと思った瞬間、最優秀作品賞の発表。
「侍タイムスリッパー」
え!?・・・・・嘘!マジで(゚Д゚)!?
完全に諦めて、「あぁ終わった・・・もう寝よう」と思ったところでの最高賞受賞。
軽くパニックになりつつ、ちゃんと受賞スピーチを見ようとテレビの前に正座したら。
その瞬間、中継終了。
・・・・・・・・・・・・おおおおおおーーーーーーいっ!!!!!
受賞スピーチどころか、「作品賞は、『侍タイムスリッパー』」ワァァァァ・・・・!!
くらいで中継終わりましたよね!?
早っ!え、まだ終わりじゃないよね!?今まで2時間、さんざんいろいろ流してきたじゃん、
たっぷり時間とって事前インタビューとかやったの流してたじゃん!
そもそも完全生放送じゃなかったよね!編集でどうにでもできたよね!?
なのに、最高賞の発表したら即終了!?って、ウソでしょ!?
いや、余韻も何も、受賞コメントも何も。
一言も聞けませんでしたよね!?
最高賞の発表後、すぐに終了はビックリでした。
え、最優秀作品賞獲ったの「侍タイムスリッパー」だよね?気のせいじゃないよね?
放送終了後、あっけにとられた状態で、無。になっていましたが、しばらくして「そうか、ほんとにもう終わったんだ。受賞インタビューはTverで♪って、オーーーーーーーイ!!!」
と、やっとツッコんだ私でした。
え、Tverそういう使い方?見逃し配信サイトじゃなかったんかい。
いやまあなんかもう、いろいろ言いたいことはあるけども!
ていうか欲を言えば監督賞も主演男優賞も脚本賞も欲しかったけども!
いろいろね、事情もあるよね!
まあいいよ!言うても日本アカデミー賞の最高賞は最優秀作品賞だからね!
それを獲ったのが「侍タイムスリッパー」だからね!
何部門制覇とかじゃないから地味、とか、自主映画だから認知度が、とか、そういう外野の雑音なんかもうぜーんぶどうでもいいんで!!
「侍タイムスリッパー」は、ほんとに面白かったし、愛にあふれてて優しくてわかりやすくて楽しくてハッピーな、最高の映画だったもん。
(C) 2024未来映画社
忖度じゃなくて、ほんとに作品賞にふさわしい映画なので、獲れてよかった!
とにかく今年の作品賞は、中劇でやってる映画でしたからね!!!
→こんなことめったにないのでマウント取りたくて仕方ない残念な映画館スタッフ。
しかしよく獲れたなあ・・・。
大きな配給会社でないばかりか、監督が自分の車やなんかを売ったお金を製作費にあてて作った自主映画最優秀作品賞
これはほんとにすごいこと。
これも、映画ファンだけでなく一般のたくさんの方が劇場に足を運んで観てくれて、他の人にすすめて盛り上げてくれたからなんですよね。
ほんとにありがとうございます!!
中劇でも、「何回も同じ映画観るなんてこと、初めてだよ!」とか、「友達にすすめたよ!」とか、たくさんの嬉しいメッセージをいただいています。
賞レースに関してはいろいろ思うことはありますが、「侍タイムスリッパー」は、年々厳しい状況になりつつある映画業界や、コロナ禍以降ドラマも映画も予算を組むのが難しくて活気を取り戻せていない時代劇界隈のためにも、映画業界全体で、日本が世界に誇るエンタメとして全力応援すべきものの最たるものが時代劇だと思うので、そのへんの危機感とともに「やっぱり時代劇っていいよね・・・大事にしたいよね」みたいな空気も映画業界や映画ファンに送り込めただけでなくたくさんの人たちに伝えられる重要なコンテンツだったと思うので、こういった低予算の映画をたくさんの人が映画館に観に行ってくれて作品賞だけでも受賞できたことはとても素晴らしいことだし、日本映画界も悪くないじゃん!と思いました。
公開から5か月、今もたくさんの方が劇場に観に来てくれています。
この輪が、もっともっと広がってさらにたくさんの人たちにこの映画の素晴らしさが伝わっていくといいなと思います。
お客さんがコンスタントに来てくれれば上映も続けられるので、この映画の応援のためにもぜひ、映画館に観に来てくださいね。
それにしても馬木也さん主演男優賞いけたよなぁ~・・・・(/_;)!!!(まだ言ってる)
現在、映画の公式サイトでは監督が収穫したお米などが当たるキャンペーンも開催中。
そちらも要チェックです♪


さてさて、ごちゃごちゃといつまでもアカデミー賞について自慢げに語り続けられてもうんざりしますよね。
いつの間にか春休みシーズンに入っていた映画館、前を向いて次の話題に参りましょうか。
春休みに入り、子どもたちもたくさん劇場に来てくれています。
なにしろ今年の春休みの中劇「アニメ祭り」
定番の「ドラえもん」「モノノ怪~火鼠~」「しまじろう」に今週末からは「きかんしゃトーマス」まで!
おかげさまで、週末を中心にたくさんのお客様が来てくれていて、中劇はまたギリギリ首の皮一枚つながりました。
ありがとうございます!!
とはいえ、席が無いほど混みあっているわけではないので、
春休みに子供映画を観ようという方は上映時間より少し前に劇場に着くようにしていただくくらいで大丈夫。
不安な方や、好きな席を取っておきたいという方は事前にオンラインで席を購入してもらうといいと思います。
幼稚園・保育園や学校で配られた割引券や劇場公式サイトに載っているクーポンを使う方は劇場窓口での購入をお願いします。
駐車場のサービスは、金田一・MOSS・リリオです。
飲食物の持ち込みOKですが、山盛り&激安で有名な中劇ポップコーンもぜひお試しあれ。
春休み、ご家族で映画を楽しんでくださいね!
そしてそれが落ち着いたころ、映画ヲタクのみなさまの出番がやってまいります。
ゴールデンウィーク「名探偵コナン」がありますが、そのほかはみなさまお待ちかねのミニシアター系の大人映画がたくさん待機中なのでそれらをコツコツこなしていくスケジュールになってます。
情報解禁がまだのものもあるので、公式サイトに全部紹介できているわけではないのですが、
掲載されているもの以外でも実は春先にまだまだたくさん渋滞中なのです。
何度もしつこく言いますけど、お客様にも関係各所にもいま一度お伝えしておきますね。
「あのー・・・中劇、2スクリーンなんですけど!!!」
みなさん、中劇が7スクリーンくらいあると思ってません!?
どう見ても詰めこみすぎだよね!?
配給会社さんたちは容赦なく次から次と新しい作品をプレゼンしてくるし(いや、ありがたい。ありがたいんですよほんとに。でも無理だってば!一度に3本とかおすすめされても!!)、
お客さんはお客さんで「え、侍スリッパ(まだタイトル間違えてる)、一日一回しかやってないの!?困るわー」とか言ってくるし。
いやいやいやいや5か月やってる( ゚Д゚)!
ほんとはもうとっくに終わっててもおかしくないんだって!
これじゃあスクリーン、なんぼあっても足りませんね。
まあそもそも足りてないですけど。2スクリーンの劇場の作品数&コマ数じゃないですよ。
一応、各映画の公式サイトにある『シアターリスト(上映劇場リスト)』に名前が載るまでは、自分のところで上映するということを言わないことになっているので、毎日公式サイトを覗きに行っては「まだ言っちゃダメか・・・」「今日も載ってない・・・」ということを繰り返しているわけなんですが、それだとコアな映画ヲタクのみなさんのほうが情報が早かったりもして、「あの映画、やるんだってね」とお客さんから言われて「えっ、そうなんですか!?」なんてこともあったりして。
それ以外でも発表できてないものがまだまだ渋滞中。
とりあえず現時点で大声でご紹介できる案件では、
これまでの上映作品のなかからお客様のリクエストをもとに上映作品を決めた「午前十時の映画祭」新シリーズも4月4日から始まるし午前十時の映画祭15 デジタルで甦る永遠の名作

桜の季節の定番になりつつある「14歳の栞」も4月11日から再再再上映決定14歳の栞
(C) CHOCOLATE Inc.

何件もお問い合わせがきている、みなさんお待ちかねのガレッジセール・ゴリ監督&浅野忠信「かなさんどー」映画『かなさんどー』公式サイト)は4月4日から、
(C) 「かなさんどー」製作委員会

世界中で空前の大ヒットを記録した「Happy」で知られるファレル・ウィリアムスの人生を初映画化、孤独な音楽青年が驚異的なヒットメーカーになるまでを、なんと全編レゴアニメーションで描くという異色作「ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース」は5月16日公開。映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』公式サイト
 (C) 2024 FOCUS FEATURES LLC

などなど、日程も決まっているものだけでなく、「近日公開」「順次公開」状態のものもいくつか。
なんなら4月に上映と言われているのにいまだに映画の公式サイトの「劇場リスト」に入れてもらえていないため発表できていないものも!
ねぇ~早くーリストに入れてくださいよーもうさあー!公開まで2週間切ってるというのになんで載せてくんないのさーまじでー!
と、猫背でデスクのパソコンにかじりつきながら毎日ブツブツ言うしかないのって虚しいですよね。
こんな感じで宣伝期間ほぼゼロ、のまま上映が始まるものだってたまにあるのが中劇
それが大人の事情ってやつさ!仕方ない!
そんなわけで、今もたくさん隠し玉を持ってる中劇ですが、子供映画祭り状態でこのところ常連の映画ヲタクのみなさまにはしばらくお会いできていませんでしたが、ぼちぼちみなさんも顔を出してくれそうですね。
マニア向けのミニシアター系作品たちがぎゅうぎゅうに並んで待機中なので、情報解禁になり次第、近日公開コーナーに載せていきますのでこまめにチェックお願いします!
映画ヲタクのみなさまには、そんないろんな事情を長い目と広い心で大きく受け止めていただき、温かく見守っていただけると嬉しいです。
え、私?
また映画館行くのサボってるんじゃないかって?
いやいや、大丈夫ですよ。
またしても今、南部興行さんがアツい!!
ホットです!!ガチで激アツです!!!
なにげに南部興行さんに通い詰めの私です。
私の好きな映画ばかりやってる!!
米アカデミー賞作品賞・監督賞・主演女優賞など主要部門を総なめした「アノーラ」も観ましたよー!よかった!面白かった!
内容的にR-18は仕方ないにしても、ほんとに面白かった!
低予算の小規模作品、内容もキャストも通好みの映画で、「ザ・アカデミー賞!」って感じはしませんでしたけどね、でも最近はそういうものが受賞することが多くなりましたね。
昔はアカデミー賞作品と言ったら、ものすごいお金がかかっててごっつい豪華キャストを使って、歴史が絡んだりコスチュームプレイの時代ものが有利だったりしたものですが。
少し前から急激に変わりましたよね。
白人だらけは良くないとか、女性差別も良くないよねとか、配信作品だって映画じゃんとか、
急に多様性に舵を切りましたもんね。それまであんなにかたくなに『アカデミー賞っぽさ』にこだわってたのにね。
まあ、世の中がどんどん変わっていくにつれて映画業界やエンタメ業界もどんどん進化しないといけませんからね。世界中の映画業界を牽引するハリウッドも先陣を切って変わらなきゃね。
よくわかんないけど、みんなでいろんなものを受け入れていかなきゃね!ってことなんですかね。
映画ヲタクとしては、難しいことはよくわかんないし、なんでもいいから面白いものを作ってほしい、いろんなものを発信してほしいと思うばかりですが。
そんなこんなで、もう一回「アノーラ」を劇場で観ておきたいなと思いつつ、
推し活もしなきゃいけない!というわけでいそいそと今度は公開初日に「ヨウゼン」(中国のアニメ。推しが主人公の声を担当している。当然、ほんとは中劇でやりたかったけどいかんせんアニメ映画4本がっつり上映中の春休みの中劇にはどこをどうやっても入りません)をピカデリーさんに観に行きました。バトルファンタジー神話超大作『ヨウゼン』
仲良しの南部興行のスタッフTさんになかば脅しのような状態(酩酊)で「ヨウゼン観たいよーやってよー絶対やってよーお願いお願い・・・!」と頼み込んだから、ではないでしょうけど南部興行さんで上映が決定!
ありがとう!!これもまたもう一回観ないとね、と思いつつ、
さらになんと今週末からは大大大好きな香港映画も始まるという素晴らしい南部興行さん。
最高だよ!!カッコいいよ!!やってくれてありがとう!!
とにかく盛岡でスクリーンで観られるってだけで御の字だよ!!
これもまたTさんに、お酒飲んでへべれけになりながら「お願いお願い絶対に観たいの絶対絶対観たいのマジでお願い・・・」と頼み込んだから、かどうかはわかりませんが南部興行さんで上映が決定。
マジで観たかったの!最高です。ほんとにありがとう!!
この映画、全国的にかなり激アツらしくて、あちこちで満席やら追加上映やらと異常に盛り上がってるみたいですね!
香港映画大好きなので、それもまたうれしい限り!
中国映画じゃないですよ!予告を観ていただくとわかると思いますが、中国語じゃなくて広東語なんです!
サモハン、広東語、九龍城!!
香港映画、最高ーーーー!!
中劇のX担当Nさんも、先日、東京に行ったときこの「トワイライト・ウォリアーズ」を何度も観てきたらしいです。
私も、香港映画は一本につき映画館で3回は観ると決めているので(?)今回も通います。
楽しみすぎるー!!!
え、そんなに観たいならなんで中劇でやらないのかって?
だーかーらー!映画の上映もね、いろんな大人の事情や系列なんかのお付き合いの関係やスケジュール的な問題とかがあるんですよ!いろいろね!!
なので、中劇でやれないものを南部興行さんでやってもらえると助かるー!!
し、マジで観たいのばっかりなので嬉しいー!!
というわけで、南部興行さんもまだまだたくさんのマニア向け映画が待機中のようなので、映画ヲタクのみなさん、南部興行さんの公式サイトも要チェックですよ!
っていうのでここにサイトを貼るために今見たら、またさらに上映予定作品が増えてるよ!
ジョン・ウー監督作品( ゚Д゚)!?
・・・・・最高すぎるやないかい!!
もう、この映画館通りは渋谷です。おしゃれなミニシアターが建ち並ぶ渋谷だね。
Tさん、がんばろうね、イケてる映画ばっかり上映してるおしゃれな映画館通りを目指そうね。
中学生男子には「友達と観るなら絶対中劇っす!デートならフォーラムだけど!」って本気で言われるけどね!(実話。)
おしゃれマダムにも「中劇は、思い付きでフラッと来られるからいいのよ~。服とか髪とか気にしなくていいから。」って屈託の無いにこやかな笑顔で言われてもね!(ゴリゴリの実話。)
いいよね、身近でカジュアルなおしゃれ映画館。(中劇南部興行さんも、「昭和の置き土産」とのうわさあり。)
・・・って、え?他館の宣伝ばかりでいいのかって?
いいんですよ、そんなの。
私は中劇だけじゃなく盛岡の映画館通りの伝道師(自称)として、盛岡の映画ヲタクとしての誇りを胸に、映画館通り全体を応援することを使命と思っておりますので!
めんどくさがりなので、天気や気分次第でよくサボるけど。
自分の好きな分野しか語れないけど。
そして推し活最優先なのでたまに映画は後回しになるけど。。。。
そんな頼りない自称・映画館通りの伝道師(今、勝手に言い始めたばかりなので誰も知らない)ですがよろしくお願いします。
と言いつつもさっそく4月あたまには推し活で宮城へ遠征。推しのライブに参戦してきます。
というわけで次の更新はしばらく先になるかも(*´з`)→やる気あんのかコラ!
なのに、観たい映画が盛りだくさん。(好きな映画は何度も観るリピート前提)
大変です。大車輪です。いろいろ火の車です。
体調崩してる暇など無い!!
新年度、暖かくなってくると同時に行事も増え、仕事にプライベートに映画に推し活に(?)大忙しの季節です。
みなさんも体調・メンタルともに気を付けて、張り切っていきましょうね!!
(→年に一度のライブ参戦を控え、一年で一番体調に気を遣っている人)



★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2025年3月2日日曜日

久しぶりにエキサイティングなアカデミー賞シーズンの巻。

こんにちは。
珍しくアカデミー賞シーズンにソワソワしている中劇です。
ふだんの中劇は毎年、それほどアカデミー賞の時期にソワソワすることなんてないですからね!
なんて堂々と言ってる場合ではないんですけど。
アカデミー賞シーズンにどんぴしゃでノミネート作品を上映していたり上映が決まっていたりすることなんてめったにないので緊張気味。
いつぶりだろう?
と思って「そうだそうだ、『ベルファスト』以来かな、去年?おととし?」なんて言いながら調べたらなんとあれは2022年でした( ゚Д゚)
えっ・・・・・そんな前だった?
こっわ( ゚Д゚)マジで、こっわ( ゚Д゚)
3年もたってんの!?ウソでしょ!?
いや、何度見ても3年前でした。
ほんと、一瞬ですね。
そう、3年前の今ごろ、『ベルファスト』がスッゴク良くて、しかも米アカデミー賞で7部門ノミネートされて発表待ち、その状態で上映待機できていたあのワクワク感を再び。
今回は、2024年度の賞レースでベネチア国際映画祭で銀獅子賞、ゴールデングローブ賞で作品・監督・主演男優賞の3冠を獲得し、早くからアカデミー賞大本命!と謳われている
こちら。
「ブルータリスト」
(C) DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVES (C) Universal Pictures
なんかね、なんて言ったらいいかわかんないんですけど。
一言で言うと、「観てよかった」かな。
215分。(休憩15分)
・・・・・長いんですよ。
だけど、「うわぁ~…長かったなぁ・・・!」って感じは皆無。
まったく飽きないし、まったく眠くならないし(これ、重要)、
『大河ドラマの総集編』を観た感じとでも言いましょうか。
観る前はかなり気合が必要だったんですけどね。
なにしろホロコースト(ナチスによるユダヤ人迫害)から逃れてアメリカに渡った一人の男の30年、っていうテーマなのでしんどくて重くてしかも長いんでしょ。
・・・・・キッツイなぁ・・・と思ってましたよ。
でもやっぱり、アカデミー賞の発表前に観ておきたいし、観た人からの感想やネットから漏れてくる内容で先入観が入ってくるのも嫌だったので、さっさと観ようと重い腰をあげたわけなんですが。
思ったほどしんどくないし、長さも感じなかった。
「長い」に対しては、『プロローグ』『第一部』『第二部』『エピローグ』    区切りがあるので見やすくて、ストーリーも半分くらいのあたりでインターミッション(休憩)があるのでトイレも気分転換もできてちょうどよくて、
しかもインターミッションがただの休憩ではなくて本編に組み込まれているものなので完全に現実に引き戻されないのも良くて。
その間にスクリーンに映っている家族写真もいいし、もうすぐ後編始まるよーってくらいになるとだんだん本編の音が聞こえるようになってきて少しづつまた映画の世界に戻れるのがすごくよかったです。
昔の長編映画ではやはりそういった感じで本編のなかに『休憩』が組み込まれているものがよくありましたよね。
この映画は、デジタルではなくあえてフィルムで撮影されていることからも、往年の名作長編映画のようなクラシカルで壮大な世界観を意識しているのかもしれないですね。
「重そう」に対しては、やはり見るのがしんどいナチスによる迫害の部分は映画では描かれていないのがよかったかもしれない。
映像としては祖国でどんなひどい目に遭ってきたのかは入ってこないけれど、事実としてきっと相当な地獄をみてきたんだろうなと想像させるにとどめていて、
その後の彼のアメリカでの暮らしにがっちり焦点が定められているのが、この映画を重すぎず暗すぎない作りで見やすくしているのかなと思いました。
とはいえ、重くないわけではないし、暗くないわけでもないですけどね。
どないやねん!て感じですよね。
説明がすごく難しいんですけど、なんだろう、バランス?
もうあと一歩重くなるとうんざりだし、もうあとほんの少し暗めに寄ると疲れる感じ。
そこをギリギリ踏みとどまってるというか。
じっくりどっしり一人の男の波乱万丈な人生に向き合いつつも、スレスレのところで絶妙な距離感があって、踏み込みすぎないある程度クールな目線で描いているのでこちらもラクというか。→個人の見解です。
          
           (C) DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVES (C) Universal Pictures
いろいろありますよ、ツッコミどころとか、「え、今の何?」とか、「は?どういう意味?」とか、ほんとにいろいろね。
そしてそれらが伏線かと思いきや、回収無いんかーい!!みたいな。
あのシーンの意味、私は一生わからないままなんかい!みたいな部分もありました。
あえてだったのか、それとも私が気付かないだけなのか。
まあとにかくいろいろあるんですけど、面白かったんです。
主人公が建築家なので、ただのどこかのおじさんの人生に密着っていうのではないのもお話に深みがあってよかったですよ。
主人公が設計して作る大金持ちの家の書斎や、地区のコミュティセンターなんかも徹底的に作り込まれていて興味深いし、かといって建築に詳しくない人(私のような)でも映画を楽しむぶんには問題ないし、専門的な知識も必要なくて、それでもすっごく素敵な設計だってことはわかるみたいな。
・・・って、めちゃくちゃバカっぽい説明で非常に申し訳ないんですが、
今回はとにかくこの映画をたくさんの人に観てもらうためのハードルを下げることに重きを置こうと思っているのでお許しください。
すっごくクールで独創的な設計ができる人なのに、住んでるのは質素なアパートの一室だったり、離ればなれだった家族をやっとこさ呼び寄せて、さあ幸せな家族の生活が始まりますかと思ったらやっぱそういうわけにはいかないよねー簡単じゃないよねー!だし、
さすがにこの人はいい人だーと思った人にあっさり裏切られてしまったり、次から次と試練がやってくるので、もうほんとカンベンしてあげてよ~(/_;)ってなるんですが、
観ているうちに、ここまでじゃなくてももしかしたらこの時代を生きてきた人たちみんなそれなりにいろいろあったんだよな・・・などとふと思ったりもする215分でした。
もう亡くなってしまいましたがうちの祖母やその姉妹ですら、あの戦争を生き抜いてきた人たちはなんだりかんだり波乱万丈な人生を送ってきたんだもんな、なんて久しぶりに懐かしい顔を思い出したりもして、不思議な気持ちになりました。
本当は、ホロコーストについてとか近現代においてのユダヤ人のたどってきた歴史や有名人についてとか、〝ブルータリズム”という建築についてとか、いろんなところに話を広げられそうな映画なんですけど、
その前にやっぱり、どうしても「長い」とか「難しそう」というイメージで腰がひけてなかなか劇場に足が向かない人が多そうなのがもったいなくて、今回はシンプルな感想にとどめておこうと思ったんですが、あまりにもバカっぽい文章になってしまってますかね?
まああとはこの映画のキモである俳優陣に軽く触れておけば、ライトな層にも少し興味を持ってもらえるかな。
とにかく主人公。エイドリアン・ブロディ
2002年の「戦場のピアニスト」で、米アカデミー賞史上最年少の最優秀主演男優賞を受賞。
あのときもやはり、ホロコーストを生き延びるアーティストの役でしたね。
あのとき初めてエイドリアン・ブロディという俳優を知ったんですが、スッゲーかっこよかったなぁ!
パーフェクトなイケメンというわけではないけど、高すぎる鼻とどこか陰のある寂しげな眼差しに滲む、儚げな色気。
私って、カラッとした陽キャイケメンは苦手じゃないですかー?(知らん)
どちらかというと地味とか、どこか陰のあるタイプのイケメンが好きなんですよねー。(どうでもいい)
で、あの「戦場のピアニスト」での陰キャなピアニスト(言い方)がドハマりだったエイドリアン・ブロディですが、
最年少でアカデミー賞最優秀主演男優賞まで獲っちゃったので一躍ハリウッドのトップスターの仲間入りを果たしたわけですが、やはりそこからはなかなか難しいというか厳しい日々だったようで。
ビジュアルからしてすでに陰キャだし(いや、カッコいいの!下がり眉と三白眼気味のタレ目がかわいらしいしマジかっこいいんだけど、けどやはり、どこか暗い!)、
アカデミー賞作品「戦場のピアニスト」を常に背負ってるうえにそもそもご本人がガチの東欧系ユダヤ人なので、どうしても「戦争」とか「ホロコースト」的な印象がついてまわる運命。
なので、オファーがくるのもやはり暗めやエキセントリックな役ばかり。
プライベートもあまりうまくいかず、俳優の仕事から遠ざかっていた時期も。
「ダージリン急行」なんかは好きですけどね!
いつも困った顔で途方に暮れてる感じでしたが。
そして今、歳を重ねていろんなキャリアも経験も経て、ちょっとどこか力が抜けて軽やかになったようにも見えるし、すっかり大人の色気を纏ったイケオジに。
いや、同年代なので彼をイケオジと言ってしまうと自分が完全に「オバ」であることを実感して鬱ですけど。
しかしカッコ良い!あの彫りの深い憂いのあるお顔で渋みがプラスされたら無敵でしょ!
ハイブランドの服を着てファッション誌のグラビアに出てたのを見ましたけど、ほんと惚れ惚れするくらいカッコよかったです。
憑き物が取れたような晴れやかな表情も素敵で。
あぁ・・・・やっぱり好き・・・(´ー`)
で?何の話だっけ?
そうそう、「ブルータリスト」ね。
(C) DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVES (C) Universal Pictures
才能あふれる気鋭の建築家だったはずの主人公が、戦争に巻き込まれ時代に翻弄され運命に飲み込まれていく30年。
そこになすすべもなく立ち尽くしもはや自分がどこで何をしているのかさえわからなくなるくらい流されていく、ヒーローでもなく、かといって可哀想な被害者というだけでもない「一人の男」
その在り方というか、このどこか異質で不思議な大河ドラマのなかで一人ナチュラルにリアルにそのなかに「たしかにいる」という存在感がすごい。
架空の人物なのに伝記みたいな(?)。
渋みも色気も増してこれからますます楽しみなエイドリアン・ブロディですが、それでもやっぱり・・・・・・カラッと明るい陽キャの役は来ないかもしれないですね(*_*)
さて今作で二度目の最優秀主演男優賞を獲得することができるのか!?
そして今作で主人公のパトロンとなり彼の運命を大きく揺り動かすこととなる大金持ちを演じてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされているガイ・ピアース
(C) DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVES (C) Universal Pictures
今ではすっかり売れっ子になり、代表作も「メメント」やら「アイアンマン」やらと一筋縄ではいかないくせ者俳優といった感じですが、
私の中ではガイ・ピアースといえば、エイドリアン・ブロディとは真逆のイメージ。
カラッと明るいドラァグクイーンを演じた「プリシラ」(大好き!!最高ですよね!!)、そしてその成功によりハリウッドに進出してこれまた大成功をおさめた「L.A.コンフィデンシャル」(めちゃくちゃ面白かったですねえ!!)なんですよね!
どちらももう30年近くたってしまっているというのがまた衝撃。
もう私のなかでは何年たってもガイ・ピアースといえばあのころのガイ・ピアースなので。
この映画のなかの、そこまで悪い人でもないんだけど強引で、ちょっと傲慢で、なんかムカつくオッサンが、あのガイ・ピアースだなんて信じられない。
ここにもまた、「光陰矢の如し」を感じて鬱ですね。
エイドリアン・ブロディがイケオジで、ガイ・ピアースがこんな嫌味なオッサンになってる現代かぁ・・・・じゃあ私、いったい何歳なの!?
みたいな、結局いつも映画を観ながらそんなことをふと考えてしまって一瞬青ざめる瞬間があります。(集中しましょう)
・・・まあ、年齢は一回忘れますか。
そしてもう一人、主人公の妻役のフェリシティ・ジョーンズ
こちらもアカデミー賞で助演女優賞にノミネートされていますよ。
彼女はとにかくなんといっても「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」ですよね!
(私が大好きなだけ)
めちゃくちゃカワイイし、強いし、カッコよかったなー!!
今作ではまた違った意味で強くて賢い妻を毅然と演じています。
「博士と彼女のセオリー」で主演女優賞にノミネートされたときは惜しくも受賞を逃してしまいましたが、今回はどうかな!?発表が楽しみですね!
と、こんな感じでたいして中身は無いくせにまた長くなってしまったなぁ・・・と思ったら、今、私は気付いてしまいました。
・・・もしかして、アカデミー賞の授賞式って、明日じゃね( ゚Д゚)!?
・・・・・・・・・。
だって、仕方ないじゃないか。ほんとは公開前に書くのが一番だけどこんなひとくせもふたくせもありそうな大長編ドラマを、観ないで書くわけにはいかないしさ、
観たら観たで人に紹介するにはなかなかハードな映画だぜ!?
そしてやっと書いたら授賞式前日ってね!
ここまできたらもう、授賞式見て、発表待ってから書いたほうがよかったのでは?
と思いますよね。
いや、それはめんどくさい!!また書き直すの嫌だ!!
じゃなくて、これきっと、発表出てからだと書くこと変わってきそう。
ていうか、賞の発表のあとだと観る気なくす人いそうだしなあ。。。
でも大丈夫。
さらに私、気付いてしまいました。
このブログ読んでる人は映画ヲタクしかいないので、私が何を書こうが、アカデミー賞の結果がどうだろうが、関係ないよね!ってことに。
何を見ようが何を読もうが、観るものは観るし、観ないもんは観ない。
そんな人ばかりですよね。
だからもう、このままアップします。
アカデミー賞の有力候補について書いたものを、アカデミー賞の発表前日にあげるという暴挙。
私のこのイカレたブログくらいでしかそんなアホなことしませんね。
そこがまた唯一無二って感じでいいかもね(?)
というわけで、みなさんは、もしまだ観ていなくても、アカデミー賞の結果がどうであっても、こんなくだらないブログのことなんか気にせず観てください。
言われなくても観ると思いますけど。
米アカデミー賞授賞式日本時間3月3日です。
「ブルータリスト」公式サイトhttps://www.universalpictures.jp/micro/the-brutalist


そしてこちらも忘れちゃいけない日本アカデミー賞
中劇が自信を持って、責任を持ってひたすら上映を続けてきたこれ。
「侍タイムスリッパー」
(C) 2024未来映画社
おかげさまで国内の数々の映画賞を総なめにし、48回日本アカデミー賞でも優秀賞7部門受賞!!!!(最優秀賞の発表は3月14日)
こちらも楽しみですねぇ!!
まあ、いろいろと大人の事情もあるので(ここだけの話)、どこまで食い込めるかというのはなんとも言えない状態ではありますが、主要賞(作品賞・監督賞・主演男優賞)のどこかに滑り込めれたらなあ・・・(*´з`)という、期待までしちゃいけないがもしかしたらもしかするかも、みたいなちょっとくすぐったい感じで発表を待っているところ。
時代劇は国の宝です。
映画界全体で時代劇を、そして日本映画界を盛り上げていくためにもどうか「侍タイムスリッパー」に何か一つでも賞を・・・・!!!
と思っています。
皆さんも応援お願いしますね。
ところで、公開から4か月を越えた今でもまだコンスタントにお客さんが来てくれている「侍タイムスリッパー」
配給会社もまだまだ力をいれて宣伝してくれているおかげでテレビやラジオ、新聞や雑誌などにも取り上げてもらってそれで知ったお客さんがまた来てくれるという、映画にとっては一番良いサイクルになっているんですが。
これ、たまたま耳に入った薄い情報やうろ覚えの状態で観に来たお客さんや電話で問い合わせをしてくれるお客さんたちの言い間違いが面白い。
「侍タイムストリッパー」→脱いじゃダメよ。Rー指定ついちゃうよね。
「侍のタイムスリッパー」→〝の”が入っちゃうとなんか違うよね、ちょっとダサイよね。
「侍のスリッパ」→スリッパになっちゃった。なんの話よ!?
「侍スリッパー」→伸びたよね、なんか伸びたよね、ていうかスリップなの?滑ったの?
というわけで、毎回、笑ってはいけない大喜利をさせられてるような気分です。
まだまだ面白タイトル募集中でーす♪(面白タイトル?)
(C) 2024未来映画社
まあそんなこんなでこちらの発表は3月14日
楽しみに待つとしますか。
中劇が日本アカデミー賞で一番盛り上がったのはなんといっても2020年の「ミッドナイト・スワン」ですかね。
終了→復活→終了→やっぱまだやるー!を繰り返し、「やめるやめる詐欺」と言われたのを思い出しますね。
いや、いいじゃないか!良い映画はたくさんの人に観てほしいし、まだまだ入りそうな映画は続ける。本来、映画とはそういうもんだよね!?
「侍タイムスリッパー」も、そんなふうにたくさんの人に観てもらって愛される映画になっていってほしいなと思います。
配信もいいけど、やっぱり映画館で観ましょうよ。
日本映画と、時代劇の未来を応援するために!
クスクス笑えて笑いながら泣いて、プロの職人たちのプライドと技術を集結させた「侍タイムスリッパー」。(ストリッパーじゃないよ。)
何度でも観ましょうね!


というわけで、アカデミー賞とか関係なく、今回もサボりにサボったせいで安定の大長編になってしまったこのブログでした。
「ブルータリスト」のように、途中で休憩を挟んで読んでもいいですよ。
・・・・うまくオチがつきましたかね。(ついてません)
それでは今日は、もうあと数時間後にはアカデミー賞の発表があるのでこのへんで。
万が一、受賞を逃しても観に来てくださいねー!
約束ですよー!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/