2017年8月24日木曜日

「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン」いよいよ。

こんにちは。
なんだかこのごろまた梅雨にもどったようにじめじめと雨が続きますが、
そんなことはどうでもいい!
いよいよ。
とうとう。
待ちに待った「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン」の公開が今週末になりました!

スクリーンのベネ様にやっと会える(≧▽≦)!!
先日、『シャーロック』の放送が終わってしまい、
抜け殻のようになっていた私でしたが、
今度は「女王ビクトリア」のドラマが始まり、
なんとかテンションを保っていたところです。
イギリス好きとしては、映画でもドラマでもとにかくイギリスものを切らさずに生活していないと禁断症状が出てくるので、イギリスの連続ドラマがあるとほんとに助かります( ;∀;)
ビクトリア女王は、歴代のイギリス王室のなかでも有名ですよね。
今回の「嘆きの王冠」の時代のずっとあと、
300年以上たってからの王位継承なのですが、
それでもやっぱり面白いです!
フランス王室の歴史もかなり面白いですが(私の場合は「ベルサイユのばら」がスタート地点ですが。。。)、
やはり英国王室は別格、今でも世界中の注目の的。
故ダイアナ妃やその長男ウィリアム王子一家の話題でイギリスのみならず世界中がフィーバーしますし、
つい先日も二男ヘンリー王子の結婚について取沙汰されていましたね。
ヨーロッパ全体を牛耳っていた大英帝国の時代から、
今に至るまで世界中の注目を集めてきたイギリス
その歴史は長く深く、激しい戦乱と憎しみの歴史でもあります。
大きな国であったがゆえの苦悩と戦闘の歴史の一端を、
イギリスが誇る偉大なる作家シェイクスピアの作品を基に、
特に激しい王位争奪の時代であったリチャード二世から、
ヘンリー四世五世六世、そしてリチャード三世と、
英国のトップクリエーターと豪華すぎる英国俳優たちが勢ぞろいして作られたのが
この「嘆きの王冠」シリーズ。
ロンドンオリンピックの開催を控えて大規模な文化プログラムが展開されていたイギリスで、
イギリス国営放送BBCが総力を挙げて製作した壮大なる大河ドラマを、連続7作!
しかもスクリーンで堪能できるなんて、ほんとに貴重な経験です。
こんな機会はめったにない!
イギリス全土を使っての大規模なロケーション、
原作に忠実に描きだされた戦乱の中世ヨーロッパの時代、
そして何より、この作品で英国アカデミー賞をはじめ様々な賞レースでノミネート&受賞しまくった、イギリスを代表する豪華な俳優陣!
ちょっとでも興味があるという方はぜひ、スクリーンで観ていただきたい!
中劇で恒例となっているイギリス・ナショナルシアターライブ(イギリスで上演された舞台をそのままスクリーンで上映する企画)と同様、
イギリス俳優の演技に圧倒されること間違いなしです。
イギリスで演技を志す者はとにかく、しっかりと演劇の学校で芝居を学び、
若いころからシェイクスピアの舞台で経験と腕を磨くもの。
今でもそういった、歴史と伝統に裏付けされた文化として演劇があるのがイギリスです。
ちょっと難しそうな、とっつきにくいイメージのあるシェイクスピアだからこそ、
本場イギリスの有名俳優が演じて、字幕も出る映像作品として入門できるのは嬉しいこと。
そして、この世界にどっぷり浸るなら、映画館じゃないともったいない!
「演劇なんてよくわかんないし知らないし、
シェイクスピアだってちゃんと観たことない。」
と言ってる方にこそ、今回ぜひともチャレンジしてみてもらいたいです♪

8月26日~9月1日
『リチャード二世』
(C) Carnival Film & Television Limited 2015. All Rights Reserved.
幼いころに王位を継承し、周囲の助けを借りながら政治を動かしてきたためか、
成人してからもいろんなことがうまく回らずに外交も失敗続き、
最終的に若くして王座は廃位、そして33歳で亡くなってしまったリチャード二世
演じるのは、「007」のQ役で世の女性たちの母性本能を鷲掴みしたベン・ウィショー
気弱そうな、小動物のような、ハニカミ笑顔についついキュンとしてしまいます♡
私は「007」「パフューム」くらいしか観てないなあと思っていたんですが、
なんと、「ベルベット・ゴールドマイン」トッド・ヘインズ監督が撮った「アイム・ノット・ゼア」(6人の俳優がボブ・ディランを演じた)に、ボブ・ディランの一人として出演していたというのを知ってビックリ。
検索してみたら、名門王立演劇学校出身の、バキバキの演劇畑の方でした。
数年前に同性婚をしたというのは驚きでしたが、
イギリスなのでそれもアリ!
個性と魅力の一つになっていますね。
脇には名探偵ポワロのデイヴィッド・スーシェ『スタートレック』『X-MEN』パトリック・スチュワートと、大御所イギリス俳優もズラリ。

9月2日~8日
『ヘンリー四世Part1』
9月9日~15日
『ヘンリー四世Part2』
(C) Carnival Film & Television Limited 2012. All Rights Reserved.
前作「リチャード二世」から王冠を奪ったのがこのヘンリー四世
演じるのは“ザ・イギリス俳優”ジェレミー・アイアンズ
この方、正統派シェイクスピア俳優なんですが、
私が初めてこの方を観たのが「ダメージ」での、ジュリエット・ビノシュと不倫に溺れるおじさまの役のときだったので、個人的にはそのダメダメでセクシーなイメージが抜けきらないんですよねえ(^_^;)
「ダイハード」の悪役とか、「仮面の男」での三銃士の役とか、
いろいろ観てはいるんですけどね。
でも、アル・パチーノとの共演でシェイクスピア「ヴェニスの商人」をやったのを観たときは、「おおっ!なるほど(さすが)!」と思いました。
この方ががっぷりイギリスの王を演じるのを観られるのが楽しみです♪

9月16日~22日
『ヘンリー五世』
(C) Carnival Film & Television Limited 2012. All Rights Reserved.
前作でヘンリー四世の悩みの種だった放蕩息子がヘンリー五世として父の跡を継ぎ、意外にも名君として名を残すことになるのですが、演じるのは、
今かなりの注目株のイギリス俳優トム・ヒドルストン
「アベンジャーズ」「マイティ・ソー」など派手なハリウッド特撮系作品でブレイクした方ですが、中劇ではイギリスの舞台『ナショナル・シアター・ライブ』でのシェイクスピア作品「コリオレイナス」を上映しています。
こちらもイギリス王立演劇学校出身のエリート。
特殊メイクや近未来風の衣装ではなく、埃と土にまみれて白馬にまたがる姿!
イギリス俳優にはやっぱり、鎧と白馬が似合います♡
それをスクリーンで見られるのは嬉しい限り!

9月23日~29日
『ヘンリー六世Part1』
9月30日~10月6日
『ヘンリー六世Part2』
(C) Carnival Film & Television Limited 2015. All Rights Reserved.
ヘンリー五世が赤痢で急死し(!)、跡を継いだのがその息子ヘンリー六世なんですが、
王位を継いだのはなんとまだ1歳にも満たない赤ちゃんのころ!
続けて母方の祖父フランス王シャルル6世も亡くなってしまい、赤ん坊なのにフランス王位まで継がなくてはならなくなった、ある意味気の毒な王様です。
栗原類くんのような雰囲気で、儚げで寂しそうな、不安げな表情でこの若君を演じているのはトム・スターリッジ
上目遣いの悲しげな眼差しに、ときめきを忘れた私のようなおばちゃんはメロメロになってしまっています♡
そしてこの「ヘンリー六世」から、いよいよお待ちかねのベネ様がっ!
ベネ様は見たいけど、7作全部観るのはキビシイなあ(;´Д`)」
って方は、この「ヘンリー6世」からご覧ください!
21世紀を代表するイギリスの名優として後世に伝えるべき宝・ベネディクト・カンバーバッチ様が、イギリス史上最強の暴君として名を残すリチャード三世としていよいよ登場致します!

10月7日~13日
『リチャード三世』
(C) Carnival Film & Television Limited 2015. All Rights Reserved.
いやあ~・・・・素敵(≧▽≦)♡
暴君だろうがなんだろうが、そんなのどうでも良くなっちゃうくらいの凛々しいお姿ですね!
なのでもういっちょ♪
(C) Carnival Film & Television Limited 2015. All Rights Reserved.
感無量(´▽`)!
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのベネ様
ベネ様LOVE♡の皆さまには説明無用ですが、
今回はマニアじゃない方もたくさん観に来てくださるんじゃないかと期待して、
一応、基本のベネ様紹介をしておきますね!
バッキバキの英国男子ベネ様(ベネディクト・カンバーバッチ)は、
実は超ーーーーいいとこのお坊ちゃま!
なにしろ今回演じる「リチャード三世」の正式な血を引く家系だというんだから、
マジで本物( ゚Д゚;)!!
これも運命!
書いていくとちょっとドン引きするくらいのお家柄はまあ置いておくことにして、
言わずもがなのドラマシリーズ「シャーロック」で一躍トップ俳優の仲間入りしたベネ様、代表作もさすがのラインナップです。
スピルバーグ監督の「戦火の馬」
アカデミー賞の作品賞を受賞した「それでも夜は明ける」
英国アカデミー賞に米国アカデミー賞ほか各地の映画賞をごっそり受賞した「イミテーションゲーム」や、
さらに「スタートレック」「ドクター・ストレンジ」などの特撮ものにも引っ張りだこ。
イギリスで最も権威のある演劇の賞であるローレンス・オリビエ賞も受賞した、
まさに今、イギリスを代表するトップ俳優の一人!
ちなみにそのベネ様がローレンス・オリビエ賞を獲った舞台作品「フランケンシュタイン」
そして去年の「ハムレット」などなど、本場イギリスの舞台をそのまま上映する企画、「ナショナル・シアター・ライブ」
毎回、中劇で上映してます(・ω・)ノ
すごかったですよ~!
芝居に圧倒させられるって、こういうことかあ・・・・
と、初めて実感しました。
まあミーハーにごちゃごちゃ書いててもしょうがないので、やめましょう。
こちらの「リチャード三世」、王座を手に入れるために、それはもう手段をいとわなかったという容赦の無さ。
相当、頭も切れる人だったようですが、
邪魔な者はぶっ殺し、幼い甥たちは幽閉し(たぶん殺した)、やりたい放題。
でも、そんな残酷なやり方のツケは自分に回ってきたらしく、
数年前に、このリチャード三世のものと思われる遺骨が発見されましたが、
頭蓋骨にハンパない傷がたくさんあり、
最後は壮絶に戦死したことが判明しました。
あちこちからかなりの恨みつらみを集めていたんでしょうね(;・∀・)
超ーーーー悪者!
そんな暴君をベネ様が。
・・・・楽しみ(≧▽≦)/
ベネ様は少し前に、ナタリー・ポートマンスカーレット・ヨハンソンが長いイギリス史のなかでもかなり有名な姉妹を演じた「ブーリン家の姉妹」にも出ていました。
あれは、このリチャード三世を破って王位を勝ちとったヘンリー七世の息子であるヘンリー八世のお話でしたが、面白かったですねえ!
ヘンリー八世は、王妃と離婚して別の女性と結婚するためにてんやわんやの大騒ぎになった好色漢の王様ですが、
映画「ブーリン家の姉妹」ではエリック・バナが演じていて、
「・・・・・わかる♡こんな王様ならアリだわ~(*´з`)」
と思ってしまった私でした。。。
「リチャード三世」を観終わったら、「ブーリン家の姉妹」を借りてきて観てみるのもおすすめです♪

さて、まだまだ書きたいことがあったはずなんですが・・・・
興奮しすぎて忘れました( ;∀;)
でも、なにしろ1週間づつ7作品連続!
またついつい「嘆きの王冠」ネタを出してしまうと思うので、
今回はこのへんで☆

あ、大事なお知らせを忘れてました(;・∀・)
ベネ様のお膝に座れるスタンディ、上映期間中はロビーに設置しますので、
ぜひ写真を撮っていってくださいね!

さらに「王みくじ」も設置!
「おみくじ」にかけた「王みくじ」(・ω・)ノ
キャラクターにリンクしたおみくじで、ぜひ運試しをしてってください☆
それから、「嘆きの王冠」の公式サイトでも紹介されているキャラクター総選挙も開催!
ロビーに登場人物たちのでっかいポスターが掲示されるので、それもお楽しみに♡


それでは、イギリスが誇る超一流の製作陣と豪華キャストで綴られる、
二度と実現不可能な壮大なるプロジェクト「嘆きの王冠」シリーズ。
とにかく一度、なんなら一本だけでもいいから試しに観てみてください!
圧倒的なスケールの歴史絵巻、ぜひスクリーンで!
「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン」公式サイトhttps://www.hollowcrown.jp/


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile


2017年8月10日木曜日

待ってましたのスペイン映画!秋の新作も続々♪

こんにちは。
真夏なのに、過ごしやすい日が続きますね!
最高気温37℃の東京から帰省してきた従妹が喜んでいました( ゚Д゚)
37℃・・・・風邪ですよね。。。

真夏の中劇は絶賛「ポケモン」上映中!
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
 (C) Pokemon (C) 2017 ピカチュウプロジェクト
8月に入ったらまたちょっとお客さんが増えて、ひと安心。
本格的な夏休みに入ったので、
そろそろ子どもたちも退屈してきたころだからでしょうか(・ω・)ノ
それでも、お席の心配などはありませんよ♪
混雑ってほどでもなく、いい感じでお客さんが入って、みなさん楽しまれています。
しつこいようですが夕方はガラッガラ!
ゆっくりのんびり観たいなら夕方が狙い目。
平日の夕方なら料金も安くてさらに嬉しい!
超おすすめです。
この時期、夏休みで使いまくったお金もそろそろ厳しくなる時期。
学校で配られた割引券を持って、大人はサービス料金を駆使して、
駐車場は提携の駐車場を使用、お茶は水筒に持参、
映画館の底値を目指せ!!

そしてぼちぼち夏休みも終盤、盛岡の夏も落ち着いてくる8月なかば。
大人の映画シーズンの開幕です!
まずは今週末、上映が決定したときから私が待ちに待っていたスペイン映画が公開。
「オリーブの樹は呼んでいる」
(C) Morena Films SL-Match Factory Productions-El Olivo La Pelicula A.I.E
スペインの田舎町。
気が強く扱いにくい20歳の女の子アルマは、
大事にしていたオリーブの木が売られてから喋ることをやめてしまった祖父のことが気がかり。
このごろはついに食事もしなくなってしまった大好きな祖父を救う唯一の手段は、
あのオリーブの樹を取り戻すこと!
そう考えたアルマは、何の計画も無いままドン・キホーテよろしく無謀な旅に出るー。
樹齢1000年、2000年のオリーブの木が大地から引き抜かれ売られている
そんな事実から生まれたこの作品は、
夫婦でもある脚本家と監督の手によって一つの家族のドラマとして、
ユーモアに溢れ、優しさに満ちた温かい物語としてスペインから届けられました。
長期間の大不況下にあり、テロやデモも多く、情勢も不安定なスペイン
その中で、今と未来を担う若者の姿に希望をこめて、
強く優しい物語を紡ぎだしたのは、
イギリスの労働者階級や移民などのリアルな姿を徹底的に描き出し、精力的に作品を発表し続けるケン・ローチ監督とタッグを組み脚本を書き続けてきたポール・ラバーティ
昨年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「わたしは、ダニエル・ブレイク」も記憶に新しいですね。
そんな物語はもちろん楽しみなんですが、
それより何より、個人的に私は、この映画の映像が楽しみでならないんです!
見渡す限りの青い空と、延々と続くオリーブ畑。
もう15年以上も前になりますが、
私がスペインを旅行したときの強烈な印象が、
まさにその高くて青い空と、どこまでも続くオリーブ畑なのです。
まだ若かった私がバックパックを背負って、
列車とバスを乗り継いでスペインを渡り歩いていたそのとき、
ガタガタとバスに揺られて舗装もないような道を延々走り、
何度も何度も居眠りから覚めても、
窓の外には常にさっきと変わらないオリーブ畑しか見えませんでした。
大丈夫かな、乗るバス間違ってないよね?
そんな不安に駆られるくらい、何時間も同じ風景の中にいました。
それと同時に、「なんだか妙に落ち着くな」
「この風景の中にならずっといられるな」と感じた不思議な風景。
緑色の羊が等間隔でうずくまっているような、オリーブ畑です。
前も後ろも右も左も、ただただ続く、土と緑。
特に何があるというわけでもない風景なのに、
日本に帰って来てからも、なんなら今でも、
たまにあの緑の羊を思い出すのです。
ひたすら窓の外に続くあの景色は、なぜか私の胸をしめつけるのです。
「あれが見られる!」
それが楽しみでなりません。
スペインは、私の大好きな国。
死ぬ前にもう一度だけ海外旅行に行けるとしたら、
行きたいところは山ほどありますが、
やっぱり最終的にはスペインを選ぶと思います。
なんででしょうね?
子どもの頃からスペインに憧れていて、
ずっとずっとスペインに行きたくて、
やっと行けたらやっぱり気に入ったからでしょうか。
どうして憧れていたのか自分でもわかりませんけど、
アルハンブラ宮殿に住みたいと、いつのころからか思っていました。
世界遺産なのでどうやっても住めませんけどね(^_^;)
スペイン映画ももちろん大好き。
ビクトル・エリセ(ミツバチのささやき)も、アレハンドロ・アメナーバル(オープン・ユア・アイズ)も、
もちろんペドロ・アルモドバル(オール・アバウト・マイ・マザー)も大好きです。
でも、スペイン映画で私が一番好きなのは・・・
『アナとオットー』
私の好きなハッピーで楽しい映画!ではないのですが、
強烈に、鮮明に、この映画のいろんなシーンがいまでも心に焼き付いている不思議な映画。
この映画のロケ地が見たくてスペインに行きたかったのもあります。
そして『スパニッシュ・アパートメント』
深い話でも感動的なストーリーでもないのに、
あったかくてせつなくて、幸せな気持ちになる映画。
見知らぬ街にたどり着き、人種も文化も違う人びとと出会い同じ時間を過ごすことの素晴らしさ、若かりしころのたわいない日々の美しさ、そのあとの寂しさもせつなさもみんな、自分の一部なんだと感じるあたたかさ。
この主人公と同年代だからでしょうか、
この作品の続編も2本作られていて、すべてがドンピシャで心に刺さります。
音楽も映像も最高!の素敵な映画です。
・・・・で、なんでしたっけ(・_・;)?
そうそう「オリーブの樹は呼んでいる」です。
(C) Morena Films SL-Match Factory Productions-El Olivo La Pelicula A.I.E
大好きなスペインが舞台の、スペイン映画。
青く澄んだ空とオリーブ畑、そして強く優しくあたたかい家族の物語で、
夏の疲れを癒しませんか?
・・・・いや、まだまだ暑いか。。。
「オリーブの樹は呼んでいる」公式サイトhttp://olive-tree-jp.com/


そしてそして、
ここ1カ月ほどポケモンにかかりきりですっかり忘れていましたが(!)
秋の新作もなにげに続々決定していました!
これ・・・ほんとに全部上映できる!??
って思っちゃうくらい、ぎゅうぎゅうに詰まっていました。
うん、やるしかない!
9月1日からは全国一斉ロードショーの
「二度めの夏、二度と会えない君」
(C) 赤城大空・小学館/『二度めの夏、二度と会えない君』製作委員会
なんかタイトルからしてせつなっ!!
「二度めの夏、二度と会えない君」公式サイトhttp://nido-natsu.com/
主演は、中劇がもう何年も前から推してる虹郎
村上虹郎です!
去年の春にもこのブログで説明しましたけど、
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/03/blog-post_24.html
あの。
UA村上淳を両親に持つ、個性派若手俳優ですよ。
2年前の「忘れないと誓ったぼくがいた」から、
去年の「さようなら」と、
青田買いにもほどがある、って状態でしたがとにかく虹郎推しの中劇です。
なんと、9月23日公開の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」にも出てますよ!
東野圭吾原作の話題作。
こちらも注目です♪
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」公式サイトhttp://namiya-movie.jp/

9月9日公開「ビニー」
(C) BLEED FOR THIS, LLC 2016
奇跡を起こした伝説のボクサー“ビニー・パジェンサ”の衝撃の実話。
製作総指揮はマーティン・スコセッシ
交通事故で首を骨折しても、まだリングに立つことを諦めなかった男の、
壮絶な信念の物語。
「ビニー」公式サイトhttp://vinny-movie.com/index.html

9月23日公開「ケアニン」
(C) 2017「ケアニン」製作委員会
ケアニン=人の「ケア」に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を働いている全ての人。
主演は盛岡市出身の戸塚純貴です。
「ケアニン」公式サイトhttp://www.care-movie.com/

9月23日公開
「コンビニ・ウォーズ バイトJKvsミニナチ軍団」
(C) 2015 YOGA HOSERS, LLC All Rights Reserved.
出た出た。
もうタイトルだけでわかりますよね。
超おバカ映画です。
前に中劇で上映したおバカ映画の極み“セイウチ人間”の映画「ザ・タスク」
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/09/blog-post_25.html
のスピンオフというか番外編というか。。。
でも、主演がジョニー・デップバネッサ・パラディの娘だし、
セイウチ人間と同じくジャスティン・ロングハーレイ・ジョエル・オスメント
もちろんジョニー・デップも出てるという、
キャストだけは無駄に豪華なぶっとびおバカ映画です。
・・・・もちろん観るけどね(゜▽゜)/
「コンビニ・ウォーズ」公式サイトhttp://conveni-wars.jp/

・・・・と、9月公開だけでこんな感じ。
ちょっと長くなってきたので今回はこのへんで。
なんと、10月も11月もすでにそれぞれ4本以上の公開作品が決定しています(@_@;)!
なかなかの充実ぶり。
そうそう、「嘆きの王冠」も始まるし、疲れたなんて言ってられません♪
この秋も、まだまだ猛ダッシュで突っ走る中劇ですよー!
気になる作品があったらぜひ、観に来てくださいねー!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile

2017年8月4日金曜日

魅惑のオードリー特集♪ポケモンもね!

8月。
盛岡もとうとう梅雨明けし、夏本番ですね。
朝晩はわりと涼しくて助かっていますが、
まだ8月に入ったばかりなので油断はできませんね。
夏休み真っ最中の「ポケモン」はだいぶ落ち着いて、
普通の映画と同じくらいの感じでご来場いただけるようになりましたよ!
朝から張り切ってゴリゴリに心の準備をしなくても、
「あ、そういえばまだ観てないね。じゃあ今から行くか!」
って感じで大丈夫。
外に遊びに行くつもりだったけど暑すぎるからやーめた。とか、
急に天気崩れちゃったけどどうしよう!なんてときも、
予定変更でポケモンにしちゃってください♪
明日からは上映時間が変わるのでそこだけ注意してくださいね!
☆8月5日からの「ポケモン」上映時間☆
10:45/13:00/14:20/15:10/17:20
(*8/5の17:20の回はライブビューイングイベントのため休映です)
もうそんなに混んでないので、どの時間でも大丈夫ですよ~!


そしてそして、明日からは午前十時の映画祭 夏休み特別企画
『魅惑のオードリー特集』です。
オードリー・ヘプバーン
永遠の妖精。
午前十時の映画祭でも、幾度となく主演作品が上映されていますが、
やっぱり他の作品よりもお客さんの数が格段に違う、まさに別格。
何度も上映している『ローマの休日』も、
去年上映した『ティファニーで朝食を』も、
たくさんの方にご来場いただきました。
そして今年はなんと、この8月、
映画ファンからも圧倒的な人気を誇るオードリー主演作品を4本連続で上映!
50年たっても色あせないオードリーの魅力と、
誰もが心ひかれる名作たちを連続で!

8/5~8/11 『ローマの休日』(1953年)
Copyright © 1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. 
「ローマの休日」公式サイト→http://asa10.eiga.com/2017/cinema/728.html

8/12~8/18 『麗しのサブリナ』(1954年)
Copyright © 1954 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. TM, ® & Copyright © 2001 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
「麗しのサブリナ」公式サイト→http://asa10.eiga.com/2017/cinema/707.html

8/19~8/25 『昼下りの情事』(1957年)
© 1957 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. and Warner Bros., Inc. All Rights Reserved.
「昼下りの情事」公式サイト→http://asa10.eiga.com/2017/cinema/722.html

8/26~9/8 『おしゃれ泥棒』(1966年)
How to Steal a Million © 1966 Twentieth Century Fox Film Corporation an World Wide Productions, Inc. Renewed 1994 Twentieth Century Fox Film Corporation and World Wide 
「おしゃれ泥棒」公式サイト→http://asa10.eiga.com/2017/cinema/708.html

もう、誰もが知る、名作中の名作ばかりですね!
『ローマの休日』は「映画館で何度も観たわ!」というのが私の母世代?
でも、私ですら『ローマの休日』は劇場で3回は観ました。
何度観ても、「劇場で上映している」と聞くとどうしてもスクリーンで観たくなる、
魔法の映画。
観るとやっぱりローマに行きたくなるし、
スペイン広場でアイスが食べたくなるし(今は飲食禁止です。。。)、
真実の口に手を入れたくなるし、
そもそも恋がしたくなっちゃいますよねえ(*´з`)!
『麗しのサブリナ』も、オードリーがとびきりかわいい作品ですよね!
私は二十代のころ、もちろんビデオでしたけど初めてこの作品を観たときにハートを鷲掴みにされ、
速攻あのいわゆるサブリナパンツってやつと黒のバレエシューズを買いに走りました。
当時、大流行してたアニエスベーにね。
ま、着てみたら全然違いましたけどね(-_-;)
あれ?オードリー・・・のはず・・・だったのにな・・・
・・・・江頭2:50?みたいなね。。。
そんな苦い思い出もありつつ。
『昼下りの情事』は、『麗しのサブリナ』と同じビリー・ワイルダー監督作品。
マリリン・モンロー『七年目の浮気』や、
アカデミー賞で3部門受賞した『アパートの鍵貸します』など、
まさにハリウッド黄金期を代表する名匠です。
そして最後の『おしゃれ泥棒』は、『ローマの休日』ウィリアム・ワイラー監督と再度コンビを組んだロマンティックコメディ。
この4作品は、一本づつでもファンの多い名作なんですが、
作品ごとに少しづつ歳を重ねていくオードリーの姿を見られるのも粋な計らい。
それまでほとんど無名だったオードリーが『ローマの休日』でセンセーショナルに登場したときの初々しくてキュートな姿から、
キャリアや経験を重ね、徐々に大人の女優へと変わっていく過程を4作連続で観られるなんて!
オードリーの相手役もまたグレゴリー・ペックハンフリー・ボガート
そしてゲイリー・クーパーピーター・オトゥールと、
ハリウッドを代表する名優ばかりなのもすごい。
去年の「ティファニーで朝食を」や、その前の年の「シャレード」あたりは、
私もスクリーンで観るのは初めてだったんですが、
ほんとに50年前の作品とは思えないくらい、
ファッションも髪形もかわいくておしゃれ!
映像やストーリーも全然古くなくて、ほんとに素敵でした。
昔も今も、オードリー自身もオードリーの出ている作品も、
人びとの心を掴んで離さない理由がなんとなくわかった気がしました。
オードリーの作品を「懐かしい」という方たちはもちろんですが、
今の若い人たちにこそ、この機会にぜひ、スクリーンで楽しんでもらいたい!
なぜ、何十年たってもみんながオードリーに夢中なのか、
実際にその目で確かめてもらいたい。
今回は特に、年代も越えて、誰もが楽しめる作品ばかり。
夏休みで帰省中の学生さんとおじいちゃんおばあちゃんとか、
久しぶりにお父さんとお母さんを誘ってとか、
そんなのも素敵ですね!
お友達同士ももちろん、若いカップルにもおすすめですよ!
ぜひぜひ、みなさまお誘いあわせのうえ、お越しください☆


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile