2018年10月24日水曜日

情報解禁スペシャル!!!奇跡の香港映画♪BTSにコールドプレイも!

こんにちは。
寒っ!!
朝の気温が一桁台。
きたなあ・・・・。
いよいよきたなあ・・・・。
ついこないだまで冬だったような気もするのに、
また冬が来るという不思議な感覚。
暑いと言って騒いでいたのもどこへやら、
夏なんてなかったような気さえしてくるこの空気の冷たさよ。
灯油も値上がりだし、消費税も上がるし、
なんだか庶民には厳しいお話ばかりです(/_;)
でもどんなに抵抗しても、反抗しても、
間違いなく冬はそぐそこだし、
灯油は値上がりするし消費税も上がります。
だったらもう、仕方ないので受け入れるしかないですね。
せめて「なんでもないよ」「何かあったの?」みたいな顔してれば、
ほんとになんでもないことのように・・・・・無理か(-_-;)
とりあえず、厳しい冬のことを考えてブルーになる前に、
楽しいことを見つけて気分を上げていきましょう♪

というわけで、今回は情報解禁スペシャル!!!
少し前まではまだお話できなかったことも多かったのですが、
情報解禁GO!のサインが出たものがいくつかあるので、
そちらからご紹介していきますね♪
まずは私もビックリした!
大好きな映画で、でも、まさかまたスクリーンで観られるとは夢にも思わなかった、
超マニアックなこちら。
11月3日(土)のみの上映!
「メイド・イン・ホンコン」
©Teamwork Production House Ltd./Nicetop Independent Ltd.
決まったと聞いたとき、口アングリ。
「嘘!?え、これって、私の好きなやつ!?サム・リーの!?」
と社長に聞いてしまいました。
あんたが好きな映画とか知らねえよ!!
って感じですよね(^_^;)
「いやあ~・・・よくわかんないけど」
とキョトン顔で言われてしまいましたが。
驚いたことに、まさに私の大好きな、
20年前の香港映画「メイド・イン・ホンコン」でした。
©Teamwork Production House Ltd./Nicetop Independent Ltd.
香港が中国に返還される1997年の、まさに“ホンコン”のストリートの一瞬を切り取った、
生々しいほどリアルな青春映画。
狭い香港の街の片隅で行き場のなくなった不良少年の姿を、
乾いた空気感と、どこにも感情が感じられないくらいにシビアな目線で描く、
クールな青春。
これの少し前に公開された「恋する惑星」でガツンとやられ、
香港映画にドハマリした私でしたが、
それとはまた別の大きな衝撃を受けた作品でした。
「恋する惑星」のようなポップでおしゃれ、それでいて香港の街の猥雑さや面白さをリアルに描きだすような作品とは真逆の香港の描き方。
「恋する惑星」だって、ただ明るいだけの作品ではないし、
きらびやかな街の裏側にある避けては通れない香港の闇をさりげなく入れ込んであったんですけど、
この「メイド・イン・ホンコン」は、もうほぼドキュメンタリー。
無名の新人監督と、演技経験の無い役者たち
そしてたった5人のスタッフで製作されたこの映画は、
香港で一大ムーブメントを巻き起こし、
この年の香港アカデミー賞グランプリ、監督賞、新人俳優賞を受賞しました。
ジャッキー・チェンに代表される娯楽映画や、
チョウ・ユンファでアジアを虜にした黒社会物、
そしてウォン・カーウァイが世界中を驚かせたおしゃれでクールな作品たち、
そのどれとも違う、絶望感漂うドライでリアルな映像に、
香港じゅうがざわついたのでした。
中国を置き去りにして猛スピードで経済発展を遂げた香港で、
世界中から集まる観光客の賑わいとハイクラスの人々の華やかな暮らしのすぐ一本裏にある庶民の暮らし。
そしてそこでどんづまりの人生に希望も未来も見出せない若者の青春を、
ドライな目線のカメラが捉え続ける。
痛い。切ない。どころか苦しい。
でも、かわいそうじゃない。
それは粋がって粋がってもがき苦しみながらもやっぱり粋がる主人公の、
絶望の中にありながらもひとかけらのピュアさを大事に抱き続けているような危うい雰囲気と、
それでも一人で歩いていくという細いけどたくましい野良猫のような後ろ姿が、
この映画に一筋の光を当てているからなんだと思います。
©Teamwork Production House Ltd./Nicetop Independent Ltd.
決して高級なジムなどではなく香港のストリートで鍛え抜かれた体に、
どこか醒めたような表情とあどけない少年の素顔が交互に垣間見える、
一瞬で目と心が鷲掴みにされるワイルドな空気感がたまらなくセクシーな主演のサム・リーは実際、香港のストリートでスケボーしていたところを監督に声をかけられたという、暇を持て余していた素人。
そして、製作費が無いのでキャストたちの服は自前(おしゃれすぎるでしょ!!)、
セリフも設定だけ与えて本人たちに自由に喋らせ、それを脚本に起こしていったというのだから、
そりゃあ生のストリート感が出て当たり前。
これを観た当時は、そもそもインディペンデント映画だし、
全体的に暗めなのと製作費の少なさで映像がザラザラしている感じで、
細かい部分が見えづらかったりしていたのですが、
今回はなんとデジタルリマスター版!
予告を観てビックリ。
こんな綺麗な色だったの!?
このシーン、こんなだったの!?
と、かなりの衝撃を受けました。
絶対に必見の映画!!!
ですが。
こちら、もりおか映画祭での特別上映のため11月3日のみの上映!
ごめんなさい(/_;)
どうしても都合のつかない方もいるとは思いますが、
なんとか、たくさんの人に見てもらいたい作品。
無理なら予告だけでもぜひ(>_<)!!↓↓
そしてこの「メイド・イン・ホンコン」からのこの監督の香港返還3部作「花火降る夏」「リトル・チュン」もセットで必見です。
マニアックすぎてこのへんでDVDレンタルできるかわかりませんが、なんとかして観てください!
・・・・て、なんの宣伝(*_*;)?
「メイド・イン・ホンコン」公式サイトhttp://mihk.united-ent.com/
もりおか映画祭http://www.city.morioka.iwate.jp/event/event/1021844/1024540.html


もいっちょ、一日だけの上映でゴメンナサイな作品。
うちだけじゃないんです、全国の上映劇場すべてで一日限りの特別上映。
11月14日(水)のみ上映
「コールドプレイ ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームス」
コールドプレイ。
香港が中国に返還された1997年に結成されたイギリスのロックバンド。
その、活動の20年間を追ったドキュメンタリー映画。
映画マニアの目線からだと、
「あー、はいはい、グウィネス・パルトロウの元旦那ね」
って方もいるのかも。
ボーカルのクリス・マーティン、素敵ですよね(*´▽`*)
グウィネスとは理想のカップルだったんですけどね。
超人気バンドのボーカルとアカデミー賞女優ですもんね。
やっぱ大変か(;'∀')
まあ、そんな下世話な話は置いといて。
「コールドプレイ?シラナーイ」
って方ももしかしたらいるかもですけど、
それでもきっとどこかで必ず耳にしたことのある曲があるはず。
映画「宇宙兄弟」の主題歌になった『ウォーターフォール』でしょうか。
グラミー賞など数々の賞を総なめにした『Viva La Vida』でしょうか。
ええ、もちろん私も好きですよ♪
とにかく、間違いなく現代のUKロックを代表する偉大なるバンドであることは確か。
なにしろビートルズオアシスに次いで史上3番目のデビューからアルバム5作品連続で初登場1位を獲得したバンドですから!
この3組はまさにイギリスを代表するロックバンド。
先日、やはり一日だけライブ映画を上映したMUSEもですけど、
UKロックって、なんでかっこいいんでしょうかね!?
今回はそんなコールドプレイの20年間のキャリアや舞台裏などをまとめた貴重な映像。
劇場限定のスペシャル映像もあるらしいですよ♪
お楽しみに!
公式サイトhttps://www.culture-ville.jp/coldplay


そしてそして。
情報公開されたのがおととい。
そこからもうかかってくる電話がほとんどこれ。
「Burn the Stage:the Movie」
©2018 BIG HIT ENTERTAINMENT Co.Ltd., ALL RIGHTS RESERVED.
防弾少年団
韓国で大人気、というか今、アジアじゅうどころかアメリカでも注目を集める超人気の7人組ヒップホップボーイズグループ。
〝防弾少年団”は韓国語でバンタンソニョダン(Bang Tan Sonyondang)と発音し、
その頭文字をとって『BTS』とも呼ばれています。
そう、BTS
電話でも、みなさん『BTSの映画なんですけど~…』と言っていますねえ。
2017年、ビルボード・ミュージック・アワードでジャスティン・ビーバー(!)、セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデらと共にノミネートされ、「トップソーシャルアーティスト部門」で6年連続受賞していたジャスティン・ビーバーを破って受賞。
さらに2018年も同賞を2年連続で受賞を果たしています。
そして2018年5月にリリースされた最新アルバムが、K-POP史上初となる米ビルボード・アルバムチャート1位を記録!
しかも、Youtubeでは4曲が2億回転超え( ゚Д゚;)!!
そのうえメンバーの一人、さんが「世界で最もハンサムな顔」の1位を獲得したとか。
なんか、よくわかんないけどすごいことになってますねえ(*_*;)
私はあまり詳しくはないですが、
少し前に彼らがアメリカの国連本部で韓国人アーティストとして初めてスピーチをした
というニュースをテレビで見て、
「なんかすごいのね」
と思ったのを覚えています。
とまあ、そんなこんなでこのモンスターグループのワールドツアーに密着したドキュメンタリー映画が公開になります。
11月15日(木)公開。
そして前売り券の発売が今週金曜日(26日)から
全国共通ムビチケカードの前売り券2000円。
前売り券1枚につき1つ、特典(特製チケットホルダー)がつきますが、
各メンバー別の全7種で、目隠し袋入りなので絵柄は選べませんのでご了承ください。
不正や転売などの防止のため、購入枚数制限を設けました。
お一人様一会計につき7枚まで、になります。
お電話では「購入枚数制限無し」と伝えてしまった方もいたのですが、
その後、枚数制限有りになってしまいました(^_^;)
それとムビチケは、ネットで座席指定のシステムが入っている劇場さんでは鑑賞の際、座席の指定ができるようですが。
ここはそう、〝シネコン”ではなく〝昔ながらの映画館”『中劇』です。
ネットで座席指定などできません!
ごめんなさい(>_<)!
普通に劇場に前売り券を買いに来ていただいて、
観るときも普通に劇場に来てその券を受付に出していただければ観られます(^_^)/
26日の前売り券販売についても、
劇場がオープンするのがいつも9:30なので、
9:30からの販売(の予定)です。
「それ以前に行って並ぶ!」という方もいるようですね!
ビルじたいには入れるのですが、エレベーターが5Fまで来るのは劇場オープンの9:30です。
なので、9:30より前に来られる方は、エレベーターで4Fまで来ていただいて、
階段で5Fまで上がり、扉の前でお待ちいただく。
という形になります。
朝、けっこう冷えますからね。
暖かくしていらしてください♪
公式サイトhttp://www.toho.co.jp/theater/ve/bts_movie/


なんだかイベント的な上映の続く11月の中劇です。
でも、そういう作品たちのおかげで今まで中劇を知らなかった方たちが来てくれるようになり、
少しづつ少しづつ、「あれ、こんな映画館あったっけ?」とか、
「こんな綺麗だったの!?記憶と違うー」とか、
「けっこういいのやってんじゃん」とか、
「静かでいいねえ!」とか、
「いつも空いてて好き」とか、
褒めてるのかディスってるのかわからないですがいろんな声をかけてもらえるようになってきました。
ほんとはもっとたくさんお客さんが来てくれないとまずいんですけどね~!
なんとなく「マニアックな映画館」みたいなキャラ設定になってきているような。。。
でもそれでいいじゃないか!
観たい人がいるならやろうじゃないか!
オタクマニア引きこもり(?)、どんと来い( `ー´)ノ
このまま猛ダッシュで走り続けますよ~!!!
ついてこーい!
ついて・・・・あれ?誰も・・・・?
ついて・・・・来てください!
たまにでいいので。
お忙しいところ申し訳ないですが。
ほんとに、よろしくお願いします(>_<)!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile


2018年10月12日金曜日

胸キュン青春映画&ミポリン登場&ほっこりクマさん♡

こんにちは。
秋ですね!
連続の台風が、街をすっかり秋にしてしまいましたね。
空が高い・・・・風が涼しい・・・。
ていうか、もうコタツ出さないと足が寒い・・・(^_^;)
なんならもう少ししたら雪が舞うこともあるんですから!
盛岡の10月あるあるですね。
そんなこんなで秋です。
実は、私が「ヤッターーーーー()!!!」と両手ガッツポーズをとった作品がいくつか決定しているんですが・・・・・。
まだ言えなーい!
言いたい。言いたい。早く言いたい・・・!!
でも言えなーい(>Д<)!
なので、言えるようになったら言います♪
あ、なんか自分でハードル上げた感じになってますけど、
すっごい大作!とか今、世の中が注目する!!とかじゃないですよ?
なにしろここは中劇
しかも喜んでるのは私だけ。
ということはつまり・・・・マニアックなやーつです。
好きな人だけにわかるやーつ。
でも、一部のコアなファンだけが手に手を取り喜ぶような、そんなやーつです。
このブログを読んでいて、私とソウルメイトかもしれないと思ってくれている方や、
趣味が合うかもーと思ってくれている方は、
どうぞ楽しみにしていてくださいね!
そう、この世界は「情報解禁日」とかの大人の事情があるんですよ~。
映画会社からOKが出るまで喋っちゃダメ!みたいなね。
というわけで、今お話しできるやーつからご紹介していきます♪

まずは先週末から公開になったこちら。
「あの頃、君を追いかけた」
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
今、大注目の乃木坂46のメンバー・斎藤飛鳥ちゃんと、
これまた要チェックの若手イケメン・山田裕貴くん主演の、
誰もが「あの頃」を思い出して胸がキュンとなる青春映画。
2011年に、ほぼ無名のキャスト&新人監督の作品でありながら200万人を動員し、
社会現象を巻き起こすほどの空前のヒットとなった台湾映画のリメイクです。
こちら。土日は男子学生がたくさん観に来てくれています。
さすが!乃木坂
そしてパンフが売れる売れる!
先週末公開なのにすでに2回、追加発注かけました(@▽@)/
これ、元の台湾映画がスッゴクいいんですよねえ!
誰にでもある、「あの頃」の何気ない毎日と、ずっと好きだった人のこと。
そこに、そのころの社会情勢や出来事、ヒット曲なんかを織りまぜて、
せつなくて懐かしい、苦しいけどあたたかい、
愛おしくてカッコ悪い、それでもキラキラしていたあの日々を描いた秀作でした。
そう私、台湾映画、大好きなんです!
香港映画にドハマりし、そこからの台湾映画なんですが、
台湾の青春映画はほんとにイイんです!
大御所ホウ・シャオシェン「恋恋風塵」「百年恋歌」
エドワード・ヤン「カップルズ」!!
「最愛の夏」「熱帯魚」「ラブ・ゴーゴー!」
そして「藍色夏恋」
台湾映画はなぜこんなにも色彩が美しいのか!?
そして素敵な青春作品が多いのか!?
それは、"台湾ニューシネマ”といわれる、国を挙げての台湾映画の革変期を経て、
政府が芸術や文化、なかでも映画に惜しみなくお金をつぎ込んだことにより、
素晴らしい才能や自由な発想を持った若者がどんどん素晴らしい映画を作り始め、
やがて世界で評価されるようになってきたからなんです。
そんな映画を観て育ち、その系譜を受け継ぐ若い映画人たちが次から次と現れて台湾の映画界を盛り上げているんです。
ただただほっといて、良い映画が作られるわけではない。
躍進にはそれなりの理由があるんですね。
中国とは一線を画し、急激に経済発展を遂げた台湾の、
光と闇都会と田舎昨日と今日
まるで別世界のような、数年前と今
そして、激しく時代や政治に振り回されてきた台湾で、
どんづまりで明日が見えない今の若者の、
それでもカラッと明るい南国の空気と、
飾らないその時代時代の“今”の人々の暮らし。
それを、美しい色彩と新しい感覚で自由に描いてきた台湾映画界。
面白くないわけがない!
・・・って、なんの話?
そう、「あの頃、君を追いかけた」でしたね♪
その、元の台湾映画の素敵な部分をリスペクトしてちゃんと残しつつリメイクされた
この作品。
台湾版の監督やプロデューサーと何度も面談して企画が実現、
構図やカット割りもあえて台湾版と同じにしているシーンも多々あるし、
2人のデートシーンを、台湾版と同じロケ地で撮影したり、
この写真は台湾版とすっかり同じテイストで撮影されています!↓↓
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
台湾版が好きな方も思いっきり楽しめる作りになっているのが嬉しいですね♪
主役の2人もいいですね~!
今をときめく乃木坂46の斎藤飛鳥ちゃんは、
ニベアマシュマロケアのCMの子ですよ~(@▽@)/
かわいいですよねえ♡
顔、ちっちゃ(゜Д゜;)!
山田裕貴くんは、2017年の出演映画の公開数12本(!?)という、
注目の若手イケメン俳優。
ネタバレになるので言えませんが、身体を張った撮影で現場を盛り上げたようですよ。
ドラマ「この世界の片隅に」での透明感あふれる"すず”ちゃんの役が記憶に新しい松本穂香ちゃんも友人役で出演しています。
そして、高校生だらけになると予想されていた観客層ですが、
東京の劇場では、号泣して出てくるおじさんたちが後をたたないとか(・_・;)
わかるー!せつないよねー!!
って、私もおばさんだからかいっ!
というわけで、私のような残念な大人になってしまったオバチャンや、
すっかり人生に疲れてしまったおじさんたちも胸キュンの青春映画。
誰もが心のどこかにある、愛おしかった「あの頃」を思い出してみませんか?
公式サイトhttp://anokoro-kimio.jp/


今日から公開はなんとミポリンの!
私と同世代の方ならわかるはず。
あのころのアイドルは"神”でした。
今みたいな『手の届くアイドル』なんてありえない時代の。
絶対"オナラ”なんてしない感じの。
ミポリン
県民会館のコンサート、行ったなあ・・・・!
プライベートはなんかいろいろあったけど。
そんなのバラエティ番組でペラペラ喋ったりしないんです、昭和のアイドルなんで。
そのミポリンが、若年性アルツハイマーに侵される作家を演じています。
「蝶の眠り」
(C) 2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS
重っ。
何が重いって、ミポリンアルツハイマーですよ。
そんな歳!?
そう、つまり、ミポリンの何歳か下である私にだって、
そう遠くない未来、起きてもおかしくない事態だってことが、
重すぎるんです。
超ーブルー入るわー(-_-;)
まあもう、それは百歩譲って仕方ないにしても。
(C) 2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS
じゃあその歳で、その美しさ!
そのちょうどいい二の腕!
そのスタイルと、シュッとした顎のライン!
そして、なんで頭のてっぺんから白髪がピンと立ち上がってないの!?
なんなの!?
ますますブルー入るわー(-_-#)
でも、静かで綺麗な映画です。
女性監督なだけに、小物インテリア衣装などの細かいところにまでこだわった空気感、
映像の美しさ心地よい音楽・・・
隅々までセンスの良さが溢れていて、
2人の絶妙な距離感の描き方も、女性目線ならでは。
主人公が作家なので、ときどき出てくる小説作家や、
図書館になる自宅なんかも素敵なアクセントになっているし、
「蝶の眠り」というタイトルも重要なポイント。
こちらは観てのお楽しみ。
なんと、永瀬正敏も出てきてビックリ。
ところどころにおしゃれなセンスの光る、韓国の女性監督チョン・ジェウン
『子猫をお願い』よかったですねえ!
普通の街の普通の女の子たちの、
普通だけどせつなくてリアルで、でも力強い、
共感だらけの青春映画でした。観てない方は是非☆
この監督、好きかも。
次回作も楽しみです。
公式サイトhttp://chono-nemuri.com/


さらに、楽しみにしていた作品が。
「ブリグズビー・ベア」
(C) 2017 Sony Pictures Classics. All Rights Reserved.
もう今年のベストに入る、このクマちゃん映画。
砂漠の中、隔離された空間で両親と3人だけで暮らし、純粋培養された25歳の青年ジェームス。
テレビ番組「ブリグズビー・ベア」がたった一人の友達であり生きがいだった彼は、
突然現れた警察に両親を連れて行かれ、
25歳で初めて『外の世界』に。。。
監督・脚本・主演は、「サタデー・ナイト・ライブ」で大活躍し、YouTubeチャンネルが大人気のコメディユニット"GOOD NEIGHBER”のメンバーたち。
彼らの企画を後押ししたのは、『俺たちポップスター』(中劇で上映しました!)の"ザ・ロンリー・アイランド”と、
『LEGO@ムービー』の監督・脚本コンビ。
しかも、ジェームズを誘拐し、隔離して育てていた偽の父親役にマーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー!!)、
他にも『ロミジュリ』のジュリエットがかわいすぎたクレア・デインズや、
『恋愛小説家』でのゲイの役が最高だったグレッグ・キニアと、
なかなか通好みの名優たちが脇を固めています。
傑作SF映画へのオマージュと古き良きVHS愛を感じる「ブリグズビー」の世界観に心をくすぐられ、
好きなものをとにかく好きでいることの大切さや素晴らしさに勇気をもらい、
その強さが次のステップに、未来につながっていくストーリーに感動します。
ものづくりへのあたたかい眼差しがにじみ出ているのが、映画好きにとってもなんともいえず嬉しいポイント。
地味?地味ですねえ。。。
マニアック?確かにマニアック。
でも、絶対に観て欲しい。
必ず好きになる。
観てよかったと思える。
何度でも観たくなる。
ひたすらにやさしくて心癒される。
たくさんの人にすすめたい。
そんな映画です。
公式サイト→http://www.brigsbybear.jp/


さて。
スタッフのSさんちでは今日、新しいFFストーブが入るとか。
うちの実家では次の休みにはコタツがお目見え。
・・・・・・冬。
もう年末の話になってきちゃいますね。
早いなあ(/_;)
こないだ年賀状だしたばっかじゃん!!
このままじゃ、あっという間にオバチャンからおばあちゃんに。
誰かもう時間を止めて!!!
「君を追いかけた、あの頃」に戻して!!
足がまっすぐで、お腹も出てなくて、顔も丸くなくて、白髪もなくて、
そして、限りない普通の毎日がただただ当たり前にやってくるものと思っていた「あの頃」に。
・・・・・って、せつなっ(゜Д゜;)!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile