2018年10月12日金曜日

胸キュン青春映画&ミポリン登場&ほっこりクマさん♡

こんにちは。
秋ですね!
連続の台風が、街をすっかり秋にしてしまいましたね。
空が高い・・・・風が涼しい・・・。
ていうか、もうコタツ出さないと足が寒い・・・(^_^;)
なんならもう少ししたら雪が舞うこともあるんですから!
盛岡の10月あるあるですね。
そんなこんなで秋です。
実は、私が「ヤッターーーーー()!!!」と両手ガッツポーズをとった作品がいくつか決定しているんですが・・・・・。
まだ言えなーい!
言いたい。言いたい。早く言いたい・・・!!
でも言えなーい(>Д<)!
なので、言えるようになったら言います♪
あ、なんか自分でハードル上げた感じになってますけど、
すっごい大作!とか今、世の中が注目する!!とかじゃないですよ?
なにしろここは中劇
しかも喜んでるのは私だけ。
ということはつまり・・・・マニアックなやーつです。
好きな人だけにわかるやーつ。
でも、一部のコアなファンだけが手に手を取り喜ぶような、そんなやーつです。
このブログを読んでいて、私とソウルメイトかもしれないと思ってくれている方や、
趣味が合うかもーと思ってくれている方は、
どうぞ楽しみにしていてくださいね!
そう、この世界は「情報解禁日」とかの大人の事情があるんですよ~。
映画会社からOKが出るまで喋っちゃダメ!みたいなね。
というわけで、今お話しできるやーつからご紹介していきます♪

まずは先週末から公開になったこちら。
「あの頃、君を追いかけた」
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
今、大注目の乃木坂46のメンバー・斎藤飛鳥ちゃんと、
これまた要チェックの若手イケメン・山田裕貴くん主演の、
誰もが「あの頃」を思い出して胸がキュンとなる青春映画。
2011年に、ほぼ無名のキャスト&新人監督の作品でありながら200万人を動員し、
社会現象を巻き起こすほどの空前のヒットとなった台湾映画のリメイクです。
こちら。土日は男子学生がたくさん観に来てくれています。
さすが!乃木坂
そしてパンフが売れる売れる!
先週末公開なのにすでに2回、追加発注かけました(@▽@)/
これ、元の台湾映画がスッゴクいいんですよねえ!
誰にでもある、「あの頃」の何気ない毎日と、ずっと好きだった人のこと。
そこに、そのころの社会情勢や出来事、ヒット曲なんかを織りまぜて、
せつなくて懐かしい、苦しいけどあたたかい、
愛おしくてカッコ悪い、それでもキラキラしていたあの日々を描いた秀作でした。
そう私、台湾映画、大好きなんです!
香港映画にドハマりし、そこからの台湾映画なんですが、
台湾の青春映画はほんとにイイんです!
大御所ホウ・シャオシェン「恋恋風塵」「百年恋歌」
エドワード・ヤン「カップルズ」!!
「最愛の夏」「熱帯魚」「ラブ・ゴーゴー!」
そして「藍色夏恋」
台湾映画はなぜこんなにも色彩が美しいのか!?
そして素敵な青春作品が多いのか!?
それは、"台湾ニューシネマ”といわれる、国を挙げての台湾映画の革変期を経て、
政府が芸術や文化、なかでも映画に惜しみなくお金をつぎ込んだことにより、
素晴らしい才能や自由な発想を持った若者がどんどん素晴らしい映画を作り始め、
やがて世界で評価されるようになってきたからなんです。
そんな映画を観て育ち、その系譜を受け継ぐ若い映画人たちが次から次と現れて台湾の映画界を盛り上げているんです。
ただただほっといて、良い映画が作られるわけではない。
躍進にはそれなりの理由があるんですね。
中国とは一線を画し、急激に経済発展を遂げた台湾の、
光と闇都会と田舎昨日と今日
まるで別世界のような、数年前と今
そして、激しく時代や政治に振り回されてきた台湾で、
どんづまりで明日が見えない今の若者の、
それでもカラッと明るい南国の空気と、
飾らないその時代時代の“今”の人々の暮らし。
それを、美しい色彩と新しい感覚で自由に描いてきた台湾映画界。
面白くないわけがない!
・・・って、なんの話?
そう、「あの頃、君を追いかけた」でしたね♪
その、元の台湾映画の素敵な部分をリスペクトしてちゃんと残しつつリメイクされた
この作品。
台湾版の監督やプロデューサーと何度も面談して企画が実現、
構図やカット割りもあえて台湾版と同じにしているシーンも多々あるし、
2人のデートシーンを、台湾版と同じロケ地で撮影したり、
この写真は台湾版とすっかり同じテイストで撮影されています!↓↓
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
台湾版が好きな方も思いっきり楽しめる作りになっているのが嬉しいですね♪
主役の2人もいいですね~!
今をときめく乃木坂46の斎藤飛鳥ちゃんは、
ニベアマシュマロケアのCMの子ですよ~(@▽@)/
かわいいですよねえ♡
顔、ちっちゃ(゜Д゜;)!
山田裕貴くんは、2017年の出演映画の公開数12本(!?)という、
注目の若手イケメン俳優。
ネタバレになるので言えませんが、身体を張った撮影で現場を盛り上げたようですよ。
ドラマ「この世界の片隅に」での透明感あふれる"すず”ちゃんの役が記憶に新しい松本穂香ちゃんも友人役で出演しています。
そして、高校生だらけになると予想されていた観客層ですが、
東京の劇場では、号泣して出てくるおじさんたちが後をたたないとか(・_・;)
わかるー!せつないよねー!!
って、私もおばさんだからかいっ!
というわけで、私のような残念な大人になってしまったオバチャンや、
すっかり人生に疲れてしまったおじさんたちも胸キュンの青春映画。
誰もが心のどこかにある、愛おしかった「あの頃」を思い出してみませんか?
公式サイトhttp://anokoro-kimio.jp/


今日から公開はなんとミポリンの!
私と同世代の方ならわかるはず。
あのころのアイドルは"神”でした。
今みたいな『手の届くアイドル』なんてありえない時代の。
絶対"オナラ”なんてしない感じの。
ミポリン
県民会館のコンサート、行ったなあ・・・・!
プライベートはなんかいろいろあったけど。
そんなのバラエティ番組でペラペラ喋ったりしないんです、昭和のアイドルなんで。
そのミポリンが、若年性アルツハイマーに侵される作家を演じています。
「蝶の眠り」
(C) 2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS
重っ。
何が重いって、ミポリンアルツハイマーですよ。
そんな歳!?
そう、つまり、ミポリンの何歳か下である私にだって、
そう遠くない未来、起きてもおかしくない事態だってことが、
重すぎるんです。
超ーブルー入るわー(-_-;)
まあもう、それは百歩譲って仕方ないにしても。
(C) 2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS
じゃあその歳で、その美しさ!
そのちょうどいい二の腕!
そのスタイルと、シュッとした顎のライン!
そして、なんで頭のてっぺんから白髪がピンと立ち上がってないの!?
なんなの!?
ますますブルー入るわー(-_-#)
でも、静かで綺麗な映画です。
女性監督なだけに、小物インテリア衣装などの細かいところにまでこだわった空気感、
映像の美しさ心地よい音楽・・・
隅々までセンスの良さが溢れていて、
2人の絶妙な距離感の描き方も、女性目線ならでは。
主人公が作家なので、ときどき出てくる小説作家や、
図書館になる自宅なんかも素敵なアクセントになっているし、
「蝶の眠り」というタイトルも重要なポイント。
こちらは観てのお楽しみ。
なんと、永瀬正敏も出てきてビックリ。
ところどころにおしゃれなセンスの光る、韓国の女性監督チョン・ジェウン
『子猫をお願い』よかったですねえ!
普通の街の普通の女の子たちの、
普通だけどせつなくてリアルで、でも力強い、
共感だらけの青春映画でした。観てない方は是非☆
この監督、好きかも。
次回作も楽しみです。
公式サイトhttp://chono-nemuri.com/


さらに、楽しみにしていた作品が。
「ブリグズビー・ベア」
(C) 2017 Sony Pictures Classics. All Rights Reserved.
もう今年のベストに入る、このクマちゃん映画。
砂漠の中、隔離された空間で両親と3人だけで暮らし、純粋培養された25歳の青年ジェームス。
テレビ番組「ブリグズビー・ベア」がたった一人の友達であり生きがいだった彼は、
突然現れた警察に両親を連れて行かれ、
25歳で初めて『外の世界』に。。。
監督・脚本・主演は、「サタデー・ナイト・ライブ」で大活躍し、YouTubeチャンネルが大人気のコメディユニット"GOOD NEIGHBER”のメンバーたち。
彼らの企画を後押ししたのは、『俺たちポップスター』(中劇で上映しました!)の"ザ・ロンリー・アイランド”と、
『LEGO@ムービー』の監督・脚本コンビ。
しかも、ジェームズを誘拐し、隔離して育てていた偽の父親役にマーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー!!)、
他にも『ロミジュリ』のジュリエットがかわいすぎたクレア・デインズや、
『恋愛小説家』でのゲイの役が最高だったグレッグ・キニアと、
なかなか通好みの名優たちが脇を固めています。
傑作SF映画へのオマージュと古き良きVHS愛を感じる「ブリグズビー」の世界観に心をくすぐられ、
好きなものをとにかく好きでいることの大切さや素晴らしさに勇気をもらい、
その強さが次のステップに、未来につながっていくストーリーに感動します。
ものづくりへのあたたかい眼差しがにじみ出ているのが、映画好きにとってもなんともいえず嬉しいポイント。
地味?地味ですねえ。。。
マニアック?確かにマニアック。
でも、絶対に観て欲しい。
必ず好きになる。
観てよかったと思える。
何度でも観たくなる。
ひたすらにやさしくて心癒される。
たくさんの人にすすめたい。
そんな映画です。
公式サイト→http://www.brigsbybear.jp/


さて。
スタッフのSさんちでは今日、新しいFFストーブが入るとか。
うちの実家では次の休みにはコタツがお目見え。
・・・・・・冬。
もう年末の話になってきちゃいますね。
早いなあ(/_;)
こないだ年賀状だしたばっかじゃん!!
このままじゃ、あっという間にオバチャンからおばあちゃんに。
誰かもう時間を止めて!!!
「君を追いかけた、あの頃」に戻して!!
足がまっすぐで、お腹も出てなくて、顔も丸くなくて、白髪もなくて、
そして、限りない普通の毎日がただただ当たり前にやってくるものと思っていた「あの頃」に。
・・・・・って、せつなっ(゜Д゜;)!!


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