2016年4月28日木曜日

ヘプバーンからのヘプバーン。ゴールデンウィーク情報も♪

こんにちは。
盛岡は桜が終わってしまいましたが、
みなさんはお花見できましたか?
私は・・・・・・仕事の途中で石割桜を見ました。
あと・・・・・・・岩手公園を通りかかりました。
この歳になると、お花見の誘いも来なくなるんですねえ。。。
そんなもんです(゜-゜)
・・・ちょっと寂しい話になってきてしまいましたが、
小岩井方面はまだお花見できそうなので、
諦めずに行ってみましょうか!

さて、いよいよゴールデンウィークですね!
映画業界から始まった言葉『ゴールデンウィーク』
せっかくなので、何か映画を観ませんか?
大人の映画としては、午前十時の映画祭で、
明日4月29日まではオードリー・ヘプバーン「ティファニーで朝食を」
©1961 by Paramount Pictures and Jurow-Shepherd Production All Rights Reserved. TM, ® & Copyright© 2011 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

「ティファニー~」は、やっと私、スクリーンで初めて観ることができたんですが、
やっぱり素敵でしたねえ!
もう、冒頭の、ティファニーのウィンドーを覗きながらパンを食べる姿。
あれが全てと言っても過言ではないですね。
ゴージャスすぎるほどのドレスと、
一見ミスマッチに見えるようなサングラス(でも最高にかわいい!)、
そして手にはパンとコーヒー。
あのシーンをスクリーンで見られただけでもう満足!
いろんな男性を手玉に取り、自由奔放にふるまう女性なのに全然いやらしくなくて、
むしろ必死で自分探しをしている迷い猫のようなかわいらしさがたまらない、
それはやっぱりオードリーの持つ天性の透明感と、
凛とした佇まいからくるものなんでしょうね。
50年以上前の作品だなんて全く感じない、粋でおしゃれな映画でした。

4月30日からはキャサリン・ヘプバーン「旅情」が上映です。
SUMMERTIME (1955) d. David Lean.  Under exclusive license from Janus Films. © MCMLV by Lopert Films Incorporated. All rights reserved.
こちらはキャサリン・ヘプバーン
昔からの映画好きの人たちからすると、ヘプバーンといえばキャサリン
みたいです。
そして、日本人が好きなのはオードリー
アメリカ人は断然キャサリン、のようなんです。
私はおととしの「午前十時の映画祭」で初めて『旅情』を観て、
それが初めてのキャサリン・ヘプバーンだったんですが。
しっかりした、ハッキリした性格の役柄だったせいなのか、
なんていうか、「男前」って感じでしたね。
パンツスーツをサラッと着こなして、
ヨーロッパを一人旅する、デキる女性。
それがピッタリで素敵でした。
ヴェネツィアの美しい情景と、自分できっちりカタをつける大人の恋が、
キャサリン・ヘプバーンのキリッとした存在感にマッチして、
せつないエンディングなのにすごくすがすがしい、
ハッピーに感じる不思議な余韻がありました。
この映画も、主人公の年齢が38歳。
うーん、またしても同世代!
「恋におちて」のときもお話ししましたが、
自分がこの歳になってからの、「午前十時の映画祭」作品への共感がハンパない!
というか、午前十時~の何を観てても、
「わかる!」
「だから!」
「そうそう!」
みたいな相槌がかなり多いんです。
若いころとは全く感じ方が違うんですよねえ。。。当たり前だけど。
この作品の監督デヴィッド・リーンといえば、午前十時シリーズでは常連ですが
「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」(7月9日から上映!)なんかのいわゆる『大作』ってイメージが強い方ですね。
でもこの「旅情」はちょっと違う感じ。
もっと庶民派というか、普通の女性の心の機微がなにげなく描かれていて、
大作系とは違う、共感系のすがすがしい作品だったのでちょっとびっくりしました。
この「旅情」キャサリン・ヘプバーンは、
異国の地を一人で旅する女性の、
「私ってちょっとかっこいいでしょ」感と「絶妙な寂しさ」がナチュラルに醸しだされてて、
観ていてかなり共感しました。
若かりしころ、私が全財産をはたいて敢行した「映画ロケ地行脚の旅inヨーロッパ」でヴェネツィアを訪れたときは、
しょうもないハーフワインで5000円ぼったくられたムカムカする思い出と、
誰かが寝て起きたままであろう感じのパイプベッドで一泊5000円取られたイライラする思い出のみ。(ベネツィアまで行っといて貧乏旅行してるほうが悪いんでしょうけどね。。。)
ただ、映画の中でキャサリン・ヘプバーンが素敵な男性に出会ったあのサンマルコ広場で、
一人でビールを飲んでいたエキゾチックな若い男子がかなりのイケメンだったことだけが私のベネツイアでのキラキラとした記憶なんですが、
「旅情」キャサリン・ヘプバーンのように、一晩でも彼とロマンティックな何かがあったら素敵な思い出になったんでしょうけどね。
貧乏旅行のせいで嫌な思い出ばかりの私は眉間にシワを寄せて歩いていたため、
セクシーなラテン系男子とのロマンスなど起こるはずもなく。。。
あのころ、私もまだ二十代だったのにね!もったいない!
そして「旅情」のときのキャサリン・ヘプバーンはなんと47歳!
スゴイですねえ!
私も、あの体型と美しさを兼ね備えたアラフィフ(50歳前後)になれるように、
今から鍛えておかないと!
腹筋は20回でギブアップ、逆上がりはいまだにできず!の私ではなかなか難しいか。。。
何はともあれスクリーンでは私の貧乏旅行は忘れて、
水の都・ベネツィアの美しい景色と大人の恋を堪能しましょう♪
公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2016/cinema/628.html


ゴールデンウィークの中劇は、
午前十時の映画祭はもちろん連日10時から上映、
映像の美しさと豪華キャストで話題の「星ガ丘ワンダーランド」
(C)2015 「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

家族で楽しめる「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」が上映中。
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2016

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016

土日祝は8:15に開場します。(※5月8日のみ7:30開場!)
それより早く着いてしまった方は、エレベーターで4Fまで上がって、そこから階段で5Fまで来ていただき、しんちゃんのポスターの前でお待ちくださいね。
中劇は、飲食物の持ち込みOKなので、
ドーナツやコンビニのおにぎりや飲み物なんかも買ってきて大丈夫ですよ♪
「クレヨンしんちゃん」は公開からもう3週目に入るので、
ゴールデンウィーク中もそんなに混雑はないのかなと思いますが、
道路が混んでいたり、駐車場が混んでいたり、
もしかしたら受付が混みあう時間帯があるかもしれないので、
少し早めの行動を心がけていただくといいと思います。
空いてる時間帯は、いつも言ってますけどもちろん夕方!
15時以降ならギリギリに来ても、余裕で座れますよ!
ただ一つ、要注意なのは5月8日。
この日はなんと、「おそ松さん」ライブビューイングイベントが入っていて、
上映時間が変わってしまうんです!
おそ松さん、なんと昼夜2回の公演なので、この日の上映作品すべてに影響が出ています。
だからこの日だけ朝7:30オープン!
「ドラえもん」はこの日だけ朝8:00からの上映です!(他の日は16:30)
「クレヨンしんちゃん」はこの日だけ上映回数が少ないので要注意!
そして5月8日は「星ガ丘ワンダーランド」は休映です!ゴメンナサイ(>_<)!!
ゴールデンウィーク中に何か観ようと思っている方は、8日の上映時間はチェックが必須です。
まあでも、ゴールデンウィーク最終日。。。。。
みなさん、疲れておうちでグッタリかもしれないですね(^_^;)
今年のゴールデンウィークもひたすら仕事の私は、「雨降れ~雨降れ~!」と祈っています。
休みの人たちをねたんでいるんじゃないですよ。・・・・・マジでマジで!
雨だと、映画館が繁盛するからです♪
雨だと行くとこなくなっちゃいますからね、盛岡は。
雨の日は、イ〇ンもいつも以上に混んでるし、家だとつまんないし、
ってなったらもう映画館に行っちゃいましょう!
そして、今観るものはないなあ・・・という方も、
いろいろ前売り中なので要チェック。
夏休みの定番「ポケモン」は、劇場限定の特典(ポケモン大集合ポスター)付きで前売り中。
前売特典はいつも早々に終了してしまいますので、
お子さんが欲しいと言っていたら早めに買いに来てくださいね!
それと、森田剛がスゴい!!怖すぎる!!と話題の「ヒメアノ~ル」
(c)2016「ヒメアノ~ル」製作委員会

イタリアのウディネで開催されている映画祭で大喝采を受けたという記事がネットニュースに出ていましたね。
こちらR-15指定なんですが、前売券の発売開始早々かなりの売れ行きでスタッフみんな驚いています。
残念ながら、特典は付いていないのですが、田舎なのでこういうこともあるあるなんです(>_<)
それでもみなさん買って行ってくれています。
古谷実の漫画の実写化、ってだけで「おおぅ・・・・・」というなんともいえない声があがる作品。
とりあえず予告を観てみてください。
http://www.himeanole-movie.com/
濱田岳!ムロツヨシ!
絶対面白いに決まってるメンツですよね!
クスッと笑えるほのぼのとした日常と、狂気の無機質な連続殺人事件が交錯する、
緊迫の99分。楽しみですねえ!
絶賛前売り中です。

2スクリーンしかないので、たくさんの作品を上映というのはなかなか難しい中劇なんですが、
映画好きの方たちから「あれ、中劇も意外と面白そうなのやってるね」
って言ってもらえるように頑張りますので、
たまに公式サイトで作品チェック&しょうもないブログを流し読み、などでの地味な応援をよろしくお願いします♪



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile

2016年4月21日木曜日

星ガ丘ワンダーランド&シネマdeアートのご案内♪

こんにちは。
先日、ストーブが壊れて修理、
翌日には車のバッテリーがあがって動かなくなり、
おでこにはニキビ(吹き出物)、膝には青アザ、口の中には口内炎。
おまけにキャベツを切ったら虫。。。。
もう、なんだか地味に少しづつメンタルをやられてブルーが入ってしまっていた私でしたが、
「ロイヤルコンセルトヘボウ」を観たら癒されました。
Around the World in 50 Concerts ©2014 Cobos Films & AVRO

曲名とかよくわかんないし(あ、なんか聴いたことあるこの曲!程度。)、
雨も降ってて家を出るのを迷ったんですが、
とにかくここはひとつ、気分転換が必要と思い、気合を入れて休日に会社に来てよかった♪
それぞれに熱い思いを口にするオーケストラのメンバーたちが、
各地の人々と言葉を交わし、交流する姿は優しく心にしみいるし、
演奏前や演奏後のざわめきの中で楽器が運ばれる様子や、
演奏を控えたメンバーたちの素顔が垣間見えたりするのも興味深かったし、
過酷な環境の中で音楽だけを心の支えにして暮らすアフリカの少女たちが本当に心から音楽を楽しんでいる演奏の様子なんかを見ると、
じんわりと胸が温かくなり、ささくれだっていた私の心もすっかり溶けて幸せな気持ちになりました。
って、感想を書いたところで「ロイヤルコンセルトヘボウ」は明日22日で終了(^-^;)
まだ観てなかったー!の方は急いで!


さて、今週末公開は「星ガ丘ワンダーランド」
(C)2015 「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

ちょっと前に、木村佳乃さんや佐々木希さんがバラエティ番組で宣伝していましたね。
このブログでも前に少しだけご紹介しましたが、
監督が、いま映像の世界ではかなり注目されている柳沢翔さんという方。
世界各国の広告賞に輝くCMクリエーターです。
みなさん見たことがあると思いますが、ドコモのiPhoneのCMで、
「進学で実家を離れると思われる女の子が、見送りに来た家族と駅のホームでお別れをするやつ」。
わかりますよね!?
私、このCM、何回見ても泣いてたんですよ!
だって、そのあとお父さんが家で、彼女の子供のころの写真をタブレット(iPad?)で撮って、
娘に送るじゃないですか!
電車の中で、過ぎていく故郷の景色のなかでそれを見る彼女の表情といったら!
・・・・・・すみません、取り乱しました(-_-;)
すごく好きなCMだったので、
この映画の監督があのCMを撮った人だと知って驚きました。
映像、スゲー綺麗に違いない。。。。
脚本も、漫画や小説の実写化が多いなか最近では珍しい完全オリジナル脚本。
絶対観たい!
キャストも豪華(゜-゜)!
そもそも菅田将暉くんが出てるじゃないですか!
いま、かなり気になる存在の彼。
最近スゴイ活躍ですよね。
ドラマも出ずっぱりですが、とにかくすごい数の映画に出てて、
しょっちゅう舞台挨拶してるのをテレビで見ます。
そしてこのあとも出演作が続々待機中。
快進撃とは、まさにこのこと。
彼もそもそも仮面ライダー出身ですが、
中劇で上映したものでは『共喰い』が印象的。
彼自身も、『共喰い』が自分の転機と話していました。
私も観ましたが、そのときは正直なんとも思わなかったというか、
ディープな作品だっただけに、なかなかいい演技をするなあとは思ったものの、
こういう若い子が出てきたんだな、と思っただけだったんですが。
その後、朝ドラ『ごちそうさん』で、あれ、この子『共喰い』の!ってなって、
そしてauのCMの鬼ちゃん♡ですよね。
でも私が一番お気に入りなのは、なんといってもドラマ『民王』です♪
めちゃくちゃ面白かったですよね!
遠藤憲一さん演じる総理大臣のお父さんと体が入れ替わってしまうバカ息子。
これがほんとにすばらしかった!
コミカルなだけに難しい役。
大好きです。
先週、なんとスピンオフ作品が放送されて、超ーーーー楽しかった(^O^)/
みなさん、今週もスピンオフがありますよ!
要チェックです♪
あ、菅田くんのことばかりではいけませんね(^_^;)
この作品、なんとちゃんも出てるんです♪
ちゃんも好きなんですよ~☆
菅田くんとは朝ドラ『ごちそうさん』つながりですね!
もうすぐ双子のママになるとか!さぞ足が長くて顔の小さな赤ちゃんたちが生まれることでしょう♡
そして市原隼人に(『リリィ・シュシュのすべて』の儚げなあの男の子が、今やムキムキのヤンキーチックなパパだなんて!)、
それから、ここでも語りましたが、
2スクリーンしかない中劇で今月3作品目の登場・新井浩文
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/03/blog-post_24.html
例によって例のごとく、特徴的な三白眼で主人公の兄をどっしりと演じています。
でも、ごめんなさい、この主役の中村倫也くんて子、
ノーマークでした。。。。勉強不足です。ゴメンナサイ(>_<)
いまちょっと調べたところなんですが、いろいろ出てたんですねえ!
「下町ロケット」にも!?
一つ私が大きく反応したのは、BSプレミアムの『植物男子ベランダー』でした。
現在シーズン3が放送中ですが、
え、あの子!?シーズン2に出てた『植物のテツ』!?
なるほどー!いいねえ(゜-゜)!
地味にコツコツとキャリアを積んで、これからいい味を出してくるであろう注目の若手です。
ね、けっこうなメンバーでしょ☆
星ガ丘駅の近くにある、今は閉園してしまった遊園地・星ガ丘ワンダーランド。
駅の「落し物預り所」で働く主人公に、
20年前に姿を消した母が「星ガ丘ワンダーランド」で自殺したという訃報が届くところから物語は始まります。
回想シーンでの、真っ白な雪景色のなかで揺れる木村佳乃さんの真っ赤なコートと真っ赤な手袋や、遊園地のイルミネーション、
そして印象的な音楽と、光を独創的に使った美しい映像のなかで、
個性的な役者たちが一人づついろんな色を見せていく、
全てのカットが美しい作品。
なんと主題歌も木村佳乃さんが歌っています。
映画の内容にリンクした歌詞で、なかなか雰囲気のある歌声を披露してますよ♪
公式サイトhttp://hoshigaoka-movie.com/


さて、ここでお知らせが一つ。
岩手県立美術館で、6月18日~8月21日まで、
「野口久光 シネマ・グラフィックス展」が開催されるそうです。

野口久光は、戦前・戦後の映画の黄金時代、
日本にヨーロッパ映画を配給していた東和商事(のちの東宝東和)に所属し、
役30年間にわたって1000点以上にのぼる映画ポスターを描き続けました。
そうしたグラフィックデザイナーとしての仕事とともに、
映画はもちろん、ジャズや舞台芸術の評論家としても大きな軌跡を残しました。
今回は、400点以上の作品や資料により、野口久光の生涯にわたる仕事を総合的に回顧する展覧会となっています。
そしてこの展覧会の会期中は、各映画館で発行された半券(中劇の場合はレシート)を持っていくと、観覧料が割引(前売り券と同額)になるということです♪
いいですね!
こういうのって、ほんとに行けるか不安で前売券を買うのをためらっていると、
もう始まっちゃってて結局当日券で入ることになりがち!(私だけ?)
映画の半券やレシートさえ取っておけば、
今行けそう!ってときにでも前売り料金で入れますもんね!
そしてこの展覧会、絶対行きたい。。。。
だって見てくださいよ!
オードリー・ヘプバーンに(現在、中劇では「ティファニーで朝食を」大好評上映中♪5月には「マイ・フェア・レディ」もありますよ!)、
「旅情」(4月30日から上映です☆)。
中劇、またしても奇跡のドンピシャ上映中~(^▽^)/
上の写真の「大人はわかってくれない」のポスターもいいですよねえ!
タイトル文字やキャストまで手描き!味があって素敵です。
この作品の監督フランソワ・トリュフォーが、この日本版のポスターを気に入り、
続編の画中にも登場させたそうですよ。
会期中は、大林宣彦監督をゲストにトークショーがあったり、
野口久光がポスターを手掛けた映画のなかからいくつか選んで上映会があったりと、
楽しそうなイベントもあるようです。
なんとなく、梅雨の時期って美術館とか行きたくなりますよね。
・・・・え、私だけ??
なんか、雨の日にひとりで美術館とか行くのって、ちょっとかっこよくないですか!?
そういう自分に酔いたくて、一人で行ったりする残念な私です。
でもこれは映画好きとしては行っておきたい展覧会ですね!
みなさんも、午前十時の映画祭で懐かしの映画を観て、
そのレシートを持ってこの展覧会に行く、
なんていうちょっと文化的な休日を過ごしてみるのもいいのでは?

公式サイトhttps://www.ima.or.jp/ja/exhibition/temporary/details/2111-2016_ex02.html
午前十時の映画祭7 公式サイトhttp://asa10.eiga.com/


2016年4月15日金曜日

ケツメイシで泣き、オードリーでため息。

こんにちは。
ヤッター!春だー!!
と思ったら、今週になって急に冷え込んで昼間でも雪が降ったりして、
もうーーーー!まだなの!?まだかかるわけ!?
とイライラした日もありつつ。
それでもさすがに盛岡の桜もそろそろですね♪
石割桜が咲いていましたよ!
夜の気温が低いので夜桜はキビシイ盛岡ですが、
やっと来た春をぞんぶんに楽しみましょう!

毎年この時期公開になるのは「クレヨンしんちゃん」
今年は『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016

毎回、一緒に来たお父さんやお母さんたちの満足度が高い「劇場版・クレヨンしんちゃん」です。
しかも今年の主題歌はなんとケツメイシ
毎回、主題歌が誰になるのかも気になるしんちゃんなんですが、
ケツメイシとはね!なるほど!
ケツメイシといえば、グループ名こそちゃんとした薬草の名前ではあるんですが、
バリバリの下ネタが大好きだったり(ツアーのタイトルとか、おいおいって感じだし)、
DVDのタイトルが毎回「ケツの穴」だったり、
いつも「おケツ」だの「〇ン〇ン」だのって連発しているクレヨンしんちゃんにこれほどピッタリなアーティストは他にはいないんじゃないかくらいバッチリはまってますよね。
曲に関しては誰もが知るところですが「いい曲多し!」なのがケツメイシ
予告見てケツメイシの曲がかかってるところで泣きそうになったのは私だけじゃないでしょう。
めっちゃいい曲ですよ!「友よ~この先もずっと」
ケツメイシは、この時期定番の「さくら」もいいですけどね、
これから春の定番に入ってきそうな素敵な曲が主題歌になり、
今年も楽しみなクレヨンしんちゃんです♪
ちなみに、もともとは主題歌、“ゲスの極み乙女”の予定だったんですけどね(^_^;)
まあ、そのー・・・親子で観にくる映画の主題歌にはちょっとなー・・・っていう問題が出てきちゃいまして、ケツメイシに交代したんですよね。
・・・・・いろいろありますよねー(゜-゜)
でも、うん、いいんじゃないかな、しんちゃんでケツで、ぴったりなのでオッケーです☆
「ドラえもん」のときに山崎まさよしのお話をしたばかりですけど、
「ドラえもん」「しんちゃん」も、毎年、劇場版の主題歌はいい曲ばかりなので要チェックです。
そして上映期間中は休憩時間に主題歌がエンドレスでかかってるので、
スタッフはみんな完璧に歌えるようになるのがお約束。
私はカラオケでいつも懐メロばかりなのに、
ドラえもんやしんちゃんのおかげで最新曲を歌えるので、友人たちに自慢できます☆
なにしろ私、いつも中森明菜菊池桃子ばっかり歌ってるくせに、
いきなりmiwaさんとか(去年のドラえもんの主題歌)
SEKAI NO OWARI(何年か前のしんちゃんの主題歌)
Kis My ft2(何年か前のドラえもんの主題歌)
きゃりーぱみゅぱみゅ(しんちゃんのオープニングテーマ)
なんかを歌いだすのでビックリされます。
「えっ!次はいつもの『異邦人』だと思ったよ!」(1979年のヒット曲。私の十八番。)ってね。
そう言う友人は、酔っ払ってさっき歌ったことを忘れ中山美穂『C』を2回歌いましたけど。
・・・・また余談になってきたのでやめます。
クレヨンしんちゃん
今年はカスカベ防衛隊の面々が、人類の安眠をかけて活躍。
毎回、前半はゲラゲラ笑えて後半号泣。(私も。)
今年もヤラれますよ!
ハンカチかティッシュ持参でいらしてくださいね♪


そして午前十時の映画祭は、明日から待望の
「ティファニーで朝食を」
©1961 by Paramount Pictures and Jurow-Shepherd Production All Rights Reserved. TM, ® & Copyright© 2011 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

待ってました!満を持して、「午前十時の映画祭」初登場です(≧▽≦)/
このとき、オードリー・ヘプバーン31歳。
1960年代、オードリー黄金期の代表作ですよね。
この「ティファニー~」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」など、
50年たった今でも全く古くない、みんなが知ってる素敵な作品たちに主演したあと、
後半生は女優業を抑えて家族との時間を優先し、
ひたすらユニセフの活動に勤しんでいたオードリー
「シャレード」は、おととしの午前十時の映画祭で上映したので私も観ましたが、
ほんとかわいかったですねえ(^o^)/
前にも少しお話しましたが、
最初の夫・メル・ファーラーとの間に授かった息子のこども(オードリーの孫)が今、
モデルとして活躍中(エマ・ファーラー)なんですが、これがまためちゃくちゃ美しい!
オードリーにそっくりな顎のラインをはじめ、
顔のパーツパーツにオードリーの面影を残す彼女を雑誌で見たとき、
すっかり心を奪われてしまったので、
切り抜いて部屋に貼ってしまいました。
あ、孫娘の話じゃなかったですね(^_^;)
オードリー・ヘプバーンです。
オードリーといえば、作品ごとの髪形やファッションなど、常に時代の先端をいくおしゃれアイコンであり続けました。
それは、ただの着せ替え人形ではなくきちんと自分の意思をもって仕事にまっすぐ向き合うことだけを信条に女優を続けたオードリーならではの生き方から生まれた個性だったのでしょう。
人気絶頂で仕事を抑えて家庭を選んだり、
ユニセフの活動に熱心に取り組んだり、
いつも自分の意志で選び、歩き続けた彼女らしいですね。
彼女のファッションは、いま見てもすっごくかわいくておしゃれで、
全然古くないのがスゴイですよね。
「ローマの休日」の髪形やミモレ丈(私も最近この名前を知ったんですが、いま流行っているらしく、ふくらはぎくらいの長さのスカートのことらしいです。)のスカート姿は彼女のスタイルとしてすぐに思い浮かぶし、
「麗しのサブリナ」の黒いサブリナパンツとジャストサイズの黒いトップスに首のスカーフ、そしてぺたんこの靴なんかもシンプルだけどすごくかわいくて、私も若いころ真似していました。
そして今回の「ティファニーで朝食を」は、なんといっても黒のワンピースですよね!
上の写真がそうですね♪
若いころから親交があったというジバンシイのドレスです。
アップにした髪に黒のこのワンピース、そしてゴージャスなパールのネックレスで、
ウィンドーを覗きながらパンとコーヒーを食べる姿はため息もの。
あ、でもこの「ティファニーで朝食を」は、ほんとはオードリーがやるはずじゃなかったって知ってます!?
オードリーは、イギリスで女優としてのキャリアをスタートしたこともあってダークホース的な存在だったせいか、けっこう二番手オファーが多い方だったようで、
「ローマの休日」はもとはエリザベス・テイラーだったと言われていますし、
「マイ・フェア・レディ」ジュリー・アンドリュース
今回の「ティファニー~」はなんと、原作者の希望はマリリン・モンローだったんですよ!
もしそうだったら全然違うものになっていたでしょうね!
それでも完全に役を自分のものにして、
オードリーでなかったらここまで有名になっていただろうかと言われるくらいに、
何十年たっても愛される作品にしたんですからさすがです。
いつ観ても古くない、キュートでおしゃれな彼女の姿をスクリーンで観られるなんて、
ほんとに嬉しいですよね!
私もこの「ティファニー~」をスクリーンで観るのは今回が初めて!
「恋におちて」に続いて、ニューヨークが舞台のラブストーリー。
気になる方は、ぜひぜひスクリーンでご覧くださいね!
オードリーはこのあと、5月28日から「マイ・フェア・レディ」も上映です♪
© 1964 Warner Bros. Pictures Inc.,renewed © 1992 CBS.  My Fair Lady is a trademark of CBS.  All RightsReserved.

楽しみ(*´▽`*)

ちなみに、オードリーはたくさんの心に残る素敵な言葉をのこしているんですが、
私がガツンとやられたのはこちら。

「何としても避けたかったのは、
人生を振り返ったとき、
映画しかないという事態です。」

・・・・・・・・・・・。
まさに今、その状態の私です(; ゚Д゚)
なんか習い事でも始めようかな。。。



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2016年4月8日金曜日

音楽映画について語る回。おそ松さんに新作も♪

こんにちは。
先日、友人から、ブログでの余談が多すぎると指摘を受けました。
「前回のって、両足捻挫と金妻(金曜日の妻たちへ)の話は必要なかったんじゃ?」
・・・・・・・たしかに。
読み直すと、ほんとに余談でしたね(^_^;)
ついつい思いついたこと書いちゃって、書ききると達成感と疲れでそのまま更新してしまうんです。
長すぎて、読むの嫌んなっちゃいますよね。
気をつけます。。。

なので今日はさっさと本題。
明日公開の「ロイヤル・コンセルトヘボウ」
Around the World in 50 Concerts ©2014 Cobos Films & AVRO

オランダの王立管弦楽団ロイヤル・コンセルトヘボウのワールドツアーに密着したドキュメンタリーです。
前に少しだけご紹介しましたが、これ、クラシック音楽好きの方だけでなく、
クラシックはあんまり聴かないのよねえ~、という方にも、
いろんな楽曲を世界最高峰の演奏で「いいとこどり」で楽しめるのでおすすめですし、
世界のあちこちでいろんな人や出来事にめぐりあうロードムービーとして、
それからもちろんドキュメンタリーとしても、
オーケストラのメンバーが公演の合間に何をしているのかとか、
大きな楽器はどうやって運ぶのかとか、
普段は見られない舞台裏を覗き見たりとか、
映画としてもとても興味深い作品になっています。
私は、この映画の上映が決まってから、
漫画「のだめカンタービレ」を引っぱりだしてきて読み直したり(大好きなんで♪)、
なんとなくCDでクラシックをかけてみたり(のだめカンタービレのベストですけどね♪)
しています。
そう、私は一つ気になることができるともう気持ちがすっかりそっちにいっちゃって、
そこにどっぷり漬かっちゃうタイプなんです(;・∀・)
今はすっかり気分がオーケストラモードです☆
クラシック、私も全然詳しくないんですけど、
こうしてパソコンに向かうときとか、
朝ごはんを食べるときとか、
夜に一人で雑誌を読んだりゴロゴロするときなど、
最近はなんとなくクラシックをかけることが増えました。
それだけをしっかり聴きこむのではないんですが、
好きなアーティストのCDをかけると歌っちゃうし、
映画のサントラをかけるとノリノリになっちゃうので、
何も考えないでゆっくりしたいときとか、
聴きたいのが浮かばないってときに。
でも、よく思い返してみると、
私はクラシックに限らず音楽も映画から教わってきたような気がします。
初めて自分から弾きたくて、楽譜が欲しくて一人で買いに行ったのが、
映画「さびしんぼう」で知ったショパンの『別れの曲』
もちろん難しすぎて、“かんたんバージョン”を買い直しましたけどね(*_*)
子どものころはピアノの練習が嫌で嫌でしょうがなかったんですけど、
この曲だけは絶対に弾けるようになりたくて毎日弾いていました。
かんたんバージョンね。
それからKYON2先生のドラマ「少女に何が起こったか」のショパンの『革命』
無理。弾きたいけど絶対無理。なのでCD聴いてました。
そして、今思うと、こんなに映画好きになってしまった私のすごく貴重な経験が。
それは高校生のころ。
音楽の授業が毎週2時間続けてあって、その時間、先生が毎回いろんな音楽映画を観せてくれたんです。2時間たっぷり観て、感想を書く、っていう授業。
それは私にとってすっごく楽しかっただけでなく、価値のある授業だったと思うんです。
「カルメン」「椿姫」「サロメ」なんかの本格オペラから、
「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」
そして「アマデウス」(→午前十時の映画祭でやりますよ~♪7月16日より☆)
風邪をひいてても、虫刺されで足首がゴム手袋に水をいれたように腫れていても、
音楽の授業のある日だけは無理やり学校に行ってました。
自分から観ようとはしないジャンルの映画ばかりだったので逆に新鮮。
映画観るだけでつまんない授業、なんていう子もいましたけど、
私はとにかく楽しかったんです。
私が、ジャンルを問わずいろんな映画を観るようになったのは、
この経験からだったのかもしれないです。
これがなかったら、もっと、自分の好きなものしか観ない偏った映画好きになってたかも。
その後、映画業界に足を踏みいれてからは、
「シャイン」とか「陽のあたる教室」とか「ブラス!」とかめっちゃ感動したなあ。
「カストラート」もスキャンダラスで面白かった!
「レッド・ヴァイオリン」も映像も音楽も美しくて大好きだし、
チェン・カイコー監督の「北京ヴァイオリン」も泣ける!
クラシックじゃないけど音楽ドキュメンタリーといえば「ブエナビスタソシアルクラブ」、そしてマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」もよかったし!
もちろん、上野樹里さんの「のだめカンタービレ」も最高でした!
漫画の実写版で、あそこまでハマったキャストは珍しいし、原作に忠実なストーリーで大満足でした。
って、・・・・いちいちコメント書いてると終わらなくなっちゃうのでやめましょう(-_-;)
気になる方は調べてみてくださいね。
それにしても音楽映画って、ハズレがないなあ!と思いますよね。
クラシックでも、ロックでも、アイドルのドキュメンタリーでも、なんでも。
音楽と映画はお互いなくてはならないパートナーなんですよね。
そしてみんな、音楽、好きなんだなあ♡
で、なんの話でしたっけ??
ロイヤル・コンセルトヘボウです。
そう、この映画も、音楽はキーワードです。
「音楽」を中心に、いろんな人たちがたくさんの宝物と出会い、楽しみ、癒される。
そんな姿に、観ている私たちまであたたかい、ハッピーな気分にさせられることでしょう。
私も早く観なくっちゃ!
公式サイトhttp://rco-movie.com/


そして、中劇公式サイトのトップページでもご案内していますが、
「おそ松さんスペシャルイベント」のライブビューイングが決定しちゃいました!
今、すごい勢いで世の中を席巻している「おそ松さん」
©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

いよいよライブビューイングまで!
こちらのチケットは、ローソンチケットのみの販売ですので、
チケットについては公式サイトか、ローソンチケットのサイトででチェックしてくださいね!
現在、プレリクの二次の申し込み受付中のようです♪(4月10日まで)
なんだかスゴイことになってるみたい。。。
http://osomatsusan.com/event/03/liveview/


それから、楽しみな新作。
GoogleやドコモのCMが印象的な映像ディレクターの監督作「星が丘ワンダーランド」と、
(C)2015 「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

auのCMの金太郎が強烈すぎる濱田岳&満を持しての主演作になる森田剛(イイ男になったねえ♡)が「行け!稲中卓球部」の古谷実の不条理ギャグ漫画の実写化に挑んだ「ヒメアノ~ル」
(c)2016「ヒメアノ~ル」製作委員会

思いがけず携帯電話会社対決になってますけど、
携帯電話のCMって、スゴイですね。
どこの会社のCMもみんなクオリティも高くて印象も強い、
そして出演するのはみんな旬の豪華な面々で、そもそもCMじたいが面白い。
携帯が今、どれだけ重要なコンテンツかってことですよね。
そんなこともなんとなく考えながら観るとさらに楽しめそうな作品たちです。
詳しくはのちほど♪


さて、次から次と気になる作品が待機中の中劇ですが、
私の奇跡の両足捻挫が少し良くなったと思ったら、
今度は首から肩にかけてビキビキッと。。。
「恋におちて」「俳優 亀岡拓次」を続けて観た日から・・・(;・∀・)
って、完全にオバチャンですね。。。
若ぶってても、体は正直。
映画を観て、漫画も読んで、ときどき携帯ゲームも。
そしてテレビは気になるものはすべてチェック。
なんて生活を、二十代のころと同じように続けようっていうほうが無理というものか。
でも、30年以上も続けてきたテレビっ子はなかなか卒業できません。
先日、ミュージックステーションにUnder worldが出てて「ほぅ・・・・」と遠い目になったり(映画「トレインスポッティング」が20年前だなんて( ゚Д゚)!ていうか、続編製作中ってマジですかね!?)、
「星が丘ワンダーランド」にも出てる菅田将暉くんのドラマ「民王」の続編が来週放送だったり(めっちゃ面白かったですよね!続編、嬉しすぎる!!)、
大河ドラマ「真田丸」星野源が出ることが決定したり♡(社長にどうしてもと薦められ、一話目から観ていたのですが、観ててよかった(´▽`*))
・・・・・マジで時間が足りないっす(-_-;)
やりたいことが多すぎて(やらなければいけないことは後回し♪)、
脳内が常時とっ散らかってパンク状態の私。
一日が36時間でも足りないなあ・・・。



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile


2016年4月2日土曜日

春ですね♪「午前十時の映画祭」新シリーズ&待望のカメタク公開!

こんにちは。
やっとほんとうに春らしくなってきましたね!
陽射しもポカポカと暖かく、
ただ歩いているだけでもなんとなく空を見上げて笑顔になってくる。
・・・・なんて余裕のある女子を気取っていたら、
さすが私です。ミラクル起こしましたよ。
奇跡の、「ただ歩いてただけで両足捻挫」
なんなんでしょうね、ほんとに。
ああ、天気が良くて気持ちいいなあ♪春だなあ(´▽`*)
・・・・グキッ!グニャグニャっ。
て感じです。
何につまずいたわけでもなく、何が起きたってわけでもなく。
気が付いたら大きな衝撃とともに膝から(足首から?)崩れ落ちていました。
足が長すぎて絡まっちゃったのかしら?
とか言ってる場合じゃなく、道路で静かにうずくまる私でした。
もうねえ、とにかくガッカリ。
どんだけ運動神経悪いのさ!?
ていうか、どうした!?この体!?
疲れが取れないとか、目の焦点が・・・なんてのは、実はネタみたいなもんで(いや、実際そうなってはいるんですが、自虐ネタというか、盛り上がる話題というか)、
だよねー!とか、そうそう、そうなのさー!とか言いたいって部分があって言ってたんですけど、
この今回の「散歩中の両足同時捻挫」は、、、、、、、笑えない。
病院でも、
「うーん・・・ハードなスポーツやっててもなかなかないね」
と言われて苦笑い。
え、あたしってばもう日本代表越え!?すごくない!?
・・・なんてポジティブにはいきませんよね。
いま、歩くたびに痛いので、歩き方はおばあさんです。
ロビーでそんな人を見かけたら、私です。
かわいそうに。。。。と心で慰めてくださいね。
声はかけないでやってください。惨めすぎるので(-_-;)

・・・って、なんの話をしてるんでしょうか?
春ですね♪ってことでしたね。
いよいよ始まりました、「午前十時の映画祭・7」
少し前に、ザザッと全体的にご紹介しましたが、
今年もかなり楽しみなラインナップになりました☆
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
まずは大人の恋愛ドラマの決定版。
「恋におちて」
TM & COPYRIGHT©1984 BY PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

これ、ロバート・デ・ニーロ41歳、メリル・ストリープ35歳。
若いよね~!!
って、現在ドンピシャ同年代の私( ゚Д゚)!!
高校生のころ、遥か遠い未来のこととして、
というか全く想像のつかない世界の出来事として観ていたこの映画。
社長令嬢の友人の家の広いリビングで、
夕飯の支度をしているお母さまの前で女子高生が4人集まって観る映画では、そもそもないはずなんですけどね。
帰りぎわ、「こんな映画、わざわざ人の家で集まって観なくちゃいけないの?」
と不機嫌そうなお母さまに言われ、
「・・・・・・ですよねー・・・(;´Д`)」
とすごすご帰ってきた苦い記憶。
当たり前ですよね。
だってこれ、双方に家庭がある二人が「恋におちて」しまう映画なんだもん(-_-;)
でも、これが恋愛映画の決定版と言われるにはやっぱりそれなりの理由があるわけで。
最近のテレビドラマやゴシップのようにドロドロの不倫関係をリアルに描いた人間ドラマ。ではなくて。
誰かと偶然知り合って、気が合ったので友達に。
そこからいつしかその人がかけがえのない人に・・・。
というごくごく普通の恋愛を描いていく。
・・・でも私も相手も、家庭があったんです。。。
って、形だけ見ればいわゆる今いろんな人がいろんな話題になってるキーワード“不倫”
まあ言ってしまえば昔も今も恋愛における大きなテーマではあるんですが。
でもこの映画は、
自宅でクローゼットに浮気相手が隠れてたとか、
新婚なのに別の女性を自分の実家に連れてったとか秘密のメールが世間にだだ漏れだったとか、
そういうなんか今っぽくてわかりやすいいかにもな「不倫」じゃなくて、
「恋」なんですよ。
純粋に、ときめいてドキドキしてせつなくなって、その人のことばかり考えてる、
中学生のころの片思いみたいな、「恋」なんです。
それは、簡単に体の関係がないからなんです。
妻にバレても、「なんでもない関係」って言えるんです。
だってほんとになんにもないから。
でもそれがさらに問題。
それは、「浮気」じゃなくて「恋」だからです。
体じゃなくて心が奪われたからなんですよね。
それは、妻からすれば余計ムカつきますよね。
そんな、ただ恋におちただけの2人をとりまくいろんな事情。
今見ると、やけに身にしみる。。。
そして当時35歳のメリル・ストリープは、最初はなんだか冴えない普通のオバサン。
それが少しづつ少しづつ綺麗になっていく恋の魔法!
当時41歳のロバート・デ・ニーロは、今では考えられないくらいにカッコイイ(失礼。)!
仕事もできて、家庭もあるというこの年代がモテるというのはわかるなあという感じの大人の色気。
私が知っているロバート・デ・ニーロは、ちょっと癖がスゴイ役ばかり。
でもロバート・デ・ニーロの、役者としての真骨頂は、
こんなふうに普通の男の心の機微を描くような役だったのかもしれないですね。
リアルタイムでその魅力を観られなかったのは残念ですが、
今回はスクリーンで男盛りのころの彼の演技をじっくり楽しませていただきます♪
若かりしころ、友人のお母さまの目が気になって集中できないままに見終えたこの作品でしたが、
季節ごとに色を変えていくニューヨークの街並みと、
大人になったらこんなのを聴くような人になっていたいなと漠然と思ったおしゃれな音楽、
そしてこんなふうに素敵な恋愛をする未来が自分にもくるのだろうかとぼんやり考えた大人の恋愛は、
主人公と同じ世代になった私の心に今もちゃんと憧れの恋愛バイブルとして残っていました。
そういえば、この映画からタイトルとテーマをもらって、日本で作られたドラマがありましたね。
あの社会現象となったドラマ「金曜日の妻たちへ」
これのパート3のサブタイトルが「恋におちて」ですからね。
明らかにこの映画「恋におちて」へのオマージュと思われるシーンがあちこちにちりばめられていました。本屋での偶然の出会いは、もうテッパン。
このドラマも私のミーハー遺伝子のまさに直系である母が夢中で観ていましたからね。
子どもながらに、「お金に余裕のある人たちは浮気をするもんなんだな」
と思って別世界のこととして見ていましたが。
母親に「邪魔だからもう寝て!」
と言われていつも最後まで見せてもらえなかったのでストーリーはうろ覚え。
今回、気になってチラッと調べてみたら。
篠ひろ子、色気ありすぎでしょ!(当時36歳!ウソでしょ!今の私より年下?あれで!?)
やっぱりいしだあゆみは不倫しちゃうわけ!(映画「駅 STATION」のときに語りました。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/10/perfume.html
といろいろ収穫が。
そして主題歌はあの昭和の名曲です。「恋におちて」
つい先日、友人たちとカラオケに行ったら友人が熱唱してました。
「♪もしも~願ーいがっ、かーなーうーなーら~」
・・・って、昔のドラマの話はもういいですね(^-^;)
なんだかんだで、知ってる人も知らない人も、
大人になったらちゃんとスクリーンで観ておきたい恋愛映画のバイブル「恋におちて」
まだそういう恋を知らないという方は今後の参考に、
パートナーとの関係に少し疲れてしまっている方は出会ったころの気持ちを思い出しながら、
ちょっと心惹かれる人ができたけど家庭を壊したくないという方は現実逃避のファンタジーとして、
映画館でゆっくり浸って観てみてください。
公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2016/cinema/609.html

さてさてもう一本楽しみな作品が始まったんでした♪
「俳優 亀岡拓次」

(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
言わずと知れたTEAM NACS安田顕さん初主演作品。
脇で個性を発揮する安田さんにピッタリの役じゃないですか!
いいですよねえ~!
大泉洋さんはもう、バンバン主演もやってますけど、
(「真田丸」の抑えた演技もイイですよね!)
安田顕さんも最近はとにかくあちこちに出没してますよね。
どの作品でも必ず、でしゃばらないのに強烈な印象を残す個性派。
売れっ子とはこういうこと。
私が最初に気になったのは、ドラマ「ホタルノヒカリ」でした。
主人公・綾瀬はるかさんの上司のパートナー。
っていう、そんなに出番が多い役ではなかったんですが、
面白いなあこの人。って。
少し前には「問題のあるレストラン」でオカマやってましたよね(;・∀・)
あれも、なかなかきれいだしリアルでよかった☆
水曜どうでしょうも、岩手でも放送してましたからね。
うちの社長もどうでしょう好きなので、
安田顕さん主演作品の上映は大喜びです。
そして、私の大好きな麻生久美子さん♡
私も、大好きな女優さんが多すぎて大変ですけど、
麻生久美子さんと永作先生はマジで神。
麻生さんはほんと、「ザ・透明感」。
そしてとにかくキュート。
行定勲監督の「ひまわり」でひとめぼれしたんですが、
やっぱり一番はドラマ「時効警察」ですよね!最高でした(*´▽`*)
ドラマ「怪奇恋愛作戦」も天性のコメディエンヌ感炸裂でめっちゃかわいかったので永久保存してあります♡
他にも魅力的なメンバー勢ぞろいです☆
前回お話しした新井浩文くんはVシネの監督役。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/03/blog-post_24.html
今いろんな作品で強烈なインパクトを残す若手俳優・染谷将太くん
(中劇でも「ソレダケthat's it」という超個性派の主演作品を上映しました。http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html
はインディーズの監督役。
そしてさらに三田佳子、山崎努、杉田かおる、工藤夕貴etc・・・面白そうなメンツですよねえ(゚∀゚)
原作は、自ら劇団を持ち俳優としても活動する作家・戌井昭人さんなので、
役者の“業界あるある”も満載で楽しい♪
「あまちゃん」大友良英さんが担当した音楽も岩手県民としては気になるところですが、
なんといっても注目は監督・横浜聡子さんですね。
松山ケンイチ主演「ウルトラ・ミラクル・ラブストーリー」
すごかったですね。強烈。
(ちなみにこちらもヒロインは麻生久美子さん。)
ていうかこの監督、全ての作品で脚本も書いてるんですが、とにかく癖がスゴイ。
この方の初の劇場公開作品「ジャーマン+雨」って作品も前に観たんですが、
もう、口あんぐりでした。
ブスで貧乏、性格も超最低な女の子が主人公ってだけでビックリですけど、
出てくる他のキャストもみんなクセが強すぎだし、
ストーリーも顔がひきつるくらいに強烈。
「ウルトラ・ミラクル~」でもそうだったんですが、
決して後味がいいとは言えないのに、なんか残る。
無理、大嫌い。という人もけっこういる、評価の分かれる作風。
でもクセになる。
そして今回の「俳優 亀岡拓次」です。
これは純粋にみんなが楽しめるエンタテインメント作品になってます。
山形、モロッコ(!?)、三ノ輪、四谷・・・世界を駆け周り、
泥棒、チンピラ、ホームレス・・・ひたすら脇役を演じ続ける、
“最強の脇役俳優”の不器用で愛すべき恋と人生。
絶対、面白い匂いがしますよね!
ええ、私も見逃した一人です♪なので超楽しみ(゚∀゚)
フォーラムさんで見逃した方、いま中劇でやってますよ(*´▽`*)/
って、ぜひ拡散してください☆


今回もまた、だいぶ長くなりましたね。
編集して短くすればいいんですが、
とにかく書き綴るだけで身も心も、そして何より時間が精いっぱい。
読むのがしんどくても許してください。
ただ更新するのが毎回の目標です(*_*)
メンタル弱いんで、ディスらないでくださいね♪


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile