2016年4月2日土曜日

春ですね♪「午前十時の映画祭」新シリーズ&待望のカメタク公開!

こんにちは。
やっとほんとうに春らしくなってきましたね!
陽射しもポカポカと暖かく、
ただ歩いているだけでもなんとなく空を見上げて笑顔になってくる。
・・・・なんて余裕のある女子を気取っていたら、
さすが私です。ミラクル起こしましたよ。
奇跡の、「ただ歩いてただけで両足捻挫」
なんなんでしょうね、ほんとに。
ああ、天気が良くて気持ちいいなあ♪春だなあ(´▽`*)
・・・・グキッ!グニャグニャっ。
て感じです。
何につまずいたわけでもなく、何が起きたってわけでもなく。
気が付いたら大きな衝撃とともに膝から(足首から?)崩れ落ちていました。
足が長すぎて絡まっちゃったのかしら?
とか言ってる場合じゃなく、道路で静かにうずくまる私でした。
もうねえ、とにかくガッカリ。
どんだけ運動神経悪いのさ!?
ていうか、どうした!?この体!?
疲れが取れないとか、目の焦点が・・・なんてのは、実はネタみたいなもんで(いや、実際そうなってはいるんですが、自虐ネタというか、盛り上がる話題というか)、
だよねー!とか、そうそう、そうなのさー!とか言いたいって部分があって言ってたんですけど、
この今回の「散歩中の両足同時捻挫」は、、、、、、、笑えない。
病院でも、
「うーん・・・ハードなスポーツやっててもなかなかないね」
と言われて苦笑い。
え、あたしってばもう日本代表越え!?すごくない!?
・・・なんてポジティブにはいきませんよね。
いま、歩くたびに痛いので、歩き方はおばあさんです。
ロビーでそんな人を見かけたら、私です。
かわいそうに。。。。と心で慰めてくださいね。
声はかけないでやってください。惨めすぎるので(-_-;)

・・・って、なんの話をしてるんでしょうか?
春ですね♪ってことでしたね。
いよいよ始まりました、「午前十時の映画祭・7」
少し前に、ザザッと全体的にご紹介しましたが、
今年もかなり楽しみなラインナップになりました☆
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
まずは大人の恋愛ドラマの決定版。
「恋におちて」
TM & COPYRIGHT©1984 BY PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

これ、ロバート・デ・ニーロ41歳、メリル・ストリープ35歳。
若いよね~!!
って、現在ドンピシャ同年代の私( ゚Д゚)!!
高校生のころ、遥か遠い未来のこととして、
というか全く想像のつかない世界の出来事として観ていたこの映画。
社長令嬢の友人の家の広いリビングで、
夕飯の支度をしているお母さまの前で女子高生が4人集まって観る映画では、そもそもないはずなんですけどね。
帰りぎわ、「こんな映画、わざわざ人の家で集まって観なくちゃいけないの?」
と不機嫌そうなお母さまに言われ、
「・・・・・・ですよねー・・・(;´Д`)」
とすごすご帰ってきた苦い記憶。
当たり前ですよね。
だってこれ、双方に家庭がある二人が「恋におちて」しまう映画なんだもん(-_-;)
でも、これが恋愛映画の決定版と言われるにはやっぱりそれなりの理由があるわけで。
最近のテレビドラマやゴシップのようにドロドロの不倫関係をリアルに描いた人間ドラマ。ではなくて。
誰かと偶然知り合って、気が合ったので友達に。
そこからいつしかその人がかけがえのない人に・・・。
というごくごく普通の恋愛を描いていく。
・・・でも私も相手も、家庭があったんです。。。
って、形だけ見ればいわゆる今いろんな人がいろんな話題になってるキーワード“不倫”
まあ言ってしまえば昔も今も恋愛における大きなテーマではあるんですが。
でもこの映画は、
自宅でクローゼットに浮気相手が隠れてたとか、
新婚なのに別の女性を自分の実家に連れてったとか秘密のメールが世間にだだ漏れだったとか、
そういうなんか今っぽくてわかりやすいいかにもな「不倫」じゃなくて、
「恋」なんですよ。
純粋に、ときめいてドキドキしてせつなくなって、その人のことばかり考えてる、
中学生のころの片思いみたいな、「恋」なんです。
それは、簡単に体の関係がないからなんです。
妻にバレても、「なんでもない関係」って言えるんです。
だってほんとになんにもないから。
でもそれがさらに問題。
それは、「浮気」じゃなくて「恋」だからです。
体じゃなくて心が奪われたからなんですよね。
それは、妻からすれば余計ムカつきますよね。
そんな、ただ恋におちただけの2人をとりまくいろんな事情。
今見ると、やけに身にしみる。。。
そして当時35歳のメリル・ストリープは、最初はなんだか冴えない普通のオバサン。
それが少しづつ少しづつ綺麗になっていく恋の魔法!
当時41歳のロバート・デ・ニーロは、今では考えられないくらいにカッコイイ(失礼。)!
仕事もできて、家庭もあるというこの年代がモテるというのはわかるなあという感じの大人の色気。
私が知っているロバート・デ・ニーロは、ちょっと癖がスゴイ役ばかり。
でもロバート・デ・ニーロの、役者としての真骨頂は、
こんなふうに普通の男の心の機微を描くような役だったのかもしれないですね。
リアルタイムでその魅力を観られなかったのは残念ですが、
今回はスクリーンで男盛りのころの彼の演技をじっくり楽しませていただきます♪
若かりしころ、友人のお母さまの目が気になって集中できないままに見終えたこの作品でしたが、
季節ごとに色を変えていくニューヨークの街並みと、
大人になったらこんなのを聴くような人になっていたいなと漠然と思ったおしゃれな音楽、
そしてこんなふうに素敵な恋愛をする未来が自分にもくるのだろうかとぼんやり考えた大人の恋愛は、
主人公と同じ世代になった私の心に今もちゃんと憧れの恋愛バイブルとして残っていました。
そういえば、この映画からタイトルとテーマをもらって、日本で作られたドラマがありましたね。
あの社会現象となったドラマ「金曜日の妻たちへ」
これのパート3のサブタイトルが「恋におちて」ですからね。
明らかにこの映画「恋におちて」へのオマージュと思われるシーンがあちこちにちりばめられていました。本屋での偶然の出会いは、もうテッパン。
このドラマも私のミーハー遺伝子のまさに直系である母が夢中で観ていましたからね。
子どもながらに、「お金に余裕のある人たちは浮気をするもんなんだな」
と思って別世界のこととして見ていましたが。
母親に「邪魔だからもう寝て!」
と言われていつも最後まで見せてもらえなかったのでストーリーはうろ覚え。
今回、気になってチラッと調べてみたら。
篠ひろ子、色気ありすぎでしょ!(当時36歳!ウソでしょ!今の私より年下?あれで!?)
やっぱりいしだあゆみは不倫しちゃうわけ!(映画「駅 STATION」のときに語りました。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/10/perfume.html
といろいろ収穫が。
そして主題歌はあの昭和の名曲です。「恋におちて」
つい先日、友人たちとカラオケに行ったら友人が熱唱してました。
「♪もしも~願ーいがっ、かーなーうーなーら~」
・・・って、昔のドラマの話はもういいですね(^-^;)
なんだかんだで、知ってる人も知らない人も、
大人になったらちゃんとスクリーンで観ておきたい恋愛映画のバイブル「恋におちて」
まだそういう恋を知らないという方は今後の参考に、
パートナーとの関係に少し疲れてしまっている方は出会ったころの気持ちを思い出しながら、
ちょっと心惹かれる人ができたけど家庭を壊したくないという方は現実逃避のファンタジーとして、
映画館でゆっくり浸って観てみてください。
公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2016/cinema/609.html

さてさてもう一本楽しみな作品が始まったんでした♪
「俳優 亀岡拓次」

(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
言わずと知れたTEAM NACS安田顕さん初主演作品。
脇で個性を発揮する安田さんにピッタリの役じゃないですか!
いいですよねえ~!
大泉洋さんはもう、バンバン主演もやってますけど、
(「真田丸」の抑えた演技もイイですよね!)
安田顕さんも最近はとにかくあちこちに出没してますよね。
どの作品でも必ず、でしゃばらないのに強烈な印象を残す個性派。
売れっ子とはこういうこと。
私が最初に気になったのは、ドラマ「ホタルノヒカリ」でした。
主人公・綾瀬はるかさんの上司のパートナー。
っていう、そんなに出番が多い役ではなかったんですが、
面白いなあこの人。って。
少し前には「問題のあるレストラン」でオカマやってましたよね(;・∀・)
あれも、なかなかきれいだしリアルでよかった☆
水曜どうでしょうも、岩手でも放送してましたからね。
うちの社長もどうでしょう好きなので、
安田顕さん主演作品の上映は大喜びです。
そして、私の大好きな麻生久美子さん♡
私も、大好きな女優さんが多すぎて大変ですけど、
麻生久美子さんと永作先生はマジで神。
麻生さんはほんと、「ザ・透明感」。
そしてとにかくキュート。
行定勲監督の「ひまわり」でひとめぼれしたんですが、
やっぱり一番はドラマ「時効警察」ですよね!最高でした(*´▽`*)
ドラマ「怪奇恋愛作戦」も天性のコメディエンヌ感炸裂でめっちゃかわいかったので永久保存してあります♡
他にも魅力的なメンバー勢ぞろいです☆
前回お話しした新井浩文くんはVシネの監督役。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/03/blog-post_24.html
今いろんな作品で強烈なインパクトを残す若手俳優・染谷将太くん
(中劇でも「ソレダケthat's it」という超個性派の主演作品を上映しました。http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html
はインディーズの監督役。
そしてさらに三田佳子、山崎努、杉田かおる、工藤夕貴etc・・・面白そうなメンツですよねえ(゚∀゚)
原作は、自ら劇団を持ち俳優としても活動する作家・戌井昭人さんなので、
役者の“業界あるある”も満載で楽しい♪
「あまちゃん」大友良英さんが担当した音楽も岩手県民としては気になるところですが、
なんといっても注目は監督・横浜聡子さんですね。
松山ケンイチ主演「ウルトラ・ミラクル・ラブストーリー」
すごかったですね。強烈。
(ちなみにこちらもヒロインは麻生久美子さん。)
ていうかこの監督、全ての作品で脚本も書いてるんですが、とにかく癖がスゴイ。
この方の初の劇場公開作品「ジャーマン+雨」って作品も前に観たんですが、
もう、口あんぐりでした。
ブスで貧乏、性格も超最低な女の子が主人公ってだけでビックリですけど、
出てくる他のキャストもみんなクセが強すぎだし、
ストーリーも顔がひきつるくらいに強烈。
「ウルトラ・ミラクル~」でもそうだったんですが、
決して後味がいいとは言えないのに、なんか残る。
無理、大嫌い。という人もけっこういる、評価の分かれる作風。
でもクセになる。
そして今回の「俳優 亀岡拓次」です。
これは純粋にみんなが楽しめるエンタテインメント作品になってます。
山形、モロッコ(!?)、三ノ輪、四谷・・・世界を駆け周り、
泥棒、チンピラ、ホームレス・・・ひたすら脇役を演じ続ける、
“最強の脇役俳優”の不器用で愛すべき恋と人生。
絶対、面白い匂いがしますよね!
ええ、私も見逃した一人です♪なので超楽しみ(゚∀゚)
フォーラムさんで見逃した方、いま中劇でやってますよ(*´▽`*)/
って、ぜひ拡散してください☆


今回もまた、だいぶ長くなりましたね。
編集して短くすればいいんですが、
とにかく書き綴るだけで身も心も、そして何より時間が精いっぱい。
読むのがしんどくても許してください。
ただ更新するのが毎回の目標です(*_*)
メンタル弱いんで、ディスらないでくださいね♪


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