2016年4月21日木曜日

星ガ丘ワンダーランド&シネマdeアートのご案内♪

こんにちは。
先日、ストーブが壊れて修理、
翌日には車のバッテリーがあがって動かなくなり、
おでこにはニキビ(吹き出物)、膝には青アザ、口の中には口内炎。
おまけにキャベツを切ったら虫。。。。
もう、なんだか地味に少しづつメンタルをやられてブルーが入ってしまっていた私でしたが、
「ロイヤルコンセルトヘボウ」を観たら癒されました。
Around the World in 50 Concerts ©2014 Cobos Films & AVRO

曲名とかよくわかんないし(あ、なんか聴いたことあるこの曲!程度。)、
雨も降ってて家を出るのを迷ったんですが、
とにかくここはひとつ、気分転換が必要と思い、気合を入れて休日に会社に来てよかった♪
それぞれに熱い思いを口にするオーケストラのメンバーたちが、
各地の人々と言葉を交わし、交流する姿は優しく心にしみいるし、
演奏前や演奏後のざわめきの中で楽器が運ばれる様子や、
演奏を控えたメンバーたちの素顔が垣間見えたりするのも興味深かったし、
過酷な環境の中で音楽だけを心の支えにして暮らすアフリカの少女たちが本当に心から音楽を楽しんでいる演奏の様子なんかを見ると、
じんわりと胸が温かくなり、ささくれだっていた私の心もすっかり溶けて幸せな気持ちになりました。
って、感想を書いたところで「ロイヤルコンセルトヘボウ」は明日22日で終了(^-^;)
まだ観てなかったー!の方は急いで!


さて、今週末公開は「星ガ丘ワンダーランド」
(C)2015 「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

ちょっと前に、木村佳乃さんや佐々木希さんがバラエティ番組で宣伝していましたね。
このブログでも前に少しだけご紹介しましたが、
監督が、いま映像の世界ではかなり注目されている柳沢翔さんという方。
世界各国の広告賞に輝くCMクリエーターです。
みなさん見たことがあると思いますが、ドコモのiPhoneのCMで、
「進学で実家を離れると思われる女の子が、見送りに来た家族と駅のホームでお別れをするやつ」。
わかりますよね!?
私、このCM、何回見ても泣いてたんですよ!
だって、そのあとお父さんが家で、彼女の子供のころの写真をタブレット(iPad?)で撮って、
娘に送るじゃないですか!
電車の中で、過ぎていく故郷の景色のなかでそれを見る彼女の表情といったら!
・・・・・・すみません、取り乱しました(-_-;)
すごく好きなCMだったので、
この映画の監督があのCMを撮った人だと知って驚きました。
映像、スゲー綺麗に違いない。。。。
脚本も、漫画や小説の実写化が多いなか最近では珍しい完全オリジナル脚本。
絶対観たい!
キャストも豪華(゜-゜)!
そもそも菅田将暉くんが出てるじゃないですか!
いま、かなり気になる存在の彼。
最近スゴイ活躍ですよね。
ドラマも出ずっぱりですが、とにかくすごい数の映画に出てて、
しょっちゅう舞台挨拶してるのをテレビで見ます。
そしてこのあとも出演作が続々待機中。
快進撃とは、まさにこのこと。
彼もそもそも仮面ライダー出身ですが、
中劇で上映したものでは『共喰い』が印象的。
彼自身も、『共喰い』が自分の転機と話していました。
私も観ましたが、そのときは正直なんとも思わなかったというか、
ディープな作品だっただけに、なかなかいい演技をするなあとは思ったものの、
こういう若い子が出てきたんだな、と思っただけだったんですが。
その後、朝ドラ『ごちそうさん』で、あれ、この子『共喰い』の!ってなって、
そしてauのCMの鬼ちゃん♡ですよね。
でも私が一番お気に入りなのは、なんといってもドラマ『民王』です♪
めちゃくちゃ面白かったですよね!
遠藤憲一さん演じる総理大臣のお父さんと体が入れ替わってしまうバカ息子。
これがほんとにすばらしかった!
コミカルなだけに難しい役。
大好きです。
先週、なんとスピンオフ作品が放送されて、超ーーーー楽しかった(^O^)/
みなさん、今週もスピンオフがありますよ!
要チェックです♪
あ、菅田くんのことばかりではいけませんね(^_^;)
この作品、なんとちゃんも出てるんです♪
ちゃんも好きなんですよ~☆
菅田くんとは朝ドラ『ごちそうさん』つながりですね!
もうすぐ双子のママになるとか!さぞ足が長くて顔の小さな赤ちゃんたちが生まれることでしょう♡
そして市原隼人に(『リリィ・シュシュのすべて』の儚げなあの男の子が、今やムキムキのヤンキーチックなパパだなんて!)、
それから、ここでも語りましたが、
2スクリーンしかない中劇で今月3作品目の登場・新井浩文
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/03/blog-post_24.html
例によって例のごとく、特徴的な三白眼で主人公の兄をどっしりと演じています。
でも、ごめんなさい、この主役の中村倫也くんて子、
ノーマークでした。。。。勉強不足です。ゴメンナサイ(>_<)
いまちょっと調べたところなんですが、いろいろ出てたんですねえ!
「下町ロケット」にも!?
一つ私が大きく反応したのは、BSプレミアムの『植物男子ベランダー』でした。
現在シーズン3が放送中ですが、
え、あの子!?シーズン2に出てた『植物のテツ』!?
なるほどー!いいねえ(゜-゜)!
地味にコツコツとキャリアを積んで、これからいい味を出してくるであろう注目の若手です。
ね、けっこうなメンバーでしょ☆
星ガ丘駅の近くにある、今は閉園してしまった遊園地・星ガ丘ワンダーランド。
駅の「落し物預り所」で働く主人公に、
20年前に姿を消した母が「星ガ丘ワンダーランド」で自殺したという訃報が届くところから物語は始まります。
回想シーンでの、真っ白な雪景色のなかで揺れる木村佳乃さんの真っ赤なコートと真っ赤な手袋や、遊園地のイルミネーション、
そして印象的な音楽と、光を独創的に使った美しい映像のなかで、
個性的な役者たちが一人づついろんな色を見せていく、
全てのカットが美しい作品。
なんと主題歌も木村佳乃さんが歌っています。
映画の内容にリンクした歌詞で、なかなか雰囲気のある歌声を披露してますよ♪
公式サイトhttp://hoshigaoka-movie.com/


さて、ここでお知らせが一つ。
岩手県立美術館で、6月18日~8月21日まで、
「野口久光 シネマ・グラフィックス展」が開催されるそうです。

野口久光は、戦前・戦後の映画の黄金時代、
日本にヨーロッパ映画を配給していた東和商事(のちの東宝東和)に所属し、
役30年間にわたって1000点以上にのぼる映画ポスターを描き続けました。
そうしたグラフィックデザイナーとしての仕事とともに、
映画はもちろん、ジャズや舞台芸術の評論家としても大きな軌跡を残しました。
今回は、400点以上の作品や資料により、野口久光の生涯にわたる仕事を総合的に回顧する展覧会となっています。
そしてこの展覧会の会期中は、各映画館で発行された半券(中劇の場合はレシート)を持っていくと、観覧料が割引(前売り券と同額)になるということです♪
いいですね!
こういうのって、ほんとに行けるか不安で前売券を買うのをためらっていると、
もう始まっちゃってて結局当日券で入ることになりがち!(私だけ?)
映画の半券やレシートさえ取っておけば、
今行けそう!ってときにでも前売り料金で入れますもんね!
そしてこの展覧会、絶対行きたい。。。。
だって見てくださいよ!
オードリー・ヘプバーンに(現在、中劇では「ティファニーで朝食を」大好評上映中♪5月には「マイ・フェア・レディ」もありますよ!)、
「旅情」(4月30日から上映です☆)。
中劇、またしても奇跡のドンピシャ上映中~(^▽^)/
上の写真の「大人はわかってくれない」のポスターもいいですよねえ!
タイトル文字やキャストまで手描き!味があって素敵です。
この作品の監督フランソワ・トリュフォーが、この日本版のポスターを気に入り、
続編の画中にも登場させたそうですよ。
会期中は、大林宣彦監督をゲストにトークショーがあったり、
野口久光がポスターを手掛けた映画のなかからいくつか選んで上映会があったりと、
楽しそうなイベントもあるようです。
なんとなく、梅雨の時期って美術館とか行きたくなりますよね。
・・・・え、私だけ??
なんか、雨の日にひとりで美術館とか行くのって、ちょっとかっこよくないですか!?
そういう自分に酔いたくて、一人で行ったりする残念な私です。
でもこれは映画好きとしては行っておきたい展覧会ですね!
みなさんも、午前十時の映画祭で懐かしの映画を観て、
そのレシートを持ってこの展覧会に行く、
なんていうちょっと文化的な休日を過ごしてみるのもいいのでは?

公式サイトhttps://www.ima.or.jp/ja/exhibition/temporary/details/2111-2016_ex02.html
午前十時の映画祭7 公式サイトhttp://asa10.eiga.com/