2021年4月1日木曜日

午前十時の映画祭再開!!

こんにちは。
4月1日。
春ですね!!
道路の脇の雪もすっかり融けて、
気が付くと小さな虫が飛び、
生ごみからは匂いが。。。。(-_-;)
これなら寒いほうがよかった・・・!!!
と思うこともありつつも、
上着もなしに外へ出てあたたかい日差しを浴びるとやっぱり嬉しい。
コロナもまだまだ落ち着かない日々が続きますが、
今はそれぞれ自分にできることをちゃんとやって健康に過ごすしかないですね。
息苦しく肌も荒れてしまうマスクを外して、
「飲みに行こうよ!」と堂々と誘えて、
なんの気兼ねもなく旅行に行ける日が戻りますように!

そんななか、もうすでにご存じの方もたくさんいらっしゃるとは思いますが。
「午前十時の映画祭」再開!!!

1年間の休養を経て(?)、完全復活いたします!!
やっぱり、中劇で懐かしの名作を上映してないと寂しいですよねえ(´ー`)
今シリーズは2作ずつサブタイトルを付けて特集上映のように作品をセレクト。
オープニングはショーン・コネリー特集からなのですが、
「ショーン・コネリーに愛を込めて」というサブタイトルで、
『アンタッチャブル』(4月2日~4月29日)
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.
『ザ・ロック』(4月16日~29日)
Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios Int.
え、そこはサブタイトルにかけて『007 ロシアより愛を込めて』じゃないんかいっ!
というツッコミは抑えてください(;'∀')
そりゃあ私も思いましたよ!
でもさ、よく考えたら、私だってもしショーン・コネリー作品2本を上映するときのサブタイトルを考えろと言われたら・・・・
「ショーン・コネリーに愛を込めて」
って言いたいもん(;'∀')
たしかになー・・・・もうちょっと若い頃の、007のころのバッキバキにイケてるショーン・コネリーも見たかったなー。。。
でも「午前十時の映画祭」が再開したことだし、
それはまた今後の楽しみにとっておきましょうかね(´ー`)

そして今回のオードリーは残念ながら
『ティファニーで朝食を』の一本ですが、
「オードリーの魅力を再発見」
ゴールデンウィークに、まるっとがっちり上映です♪
いいですねえ(´ー`)
何度観ても、いいもんはいい!!
エレガントで、チャーミングで、品があって、
それでいて人懐っこいこの感じ。
スレンダーな体型も軽やかな足どりも、
そして、今マネしても全然古くないシンプルななかにも遊び心のあるファッションも、
やっぱり憧れてやみません。
またスクリーンで観られるのは嬉しい!
4月30日~5月13日
© by Paramount Pictures Corporation and Jurow Shepard Productions

さらに『ノッティングヒルの恋人』
©1999 PolyGram Filmed Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
『マディソン郡の橋』
TM & © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
サブタイトル「ロマンチックが止まらない」って、え?C-C-B?
このサブタイトル考えたの、私と同世代でしょ?
ねえ、そうでしょ!?「毎度お騒がせします」見てた世代でしょ!?
まあそんなことはどうでもいいんですが、
この2本は、そんな世代が今観たら全然違うかもしれない!
当時は私も映画としては楽しんだのですが、
20代では本質をちゃんとわかってなかったと思うんですよね。
バツイチ男とスター女優の恋も、
平凡な主婦と通りすがりの渋いイケメンの熟年男女の燃える恋も。
だからちょっと楽しみなんです。
20年以上たって、無事にオバチャン化した私がこの2本を観てどうなのか!?
乞うご期待!!(は?)
とまあ、そんな感じでジャンルなどで括って、
初上映作品22本を含む27本を上映。
楽しみーーーーー(*‘∀‘)!!!
私の大好物ガリッガリに痩せてて少年ぽさの残るレオ様が見られる「ロミ+ジュリ」も!
私は昔からそうなんですけど、筋肉ムキムキって苦手なんですよねえ。。。
ガリガリでシュッとした少年体型の男子が好み・・・( *´艸`)
いや、だからといってヘナヘナのヨレヨレは嫌なんですけど、
スラッとした?まっすぐな?
なんていうのかなー、若さゆえの線の細さと何かを欲してる貪欲なワイルドさの共存?みたいなねーー!!!キャーーーー!!
だからこのロミジュリのレオ様は最高に好みなんですよ!!!!
・・・・・・。
って、誰も聞いてないか(;'∀')
はい、終了。
時代を現代に置きかえたバズ・ラーマン版のクールでおしゃれな
「ロミオ+ジュリエット」は6月です♪
© 1996 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

で、それから映画好きを自称するなら必修科目の「ターミネーター」は、
1&2連続上映!
勘違いしてロサンゼルス市長とかやり始める前の、
〝ザ・ハリウッドスター”時代のシュワちゃんは最高ですね!
「ターミネーター2」エドワード・ファーロングは当時私のリアコ枠(マジ恋)だったのですが、彼はハリウッド子役のお約束であるアル中&ヤク中、プラス交通違反&暴力問題での逮捕、髪の毛問題orおデブ問題をまっすぐ通って今は残念なことになってるのでこの映画の中の彼がピーク。という意味でも必見。え?観るべき?もちろん観るべきですよ!ハリウッドの光と影のわかりやすいお手本です。あんなにカッコよかったのにーーー!!!)
Images courtesy of Park Circus/MGM
©1991 - STUDIOCANAL - Tous Droits Reserves
そして今回の黒澤明『隠し砦の三悪人』
©1958 東宝
『赤ひげ』の2本!
©1965 東宝
『隠し砦~』「スター・ウォーズ」の元ネタであるというのはあまりにも有名ですね。
ルーク、C-3PO、R2-D2、そしてレイア姫。全員登場!
スター・ウォーズ好きを自称するなら必見だし、
観たことない方は絶対にスクリーンで観て!!

他にも、私は衝撃のあまり何度も見直した
『ユージュアル・サスペクツ』
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.

ブラッド・ピットエドワード・ノートンの憑依型イケメン対決(?)を見るだけで目が喜ぶ『ファイト・クラブ』
© 1999 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

役によって変幻自在レニー・ゼルウィガー姐さんの『シカゴ』
となかなか面白いラインナップ。
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.

さらに、どこから見てもミニシアター系なのにまさかのアカデミー賞ノミネートで当時の映画界がザワついた『ファーゴ』
主演のフランシス・マクドーマンドはこの「ファーゴ」と、
2017年の「スリー・ビルボード」でアカデミー主演女優賞を獲得、
「ノマドランド」で今年のアカデミー賞にもノミネートされています。
なにげに大女優!
そういうオファーがくるってことなのか、作品選びが秀逸なのか、
どちらかはわかりませんが、
とにかく目の離せない女優さんであることは確かなので、
ぜひスクリーンで観ておきたい作品ですね。
Images courtesy of Park Circus/MGM

そして今シリーズのラストを飾るのは、
絵に描いたような破天荒俳優ラッセル・クロウのワイルドな魅力全開が気持ちいい
『グラディエーター』
©2000 DREAMWORKS LLC and UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
ガッツガツ人が死ぬので唖然としちゃいますけどね。
戦争ものはとにかく苦手な私。
古代ローマのお話なので、戦い方がもうアナログすぎて逆に怖い!
近現代の戦争ものよりずっと怖い!!
ベトナム戦争系もたいがいですけど、
銃や戦車や爆弾じゃなくて、剣!盾!槍!の肉弾戦なもんだから、
最初のほうは思わず目をつぶったり手で顔を隠したりして(指の隙間から観ますけどね)衝撃をマイルドにしてるんですが、
そのうち麻痺してきて、まっすぐ前を観ながらもぼんやりとスクリーンの向こう側を観るイメージで戦闘シーンを眺めるという技を取得しました(観てるというのか?)。
でも面白かったなあ。。。
なんか、新鮮?アカデミー賞も、こういった古代ものとか珍しいから面白かったんじゃないですかね。
「ザ・アカデミー賞」て感じの、みごたえたっぷりのスペクタクル。
絶対にスクリーンで観たほうがいい一本!
・・・・・って、この調子でやってるといつまでたっても終らないのでとりあえずこのへんにしておきますが、みなさま、こちらで作品チェックをお忘れなく。↓

そんなわけでまたスクリーンで懐かしい名作たちに会える毎日が始まるわけですが、
「午前十時の映画祭」を楽しみにしてくださっていたみなさまにお知らせとお願いが。
この「午前十時の映画祭」を続けてきた10年間で、
映画館を取り巻く環境も状況も大きく変化しました。
さまざまな事情により、この企画を1年間お休みさせていただいたわけですが、
せっかく再開できたこの映画祭をより長く維持するために、
上映開始時間鑑賞料金が変更となります。
これは中劇だけでなく、「午前十時の映画祭」を再開するために企画側と全国の劇場とでディスカッションを重ね、無理なく企画を持続させるための条件を考えぬいた結果だと思います。

上映開始時間は10時からと限定せずに【午前中】とし、
鑑賞料金は中劇では【一般1500円、シニア1200円、学生1000円】とさせていただきます。
その代わり、レディースデーやメンズデー、中劇デーなどのサービスデーの割引は可能になりましたので、ぜひご利用ください♪
レディースデー:水曜日女性1200円
メンズデー:木曜日男性1200円
ファーストデー:毎月1日だれでも1200円
CHUGEKIデー:毎月4日だれでも1000円
夫婦50割引:どちらかが50歳以上のご夫婦二人で2400円

上映時間の変更については、
「〝午前十時スタート”と決まってしまっていると、上映作品が多い時期や回数を回さなくてはいけない作品があったときに上映スケジュールが組みにくい」 
というのもあると思います。
〝午前中のどこかスタート”でいいのであれば、だいぶ上映時間も組みやすくて助かります。
鑑賞料金は、やはり一番難しいところですね。
なるべく安い料金で上映したいのはやまやまなんですが、
古い作品は古い作品で上映するのに権利のことや手続きなどかなり大変なんですね。
劇場側としても、大型のロードショー作品の上映を削って古い作品を上映するにはそれなりの売り上げがないとやる意味が無いですし、
いろいろな事情があって値上げをせざるを得なかったのです。
というわけで、劇場ごとに設定は異なりますが、
上映時間料金を全国的に一斉に変更するという形になりました。
お客様には、上映時間のご確認や値上げによってご迷惑をおかけすることになりますが、
何卒、ご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します!

映画ファンのみなさまからいただいていたたくさんの再開のご要望、
本当にありがとうございました。
映画マニアの私としても、午前中に劇場から懐かしい映画のセリフや音楽が聞こえてくるのは嬉しいこと。
一日中かかっている子ども映画の主題歌を歌えるようになるよりも、
やっぱり名作映画の音を聴いていたいのがオバチャンの本音です。
再開が決定してからも、お電話などで喜びの声が届いています。
これは劇場側としても嬉しい限り!
年間スケジュールのチラシを送料無料でお送りしていますので、
遠方の方はお気軽にご連絡ください!(019-624-2879)
たった今も花巻市のお客様から発送希望のお電話をいただいたところです。
すぐ送りますからねー!!
というわけで、1年間のお休みで中劇から足が遠のいてしまった皆さまも、
「盛岡でこんな企画やってたのね、知らなかったわ!」というご新規さまも、
ぜひお誘いあわせのうえご来場いただければと思います。
きっと素敵な時間を過ごせるはずですよ♪


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/

2021年3月24日水曜日

「ミッドナイトスワン」おめでとう!!!久しぶりに映画オタク全開の巻。

こんにちは。
陽射しも風もすっかり春らしくなってきましたね!
中劇では、ここ数年、中劇のビジュアル担当と平均年齢を格段に下げることを一手に担ってくれていたTちゃんが大学を卒業して地元に帰ってしまい、
いつものいぶし銀スタッフだけになってのんびり静かにおせんべいを食べる音だけが響く日々に戻ってしまいました。。。
孫が都会に帰ってしまった、田舎のおばあちゃんち状態。
春ですね(?)。
この時期いつもなら子供たちでロビーが賑やかなはずのドラえもんシーズン。
残念ながらドラえもんが延期になってしまったため、
「ライアー×ライアー」を観る若い女の子たちと、
「ナショナルシアターライブ」を観る先輩方という珍しい顔ぶれの中劇ロビーです。
客層が広がって嬉しいです♪

さてさてそんななかつい先日、日本アカデミー賞の発表がありましたね。
おめでとう!!!
「ミッドナイト・スワン」
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
やっぱりね!!!
いや、知ったかぶるわけじゃないんですけどね!
もちろん、中劇で上映した作品が日本アカデミー賞最優秀作品賞を獲ることなんてめったにないから騒いでるわけでもないんですけどね!(ほんとか?)
これはだって、すごかったじゃないですか!
最優秀主演男優賞草彅くんも、
新人俳優賞服部樹咲ちゃんも、
もちろん作品じたいもほんとによかったからみんな納得だと思うし、
しかもお金や忖度や大人の事情の匂いが全くしない、こういった中堅配給会社の作品が、
映画関係者は当然のこと、たくさんの観客が観てそして絶賛したという事実において、
文句なしの受賞だったのだなというのがこちらサイドまでちゃんと明らかであることが、
劇場関係者としては非常に嬉しいことだったのでした。
”快挙”とは、まさにこのこと。
同じように中堅配給会社の作品であった「フラガール」が大ヒット&日本アカデミー賞を受賞したので大騒ぎになったときのことを思い出しました。
あれがもう14年前!
まあ、大きな声じゃ言えないいろんな事情がありますけど、
そんなのはどこの国でもそうだろうということなので置いといて、
この「フラガール」日本アカデミー賞を受賞したあたりから、
日本映画界も少しずつですが変わってきたような気がしますね。
個性的な監督たちが作る新しい日本映画の作品たちが、
いわゆるサブカル的な魅力だけでなく幅広い客層を集めることのできるエンタメ作品としても面白く、
興行的にも文句なしに結果を出せるような空気になってきたのもこのころから。
結果や功績などに完全に左右されてしまい、すぐに数字で〝コケた”だのと騒がれてしまうメジャー系ロードショー作品だけでなく、
俳優側からみても、数字から逃げるわけではないのでしょうが、
最初から作品の質や製作陣への興味、やりがいなどのほうに舵を切って出演作品を選ぶ傾向も強くなりつつありますよね。
メジャー系作品に出るということの意味も価値も重々承知したうえで(先日、ドキュメンタリー番組でV6岡田くん「俳優さんたちがみんなサブカル方面に向かっていくなかでメジャー系の大作に出ていく役割」みたいな話をしていてすごく心に響きました。大きなリスクも背負ったうえであえて大きな看板を掲げる覚悟やその役割を担う意味を考えさせられました。)、
長くいろんなものに縛られ、大きな波の上にいることが重要視されてきた日本映画界もほんのちょっとずつですが何かが変わりつつあり、
日本アカデミー賞の主要部門を受賞する作品もメジャー系だけでなく中堅どころや新進気鋭のとんがったところのものも出てきているのは映画マニアとしても興味深く、そしてワクワクする部分でもあります。
それは日本に限らず、アジア映画として初の快挙となった「パラサイト」第92回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したことや、
メジャー系配給会社ではないA24スタジオ(「ムーンライト」「レディバード」「ミッドサマー」「ミナリ」etc...)の作品たちがアカデミー賞の常連になってきていることからも明らかなようにハリウッドでもそういった傾向があるし、
Netflixの作品がアカデミー賞に続々ノミネートされるようになったことからも、
何が起きてもおかしくない、いろんな常識も知識も実績も飛び越えて世の中が動きつつあるこの状況の中で、
世界の映画業界がまさに大きく変わり始めているような気がします。
・・・・・・で、なんでしたっけ?
そうだ、「ミッドナイトスワン」だ(*‘∀‘)
だからつまり今回のこの快挙は、日本の映画業界としても大きな動きだし、
誰もが唸る素晴らしい作品だったことは当然として、
あとになってから映画通の人たちがああだこうだとうんちくを語るだけのマニアックな受賞ではなく、
元からの草彅くんファンだけでなくいろんな世代のたくさんの人が劇場に足を運んできちんと興行的にもヒットしたうえでのこの規模の作品が日本アカデミー賞を受賞したことがほんとに素晴らしいことだなと改めて感慨深いです。
中劇でもロングラン上映&アンコール上映までした作品。
この作品をどうやって知ったんだろうというシニアの大先輩方から、
「え、SMAP知ってる??」てくらいの若い子たちまでほんとに幅広い層のお客さんがたくさん観に来てくださったことを我々劇場スタッフは実感していたので、
今回の受賞には心から納得です。
ほんとに嬉しい。
ここ数年、私がここでしつこく言ってきた甲斐があったというもの。
「中劇、なかなかやるじゃん!」
そう、今こそみなさんも堂々と言っていいんですよ( `ー´)ノ!
とうとう日本アカデミー賞獲っちゃいました♪
って、まるで自分の手柄のように言ってますけど、
まあうちは上映しただけなんですけどね(´ー`)
DVDの発売も決定したようなので、
中劇で上映したときの私の激重&激長&めんどくさヲタクブログを置いておきますね。
念のため(は?)。
そして今回の日本アカデミー賞のノミネート作品の中には、
ほかにも中劇で上映した作品がいくつか。
最優秀アニメーション作品賞「鬼滅の刃」は、でしょうね!しか出ないですが、
河瀬直美監督の「朝が来た」最優秀監督賞最優秀主演女優賞にノミネートされていたのは嬉しかったですね!
そういえば少し前に、WOWOWの映画特集の番組に河瀬直美監督や白石一彌監督が出演していたのを見たのですが、お二人ともすごく興味深いお話をしていましたよ。
東京オリンピックの公式記録映画の監督でもある河瀬監督が、
コロナの影響で延期になってしまったオリンピックの開催についてや自身の作品「朝が来た」について、
それから「鬼滅の刃」一強となった2020年の日本映画について包み隠さず思いを語っていましたし、
白石一彌監督は、コロナ禍のなかで撮影された「孤狼の血2」について、
それから映画業界や映画館への思い、それでも映画を撮り続けることの意味についてなど、
それぞれ自分の言葉で誠実に語っていて、みごたえがありました。
この番組ではその後もクリストファー・ノーラン監督へのインタビューや、
来月、授賞式が行われる第93回アカデミー賞に6部門でノミネートされた「ノマドランド」クロエ・ジャオ監督へのインタビューなど通好みの企画が続いて映画オタクの心を鷲掴みでした!おすすめです。
しかも今ではなんとWOWOWもスマホで観られるオンデマンドの時代だそうで。
すごいですね!
なんでもスマホ。
大きく変わったのは映画業界ではなく〝時代”ってこと?
まあそれでも私はさすがにスマホで映画は観ませんけどね。
・・・・ドラマだったら観ちゃうけど(*_*)
そんなわけで、今回は全然上映作品の宣伝ができていませんけど大丈夫でしょうか?
・・・・・・。

一応、チラッとおしらせだけはしておきましょうか(;'∀')
「鬼滅の刃」入場者プレゼントの配布が決定しました。
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
え、今!?
沢山の方に映画をご覧いただいた感謝を込めて、
来場御礼入場者特典として、3月27日からは「LINEスタンプ風シール」
4月3日からは「ufotable描き下ろしA6イラストカード2枚セット」をプレゼント。
どちらも先着ですからね!
絶対に欲しいという方はお早めに♪

そして現在、上映中の「ナショナルシアター・ライブ」は残すところあと2本。
英国が誇る名優二人の演技バトル(「X-MEN」対決)が楽しみすぎる
「誰もいない国」
(C)Johan Persson 

私のなかのとにかく鼻がおっきいジェラール・ドパルデュー(この方が主演の映画しか浮かばないのです)のシラノのイメージを英国イケメンで塗り変えたい
「シラノ・ド・ベルジュラック」
(C)Marc Brenner

みなさま、英国演劇の世界、お楽しみいただけてますかね?
あと2本ですよ。
この次はまたいつになるかわからないので、
この期間、午後に時間ができたらぜひ観に来てください!
イギリス好きの私としては毎日仕事中に、
上映中の劇場からキングズイングリッシュが聞こえてくるだけで(全然喋れないけど)、
劇中の休憩時間にロンドンの劇場の休憩時間の空気が感じられるだけで(行ったことないけど)、
幸せな気分になります♪
しかも私はもうイギリス男子が見たすぎて、
ロンドンの香りを感じたすぎて、
ロンドンが舞台しかもモリアティ教授(シャーロック・ホームズのライバル)がモデルのアニメまで熱心に見始めてしまいました。
全員イケメン♪毎回3回はおかわり♪
もう、時間が足りない足りない!
シャーロック・ホームズ関係は無条件で大好きな私ですが、
アニメでもやっぱり英国男子は素敵ですよ(*‘∀‘)→寝る気無し!

さて、待ちに待った緊急事態宣言の解除。
これで、今年こそはゴールデンウィークの定番「名探偵コナン」の新作と「クレヨンしんちゃん」の新作が予定通り公開できる♪
リバウンドで感染者増えなきゃですけどね(^_^;)
しかも、ミニシアター系の洋画はよく上映しているもののロードショー系の洋画とは最近なかなかご縁がなかった中劇ですが、
珍しく久しぶりにスッゴクいい感じの洋画が決定しました!!
5月7日公開のガイ・リッチー監督作品( `ー´)ノ
「ジェントルメン」
 (C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」などですっかりメジャー系監督の風格漂うガイ・リッチーですが、
私がとにかく大好きなのはこの監督の初期の作品「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
映画も3回観たし(伏線の回収や細かい人間描写が絶妙で、何度も観たくなる脚本なんですよね!)、劇中のセリフも入っててめちゃくちゃクールなサントラCDはいまだにしょっちゅう聴いてるヘビロテです。
上映決定が嬉しすぎて、「ほんとにやれるの?」「間違いなんじゃないの?」と何度も確認してしまいました。
すっごくいいやつが決まりかけてて最後ポシャった時のガッカリ感ほどせつないものは無いですからね!(→中劇ではわりとよくある。)
とにかくこれは嬉しいニュースでした(*‘∀‘)♪
3月26日よりムビチケ発売です。


そんなわけで日本アカデミー賞の発表をうけて、
「これこれこれこれ!!うちの劇場で上映したのよー!うちだけで上映したんだけどね!えっへん( `ー´)ノ!」
とやりたいがために(?)寝不足でブログを書いた私です。
ほんとはこの回、午前十時の映画祭で丸々一回語ろうと思ってたんですけどね。
あっさり変更(´ー`)
やっぱり嬉しいものですよ、自分のとこで上映した作品が賞を獲るとかって。
めったにないんだからちょっとくらい自慢させてくださいよ!
来月にはアメリカで第93回アカデミー賞の授賞式がありますね。
こちらも楽しみ♪
中劇で上映予定の作品もノミネートされているのでワクワクしてます!
→上映はだいぶ先ですが(^_^;)
そういった楽しみも待っている春です!
次回は、いよいよ再開する「午前十時の映画祭」について書きますよ(*‘∀‘)
暖かくなってきただけでなく、
なんだか楽しみも一気に増えてきたような気がする嬉しい季節。
まだまだ不自由なことも多い状況ですが、
そのなかでもなるべく楽しみを見つけて、
ゆるーく気持ちを解放させながら過ごしていきたいですね。
遠くには行けないですが、ときどき映画館もうまく使って気晴らししてください♪


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/

2021年3月1日月曜日

パリ?ロンドン?こんなときだからこそ欧州旅行へ出かけましょう♪

こんにちは。
「少しずつ陽も長くなってきたし、
どことなく春っぽい日差しー(´ー`)」
なんてかわいい女子みたいなセリフを吐いてみたところで(いや、かわいい女子だけど!)、
外に出ればまだまだガリッと冷たい風に、なんなら雪も舞いだして苦笑い。
といういつもの3月を迎えた盛岡です。

もうすぐ春。
遠くにほんのり灯りが見えてきたみたいなこの時期にぴったりな大人の映画、公開です。
「パリの調香師 しあわせの香りを探して
(C) LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINEMA
〝調香師”とは、香りを調合する仕事。
いわゆる香りのプロで、世界に数百人しかいないのにそのほとんどがフランスで修業して働いているそうです。
さすがフランス。
主人公は、ディオールの香水『ジャドール』をはじめとして世界中の数々の有名な香水を作って天才調香師といわれた女性・アンヌ。
数年前に仕事のプレッシャーと忙しさで突如、嗅覚障害になり地位も名誉も失った彼女は、
現在は役所などの地味な仕事だけを受けてひっそりと暮らしていたのですが、
そこにやってきたのはアンヌとは全く別の世界に住む崖っぷち運転手ギヨーム。
気難しい調香師と、不器用で人の良い運転手
価値観も性格も全く違う二人だけど、
ぶつかりながらも、少しずつアンヌの閉じていた心は開かれ、
ギヨームは自分でも知らなかった才能に気付いていくー。
この映画、ほんとよかった!!!
何がいいって、全体を包む空気感ですよ。
静かで、大きな動きは無いのに常にゆったりと何かが流れている感じ。
基本は都会のお話なんだけど、ときどき草っぱらや洞窟なんかも出てきて飽きないし、
主人公アンヌの暮らしぶりやファッションはひたすら洗練されておしゃれでカッコイイ!
それに対して運転手ギヨームの、ついつい吹き出してしまうほど残念な毎日の対比がユーモアたっぷりで楽しいし、
本来なら出会うはずのない二人の噛み合わない会話や、
それでもお互いに新しい自分を発見していく過程が温かくて楽しい。
そして一番のキモは、この作品が安易に恋愛に舵を切らないこと。
私はそのあたりの作り方、テーマの置き方がとにかく好きでした。
プライドの高いきちんとした大人のキャリアウーマンと、
うだつのあがらない、けれどユーモアがあって人の良い運転手。
こんなパターンの登場人物の場合、
たいていはしばらくすると恋愛に発展していくのが定番なんですが、
さすが一筋縄ではいかないので有名なフランス映画。
恋とか愛だけじゃない。
人生って、ほんのちょっとのさじ加減で面白くなったり豊かになったりする。
それが調香師の仕事と重なって、これまたおしゃれ~!!!
だからといって〝友情”とかの暑苦しい感情でもない。
そんなおおげさな話じゃなくたって、
人の暮らしや誰かの人生は、
何かの拍子の小さな出会いやほんのささいな出来事で、
ちょっとだけ何かが変わって、
だけどそれがすごく大きな変化だったりする。
ちっちゃなことで少しだけどこかが動けば、
もしかしたらすっごく楽しくなったりハッピーになったりする。
素敵な出会いは人生を変えるよ、
自分も変えるし、他人も変えるよ。
そんな当たり前のことに気付かせてくれる映画でした。
男とか女とかそんなものはとりあえずそのへんに置いておいて、
シンプルに一緒にいて気持ちのいい〝友人”って必要だよね、と思える。
〝親友”とかじゃなく、そこまで深く付き合ってはいないくらいの〝友人”のほうが核心を突いた意見を言ってきたりする。
そういう関係も悪くないよね。
それになんだか、そのほうが〝大人”〝おしゃれ”な感じがしません?
この感じ、なんだっけ???と思ったら、そうだ。
大好きな映画「ドライビング Miss デイジー」の感じだ!
前にもここで書いたような気がするんですが、
高校生のとき高総体の開会式をサボって(コラ)、
親友が大好きなケビン・コスナーの新作があるってんで「リベンジ」って映画を中劇に観に来て、
そしたら二本立てですって言われて、
じゃあせっかくだから観るか!ってなって観たのが「ドライビングMiss デイジー」
白人の老夫人と、黒人の運転手のお話。
気に入って、次の週末もまた親友と二人で観に来たくらい。
メインのケビン・コスナーのやつがまたイチャイチャ満載のよくわかんないアクション?ドンパチ関係の?疲れる映画で、
ついでに観た「ドライビングMiss デイジー」がめちゃくちゃよかったってオチなんですけど。
そりゃあそうですよね、アカデミー賞獲ったんだから(*'ω'*)
高校生なので、アカデミー賞よりもミーハー優先のお年頃だったのでした(;'∀')
って、そんな話はどうでもいいですね。
「パリの調香師」はとにかくそんな名作を思い出すような、
洗練されたユーモアに包まれた、上質の大人の人間ドラマだなあってことでした。
そして私が気に入ったのはそれだけでなく、
調香師の仕事がペットのトイレや洗剤、シャンプー、ジュースに至るまで多岐にわたるものであることにも興味深かったし、
ギヨームと離婚調停中の妻との身も凍るような温度差に震えたり(!)、
年頃の娘との微妙な空気感がくすぐったかったり、
(C) LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINEMA
そしてさりげなく登場するカジュアルなんだけど絶対に美味しいはずのレストランのお食事とか、
「マダム」と呼ばれてカブせ気味に「独身よ!」とピシャリと返すアンヌの絶妙な間とかも、
なんかとにかく映画の中のすべてが心地よく洗練されていて、
観ていて気持ちがいいのです。
主人公のアンヌを演じたエマニュエル・ドゥヴォスの存在がまた別格。
キャリアを重ねた、凛としためちゃくちゃカッコイイ女性調香師アンヌを演じていますが、
シンプルなのに上質でさりげなくおしゃれな洋服たちを着こなし、
気難しくてプライドが高いだけではなくて、
子どもの頃の思い出を夢中になって語りだすようなかわいらしい一面を持った女性をナチュラルに演じていてとてもチャーミング。
こんな大人の女性になりたいなあと思いながら観ていました。
そしてディオールの撮影協力はもちろんのこと、
エルメスの専属調香師が監修しただけでなく、
アンヌ役のエマニュエルが撮影前にその研究所で自分のフレグランスを作ってみたりと
細部までホンモノにこだわって作られた素敵な作品。
特殊な才能を持つ特別な人が主人公の話ではありますが、
誰の身にも起こりえる〝人生の化学反応”がテーマ。
「人生を豊かにする調合は一つじゃない」というキャッチコピー通り、
出会うはずの無い人と知り合って、
それまで関わりのなかった世界を知ることで自分の世界が広く大きく変わっていく、
そんななにげない、でもとても刺激的でワクワクする出来事に触れて変化を楽しむ二人の姿にものすごく共感してしまう爽やかな映画です。
公式サイトhttps://parfums-movie.com/


さてさてそして、3月5日から公開予定だった「ドラえもん」がコロナのせいでまたもや延期。
去年の今頃と同じで、
「上映する作品、なくなっちゃったじゃん(;゚Д゚)!!」
「ドラえもん」などの大型ロードショー系作品は、
一日中ガンガン回すこと前提でスケジュールに入っているため、
他の作品を事前に予定に入れられないので、
急に公開が延期とかになるとスケジュールが空白になってしまうんですよね(;´Д`)
去年のコロナによる上映延期の空白期間は『ナショナルシアターライブ』『午前十時の映画祭』に助けられたという話をつい先日もしたばかりでしたが。
・・・・・・・・・。
「今年もナショナルシアターライブにお世話になります( `ー´)ノ!!!!!」
いや、そもそもほんとに「春くらいにやりましょう」という話にはなってたんですよ!
「ドラえもん」が落ち着いた春休み開けあたりならいいかも・・・♪
ってことになってたんですけどね。
・・・・・・・・「ドラえもん」飛んじゃって、また空白!
なので、急遽そこに入れさせてもらうことになりました(;'∀')
ありがとうございます!!
いつもすみません!!
ちょっと急で、お知らせがちゃんとできなかったのが残念なんですが。
でもでも今回はすごいですよ!
5作品連続上映!
もうだいぶ長いこと上映させてもらってる「ナショナルシアターライブ」ですが、
今まで中劇で上映していなかったものだけを選びました!
でもお客様からのリクエストも多かったものばかり。
海外旅行はもちろんのこと「気軽に東京に舞台を観に行く」なんてこともしにくい今だからこそ、
「近所の映画館で本場イギリスの舞台を観られる」
というのはとても嬉しいことですね。
こういった作品は、あとでDVD借りて観よう~♪なんてこともできないので、
やはりチャンスがあったら劇場で観てしまわないと、
もう二度と観られないかもしれない!
この機会を逃さず、ちょっと気になったらぜひ観に来てください!
敷居が高いイメージがありますが、思っていたよりもずっと面白くて、
新しい世界が開かれますよ(*‘∀‘)/

3月5日~11日「戦火の馬」
(C)Brinkhoff & Mogenburg
こちらはスティーヴン・スピルバーグ監督が感動し、映画化したことで有名な舞台で、
見事に馬の存在感を表現したパペットの動きを余すことなくとらえたカメラワークは新たな表現手法を発明したとも賞賛され、 
オリヴィエ賞、イヴニング・スタンダード賞、批評家サークル賞を受賞し、
タイムズ紙の<10年間の最優秀劇場公演>に選ばれ、世界で大きな反響を呼びました。
主人公が幼少時から愛し育てた馬が軍馬として徴用されたことから、
数奇な運命をたどることに。
果たして二人は再会できるのか?

3月12日~18日「フォリーズ」
(C)Johan Persson 
1971年にブロードウェイで初演され、トニー賞最優秀楽曲賞に輝いたスティーヴン・ソンドハイム作詞作曲のミュージカルで、
日本でもお馴染みの題材をイギリスの名優たちが演じます。
取り壊しになるレヴュー劇場に集った往年のスターたちの姿を、
現実と回想を交錯させながら描く。
ドミニク・クック演出のもと、イメルダ・スタウントンやジャニー・ディー、トレイシー・ベネット、フィリップ・クワストら豪華ベテラン勢が集結。

3月19日~25日「リア王」
(C)Johan Persson 
シェイクスピアの四大悲劇の一つ。
退位にあたり3人の娘の愛情を試した老王リアだったが、
長女と次女に裏切られ、国を追われてしまう――。
名優イアン・マッケランが圧倒的な演技力と存在感で老王リアが辿る悲しい末路を体現する。
演出を手掛けるのは堤真一主演の『民衆の敵』など日本でも活躍するジョナサン・マンビィ

3月26日~4月1日「誰もいない国」
(C)Johan Persson 
ノーベル文学賞に輝いた劇作家ハロルド・ピンターの1975 年初演作。
過去の背景や現在の関係性、力関係の分からない男たちの会話劇で、 
イギリスの宝 ともいうべき名優イアン・マッケランパトリック・スチュワートが競演。
ある夏の午後、パブで飲んでいた年老いた作家ハーストとスプーナーは酒が進むにつれ会話が誇張され、事実と空想の境が分からなくなっていく。
やがてパワーゲームと化した彼らのやり取りは、
二人の若者の登場でより複雑になっていく――。
え、まって!この二人どっかで・・・!?
って、そう!「X-MEN」じゃん。。。(*´▽`*)!!
プロフェッサーX!そしてマグニートー!!
しかも、これの次は・・・↓

4月2日~8日「シラノ・ド・ベルジュラック」
(C)Marc Brenner
大きな鼻のコンプレックスに悩みつつ、一人の女性を胸中で恋い慕い続けたシラノの物語は、1897年に初演されて以降、世界各地で上演が繰り返され、何度となく映画化・ミュージカル化もされている。
その名作中の名作が、今回、マーティン・クリンプによって現代語訳された上演台本と気鋭の演出家ジェイミー・ロイドによるミニマルなステージングによって、装いも新たに生まれ変わった。
主演は映画「X-MEN」シリーズで知られるジェームズ・マカヴォイ!!
2020年ローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞を受賞!そのほか、主演男優賞(マカヴォイ)・助演女優賞(ミシェール・オースティン)・音響デザイン賞・演出賞にもノミネートされた。
え、もうX-MEN祭り!?最高ですね(*‘∀‘)♪

って、なんかなにげにすごくないですか!?
これは全部観ないと!!
「戦火の馬」は、映画好きの皆様ならスピルバーグの映画版はきっと観てると思いますが、
そもそもはイギリスの児童文学なので、
やっぱりここはひとつイギリスの舞台作品で観ておきたいもの。
「フォリーズ」は華やかなショービジネスの世界のお話なので舞台装置は必見だし、
昔のショーガールたちと現在の彼女たちの姿の対比も、
実はそんなに大きな事件が起こるわけでもないわちゃわちゃ劇だってところも面白いし、
演劇ってほんとに役者の演技にかかっているんだなあと実感する作品。
「リア王」については説明の必要もないくらい演劇の世界では定番中の定番。
なだけに難しいと言われる演目。
でもでも今回はなんと英国演劇界が誇るまさに大俳優イアン・マッケランが演じるリア王。
観ないわけにはいかないでしょう!
これは凄いなあ!
シェイクスピアはよくわかんない、って方も、観ておいたほうがいい舞台ですよ!
そして「誰もいない国」
これもすごい!!イアン・マッケランパトリック・スチュアートの演技対決が観られるなんて贅沢すぎる!
さらに「シラノ・ド・ベルジュラック」はなんとジェームズ・マカヴォイ
ありがとう。大好物の英国男子をぶちこんでくれてほんとにありがとう!(誰に言ってる?)
もうこれは、ジェームズ・マカヴォイを見てください。
なんていうかなあ・・・・・・カッコいい・・・( *´艸`)
ただひたすらに。
え、こんなんで観たくなるかって?
なるでしょ、そりゃあ。イケメンは万国共通の平和のためのツールです♪

というわけで、おすすめばかりの英国本格舞台の特集です。
一般3,000円、学生2500円の特別料金なので、
全部はなかなかねえ・・・(^_^;)ということもありますが、
実際に舞台を観ようとしたら、1本観るんでもかなりの高額。
気軽に映画館で体験できて、しかも絶対に観ておいたほうがいいものばかりなので、
ぜひこの機会に、イギリスの本物の舞台を経験してみてください!
公式サイトhttps://www.ntlive.jp/


首都圏の緊急事態宣言も解除の方向に向かっているようですが、
だったら「ドラえもん」予定通り上映できたじゃーーーーん(;゚Д゚)!!
という心の声は封印して、
我々は粛々と大きな大きな大人の事情に身をゆだねつつ春を待ちます。
→いろいろあるよねー!
そんなこんなで雪が多くて大変だった今年の冬と、
結局1年以上もコロナに振り回されて旅行どころかイベントも飲み会さえも気の向くままに参加することもできなくてきっとストレスを感じているはずの心を、
映画館でちょっとだけ開放して気持ちだけ旅行させてあげてみませんか?
中劇では今、フランス(「パリの調香師」)とイギリス(「赤い靴」「ナショナルシアターライブ」)に行けますよ♪
南部興行さんでも世界各地の映画を上映。
イタリア、ミャンマー(!!)、ポーランド(!?)、デンマーク、イスラエルと面白そうな作品たちが続々上映!
いいですねえ(*‘∀‘)
安心して海外旅行できるまでにはまだちょっとかかりそうなので、
みなさんも、映画館でのんびり外国の風を感じてリフレッシュしませんか?


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2021年2月19日金曜日

「マシュー・ボーン」からの「ライアー×ライアー」のギャップよ!!

こんにちは。
陽が落ちるのが微妙~~~に遅くなっているような気がしますが、
まだまだ寒いし雪も積もりまくってる盛岡ですね。
私はと言えば、顔の吹き出物をこじらせて皮膚科に行ったら3時間待ちだったり、
銀行の外階段で滑って転んで手を擦りむいたうえに体中を筋肉痛にしたり、
人差し指にドス黒いアザができててめっちゃ痛かったり、
なんか良くない〝気”が私の周りをぐるぐると・・・・( ゚Д゚)!
ハッ!マスクが切れそうだからドラッグストアに行ったのにおやつだけ大量に買ってマスク買うの忘れたり、
卵買わなきゃ卵買わなきゃと思ってわざわざその日特売のスーパーまで行ったのに家に帰ったらゆうべドラッグストアでついでに買ってた卵が2パックあったりとかも!!
大変!何かに呪われてる!!!(→ただの痴呆です)
さらに言えば、安さの殿堂に買い物に行ったらお酒が安くて嬉しくて延々お酒コーナーを歩き回ってたら知り合いに会ってしまい「めっちゃ楽しそうにお酒見てるね」と言われて、
「イヤイヤイヤイヤ・・・・!めったに来ることないんで珍しくて~・・・」
と答えた私のカゴには〝広告の品”のでっかいお酒のボトルとおつまみセットが(;'∀')
っていう、残念なエピソードばかりの私ですが何か?

さあ、くだらない話はさておき「めっちゃソーシャルディスタンスキャンペーン中」(?)の中劇では、
やっと今週、新作がやってきます。
「マシュー・ボーン IN CINEMA 赤い靴」
© Illuminations and New Adventures Limited MMXX
去年6月に日本公演が予定されていたこちらの舞台。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて惜しまれつつ中止となったのが、
今回、映画館での上映となって日本に初上陸。
マシュー・ボーン自身が10代の頃から愛し続けたクラシック映画の名作『赤い靴』
アンデルセンの童話をもとに発表されたこの作品は、
2016年のワールドプレミアで開幕前にソールドアウトを記録、
見事ローレンス・オリヴィエ賞2冠に輝き、
「マシュー・ボーン史上、最高傑作!」と評された話題作。
そしてアダム・クーパーが20年振りにマシュー・ボーン作品に戻ってきた!
1995年、マシュー・ボーンが新作「白鳥の湖」を発表するとき、
主役に抜擢したのがアダム・クーパー
英国が誇るプリンシパル!
私も大好きな映画「リトル・ダンサー」でラスト、
主人公の少年が成長してプリンシパルとなり、踊るシーンを演じたのがこの方!
あのラストは圧巻&号泣&LOVE(は?)でした!!
あれから20年!
でもこの方は衰えるどころか色香と魅力が増し増しで、
ダンスももちろんゴリッゴリのバッチバチで、
ホンモノってこういうことなんですね~(´▽`)
一言でいうと、最高でした♪
今回は、世界一のダンサーになることを夢見る少女ヴィクトリアの才能を見出し自分のバレエ団に入団させてスターに育てる伝説的プロデューサー・レルモントフを演じています。
脂ののった熟練感あふれるダンスはどのシーンでもやはり目を引きますね!
いぶし銀の重厚さが役柄のキャラクターともがっちりハマって物語の大きな支点になっていました。
キャリアか愛か、で苦悩するヴィクトリア役のアシュリー・ショーの、
ダンスが好きなひたむきさと恋に落ちたときめき、
そして究極の選択に迫られて苦しむ姿も圧巻だし、
ヴィクトリアと恋に落ちる若き作曲家ジュリアン役のドミニク・ノースの、
まっすぐな愛情を持て余してしまってるような若さをほとばしらせてる感じも素敵。
ともにマシュー・ボーン率いるニュー・アドベンチャーズ所属の注目ダンサー。
バレエだからセリフは無いのに、どんな会話をしているのかちゃんと伝わってくるって、
ほんとすごいですよね!
衣装や舞台装置などの世界観もいつにも増して素晴らしく、
ステージ上のバレエ団と一緒に世界中を回って歩いている気分になります。
そしてクラシック映画と童話を融合させた結果、
ドラマティックできらびやかで、それでいて誰もが共感する普遍のテーマを描き出す傑作が誕生。
マシュー・ボーンの作品は、バレエと一言では説明できない、
まさにいろんな角度からのエンターテインメント。
よく考えてみれば、そもそもダンスなんだから言葉はいらないし、
難しい設定なんかは省略して時代も置き換え、
衣装や舞台装置、さまざまな細かい部分にもこだわって作りこまれた舞台。
尺も2時間無いくらいのものばかりだし、
ほんとにバレエというもののちょっと敷居が高いようなイメージを次々と崩してくれました。
このマシュー・ボーン作品に出会うまでバレエの舞台を観たことのなかった私が、
たった一度でドハマリ(男性が演じる「白鳥の湖」でした♪)して毎回楽しみにしているくらいです。
まだちょっと腰が引けてるような方もぜひ一度、
騙されたと思って観てみてください!
世界が変わりますよ~(*‘∀‘)
© Illuminations and New Adventures Limited MMXX
ちなみに、先日youtubeで、この映画の公開記念オンライントークイベントが開催されました。
まだアーカイブで残っているので誰でも観ることができますよ♪
マシュー・ボーン本人が出演してお話をしているので、
ぜひぜひこちらもチェックしてみてください!
これはマジですごい!必見です!!(https://youtu.be/Vp6Xg6Ky8AU
公式サイトhttps://mb-redshoes.com/


さてさてもう一本。
ガラッと世界観変わりますが、舞台挨拶中継のチケットが発売初日に全席完売したこちら。
「ライアー×ライアー」
(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会  (C)金田一蓮十郎/講談社
こちらは「このマンガがすごい!オンナ編」にもランクインした大人気コミックの映画化。
胸キュンのラブストーリーです♪
ってね、私のようなオバチャンがこのようなウキウキキュンキュンな作品について語っても誰も観たいと思ってくれそうにありませんが、
なにしろ私は〇十年もゴリゴリの〇ャニヲタやってきてる人間なのでね、
そっち方面についてはそのへんの普通のオバチャンたちと一緒にしてもらっちゃ困りますね( `ー´)ノ
え、まずは誰のファンなのかって?
いや、そんなのは今回、全く関係ないので置いておきましょう。
もしかしたら今回は、北斗担の方がこれを見てくれているかもしれないので、
私のことは置いておきましょう。
今度、私に会ったとき直接聞いてくれればお話しますよ♪
でも、そのあと15分くらいはヲタトークが続くのを覚悟してからにしてくださいね!
・・・・で?
そうそう、今回の主役はSixTONES(読み方はストーンズです。)の松村北斗くん。
〈ごめんなさいね、北斗くんのメンカラ(注:「メンカラ」=メンバーカラーのこと)は黒なんですけど、このブログでは背景の色の関係で黒が出ないんです。お許しください。〉
SixTONESは、去年CDデビューしてまさに飛ぶ鳥を落とす勢いのグループ。
いいですよねえ( *´艸`)
歌もうまいしダンスもキレキレ、トークもそのへんの若手芸人より全然面白い!
オールラウンダーな実力派グループです。
え?CD?持ってますよ、もちろん( `ー´)ノ
トークや舞台裏が見たいので当然、初回盤で♪
「Imitation Rain」の、SNOWMANとのボーリングのやつがお気に入りです!
で、今回、この映画では最強ツンデレ男子を演じている北斗くんなんですが、
個人的にはすっごくピッタリな役だなあと思って観てました。
最近はドラマもよく出てるし、
ファッション誌ViViの「国宝級イケメン」ランキングにも常連の王道イケメンの彼。
本人の性格はこの役柄と同じで、素直じゃなくてちょっとこじらせちゃってるめんどくさいタイプ(そこがかわいいと北斗担の子たちは言ってますけど)。
ごめんなさい、ガチの北斗担の方、見解が違ってても怒らないでください~(>_<)!
私、他担(注:「他担」=別の人のファン)なんで許してください!!
でも昔からちゃんと知ってますよ。
昔、B.I.シャドウという別ユニットでCD出したりもしてるんですが、
その後は仕事が無い時期があったりもしてなかなかの苦労人。
B.I.は私も応援してましたもん。
良かったですよね~、B.I.!!
メンバーが別グループでデビューしてしまい悔しい思いもたくさんして大変な時期があったのですが、
それを持ち前の負けん気と意地で跳ね返し、
SixTONESとしてこのメンバーでやりたいとジャニーさんに言いにいったほどのグループの絆で長いジュニア時代を乗り越えたというのは、他担の私でも好きなエピソード。
そして去年、念願のCDデビューを果たし、そこからは怒涛の快進撃。
CDやDVDの売り上げもハンパないし、
ジャニーズなのにyoutubeやインスタなんかの公式アカウントも持っているので、
動画の再生回数なんかもすごくて、海外からの人気も圧倒的。
同時デビューしたSNOWMANとともにいろんな記録を更新しまくってる注目株のSixTONES
個人的には、SixTONESが同世代のSNOWMANやSexy Zoneと絡んでるところが面白くて大好きなので、一緒にワチャワチャやってるのが見たいですけど。
・・・・って、なんの話?
「ライアー×ライアー」でしたね(;'∀')!
(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会  (C)金田一蓮十郎/講談社
今回、W主演を務めるヒロインは森七菜ちゃん。
・・・・・誰?
「天気の子」でヒロイン陽菜ちゃんの声を演じた、あの子です!
すっかり大人っぽくなってました!
実は私、最近気が付いたんですが彼女、
実写版「心が叫びたがってるんだ。」で中学生時代の菜月ちゃんを演じていたんですよ!
それはビックリ!!
え、最近の若い子の恋愛ものには共感できないから苦手と言ってたわりにはよく見てるじゃないかって?
見ますよ、いろんな理由で観ますけどね、
基本はただの映画ヲタクですからね!
あとでこうやっていろいろ知ったかぶって書けるしね(*'ω'*)♪
まあ、そんなこんなで最近はドラマ「この恋、あたためますか」に出てたので見た方も多いと思いますが、
私は岩井俊二監督の映画「ラストレター」が印象的。
松たか子の少女時代を演じて、広瀬すず演じる学校のヒロインである姉への複雑な思いを抱える役をナチュラルに演じていました。
最近ではCMで、ホフディランの名曲「スマイル」をカバーしていて、
私も大好きな曲だったので気になっていました。
まっすぐで透き通るような声がいいですよね。
そんな二人が、『2人なのに三角関係』の新感覚ラブストーリーに挑戦。
ま、このような映画はちょっと喋るともうネタばれしちゃうので多くは語らないでおきましょう。
とにかくひたすらキラキラでキュンキュンなラブストーリー。
オバチャン、顔が赤くなっちゃいますよ(*'ω'*)!
しかしさすが国宝級イケメン松村北斗
義理の姉に対するぶっきらぼうでクールな塩対応どころか氷対応と、
惚れた相手への甘甘な笑顔でのストレートな愛情表現のギャップよ!!
他担ですけど息が止まりそうになりましたからね!
あっぶねーーー( ゚Д゚;)!!!
マジで惚れてまうやろーーーーー!!!!
・・・・・・いや、いやいや惚れてはないですよ!
一番はやっぱり自担ですからね( `ー´)ノ(注:「自担」=自分の推しのこと。)
北斗くんは自担ではないですが、自担と仲のいい他Gメンバー(注:「他Gメンバー」=他グループのメンバーのこと。おもに同じ事務所の他グループのこと。)はやはり気になるし応援していますからね♪
・・・そんなわけで、みなさん、ついてこれてますかーーーー!?
マシュー・ボーンからの胸キュンというギャップの高低差で耳がキーンとなってませんかーーー!?
しっかりしてーーーー!!
ここはいつもの、映画ヲタクのしょうもないブログで合ってますよーーー!!!
オバチャンのくせにわりと守備範囲が広い私です。
こんなトークもできちゃうのでした(;'∀')/
私も、久しぶりに胸キュン映画について語ったので顔がほてります。
いや、大丈夫だ。
心は中2。いつまでも。(は?)


母から脈々と続くミーハーの血によってガチの〇ャニヲタとなってしまった私の歴史は、生田斗真くんやSMAPなんかのことを熱く語りまくってるのでこのブログを遡れば遡るほど誰もがドン引きするほど明らかですが、
そんなことは気にしない。
映画も好き、ゲームも好き、なんなら漫画もアニメもちょっとかじって、
他界隈にまでたまに顔を出しちゃう、ヤバイほどミーハーな私です。(注:「他界隈」=別ジャンル、別事務所など、とにかく自分の棲みついてる場所とは違う嗜好・傾向の場所のこと)
必要なときがくればなんでもがっちり語りますよ。
モテ期なんてたぶん一度もなかったしこの先も無いので大丈夫( `ー´)ノ
引くなら引けばいいさ!
コロナでどんよりとした空気が国中を、いや世界中を覆っているような今でさえ、
「(推しが)生きてるだけで私へのファンサ(ファンサービス)」
という名言があるくらいですから(?)、
推しがいれば幸せ、推しさえいれば毎日楽しくて仕方ない、
そんな日々を送れるのですからね。
みなさんも、「推し」、いたほうがいいですよ♪
え?今日のこのブログ、いつもマニアックな映画ネタを延々書いてるのと同じ人かって?
ええ、そうですよ?
そのマニアックな映画ヲタク、掛け持ちで〇ャニヲタもやってるんです、困ったことに。
だから大変なんですよ!一日24時間で足りるわけがない( ゚Д゚)!!
でもまだまだ起きてたい!
今日も、ヲ友達とヲタメールをしながら仕事のための資料DVDを観て、
それから推しが出てる番組の録画を見て、
そして推しの曲をかけながらこれを書いているというまさに神業(?)!!
私はいつ寝るのだろう。。。(勝手にしろ。)


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/



2021年1月31日日曜日

「森の学校」やります!「ライアー×ライアー」舞台挨拶!&「佐々木、イン、マイマイン」もいいよ。

こんにちは。
相変わらず、超ソーシャルディスタンス中の中劇です。
なので、特にお知らせもないのかと思いきや。
なんだかいろいろありました。
まあね、今、お客さんが少ないとはいえ、どんどんこの先のスケジュールは決めて行かなくてはいけませんからね。
歩みを止めずにいきたいところ。
とか言いながら結局いつも長くなっちゃうので、
さっそくですがまずはこのごろやけにお問い合わせの多いこちら。
「森の学校」
(C)森の学校製作委員会
急に入ってきたんですけど、これ何?
とスタッフの間でもザワついていたのですが、
これ、三浦春馬くんの出演作品だったんですね。
2002年の映画なので約20年前、
春馬くんが子役時代の作品なんですね。
そしてこの映画、中劇で普通に上映するのかというと実はそうではなくて。
みなさん「ドリパス」ってご存じですか?
『この映画、もう一度観たいよー』とか、
『ここの劇場でこれやってくれー』とか、
そういったリクエストを募り、「観たい!」って方が一定数に達すれば上映しようか。
みたいな、リクエスト上映サイトといった感じです。
それの上映なので、つまり観たい方は事前に「観る!絶対に観る!何がなんでも観るのだ!」という強い意志を表明しなくていけないのです。
観たいという方が一定人数に達しなかった場合は・・・・・
上映は無し!!!!
てことになってしまうからです。
そういった形の、まあいわゆる大きなリスクを回避しつつお客様リクエストに応えるためのシステム?企画?が、この「ドリパス」というわけ。
「森の学校」、あるいはこのドリパスが気になった方はこちらの公式サイトをちょっと覗いてみてください。
中劇での上映予定ぶんは本日、発売開始しました!!
会員登録は無料、「森の学校」が観たい方はまずはこのドリパスサイトからチケットを購入する必要があります。
第一段階として、まずは30人チケットを買ってくれた方がいれば上映が決定。
あとは観たい方がどんどんドリパスでチケットを買っていただければOK。
そこで完売してしまうかもしれませんからね!
しかも、チケットはドリパスでしか買えません(;゚Д゚)!!
残券があったとしても、当日券を劇場で売ることができないとのこと。
絶対観たい方はもちろん買っておかないといけないですし、
「ちょっと気になるなあ・・・観たいなあ・・・」と思ってる方も買っておいたほうがいいかもしれません。
30人いかなかったら上映が無しになっちゃいますしね(*_*;)
なんだろう、いろんな新しいものが次から次と出てきますね。
オバチャン、ついていけません(:_;)
でもやらないと!!!
もう必死。
そんなわけで、かわいらしい子役時代の三浦春馬くんが出演している「森の学校」
2月20日(土)21日(日)で上映。
で、現時点(1月30日21:00)では、
2月20日(土)13:30~ 上映成立!!!(上映決定♪)
2月21日(日)13:30~ 上映未成立!!!(がんばれ!!)
                     ↓↓↓
               上映成立しました!!
おかげさまで、両日ともに30枚達成したので、二日間とも上映が決定しました♪
でも、劇場でのチケットの販売はありませんので、
観たい方!!
とにかくドリパスでチケット買っちゃってください。
当日、駆け込んできてもドリパスでチケットを買っていなかった方は観られないんですよー!
コンサートなんかに行くような感覚で、日時指定のチケット買っちゃう形ですね。
色々と新しいものが出てきますが、なんとかついていきましょう(^_^;)
チケット購入はこちら


そして、ものすごい勢いでチラシがなくなるのでちょっと怖くなってきているこちら。
「ライアー×ライアー」
(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会 (C) 金田一蓮十郎/講談社
チラシを置いても2~3日で完全にはけてしまい、
また置きに行くんだけどまたすぐなくなる。
ビックリです。
みんな、一回にごっそり持ってってるんじゃないでしょうね!?
たくさんの方の手に渡ってほしいので、
あまり乱暴なやり方はしないでくださいね。
で、そんな今、要チェックのこちら。
なんと、舞台挨拶中継が決定しました!

☆「ライアー×ライアー」公開記念舞台挨拶☆
2月20日(土)10:00の回上映後
→完売しました!!

チケットはいつも通りネットでは2日前2月18日0:00)から発売、
窓口では2月18日劇場開場時間からの発売ということになりますので、
「絶対絶対絶対絶対舞台挨拶中継に入る!!!」
というガチの方はネットで買っておくのをおすすめします。
ふだんの舞台挨拶中継は、言うても満席とかなることはほぼありません。
本人が来る!ってときはさすがにすごいですけど、
中継は正直、いつも残席あるんですよね。
でも、今回はわかりません。
全く予想がつかないので、
絶対!な方は念のためネットで早めに買っちゃってください。
コロナのせいで、ライブもイベントもことごとく中止や配信になり、
直接推しに会うチャンスが極端に減ってしまった昨今。
ネット配信や中継も有りだな、便利だな、って思うようになりましたよね。
大きな移動なしに、神席で推しが見られるなんて素敵じゃん!
お金が無くて出不精でめんどくさがりやで、そのくせ欲張りなヲタという私のようなタイプにはちょうどいい!
というわけで、生中継で、今、大注目のSixTONES松村北斗が見られるってんだからこれはすごい。
・・・あ、ごめんなさい、北斗くんのメンカラは黒なのにこの画面では黒が出ないので名前が白字になっちゃいました。残念!!
って、え?メンカラ?
やだなあ~!グループのなかでそれぞれ決まってる「メンバーカラー」のことですよ!
ちなみに私の自担は〝緑”なんですけどー( *´艸`)
・・・なんていうヲタトークと作品紹介は、近くなったらまたやります。
頼まれなくても嬉々として( `ー´)ノ
とりあえずは舞台挨拶。
つまり、あとで自慢できるから、気になってる人は見ちゃいなよ!って話。


そこから、一気にマニアックな映画の話へぶっ飛びます。
上映、始まりました。
「佐々木、イン、マイマイン」
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」
これ。
私が観た感想、一言で言うと、
「痛い。」
まあ~・・・・痛い。
いろいろ痛い。
青春映画大好きの私は、前に「青の帰り道」を観たときもこんなふうに「痛い」って感想言ったのですが、
それとはまた違う痛さ。
あちらはどちらかというと〝感情的”
こちらは、なんというのか・・・・〝ドライ”
女の子を含めた仲間たちの群像劇だった「青の帰り道」と、
完全に〝男子”の世界の、独特の距離感や空気感がリアルな「佐々木~」
実際の学生時代、女子を含めた男だらけの仲間たちのなかで男子扱いされていた私(?)は、
もうなんていうかどっちもわかりみ深すぎて、痛い通り越してエグい、
ていうかむしろどっちの映画も主人公は私なんじゃないかっていうほどの共感度。
また語りだすと長くなるので、「青の帰り道」についてはこちらで。
今回はやはり「佐々木~」を語らないとね。
もう、なんだか疲れて自分を見失いそうになってる主人公と昔の仲間が微妙な空気になっちゃう居酒屋も、
ふと思い出した故郷の風景も(これがまた中途半端な田舎で、共感度マックス!)、
リアルな家庭環境が複雑なだけに、学校でははっちゃけたキャラで武装する佐々木も。
なんだかすべて、知ってる感じ。
そうそう、そうだった。
私の目の前にあったし、私の隣にいた。
私が通り過ぎてきた光景。
誰もが思い浮かべることのできる光景。
現実にはいなかったのかもしれないし、
自分の隣じゃなくて教室の端と端だったかもしれない。
あるいは、別のクラスにいたような気もするし、
別の学校の友達から聞いただけだったかもしれない。
でも、確実に頭に思い浮かべることができる。
人一倍元気なのにどこか寂しそうな。
楽しそうなのになんとなくバランスの悪さが垣間見えるような。
そんなあいつ。
いつもただふざけてバカやってるだけなのに、
たまにグサッと響く言葉で背中を押してくれたりもする不思議なヤツ。
毎日一緒にいて、ゲラゲラ笑って、半分見えてきた自分の底や自分で作ってしまいそうになってる自分のてっぺんに気付かないフリをしながら、
「ああーダルっ」とか「どうでもいいやー」なんて口先だけで悪態をついてたあのころの自分たち。
あんなに盛り上がってたのに、ほんのささいなことで微妙にズレていく空気。
ずうっと連絡とってなかったのに、急に電話してくるあいつ。
結局またしばらく連絡もしないのに、ときどき無性に会いたくなる。
そんな佐々木みたいなやつ。
いたような気がする。
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」
お話は、俳優を目指して東京に出てきたもののうだつがあがらず、
別れた恋人とまだ一緒に暮らしながら、
アルバイトをする工場で「箱作って、箱作って、箱作ってる」ユージ28歳が、
偶然会った高校時代の仲間と話すうちに、
『青春』て名前の生き物だったような友人・佐々木を思い出すところから始まります。
毎日ただふざけて騒いでた〝あの頃”と、
クソみたいにしょうもない〝現在”を、
行ったり来たりしながら佐々木との日々を思い出していく。
とはいえその、〝現在”はもちろん、ふと思い出す〝あの頃”も、
別にキラキラもしていないし男ばかりなのでむさ苦しく、
しかもたまり場はゴミ屋敷。
どのシーンも、決して美しいわけではないのに、
観たあと次から次と浮かんでくる映画のなかの日常の風景。
一緒に暮らしてるけどもう別れてはいる彼女の布団と自分の布団の微妙な隙間とか、
何日かぶりに帰ってきた父親と一瞬でも一緒にいたくて並んでゲームをする、
父親より大きいくせに子供みたいな背中とか、
早朝のパチンコ屋に並んでるときの裏さびれた小さな町の乾いた青空とか、
ゴミだらけの部屋でゲラゲラ笑っているけどどこか虚ろな若者の、
目だけ笑ってない笑顔とか。
どれもぜんっぜん美しくはない光景。
でも、父親と一緒にやるゲーム機がニンテンドー64だったり、
カラオケで歌うのがH Jungle withTだったり、
始まりそうで始まらなかった淡い恋だったり、
そんなちょっとした小さなものたちでさえ懐かしくて愛おしい。
観たあと浮かんでくるのは、
「ここがこうでこうだった」とか「あのシーンがいいんだよね!」とかではなくて、
そんなふとしたなにげないシーンの空気感。
どのシーンもいちいち私の心に刺さってくるのは、
毎日友達の家でそれぞれ漫画を読んだりゲームしたり、
おやつを食べたりくだらない話をしたり、
仲間に連れられてパチンコ屋に行ったり、
小汚い居酒屋でつぶれるまで飲んだり、
まさにそんな日々を過ごしていた私だからなのかなあ。。。
でももしかしたら、そんな人種もいたなあと、遠目から見ていた人たちにも刺さるのではないかな?
家柄も義務も、なんなら目標もなくダラダラと無為に毎日を過ごしていた私には、
こうしなきゃいけない、こうならなきゃいけない、と見えない鎖につながれながらも何不自由なく恵まれた日々を過ごしているような人種がうらやましくて仕方がなかったものだし、
逆もまた然りなのでは、と思うから。
この映画、どうしてこんなにリアルで痛いのかというと、
実は佐々木を演じている細川岳という俳優の実体験を、
本人とプライベートでも親しい内山拓也監督が共同で脚本を書いて作った、
自主映画のような熱と、生々しさと、勢いに満ちた作品だからなんです。
そして、徹底的にドライな映像なのになぜかどこからか温かみや愛みたいなものを感じるのは、
そんな二人の情熱はもちろんのこと、
作品の中のあちこちに、映画に対する愛情やマニアックな性癖みたいなものが見え隠れするから。
乾いた空気感や生々しい手触りの作り方は、どこか「キッズ・リターン」北野武)の匂いがするし(そもそも主人公は安藤政信津田寛治を混ぜて若くしたようなちょうどいい暗さのある役者だし!)、
誰の青春も絶対にキラキラなんてしてないだろうと、痛さを包み隠さず投げつけてくる感じは「青い春」豊田利晃)っぽさがあるし、
佐々木のボンバーヘッドは思いっきり「GO」行定勲)の窪塚洋介だったし、
いよいよこれから日本映画はまた面白くなりそうだなあと思える若い監督ってところや、
やっぱり青春映画は自転車だよねと実感する帰り道のシーンで「青の帰り道」藤井道人
が浮かんだりして(「キッズ・リターン」も自転車のシーンは秀逸ですもんね!)、
日本人には日本人の、特有の青春てものがあるよねえと当たり前のことを思ったりもする、
映画マニアならではの楽しみ方もありました。
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」
ちなみにこの監督は、新宿武蔵野館という映画館でずっとバイトしていたくらいの映画好き(まだ籍があるそうです!)。
なるほど、私と同じ映画マニアの匂いがしたのはそのせいか!
シネコンじゃなくて新宿武蔵野館!(ミニシアター系)てところが!
こちらの劇場さんで上映するものは中劇でもやれるものが多いという、
うっすらつながりのある劇場さんだったりするので勝手に親近感!
そうかそうか、映画好きが映画館でバイトして、ゆくゆくは監督か!
素敵ですね(*´ω`)
そういえばそんなヤツもいたなあ!
私の家で飲んだくれてみんなでぎゅうぎゅうに雑魚寝してたI君。
映画館で観た映画の助監督のところに名前があったときは感動したなあ。。。
早く監督してくれよ!待ってるから!!!
・・・って、話がそれましたね(;'∀')
とにかく、私の中のいろんなツボを押しまくり、
あちこち痛いところを突いてくる、
せつなくて痛くてしんどくて、懐かしい感じのする映画でした。
思いがけないラストは、私には救いに思えた。
・・・・もっと言いたいことがあるんだけどそれはまだ観てない人とは語れない。
ぜひ観て、私と語りましょう!!!
刺さる人には刺さるけど、刺さらない人には全く刺さらない。
そんな映画だけど、私は・・・・・・・
・・・・・・・・・・好きでした。


さてさて今日も安定に長くなってしまいましたが、
もう一つお知らせが。
すでにニュースでも出ていますが、
残念なことに今年の春の「ドラえもん」上映延期になってしまいました(/_;)
この状況じゃあね。。。。。。
2年連続。
上映時期って、けっこう大事なんですよ。
もうだいぶ長いこと春休みの定番でやってきていたドラえもん
もちろん、その年の作品の出来とかによってじゃっかん数字は変わるものではありますが、
上映時期が急に変わるとどうしても他の子ども向けアニメと上映時期が微妙にカブってしまったり、
裏側の細かい事情だとグッズの季節感なんかも違ってくるんですよね(^_^;)
去年のように、予定されていた新作がのきなみ延期になったりすると、
劇場では上映作品が急になくなってしまったりもしちゃうしね。
去年、新作がほとんど上映延期になってスケジュールがポッカリ空いてしまったときには
午前十時の映画祭ナショナルシアターライブに助けてもらったんですけどね。
うーん・・・・
どうなることやら。
社長ーーーーーー!
なんかイイ感じのやつ入れないとーーーーー!!!
とりあえずは、すでにお持ちの「ドラえもん」の前売券があれば、それはもちろん延期後の上映時に使えますので大事にとっておいてくださいね。
いつになるかは全く未定ですが、
仕方ないので静かに待ちましょう。
そんなわけで、劇場は連日「超ソーシャル・ディスタンス」なのに、
ブログはなぜかドタバタな回になりました。
ものぐさなので情報を一気につめこみすぎて自分でもきちんと説明できてるか不安。
ま、わかんなかったら電話してください♪
出れるときはすぐ出ますので(?)
そんなアナログ感全開の中劇でした。
アナログは、コロナにも強いのだ( `ー´)ノ


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2021年1月21日木曜日

こんなときこそ香港映画!!

こんにちは。
雪、すごいですねえ!
こんなに雪が降ったのはここ数年覚えが無いので、
雪不足でなまった体が、ここ数日の雪かきでちょっと悲鳴を上げてきました。
でも、なんかこれが冬!って感じがします。
子どもの頃の冬休みは、だいたいこのくらい雪が積もってて、
家の前や庭なんかに雪だるまやかまくらを作ってる家が多かったんだよな。。。
などとノスタルジーに浸っている場合ではありません。
とりあえず雪かきしてからじゃないと家の敷地に車が入れないし、朝も出られないので、
帰ってからも朝もひたすら雪かき。
腰、やられるー(;゚Д゚)!!!
そのうえ、道路は混んでるー!!!
とにかく朝は、遅刻せずに出社できれば上出来♪
世間はコロナでてんやわんやですが、
盛岡は、というか私の周りは大雪でてんてこ舞い。
みなさん、しばらくは頑張りましょうね~!!

都市部では緊急事態宣言、
日本海側では大雪被害、
オリンピックはどうなるの、
と、なんだかまだまだどんよりと暗い雰囲気が漂っていますが、
そんなときこそこれ!!!
「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」
©2020 MEGA-VISION PROJECT WORKSHOP LIMITED.ALL RIGHTS RESERVED. 
そうそう、これこれ!
これなのよ!!
おバカでひたすら笑えるコメディ、
でありながらけっこうガチな黒社会&アクションは超一流。
てのが、私ら世代の大好きな香港映画。
80年代にアジアどころか世界中を騒がせた、
ジャッキー・チェンを中心とした香港アクションの世界です。
そんな80年代の香港アクションは、ジャンルとして一時代を築きながらも、
その後の映画業界でのリアリティを重視する映画作りや、
CGを多用する特殊効果の発達によって、
なんとなく今は途絶えた感がありますが、
生身の身体で相手を倒すバッキバキのアクションや、
テンポよく進むストーリーもしょうもないギャグもやっぱり楽しい!!
あのころの、超面白くて、最高にカッコよくて、
子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでみんなで笑って面白かったー!
って言える、土曜日の午後にやってたような平和な香港アクションへのオマージュで作られたのがこれ。
思い出すなあ・・・母と弟と東映に「あぶない刑事」を観に行って、
終わったーと思ったらそのまま始まった「七福星」
サモハンやらジャッキーが出てきて、
弟は「絶対観る!!!」と言って動かず。
観終わったら外は真っ暗でお腹はペコペコ。
あったなあ。。。
なんにも考えないで観られて、
まず間違いなく面白くて(いろんな意味で)。
まあ香港映画が好きでいろいろ観すぎてるし、
そもそも続編もパロディも番外編も多いし、
なんなら本家に関係ないけど続編ぽく作っちゃったりしたのもけっこうあるのが香港映画なので、
どれがどんなストーリーだったか正直ごっちゃだったりするのだけど。
「五福星がどれ?七福星に大福星!?なんのこっちゃ!」ってね。
それでも、アクションシーンはとにかくかっこよくて、しかもコミカル。
街じゅう巻き込んで、そのへんのいろんなもん手当たり次第に使って、
けっこう強い(しかもちょっとイケメンだったりする)悪役をぶっ倒す。
いいねえー!!
ていうか、「燃えよデブゴン」て、なんか聞いたことある。。。
って思いました?
そうなんです。
昔、あったんですよ、サモ・ハン・キンポーで。
おデブでちょっと間抜けなんだけど、アクションはとにかくキレッキレでかっこいい。
懐かしい・・・・(´ー`)
弟に話したら「サモハン、いいよねえ!!」と言っていました。
さすが、仕事が忙しい両親にほったらかしにされて土曜も日曜も姉弟二人でテレビばっかり見てただけあって話が早い♪
ちなみに今、今回の「燃えよデブゴン」公開にあたり、
配給会社のツインさんがhuluでたくさんの香港映画を配信しています♪
サモハン「燃えよデブゴン」シリーズはもちろん、
ジャッキーの誰もが知ってる代表作たちから「木人拳」まで(!)、
そしてキョンシー(霊幻道士)、「男たちの挽歌」
チャウ・シンチーブルース・リーまでてんこ盛り!!
韓国映画もたくさん出てます!
これ、ほんと嬉しい!!!
香港映画を中心にいろんなアジア映画を配給してきたツインさん。
私も昔から大好きな配給会社さんです。
しかも私はじぶんの「推し事(ヲタ活)」のためにhuluはずっと契約中。
香港映画三昧。ありがてえ(*‘∀‘)!!!!
て、別に私、huluの営業部員じゃないんですけど、
とにかく今回の「燃えよデブゴン」公開により、
香港映画祭りが開催されていますので、
みなさま、憎きコロナ野郎のおかげでもしもお出かけを控えようと思っているのならばぜひ、香港映画祭りを覗いてみてください!
そうそうたるタイトルたちを眺めてるだけで幸せな気持ちになります♪
で・・・・なんでしたっけ?
ああ、そうでしたサモハン「燃えよデブゴン」
今回の作品はそれと直接つながってるわけではないんですが、
そのあたりへのリスペクト&オマージュ100%の作品になってます。
「ザ・80年代香港アクションコメディ」の世界。
今回の主人公はなんとあのドニー・イェン
遅咲きのアクションスターとも言われますが、
たしかにジャッキーのように派手に目立つタイプではないけれど、
アクションスターとしてはもうレジェンド。
表から裏から香港映画を、香港アクション界を支え、盛り上げ、常にトップを走ってきたすごい人。
その噂はもちろんハリウッドにも伝わり、
ウェズリー・スナイプス「ブレイド2」
チャン・イーモウ監督の「HERO」などいかにもなハリウッドのアクション映画にも出演しましたが、
どうもハリウッド式の撮影スタイルや作品作りに納得がいかなかったようで、
すぐに拠点を香港に戻しています。
そして、多くのスター俳優たち(特に、暴力的な役が多かったアクション俳優など)が必ず思うこと「自分の子どもたちが楽しんで観られる映画に出たい」の域に来て、
「ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー」に出演、
世界中にその存在を知らしめ、
盲目の戦士チアルート役が彼の名刺となりました。
「ローグワン~」は最高でしたね!
ドニー・イェン演じるチアルートと行動を共にする、これまたアジア系の大柄な俳優さん覚えてますか?
彼もまた中国では有名なチアン・ウェンという俳優兼映画監督なんですが、
この方もいいんですよねえ( *´艸`)♪
俳優としては「紅いコーリャン」とか「宋家の三姉妹」なんていう名作に出てたし、
監督作の「太陽の少年」はめちゃくちゃ良くて私も大好きな作品なんですが、
とにかくこの二人が出てた「ローグワン~」は最高だったなあ!
内容はほぼ「七人の侍」じゃないかなんていう意地悪な映画評もありましたけど、
「( ゚Д゚)ハァ!?何言ってんの!?そもそもスターウォーズが黒澤明リスペクトの映画じゃんか!」(ガラ悪。。。)
ってね。
で?
今日は「ローグワン~」について語る回でしたっけ(*‘∀‘)?
・・・・ちょっと違いましたね。
「ローグワン~」じゃなくてドニー・イェンについて語る回でした(;'∀')
そうそう、「ローグワン~」でめっちゃ渋いクールな盲目の戦士を演じたドニー・イェンでしたが、
もとからハリウッドに拠点を移すつもりは全くなく、
香港大好き、ボクは香港で映画を作っていくんだよ~♪
って方なので、今回はほんとにやりたいことをやりたいように作った作品なんじゃないかなあと思います。
これの前は、去年、中劇でも上映した「追龍」でまた別の意味で渋くて熱い役を演じていたのですが、
作品ごとに全く別の顔を見せてくるのがすごいですよね。
「追龍」も激しいアクション作品ではあったのですが、
ガチの実話の黒社会ものだっただけに、ハードで重かったですね。
面白かったですけどね!私はそれもまた好きですけどね!
でもやっぱり香港映画は、「基本がコメディでゴリゴリのアクション」ていうほうが、
どうしても心躍ってしまいますね。
「ありえない」とか「ふざけすぎ」なんて思っちゃう無粋な人には向いてないけど♪
今回のお話は、もとはスリムでかっこいい熱血刑事だったのに、
事件に夢中で婚約者には愛想を尽かされ、
お偉いさんを車で轢きそうになって地味な部署に異動させられて、
全然動かなくなったうえにおやつや夜食をパクパク・・・
で100kg超えのおデブになっちゃったドニー・イェン
・・・・そんな役、やる(;゚Д゚)!?
「ローグワン~」のチアルートが!?
やるんです。
香港スターは、全然平気でやっちゃうんです。
なんでもやります。
面白ければ、盛り上がるなら、なんだってやっちゃうのが香港スター。
お高くとまったりはしないのです。
低予算で、短いスパンで、たくさんのヒット作を作り続けてきた香港映画界の人たちは、
誰もがツーカーで面白いものを作ろうとするのです。
そういうところも大好き!
地味な部署にいるのになぜか重要な任務を押しつけられ、
当然そこでお約束のトラブル発生。
そこからしっちゃかめっちゃかてんやわんやで怒涛のアクションコメディ。
舞台は東京!
新宿歌舞伎町築地市場東京タワーで大暴れ!!
おデブになって動きが鈍くなるのが楽しいコメディではなく、
キャッチコピーの「太っても、最強。」そのままに、
おデブなのにめちゃくちゃ俊敏、
バッキバキにカッコイイのがドニー・イェン
サモハンもでしたけどね、
そのへんの面白さ、おかしさが絶妙でイイんですよね!
とにかく、治安の悪い銃だの鉄パイプだのを乱用じゃなく、
自分の身体と、町のそのへんに転がってるいろんなものを武器にして、
軽快に、ポップに、悪党たちを倒していくのがまた痛快で楽しい!
椅子やテーブルなんかはもちろん、
コンビニの看板、お店の売り物、
そして最終的に自分の彼女まで振り回して相手を倒す(!?)
香港映画に出てくる女優さんはとにかく美女!
ヒロインから脇役までどの人も皆、とにかく綺麗なのもお約束なんですが、
そんな美人さんたちも当然、相当危険なシーン以外は本人がアクションをやるし、
主人公の恋人役なんかはもう血だらけで痛めつけられたり顔を殴られたりも日常茶飯事。
日本だと北川景子石原さとみクラスの女優さんたちがドリフみたいな爆発スタイルや鼻血メイクも当たり前にやってるような状態。
それが香港アクションコメディの真髄ってやつです。
そんな、80年代香港アクションコメディ全開のこの映画。
いやー・・・・控えめに言って最高でしょ( `ー´)ノ
で、なんでこんな熱く語ってるのかっていうと、
これ、主演のドニー・イェンがすごいだけでなく、
スタッフもまたすごいからなんです。
まず監督はなんと谷垣健治
こんなコテコテの香港映画を撮ったのが日本人!
とはいえ、優秀なスタントマンを数多く輩出する倉田アクションクラブから単身香港へ渡り、
ドニー・イェン作品をはじめたくさんの香港映画にスタントマンとして参加、
香港映画だけでなく「るろうに剣心」をはじめとした日本映画、
さらに今ではハリウッド映画のアクション監督もつとめるゴリッゴリのアクション監督。
ドニー・イェンら香港スターたちからの信頼も厚く、
香港の映画作りも勝手知ったる、なので、
日本人なのにこんなに80年代の香港アクション黄金期テイスト100%の作品が作れるというわけ。
しかも。
資料を見ただけではつい見逃していて、あとで本編を観てビックリしたのですが。
なんと、それこそ80年代香港映画の立て役者、中心人物、風雲児、
とでも言うべき人物バリー・ウォンが、
思いっきり出演しているではありませんか(;゚Д゚)!!
え!?嘘!?
で、資料を見なおしたら、そう、「バリー・ウォン」ではなくて「ウォン・ジン」表記でちゃんと出ていました。
製作・製作総指揮・そして出演!
そりゃあそうだよね、あんながっつり出てて口を出してないわけがない!
私も知らなかったのですが、バリー・ウォンというのはどうやら日本での勝手な呼び方だったようです(*_*;)
「王晶」て、漢字で書いてあれば私でもわかるんですけどね、
この作品では出演者はすべてカタカナ表記のみだったので、
見落としていたのでした。
私としたことが!!
ドニー・イェンがいる香港映画にバリー・ウォンはつきものでした。
もうバリー・ウォンとは言わないのかな。
80年代香港映画を愛する身としてはやっぱりバリー・ウォンと言いたいところですけどね!
そのバリー・ウォンや、去年上映した「追龍」について暑苦しく語ってる回があるので、
よかったらそちらも読んでやってください。参考までに(´ー`)
と、いうわけで今回もしばしば脱線しながらも暑苦しく香港映画愛を語ったわけですが、
香港映画にあまり興味ない方にも、これだけは言いたい。
「ドニー・イェン、めちゃくちゃカッコいいんだよぉぉぉぉ!!!!」
・・・・・・え?そういうこと?
ま、今回はおデブの特殊メイクなのでちょっとアレですけど、
映画が始まってすぐはまだ太ってないので超クールなイケおじ(奇跡の57歳!)だし、
デブになってからもとにかくあの身のこなしは驚き。
アクションシーンはほんとに目が離せません。
ジャンプも蹴りも見事なら、
ギャグでコミカルなポーズを取ってるときですらさりげない動きまでもが美しい。
©2020 MEGA-VISION PROJECT WORKSHOP LIMITED.ALL RIGHTS RESERVED. 
そして香港映画を代表する「刑事もののアクションコメディ」全開に終始顔はニヤニヤ。
イケメンの悪役を演じる丞威くん(どこかで見たと思ったら、つい最近「ホテルローヤル」に出てました!)もマジでイケメンなのに冷酷な悪役なのが香港らしくてゾクゾクするし、
竹中直人もドニーの要望でカツラをつけていつも通りのコミカルな演技を見せているし、
ほんのちょっとだけの出演なのが残念なバービーもチェックしてくださいね。
ちなみに、映画の裏話やドニー・イェンの素顔なんかも知ることができるこの記事も面白かったので、ぜひ読んでみてください♪爆笑です。↓
それから、この映画のメイキングも発見!
やっぱりいいなあ!ビバ80年代香港映画!!!
最近のアクション映画はリアルな描写や残酷な描き方が流行っているようなのですが、
こんな昔ながらの、笑ってカッコよくて観終わっあとは爽快感!
一緒に観た人たちと「楽しかったーーーー!!」
って言えるようなコテコテの香港アクション、
絵に描いたようにハッピーな娯楽映画を観て、
このジワジワと忍び寄る閉塞感や暗い気分を吹き飛ばしちゃいましょう!
公式サイトhttps://debugon-tokyo.jp/


雪は毎日降るし感染者は増えるしお客さんは来ないし(え。)、
どうにもこうにも気分が落ち込みがちなので、
今日は帰ったらサモハンでも観ようかな(´ー`)
この「燃えよデブゴン」を観たら、思い出したんですよね。
子どもの頃、弟と一緒に観てた香港映画。
それは、大人になってからウォン・カーウァイレスリー・チャントニー・レオンなんかを知ってずぶずぶとハマっていった香港映画の世界とは違った、
クールなアクションとシンプルに楽しめるコメディが合わさった、
ただ「面白かったね!!!」って言えたあのころの香港映画。
そんな映画を観て、元気をもらおうっと。
huluに面白そうなの出てましたよ( *´艸`)
「おじいちゃんはデブゴン」
絶対面白いじゃーん!
あ、これもツインさんの公式のやつなので宣伝して大丈夫だと思います。
たぶん、この「燃えよデブゴン」関連で配信されてるのだと思うので♪
アンディ・ラウユン・ピョウツイ・ハーク!?
大好きなメンツです!
みなさんも、あまり外に出られないからといってじめじめ暗い気分でふさぎこまず、
自分で自分のご機嫌を取りつつ、
それなりに楽しく毎日を過ごしていってくださいね!
あ、超ソーシャルディスタンス中の中劇にも、
たまには映画を観に来てくださいねー!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/



2021年1月7日木曜日

新年。

あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
まだまだ大変な状況が続きますが、
できることは最大限やりつつ、映画の灯だけはなんとか消さずに一歩ずつでも前に進んでいければと思います。

雪も積もり、岩手も本気の冬に突入したようですね。
それなのに小学生は、夏休みが延びたせいで冬休みは短くなり、
週明けからはもう学校が始まるという。。。
ちょっとー、子ども向けの映画しかやってないのに冬休みが終わっちゃったら映画館は・・・・(-_-;)
まあ、仕方ない。
コロナに限らず、世の中はすごいスピードでどんどん変わっていきますね。
それをスルーしていてどうにかなるのならスルーしてしまうんですけど、
そうも言ってられないようなので、
なんとか必死でついていこうと努力だけはしていこうと、
思ってはいます。思うだけは。
そんなわけで年末年始態勢も終わり、
ほんのちょっとですが早朝興行をゆるめさせてもらいますので、
上映作品は変わりませんが上映時間が変わりますのでご案内です。

1月8日~
「ポケットモンスター ココ」
9:00/10:45/12:40/16:30/18:25
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokemon (C) 2020 ピカチュウプロジェクト

「鬼滅の刃」
11:00/13:15/15:30/17:45/20:00
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

「スタンドバイミー ドラえもん2」
8:50/14:35/20:20
(C) Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

そして「鬼滅の刃」は、すべての回が広いほうの劇場での上映になるので、
どの回もお席の心配なくご覧いただけると思いますのでご安心ください♪
でも一つ、残念なお知らせが。
「鬼滅の刃」のパンフレットなんですが、発行元のほうから完売&在庫終了との連絡が入りました(*_*;)
ビックリ。
いや、完売がじゃなくて、もう刷らないということにビックリ。
「もっと売れるでしょうよーーーーーーー( ゚Д゚)!!!」
なんなんでしょうね、「絶対に紙媒体の在庫を抱えたくない」みたいな時代になってきてはいるのですが、
この現状で「鬼滅の刃」ですよ?
まだみんな欲しいんですよ。
まだまだ売れますよ。
と、一応、伝えました。そしたら、
「今のところ、増刷の予定はないけど、
この先偉い人の気が変わったらあるかもね、わかんないけど。」
的な答えでした。もちろんこんな言い方じゃないけど、こんな感じのね。
ということなので、現在、「完売&入荷予定なし」です。
万が一、偉い人の気が変わって増刷することになり、
しかももしそうなってもたぶん全国の大きなシネコンから先に入荷なんでしょうけど、
もしも中劇にも入ることになったら、
ここか中劇ツイッターにてお知らせしますね。
期待しないでお待ちください。。。
そして「ポケモン」「スタンドバイミードラえもん」もだいぶ落ち着いたので、
それなりにソーシャルディスタンスを保ちながらご覧いただけると思いますので、
マスク持参、おやつは無し、こまめにアルコール消毒。
だけ心に留めていただいて、映画を楽しんでくださいね。

でーーーーーー、
新しい映画の公開が12月末から4週くらい無い!!
という珍しい状態の中劇です。
これ以上のお知らせが無いよーーーー(゚Д゚)ノ
なので、やっと決まった3月以降の新作(それでも3月!これもすべてコロナのせい!)のご紹介をしておきましょう♪
たぶん3月くらい公開(なんだソレ!?)!
「パリの調香師」
 ©LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINÉMA
嗅覚を失くしたわがまま天才調香師と、
仕事も親権も取り上げられそうな崖っぷち運転手。
人生につまずいた大人たちに訪れる、思いがけない出会いの奇跡。
ディオールの撮影協力や、エルメスの専属調香師のアドバイスなど、
豪華すぎる協力も話題のフランス興行成績No.1作品が登場!
フランスらしいおしゃれなユーモアと人生を楽しみエッセンスの詰まった爽やかな感動作。
なんだか、私の大好きな映画たち「ドライビング・ミス・デイジー」とか「グリーン・ブック」とかの匂いのする、気持ちのいい作品の予感。(まだ観てないっす)
フランス映画はこういうの、うまいんですよねえ!
なんちゃってでやらずに、ディオールとかエルメスとかガチでくるから!!!
女性が強いのも、格差をものともしない感じも、フランスらしくて好きだなあ。。。
公式サイトhttps://parfums-movie.com/

同じく3月くらい公開予定(おいおい)!
待ってました!マシュー・ボーン
「マシュー・ボーン イン シネマ 赤い靴」
© Illuminations and New Adventures Limited MMXX
よかったーーーー(*'▽')
マシュー・ボーン!!!!
定期的に上映したいといつもわざとデカい声で言ってる私ですが、
これもコロナのせいでちょっと難しいか!?と思っていたのですが、
なんとか上映できそうです!
毎回、斬新な解釈で観客を魅了し続けるマシュー・ボーンですが、
今回は彼自身が10代のころから愛し続けたクラシック映画の名作、
そしてアンデルセンの童話をもとにした作品で、
見事ローレンス・オリヴィエ賞2冠に輝いた話題作。
世界一のダンサーになることを夢見る少女ヴィクトリアが、
愛に生きるか、ダンサーとしての成功か、
究極の選択を迫られ苦悩の末に辿り着く先とは?
2020年1月にロンドンの劇場で撮影された本物の舞台。
去年の6月に来日公演が行われるはずだったものですが、
コロナのせいで中止に(-_-;)
でも、英国から公演を招聘するのが無理でも、
現地で行われた本物の公演を撮影してそれを映画館で上映するのはできる!!
これまでも、「わざわざ現地に行かずともお金もかからず仕事も休まず本物のバレエが観られるなんて最高!」なんて言ってましたが、
こうなってくると、ほんとにその通りですよね。
実際、公演を呼べないからできないしこちらからも渡航できない、となると、
近くの映画館でマシュー・ボーンが観られることの重要性が増しますね。
日本初上陸、英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンの新作を、
ぜひ映画館の大きなスクリーンでゆっくり味わってください。
公式サイトhttp://mb-redshoes.com/

どちらも楽しみですねえ♪
久しぶりのフランス映画も、
定番になってきたマシュー・ボーンも、
大人の上質な映画館を目指してる中劇としては(え?そのわりにロビーは子どもばっかりですけどね!)、
願ったり叶ったりの作品群。
海外旅行もままならない世の中になってしまったので、
せめて映画で楽しみましょう(´ー`)/
ちょっとまだコロナの影響で大型作品が渋滞してるので、
ミニシアター系のイイ感じの作品をガンガン入れられない状態なのですが、
このまま止まらずにジリジリとでも営業を続けていければそのうち流れも元通りになっていって小さめの作品も入れられるようになると思うので、
みなさま、ぜひ劇場に足を運んでいただいて、
小さな作品にもお客さんは来るんだよーというアピールをお願いします。
・・・・誰に?
ここからは見えないけどだいぶ上のほうにいる偉い人たちに(?)。

というわけで中劇、今年も地道にコツコツやっていきますので、
応援のほどよろしくお願いいたします。



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/