2017年4月21日金曜日

ハルチカ&こころに剣士を。

こんにちは。
石割桜、咲いてましたね!

もう少し市役所寄りの池の脇にもちらほらと。
中央通りに桜のピンク色が見えると、
やっとほんとの春がきたなあと実感しますね。
そして明日からはそんな、春にぴったりの映画が公開です。
「ハルチカ」
©2017「ハルチカ」製作委員会
首都圏などでは3月4日から公開だったこの映画。
そのころテレビに、
主演の橋本環奈ちゃんや、Sexy zoneの佐藤勝利くんがバンバン出て宣伝していました。
それで中劇にも何人か女子高生がやってきて、
「あれ、ハルチカ・・・・・(やってないの)?」
ってなってました(^_^;)
ごめん、4月22日からなんだよね・・・・・!
お待たせしました!
やっと公開です!!
盛岡の春はこれからなのでちょうどいい(!?)!!
原作は、シリーズ累計56万部を突破した人気青春ノベル『ハルチカ』シリーズ。
主演は「天使すぎるアイドル」として大ブレイクした橋本環奈と、
ジャニーズの超エリートメンバーとして急上昇中の佐藤勝利(Sexy Zone)。
©2017「ハルチカ」製作委員会
もうねえ、かわいすぎるでしょ!
どうすればこんな美少女が生まれてくるんですかね!?
ジャニーズのスーパーエリート・佐藤勝利くんの写真も使いたいところですが、
何しろジャニーズはネットでの写真使用が基本NG。
なので環奈ちゃんの写真しか使えませんが、
この超絶かわいい美少女とハンパない爽やかイケメンが幼なじみって!
しかも、この2人は安易に恋愛に走らない!
それがいいんですよねえヽ(^o^)丿
なんか、あっさり恋愛に走ってしまうよりも、
「これって、恋なのかな?」
「相手は私のことどう思ってるのかな?」
「このまま友達以上恋人未満の関係の方がいいのかな?」
なーんてグダグダやってる方が楽しくないですか???
・・・・・。
そんなだから結局ずっと友達で、何も始まらないことが多かった私ですけど、
前にこのブログでも語っていますが、
私の好きなPerfumeの曲もそういった「友達以上恋人未満」とか、
「ぼく」目線で少し距離のある「キミ」を語る曲が多かったりして、
どうやら私はそもそもその設定が好きみたいですね(^_^;)
でも青春て、たいていそんなもんだと思うんですよねえ!
みんなが両想いのカップルってわけじゃもちろんないし、
よくわかんないけど嫌いじゃないから付き合ってるみたいな子たちもいれば、
私のように万年片思いで残念な青春時代を過ごした女子たちだってたくさんいると思うんです。
そしてそこに、リアルな友人関係とか部活での人間関係とか絡んでくると、
もう私みたいなオバチャンだって胸キュンですよ。
そうそう、こんなだったなあ、部活!
みたいなね。
ちょっとしたいざこざやトラブルがあると、
もうほんと世界の終りみたいな気持ちになって、
明日なんて来なきゃいいのに!なんて泣いたりして。
ほんと、世界狭いですよねえ。。。
あのころの自分に言ってあげたい。
「だいじょうぶ。もう少しすると全部テキトーでお気楽なあなた(オバチャン)に変身できるよ」
ってね(゜-゜)
この映画のなかでも橋本環奈演じるチカちゃんが、
吹奏楽部に憧れて、廃部寸前だった吹奏楽部をなんとか復活させようとするのはいいが、
実はフルート初心者で、他の部員たちから浮いてしまったりとか。
学業を優先したいのに強引なチカに振り回されて戸惑うハルタとか。
「もっと肩の力をぬいて!」
と言いたくなるような、まっすぐで熱い青春がとにかくまぶしい!
キラキラしすぎてまぶしいよ!!
って青春ど真ん中のストーリーなのに、
そこに描かれるリアルな出来事や胸の奥の小さなしこりを引っ張り出されるような感情の機微がくすぐったい。
なんかいいなあ・・・・と思ったら、
なんと大好きな星野源主演「箱入り息子の恋」の監督・市井昌秀監督でした(゜▽゜)!
なるほど!
「箱入り息子の恋」では星野源を裸で全力疾走させてましたけど(超良かった♪)、
今回は橋本環奈がマジで泣きながら走ります☆
イーネーヽ(^o^)丿
吹奏楽の響きにのせて、誰もが共感して幸せな気持ちになれる青春純愛ストーリー。
正月明けの「オケ老人!」で、なんだか今年はハッピーで明るい年になりそうな気がしていましたが、
音楽がモチーフになってる映画って、心地よくて楽しくていいですよね!
この映画では、出演者にも要注目☆
私も大好きな、楽しくてハッピーな音楽ドラマ&映画「のだめカンタービレ」でモジャモジャ頭のますみちゃんを演じていた小出恵介がこの作品では吹奏楽部の顧問を演じているのも嬉しいし、
©2017「ハルチカ」製作委員会
ほかにも、
「あれ!?なんかいいもの食べすぎたのかな!?」ってくらいに肥えてしまった“まえだまえだ”のお兄ちゃん・前田航基(映画『奇跡』は良かったなあ☆痩せてたし!)も出てる!
それに午後の紅茶のCMで、癒し系の声で朗々とCharaの名曲『やさしい気持ち』を唄いあげてた上白石萌歌ちゃん(つい聞きいっちゃいましたよね!のどかな田園風景の広がる冬の小さな駅のホームでの映像もよかった♡)も出てる(゜▽゜)/
ちなみに映画「君の名は」で主役の声を担当した上白石萌音ちゃんはお姉ちゃんですが、二人ともとにかく歌が上手い!
というか声がすっごく良い!!
もっと聴きたいと思うくらい素敵な歌声の姉妹。
お姉ちゃんの萌音ちゃんスキマスイッチ「奏」を歌ってるのを聴いたことがあるんですがそれもイイですよ~♪
話がそれましたが、この映画に出てるのは妹の萌歌ちゃんね!
って、個人的に気になるキャストぞろいの「ハルチカ」、要チェックです☆
公式サイトhttp://haruchika-movie.jp/


そして、来週はライブビューイングが二本と&月末ということでこのブログの更新をする自信がないので(ほぼ無理)、来週公開の作品も紹介しておきます♪
「こころに剣士を」
(C) 2015 MAKING MOVIES / KICK FILM GmbH / ALLFILM
舞台は1950年代初頭のエストニアの小さな町・ハープサル
第二次世界大戦中はドイツに、末期からはソ連に占領されていたこの町で、
秘密警察に追われるフェンシングの元スター選手と、
親を失った子供たちが希望を取り戻すまでを描く、
実話から生まれた感動作です。
もう予告だけで泣ける映画ですけど、
このなんともいえない、色のない空気感と、
色素の薄い美しい子供たち・・・・・
エストニア
隣はロシア、海を挟んでスウェーデンにフィンランド。
やっぱり北欧の映画ですよね。
エストニアで大々的なロケを行ったこの作品では、
独特な美しさを持つ北欧エストニアの風景を存分に味わえます。
この色彩に心をギュウっと掴まれるのはなぜなんでしょうね?
監督は、長編監督作品全5作のうちこの「こころに剣士を」を含む4作がアカデミー賞外国語映画賞のフィンランド代表作品に選ばれているフィンランド人のクラウス・ハロ
エストニアを含むバルト三国は、
ユーゴスラビアの内戦と並んで悲しい歴史のうえに成り立つ悲劇の国。
あちこちに占領されたり戦争に巻き込まれたりを繰り返し、
同じエストニア人という同胞が敵味方に分かれて戦った場所です。
強制連行、粛清、恐怖政治・・・・嫌な言葉ばかりが並び、
人々が互いに疑心暗鬼になり、なんとか強制連行の対象になることを避けようとしている時代にあるなかで、
真っ暗な未来に向き合いながらも、
フェンシングに打ち込み、ほんのわずかな希望にすがりつこうとする子供たちのキラキラした瞳が印象的。
特にこのマルタ役のリーサ・コッペルちゃんはすごい!
(C) 2015 MAKING MOVIES / KICK FILM GmbH / ALLFILM
かわいすぎるしうますぎる!
彼女を見るためだけにこの映画を観ても損は無いです。
それにこの作品、うるさくない!
こういった、暗い歴史を題材にした映画は、
とかく説教くさくなりすぎたり、説明がしつこかったり、
細かく描きすぎて飽きてしまったりすることもあるんですが、
これは違う。
歴史とか背景とかの細かいことはうっすら透けて見えるくらいにして、
あくまで人間ドラマとしてテンポ良く、淡々としているのがいいんです。
そういう映画、私は大好きなんですよね!
説教くさいのは大嫌いだけど、
いろんな事情を映像で端的に見せながらじんわり心に沁みる人間ドラマ。
「ビフォア・ザ・レイン」
「ウェルカム・トゥ・サラエボ」
「ビューティフル・ピープル」
どれも私の大好きな映画ですが、
すべてユーゴやボスニアの内戦を題材にした作品。
でも、どれも本っっっっ当に心をつかまれた、
たくさんの人に観て欲しい素晴らしい人間ドラマの傑作です。
この「こころに剣士を」で、それらの大好きな傑作たちを思い出しました。
戦争って、それ自体がとにかく悲惨でむごくて嫌なものですけど、
同じ人種、ついこないだまで親しくしていた隣人までが敵になるっていう「内戦」は、
本当に悲しくてやりきれないですよね。
そんな暗い出来事を乗り越えて、絶望のなかでも小さな希望を見出すのは、
やっぱり子供たちの無垢な瞳と未来なんだなあと。
上に挙げた私の好きな三作も、みんな子どもがキーマンになってます。
気になった方はぜひ、チェックしてみてください!
・・・って、なんの宣伝だかわかんなくなりましたが(^_^;)
公式サイトhttp://kokoronikenshi.jp/index.html

今回も長くなったのでこのへんで。
この週末を逃すとお花見終わっちゃいそうなんで、
みなさんがんばってどこかに見に行ってくださいね!
私は・・・・石割桜と、せいぜい前を通りかかる岩手公園で終わりそうですが(^_^)


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