2016年7月22日金曜日

夏本番!ポケモン2週目☆韓流、蛭子さんにBTTF♪

こんにちは。
夏ですね!
巷では、『ポケモンGO』(携帯アプリのゲーム)の配信が始まったとかで大騒ぎのようで。
それを楽しみにしていた大人が事務所にも一人・・・(社長!社長!?)
私はよくわかりませんが、アメリカなどでは空前のブームだとか。
・・・うん、とりあえずポケモンは映画を観てほしいなあ。。。
今年はあまり混雑もなく観られますよ~(・∀・)/
毎年、ポケモンが始まるころ、中央通りはさんさの準備に入ります。
歩道にもさんさの飾りが付いて、いよいよ夏の様子です。
そして劇場版ポケモンは公開2週目に入ります。
23日(土)からは上映時間が変わるので、まずはそのご案内から。
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokemon (C) 2016 ピカチュウプロジェクト

ポケモン23日(土)からの上映時間
(土日8:40)/10:45/13:00/14:00/16:05/18:10

土日のみ整理券を配布しますので、ぜひご利用くださいね!
先日もご案内しましたが、
土日でも、お席がないほど混雑はしていないので、
どうしようかな~・・・て思ってた方は迷わず来てみてください♪
ただし、ぼちぼち夏休みに入った幼稚園や小学校もあるようなので、
何度も言いますが、念のため早めの行動は必須。
早めに受付をすませて整理券をもらってくださいね。
そしてサービスデーは要注意です。
どうしてもサービスデーの朝~昼の回は混みあうので、
サービスデー狙いの方は、午後~夕方の回がおすすめです。
平日に観られるよという方は、朝一回目と夕方の回は料金が安いのでそちらがおすすめ。
グッズも、すでに品切れのものも出てきていますし、
8月に入るといろいろ忙しくなってきてしまうので、
とりあえず子どもが観たがっている映画は7月中に観てしまいましょう(^-^)/
「ポケモン・ザ・ムービー」公式サイトhttp://www.pokemon-movie.jp/


そしてそんななか、中劇ではがんばって大人の作品も上映します。
今週公開の3作品のご紹介。
まずは韓国映画「花、香る歌」
(C) 2015 CJ E&M CORPORATION,ALL RIGHTS RESERVED

みなさん、“パンソリ”って知ってますか?
韓国の伝統芸能の一つで、一人の唄者が鼓手の打つ太鼓の伴奏に合わせて唄と言葉、身振りで物語を語っていくもの。
2008年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。
私は、20年ほど前に「風の丘を越えて」という、パンソリを題材にした映画を劇場で観たんですが、
これがすごかった!
そのころの韓国映画はまだまだ発展途上の時代で、
日本で公開される作品なんてほとんどないというころでした。
俳優も監督も全く知らないし内容も地味っぽくて、
私もあまり興味はなくて、観る気はなかったくらいの作品だったのですが、
先輩に「絶対観たほうがいいと思う」と言われたんです。
「映画好きなら観るべき!」
と強めの口調で。
「ええ~・・・めんどくさいなあ・・・・」
と思いつつ先輩の薦めかたがハンパなかったので、仕事帰りに観てみることに。
それが、観終わったらすごい衝撃。
面白い!というかすごい!
韓国って、今みたいに日本とすごく近い国ではなかった時代。
なんなら近くて遠い、未知の国。
そのころの韓国がどんな状態なのか、どういう国なのか、
全然知らなかった私ですが、
一本の映画を観ただけでストンと理解ができるのが映画のいいところですね。
どんなクオリティで作られた映画なのか、
そのなかで描かれる人々の暮らしぶりや風俗、
そして映画自体の質。
そういったものを視覚で、聴覚でストレートに受け取ることで、
地理的にはすごく近いのに全く知らなかった隣の国のことが、
急に色を帯びてリアルに私の中に入ってきた瞬間でした。
「風の丘を越えて」は、
旅芸人の家族と、西洋音楽が主流になり廃れてきた現代の伝統芸能パンソリを、
静かに、丁寧に描いた美しい映画でした。
でもその中には韓国映画(韓国文化?民族?)独特の激しさが。
それがいわゆる韓国でよく言われる“恨(ハン)”というものなのかどうかはわかりませんが、
韓国のサッカーや映画などを観ていると感じる、強さや激しさを感じました。
容赦ないというか、身も蓋もないというか、ものすごい気持ちの強さ。
でもそこにすごく惹かれる。
この映画を観て私は、もっと韓国映画が観たい!と思ったのですが、
そこから、日本でも大ヒットした韓国映画『シュリ』が観られるようになるまでは5年以上もかかったのでした。
そのくらい、日本と韓国の間にはまだまだ大きな壁?溝?があったのです。
韓国も、そのころから観光と芸能に力を入れ始めたので、
そのあたりからの韓流のすさまじい勢いは想像を越えていましたが、
宣伝や本国の芸能方面へのお金のかけ方ももちろんハンパなかったのでしょうけど、
韓流がここまで日本で人気が出るのも当たり前というか、
「まあ、そうでしょうね」と納得する部分はありました。
だって面白いんだもん!
今では、うちの母や叔母を含め、ヨン様をはじめとした韓流男子に熱をあげた大勢のおばさまたちを生まれて初めての海外旅行までさせてしまった国・韓国。
最近では、BIGBANGのドキュメンタリーを観に来た若い女子たちがこの「花、香る歌」のポスターの前を通りすがりに見て、
「あ、スジちゃん。(→主演の女の子)」
「あ、ほんとだ。」
と言って歩いて行ったのをちょっとビックリして見ていた私です。
え、友達(゚∀゚)?くらいに普通~に。
もうすっかり日本のエンタテインメントのなかに当たり前のように浸透している韓流です。
女子はマジで綺麗だし(整形も当たり前としても。)、
男子はかっこいいですもんね。
日本とは体格も違いますよね。
私も好きです。
女子ならイ・ヨンエ「JSA」「チャングム」。キレイすぎる!)とチョン・ジヒョン「猟奇的な彼女」!かわいかったですねえ!)。
男子なら迷わずチャン・ドンゴン「友へ~チング」ドラマ「イブのすべて」)。
「アナタガ、好きダカラー!!」
・・・・で、なんでしたっけ?
そうだ「花、香る歌」でした(゜-゜)
パンソリの話からだいぶそれてしまいましたね。
そう、「風の丘を越えて」では、現代の文化や風俗のなかで徐々に廃れつつあったパンソリが題材だったのですが、
この「花、香る歌」でのパンソリは、もっとずっと前、1867年朝鮮王朝の時代です。
日本ではちょうど大政奉還明治維新がこのころ。
アメリカでは西部開拓の時代ですね。「大草原の小さな家」のころくらい。(好きでしたー!)
・・・って考えると、世界史って面白いですよねえ!
で、朝鮮王朝です。
そのころは女性が伝統芸能のパンソリを唄うのは固く禁じられていました。
なんででしょうね?
どこの国でも、人間はみんな女性から生まれるというのに、女性は汚らわしいみたいな扱い。
日本でも歌舞伎などの伝統芸能はやはり男性の世界だし、
日本中の神聖とされる場所では今でも女人禁制のところが多いですよね。
多くの観光客が訪れるバリ島などでも、女性は入ってはいけない場所が多くあるし、
世界中どこでもやっぱり女性が関わるのを禁じられているものは多いです。
納得いかない!
わかる、わかるよ!
けどしょうがない。
とは諦められず、性別を偽ってまで唄い続け、最後まで夢を信じた少女の実話です。
主演は、韓国のアイドルグループmiss Aのメインボーカル・スジ
彼女は、パンソリの独特の発声を一年かけて猛特訓、吹き替えなしで演じきりました。
そしてこの映画は美しい映像も話題です。
韓国全土から選び抜いた各地の絶景は、ほんとにためいきもの。
撮影が困難とされる景福宮や、当時の建物を忠実に再現したセットなども必見。
雪に始まり雪に終わる、含みのある作りや、
師匠とヒロインの間で交わされる視線・・・
そのへんも注目して観ていただきたいところ。
せつない大人の恋ですなあ!
韓国の絶景と文化に触れる、大人のための映画です。
「花、香る歌」公式サイトhttp://hanauta-movie.jp/


それからもう一本、まさかのエビスさん主演映画の登場です。
「任侠野郎」
(C) 2016『任侠野郎』製作委員会

ウソでしょう!?
と思いましたが、本気で本格ヤクザ映画、主演しています。
あの蛭子さんが、スタントなしで殺陣を(; ゚Д゚)!
シリアスに侠客のセリフを!?
それだけでも観る価値アリですけどね、
脚本がなんと、今をときめく福田雄一「勇者ヨシヒコ」)っていうんだから俄然注目です。
しかも脇がスゴすぎる!
柳楽優弥(!)に中尾明慶やべきょうすけ
だけでもすごいのに、
安田顕(♡)、佐藤次郎の絶対面白くなるに決まってるメンツ。
そしてヤクザ映画でお約束のセクシー部門は、
いま飛ぶ鳥を落とす勢いの橋本マナミ先生です。
映画がクライマックスに向かう場面で流れてくる、蛭子さんの歌う挿入歌もウケる!
高倉健?
あるいは「女囚さそり」の梶芽衣子?
昭和の裏社会映画へのリスペクトが感じられる、本気のヤクザ映画です。
ちなみに蛭子さんの若かりしころを演じるのは、千鳥の大悟
ほら、もう観たい。
絶対観なくちゃですね。
しかも上映時間は69分!
見やすい!
気になった方、もう気軽にサクッと観に来ちゃってください♪
「任侠野郎」公式サイトhttp://ninkyo-yaro.com/


さて、そして夏休み突入の午前十時の映画祭は、夏休み特別企画。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3作連続上映です(゚∀゚)/
© 1985 UNIVERSAL CITY STUDIOS, Inc. All Rights Reserved. 

ヤッター(≧▽≦)!
つい先日、イギリスのロックバンド・コールドプレイのライブにマイケル・J・フォックスが登場したというニュースを見て幸せな気持ちになった私です。
残念ながら離婚してしまいましたが、
コールドプレイクリス・マーティンと、女優グウィネス・パルトロウとの間の息子が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の大ファンらしく、マイケルコールドプレイのライブにサプライズ出演し、映画さながらギターを弾いてコラボしたそうな。
なんだかほっこりするお話じゃないですか。
何で読んだか忘れてしまいましたが、
『子どもが13歳になるまでに観せたい映画』にもちろん選ばれている「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
激しく同意。
子どもに絶対観せたいですよね!
大人も子供も楽しめる、とびきりのエンターテインメントムービーです。
マジで名作。
私は、いつも語っていますが1980年代のハリウッド映画が大好き。
今回の「BTTF連続上映に向けて密かに準備運動を始めていましたよ。
大好きなあのころのハリウッド映画の復習です。
「スタンド・バイ・ミー」「グーニーズ」「インディ・ジョーンズ」「スターウォーズ」etc...
こっそり見直していました♪
いやあ~・・・・・・・イイ(´▽`*)!!!
マジでイイ!!
ほんと最高ですね。
この世のお金と才能と技術がすべてここに集まったと言っても過言ではない、ハリウッドの輝かしい黄金時代です。
そして今、スクリーンで見直す「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
なんて贅沢なんでしょう(*´▽`*)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で描かれた近未来をあっさり越えてしまった現在ですが、
この映画のキラキラした魅力と、ワクワクしながら観たあの興奮は、
いつになってもあせることなく心に刻まれています。
みなさんもぜひ、あのときの胸の高鳴りをスクリーンで一緒に感じてみませんか!?
「午前十時の映画祭」公式サイト→http://asa10.eiga.com/2016/cinema/618.html


さて、久しぶりに暑苦しい語りになってしまいましたが、いよいよ夏本番。
夏のイベントの予定は皆無の私ですが、
観なくちゃいけない映画がたくさんあるので大忙しです!
そもそも暑いのも汗をかくのも行列に並ぶのも嫌い。
つまり夏が苦手な私なので、夏の予定などなくて結構。
エアコンの効いた場所で涼しく静かに過ごしたい。
映画館で映画を観て買い物、そしてお茶。
それが私のベストな夏の過ごし方です。
家でエアコンつけると電気代が気になってしょうがないしね。
雪が少なくてラクだった冬のあとは猛暑、
なんて噂も聞きますからね。
みなさんも、夏はゆっくり映画館へいらっしゃい♪



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile