2015年5月27日水曜日

子どもから大人まで♪

こんにちは。
気がついたらもう6月!
今年ももう残すところあと半年となりました・・・。
時間がたつのがあまりにも早すぎて、
もう感覚がおかしくなってきています。
頭の中はいまだに中学生レベル。
でも頭皮はカサカサで生え際には白髪(-_-)
つまり周りの人々から見ると、
いい年して常にお花畑でビールを飲みながら映画を観ているような状態の
残念女子の私です。
お肌の曲がり角を数回曲がったら、
身体の衰えという名のぬかるみにハマりました・・・。
自分の白髪の数も、歯ぐきの微妙な腫れも、
なかなか受け入れることができずに見て見ぬふりを続けていましたが、
先日ついに頭のてっぺんでピーンと立ち上がった白髪が気になり
鏡に向かって真剣に白髪を抜いている私を見て、
弟が放った一言は、
「それ以上抜いたらハゲるよ。」
でした。
そうね、すでに“若白髪ではない”ということですよね。
『ありのままで』
・・・うーん、中身がありのままってことならいつも実践してるんですけどね。
外見的には、さすがにありのままではキッツイお年頃。
エチケットとしてある程度きちんとしておかないとね。
歯ぐきの微妙な腫れもきちんと治さないと!
まずは早急に、髪のカラーリングと歯医者の予約ですかね。。。
・・・せつない・・・・・(-_-;)

さて、気を取りなおしていきましょう♪
6月、まず楽しみな作品はこちら。
「アース」「ライフ」などの素晴らしいドキュメンタリー作品を発表してきたBBCと、
「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」の、あのピクサー社がタッグを組んで、
新たな『ドラマティック・ドキュメンタリー』というジャンルを作り出した、
記念すべき第一作「小さな世界はワンダーランド」
 (C) BBC 2014

小さな生き物たちが厳しい自然の中で果敢に生き抜く姿を丁寧に描き出します。
こちら、ピクサー社とタッグといっても、
アニメーションやCGが使われているわけではなく、
映像はすべて実際に撮影されたものが使われているドキュメンタリー!
そして主人公のシマリス君が超ーーーカワイイ!
ドキュメンタリーって、ちょっと堅い感じがするし、途中で飽きちゃったりして、
小さなお子さんたちにはちょっと厳しかったりするんですが、
この作品はなんと44分!
小さな子供が、飽きずに見られる本物のドキュメンタリーってすごいですよね☆
動物たちの生の生態を使って作られた感動のドラマ、
ぜひ小さなお子さんたちにも大きなスクリーンで観てもらいたい!
料金も、一般1100円、高校生以下500円♪
しかも!
ナレーションは今、人気急上昇中の俳優・斎藤工さん
声、めっちゃいいですよね!公式サイトで予告が見られるので、
ぜひ聞いてみてください!
公式サイト→http://wonderland.gaga.ne.jp/


そして、そろそろ梅雨どきを迎えるこの時期、
大人なみなさんにはやっぱり長年愛され続けてきた名作たちをおすすめ。
急遽、5月30日からの公開が決まった「サウンド・オブ・ミュージック」は名作中の名作。
© 1965 Twentieth Century Fox Film Corporation and Argyle Enterprises.
Renewed ©1993 Twentieth Century Fox Film Corporation and Argyle Enterprises.
© 1998 Twentieth Century Fox Film Corporation and Robert E.Wise. All Rights Reserved.
© 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

午前十時の映画祭でも何度も上映しましたが、
今回は新しい吹き替えキャストでの上映です。
マリア役は、歌手の平原綾香さん、
トラップ大佐は「半沢直樹」などのドラマなどでも活躍中の石丸幹二さん。
どんなトラップファミリーになるのか、気になりますよね!
それから5月29日まではカトリーヌ・ドヌーヴ「シェルブールの雨傘」
© Ciné-Tamaris

少し前にちょっと語りましたけど、
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/04/blog-post_25.html
これと5月30日公開の「ひまわり」
© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS

この2作品は、どちらも愛する夫が戦争に行き、
行方知れずになってしまうお話。
そんな話、世界中のあちこちにゴロゴロと転がってた時代なんでしょうね。
今の日本ってなんて平和なんでしょう!!
コンビニの前でしゃがみこんでアイスを食べてるおばあさん、
サザンの“ド下ネタソング”「マンPのGスポット」を口づさみながらブロックで遊ぶ4歳児、
なんかを見かけると、
「これが平和なのだな!」
と思います・・・ってまた話がそれましたか(^_^;)
私がカトリーヌ・ドヌーヴを初めてちゃんとスクリーンで観たのは
東京での学生のころ、ジュリアナとかに通う友人を腹の中で小バカにし、
雑誌「オリーブ」を片手にシャレオツ女子を気取っていたころ、
一人であちこちの映画館を回って歩くのにハマっていたころです。
ミーハーな日本映画は観ませんよ、あたしゃあおしゃれなフランス映画を観るざんす。
という感じで渋谷の文化村ル・シネマで一人「インドシナ」を観たわけです。
(と言いつつこっそり「パ・テ・オ」とかも観に行ってましたけどね。。。菊池桃子や保阪尚希、加勢大周なんかが出てた。わかります??わからない世代の方は、検索かスルーで♪)
とにかく「インドシナ」を観たその感想は、
「なんか、いしだあゆみにソックリ!」
あとから母親に報告したら、
『当たり前じゃん、いしだあゆみがカトリーヌ・ドヌーヴに似てるって騒がれてたの!』
だそうです。
へえー・・・なるほど。
その後、ビデオでこの「シェルブールの雨傘」を観たら、
それはもう「北の国から」で純と蛍のお母さん役をやってたころのいしだあゆみ!
綺麗ですよねえ!!
カトリーヌ・ドヌーヴの作品では「ロシュフォールの恋人たち」が大好きで、
数年前にそのDVDを買ったら特典映像に現在のカトリーヌ・ドヌーヴが出てきました。
もうすっかりおばあちゃんですが、それでもすっごく素敵!
フランスの女優さんて、みんななんであんなにいつまでたっても綺麗なんでしょうね!?
シャルロット・ゲンズブールやその母・ジェーン・バーキンも超素敵☆
決して若作りをするわけではなく、
年をとることを恐れず、目をそらさずに、
美しく凛と年を重ねるといいますか。
カトリーヌ・ドヌーヴも老眼とか、白髪とか、歯茎の腫れとかで悩んだんだろうか!
いや、きっと優雅に笑って過ごしたんでしょう。。。
「ひまわり」ソフィア・ローレンもすごいですよね。
数年前にミュージカル映画「NINE」に出演してましたが
貫禄の「ザ・女優」感!
「NINE」には先日語った私の大好きなケイト・ハドソンも出てました!彼女の歌唱&ダンスシーンは最高にゴージャスで素敵!そしてソフィア・ローレンケイト・ハドソンも他の女優さんたちもみんな本人が歌っているサントラ、これもおすすめです♪)

これから梅雨に入り、気分も下がり気味のこの時期、
なんなら外が雨のほうがなんとなくしっとりと気分が落ち着くくらいの名作たちです。
映画全盛期のスクリーンを彩った女優を観るならやっぱりスクリーン。
往年の名女優たちをぜひスクリーンで堪能してください☆



*午前十時の映画祭公式サイト→http://asa10.eiga.com/
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile