2014年2月9日日曜日

真冬。

こんにちは。

真冬ですね。
ゆうべはそうでもなかったのに、朝起きて外を見たら。
雪国でした。
まあいつものことなので、
私たちはああやっぱり。というくらいでしたけど、
テレビをつけたら東京などは軽いパニック状態でした。
「本当に必要な用事以外はなるべく外に出ないように」と、
アナウンサーが真面目な顔で喋っていました。
え、非常事態?
画面を見たら、道路もそれほどすごいわけでもなく。
あのー、うちの前のほうがすごいんですけど。
と思いましたが、
東京での学生時代、雪が1cm積もっただけで中央線が止まり、
教授たちが学校に来られないというので全部休講になったのを思いだしました。
ヤッター!と言って友人たちと遊びに行こうとしましたが、
そういえば中央線がダメだった・・・。
しかたなく近所のレンタルショップに行き、
それぞれおすすめの
『病院坂の首くくりの家』(金田一耕介シリーズ。大好きなんです。)とか
『湯殿山麓呪い村』(仙道敦子さんがかわいいんですよ。知ってる方いますかね・笑)
『この子の七つのお祝いに』(岸田今日子さんが怖すぎる!)
などの昭和レトロな怖いビデオを借りてみんなで観ました。
・・・そう、残念な東京の女子大生だったんです私。。。
ジュリアナ東京に通っている子もいたのに。って古っ。

そんな大昔のことを思い出しながら、
そういえば先週末、公開映画の紹介をするのを忘れていたことに気が付きました。。。
金曜日公開の映画があると、どうもバタバタしていけません。
みなさん、お友達などで映画館関係者がいたら聞いてみてください。
「金曜日公開ってどうよ?」って。
そして、フィリップ・シーモア・ホフマンの死について書いただけで満足してしまったようです。
あの文章は、感情的になりすぎでしたね。反省。
そのうえオリンピック開幕で集中力を欠きました。ガンバレ日本!!

「愛、アムール」について書きたかったのに。。。

(C)2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinema - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk

こちらは、『ピアニスト』などで知られるミヒャエル・ハネケ監督が、
『白いリボン』に続き2作品連続でカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品です。
人間誰しもが避けて通ることができない「老い」と「死」を静かに、丁寧に追っていきます。
「老老介護」と、最近では簡単な言葉で表現し、
いつ自分の身にそれがふりかかってもおかしくないこの時代、
あまりにもリアルで胸が痛くなるほどの映像です。
自分だったらどうする?
逆だったらどうする?と、
答えの出ない自問自答をいつまでも繰り返してしまいました。

2月14日までの上映です。
寒いし、足元も悪くて大変ですが、ぜひ、スクリーンで観ていただきたい作品です。

『愛、アムール』公式サイト→http://ai-movie.jp/


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