2025年12月30日火曜日

年末のご挨拶

こんにちは。
年の瀬ですね。
ほんとにほんとにほんとにほんとにあっという間・・・・
っていうお話はもう何年もこの時期やり続けているのでやめておきましょうか。
いや、それにしても1年、早い!!(結局言う)
この調子でいったらもうほんの数年後には足腰立たない老婆になってる気がする・・・!!
せめて自分の足で立って歩いていたいですけど。
・・・なんの話?
なんだかんだで数日後には新年ということで。
一応、ギリギリで年賀状を準備してはみたものの、ポストに入れるのを何日も忘れてずーーーーっとカバンの中に入ったままの人です。
年、明けちゃうよね。
なんか、向いてないよね、いろいろ。
それでも、年賀状じまいとやらを始めた同級生たちが何人か出てはいるのですが、ずっと会えていない友人たちにこそ「年賀状という名の生存確認」が必要なので、まだやめられない私でした。
年賀状、かなりめんどくさいけど、たぶん嫌いじゃないんでしょうね。
だったらさっさと出せよ。なんですけどね。
今日、帰りに出します。絶対。絶対。
そして年末の中劇
劇場は静かだし、特になんにも予定もないけどしばらくぶりに連休をもらえたので、マジどうしよう!!ってなってる私です。
ええ、お正月の休み希望なんて出してないですけどね。
なにしろ実家がこのあたりなので、帰省もなにも。
・・・・・つい都会派マウント取ってしまいましたね、すみません。
そうじゃなくて、今年の夏の『鬼滅の刃』のときみたいにお客さんが大入りで、「とにかく手が足りない!!」って状態だと、お休みどころかみんな休憩取る時間も無いくらい忙しいんですけどね。
・・・・・この冬はまあ・・・そういうわけです。
なので、旅行に行くお金もなければ(推しの円盤やライブ参戦のための支払いがすごいことになってるので)、どこかへ行こうというアクティブな体力もメンタルも持ち合わせていないので、初詣くらい行っておきましょうかね。
あ、それでも先日、また急に思い立って重たい腰をあげて、秋田の「尾去沢鉱山」に行ってきましたよ。
こちらも面白かったー!!
鉱山とか、好きなんですよねぇ~。
もともと廃墟も好きなんですけど、鉱山なんかはそのなかでも前向きな廃墟というか(?)華やかなりし全盛期があって、時代を支えて活躍していたころが確実にあって、その賑わいを想像しながら歩くガチの坑道なんて
ほんとにロマンじゃないですか!!
そして私の「デスノート体質」がここでも遺憾なく発揮されました。
誰も興味ないけどね。覚えてないかもしれないけどね。
私の行く先々がどれもこれも、どんどんなくなったり立ち入り禁止になっていくというデスノート状態。
その現象はまだ続くみたいで、なんと尾去沢鉱山、一般公開がもうすぐ(2026年3月)終了とのこと!
春からは、社会科見学などでしか入ることができなくなるそうです。
だから急いで!!
大好きな飲食店から行きつけの病院から景勝地から海外の名所まで、どんどんなくなっていく。あるいは立ち入り禁止。
たまたまなんでしょうけどね、それか私がどうもそういった「もうすぐ行けなくなりそうな場所」にばかり興味がいくような、ちょっと鼻がきくみたいなことなのかもしれないですけど。野生の勘?
それにしても、ふだんのものぐさはどこへやら、本能のままに動いてみたら楽しかったし、この先もう入れなくなる場所だったという。
だからやっぱり、ちょっとくらい遠くても、面倒でも、珍しく行ってみたいなぁ~なんてところには行くべきだし、なんとなく気になったら動くべきですよ、みなさん。
いつ、何があるかわかんないですからね!(切実)
さて、次はどこへ行こうかな?
いいところあったら教えてくださいね!


さて、例によって雑談から入りましたが、さすがに年末も年末なので、ちゃんと上映のご案内とご挨拶をしないとね。
まずは年末年始の上映作品について。
1月30日公開の「白蛇・浮生」に向けて、前作の復習をということでこちら上映中です。
「白蛇:縁起」(一般1600円/高校生以下1000円)
(C) Light Chaser Animation Studios (C) Bushiroad Move. (C) TEAM JOY CO., LTD.
前作を見逃した方、前作公開後にスノ担(Snow Manのファン)になった方、そして前作も何回も観たけどもちろん今回の再上映も何度も観ますよという方。
のために、がっちり再上映中です。
技術も才能も集結しお金も存分にかけられるようになって一気にレベルが上がって今、注目の中国アニメ界。
中国アニメは中国の民間伝説がもとになった作品が多いのですが、こちらはラブストーリーなので幼児には少し難しいかもしれませんが、日本語吹き替え版なので子供も大丈夫。
圧倒的な美しさと中国らしい壮大なストーリーは一見の価値あり。
スノ担じゃなくても、ふだんアニメは観ないんだよなーって方も、観て損は無いので、ちょっとでも気になったら観てみてください!
最先端でハイクオリティな3DCGの中国アニメをとにかくまず一度、スクリーンで体感してみてください!!

1月2日公開
「ショーシャンクの空に」
©1994 Castle Rock Entertainment. ©Dividen Productions/PeepShow Pictures. ©2004 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
出ました。名作中の名作。
誰もが何回観たかわからないというほどの傑作であり、人気投票でも必ず上位に入ってくる人気作。
なんとなく、「アカデミー賞も何部門も取ってたよね?」と思いがちなんですが、なんと無冠!
「え!嘘でしょ!?」って思いますよね。
でもこの映画が公開された同じ年の公開作品とアカデミー賞ノミネート作品を見れば納得。
この年、アカデミー賞を総なめしたのは「フォレスト・ガンプ」
・・・・・ですよね!!!
そりゃあそうだよ、あれはオープニングからもう「これ、アカデミー賞取るな。。。」って思いましたもんね。
アメリカの〝陽”であり、ハリウッド映画の正統派であり、なおかつ斬新でハッピーで「ビバ!アメリカ!」な映画でしたもんね。
それでも私的にはこの年、「ショーシャンクの空に」が良すぎたので、監督賞とか脚色賞とか、何かは取るんじゃないかと思っていたんですけどね。
結果、「フォレスト・ガンプ」の一人勝ち。
いや、好きなんですよ!「フォレスト・ガンプ」も!
好きすぎて3回は観たしね!母親連れてったり、友達にもすすめたりして。
そしてほかにも強敵だらけだったこの年。
「パルプ・フィクション」「クイズ・ショウ」もこの年だし、
「トリコロール」とか「プリシラ」とか「ビフォア・ザ・レイン」なんかのミニシアター系も充実してた当たり年!
映画が最高に楽しかった年だったなあなどと。
でもやっぱり「ショーシャンク」
当時、もっと評価されても良いのに!!って思ってました。
でもどうしてもこちらはアメリカの〝陰”のほう。
そもそも刑務所だからね。。。
142分の尺のうち、ほとんどが塀の中なんで(*_*;)
この映画が公開されたのが別の年ならまた賞レースも違った様相を呈していたとは思いますが、まあそんなたらればは無粋というもの。
とはいえやはり作品の持つ圧倒的なパワーと感動と面白さは伝わるもので、年を経てもいつになっても人気は衰えずむしろファンは増え続け、いまでは「絶対に観るべき普及の名作」となりました。
「午前十時の映画祭」にも何度も登場。
そして人気投票で上映作品が選ばれた今シリーズでも当然大人気。
しかも圧巻の累計動員No.1作品。
だよねーーーー!!!
観なきゃダメ!これは絶対!
テレビでやってたら観ちゃうしね!
劇場で観るのが一番だけどね!
だって面白いんだもん!
私も、再上映のたびに劇場に足を運んでいます。
SY内丸のさよなら上映回でも観たなあ!!
そういえばSY内丸って、前の席の下の床にパイプ型の暖房が入ってたんですけど、そこに足を乗っけて観てたらブーツの靴底がその熱で溶けてしまってたらしく、「ショーシャンク~」を観終わって「はぁ~・・やっぱり良いよね!」なんて話しながら外に出たらなんとなく歩きにくくて、そこでやっと靴底を見てみてビックリ!まんまとパイプの形通りに溶けてしまっていたという思い出。
・・・いや、そんな話はどうでもいいですね。
というわけで、「絶対に観るべき映画」「観てなきゃ話にならない映画」「観るまで映画好きを名乗ってはいけない映画」の筆頭。
観てない方は当然ですが、何度観ても面白い、そして最高にスカッとする映画。
スクリーンでぜひ。

それから前回ご紹介しましたが、パッと見、難しそうな社会派ドラマなんですがエンタメとしてもちゃんと面白いこちら。
「プラハの春」
© Dawson films, Wandal production, Český rozhlas, Česká televize, RTVS - Rozhlas a televizia Slovenska, Barrandov Studio, innogy
騙されたと思って観てみてください!
「チェコ映画!?何それ!?」と思うかもしれませんが、意外な掘り出し物ですよ♪

そしてなんにも考えずにただ観てて大丈夫な、まさにお正月っぽいエンタメ作品「悪魔祓い株式会社」
©2025 LOTTE ENTERTAINMENT & BIG PUNCH PICTURES & NOVA FILM ALLRIGHTS RESERVED. 

あと、いろいろ言われてますけどとりあえず観てから語ろうか、のこちらも。
「果てしなきスカーレット」
(C)2025 スタジオ地図

夏からずーーーっと上映してますがまだまだお客さんが来てくれているのでやめません。「鬼滅の刃」
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

小さなお子様も来てくださいのこれも。
「きかんしゃトーマス」
(C)2025 Gullane (Thomas) Limited.

こんな感じのラインナップです。
・・・・平和。
なので、行列なんかならずに、小さなお子様も、子供同士でも安心して、機械が苦手な大先輩方が四苦八苦しながら機械でチケット買うこともなく、普段着で、上映時間ギリギリに着いても大丈夫な昭和感たっぷりな中劇で、のんびり年末年始の映画をお楽しみください。
自虐じゃないですよ、自己アピールですよ。
というわけで中劇、今年も無休で営業します!
一応、大晦日と元旦は夜の回だけお休みさせていただいて、束の間、人並みにお正月気分を味わうことをおゆるし下さい。
それと大晦日にはイベント上映もあるので、年末年始はちょっとだけ上映時間の変更がありますので、公式サイトで時間をお確かめくださいね。



それでは来年もスタッフ一同
より一層精進してまいりますので、
引き続きご愛顧のほど
どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/