2025年10月2日木曜日

復活しました。みなさん、オリバー観ましたか?

こんにちは。
10月。
一気に涼しくなりましたね。
9月は夜でも30℃越えでエアコンをつけていたというのに、ちょっと雨が降ってそれが過ぎると涼しくなり、気がついたら一気に寒くなっててビックリ。
そうそう、そうだったそうだった。
盛岡の夏はこうして余韻も後ろ髪もなんにもなくいきなり終わるんだった。
秋なんてほとんど無いですよね。
10月末には雪が降ることもありますからね。
・・・・・・( ゚Д゚)
毎年のことだけどやっぱり毎年ビックリします。
なのに一人、いつまでも素足にスポサンでぶらぶらしては足の指やら土踏まずのあたりなんかを虫に刺されては「キィーッ!なんで今さら私の足なんかの血を吸ってんだよコノヤロー!!」と虫を責めているのが私です。
これも毎年この時期の恒例。
秋の蚊って、タチ悪いですよね!
別に、夏が終わるのが名残惜しくてサンダル履いてるわけじゃないですよ。
ただ、朝、とにかく遅刻しないように家を出るのだけで精いっぱいなので何も考えずに手前にあるものをガッと足に引っ掛けて家を出てるだけです。
女子力皆無どころかただの残念な人。というか鬼ダサおばちゃん。
・・・・みなさん、そろそろ足が寒いので(?)サンダルはしまいましょうね。

さて、前回のとても映画館の公式ブログとは思えないようなただのオバチャンの夏の報告回を読んで、常連の皆様は優しいので「あそこのダムも中に入れるよ!」とか「ここも面白いから行ってみて!」とか声をかけてくれました。
ほんと、盛岡の映画ヲタクのみなさん(褒め言葉)は優しいですね。
今後も岩手の面白スポット、知ってたら教えてくださいね。
即、行きます。
ふだんは腰が重くて映画を観るのすらめんどくさがるくせに、意外と面白スポットとかにはフッ軽で向かいがちなミーハーな人です。
リアル友人からは、「あんなブログでよく怒られないね。たまにはちゃんと映画の紹介しなさいよ」と冬のすきま風のような極寒のコメントが飛んできましたけど、気にしません。
私は嘘つくのも無理に宣伝するのも苦手なのですぐバレるので(あ、この映画あまり好きじゃないんだな。とか、もしかしてこれ、観てないんじゃない?とか、すぐにわかっちゃうみたいです。)、観てないものは「観てない」と、「苦手なものは観ない」と、観たはずなのに記憶が無いときは「寝た」と、そのまま伝えるほうが無難と判断。
なので、安心してください。
私、嘘はつきませんので( `ー´)ノ
私は、思ってもないのに持ち上げるとか、観てもないのに賛辞するとかは、一切しません。
たとえ自分のとこで上映する映画でも、興味ないものは観ません。(おいおい)
・・・・・・映画館のブログだけど。
でも、スポンサーからお金をもらって映画評を書いてるビジネス映画評論家たちとか、政治家からお金をもらってSNSで応援コメントを拡散するビジネスインフルエンサーとは違って「いつも本音です!」ってことを、大きな声で言っておきます!
・・・・あちこちから怒られそうですね。
別に毒を吐いてるわけではなくて、ただの「自分があんまり映画観てないくせに映画館のブログを書いてることに対する言い訳」なので、気にしないでください。
そしてみなさん、この夏、ほんとは出不精のくせに「鬼滅の刃」フィーバーで心身ともに興奮状態になり休みの日もフルスロットルであちこち走り回った私を心配してくださりありがとうございました。
無事、もとの調子を取り戻しました!
休みの日、雨が降ってても晴れてても、前の日から「明日は絶対にこれを観に行く!!」と決めていても朝起きたらすべてが面倒になり「やっぱり行くのやめた・・・」ってなるようになりました!
見事、復活!!
もう絶好調です!!
「何もしてないのに動けない。」
「何の用事も無いのにダラダラして一日終わる。」
これができるようになったら全快です。
これが本来の私の姿なので、秋になりやっと落ち着いて自分を取り戻しました。
よかったよかった。
やっぱり、休みごとに遠出なんて、頭がブッ飛んでイカレてたんですよね。
9月末、完全に我を取り戻しましたよ。
とはいえ、すっかり遠出に慣れてしまった私は、北上とか遠野なんかはもう遠く感じないのでいつでも行けるようになっちゃいました。
なのでつい先日もどしゃ降りの日に無理やり錦秋湖大滝の見学に行ってその近くのおしゃれすぎるカフェで雨のなか外のテラスでお茶してきました。


相変わらず写真はヘタだから映えないし、そもそもインスタやってないですけど。
それでも岩手の面白スポット(もちろん素敵スポットも)大募集中。
おいしいお店もよろしく!!

って、だから。
映画館のブログですよね。
そう。
始まってます。
公式発表になるまで待ちに待ったこちら。
「THEオリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウMOVIE」
 (C) 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会

情報解禁になるまでちょっと時間がかかってしまったので緊急上映気味になってしまいましたがそんなのは中劇あるある。
気にしないでください。そして察してください。
いつもの、『大人の事情』なんだなと。(それ以上は聞かないでくれ、の意味)
とにかく全国ロードショーに乗っかれるなら緊急だろうがシークレットだろうがどうでもいいとばかりに(どうでもよくはない)、無理やりねじこみました。
嬉しいねえ!
見てましたよね!?ドラマシリーズ。
みんな大好きですよね!
NHKでこんなの作って大丈夫なの!?と、誰もが心配した、ユルーいドラマ。
「時効警察」をやってた、テレビ朝日の金曜11時ドラマじゃないんですよ。(あの枠、面白いですよね!)
そしてそれが劇場版て!?正気!?
びっくりです。
わざとなのかそれとももう自然とそうなってしまうのかはわからないけどとにかく、そこはかとなく漂う全盛期の平成おしゃれミニシアター系日本映画のかほり。
一歩間違うと誰もついていけないくらいに最初から最後まで真顔でふざけ倒す全力のおバラエティ。
それを、信じられないくらいの超豪華キャストで。
しかも意味わかんないくらいのくだらなさとユルさで。
もうほんのちょっとやりすぎると鼻につくし、加減が少し足りないとどうしようもなくつまらなくなってしまう、そのスレッスレの綱渡りみたいな絶妙なラインを、ひたすらギリッギリを攻めて面白いで留めることが出来てるのは、本当に、絶対に、脚本&監督&編集&出演オダギリジョーだからにほかなりません。
本人、全力で犬の着ぐるみ着てオッサン犬の役やってるんですからね。
 (C) 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会

あれで監督なんだから、あの状態で現場を仕切ってスタッフに指示出ししてることを思うと苦笑いしか出ませんね。
そしてなんと、8年ぶりの実写映画への出演となった深津絵里が出る!
深津絵里!!
大好き!!同世代どころか、私がうら若き乙女だった高校時代、アンアンとかノンノとかのファッション誌の切り抜きを部屋の壁とか透明下敷きとかに貼ってたし、彼女の写真を持って美容室に行ったりしてましたもん!
ショートカットの天使!!
えぇ・・・そりゃあもちろん深津絵里にはなれませんでしたよ!
浅香唯(スケバン刑事のころの)も、KYON2(パパとなっちゃんのころの)も、持っていきましたけどどれにもなれませんでした。
髪の量が多すぎて、硬すぎて、しかもつむじが2個だからね!
・・・・いやそもそも顔が・・・・とかそういうのはほっといてください。今は髪の話なんで!!
で!?なんだっけ?
ふかっちゃんになりたかった人の話?
前もしましたけどね、ここで。
ドラマ「若者のすべて」ごっこ(普通にハタチすぎてましたけど、居酒屋で仲間たちとよくやってた遊び。役になりきって居酒屋で飲んでるシーンを再現する。だいたいは、キムタクを誰がやるかで揉めて終わる。)のときに必ず私がふかっちゃんをやっていたこと。
なかなかのクオリティだったんですけどね、私は。
・・・・あ、それはどうでもいいですか。
そうですね。映画ですね。
今回も、よかったです。ふかっちゃん。
JR東海「クリスマスエキスプレス」のCMのころと変わんないですよ。
あの頃とまったく変わらない透明感とナチュラル感。
当時も、身長の低さとかソバカスとか引っ込み思案の性格とか自分のコンプレックスを隠さず常に自然体でストンとそのままそこにいる感じがすごく好きだったんですよね。
そして今もそのまんま、芯は強いけど流れに自然に身を任せるようなおおらかな存在感と透き通るようなナチュラルな美しさ。
奇跡の50オーバー。
なのにオバケ感が全く無い美しさが素晴らしい。
ヒアルロン酸の注入で頬がパッツパツだったり(誰?)、顔に手をかけすぎてピッカピカだったりしてる女優さん(だから誰!)とか見るとちょっと悲しくなってしまう私。
ふかっちゃんとか永作先生とかの、年齢に抵抗しない自然な美しさを目の当たりにすると、心の底からホッとします。
老いに抵抗するには経済力が弱すぎる私は、老いを自然に受け入れることしかできないので、ナチュラルに歳を重ねる美しい方たちは希望の星なので。
 (C) 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会

久しぶりにスクリーンで躍動するふかっちゃんを見て(ほぼコントでしたけど)満足、
そしてほかにも「その役やるにしては贅沢すぎでは!?」なキャストだらけで戸惑いながら観た1時間半。
テレビ版からの麻生久美子池松壮亮あたりはもう完全にギアがこの超特別な「オリバーな犬」のところに入っちゃってるので見ているこちらも慣れているんですが。
佐藤浩市永瀬正敏、そして鹿賀丈史クラスになるとどんなアホなことをさせられてても自然に見えるところがさすがです。
香椎由宇オダギリジョーの奥様)もテレビ版と同じ役で出てますが、つい先日ルミエールさんで「リンダリンダリンダ」のリバイバルを観たばかりの私はなぜか胸が熱くなりました(なんで)。
同じ人の今と20年前を見比べるのもまた映画ヲタクの楽しみでもあります。
「カワイかったねぇ~!!」などと親戚のオバチャン感覚で涙が出そうになるという。
だからヲタクはやめられない!
そしてこの映画、ストーリーについては、あるようでない。
というかあってもなくてもいい。
というか、スクリーン眺めてるだけでOK。
正直、どのキャストも個性的すぎるし、演出もクセがありすぎるので、テレビ版を見ていないと置いてかれてしまうかもしれないんですけど、力を抜いてあえて何も考えずにテレビ版とはまた別のカオスな世界に体を預ければ、もうずっとクスクス笑ってる自分がいるはず。
私は、テレビ版大好きで何度も繰り返し見ていた人ですがこの劇場版が始まってすぐあまりの脱力系おふざけに一瞬戸惑い、でもすぐに姿勢を正して改めてこの不思議な世界観に身を任せたら、いつのまにかクスクスどころか声をあげて笑っている自分がいました。
で、どんなストーリーだった?と聞かれても困るくらいのストーリーなんですが、それでいいのかも。
平成ミニシアター系映画に傾倒していた私は、この感じ嫌いじゃない。
岩井俊二石井克人青山真治黒沢清行定勲是枝裕和三木聡・・・
そしてオダギリジョー浅野忠信永瀬正敏・・・
このあたりの名前があればまずなんの迷いもなく劇場に足を運んだあの時代。
まったく意味が分からんくても、ラストがめちゃくちゃ重くて死にたくなっても、
なんならぜんぜん面白くなくても。
大がかりなロードショー系じゃなくて、ミニシアターで1~2週間しか上映しないような、
とにかくそのての映画にはすべて出席(?)していたかったあの時代。
懐かしいですね。
この「THEオリバーな犬~」は、観ながらあのころのことを思い出す、不思議映画でした。
ふざけ倒してふざけ倒して、素っ頓狂な世界に投げ込まれ、そして「え!なんでーーーーー!!??」なところに置き去りにされる映画です。
オチが無いので、たぶん、またテレビシリーズで会えるのではないでしょうか?
それを心から期待して。


みなさん、お気づきかもしれませんが、珍しく公開前にこの映画(オリバーな犬)を観ることができていた私。
公開日前にブログを更新して少しでも集客につなげようと両腕ブン回してこのブログを書き始めましていたのですが。
・・・・・結局ね、公開前に更新するのは無理でしたね。
今、10月入っちゃいましたもんね。
これまた全力で言い訳しますけどね。
この歳になるといろいろあります。
前に、自分の体調不良で検査三昧だったため更新が遅れたことを全力で言い訳しましたけど。
その節はみなさん、ご心配おかけしました。
「貧血、だいじょうぶ?」「無理しないでね」などと優しい言葉をかけてくれたみなさま、ほんとうにありがとうございます。
そしてこの夏は「鬼滅の刃」に全集中でブログを書けなかった言い訳もしましたね。
それは仕方ない。
体力(とメンタル)の限界!!
それもまたみなさん優しい言葉をくれました。「ドンマイ」と。
まあ、そもそも最新情報もおトク情報もためになる話も皆無なこのブログの更新なんか誰もジリジリと待ってはいませんけどね。
さあ、秋だし!涼しくなったから元気になったし!観るよ!書くよ!
と張り切ってはいたのですが。
ここへきて。
なんと。
『母が肺炎』
きました、強烈ワード。
怖いですねえ・・・!
この歳になると、自分の好きなことどころか自分のやらなきゃいけないことですらまともにやる時間がなくなるんですよ。
恐ろしいですねえ・・・・!
それはいきなりやってきます。
映画を観る予定も、ブログを書くつもりも、酒のつまみに豚の角煮でも作ろうかと珍しくスマホで超簡単レシピを検索して保存していた昼下がりも、すべてがおじゃん。
そのとき診察してもらえる病院を探し、マイナンバーカードやらおくすり手帳やらを発掘して車に乗せ、診察・レントゲン・点滴。
点滴の間に買い物に走りしばらくの間の食料や水分なんかを購入し病院に戻り、会計したら薬局へ。
大量の薬の仕分けや(肺炎以外にも飲む薬がある)食べるものの準備をする。
1週間ほど、朝晩と実家に寄って薬の仕分けや食べ物の準備、片付けなんかもあったので、
「マジ疲れた( ゚Д゚)!!!!」
え・・・あれ?これ、『不惑のみんなと共有する愚痴ブログ』でしたっけ?
え?不惑なんかとっくに過ぎてるだろ!サバ読むな!だって?
いいんですよ、だいたいで!
そもそも「不惑」なんて孔子の言葉ですよ!?
そんな昔の人と現代で、年齢の感覚が同じなわけないでしょうが!
そのころの不惑は、今の私くらいのことですよ(個人の見解です)。
桃井かおり先生だって「女は30過ぎたら同い年」って仰ってますからね。
いいんですよ、みんなで共有しましょうよ、せつない年代のこと。
で、また映画と関係ない話になってるって?
もういいよ。
なんかいろいろ、自分の思い通りには全くならなくてお手上げです。
自分のことだけやっていればよかった、自分のことだけやっていられた、
そんな時代はとうに過ぎ、自虐でオバチャンと笑っていられるのももう限界。
実際、この先どうにもこうにも身動きとれずに苦しい時間が増えていくのかと思うとぶっちゃけ絶望するときもあります。
でもそんなときにはやはり映画です。
私には映画しかないんだよな。
・・・・・推し活もあるけど。なんならそのせいでお金無いけど。自分以外の要因で推しのライブに行けなかったりするのが一番イヤだけど!
それでもやはり映画館で映画を観ているそのひとときだけは現実を忘れてそのなかに入り込むことができるので。
映画が好きなのか、映画館のなかで映画の世界に浸っていることが好きなのか、どっちもなのか、もうわかりませんが、とにかく昔から、病んだときやつらいとき、死ぬほど嫌なことがあったときほど映画館にこもっていた私なので。
シュールだろうがカオスだろうが死ぬほど眠くなろうがありえんくらいつまんなかろうが、とにかく映画を観たいのです。
なんでもいいから。(それはどうなの)
そんな、ちょっと自分の毎日に疲れたな・・・このままクソみたいなしょうもない日々を続けて貧困のなか野垂れ死んでいくのかな私・・・などと珍しく心を病みそうになったときに観たのがこちらも絶賛上映中
「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」
(C) 2025 TPS Productions LLC & Focus Features LLC. All Rights Reserved.

もうタイトルからしてヨクワカンネーし、相変わらず個性的すぎる独自路線でブッ飛んじゃってるし、出てくる人みんな目がキマっちゃっててもうなんかなんていうかただただ笑いを噛み殺すばかりの時間でしたが。
そもそも目力強すぎが過ぎるベニチオ様の娘役が、これまた目力強すぎの若い娘。これは誰?と思ったらなんとあの目力強すぎのタイタニック女優ケイト・ウィンスレット先生の実の娘とは!!
そりゃあ目力強いに決まってるじゃんね!
大好きなベネディクト・カンバーバッチもクセ強すぎキャラで登場するし、常連のスカーレット・ヨハンソンも得意の仏頂面でいいとこかっさらっていくし、最高でしたね。
これ観たあと、なんかちょっとスッキリしました。
「これでいいんだよね。。。」
・・・は?どういう意味?って感じですよね。
でもとにかく、そっと頭をポンポンされて「大丈夫だよ」と言われたような気がしたのです。
好きなことしようよ、いろいろあるけどそのままいこうぜ。
みたいな、そんな感じ?
いつもの、くすんだパステルカラーのほんわかかわいらしい映像世界のなかで超絶おしゃれな小物やこだわりすぎなインテリア、ガチもんの美術品に囲まれながら繰り広げられる、ガンぎまりの目力で睨み合いながら交わされるヨクワカンネー会話が続く、シュールな物語。
本気でふざける「オリバーな犬~」の俳優陣とリンクする、こちらもハリウッドの豪華俳優陣が全力でふざけつつ多大なお金をかけて作られた徹底的に好きなことだけつめこんだ超個性派作品。
そういうの観ると、嬉しくなりますよね。
元気が出ました。
ちっぽけなゴミみたいな憂鬱に心を支配されてる場合じゃない!ってね。
なのでまたがんばります。
いろいろあるけど、まあ、いっか。って感じ。
自分で言っててヨクワカンナイんですけど、とにかく心がゆるむというか、こわばって硬くなってしまった心と体の力が自然と抜けていたような。
綺麗すぎる色味と穏やかな音楽、そして静かな会話が心地よすぎて一瞬気が遠くなってしまったのもご愛嬌。
なにしろこの監督の映画、毎回、必ず心地よくなって必ず一瞬気が遠くなるので。
好きなんですけどね。必ず観るんですけどね。
きっと心が癒されるんでしょうね。ヒーリング効果?
みなさんも、癒されにきてくださいね。


あ、そういえばもう一本、南部さんで観ましたよ。
「バード ここから羽ばたく」
これもよかったー!
ザ・イギリス映画。
大好きなあのころ(1990年代)のイギリス映画の香りが漂う、延々と曇り空のなか貧困とドラッグと負の連鎖にまみれた、リアルでしんどいけど心をぎゅっと掴まれる青春映画。
どん底で、生々しくて、八方ふさがりで、そして自分が12歳だったころのモヤモヤしたうっとうしさみたいなものを思い出して胸が苦しくなって、でも、ほんのちょっとの希望があることを知るだけで少しだけ世界が明るく見えてもう少しだけ生きれると思う。
そんな映画でした。

さてさてそして、午前十時~「ローマの休日」からの「七人の侍」と、今年度の本命シーズンに入るし、あちこちで楽しそうなイベントも盛りだくさんの秋ですね。
映画ヲタクのみなさんがこぞって外を闊歩する時期です。
私も、大変迷っています。
これとか。
マジで行きたいんですけど!!!
子どもの頃のヒーロー・志穂美悦子様!!
しかも当時ガチ号泣して原作本まで買った「二代目はクリスチャン」が観れる!!(一戸町)

あとこれとか。
本気で行きたいんですけど!!!
「コット、はじまりの夏」!!(洋野町)
観たいし、友達がやってるイベント!!
・・・・・・どっちも遠っ!!!
いやね、だいぶ運転できるようにはなってるんですよ。
日帰りで野田玉川マリンパーク行ってきたしね!(まだ言ってる)
一戸町?洋野町?・・・・・まあ、行けんじゃね!?
とは思いましたけどね。
でも、だいぶ運転できるようになったとはいえ、距離が近くなるわけじゃないからね!!
遠いよ!スッゴク遠いよ!
嫌だよ、高速道路2時間は!なんか、死ぬ気がする!!
そんなこんなで、高速道路を使わずに洋野町まで行くルートをグーグル先生で調べたけどちょっと絶望して今、諦めかけているところ。
誰か、洋野町まで乗せてって!!

とまあ、そんなわけで毎回盛大に言い訳をして終わるようになってしまったブログです。
そしてそんな時に限ってなんとなんと、残念なことにピカデリーさんが閉館するという悲しいニュースまで。
語りたい。。。。。
「グランブルー」やるのよね!
「トワイライト・ウォリアーズ」もまた観られるのね!
ありがとう!!どっちももう一回スクリーンで観ておきたかったから!
じゃないのよ。閉館だから。しんみりだから。
その昔、ピカデリー「ボディガード」の先行上映を観に行って(超~~~混んでた!!)観る前に張り切ってパンフ買ったのに家に帰ったらパンフが無い!
電話したけど結局無かった( ノД`)話とか、
でっかい地震があったとき(東日本大震災ではないです)、うちの父がどこにいるかわからないってなって、何回も電話したけど出なくて家族でみんなで超~心配してたらドーナツ買ってのんきに帰ってきて、実はピカデリーさんで映画を観てたとか(ワイルドスピードか何か)。
「ああ、そういえば揺れてたなあ」とのたまった父に家族全員ドン引き。
って話とか、
ピカデリーさんにまつわるエピソードもいろいろあるんですけどね。
語りたいけど今回も長くなってるのでやめます。
いつか書くかも。
あと、映画ヲタクの方から「映画館の中の人の一日」をいつか書いてくれと言われていたのでそれもいつか。
なんだか、暖房も冷房もいらない快適な季節ですがなんだりかんだりでドタドタ走り回ってる私です。
みなさまも、自分のことや家族のことやいろいろあると思いますけど一緒にがんばりましょうね。
目標は、近くて小さなものから。
私の今月の目標は、「興味があるものはちゃんと観る(観に行く)こと」
めんどくさがらずにね。
いちいち家を出ない言い訳を考えないでね。
がんばります。



★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/