2022年3月2日水曜日

韓国映画の新しい風「声もなく」

こんにちは。
前回の更新も、たくさんの〇ャニヲタ・・・いやファンのみなさまに読んでいただいたようで、ほんとにありがたい(´ー`)
え?このブログ書いてる、〇ャニヲタの人と香港映画ヲタの人と、
それからいつものマニアックな映画ヲタの人は、私です
ぜーーーんぶ同じ人ですよ?
ちょっと頭がイカれ気味ですが、多重人格ではありません。
広く浅くができなくて、いちいち沼が深いので大変(;´Д`)
今回は韓国映画について長く語るつもりだし(胃もたれ不可避を予告しておきますので、胃腸の調子が良くない方は体調整えてからお読みください)、
しかもイギリス映画も好きなので、アカデミー賞に7部門ノミネートされた「ベルファスト」についても近くなったらゴリゴリに語るつもりだし(めちゃくちゃ良かった!マジ良かった!絶対観てくださいね!)、
お仕事しつつ、推し事もしつつ、お笑いも好きだしドラマも見たいので、アマプラ見たり録画見たり映画は映画館で観たいし・・・・って、
だから毎日睡眠5時間無いんです(-_-;)
一日が24時間なんて足りないよ!!!
ねえ、睡眠って、ほんとに必要!?
どうして寝なきゃいけないんだ!?(→毎日コタツで寝落ちの人)
一つだけ願いが叶うなら、一日を48時間にしてください(>_<)
・・・・・そうなったらそうなったでそれでもまた足りないと言いそうな私ですが。


と、いうわけで今回は韓国映画です。
「声もなく」
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
こちらは、韓国のアカデミー賞といわれる青龍映画賞新人監督賞主演男優賞を受賞したほかアジアじゅうの映画賞を総なめにした話題作。
口のきけない主人公の青年を演じるのは、カンヌパルムドール(最高賞)候補になった「バーニング 劇場版」(原作は村上春樹)のユ・アイン
韓国ではモデルとしても活躍中の、竹内涼真似のイケメンスター俳優なんですが、
「バーニング」ではめっちゃイケメン!https://youtu.be/fBxkD6wEqrI
この映画ではなんと15kg増量し、だらしない体型の冴えない田舎の青年として、
「あぁ・・・こういう人、いるなぁ・・・(-_-;)」って感じのぬぼーっとした〝ダサめの大男”の存在感でスクリーンに登場します。
作品全体に漂うのは、どことなく重さと暗さをまとったまさに〝韓国映画”っぽい空気感ではあるんですが、
そのなかにほんのりとした優しさや透明感みたいなものを感じたのは、
緑濃い田舎ののどかな風景や、空の色、計算され尽くした小物たちなんかのさりげない映像の美しさ、
そしてシビアなストーリーにおかしみを滲ませて絶妙なユーモアを織り交ぜた巧みな作り方によるものなのでしょう。
犯罪映画なのに全体がふわっとしたあたたかみで包まれる、不思議な感触のこの映画の脚本と監督を手掛けたのは、
たくさんの日本映画やアニメを観て育ったという新人ホン・ウィジョン
この長編デビュー作で数々の賞を受賞し世界各国の映画祭の話題をさらった、
1982年生まれの女性監督です。
#Me Too運動の広がりで、最近はアメリカのアカデミー賞の傾向を見ても、アジア系、そして女性クリエーターに対する評価が上がっていることがわかりますが(〝世間の空気を読んだ忖度”ともいえますが・・・)、
いまだに厳しい家父長制男性尊重主義が消えない韓国で、
若手の女性監督の初監督作、しかも低予算のオリジナル脚本作品が評価されたというのは素晴らしい快挙といえますよね。
この映画では、親から身代金を払ってもらえない少女に垣間見える男女差別だけでなく、
口のきけない主人公や、足をひきずり闇の仕事をする男性など、社会的に差別を受ける人々の不条理全体を描きたかったと語っています。
テーマは重いし、始まってすぐにわかるのは主人公が闇の仕事をして生計をたてているということ。
うわ、暗い映画なのかなあ・・・と思いながら観ていると、
いつの間にかクスクス笑っている自分に気が付きます。
ゲラゲラでもない、ほんわかでもない、不思議なおかしみ。
パステルカラーの風景にとけこむのどかな夏の一日に、
うっかり心が洗われるような気さえしてきます。
スクリーンに映しだされているのは思いっきり犯罪なのに。
前半はわりとのんびりと、ド田舎の美しい田園風景のなか、
偶然と必然に引っぱられるようにして始まったいびつな疑似家族のような日々がつづられます。
親が身代金を払ってくれない誘拐された少女
命令に従うしかなくて、その少女を預かることになった口のきけない青年その妹
そしてその兄妹の面倒を見てきた足の不自由な男
その、ごくごく小さなコミュティのなかの儚い一瞬の夏休みのような時間が眩しくてせつない。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
最近だとカンヌパルムドールを受賞した是枝裕和監督の「万引き家族」にも通じる、〝社会から見えない人々”を描いたお話です。
そういえばアカデミー賞の作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト」や、
日本アカデミー賞を受賞した「ミッドナイトスワン」なども、
貧困やマイノリティ、格差社会などをテーマにした映画でした。
いま現在、世界中の先進国が抱える闇であり、
人々が関心を持っている問題です。
この映画では、外の世界とは一線を引き静かに誰にも気づかれないように暮らしてきた青年が、
他者と密接に関わることになったときの戸惑いや、
育ちは良さそうなのにあまり幸せそうでない少女と、
身なりは汚いし学校にも行ってなさそうなのにどことなく幸せそうな少女が、
一緒に暮らすことでほんのちょっと何かが変わる瞬間。
そんな小さな心の揺れ動くさまが、
のどかで美しい田舎の景色をバックに、
静かに、だけどくっきり濃密に描きだされます。
登場人物はわずか、
ストーリーはごくごくシンプル、
しかも主人公は一言も喋らない。
本当に必要なもの以外すべてを潔く削ぎ落した作りだからこそ、
濃厚に浮かびあがってくるメッセージ。
自分で選んだわけではないけどそうするしか生きるすべがなくて闇の仕事を淡々とこなしながらギリギリの静かな暮らしを続ける微妙なバランスも、
自分が弟より価値が低いためどうやら親が身代金を払うのを渋っているようだというのに気付いている少女が、誘拐されているにもかかわらずなんとなく居場所を見つけたように心を許した表情になる瞬間も、
それまで何事にも抵抗せず流れに身をまかせるようにしか過ごしてこなかった主人公が、
一度だけ自分の心に正直に、まっすぐに感情をあらわしたときの弾けるような心の高まりも、
そのままどすんとストレートに伝わってくる。
でも、ほのぼのとして心が通いあってきたんだなと思った直後、
グイッと現実に引き戻されたり、
あっさりしたドライな描き方で実はものすごい犯罪のシーンを映し出していたりと、
ところどころドキッとさせられながら、
いつの間にかすっかり自分もその不思議な疑似家族のなかにいるような気分に。
そして彼らの状況や心がすこしずつ変化するにつれて、
同じ場所でも色合いや雰囲気も変わっていく。
人は、他者との関わりによってどんどん変わっていくものなんですよね。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
そして後半、たたみかけるようなハラハラドキドキの展開に息をのみながらも、
あちこちに張り巡らされた伏線があったことに気付いてハッとする瞬間が心地良い!
それぞれが着ている服にもきっと意味があるし、
パステルカラーの美しい風景場所場所の色合いも、
最初に少女がつけていたお面やヤクザが着ていたスーツ
トイレの外で叩き続ける手や、
家で無造作にちらばっていた服近所のおばあさんとのやり取りまで、
すべてが完璧に計算し尽くされた伏線!
もっとあったはず!だからもう一回観ないと!
そして圧倒されるのは、誘拐される少女役の子(ムン・スンア)の静かな演技!
センスも好みも影響しない無機質な制服に身を包み、お面で顔を隠して、
自分が置かれている状況を冷静に見極め、
どうすれば生きられるのか、いま何をすべきかを常に考えているような賢い少女の顔と、
疲れ切って世の中をあきらめているかのような乾いた女の顔
さらに時折、聖母のようにすべてを包み込むような優しい母親のような顔も見せながらそのときそのときの流れに身をまかせる姿は、
子役というより完全に実力派女優。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
これはすごい・・・・。
「ユリイカ」のときの宮崎あおいを思い出しました。
泥臭い底辺の暮らしを描きだしながらも、
韓国映画というよりフランス映画のような、
シンプルなのにセンス良く尖ってるヨーロッパ方面の犯罪映画のような、そんな感じ。
・・・・・・嫌いじゃない。
韓国映画に、また新たな風が吹き始めたようです。
エンタメに国力とお金とエネルギーを迷わず注ぎ込んで、
それがカンヌアカデミー賞の常連に名を連ねることで実を結んだといえる韓国映画界は、
今まさにノリにノッてる状態。
国が抱える問題が大きすぎて(朝鮮戦争やその後の北朝鮮との関係、そして脈々とつながる政治的社会的な問題諸々)、
他のアジア先進国から経済的な発展で遅れをとっていた韓国ですが、
逆に言えばそのおかげで、ちょうど世界中でインターネットなどが普及し始めたタイミングで国力を上げるために何が必要か、どこにお金をかければ世界に負けない国になれるのかを見極めて大きく舵をとることができたのだと思います。(→個人的な見解です)
そこで、ITや観光、そしてエンタメにとにかく国をあげてお金とエネルギーを注ぎ込むことでものすごい急速な経済発展を遂げた韓国は、
今、エンタメでもITでもアジアのトップに躍り出た感があります。
私が韓国映画「シュリ」を観てガツンと頭を殴られたような衝撃を受けソッコー韓国旅行を決めたのは、2000年。
まさに世界中で韓国エンタメが大きく動き始める直前のこと。
金銭的にも政治的にも余裕が出てきた韓国は、そのころすでにターゲットは国内ではなく海外。
裕福な家庭ではみな子供を海外に留学させて、先の先を見据えていたようです。
国も本気で世界規模の潮流を作るため、
中国のエンタメのシステム(公的な学校で学問として演技や技術を学んだ者がエンタメの世界に入っていく形)と、
ハリウッドのエンタメのシステム(映画やドラマを作るためだけの場所を持ち、時代劇から最新技術まで一か所でまかなえる)、
日本のエンタメのシステム(〇ャニーズ事務所のように、子供のころから歌やダンスをたたきこんで育て、十代のうちにデビューさせる)、
世界中のいろいろなやり方を学び取り込んで、
いち早く海外マーケットを視野にエンタメを動かし始めていたんですね。(→韓国を旅行した時に仲良くなった現地のガイドの女性から聞いた話ですが、諸説あります)
私が初めて観た韓国映画「風の丘を越えて」(1994年)という低予算、スター無しのアート系映画でしたが、すっごく良くて驚いたのを覚えています。
私がこの業界に足を踏み入れてすぐのころで、
先輩から「好き嫌いしないでなんでも観なよ!それも仕事!」と言われてとにかく選ばず時間さえあればひたすら映画館で観まくっていたのです。
それでそれまで観ようとも思わなかった世界中のいわゆるミニシアター系の映画に触れ、
この韓国映画に出会ったというわけなんですが、
作品的にも海外の賞もたくさん受賞して評価された名作なので、
これは韓国映画界としても一つのターニングポイントだったのだと思います。
その後、何かの映画祭か企画で1980年代の韓国映画を観たのですが(タイトルは忘れちゃったし内容も全く覚えてません)、
火曜サスペンスもビックリの、誰かが殺されて警察署で何か問題が起きたみたいな、ストーリーも言いたいこともよくわからんけどひたすら暗くておかしな映画で、
この映画からたったの10年かそこらで「風の丘を越えて」のような素晴らしい作品が作られたのかと、また違った驚きがありました。
そして今度はそのほんの数年後、技術もお金も製作の仕方も格段とレベルアップした商業映画「シュリ」で、アジアどころか世界中に衝撃を与えることになった韓国映画
ターゲットを世界に据えて、冷静に計算を重ねて力を入れてきたインターネットや最新技術で目覚ましい成長を遂げた韓国は、
エンタメでは最初から国内しかターゲットにしていなかった日本や(今もですね)、
逆に人口の多さと情報操作のやりやすさから国内マーケットだけでじゅうぶんという中国(これもまた今もそうですが)とも違った独自のやり方で、
エンタメの世界マーケットに躍り出たのです。(→しつこいですが個人的な見解です)
ちょうど、それまで映画やアイドルなどアジア中のエンタメ分野のトップを独走してきた香港が、中国への返還によって人材も技術も勢いも一度に失った時期でもあり(社会主義の中国への返還を嫌がり海外へ出た人がたくさんいた)、
そこへ技術も実力もスターも完璧に揃った韓流が一気に映画でもドラマでもアイドル業界でもトップに躍り出た、というわけ。
でも私はずっと、香港映画が一番好きだよー!!
そしてニコラス一筋だよーーーーーー!「レイジング・ファイア」ニコラス・ツェー
〇ャニーズとかけ持ちだけどねー!
それから一瞬、チャン・ドンゴンヒョンビンに浮気しそうになったけどねー!
ごめんなさーい!!(どうでもいい)
・・・・・で?なんの話でしたっけ(*'ω'*)
そう、そんな韓国映画は今、カンヌパルムドールアカデミー賞の作品賞も手に入れてアジアではもうすでに敵なしみたいな、無双状態。
なんですが、そのなかで大手製作会社や有名企業のバックアップも無い、
女性の無名監督のデビュー作であるこの「声もなく」という低予算映画が大きく評価されたのはとても良い傾向だと思います。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
お金や権力だけでない、作品じたいが持つ力。
「ミッドナイトスワン」日本アカデミー賞を受賞した時と同じ、
まっすぐなすがすがしさを感じます。
これからまたどんどん新しい韓国映画が出てきそうですね!
楽しみ(*‘∀‘)♪
初めて韓国を訪れた数年後、
今度はヨン様にハマった母親に強制的にガイドとして韓国旅行に連れていかれたのですが、そのとき、
外国も飛行機も怖くてそれまで海外旅行を避けてきた母親に迷わず韓国行きを決めさせたそのものすごいエネルギーを持つ韓国エンタメの力を実感し、
「これはすごいことになってきたなあ・・・」
と思った私でした。
え?母のやってることが私と同じだって?
そう、ミーハーは『血』なので仕方ない( `ー´)ノ
と、そんな、初めて観た韓国映画にまでさかのぼって感慨深く語っていたらまたしても大長編になってしまったヲタクブログでした。
こうやって暑苦しく語りましたが、
この映画「声もなく」、シンプルなだけに観る人や観方によってガラッと印象が変わる映画です。
ぼんやり観るとそれなりにぼんやりとしたイメージ、
思いっきり入り込んでみると圧倒的な奥深さがある映画だと思います。
まあ、そもそも映画ってそんなものかもしれませんが、
これは特に。
なので、これから観る方は、あちこちにアンテナを張って観てもらえればと思います。
こんなに見応えあるのに90分だしね!
それでいて省略感も早送り感も無いって、それもすごい。
映像が綺麗で、
銃撃戦も血みどろの殺人シーンも出てこない、
最後、ハッピーエンドを願ってしまう不思議な犯罪映画。
ぜひ劇場で、物語に入り込んで観てください。
公式サイトhttps://koemonaku.com/


さて、初恋の人が去り(「スタンド・バイ・ミー」が終わって初恋のリバー・フェニックスが見られなくなったという意味)、
生涯で一番愛した元彼もまたしても私の前から姿を消し(「レイジング・ファイア」が終わってニコラスが見られなくなったという意味)、
そしてもうすぐゴーモリタまで私を捨てて行ってしまう(「前科者」が3月3日で終了してしまうという意味)、
なんか・・・・・・・・・春ですね(?)
目もかゆいし鼻もグズグズ・・・・・やっぱり春ですね(+_+)
もう今週末からは春の代名詞「映画ドラえもん」が登場。
やっと。やっとで観られる、春のドラえもん
一年越しです。
・・・いや、一年延びたということはつまり、二年ぶり!?
今年はほんとにやれるんでしょうね!?
またドタキャンとかなんないでしょうね!?
と、スタッフみんな疑心暗鬼。
今のところ上映延期の連絡は入ってきていないので、たぶんいける?
映画館でのクラスターなどは出ていないので、
マナーを守って観てもらうぶんには映画は大丈夫、と周知されてきていると思いたい!
こんなに長引くとは思いませんでしたからね、
結局、未知のウイルスとはどうにかして日常生活をキープしながら向き合っていくしかないということか。
え?混雑状況?
・・・・・・・・・・・・そんなに混まないので大丈夫ですよ。
(→あちこちから怒られます)
というか、コロナがまだおさまらないこの状況もありますが、
同じ地区内で拡大上映する(複数の映画館で同じ映画を上映する)場合、
座れないほど混み合うなんてことは今、ほとんどありません。
特に中劇?
失礼だな(゚д゚)!!
・・・・・・・そうだよ!文句ある!?
今はオンラインで空席状況を見てから出かけてもいいんですからね、
そういうのを活用して、安心安全に映画を楽しんでいきましょう。
リアルタイムの混雑状況は中劇ツイッターで発信していますので、
そちらをぜひご利用くださいね。



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2022年2月23日水曜日

〇ャニヲタ全開の回再び。「君が落とした青空」

こんにちは。
前々回の「前科者」でのゴリゴリのジャニヲタ発動から、
前回の「レイジング・ファイア」のズブズブの香港映画ヲタ発動の連続投稿で、
〝完全にヤバい人”であることをカミングアウトしてしまった状態の私です。
でも私の場合そもそも隠してないし、ちょっとヤバいくらいの人のほうが面白いですよね?
ね?ね、ね、ね!???(うざっ。)
でも大変なことに、2月はまだまだこんなもんでは終わらないんです。
今回は再びジャニヲタモードに戻るんですがそのなかでも重めのJr.ヲタ回、
次回は「シュリ」を観て韓国映画にドハマりし、
ソッコー韓国旅行を予約した(このあたりの瞬発力、我ながら自分のヲタ癖に
感心します)私が韓国映画について語るのでやはり重め。
みなさん!いくら私のファンでも(そんなのいません)、
さすがに今月は胃もたれするかもしれないから気をつけてーーーーー( `ー´)ノ
2月は私の誕生月でもあるので更新頻度上げてエネルギッシュにいきますよ!!
ちゃんとやらないとツイッター担当のNさんにまたケツ叩かれちゃうのでがんばります(;'∀')9

さてさて今回は、自分がオバチャンであるということを自覚してからは観るのをためらうようになっていたジャンル、
〝どストレートな青春ラブストーリー”
「君が落とした青空」
(C) 2022映画『君が落とした青空』製作委員会
主演は東宝シンデレラガールグランプリの福本莉子ちゃんと、
ジャニーズJr.の大人気グループTravisJapanトラビスジャパン)の最年少メンバー松田元太くん(げんげん)です!!
やっと、ジャニーズJr.沼歴〇十年の私が、堂々とここでジャニーズJr.愛を語れる日がやってきたんですね!!!(!?)
すごい・・・・・!!
え、映画館の公式ブログでジャニーズJr.について語っていいんですか!?
(→いや、映画の紹介です)
中劇でこんなことがあるなんて・・・!
・・・・ヲタトークが無理な方は早く逃げてーーー(>_<)!!!
嬉しいなあ・・・去年の松村北斗SixTONES)主演の「ライアー×ライアー」もよかったですけど、
今回の「君が落とした青空」も嬉しいなあ!!
別に隠してないので言いますね。
そう・・・・私のジャニヲタ歴の初めの一歩はと言われれば、
間違いなくSMAPをデビュー前から推し始めたことからなんですけど。
SMAPデビュー前の城ホ(大阪城ホール)コンに行きたくて母親と大喧嘩したのがヲタ活の始まりと言えるでしょう。
今と違って、スマホどころかインターネットすらまだなかった時代です。
動いてる推しを見るとしたらテレビ番組を録画するしかなかったころ。
デビューもしてないジャニーズJr.を推すなんて、民放が2局しかないド田舎の女子高生にはかなり難しいものだったんですが、
東京から数週間遅れで土曜の午後なんかに放送されるアイドル番組や、
光GENJIのバックで踊る歌番組を録画してビデオテープがビロビロに伸びるくらいに繰り返し見るのが唯一の楽しみだったんですよねぇ・・・(*‘∀‘)
とはいえ、それ以前からもミーハー気質は発揮されていて、
少年隊の曲はイントロがかかっただけでたいてい歌えるし、
光GENJIは滝沢村のアピオのコンサートに行ってるし、
男闘呼組のデビューシングルもカップリング曲違いの4種類全部買ってるので、
SMAPより前から思いっきり事務所推しなんですけどね(;'∀')
V6も、デビュー前に岡田くん「元気が出るテレビ」ジャニーズ予備校のオーディションを受けた時から応援してるしそのときに審査員をしてた森田剛三宅健)がジャニーズJr.でめちゃくちゃ人気があるってことも知ってたしデビューしてからもCD買ってたし(すみません、岡田担でした)、
はデビューシングル予約して買ってるから予約特典のポスターも持ってるし、
タッキーがトップにいたころのジャニーズJr.の伝説のドームコン(東京ドームコンサート)も入ってるし、
朝ドラ「あぐり」に子役で出てた生田斗真くんに目を付けて(怖っ)からはゴリゴリの強火斗真担だったので、
斗真くんと握手もしてるし公式うちわも何本も持ってるもんね!!(なんの自慢)
なので、元SMAPのお三方が中劇に来てくれたとき(まだまだちょいちょい自慢していきます)→https://moriokachugeki.blogspot.com/2018/04/blog-post_13.html
それから斗真くん主演の映画「彼らが本気で編むときは、」を中劇で上映できたときなんかはほんとに感無量でした・・・(´ー`)
とにかくそんなこんなで簡単に言うと根本的に事務所推しなんですが、
常にズブズブの強火Jr.全体推しなんですよね、私( `ー´)ノ
今も、デビュー組の自担を熱心に応援しつつ、
Jr.Jr.で推しGがいるのでそちらも推しながら、
結果、事務所全体推しで楽しくやっているわけで。
え、自担ですか?
それは、直接聞かれればお答えしますが、今はここでは言えません。
願かけ中なんで!!
斗真くんのときや、前回のニコラス・ツェーのように、
いつか今の自担が主演の作品を中劇で上映できたら感無量どころか、もう壊れますね(?)
それまで楽しみに(?)していてくださいね!
・・・・・で?なんの話???
「ジャニーズJr.を熱く語る回」でしたね!!
(→違います)
そう、そして現在のジャニーズJr.なんですが(まだ続く)、
トラジャTravisJapan)は私も大好きで、
ダンスがめちゃくちゃうまくて見ていて楽しいのでyoutubeの自分のアカウントにはトラジャのオリ曲(オリジナル曲)のパフォーマンス動画のみのリストを作ってあるし、
トラチューブTravisJapanの公式youtubeチャンネル)は毎週欠かさず見てるし、
+81 DANCE STUDIO(とにかくダンスがレベチのTravisJapanが事務所の先輩方の過去の素晴らしい楽曲に合わせて有名ダンサーや振付師の方々とコラボして新しいオリジナルのダンスを公開するダンス専門チャンネル)は古参のジャニヲタには神チャンネルなので毎回何度も繰り返し見てるし、
得意のアマゾンプライムで、ドキュメンタリーも配信中!
そうそう、つい先日、発表になった「Jr.大賞」!(雑誌「Myojo」で毎年、読者からの投票でジャニーズJr.のさまざまなランキングを決める企画)
トラ担のみなさま、おめでとうございます!!
「恋人にしたい部門」上位に、トラジャメンバー全員入ってましたね!
これはすごい!!
そして、げんげん松田元太)!!
ほんとにおめでとう!
(→このあたりの表現がふわっとしてるのは、〝勝手にネタバレしてはいけない”というヲタの鉄則からなのでお許し下さい)
国宝級イケメンランンキングNEXTの2位もすごいなーと思って見てたんですが、
この「恋人にしたい部門」は毎年、白熱しますからね!
今年は特に、なにわちゃんなにわ男子)が抜けたので激戦でしたね。
私も推しJr.に投票しましたけどね(したんかいっ)、
まずまずでしたかね。うちの子たちはこれからなんで!
・・・・って、あれ?ついてこれてない( ゚Д゚)?
ていうか、なんの話??
そう、「君が落とした青空」だってば!!!
(C) 2022映画『君が落とした青空』製作委員会
そしてげんげんだってば!
げんげん松田元太)・・・・。
すごいね、映画初出演主演だよ!
この、げんげんとグループ内でシンメ(ジャニーズ用語で、グループ内の立ち位置で〝左右対称”になっている二人のこと)のまつく松倉海斗)は、
松松コンビといってトラジャにもあとから加入したんですが、
自担と関わりが深くて個人的に何年も前からひそかに応援してきた二人なので、
まつくがドラマに出たり、げんげんが映画に主演したりと活躍するのはほんとに嬉しい。
と、ここであれ?もしかして?
と思ったトラ担ガチ勢のみなさま、私のデビュー組の推しGと推しメン、わかっちゃいましたかね?
ま、そゆことなんで( *´艸`)!!
一緒にまるっと応援していきましょう!
・・・・・・・って、あれ?またまた私、なんの話してる?
絶賛、沼ってるジャンルの話だとすぐにあちこち飛んじゃいますね。
そろそろ映画の話に戻りますか(;'∀')
今回のこの「君が落とした青空」は、ティーンに絶大な人気を誇るケータイ小説の映画化で、すでに恋人関係にある高校生のお話。
(C) 2022映画『君が落とした青空』製作委員会
でもただの胸キュンものでは終わりません。
何かを隠しているような態度の彼氏に不安を感じている彼女の目の前で、
交通事故に遭ってしまう彼氏。
パニックになる彼女が目を覚ますと、
自分が同じ日をタイムリープしていることに気が付き・・・
というストーリー。
彼を救おうと何度もタイムリープを繰り返すなかで、
彼が抱えていた秘密を知るんですが、
同じ日を繰り返すのでそのたびにちょっとずつ主人公の対応も変わり、
それに伴って周囲の反応も状況も変わってく。
その微妙なさじ加減が秀逸。
そうだよね、過去を変えると未来も変わっていくのよね(>_<)
そしてラブだけでなく、友達との関係家族との会話なんかにも少しずつ影響が出てくるんですよね。
何度も同じ日を繰り返して起きる自分のちょっとした変化で、
いつも隣にいてくれる親友や、毎朝ご飯を作って制服にアイロンをかけてくれる母親の優しさなんかにやっと気づいたりする。
いや~もう、そもそもタイムリープはエモいのよ!
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「時をかける少女」(もちろん大林宜彦監督バージョン)の時代から、
ひたすら同じシーンを繰り返すおバカなチャウ・シンチー「チャイニーズ・オデッセイ」
瑛太上野樹里真木よう子と超豪華メンバーを使っていながら超くだらない、でもめちゃくちゃ面白い「サマータイムマシン・ブルース」
ハラハラドキドキしながら最後号泣の「オーロラの彼方に」
そして大好きで大好きでDVDも買ってしまったタイムリープラブストーリー「アバウト・タイム」と、今思い出しただけでこんなにある、
私の大好きなタイムリープ作品たち。
名作ばかり!ね、エモいでしょ!?
誰もが考えたことがあるはずの「もしも時が戻せたら・・・」
実際には無理だけど、映画のなかでくらいはいいじゃないか!
せっかく作るなら振り切っていこうぜ!
ってことで、思いっきり楽しんじゃって作ってる感が見えるくらいのタイムリープものが潔くて好きです。
今回も、ガチで思いっきりリープします。
もうリープしまくり。
いいぞもっとやれ!!
ヒロインは、東宝シンデレラオーディションのグランプリ受賞、
いま最も注目の若手女優・福本莉子ちゃん!
新作も続々待機中!
角度によっては「あれ?佐津川愛美!?」って瞬間もある、
めちゃくちゃかわいらしい、しかも声がめちゃくちゃかわいい、
絵に描いたようなお姫様感のある若手女優さんです。
この映画ではロングヘアですが、ついこないだまでやってたドラマのときにはバッサリ切ってちびまるこちゃんのようなおかっぱボブで、
それがまたすっごくかわいい!
私がやると確実にワカメちゃんになってしまうおかっぱヘアは、
超美少女がやるとおしゃれヘアになるらしい。。。(-_-;)
顔も好みなんですが、個人的に声がかわいくて大好きなので、そこも要注目のかわいこちゃんです!
そう、イケメンはもちろん好きだけどかわいこちゃんも大好物な私。
若手のチェックは欠かせません!
しかも監督は「おっさんずラブ」シリーズの演出を担当していたYuki Saitoだったりして、
アイドル映画と侮るなかれ。
日本映画のまた新しいタイムリープものの出現にワクワクしますよ!
そうそう、先週土曜日にこの映画の公開記念舞台挨拶生中継があったばかりなんですが、
なんと2月28日(月)に今度は大ヒット御礼舞台挨拶生中継が入ることになりました!
主演の二人と監督が登壇予定。
18:20の回の上映前に舞台挨拶があります。
割引サービスや招待券などは使えませんが、通常料金で入場可能です♪
平日なんですけどね~(^_^;)
夜の回なので、なんとか都合つけて来てください!
グッズも、完売したものもありますがまだ在庫が残っているものもあるのでお早めに!
そして現在、中劇自慢のラッピングエレベーターがもちろん「君が落とした青空」仕様。
映画を観に来たら、ぜひ記念写真を撮っていってくださいね!


さてさて今回もジャニヲタ全開でぶっ飛ばしました。
今回も長編すぎて、胸やけ起こして途中離脱した方がいるかもね?
チンプンカンプンだった方にはほんとうに申し訳ございませんでした!
私は映画を紹介するときに、
興味も無いのに資料見ただけでビジネスで宣伝するのとか、
観てもないのにさも観て感動しましたみたいなことを言うのとか、
本っっっ当に無理で!(→仕事しましょう)
だから、大好きで沼でとにかくこれについては語らせてくれ!みたいなときはこうやって暑苦しい長編になってしまって、ヲタ外の普通の映画好きのみなさまやもっとノーマルな一般ピープルの方々をドン引きさせてしまう・・・(-_-;)
ま、こうやっていろんな世界を覗き見るのも悪くないでしょ!!?
たまには自分が全く興味の無い世界線を垣間見るのもいいと思いますよ?
コロナでどこも行けないし、
イベントなんかもことごとく中止になったりしちゃってますからね。
まだまだ落ち着きそうにもない状況ですが、
自分なりに目の前の小さな楽しみを見つけながら春を待ちましょう♪


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/



2022年2月16日水曜日

香港映画も〇ャニーズも!ヲタク全開で猛ダッシュ中!

こんにちは。
前回のブログの閲覧数がものすごい数字になっていてビビってるBBA(ババア)です。
え?ヲタっぷりが強火すぎて炎上(゚Д゚;)!?
いやいや、V6ファンのみなさまが、ギリギリ怒らずに拡散してくれたのだと信じています。
この感触、元SMAPのお三方が中劇に来てくれた時(まだまだ自慢し続けます)、
それから草彅くん主演の「ミッドナイトスワン」の感想を書いたとき、
そしてその「ミッドナイトスワン」日本アカデミー賞を受賞したとき
と同じです。
いつも、ファンのみなさんが拡散して共有してくれました(*‘∀‘)
この現象、やはり私と同世代のジャニヲタのみなさんが熱心に広めようとしてくれたからなんですよねえ。。。
ありがたいことです。
そして、あちこちで「剛くん好きなんですか?」「V6担ですか?」と聞かれたりしたんですけど。
いや・・・・実は森田担ではないんですよね・・・・すみません・・・(>_<)!
というか好きは好き。当然。
Jr.時代のかわいいおサルさんみたいな頃のゴーモリタだってちゃんと見てるし。
なんだけど、なんと言いますか、しょっちゅう言ってますけど私、
〝ゴリゴリの事務所推し”なんですよねえ。。。(´ー`)
ごめんなさい!!
そして、こんなですけど実は同事務所他担(他のグループのファン)なんです・・・・!!!
一応、デビュー組のイチ推しG(グループ)と自担(一番推しているメンバー)はいるんですが、
ほかのグループも、もちろん歴代グループも、そしてそれと同時に常にJr.も応援しているという、
とにかくまるごと事務所が好きすぎる、ただのBBAなんです( ;∀;)
まだまだこれからも、事務所メンバーが出演する映画のときは張り切って語りますからね!!
・・・・・って、これ、なんのブログ?


ここで映画館のブログに戻りましょう!
とはいえ今回はもう、大変!
〇十年前、私がジャニーズと同時進行で足の先から頭のてっぺんまで沼に浸かって溺れまくっていた香港映画界隈の、私のなかの永遠の推しメンがっ!!
今!!中劇のスクリーンにやってきているのであります!!!
「レイジング・ファイア」
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
ていうか、これ私の元彼っ(右です)!(は?)
大好きで大好きで、いまだに忘れられないこれまでで一番大好きだった元彼がっ!(ハァ?)
ワイルドでセクシーなゴリゴリの悪党になって私の目の前に現れたので心が乱されてどうにもこうにも!(勝手にしろ)
少し前に、「匂わせ回収編」の回でも読んだ人全員をドン引きさせた私でしたが。
私の天使!
ニコラス・ツェー!!!
謝 霆鋒(ツェー・ティンフォン)!!

十代のころからひたすら美しかった・・・!!
ニコラス・ツェー!!!
謝 霆鋒(ツェー・ティンフォン)!!(うるさい)
両親ともに芸能人というサラブレッドのためバッシングを受けることも多く、
実力を正当に評価されていないとファンはいつもやきもきしていましたが、
歳を重ねて美しさに磨きがかかっただけでなく、
演技にも、変わらぬ艶のある歌声も、大人の色気と混在する少年のような笑顔も、
深みとともにさらにさらにキラッキラのオーラをまとって!
また私の目の前に!!(???)
マジやばい・・・・・・昇天!!
・・・なんかビックリマークが多すぎて読みにくいですね(*_*;)
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ダメもうなんか、長髪にギラギラの血走った目でガンガン人を殺していくニコラスの合間合間に、
警察時代の短髪で眼鏡をかけた爽やか笑顔のニコラスを挟まれたらもう、
もうもうもうもう(≧∀≦)!!!
・・・・・・・・・・・ロックオンでノックアウトでキュン死にですよ!
え、観た人全員、惚れるでしょ!?
みんな、目が合ったら妊娠しちゃうでしょ!?
何人もの人を殺してようが、
何件も現金強奪事件起こしてようがかまへんかまへん!
あたしが匿っちゃる!!!
ってなっちゃうでしょ!?
もう、あの美しさでゴリゴリの大悪党は、ずるいでしょ!!
でも、彼、ただ美しいだけじゃないんです。
香港のみならずアジア中を席巻した香港裏社会アクションエンタメ「古惑仔(欲望の街)」の少年時代を描いた映画デビュー作「硝子のジェネレーション」(佐野元春じゃないよ)で主役のワルを演じて一躍トップスターへと駆けあがったニコラスですが、
その後、代表作となる「ジェネックス・コップ」でヤンチャな新人刑事を演じたときもやはり、
その美しさの裏に透けて見える、隠しきれない憂いや陰がなんともいえない儚さを醸し出して、
誰もが恋心だけでなく母性まで完全に鷲掴みされてしまい、
もうほんとに気持ち良ーい感じで心を奪われてメロメロにされてしまうという罪なお人なんです(*´з`)
で、この映画では美しさに深みとそこはかとない大人のエロスを滲ませたそのニコラスのお顔と、
決してムキムキじゃなくて細マッチョな、鍛え上げられたそのしなやかなお身体を拝んでいるだけで至福のときなんですが(うざいですね)、
お話は100%純度の、待ちに待ったまさにこれぞ香港アクション!!
天才!最高!天最高!!
美しさと哀しさの表裏一体を全身で体現するニコラスと、
「ザ・正義!!」「これがドニー・イェンだっ!!」っていうドニー・イェンドニー・イェンたる熱血刑事。
まずこの対比が素晴らしい!!
それもまた香港映画のお約束だったりするんですがそれがいい!!
当然、ドニー師匠のキレッキレのアクションも、
ニコラスこれぞ香港スター!っていうガチのアクションも爽快!
そもそもリアルにカンフーマスターのドニー師匠
「追龍」のようなガチのワルも、
「燃えよ、デブゴンTOKYO MISSION」のようなコテコテのアクションコメディもいいんですけど、
真っすぐに自分の信念を貫く「ザ・正義オブ正義」の役がハマりまくるドニー師匠
久しぶりの王道、真っすぐすぎる正義の警察官。
部下を帰し、一人でヤクザの本拠地に行くとか(゚д゚;)!
猛スピードで走る車とバイクに乗ったまま殴り合うとか(゚д゚)!!
これぞドニー師匠の真骨頂!
もちろんスタントコーディネーターは、ドニー師匠の盟友・谷垣健司(るろ剣シリーズなど)。
最高じゃないですか!
殴り合うなら指の先まで美しく、
銃撃戦も舞うように。
王道ホンコンアクションの、その動きを眺めてるだけでため息がでます。
そしてお約束からのお約束。
ずーっとガンガン撃ちまくってドッカンドッカン爆破させてたのに、
最後は殴り合い!!(これが香港映画!)
しかも教会!!(これが香港アクションのお約束!)
香港ノワールの教科書「男たちの挽歌」をきちんと踏襲するお約束は胸熱!!
香港映画をアジアの頂点に引き上げたジョン・ウー「ミッション・インポッシブル2」のクライマックスでメイン二人にひたすら殴り合いをさせたのが、
世界中の映画ファンやアクション映画マニアから大ブーイングを受けたりしましたけど、
「は?え?これが香港映画ですけど??
男と男が殴り合う、それがキモでしょ!!」
と思った香港映画ファンが私のほかにもいたはず。
あれと同じでこの映画でも、
それまで散々、撃ちあったり爆発させたり騙しあったりしてたのに、
最後は肉弾戦かいっ(゚д゚)!!!
そして殺し合うのに選ぶのはなぜか教会!!
なぜって、それが香港映画だから!!
ジョン・ウーチョウ・ユンファがアジア中を熱狂させた1980年代から脈々と続く系譜だからね!!
そう!それが香港アクションの神髄!
ねえ、その後ろの足組みとか大きな像↓↓、
絶対何かに使うでしょ(゚д゚)!!?
みたいなね!
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
リアリティエンタメだったら迷わずエンタメを、
説得力ワクワクだったら当然ワクワクを!!
っていう全編通して徹底した変わらぬ香港映画の魂を見せつけられて涙が出た私でした。
ブラボー!!香港映画!!
ブラボー!!ベニー・チャン!!
この映画の監督ベニー・チャンは1990年代、
香港映画が活気があってめちゃくちゃ盛り上がっていた時代から、
ひたすら香港エンタメを撮り続けて牽引してきた若手のホープ。
ニコラスの出世作「ジェネックス・コップ」や、
ニコラスと大御所ジャッキー・チェンが共演した「香港国際警察」なんかもこの方の作品。
香港映画の王道を、常に新しい感性や技術を取り込みながらひた走ってきたベニー・チャン。
残念ながら2020年に58歳で癌で逝去、
この映画が遺作となってしまいました。。。
本当に悔しい(/_;)!!
世界は無常。
これからもっと観たかったのに!
彼はドニー・イェンアンディ・ラウも、ニコラスも、
彼らが一番輝く姿を、一番カッコ良く映る撮り方で、
徹底的に香港映画スタイルを貫いて撮る人でした。
この映画のエンドロールは、香港映画のお約束であるNG集ではなくて、
ベニー・チャンのこの映画の撮影中の姿です。
もう!ここで泣かせるのかよ(/_;)!!
香港映画を愛し、香港映画に人生を懸けたまさに香港の映画人が、また一人消えてしまいました。
いや、こんなしんみりするのはベニー・チャンだって望んでいない!!
私も最後まで、大好きな香港映画をド派手に紹介しなくては!
そう、とにかく最初から最後まで猛ダッシュで突っ走る香港アクション
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
街の真ん中のでっかいビルをめちゃくちゃにしながらドンパチしちゃうオープニングから、
絶対にあとで足を引っ張るどんくさい手下がもちろんいて、
仲間が次々死んでいっても銃撃戦はどんどんド派手に、
一般人をまきこんでの市街戦もなんのその、
いけすかない小物のワルたちはきっちり全員成敗しつつ、
悪役の最後にだってちゃんと美学が。
そう、悪役の死に方にもドラマと美しさをまとわせるのが香港映画!
そこが、ほかのアジア圏のクライムものと違うところなんですよねえ!
そして正義は最後まで正義のままで、
銃撃戦と肉弾戦を絶妙~に織り交ぜながらクライマックスへとぶっ飛ばす!
ある程度のお約束は当たり前、
でもそのお約束を見事に上回ってくるトンデモ展開。
だから壮絶な殺し合いのバトルなのに怖くない!
面白すぎてちょっと笑っちゃうくらいに。
そして子どもは絶対に助けます。心配ないさ~!!
なんでしょうね、最初から最後まで貫くこの熱さ!暑さ?
これについては私は昔から、亜熱帯で一年中暖かく湿気が多いというこの街の気候や湿気や空気感、
そしてただの田舎の港町だった香港イギリス領となるやいなやあっという間にアジアの経済や文化やエンタメのトップに駆け上がるという独自の発展を遂げた特異な歴史からも多大なる影響があると思っていて。
ウォン・カーウァイ「恋する惑星」にハートを撃ち抜かれて、
映画を観た帰りにそのまま香港旅行を予約するという、
若さゆえの瞬発力で香港を旅した私なんですが、
そのときに感じたのはまさに街と人の持つエネルギー
1997年の中国返還を数年後に控えてなんとなく刹那的な空気感もありながら、
いろんな人種がごったになって、言葉も肌の色も服装も、
それから建物も食べ物もファッションも、
陰と陽、光と闇を常に表裏一体でエネルギーがほとばしっている感じ。
歓楽街のど真ん中を飛行機がガンガン飛んでいたり(今は空港が移転したのでその光景は見られなくなりましたが)、
観光客が群れをなすきらびやかな高級ブランドの路面店が立ち並ぶ通りの一本裏には、
決して綺麗とは言えない古い高層アパート同士が通り越しにロープを渡して洗濯物を干していたり、
「恋する惑星」の1シーンを真似して、おしゃれで近未来的な長ーいエスカレーターの前で麺をすすろうとするのん気な日本人観光客の私に屋台の麺を売るのは、あまり小綺麗とは言えない服装の小学生くらいの少女だったり、
ヨーロッパの繁華街のような一角のおしゃれなバーの横の路地ではまさに映画「欲望の街」の主人公たちのようなヤクザとヤンキーの間くらいの若い不良たちが喧嘩していたり、
両替屋が集まるビルではインド人が両替屋のくせに「こっちおいで安いよ」なんてよくわかんない適当な日本語で話しかけてきて店の奥に引っ張られたり(普通の両替でしたが、店によってレートが違うので要注意)。
そんな猥雑な、ごちゃまぜな、なんでもありな街の雰囲気は確実に人々の性格にも映画作りにも大きく影響を与えていると思うのです。
香港映画を色で例えるなら絶対に「赤」
韓国映画「青」
私の個人的なイメージですけど。
韓国韓国で、気候的にもどことなく寒い冬の感じが強かったりもするのですが、
もとは一つの国だったのが二つに分かれてしまった経緯や、つい最近といった感じの朝鮮戦争、そしてそこからつながる一触即発の戦争への危機感なんかもやはりエンタメのカラーなんかに如実に表れるものなんですよね。
今回の「レイジング・ファイア」韓国映画だったら全然違うものになっただろうねと、
ツイッター担当のNさんと話しました。
韓国映画だったらもっとリアルでシビアで、背筋の凍るような「レイジング・ファイア」になっただろうねと。
韓国映画なら妻と子供は死ぬよね、銃撃戦は繁華街じゃなくて倉庫だね、
なんなら正義も死んで終わるよね!(→おおげさなたとえです)
ま、そんな暗さや重さもお約束で韓国映画の面白いところでもあるんですが、
それについてはまた2月25日公開の「声もなく」で思いっきり語ります。
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.
これ、マジで面白かったんで!!
・・・・・・で?なんの話??
なんかもう、今回もかなりの長編になっちゃって、そろそろストーリーも全部ネタバレしそうなくらいに語っちゃったんで、このくらいにしておきましょうか(;'∀')
とにかく、これが香港映画だっ!!な、ザ・香港映画です。
もう一度観たい。
何度でも観たい。
・・・・・でももう上映、終わります(-_-;)
え!こんなに語っといて(゚д゚)!!?
そう、「レイジング・ファイア」2月24日で終了なんです。。。
もう、スケジュールがぎゅうぎゅう詰めの渋滞中。
もっとやりたいんですけどどうやっても入んない!
だから、観てください。早めに。マジで。
ほんとは公開前に書きたかったんですが私もリア(現実世界)がバタバタで、観るのが遅くなっちゃったんでブログをあげるのがこんな時期になってしまい。
そしてツイッター担当のNさんから容赦なく「香港映画で書かないわけにはいかないですよね。早くしないと映画終わっちゃいますよ?」とケツをはたかれてしまったので、
夜中にコーヒー飲んでギンギンで書いたらこんなことに。
Nさんのせいだ。(?)
そんなわけで、香港映画となると熱くなりすぎてブレーキがきかなくなる私です。
大長編。
いや、これまでの香港映画の時もだいぶ長編でした。
こんな私にシンパシーを感じてくれた方は今までの香港映画のときのを読んでいただければと思います。
ぜひ、ヲ友達になりましょう( `ー´)ノ


で、実はこのあと、これに続けて2月18日公開の「君が落とした青空」について語っておきたかったんですが。
(C) 2022映画『君が落とした青空』製作委員会
・・・・・・・・え、今回は無理でしょ(;'∀')?
どう考えても長すぎでしょ?
しかも香港映画ヲタからジャニヲタにシフトチェンジ。
大変!
腕が鳴るぞぉーーーーー( `ー´)ノ!(怖っ。)
てことで、それはそれで長くなりそうなんで、別の日にあげることにしました。
なので数日で更新します。
の予定。
珍し!!
・・・・がんばりますので、「変なヤツがいるなあ・・」と、
長~い目で見てそっとしといてやってください。
ちなみにこの映画、2月19日(土)13:10の回終了後に映画の公開記念舞台挨拶の生中継があります!
招待券やポイントフルなどは使えませんが通常料金で入場可能。
こちらも映画と合わせてお楽しみください!
詳しくはこちらhttps://chugeki.jp/news/220210.php

今月、ヲタアンテナが発動する作品ばかりなので大忙しなんです。
しばらくしたらまた静かになりますので!
くだらなくても見放さないでくださいね!!
ほんとだよ!!
絶対ね!!!
約束ね!!!!!(うるさい)


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/




2022年2月4日金曜日

号泣案件。心にぶっ刺さる『前科者』

こんにちは。
いやぁ~・・・泣きました。
ゴーモリタで号泣。
かっこいいオープニングから、歴代のヒットシングルメドレーでもうすでに泣き始めてるんですけどね!
最後、会場の上から下まで埋め尽くしたペンライトを持つファンをゆっくりと目に焼き付けるように見渡しながら、
いつもと変わらないゆるくて明るいMCを続けるメンバー、
そして思い出話や感謝の言葉なんかで泣かせようとはせずに最後までずっと笑顔で明るく手を振るV6に、号泣。
・・・・・・え?アマゾンプライムですよ?
去年11月1日にグループとしての活動を終えたV6の、解散前最後のツアー「LIVE TOUR V6 Groove」さいたま公演の模様をアマゾンプライムで配信中なので!
もうほんと最近、アマゾンプライムの営業部員のようになっちゃってますけど違います。
気に入った映画などがあると、それに関連するものをもっと摂取したくなるのが私のようなヲタク気質の人たちの生態。
映画『前科者』を観て、
「やっぱりゴーモリタ(森田剛)スゲーー!!まじカッケー!!しびれるーー!!」
ってなって、帰宅後すぐにアマゾンプライムでそのV6ラストライブの映像を観たわけです。
・・・・・前にも観てるけど。
・・・・・なんならそのツアー最終日当日に生配信でもしっかり観て号泣してますけど。
・・・・はい、ゴリゴリの事務所推しですけど何か( `ー´)ノ?
いや、それについてはのちほどゆっくり。

そんなこんなで『前科者』です。
(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
先週末から上映中。
常連さん、それから年配のお客さんがたくさん観に来てくれていますが、
もっと若い人たちにも観てもらいたいーーーーー(>_<)!!!!
保護司が無償ってことも知らなかったし、
そもそも保護司とはいったいどんな仕事なのかもちゃんと理解していなかった私。
きっと若い人たちも〝保護司が主人公”と言われても私と同じようにあまりピンとこないのでは?
だからこそ観てほしいんですよね!
現在アマゾンプライムで配信されているドラマ版は原作に基づくエピソードになっているのですが、
今回の劇場版はちょっと重めの題材をエンターテインメント作品として昇華させるために、
原作者とも話し合いを重ね、
実際に保護司の仕事をされている24歳の女性にも話を聞き、
「あゝ、荒野」岸善幸監督が脚本を書いて作り上げたオリジナル。
ドラマ版よりもコメディ色は抑え気味ですが、
そのぶんメインの二人の人間ドラマにじっくりと向き合い重厚なエンターテインメントになっています。
犯罪がからむコンテンツではたいてい加害者と被害者、どちらかに焦点を絞った描き方になるものですが、
この映画ではそもそも主人公・阿川は被害者でありながら保護司になり、
元受刑者の工藤は被害者でも加害者でもあるという複雑な過去を持っていることもあり、
どの人物に対しても対等に、
クールとまではいかないもののあくまである程度の距離をもって淡々とそれぞれのエピソードを綴っていきます。
全くブレない強い意志で保護司という仕事を選んだ主人公と、
犯罪者であるという事実は変えられないけれど真面目で実直な元受刑者の、
それぞれに背負う暗い過去やせつない背景が徐々に明らかになっていくたびに、
やるせない気持ちで胸が苦しくなりました。
途中からもうずっと泣きっぱなし。
ネタバレをせずにこの映画の感想を語るのはとても難しいのですが、
それぞれが背負う重い過去は、
のほほんと暮らしてきた私のような人間には到底理解のできないことで、
きっと本当の意味での恨みや憎しみや苦しさなんて私には想像もつかないことなのだろうと思うと同時に、
それでもこんな家族も親子も世の中にはたくさんいて、
だけどほかの人たちには見えていないという現実に衝撃を受けました。
世の中の犯罪や悲しい出来事は全部が全部それが原因ではないにしても、
自分がたぶん〝普通”だと思っている人たちには考えも及ばないような現実のなかでもがき苦しむ人たちのことには気づきもしないまま、
ただ犯罪は犯罪として、単なる事実としてニュースなんかで知るだけのものだったんだなと
いうことを知り、
そしてだからこそ保護司という仕事のこともろくに知らなかったのであろう自分がなんて無知だったんだと思い知らされます。
犯した罪を償って刑期を終え、静かに自動車整備の仕事に打ち込む元受刑者・工藤と、
彼を見守り支えていこうとする保護司・阿川佳代の姿を、
温かくそして淡々と映し出す映像を、なんならただこのままずっと見ていてもいいと思えるくらいに心にしみる穏やかな前半。
そのままNHKのドキュメンタリーにでも使えそうなくらいに、
静かな街の風景になじみリアルにそこに暮らす人たちとしてその場に佇む二人の姿は、
まるで自分がその近所に住んでいるような感覚が起こるほどナチュラル。
小さな町の古い一軒家に暮らし、地味な服装にメガネをかけたひっつめ髪の主人公は、
どうやっても他の女優さんでは醸し出せないと思えるほどに有村架純にピッタリで、
ちょっと抜けてるのに芯の強さが垣間見える微妙な役柄を驚くほど自然に自分のものにしているし、
無造作な短髪に生気の無い暗い表情で黙々と牛丼を食べる元受刑者の姿は、
スポットライトを浴びて歌い踊るアイドルの姿とは遠くかけ離れた全く別の世界に生きる、この世の底辺しか知らない人間のまさにそれで、
艶も無く乾いて疲れた中年の顔はもう完全に〝役者・森田剛”だったのでその時点でこれはすごい作品になると確信した私でした。
作品じたい、派手ではないし万人受けしないかもしれない。
でもこの映画は観た人の心を大きく揺さぶる作品だし、
出演者もきっとこのあとずっと代表作として名前の残る作品になるはず。
メインの二人を取り巻く共演者たちも見事。
リリー・フランキーはまさにリリー・フランキーだったし、
出演シーンは少なくても木村多江はリアリティしかない弁護士で、
すっかり主人公・阿川の心の支えとなった元受刑者・みどりを演じる石橋静河宇野祥平北村有起哉などドラマ版からのキャストも脇でとても良い味を出しています。
そしてとにかくこの映画のキーとなる人物が二人。
事件の捜査で再会する主人公の同級生・刑事の滝本を数年前から私がゴリ推ししている磯村勇斗が、
森田剛演じる工藤の前に現れる謎の男を若葉竜也が演じています。
うぅぅ・・・どちらももっと詳しく語りたいのですが絶対にネタバレ無しのまま映画を観てほしいのでここでは言えません(>_<)!!
今、こうやって書いているだけでも泣きそうだけど!!
仮面ライダーゴーストのころから私が「好きー!絶対くるよ!見てて、絶対くるから3年後!!」と騒ぎ続けてほんとに大ブレイクした磯村勇斗の、
凛としていて複雑な、強い気持ちの裏に見え隠れする弱さを表現する演技に、
「よしよし、これこれ!まだまだくるよーーー!」
と心で叫んだ私です。
(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
彼と有村架純が並んでいると、もうすっかりあの朝ドラの世界にワープしてしまいそうになるんですが、
この映画のなかでは二人があの「ひよっこ」のようにほんわかとしたラブラブな雰囲気では進まないことがすぐにわかってしまいます。
それが哀しい。。。
そして最近、「台風家族」「愛がなんだ」「明け方の若者たち」のスピンオフ作品など話題作にひっぱりだこで、どの作品でもナチュラルなのに強い印象を残す若葉竜也はさすがの芝居!
作品ごとに全く違った強烈な存在感を放つ若葉竜也と、
哀しき殺人鬼を怪演した映画「ヒメアノール」で観る人すべてをドン引きさせた森田剛
この二人だけの部屋でのやりとりは、
観ているこちらも息をのむほどのせつなく苦しいシーンでしたが、
怪物二人の圧巻の演技に涙止まらず。
(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
このあたりから私はもうずっと泣いてました。
「お願い!やめて!この二人をどうかもう解放して!!」
と心のなかで叫びながら、止まらない涙をティッシュで拭い続けました。
・・・って、このままだと内容もがっつり話してしまいそうになるのでやめておきます!
いろいろあって最後、今度は有村架純森田剛のクライマックス。
この人たち、すごい・・・・。
二人の心が通うのを、観ている我々も深く実感するシーンです。
病室でのシーンなんですが、ここは森田剛がどうしても腑に落ちないところがあったため監督に相談したそうです。
そしてそれが採用に。
森田剛本人も基本的に口数も少ないし、演技の現場では自分から意見することはあまりなくその場や監督にすべてをゆだねるタイプなのですが、
そのシーンのことや工藤が補聴器をかけているという設定など、
この作品では自分からいくつか相談や提案をしたようですよ。
たしかに、どちらも説得力のある良い修正だったと思います。
素晴らしいシーンなので、ティッシュ必須でご覧くださいね!
映画を観終わったあと、牛丼が食べたくなります。
この作品での牛丼は、ドラマ版でもそうでしたがとても重要なポイントになる食べ物。
映画版でもたびたび登場しますが、
森田剛演じる工藤が出所して保護司・阿川のもとを初めて訪ねる日や、
お話がターニングポイントを迎える直前のとても素敵なシーンにも出てきます。
二人が笑いあう、あの笑顔が忘れられません。
(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
ものすごく余談ですが、どうしても言わずにはいられないので言いますね。
いつも笑顔の人もとても素敵なのですが、
なぜか、ふだんあんまり笑わない、なんならいつも怒っている?とこちらが気を遣っちゃうような、接し方がわからなくなっちゃうような人物がふいに見せる笑顔に心を掴まれることってありません??
それがこの映画の中の森田剛であり、映画を離れたときの森田剛本人でもあるんです。
映画の中では、ほかの誰にも心を開かず、眉間に皺を寄せてこの世のすべてを諦めているかのような工藤が、保護司阿川という信頼できる人間に出会えてやっとほんの少しだけ心を開いた瞬間に見せた笑顔に、思いっきり心を鷲掴みされます。
そしてそれは、そもそも森田剛本人が、どちらかというとそういうタイプの人で、
たぶん彼のことをよく知らない人たちからは「感じ悪い」とか「怖い」などとかなりの誤解をされがちだと思うのですが(たしかに若い頃は見た目も中身もヤンチャで周囲も手を焼いたらしいですが)、
それは口下手や不器用な性格からくるもので意外なことに本来の彼は実はものすごく真面目な努力家。
ヲタクの間ではかなり有名な、ジャニーズ事務所の怖ーい振付師の方が「ああ見えて最初のころからずっと、一番きっちりしてるのが剛!とにかく真面目!」と言っているくらい。
きっと、自分が大切にしている人たちと、自分のことを大切に思ってくれる人たちさえわかってくれればいいと思ってるんだろうな。
彼の言葉にも行動にも嘘が無い。
本当に信頼できる仲間、そしてずっと応援してくれるファンの前でだけ、
子犬のような無邪気な笑顔で笑う人なんです。
この映画の宣伝で出演したトーク番組で、岸監督若葉竜也から
「どうしてジャニーズ事務所に?」と質問されていました。
たぶん、素直にそう思ったんでしょうね。
それに対して「学校も、ずっと続けてたサッカーも、なんとなくすべてに飽きてしまって、そんなときにたまたまオーディションを受けることになって、そのまま・・・」と答えた彼。
するとすかさず若葉竜也「それは、飽きなかったんですか?」と。
ナイスクエスチョン!
「飽きなかったんですよね。。。毎日、違う現場に行って刺激があって、楽しくて・・・」
と迷わず答えた森田剛
それを見てなぜか涙ぐむ私。このごろ涙腺弱くて(:_;)!
そうだよね、26年間続けるって、簡単なことじゃない。
そうか、ちゃんと楽しかったんだ!
やっぱり、時折見せる子犬のような笑顔はほんとだったんだ!
なんか、それが聞けただけでもう大満足。
インタビューやトーク番組ではあまり笑いもしないでぶっきらぼうな感じだけど、
「学校へ行こう!」で中学生と絡むときはいつも楽しそうに笑ってて、
そのギャップにキュンときたんだよなあ・・・。
で?なんでしたっけ??
そう、そういう人の不意に見せる笑顔にズキュンとやられちゃうんだよねー( *´艸`)
って話。
ほんと余談でしたね。。。
アマゾンプライムでは、これまでのV6のLIVEが配信されているし、
2020年にデビュー25周年を迎えたV6に密着したドキュメンタリー「RIDE ON TIME」
(シーズン3,No.18~22)も配信中。
アマプラがちょっと敷居が高いという方は、youtubeでもV6のコンサートの裏側に密着したドキュメンタリーなんかがちゃんと公式で見られるようになってます。
コンサートでの、楽しそうに歌い踊る姿や、
舞台裏でメンバーとふざけあったりリラックスした表情で笑う姿も見てほしいなあ。。。
横顔の美しさや、何かの拍子にふと緊張感がほどけたときに見せる笑顔の優しさに眩暈がします。
ほんと、カッコいいですよ(´ー`)
そして「本気で役者をやりたいと言って出た(事務所を)ので、きちんとやらないとと思っている」と語った彼の覚悟と強い意志は、この映画を観た人には確実に伝わるはず。
本当に、本気で役者をやりたいと思ったんだろうなとこちらに真っすぐ伝わってくる圧巻の芝居でした。
いい顔してます。
心が震えるとは、こういうこと。
あ、帰りにラーメン食べるのもいいな。
ラーメンもこの映画の大事なキーワード。
いつか、佳代ちゃん工藤が一緒にラーメンを食べられますようにと願わずにはいられない。
この映画では何度も「食べる」シーンが出てきます。
「誰かと一緒にごはんを食べる」
そんななにげないことがきっととても素晴らしいことなんだと思える。
たくさんの人とワイワイやったり、外でおいしいものを思いっきり食べるなんてことがやりにくくなってしまっているご時世ですが、
大切な人と小さな食卓を囲むことができる幸せをかみしめながら、
なんでもない日々を重ねることの素晴らしさを感じて過ごしたいものですね。
公式サイトhttps://zenkamono-movie.jp/


そんなわけで、またしても熱がこもりすぎて長編に(;'∀')
えっと、今回のブログのタイトルは「孤高のアイドル・ゴーモリタから役者・森田剛へ」でしたっけ?
それとも「役者・森田剛 その高みへ」でした?
結果、古参のジャニヲタによるアイドル論みたいになってしまいましたが、
この映画を語るうえで、どうしても避けては通れない森田剛という役者について、
僭越ながらジャニヲタ歴〇十年の私が熱い思いを持って書かせていただきました。
今、気がつきましたが、役者・森田剛を語るのに、実は彼が演劇界ではものすごく注目を集めているモンスターであること(蜷川幸雄宮本亜門岩松了など錚々たる顔ぶれの演劇人から評価を受けている)なんかに全く触れずにシンプルにアイドル論で暑苦しく押し切っている自分の文章に愕然としています。
仕方ないですよね、私の専攻は「演劇」ではなく「映画」「アイドル」なんで!
そして根っからのヲタク気質のせいで、この「前科者」を観たあとV6森田剛を見たくなっただけでなく、
有村架純がかわいすぎた大好きなドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」をもう一度1話目から見直しているのでまたしても寝るのが1時2時になってしまっているのがキツイ・・・。
でもヲタクは楽しい(*‘∀‘)!
こんな調子でやっています♪
今月も猛ダッシュでいきますよー!!!
なんと来週はこちらも私のヲタク度マックスな香港映画「レイジング・ファイア」があり、
(C) Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED

その次の週はまたまた待ってましたのジャニーズ系「君が落とした青空」があり、
(C) 2022映画『君が落とした青空』製作委員会

その次の週はこれまた語り始めると長くなる韓国映画「声もなく」
(C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEWIS PICTURES & BROEDMACHINE & BROCCOLI PICTURES. All Rights Reserved.

そして急に日にちが決まってしまったマット・デイモン主演「スティル・ウォーター」まで!
(C) 2021 Focus Features, LLC.
2月はマジでてんてこ舞い!!
全部は書ける自信が無い・・・・(-_-;)
とりあえず、ちゃんと観るだけは観ますので、
体力と気力が保てたら書いていきます。
最近、お風呂に入ったあとお酒飲まなくても気が付くと寝落ちでリビングに転がっている私。
体力の限界( ゚Д゚)!
無理はしません。
免疫が落ちると病魔が入ってきちゃいますからね。
みなさんも、自分の体のことは自分が気を付けてあげなきゃいけませんからね(どの口が言ってる!)。
体調管理に気をつけて、このなにかとしんどいシーズンをのりきっていきましょう!


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2022年1月26日水曜日

偉大なる母の愛「こんにちは、私のお母さん」

こんにちは。
寒いのも雪が多いのにも慣れてきた、1月の盛岡です。
今朝、気が付いたら車のフロントガラスの左下のほうにヒビが入っていました。
・・・・・・なんで(;゚Д゚)!?
気温?雪?何!?
とにかく痛い!痛すぎる!
ここ2ヶ月ほどで、トイレ、コタツ、車のバッテリーなどあちこち壊れて「カンベンしてよ~!」ってなってたんですが、
ここへきてまさかのフロントガラス(/_;)
灯油代も去年の1.5倍くらいかかってるし、
電気代もハンパない!
食品も地味に値上がりしてるし、
なんかいろいろ高くない!?
もう、全部が冬のせい!!な気がしてくる!
早くあったかくなんないかなあ・・・(:_;)

というわけで、せめて心くらいは暖かく!!な作品のご紹介です。
「こんにちは、私のお母さん」
(C) 2021 BEIJING JINGXI CULTURE & TOURISM CO., LTD. All rights reserved.
これ、私の予想と全然違いました!
私はこの作品の脚本・監督・主演を務めるジア・リンという方のことを全く知らず、
勝手なイメージでチャン・イーモウ〝幸せ三部作”「あの子を探して」「初恋のきた道」「至福のとき」)みたいな感じだろうと思っていたんです。
〝中国の田舎の小さな家族の、ドキュメンタリーのような人間ドラマ。”
いや、幸せ三部作、大好きなんでそれで全然よかったしむしろ楽しみにしていました。
でも全然違った!
小さな家族のお話ではあったけど、
この「こんにちは、私のお母さん」は、
思いっきりエンターテインメントな〝どコメディ”!!
完全なるコメディ作品で、正直驚きました。
そして、声をあげて笑っていた私。
そもそも外国語のコメディ映画で、クスクス笑うことはあっても声を上げて笑うことなんてめったにないですよね?
でも私、この映画観ながら普通にテレビ見てる時のように笑ってました。
最初からずーーーっとコメディ。
なんならドリフ吉本新喜劇か、ってくらいの、ベタでスタンダードな。
でもそのベタでスタンダードな笑いが、中国語の映画で日本人の私に通じるなんて!?
中国語とか関係ないんですね!
これは目からウロコでした。
アメリカ映画のコメディにはいつも置いていかれがち(もちろん嫌いじゃないけど!)、
ヨーロッパのコメディはブラックになりがち(これも嫌いじゃないけど!)、
でもまさか、中国のコメディがここまでストレートに楽しめるなんて!
とはいえ母と娘の絆、とにかくそれがこの映画の中心を貫くまっすぐな軸で、
それを彩るストーリーが終始、テンポ良くて楽しくて、素直に笑える!
舞台が1981年というのも、また私にとっては絶妙~~~なノスタルジーとせつない共感があって最高!!
(C) 2021 BEIJING JINGXI CULTURE & TOURISM CO., LTD. All rights reserved.
中国という国のその時代とは、
第二次世界大戦から毛沢東による文化大革命という激動の時代を経て、
やっと静かで平和な時間を取り戻しつつあった中国にとって私のノスタルジーなんてお話にならないほどの圧倒的で壮大なるノスタルジーを奏でる時代であるし、
その後、一人っ子政策も始まりものすごいスピードで経済成長を遂げるとともに日本の比ではないくらいの格差社会へと猛スピードで突っ走り、また別の多くの問題を抱える大国となっていく中国の、
束の間の、ほんの一瞬ののどかな時代でもあることを考えると、
ちょうどその1982年に生まれたこのジア・リンという女性コメディアンが自分の母とのエピソードを基に作ったこの映画のなんともいえないバチンとハマったパーフェクトな感触はミラクルのようで実は必然という気がします。
なんというか・・・・・とにかく全部がバチッとハマった映画。
監督の作りたいものと、それを担えるだけのスタッフやキャスト、
それをかなえることができる資金、
そしてものすごいスピードで進化した中国映画のクオリティ。
チェン・カイコーでもチャン・イーモウでもない、
ジャッキー・チェンでも、私の大好きな香港映画でもない。
きっとそれらすべての中国映画の系譜を頭と体で感じてきた中国人、
しかも1982年生まれの女性だからこその作品だったんだなという感じがします。
オープニング、自分が生まれる前の1981年にタイムスリップして、
モノクロだったその時代の中に入っていくのに合わせて徐々に景色に色がついていく演出は女性ならではの繊細さが見えたし、中国映画の技術の進化にも感動しました。
ストーリーも、タイムスリップはもちろんフィクションですが、
子どものころからのエピソードや中国の芸能エリート養成機関としては最高峰の大学である中央戯劇学院に合格したすぐあと母を亡くしたところまでは完全に主人公を演じるジア・リン本人の実話。
それが、このタイムスリップものという非日常的な設定の映画に、
絶妙なリアリティと現実味を与えているのだと思います。
丸々とした健康優良児で天真爛漫だったであろう主人公の姿や凛として強く優しい女性だったであろうお母さんの姿が、
スクリーンのなかでとてもリアルで生き生きと描かれているのは、
主人公を本人が演じていることを大前提として、
自分の母親の姿を描き出すためにジア・リン本人が脚本・監督を務めることによって、
ファンタジックなストーリーに生々しさと躍動感が加わったからなのでしょう。
戦争も文化大革命も知らず、平和な高度経済成長の時代に生まれた彼女に、
時代は少し(だいぶ?)違うけど国の状態としてはきっと同じくらいだったと思われる平和な高度経済成長の時代の日本に生まれ1980年代を全身で感じながらそのまっただなかを生きてきた私がシンパシーを感じたのも偶然ではないと思います。
共感の嵐。
(C) 2021 BEIJING JINGXI CULTURE & TOURISM CO., LTD. All rights reserved.
そして個性的な仲間たちのドタバタや、
たとえ自分が生まれてこない未来になったとしても母を幸せにしようと奔走する主人公に一喜一憂しながら迎えたその時!
「えっ( ゚Д゚)!?嘘!?」
思わず声が出る私。
そういえばつい最近も、映画を観ていて「えっ!?」と声をあげたなあと思ったら。
そう、「明け方の若者たち」
あのときと同じように、映画の途中で訪れる驚きの展開に、
普通にビックリして声が出た私でした。
そしてそのあと、
「マジかー・・・・・ってことはつまり・・・?え、じゃああれって・・・?」
とついつい呟いてしまう私。
別に、大ドンデン返し!!なんてわけではないのだけれど、
こんな感じでさりげなく「うわ!やられた!」って仕掛けがある映画って、
やっぱり楽しいんですよね!!
印象的なセリフが。
「今がとても幸せなのに、どうして変えなきゃいけないの?」
あれ?
これもまた、ごくごく最近どこかで・・・・!
そうだ!先日、観たばっかりの「ハウス・オブ・グッチ」でもすっかり同じセリフが出てきていました!
設定も、ストーリーも全く違うけれど、
すぐ隣にいる人が「今が幸せ」だと言っているのに無理やりそれを変えようとする強引な主人公というのがこの2つの作品の共通点。
さて、幸せな今を変えようとした主人公たちはそのあとどうなったでしょうか!?
・・・・・・それはもちろん、観てのお楽しみ( *´艸`)
そして、ラストは号泣。
久しぶりにしゃくりあげて泣きました。
ティッシュが足りない!!
娘の気持ちは、マジで痛いくらいに共感の嵐だし、
ほんと、母の愛って偉大(/_;)
とか言いつつ、この映画を観たあとでもまだ自分の母には超ーー塩対応しかできない自分にウンザリしながら、
「親孝行、したいときには親は無し」
なんて言葉を思い出すのでした。
ついさっきも、もう1年以上使っているはずのスマホの電話のかけかたがわからないと言ってきた母親に
「ちょっともう、何回言えばできるわけ!?画面見れば全部書いてあるじゃん!!」
なんてキツく言い放ったばかり(^_^;)
もうちょっと優しくしないとね。。。
って、私の話じゃなくて!
そうそう、若かりし頃のお母さん役の女優さんもとても美しかったのですが、
晩年のお母さん役の女優さんが、まあ素敵!
個性的な主人公を優しくおおらかに見守る、凛とした美しさ。
この方の出てるほかの作品も観てみたいなあと思いました。
一点だけ、たぶんみなさんも私も気になることが。
主人公が、大学に合格したばかりの18?19?歳に見えるかどうかってこと。
・・・・・・・(^_^;)
そこは・・・・・まあ、しょうがないっすね!!!
カラッとしたまんまるの笑顔と、コメディの上手さ、
そして本人が演じることによる説得力という点では、
ほんとに他の女優さんでは難しかっただろうなというのは想像がつくのでね。
そこはOK!ってことにしましょう♪
なにしろこの作品は世界興行収入900億円超え!
ジア・リン「世界最高の興行収入を獲得した女性監督」という称号を手にしたくらいなので、文句なんて言う人はいませんね。
この映画にあまり興味が無かったという方も、
とにかく、007やらアメコミヒーロー系やらをなぎ倒して2021年世界興行収入第2位にランクインしたこの作品「こんにちは、私のお母さん」をチェックしてみてくださいね。
ちなみに1位も中国映画(まだ日本では未公開の中国の愛国映画)、
17位には2月11日から公開の「レイジング・ファイア」が入っており、
なんと5位には7月に中劇で上映した「唐人街探偵 TOKYO MISSION」も入ってました。
中国はもう、とにかく人口がハンパないからすごいですね。
興行収入も桁違い!! 
毎年、世界興行収入ランキングの上位を独占してきます。
中国映画、恐るべし。
中国でも世界でも、どうしても戦争ものやアクションものがヒットする傾向にあるのですが、それとは違う、普遍的な〝親子の絆”を描いた人間ドラマ「こんにちは、私のお母さん」が上位にきた2021年。
中国映画への導入としては最適な素敵な映画なので、
中国映画を今まで食わず嫌いしてた方も、
どれどれどんなもんだという姿勢でもいいので、
ぜひ観てみてほしいなあと思います。
公式サイトhttps://hark3.com/himom/#

そうそう、他館ですけど「ハウス・オブ・グッチ」
これも良かったーーーー!!!!
めちゃくちゃ面白かったです!!!
リドリー・スコットってやっぱ天才だよなあ!!
(ちなみにリドリー・スコット監督のアカデミー賞作品賞受賞作品
「グラディエーター」
TM&(C)2000 DREAMWORKS L.L.C. AND UNIVERSAL STUDIOS
https://asa10.eiga.com/2021/cinema/1007/を3月に午前十時の映画祭で上映します!こちらも必見です♪)
そういえば「ハウス・オブ・グッチ」でも、
「こんにちは、私のお母さん」と同じように、
お話の展開で徐々に映像に色がついたり逆に色が消えていったりしていました。
時間の流れをごくごく自然に、効果的に見せる手法なんですね。
視覚的にも美しく、そしてまるで自分がタイムマシンで時間の流れに乗っているような感じで、自然に現在と過去を行き来できる感じが私はとても好きです。
・・・あれ?なんの話!?
まあ、とにかくそんなこんなで珍しく同じ週に2本も映画を観られて大満足な私でした♪
どちらもよかったし!
あ、そのあと「コンフィデンスマンjp」も観たから3本!
これはすごい!!がんばった!
若い頃は、仕事のあと2本観て帰るとか、
1週間に5~6本観るのなんて当たり前!それでも足りない!
なんてちょっとどちらかというとクレイジーなくらいの映画マニアっぷりで周囲をドン引きさせていた私でしたが、
もうこの歳になるとプライベートもごちゃつくだけでなく根本的に体力と気力がついていかず、
今では観たい映画が10本あれば、劇場でちゃんと観られるのはそのうち1~2本というていたらく。
でも、休みのスケジュールを調整し、私のせっかくのやる気を妨害してくる天気や寝坊なんかの厄介なやつらの怒涛の攻撃もかわし、
なんとかかんとか這うようにして映画館に向かい、
私のハードなスケジュールのなかで上映時間(早朝やレイトは無理よーーー!)という大きなハードルをクリアしてやっとこさ観ることができた今月の数少ない映画がどれもすごく良かった場合。
これこそが映画の醍醐味じゃ!!!
だからこそがんばって観るのだ!!!
という気にもなるというわけ。
・・・・・と言いつつも、この歳になったからこそもう一度ちゃんとスクリーンで観ておきたい「シカゴ」も観れてない(>_<)
これも絶対に映画館じゃなきゃダメな映画!!

あと松潤(99.9)も観れてない!
それから今週末から南部さんで上映する「ボストン市庁舎」もずっと観たかったのだけど、
え?よ・・・4時間半・・・!
いや、長さではないのはわかっているのだけど(*_*;)
絶対に面白いに決まってる。けど。
い、行く気は、ある。あるよ。
うん、あと「大怪獣のあとしまつ」も観たいのよ。
ハッ!実は「ドライブ・マイ・カー」もまだ観ていない。。。
やばい・・・すでにスケジュールがキツキツだ!
いや、まずは中劇のやつから観よう。
とにかく「前科者」。ずっと楽しみにしていたので!
それを観て、ここで語ってから、ほかの劇場さんのを観に行こう。
一つ一つ、こなしていかんとね(^_^;)
そうそう、すでに観たスタッフSさんが大絶賛の「前科者」
(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
良いに決まってるじゃん!
だってドラマ版がそもそも面白いんだもの!
しかもメインがゴーモリタ(森田剛)なんだもの!
私が個人的に7年前の仮面ライダー時代から激推し中の磯村勇斗もでてるんだもの!
そのうえ監督も「あゝ、荒野」岸善幸さんなんだもの!
期待大で観て大丈夫です!!
あ、そうそう、この「前科者」
1月29日(土)9:15の回上映後、公開記念舞台挨拶の生中継が決定しました!
通常料金で鑑賞可能!(招待券は使えません)
普通に映画を観て、そのあとそのまま出演者や監督の舞台挨拶が観られる!
先日、トーク番組に岸監督森田剛若葉竜也の3人が出ていて映画の話をしていたんですが、とても面白かったんです♪
だからきっと、舞台挨拶も楽しくなりそう!
ぜひ、映画を楽しんだその余韻のままで、出演者たちの生の声をお聞きくださいね!


さて、そんなこんなでなぜかなかなかの長編になっていた今回。
「こんにちは、私のお母さん」からいつの間にか他の劇場で上映中の映画の話に、
そして最終的に「前科者」舞台挨拶の話まで!
相変わらず感情にまかせての混沌とした鑑賞日記。
ええ、わかってますよ。
こんな時の閲覧数はあまり伸びないってことくらい!
大丈夫です。
もうすぐに次の「前科者」でまた語りますから。
さらにディープにね。
閲覧数がなんだ!!
誰も読まなくたっていいのだ!
物忘れがひどくなって、どんな映画観てたっけ私?ってなったときに見返して「ああ、そうそうこれね。観た観た」って思いだすためだけに書いてますからね。
ただの鑑賞記録じゃい( `ー´)ノ
→いや、一応、劇場公式ブログということになってます。自称ですけど( ゚Д゚)
そういうわけで、冬休みも終わり、春休みの「ドラえもん」までの束の間の大人の映画シーズンでいろいろ観たいのがたまってる私なので、
ちゃんと観てこつこつ書いていきます。
ガチの映画ヲタクしか読んでない(→褒めてます。そしてリスペクト&大感謝しています。)このブログをね。
いつも通り、のんびり更新をお待ちください。
公開前に書けない=宣伝になってないという時点で、果たして本当に公式ブログと言っていいのかという気もしないでもないですが、
まあ、いいでしょう。
中劇なんで( `ー´)ノ
庶民の味方、ゆる~くいこうぜ中劇なんで♪
2月の中劇も、ぎゅうぎゅう詰めでがんばりますよ~!
コロナになんか負けないぞ!!!
・・・・・感染予防、徹底してますので、来てくださいね(>_<)!!


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2022年1月13日木曜日

新年。

明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

・・・とっくに明けてましたけどね(^_^;)
年末年始、しっちゃかめっちゃかだったんで、
パソコンに向かう時間も気力も無かったんです。。。
大晦日に、なんと劇場のトイレが故障(゚д゚;)!!
業者が正月休みということで、1月3日の午前に業者が来てくれるまで、
「来てくれたお客さま全員にトイレの故障を説明し、
映画が始まる前に裏の非常口から3Fのトイレまでご案内する」
というミッションを課せられた我々スタッフ。
「呪術廻戦0」の入場者プレゼント手渡しもあり、
大量のグッズも売りながら、
場内での飲食もOKになったのでポップコーンも売りつつ、
割引券持参のお子様には普段通りのプレゼント、
しかもお正月ということでお客様全員にミニポップコーンをお振舞いすることにしてたので・・・・。
受付業務をこなしつつ5Fと3Fの非常階段を行ったり来たり。
オバチャンにはキツいよ!!!!!
・・・・・・・・・・でもみんな、がんばった。。。。。(/_;)!!
自分で言うな!って感じですけどね、
だってしんどかったんだもんっ!!
尋常じゃない回数の階段の上り下りで「これマジ痩せるわーーーーー!!!!」と騒いでいた私でしたが、
家に帰るとついついプシュッとね!
プハーッとね!
そしてまだ一本目の発泡酒の途中で気絶(寝落ち)。
・・・ハッ(゚д゚)!
いま気付いたけど私、去年の年末から休肝日とってなくない!?
近々、もしも私が体調崩して入院とかしたら「うわ、あいつやっぱり飲みすぎだよバカだねえー!!」と陰口叩いてもいいですよ。
酒で死ぬなら本望じゃ( `ー´)ノ
・・・なんて昭和のスターみたいなこと言っておきながら、
飲んでるのはウイスキーや日本酒じゃなくて果汁たっぷりの缶チューハイなんだから、カワイイもんでしょ!
果物とれてるからOK(?)!!
同じ年末、トイレの件でバタバタで食事をとる時間もなかったスタッフSさんも私があげたグミを食べて「これで果物とれてるからOK!」と言ったそうな。
・・・・・・うん、ほんとにみんながんばったね(:_:)!!
来てくださったお客様にも、多大なるご不便とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした!!
知らずに来てしまった方も、ツイッターでお知らせしたのでわかっていて来てくださった方も、本当に申し訳ございません。
トイレに向かう非常口の階段を降りながら、
「大丈夫ですよ~、大変ですねえ!」と声をかけてくれたご家族連れも、
「うわ!超裏側なんだけど!激レアじゃね!?」と面白がってくれたギャルも、
「あ、前にもトイレ詰まってたとき来たわ!ここ降りるのよね?あとは一人で大丈夫!」と言ってくれたツワモノの常連さんも、
(いや、そんなしょっちゅうトイレ詰まってんのおかしいでしょ!?お客さんが裏の通路に慣れてるってどういうことよ!?)
本当にみなさん優しくていい人ばかり!!!
中劇のお客さんはイイ人しかいない!!!
と、スタッフみんな感激しきりでした。
そんなこんなのドタバタ新年ですが、
今年も、たくさんの素敵な作品を上映できるよう、
そしてたくさんのお客様がきてくださる魅力的な劇場になれるよう、
スタッフ一同、より一層努力して参りますので、
これまで同様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

さて、新しい作品始まってます、いろいろと。
御年69歳のリーアム・ニーソンが静かに暴れまくるアクション
「マークスマン」
(C) 2020 AZIL Films, LLC. All Rights Reserved.
いや、ジャッキー・チェンより年上(;゚Д゚)!!
ビックリですよね。
そもそもこの方、「シンドラーのリスト」だしね!(アカデミー主演男優賞ノミネート!)
クワイ=ガン・ジンスター・ウォーズ)だしね!(超ーーーよかった!)
名優ですよ。
それが、50歳を過ぎてからアクション映画(「96時間」シリーズ)で大ブレイクってすごくないですか?
でも、「96時間」はすごいハマり役だったからなあ・・・
娘のために命を懸ける、元CIAの強いパパ。
イメージぴったり!!
作品選びも、自己プロデュース力に長けているというか。
アイルランド出身のリーアム・ニーソンが、
アイルランドの独立運動家を演じた「マイケル・コリンズ」も良かったし、
「スター・ウォーズ」クワイ・ガン・ジン「バットマンビギンズ」ラーズ・アル・グールといった剣術の達人みたいな『ザ・師匠』のような役もドハマリ!
オジサン臭は一切感じさせず、男の渋さや哀愁だけを身にまとうカッコ良さがイイ!!
今回演じるのは、戦とは距離を置き田舎で静かに暮らしていたはずの、元海兵隊の腕利き狙撃兵ジムが、
麻薬絡みでメキシコから越境してきた母子を助けたことから始まる命懸けの逃避行。
縁もゆかりもない少年をただ送り届けるためにすべてを投げ出す男・・・。
なんとなく全体的にクリント・イーストウッドっぽい香りがするなあと思ったら、
なんと監督・脚本・製作が長年イーストウッド作品に助監督やプロデューサーとして携わってきたロバート・ロレンツという人物だったのでした!
イーストウッド風味、漂うわけだ!!
決して派手じゃないし口数も多くはない。
でもこの人についていけば大丈夫。
そんな雰囲気を感じる背中がカッコいい!
渋くて激しい男の美学を堪能せよ。
公式サイトhttps://marksman-movie.jp/


午前十時の映画祭では、
お待ちかね「天使にラブ・ソングを・・・」
が始まってます♪
Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios Int.
もうとにかくテレビでしょっちゅう見てたー!!
「ついこないだもテレビでやってたよね!」
と言ったらツイッター担当のNさんに
「いえ、一番最近で3年前です」
と即答されました(*_*;)
私の〝ついこないだ”は3年前。。。
ていうかNさん、即答ウケるんですけど!
でも劇場から漏れ出てくる音をなにげなく聴いてると、
ノリノリでハッピーな曲に合わせて、
体は思わず揺れてしまうしついつい口ずさんでしまう。
音楽っていいな、映画っていいな、と改めて感じる作品です。
そういえば、テレビではよく見てたけどちゃんと字幕で観たことあったっけ??
みなさんも、ぜひテレビの吹替版とは違う字幕版で、この映画を楽しんでみてください!


さて、そういえば少し前から私がここでおすすめしているあれ、
観てみてもらえましたかね?
そう、アマゾンプライム
・・・・・これ、宣伝じゃないですよ!?
アマプラの回し者でもないですからね!
単純に、たまたま中劇で上映する作品に関するものが配信中ってだけで。
上映中の「明け方の若者たち」スピンオフ作品を配信中!
(C) カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

1月28日公開の「前科者」WOWOWで放送した1話30分のドラマ6話ぶんを配信中!
(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
私も、「ドラマの続きは配信で!」とかいうのはイラッとくるし、
基本的にはスマホやパソコンで映画を観るのはあまり得意ではないのですが(気が散る!目が疲れる!寝てしまう!etc...)、
映画やドラマをさらに楽しむためのコンテンツとして配信を使うのは悪くないな・・・
と、今回の関連作品の配信を観て、思いました。
だって、「明け方の若者たち」に関しては、
映画のなかでは語られなかった〝彼女”側のエピソードがしっかりと描かれていて、
決して彼女のすべてを納得まではいかないとしても、
映画を観たときにちょっと気になっていたことや、
彼女がどうしてそうしてしまったのかという心の動きなんかを知ることができて、
そうするとそれを踏まえたうえでもう一回映画を観たくなるという、
新しい楽しみ方ができるんですよね。
「前科者」は、もともと30分で1話完結のドラマなので見やすいし、
毎回メインになるゲスト俳優との演技合戦や深くて心にドスンとくるエピソードたちも秀逸で面白い!
有村架純が、地味だけどまっすぐで芯の強い主人公という役が似合いすぎてて、
きっとこれシリーズ化して演じ続けていくんじゃないかというくらいに素晴らしかった。
激チャリしたり、鼻血を出したり、喧嘩したり、
いろんな前科者と関わっていくことによって湧き出してくる主人公の感情や表情が、
かわいらしいだけでない有村架純の魅力を引き出していきます。
劇場版では、主人公がまたあらたな前科者の保護を担当することになり、
それに奮闘する様子が描かれます。
劇場版には、ドラマ版で活躍したキャストも出てくるし、
劇場版で初めて登場するキャラクターもあり。
「明け方の若者たち」スピンオフ版に出演している若葉竜也が、
この「前科者」劇場版にも登場!)
初めにドラマを観ておくもよし、
劇場版を観てからじっくりドラマもいいかもね。
私のおすすめは、先にドラマ版を観ておくほうですけどね!
1ヶ月の無料お試し期間だけでも登録して、映画をより深く楽しんでみてください!

さて、今月はこのあとも張り切って映画を観て更新していきたいので、
今日はここまでにしておきますね。
もう毎日、見逃してたドラマやら、推しが出てるバラエティなんかを追っかけて配信見たりしてるので寝不足!目も肩も限界!!
でも関西ローカルとかの番組でも配信で見られるのが嬉しい!
時代、変わりましたねえ(´ー`)
映画も観なくちゃいけないし、
推し事もたくさん!
忙しいけど、今年も楽しいですよ♪
ただ、ちょっと最近、体力がガックリと落ちてきて毎晩寝落ち。。。
そろそろちゃんと年齢と向き合わなきゃね!
今年の目標:1時には就寝!!そしてお酒を控える!!
・・・・・難しいなあ!でもがんばります。。。


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