2021年1月31日日曜日

「森の学校」やります!「ライアー×ライアー」舞台挨拶!&「佐々木、イン、マイマイン」もいいよ。

こんにちは。
相変わらず、超ソーシャルディスタンス中の中劇です。
なので、特にお知らせもないのかと思いきや。
なんだかいろいろありました。
まあね、今、お客さんが少ないとはいえ、どんどんこの先のスケジュールは決めて行かなくてはいけませんからね。
歩みを止めずにいきたいところ。
とか言いながら結局いつも長くなっちゃうので、
さっそくですがまずはこのごろやけにお問い合わせの多いこちら。
「森の学校」
(C)森の学校製作委員会
急に入ってきたんですけど、これ何?
とスタッフの間でもザワついていたのですが、
これ、三浦春馬くんの出演作品だったんですね。
2002年の映画なので約20年前、
春馬くんが子役時代の作品なんですね。
そしてこの映画、中劇で普通に上映するのかというと実はそうではなくて。
みなさん「ドリパス」ってご存じですか?
『この映画、もう一度観たいよー』とか、
『ここの劇場でこれやってくれー』とか、
そういったリクエストを募り、「観たい!」って方が一定数に達すれば上映しようか。
みたいな、リクエスト上映サイトといった感じです。
それの上映なので、つまり観たい方は事前に「観る!絶対に観る!何がなんでも観るのだ!」という強い意志を表明しなくていけないのです。
観たいという方が一定人数に達しなかった場合は・・・・・
上映は無し!!!!
てことになってしまうからです。
そういった形の、まあいわゆる大きなリスクを回避しつつお客様リクエストに応えるためのシステム?企画?が、この「ドリパス」というわけ。
「森の学校」、あるいはこのドリパスが気になった方はこちらの公式サイトをちょっと覗いてみてください。
中劇での上映予定ぶんは本日、発売開始しました!!
会員登録は無料、「森の学校」が観たい方はまずはこのドリパスサイトからチケットを購入する必要があります。
第一段階として、まずは30人チケットを買ってくれた方がいれば上映が決定。
あとは観たい方がどんどんドリパスでチケットを買っていただければOK。
そこで完売してしまうかもしれませんからね!
しかも、チケットはドリパスでしか買えません(;゚Д゚)!!
残券があったとしても、当日券を劇場で売ることができないとのこと。
絶対観たい方はもちろん買っておかないといけないですし、
「ちょっと気になるなあ・・・観たいなあ・・・」と思ってる方も買っておいたほうがいいかもしれません。
30人いかなかったら上映が無しになっちゃいますしね(*_*;)
なんだろう、いろんな新しいものが次から次と出てきますね。
オバチャン、ついていけません(:_;)
でもやらないと!!!
もう必死。
そんなわけで、かわいらしい子役時代の三浦春馬くんが出演している「森の学校」
2月20日(土)21日(日)で上映。
で、現時点(1月30日21:00)では、
2月20日(土)13:30~ 上映成立!!!(上映決定♪)
2月21日(日)13:30~ 上映未成立!!!(がんばれ!!)
                     ↓↓↓
               上映成立しました!!
おかげさまで、両日ともに30枚達成したので、二日間とも上映が決定しました♪
でも、劇場でのチケットの販売はありませんので、
観たい方!!
とにかくドリパスでチケット買っちゃってください。
当日、駆け込んできてもドリパスでチケットを買っていなかった方は観られないんですよー!
コンサートなんかに行くような感覚で、日時指定のチケット買っちゃう形ですね。
色々と新しいものが出てきますが、なんとかついていきましょう(^_^;)
チケット購入はこちら


そして、ものすごい勢いでチラシがなくなるのでちょっと怖くなってきているこちら。
「ライアー×ライアー」
(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会 (C) 金田一蓮十郎/講談社
チラシを置いても2~3日で完全にはけてしまい、
また置きに行くんだけどまたすぐなくなる。
ビックリです。
みんな、一回にごっそり持ってってるんじゃないでしょうね!?
たくさんの方の手に渡ってほしいので、
あまり乱暴なやり方はしないでくださいね。
で、そんな今、要チェックのこちら。
なんと、舞台挨拶中継が決定しました!

☆「ライアー×ライアー」公開記念舞台挨拶☆
2月20日(土)10:00の回上映後
→完売しました!!

チケットはいつも通りネットでは2日前2月18日0:00)から発売、
窓口では2月18日劇場開場時間からの発売ということになりますので、
「絶対絶対絶対絶対舞台挨拶中継に入る!!!」
というガチの方はネットで買っておくのをおすすめします。
ふだんの舞台挨拶中継は、言うても満席とかなることはほぼありません。
本人が来る!ってときはさすがにすごいですけど、
中継は正直、いつも残席あるんですよね。
でも、今回はわかりません。
全く予想がつかないので、
絶対!な方は念のためネットで早めに買っちゃってください。
コロナのせいで、ライブもイベントもことごとく中止や配信になり、
直接推しに会うチャンスが極端に減ってしまった昨今。
ネット配信や中継も有りだな、便利だな、って思うようになりましたよね。
大きな移動なしに、神席で推しが見られるなんて素敵じゃん!
お金が無くて出不精でめんどくさがりやで、そのくせ欲張りなヲタという私のようなタイプにはちょうどいい!
というわけで、生中継で、今、大注目のSixTONES松村北斗が見られるってんだからこれはすごい。
・・・あ、ごめんなさい、北斗くんのメンカラは黒なのにこの画面では黒が出ないので名前が白字になっちゃいました。残念!!
って、え?メンカラ?
やだなあ~!グループのなかでそれぞれ決まってる「メンバーカラー」のことですよ!
ちなみに私の自担は〝緑”なんですけどー( *´艸`)
・・・なんていうヲタトークと作品紹介は、近くなったらまたやります。
頼まれなくても嬉々として( `ー´)ノ
とりあえずは舞台挨拶。
つまり、あとで自慢できるから、気になってる人は見ちゃいなよ!って話。


そこから、一気にマニアックな映画の話へぶっ飛びます。
上映、始まりました。
「佐々木、イン、マイマイン」
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」
これ。
私が観た感想、一言で言うと、
「痛い。」
まあ~・・・・痛い。
いろいろ痛い。
青春映画大好きの私は、前に「青の帰り道」を観たときもこんなふうに「痛い」って感想言ったのですが、
それとはまた違う痛さ。
あちらはどちらかというと〝感情的”
こちらは、なんというのか・・・・〝ドライ”
女の子を含めた仲間たちの群像劇だった「青の帰り道」と、
完全に〝男子”の世界の、独特の距離感や空気感がリアルな「佐々木~」
実際の学生時代、女子を含めた男だらけの仲間たちのなかで男子扱いされていた私(?)は、
もうなんていうかどっちもわかりみ深すぎて、痛い通り越してエグい、
ていうかむしろどっちの映画も主人公は私なんじゃないかっていうほどの共感度。
また語りだすと長くなるので、「青の帰り道」についてはこちらで。
今回はやはり「佐々木~」を語らないとね。
もう、なんだか疲れて自分を見失いそうになってる主人公と昔の仲間が微妙な空気になっちゃう居酒屋も、
ふと思い出した故郷の風景も(これがまた中途半端な田舎で、共感度マックス!)、
リアルな家庭環境が複雑なだけに、学校でははっちゃけたキャラで武装する佐々木も。
なんだかすべて、知ってる感じ。
そうそう、そうだった。
私の目の前にあったし、私の隣にいた。
私が通り過ぎてきた光景。
誰もが思い浮かべることのできる光景。
現実にはいなかったのかもしれないし、
自分の隣じゃなくて教室の端と端だったかもしれない。
あるいは、別のクラスにいたような気もするし、
別の学校の友達から聞いただけだったかもしれない。
でも、確実に頭に思い浮かべることができる。
人一倍元気なのにどこか寂しそうな。
楽しそうなのになんとなくバランスの悪さが垣間見えるような。
そんなあいつ。
いつもただふざけてバカやってるだけなのに、
たまにグサッと響く言葉で背中を押してくれたりもする不思議なヤツ。
毎日一緒にいて、ゲラゲラ笑って、半分見えてきた自分の底や自分で作ってしまいそうになってる自分のてっぺんに気付かないフリをしながら、
「ああーダルっ」とか「どうでもいいやー」なんて口先だけで悪態をついてたあのころの自分たち。
あんなに盛り上がってたのに、ほんのささいなことで微妙にズレていく空気。
ずうっと連絡とってなかったのに、急に電話してくるあいつ。
結局またしばらく連絡もしないのに、ときどき無性に会いたくなる。
そんな佐々木みたいなやつ。
いたような気がする。
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」
お話は、俳優を目指して東京に出てきたもののうだつがあがらず、
別れた恋人とまだ一緒に暮らしながら、
アルバイトをする工場で「箱作って、箱作って、箱作ってる」ユージ28歳が、
偶然会った高校時代の仲間と話すうちに、
『青春』て名前の生き物だったような友人・佐々木を思い出すところから始まります。
毎日ただふざけて騒いでた〝あの頃”と、
クソみたいにしょうもない〝現在”を、
行ったり来たりしながら佐々木との日々を思い出していく。
とはいえその、〝現在”はもちろん、ふと思い出す〝あの頃”も、
別にキラキラもしていないし男ばかりなのでむさ苦しく、
しかもたまり場はゴミ屋敷。
どのシーンも、決して美しいわけではないのに、
観たあと次から次と浮かんでくる映画のなかの日常の風景。
一緒に暮らしてるけどもう別れてはいる彼女の布団と自分の布団の微妙な隙間とか、
何日かぶりに帰ってきた父親と一瞬でも一緒にいたくて並んでゲームをする、
父親より大きいくせに子供みたいな背中とか、
早朝のパチンコ屋に並んでるときの裏さびれた小さな町の乾いた青空とか、
ゴミだらけの部屋でゲラゲラ笑っているけどどこか虚ろな若者の、
目だけ笑ってない笑顔とか。
どれもぜんっぜん美しくはない光景。
でも、父親と一緒にやるゲーム機がニンテンドー64だったり、
カラオケで歌うのがH Jungle withTだったり、
始まりそうで始まらなかった淡い恋だったり、
そんなちょっとした小さなものたちでさえ懐かしくて愛おしい。
観たあと浮かんでくるのは、
「ここがこうでこうだった」とか「あのシーンがいいんだよね!」とかではなくて、
そんなふとしたなにげないシーンの空気感。
どのシーンもいちいち私の心に刺さってくるのは、
毎日友達の家でそれぞれ漫画を読んだりゲームしたり、
おやつを食べたりくだらない話をしたり、
仲間に連れられてパチンコ屋に行ったり、
小汚い居酒屋でつぶれるまで飲んだり、
まさにそんな日々を過ごしていた私だからなのかなあ。。。
でももしかしたら、そんな人種もいたなあと、遠目から見ていた人たちにも刺さるのではないかな?
家柄も義務も、なんなら目標もなくダラダラと無為に毎日を過ごしていた私には、
こうしなきゃいけない、こうならなきゃいけない、と見えない鎖につながれながらも何不自由なく恵まれた日々を過ごしているような人種がうらやましくて仕方がなかったものだし、
逆もまた然りなのでは、と思うから。
この映画、どうしてこんなにリアルで痛いのかというと、
実は佐々木を演じている細川岳という俳優の実体験を、
本人とプライベートでも親しい内山拓也監督が共同で脚本を書いて作った、
自主映画のような熱と、生々しさと、勢いに満ちた作品だからなんです。
そして、徹底的にドライな映像なのになぜかどこからか温かみや愛みたいなものを感じるのは、
そんな二人の情熱はもちろんのこと、
作品の中のあちこちに、映画に対する愛情やマニアックな性癖みたいなものが見え隠れするから。
乾いた空気感や生々しい手触りの作り方は、どこか「キッズ・リターン」北野武)の匂いがするし(そもそも主人公は安藤政信津田寛治を混ぜて若くしたようなちょうどいい暗さのある役者だし!)、
誰の青春も絶対にキラキラなんてしてないだろうと、痛さを包み隠さず投げつけてくる感じは「青い春」豊田利晃)っぽさがあるし、
佐々木のボンバーヘッドは思いっきり「GO」行定勲)の窪塚洋介だったし、
いよいよこれから日本映画はまた面白くなりそうだなあと思える若い監督ってところや、
やっぱり青春映画は自転車だよねと実感する帰り道のシーンで「青の帰り道」藤井道人
が浮かんだりして(「キッズ・リターン」も自転車のシーンは秀逸ですもんね!)、
日本人には日本人の、特有の青春てものがあるよねえと当たり前のことを思ったりもする、
映画マニアならではの楽しみ方もありました。
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」
ちなみにこの監督は、新宿武蔵野館という映画館でずっとバイトしていたくらいの映画好き(まだ籍があるそうです!)。
なるほど、私と同じ映画マニアの匂いがしたのはそのせいか!
シネコンじゃなくて新宿武蔵野館!(ミニシアター系)てところが!
こちらの劇場さんで上映するものは中劇でもやれるものが多いという、
うっすらつながりのある劇場さんだったりするので勝手に親近感!
そうかそうか、映画好きが映画館でバイトして、ゆくゆくは監督か!
素敵ですね(*´ω`)
そういえばそんなヤツもいたなあ!
私の家で飲んだくれてみんなでぎゅうぎゅうに雑魚寝してたI君。
映画館で観た映画の助監督のところに名前があったときは感動したなあ。。。
早く監督してくれよ!待ってるから!!!
・・・って、話がそれましたね(;'∀')
とにかく、私の中のいろんなツボを押しまくり、
あちこち痛いところを突いてくる、
せつなくて痛くてしんどくて、懐かしい感じのする映画でした。
思いがけないラストは、私には救いに思えた。
・・・・もっと言いたいことがあるんだけどそれはまだ観てない人とは語れない。
ぜひ観て、私と語りましょう!!!
刺さる人には刺さるけど、刺さらない人には全く刺さらない。
そんな映画だけど、私は・・・・・・・
・・・・・・・・・・好きでした。


さてさて今日も安定に長くなってしまいましたが、
もう一つお知らせが。
すでにニュースでも出ていますが、
残念なことに今年の春の「ドラえもん」上映延期になってしまいました(/_;)
この状況じゃあね。。。。。。
2年連続。
上映時期って、けっこう大事なんですよ。
もうだいぶ長いこと春休みの定番でやってきていたドラえもん
もちろん、その年の作品の出来とかによってじゃっかん数字は変わるものではありますが、
上映時期が急に変わるとどうしても他の子ども向けアニメと上映時期が微妙にカブってしまったり、
裏側の細かい事情だとグッズの季節感なんかも違ってくるんですよね(^_^;)
去年のように、予定されていた新作がのきなみ延期になったりすると、
劇場では上映作品が急になくなってしまったりもしちゃうしね。
去年、新作がほとんど上映延期になってスケジュールがポッカリ空いてしまったときには
午前十時の映画祭ナショナルシアターライブに助けてもらったんですけどね。
うーん・・・・
どうなることやら。
社長ーーーーーー!
なんかイイ感じのやつ入れないとーーーーー!!!
とりあえずは、すでにお持ちの「ドラえもん」の前売券があれば、それはもちろん延期後の上映時に使えますので大事にとっておいてくださいね。
いつになるかは全く未定ですが、
仕方ないので静かに待ちましょう。
そんなわけで、劇場は連日「超ソーシャル・ディスタンス」なのに、
ブログはなぜかドタバタな回になりました。
ものぐさなので情報を一気につめこみすぎて自分でもきちんと説明できてるか不安。
ま、わかんなかったら電話してください♪
出れるときはすぐ出ますので(?)
そんなアナログ感全開の中劇でした。
アナログは、コロナにも強いのだ( `ー´)ノ


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2021年1月21日木曜日

こんなときこそ香港映画!!

こんにちは。
雪、すごいですねえ!
こんなに雪が降ったのはここ数年覚えが無いので、
雪不足でなまった体が、ここ数日の雪かきでちょっと悲鳴を上げてきました。
でも、なんかこれが冬!って感じがします。
子どもの頃の冬休みは、だいたいこのくらい雪が積もってて、
家の前や庭なんかに雪だるまやかまくらを作ってる家が多かったんだよな。。。
などとノスタルジーに浸っている場合ではありません。
とりあえず雪かきしてからじゃないと家の敷地に車が入れないし、朝も出られないので、
帰ってからも朝もひたすら雪かき。
腰、やられるー(;゚Д゚)!!!
そのうえ、道路は混んでるー!!!
とにかく朝は、遅刻せずに出社できれば上出来♪
世間はコロナでてんやわんやですが、
盛岡は、というか私の周りは大雪でてんてこ舞い。
みなさん、しばらくは頑張りましょうね~!!

都市部では緊急事態宣言、
日本海側では大雪被害、
オリンピックはどうなるの、
と、なんだかまだまだどんよりと暗い雰囲気が漂っていますが、
そんなときこそこれ!!!
「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」
©2020 MEGA-VISION PROJECT WORKSHOP LIMITED.ALL RIGHTS RESERVED. 
そうそう、これこれ!
これなのよ!!
おバカでひたすら笑えるコメディ、
でありながらけっこうガチな黒社会&アクションは超一流。
てのが、私ら世代の大好きな香港映画。
80年代にアジアどころか世界中を騒がせた、
ジャッキー・チェンを中心とした香港アクションの世界です。
そんな80年代の香港アクションは、ジャンルとして一時代を築きながらも、
その後の映画業界でのリアリティを重視する映画作りや、
CGを多用する特殊効果の発達によって、
なんとなく今は途絶えた感がありますが、
生身の身体で相手を倒すバッキバキのアクションや、
テンポよく進むストーリーもしょうもないギャグもやっぱり楽しい!!
あのころの、超面白くて、最高にカッコよくて、
子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでみんなで笑って面白かったー!
って言える、土曜日の午後にやってたような平和な香港アクションへのオマージュで作られたのがこれ。
思い出すなあ・・・母と弟と東映に「あぶない刑事」を観に行って、
終わったーと思ったらそのまま始まった「七福星」
サモハンやらジャッキーが出てきて、
弟は「絶対観る!!!」と言って動かず。
観終わったら外は真っ暗でお腹はペコペコ。
あったなあ。。。
なんにも考えないで観られて、
まず間違いなく面白くて(いろんな意味で)。
まあ香港映画が好きでいろいろ観すぎてるし、
そもそも続編もパロディも番外編も多いし、
なんなら本家に関係ないけど続編ぽく作っちゃったりしたのもけっこうあるのが香港映画なので、
どれがどんなストーリーだったか正直ごっちゃだったりするのだけど。
「五福星がどれ?七福星に大福星!?なんのこっちゃ!」ってね。
それでも、アクションシーンはとにかくかっこよくて、しかもコミカル。
街じゅう巻き込んで、そのへんのいろんなもん手当たり次第に使って、
けっこう強い(しかもちょっとイケメンだったりする)悪役をぶっ倒す。
いいねえー!!
ていうか、「燃えよデブゴン」て、なんか聞いたことある。。。
って思いました?
そうなんです。
昔、あったんですよ、サモ・ハン・キンポーで。
おデブでちょっと間抜けなんだけど、アクションはとにかくキレッキレでかっこいい。
懐かしい・・・・(´ー`)
弟に話したら「サモハン、いいよねえ!!」と言っていました。
さすが、仕事が忙しい両親にほったらかしにされて土曜も日曜も姉弟二人でテレビばっかり見てただけあって話が早い♪
ちなみに今、今回の「燃えよデブゴン」公開にあたり、
配給会社のツインさんがhuluでたくさんの香港映画を配信しています♪
サモハン「燃えよデブゴン」シリーズはもちろん、
ジャッキーの誰もが知ってる代表作たちから「木人拳」まで(!)、
そしてキョンシー(霊幻道士)、「男たちの挽歌」
チャウ・シンチーブルース・リーまでてんこ盛り!!
韓国映画もたくさん出てます!
これ、ほんと嬉しい!!!
香港映画を中心にいろんなアジア映画を配給してきたツインさん。
私も昔から大好きな配給会社さんです。
しかも私はじぶんの「推し事(ヲタ活)」のためにhuluはずっと契約中。
香港映画三昧。ありがてえ(*‘∀‘)!!!!
て、別に私、huluの営業部員じゃないんですけど、
とにかく今回の「燃えよデブゴン」公開により、
香港映画祭りが開催されていますので、
みなさま、憎きコロナ野郎のおかげでもしもお出かけを控えようと思っているのならばぜひ、香港映画祭りを覗いてみてください!
そうそうたるタイトルたちを眺めてるだけで幸せな気持ちになります♪
で・・・・なんでしたっけ?
ああ、そうでしたサモハン「燃えよデブゴン」
今回の作品はそれと直接つながってるわけではないんですが、
そのあたりへのリスペクト&オマージュ100%の作品になってます。
「ザ・80年代香港アクションコメディ」の世界。
今回の主人公はなんとあのドニー・イェン
遅咲きのアクションスターとも言われますが、
たしかにジャッキーのように派手に目立つタイプではないけれど、
アクションスターとしてはもうレジェンド。
表から裏から香港映画を、香港アクション界を支え、盛り上げ、常にトップを走ってきたすごい人。
その噂はもちろんハリウッドにも伝わり、
ウェズリー・スナイプス「ブレイド2」
チャン・イーモウ監督の「HERO」などいかにもなハリウッドのアクション映画にも出演しましたが、
どうもハリウッド式の撮影スタイルや作品作りに納得がいかなかったようで、
すぐに拠点を香港に戻しています。
そして、多くのスター俳優たち(特に、暴力的な役が多かったアクション俳優など)が必ず思うこと「自分の子どもたちが楽しんで観られる映画に出たい」の域に来て、
「ローグ・ワン スター・ウォーズストーリー」に出演、
世界中にその存在を知らしめ、
盲目の戦士チアルート役が彼の名刺となりました。
「ローグワン~」は最高でしたね!
ドニー・イェン演じるチアルートと行動を共にする、これまたアジア系の大柄な俳優さん覚えてますか?
彼もまた中国では有名なチアン・ウェンという俳優兼映画監督なんですが、
この方もいいんですよねえ( *´艸`)♪
俳優としては「紅いコーリャン」とか「宋家の三姉妹」なんていう名作に出てたし、
監督作の「太陽の少年」はめちゃくちゃ良くて私も大好きな作品なんですが、
とにかくこの二人が出てた「ローグワン~」は最高だったなあ!
内容はほぼ「七人の侍」じゃないかなんていう意地悪な映画評もありましたけど、
「( ゚Д゚)ハァ!?何言ってんの!?そもそもスターウォーズが黒澤明リスペクトの映画じゃんか!」(ガラ悪。。。)
ってね。
で?
今日は「ローグワン~」について語る回でしたっけ(*‘∀‘)?
・・・・ちょっと違いましたね。
「ローグワン~」じゃなくてドニー・イェンについて語る回でした(;'∀')
そうそう、「ローグワン~」でめっちゃ渋いクールな盲目の戦士を演じたドニー・イェンでしたが、
もとからハリウッドに拠点を移すつもりは全くなく、
香港大好き、ボクは香港で映画を作っていくんだよ~♪
って方なので、今回はほんとにやりたいことをやりたいように作った作品なんじゃないかなあと思います。
これの前は、去年、中劇でも上映した「追龍」でまた別の意味で渋くて熱い役を演じていたのですが、
作品ごとに全く別の顔を見せてくるのがすごいですよね。
「追龍」も激しいアクション作品ではあったのですが、
ガチの実話の黒社会ものだっただけに、ハードで重かったですね。
面白かったですけどね!私はそれもまた好きですけどね!
でもやっぱり香港映画は、「基本がコメディでゴリゴリのアクション」ていうほうが、
どうしても心躍ってしまいますね。
「ありえない」とか「ふざけすぎ」なんて思っちゃう無粋な人には向いてないけど♪
今回のお話は、もとはスリムでかっこいい熱血刑事だったのに、
事件に夢中で婚約者には愛想を尽かされ、
お偉いさんを車で轢きそうになって地味な部署に異動させられて、
全然動かなくなったうえにおやつや夜食をパクパク・・・
で100kg超えのおデブになっちゃったドニー・イェン
・・・・そんな役、やる(;゚Д゚)!?
「ローグワン~」のチアルートが!?
やるんです。
香港スターは、全然平気でやっちゃうんです。
なんでもやります。
面白ければ、盛り上がるなら、なんだってやっちゃうのが香港スター。
お高くとまったりはしないのです。
低予算で、短いスパンで、たくさんのヒット作を作り続けてきた香港映画界の人たちは、
誰もがツーカーで面白いものを作ろうとするのです。
そういうところも大好き!
地味な部署にいるのになぜか重要な任務を押しつけられ、
当然そこでお約束のトラブル発生。
そこからしっちゃかめっちゃかてんやわんやで怒涛のアクションコメディ。
舞台は東京!
新宿歌舞伎町築地市場東京タワーで大暴れ!!
おデブになって動きが鈍くなるのが楽しいコメディではなく、
キャッチコピーの「太っても、最強。」そのままに、
おデブなのにめちゃくちゃ俊敏、
バッキバキにカッコイイのがドニー・イェン
サモハンもでしたけどね、
そのへんの面白さ、おかしさが絶妙でイイんですよね!
とにかく、治安の悪い銃だの鉄パイプだのを乱用じゃなく、
自分の身体と、町のそのへんに転がってるいろんなものを武器にして、
軽快に、ポップに、悪党たちを倒していくのがまた痛快で楽しい!
椅子やテーブルなんかはもちろん、
コンビニの看板、お店の売り物、
そして最終的に自分の彼女まで振り回して相手を倒す(!?)
香港映画に出てくる女優さんはとにかく美女!
ヒロインから脇役までどの人も皆、とにかく綺麗なのもお約束なんですが、
そんな美人さんたちも当然、相当危険なシーン以外は本人がアクションをやるし、
主人公の恋人役なんかはもう血だらけで痛めつけられたり顔を殴られたりも日常茶飯事。
日本だと北川景子石原さとみクラスの女優さんたちがドリフみたいな爆発スタイルや鼻血メイクも当たり前にやってるような状態。
それが香港アクションコメディの真髄ってやつです。
そんな、80年代香港アクションコメディ全開のこの映画。
いやー・・・・控えめに言って最高でしょ( `ー´)ノ
で、なんでこんな熱く語ってるのかっていうと、
これ、主演のドニー・イェンがすごいだけでなく、
スタッフもまたすごいからなんです。
まず監督はなんと谷垣健治
こんなコテコテの香港映画を撮ったのが日本人!
とはいえ、優秀なスタントマンを数多く輩出する倉田アクションクラブから単身香港へ渡り、
ドニー・イェン作品をはじめたくさんの香港映画にスタントマンとして参加、
香港映画だけでなく「るろうに剣心」をはじめとした日本映画、
さらに今ではハリウッド映画のアクション監督もつとめるゴリッゴリのアクション監督。
ドニー・イェンら香港スターたちからの信頼も厚く、
香港の映画作りも勝手知ったる、なので、
日本人なのにこんなに80年代の香港アクション黄金期テイスト100%の作品が作れるというわけ。
しかも。
資料を見ただけではつい見逃していて、あとで本編を観てビックリしたのですが。
なんと、それこそ80年代香港映画の立て役者、中心人物、風雲児、
とでも言うべき人物バリー・ウォンが、
思いっきり出演しているではありませんか(;゚Д゚)!!
え!?嘘!?
で、資料を見なおしたら、そう、「バリー・ウォン」ではなくて「ウォン・ジン」表記でちゃんと出ていました。
製作・製作総指揮・そして出演!
そりゃあそうだよね、あんながっつり出てて口を出してないわけがない!
私も知らなかったのですが、バリー・ウォンというのはどうやら日本での勝手な呼び方だったようです(*_*;)
「王晶」て、漢字で書いてあれば私でもわかるんですけどね、
この作品では出演者はすべてカタカナ表記のみだったので、
見落としていたのでした。
私としたことが!!
ドニー・イェンがいる香港映画にバリー・ウォンはつきものでした。
もうバリー・ウォンとは言わないのかな。
80年代香港映画を愛する身としてはやっぱりバリー・ウォンと言いたいところですけどね!
そのバリー・ウォンや、去年上映した「追龍」について暑苦しく語ってる回があるので、
よかったらそちらも読んでやってください。参考までに(´ー`)
と、いうわけで今回もしばしば脱線しながらも暑苦しく香港映画愛を語ったわけですが、
香港映画にあまり興味ない方にも、これだけは言いたい。
「ドニー・イェン、めちゃくちゃカッコいいんだよぉぉぉぉ!!!!」
・・・・・・え?そういうこと?
ま、今回はおデブの特殊メイクなのでちょっとアレですけど、
映画が始まってすぐはまだ太ってないので超クールなイケおじ(奇跡の57歳!)だし、
デブになってからもとにかくあの身のこなしは驚き。
アクションシーンはほんとに目が離せません。
ジャンプも蹴りも見事なら、
ギャグでコミカルなポーズを取ってるときですらさりげない動きまでもが美しい。
©2020 MEGA-VISION PROJECT WORKSHOP LIMITED.ALL RIGHTS RESERVED. 
そして香港映画を代表する「刑事もののアクションコメディ」全開に終始顔はニヤニヤ。
イケメンの悪役を演じる丞威くん(どこかで見たと思ったら、つい最近「ホテルローヤル」に出てました!)もマジでイケメンなのに冷酷な悪役なのが香港らしくてゾクゾクするし、
竹中直人もドニーの要望でカツラをつけていつも通りのコミカルな演技を見せているし、
ほんのちょっとだけの出演なのが残念なバービーもチェックしてくださいね。
ちなみに、映画の裏話やドニー・イェンの素顔なんかも知ることができるこの記事も面白かったので、ぜひ読んでみてください♪爆笑です。↓
それから、この映画のメイキングも発見!
やっぱりいいなあ!ビバ80年代香港映画!!!
最近のアクション映画はリアルな描写や残酷な描き方が流行っているようなのですが、
こんな昔ながらの、笑ってカッコよくて観終わっあとは爽快感!
一緒に観た人たちと「楽しかったーーーー!!」
って言えるようなコテコテの香港アクション、
絵に描いたようにハッピーな娯楽映画を観て、
このジワジワと忍び寄る閉塞感や暗い気分を吹き飛ばしちゃいましょう!
公式サイトhttps://debugon-tokyo.jp/


雪は毎日降るし感染者は増えるしお客さんは来ないし(え。)、
どうにもこうにも気分が落ち込みがちなので、
今日は帰ったらサモハンでも観ようかな(´ー`)
この「燃えよデブゴン」を観たら、思い出したんですよね。
子どもの頃、弟と一緒に観てた香港映画。
それは、大人になってからウォン・カーウァイレスリー・チャントニー・レオンなんかを知ってずぶずぶとハマっていった香港映画の世界とは違った、
クールなアクションとシンプルに楽しめるコメディが合わさった、
ただ「面白かったね!!!」って言えたあのころの香港映画。
そんな映画を観て、元気をもらおうっと。
huluに面白そうなの出てましたよ( *´艸`)
「おじいちゃんはデブゴン」
絶対面白いじゃーん!
あ、これもツインさんの公式のやつなので宣伝して大丈夫だと思います。
たぶん、この「燃えよデブゴン」関連で配信されてるのだと思うので♪
アンディ・ラウユン・ピョウツイ・ハーク!?
大好きなメンツです!
みなさんも、あまり外に出られないからといってじめじめ暗い気分でふさぎこまず、
自分で自分のご機嫌を取りつつ、
それなりに楽しく毎日を過ごしていってくださいね!
あ、超ソーシャルディスタンス中の中劇にも、
たまには映画を観に来てくださいねー!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/



2021年1月7日木曜日

新年。

あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
まだまだ大変な状況が続きますが、
できることは最大限やりつつ、映画の灯だけはなんとか消さずに一歩ずつでも前に進んでいければと思います。

雪も積もり、岩手も本気の冬に突入したようですね。
それなのに小学生は、夏休みが延びたせいで冬休みは短くなり、
週明けからはもう学校が始まるという。。。
ちょっとー、子ども向けの映画しかやってないのに冬休みが終わっちゃったら映画館は・・・・(-_-;)
まあ、仕方ない。
コロナに限らず、世の中はすごいスピードでどんどん変わっていきますね。
それをスルーしていてどうにかなるのならスルーしてしまうんですけど、
そうも言ってられないようなので、
なんとか必死でついていこうと努力だけはしていこうと、
思ってはいます。思うだけは。
そんなわけで年末年始態勢も終わり、
ほんのちょっとですが早朝興行をゆるめさせてもらいますので、
上映作品は変わりませんが上映時間が変わりますのでご案内です。

1月8日~
「ポケットモンスター ココ」
9:00/10:45/12:40/16:30/18:25
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokemon (C) 2020 ピカチュウプロジェクト

「鬼滅の刃」
11:00/13:15/15:30/17:45/20:00
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

「スタンドバイミー ドラえもん2」
8:50/14:35/20:20
(C) Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

そして「鬼滅の刃」は、すべての回が広いほうの劇場での上映になるので、
どの回もお席の心配なくご覧いただけると思いますのでご安心ください♪
でも一つ、残念なお知らせが。
「鬼滅の刃」のパンフレットなんですが、発行元のほうから完売&在庫終了との連絡が入りました(*_*;)
ビックリ。
いや、完売がじゃなくて、もう刷らないということにビックリ。
「もっと売れるでしょうよーーーーーーー( ゚Д゚)!!!」
なんなんでしょうね、「絶対に紙媒体の在庫を抱えたくない」みたいな時代になってきてはいるのですが、
この現状で「鬼滅の刃」ですよ?
まだみんな欲しいんですよ。
まだまだ売れますよ。
と、一応、伝えました。そしたら、
「今のところ、増刷の予定はないけど、
この先偉い人の気が変わったらあるかもね、わかんないけど。」
的な答えでした。もちろんこんな言い方じゃないけど、こんな感じのね。
ということなので、現在、「完売&入荷予定なし」です。
万が一、偉い人の気が変わって増刷することになり、
しかももしそうなってもたぶん全国の大きなシネコンから先に入荷なんでしょうけど、
もしも中劇にも入ることになったら、
ここか中劇ツイッターにてお知らせしますね。
期待しないでお待ちください。。。
そして「ポケモン」「スタンドバイミードラえもん」もだいぶ落ち着いたので、
それなりにソーシャルディスタンスを保ちながらご覧いただけると思いますので、
マスク持参、おやつは無し、こまめにアルコール消毒。
だけ心に留めていただいて、映画を楽しんでくださいね。

でーーーーーー、
新しい映画の公開が12月末から4週くらい無い!!
という珍しい状態の中劇です。
これ以上のお知らせが無いよーーーー(゚Д゚)ノ
なので、やっと決まった3月以降の新作(それでも3月!これもすべてコロナのせい!)のご紹介をしておきましょう♪
たぶん3月くらい公開(なんだソレ!?)!
「パリの調香師」
 ©LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINÉMA
嗅覚を失くしたわがまま天才調香師と、
仕事も親権も取り上げられそうな崖っぷち運転手。
人生につまずいた大人たちに訪れる、思いがけない出会いの奇跡。
ディオールの撮影協力や、エルメスの専属調香師のアドバイスなど、
豪華すぎる協力も話題のフランス興行成績No.1作品が登場!
フランスらしいおしゃれなユーモアと人生を楽しみエッセンスの詰まった爽やかな感動作。
なんだか、私の大好きな映画たち「ドライビング・ミス・デイジー」とか「グリーン・ブック」とかの匂いのする、気持ちのいい作品の予感。(まだ観てないっす)
フランス映画はこういうの、うまいんですよねえ!
なんちゃってでやらずに、ディオールとかエルメスとかガチでくるから!!!
女性が強いのも、格差をものともしない感じも、フランスらしくて好きだなあ。。。
公式サイトhttps://parfums-movie.com/

同じく3月くらい公開予定(おいおい)!
待ってました!マシュー・ボーン
「マシュー・ボーン イン シネマ 赤い靴」
© Illuminations and New Adventures Limited MMXX
よかったーーーー(*'▽')
マシュー・ボーン!!!!
定期的に上映したいといつもわざとデカい声で言ってる私ですが、
これもコロナのせいでちょっと難しいか!?と思っていたのですが、
なんとか上映できそうです!
毎回、斬新な解釈で観客を魅了し続けるマシュー・ボーンですが、
今回は彼自身が10代のころから愛し続けたクラシック映画の名作、
そしてアンデルセンの童話をもとにした作品で、
見事ローレンス・オリヴィエ賞2冠に輝いた話題作。
世界一のダンサーになることを夢見る少女ヴィクトリアが、
愛に生きるか、ダンサーとしての成功か、
究極の選択を迫られ苦悩の末に辿り着く先とは?
2020年1月にロンドンの劇場で撮影された本物の舞台。
去年の6月に来日公演が行われるはずだったものですが、
コロナのせいで中止に(-_-;)
でも、英国から公演を招聘するのが無理でも、
現地で行われた本物の公演を撮影してそれを映画館で上映するのはできる!!
これまでも、「わざわざ現地に行かずともお金もかからず仕事も休まず本物のバレエが観られるなんて最高!」なんて言ってましたが、
こうなってくると、ほんとにその通りですよね。
実際、公演を呼べないからできないしこちらからも渡航できない、となると、
近くの映画館でマシュー・ボーンが観られることの重要性が増しますね。
日本初上陸、英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンの新作を、
ぜひ映画館の大きなスクリーンでゆっくり味わってください。
公式サイトhttp://mb-redshoes.com/

どちらも楽しみですねえ♪
久しぶりのフランス映画も、
定番になってきたマシュー・ボーンも、
大人の上質な映画館を目指してる中劇としては(え?そのわりにロビーは子どもばっかりですけどね!)、
願ったり叶ったりの作品群。
海外旅行もままならない世の中になってしまったので、
せめて映画で楽しみましょう(´ー`)/
ちょっとまだコロナの影響で大型作品が渋滞してるので、
ミニシアター系のイイ感じの作品をガンガン入れられない状態なのですが、
このまま止まらずにジリジリとでも営業を続けていければそのうち流れも元通りになっていって小さめの作品も入れられるようになると思うので、
みなさま、ぜひ劇場に足を運んでいただいて、
小さな作品にもお客さんは来るんだよーというアピールをお願いします。
・・・・誰に?
ここからは見えないけどだいぶ上のほうにいる偉い人たちに(?)。

というわけで中劇、今年も地道にコツコツやっていきますので、
応援のほどよろしくお願いいたします。



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/