2023年3月30日木曜日

春の新作大渋滞 PART2

こんにちは。
ずいぶんと暖かくなってきましたね!
朝、外に出てもメガネが曇らないし、
車のフロントガラスはもう凍らないけど代わりに花粉?黄砂?がついていました(*_*;)
春だなぁ。。。。
そして大通りでは、春休み恒例の『開店前のカラオケボックスに若者が行列』現象が起きていて、これまた春だなぁ・・・・(´ー`)
朝晩はたまに寒い日もあるけど、上着も薄手のものにしなくちゃね!
手袋もマフラーももういいでしょ♪
なんてちょっとウキウキしたりして。
なんだかんだ言って結局、『春は嬉しい』ってことなんですね。
でもなによりも、電気代も灯油代も高いので、気温が上がって暖房費を抑えることができるのが嬉しい!
映画も、推し事も、お酒も、好きなことは絶対に我慢できない性分の私は、
そのあたりで節約しないとやっていけないんですよねぇ(/_;)
ああ、助かる!春よ、マジでありがとう!!花粉くらい我慢するよ!
と、そんなことに感謝の気持ちを持てる、待ちに待った春となりました。
各映画館も、春休みが落ち着くとゴールデンウィークまではひとときの大人シーズン。
観たいのたくさんカブってて私も悩み中ですが、
みなさんも、薄着で軽やかに街ナカに繰り出してみては?


というわけでこの春、中劇で大渋滞中の新作たち。
前回ご紹介しきれなかった続きを書いて行こうと思います。
3月31日公開
「ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男の真実」
(C) SEIS Productions Limited
こちらはもう説明もいらないですね。
タイトル通り、ジョン・レノンのドキュメンタリー。
なんですが、興味深いのはこの映画、
ジョン・レノンビートルズのメンバーとしてスター街道をまっしぐら、そしてその後センセーショナルに人生を閉じるまでのドラマティックな部分ではなく、
ビートルズが結成されるまでの幼少期から少年期、そして青年期にテーマを絞った作品だということ。
世代を問わず誰でも知ってるくらいに有名なジョン・レノンの波乱万丈な人生ですが、
あまりにも衝撃的な最後も含めて人生どころか存在じたいがスーパースターなだけに、
そういえばビートルズになる前のジョン・レノンという一人の若者のことは全く知らなかったな。
と、映画を観ながら気付いた私でした。
ビートルズになってからがまたとてつもなくドラマティックで、歴史上の偉人クラスの人なので、
それ以前のイギリスの片田舎のただの若者だったころのことなんてあまりフィーチャーされなかったんですね。
ビートルズフリークや、ジョン・レノン好きの方々は当然の知識として知っていたことなのかもしれませんが、
私のような一般人にとっては、「へぇ~!へぇ~~~!!そうだったんだ!?」ってことばかりでした。
誰もが知るミュージシャンであるジョン・レノンが、
史上最も成功したポップバンド〝ザ・ビートルズ”のメンバーとなるまでの道のりを、
子供時代の友人や、ビートルズの前身バンド〝ザ・クオリーメン”のメンバー、
そして当時の関係者へのインタビューを交えて年代順に描き出す。
家庭環境がとにかくハンパなく複雑で、友人たちとのエピソードにもどこかいびつな部分や難しい人間性などもあったことを包み隠さず浮き彫りにし、
「まさに音楽で世界を変えた男」ジョン・レノンというスーパースターの、栄光の裏の人物像に迫る作品。

3月31日公開
「偽りのないhappy end」
          
                    (C) 2020 daisuke matsuo
2011年の『ヒミズ』から10年間、園子温監督のほとんどの作品の助監督を務め、園監督に師事してきた松尾大輔の長編映画監督デビュー作。
田舎で一人で暮らしていた妹が東京で自分と一緒に住み始めた途端に行方不明になってしまったエイミと、同じく妹が行方不明になっているヒヨリが、共に犯人を捜すミステリーをベースに、姉二人の心の揺れを丁寧に描く。
中学卒業と同時に故郷を捨て大都会・東京で暮らす姉と、
母が亡くなったあとも田舎で一人、実家にとどまる妹。
わかりあうにはあまりにも遠すぎて、久しぶりに会ったところで気持ちのすれ違いにすら気付けない姉妹の姿がせつない。
実のきょうだいという、一見強そうな絆に見えてほんとうは曖昧でもろい人間関係のリアルに胸が痛んだ私です。
ともに妹が行方不明という特殊な絆で結ばれた姉二人の、お互いを心のよりどころにしながらあちこちさまよい、自分の知らなかった妹に関する無情な現実を知り、そして真実にたどりつくまでの心の動きもまた、悲しくてせつない。
家に帰りたくない少女や初めて会う妹の友人など、繊細で不器用な少女たちの姿も描きつつ、家族というものはこんなにも残酷で傷つきやすく壊れやすい人間関係なのかと深く胸をえぐられるお話でした。

3月31日公開
「14歳の栞」
(C) CHOCOLATE Inc.
これ、観たかったんです。
盛岡で上映したとき、見逃したので。
2021年3月に1館の劇場から上映を開始し、SNSを中心に話題となり、現在までに全国45ヶ所で上映を行なっている青春リアリティ映画。
実在する中学校の「2年6組」35人の生徒に50日間密着した作品です。
これ、本当に、『普通の中学2年生1クラスに密着した』だけ。
それ以上でも、それ以下でもない。
なのに、なんだろう。
14歳の一人ひとりから目が離せない。
すっごく胸がしめつけられて、ものすごくせつなくて、
そしてひたすら共感。
今ではこんなに図太くて、好きなことで毎日寝る時間もないくらいの楽しい日々を送っている私でも、
あの頃はそうだ、この子たちと同じように自分のことが嫌いで、毎日何かにイラついて、
将来のことなんて考えたくなくて、それでも嫌われたくないから楽しそうにふるまって、
でも誰もいないところでは浮かない顔をして「明日なんか来なければいいのに」と思ったりもしていたんだ。
(C) CHOCOLATE Inc.
この映画の舞台である埼玉県春日部市は盛岡くらいの規模の地方都市で、
すぐ隣県が東京とはいえ、そこの中学生はやはり盛岡の中学生と変わらない。
誰もが通ってきた「14歳」という時期を包み隠さず描き出す作品だからというだけでなく、
セーラー服の襟からのぞく白い色や絶妙なデザインのジャージ、
決して都会的ではないけど全くの田舎というわけでもなさそうな風景、
そして学校の大きさや生徒たちの雰囲気までもまさに私が14歳だったころの盛岡とも変わらない感じが、
さらに私の胸の奥の一番深いところの記憶をくすぐるのでした。
ほんとにこれ、現代なのかな?昭和じゃない!?
と一瞬疑いそうになっても、次の瞬間、子供たちが手にするスマホやゲーム機でほんとに現代なんだと確認。
うちらのころは初代ファミコンだったからなぁ。。。。じゃないのよ!!
うちに集まってみんなでやってたのは箱型テレビに映るスーパーマリオだったもんなぁ。。。。でもないのよ!!
そのあたりの時代の変遷は仕方ないにしろ、やってることも、考えてることも、
昔も今も変わらないんだな!ってところが驚きだった私です。
絶対に私らのころとは違うはずと思っていたけど、
たしかにスマホやゲームやインターネットの普及で、思春期の彼らを取り巻く世界は変わってしまったけれど、
14歳の心のなかは、私の頃も今も同じなんだ。
何ってわけじゃなくても、とにかくなにかがしんどくて、
どうしてってこともないけどなんとなくイラついて、
うっすらリアルに見えてきた将来なんて決して明るくはなくて、
人間関係は面倒で親はうざくて先生にはムカついて、
それでもとりあえずその場しのぎで笑ってる。
そしてそのスレスレのところにいられなくなった子は学校に来なくなっちゃって、
私ももっとあの子のために何かできたかもなとふっと思いはしても実際に自分が動く勇気は無かった。
・・・・・・・一緒だな。
だから、観ていてつらくて、しんどくて、胸が痛んだ。
私もあのころ、傷つけた人がいて、自分も傷ついて、
死ぬ勇気はないけどこのまま目が覚めなければいいと思いながら眠りについた夜もあったから。
でも朝が来れば友だちと待ち合わせをしてるので学校に行く。
そして今度は自分がそんなガラスのハートだなんて思われるのも嫌なので明るくふるまっていたんだよな。
なんだか、自分の心の奥の奥の苦い部分と甘酸っぱい部分と懐かしい感情をごちゃまぜにしたものを「はい、どうぞ」とわざわざ見せつけられたような気持ちでした。
目を見張るような美人も、みんなが眉をひそめるような不良もいない、
ほんとに普通の子たちばかりの中学生の、
特殊な撮り方や凝った映像なんかもなくてドラマティックなクライマックスもない、
ほんとにただのドキュメンタリー。
でもきっと、忘れられないドキュメンタリーになるはず。
なんでもないドキュメンタリーだし、ほんとになんでもないシーンだったけど、
エンディングの長回しの部分で涙が出たんですよ、私。
あれは、なんの涙だったんだろう?
自分でもいまだにわかりません。
この映画、去年の11月に上映して地味に大好評だった「MONDAYS」のチーム(CHOCOLATE Inc.)の前作なんです。盛岡中劇オフィシャルブログ: おじさん大活躍。超興奮「犯罪都市」&社畜は必見「MONDAYS」 (moriokachugeki.blogspot.com)
全っ然、毛色が違いますけど、なんか絶妙なトンガリ具合がなるほどー!!って感じ。
題材は決して派手ではないのに、グワーッと心の隅っこのほうを揺さぶってくる感じ。
なんかちょっと、このチームはヤバいなぁ。。。沼りそうだなぁ。。。
と、思ったときにはもう沼ってるんですけどね。
公式サイト14歳の栞 (14-shiori.com)

って、前回なんとかご紹介した「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」も含めて3月31日公開だけで4本てさあ( ゚Д゚)!!
マジっすか!?
そして5月もまだまだぎゅうぎゅうづめ!
コナンもあるのにね!!!
大丈夫か!?入るのか!?中劇!!
怖いけどやるしかないから宣伝しないとね!!
でも観たいのばっかり!
やったね!
やるじゃん、中劇!!って、みなさんの声が聞こえるよ!!
だから頑張って観る!!
けど公開日までにブログ書けるか自信ない!!
作品ぎゅうぎゅうづめのときのお約束で、
近くなって全部紹介できない可能性もあるので今やっときます!
そう、保険です!!

5月12日公開
「パーフェクト・ドライバー」
(C) 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
米アカデミー賞4冠、世界中を驚かせた韓国映画「パラサイト」で家庭教師を演じたパク・ソダムが成功確率100%の運び屋を、そして同じく「パラサイト」でその教え子を演じた子役チョン・ヒョンジュンが彼女に運ばれる〝ブツ”となり深い絆で結ばれるバディを演じるこの作品は、予測不能の命がけのカーチェイスで悪徳警官や殺し屋、国家情報院までも巻き込んで展開する怒涛のアクションエンターテインメント。

5月公開「ひとりぼっちじゃない」
(C) 2023「ひとりぼっちじゃない」製作委員会
2019年にリリースされた「白日」のMVが総再生回数4億回超えを記録している大人気ロックバンドKing Gnuのボーカル井口理が主演、
「世界の中心で愛を叫ぶ」をはじめとした数々の行定勲監督作品の脚本を手掛け、
別名義でも「窮鼠はチーズの夢をみる」や、つい最近まで上映されていた「母性」
そして私も大好きな「きょうのできごと」など、
映画マニアも一目置く脚本家・伊藤ちひろの初監督作品ということで、
映画好きの人たちからはちょっとハードルが上がりすぎてしまうきらいもありますが、
そこは映像の美しさと行定勲カラーで最後まで持っていきます。
「偽りのないhappy end」で主人公の妹を演じた河合優実ちゃんがまたしても
ミステリアスなキーパーソンを演じているのも面白い。

5月公開「せかいのおきく」
(C) 2023 FANTASIA
ヤッターーーーーー!!
やったよーーーー!!!
これ、観たかったんですよーーー!!
よく来てくれた!!
脚本・監督は、阪本順治!!
お久しぶりです!!吾郎ちゃんの「半世界」以来かな!!
主演は時代劇が似合いすぎの黒木華ちゃん!!
寛一郎と、実の父・佐藤浩市の共演も気になりますが、
池松壮亮石橋蓮司真木蔵人(実はその昔、大河ドラマ「武田信玄」で信玄の少年時代を演じていた彼の切り抜きを下敷きに挟んでいたこともある私です。ええ、ブレずにイケメン好きな私です。)と、くせ者揃いのキャストも最高です(´ー`)
楽しみーーー!!

5月26日公開
「ライオン少年/雄獅少年」

中国で空前の大ヒット、2021年度公開作品の映画満足度ランキング1位になったCGアニメ作品。
格差社会の底辺でもがく少年の成長を熱い獅子舞バトルを通して描いた痛快アクションエンターテインメント。
主人公の声を担当したのは、今も中劇で絶賛上映中の「鬼滅の刃」で主人公・竈門炭治郎を演じている花江夏樹
CGアニメの常識を覆した超絶クオリティ、そしてめちゃくちゃ面白いと玄人を中心に評判のこの作品、せっかくなので映画館の大画面で堪能してください。


そんなこんなでスケジュールにも今回のブログにもむりやりつめこんだ春の中劇、
無敵の(言い過ぎ)!
オシャレで最先端のミニシアターに見えなくもない(大丈夫か?)!
実は6月以降もヤバいやついろいろ決まってて怖い(これはガチ)!
映画ヲタクのみなさまご期待ください(ほんとにマジで)!
ていうか全部やれるのかどうかがそもそも怖い(でもやるらしい)!
の、中劇ラインナップになってます。
まさに、文字通りの『乞うご期待』です。
先日、観たい映画がたくさんありすぎて決められず、テンパってしまって
「こうなったら全部観るのやめよかな(>_<)」(→ヤケクソ)
とまで思ってしまったとき、
もう〇十年以上も前の、映画業界に入りたてだった小娘時代からの私を知っている数少ない映画ヲタクの先輩(超褒めてます!)がたまたま中劇に映画を観に来てくれて、
「今、何を観ればいいですか!!??〇×と、▽□と、※※で悩んでるんです(/_;)」と泣きついたところ、
「〇×も良かったし、▽□も悪くないけど、※※がすごく良かったしきっと好きだと思う」
と言ってくれたので素直にそれを観たんですよ。※※を。
・・・・・すっごく良かった(/_;)
すっごく刺さりました。
さすが先輩。ドンピシャでした。
前に、私に「愛がなんだ」を観たほうがいいよとすすめてくれて、そのときも素直に観に行って超~~~よかったんですよね。
だから信頼しかない。
いやぁ~・・・・今回もマジ良かったっすわ(/_;)
・・・・・で、何が言いたいのかというと、
結局、餅は餅屋に聞け(は!?)!
そして、好きなものを諦めちゃいけないってこと(そうなの!?)!
全部は観れないけど決められないから観るのやめよかななんて思った私がバカでした!
ヲタクの本分を忘れるところでした。
ありがとうございます。
昔の、寝る間も惜しんで映画を観まくっていた小娘時代の私を知っている貴重な映画マニア(最大級の褒め言葉です)の方が数名、今でも中劇に来てくれて映画の話をしたり、
なんならそのうちの一人は映画ヲタク香港映画マニア〇ャニヲタとしてずっと仲良くしてくれたりもしていて(近々、一緒に〇ャニーズJrのライブに入ります)、
そういうつながりは嬉しいものだし好きなものが一緒だと無理しなくても自然と続くものなんですね。
年齢も、時空も、いろんなものを飛び越えて一つの狭くて濃厚な趣味の世界で通じ合える。
そしてしばらく会わなくたってそのうちまたつながるし、どこかで必ずまた会うでしょうと思える。
なにより、小娘時代からの知り合いの方々はみなさん、私のことを下の名前で〝ちゃん付け”で呼んでくれるんですよね(´ー`)
もう、誰もそんなふうに呼んでくれないからね!
実はそれがなによりも嬉しかったりして♪
・・・・・映画マニアのオバチャンのかわいそうな独り言でした。
つまり、みなさんも、観たいのたくさんあって困っても諦めないで!!ってことです(?)
しんどくても、つらくても、ムカついてもイラついても、
好きなものが一つでもあれば人生は豊かに、毎日は楽しくなるもの。
14歳の頃、明日が来なければいいのにと思いながら眠りについた少女も、
今ではこんなに元気に、健やかに、自己中に、無敵のオバチャンシーズンを過ごしているのだから(と言われると、歳をとるのが嫌になるかもしれませんけど。。。)!!
みんな!元気出せ!!こんなオバチャンでも楽しく生きてるんだぜ!!
やっぱり、映画館で観る映画は良いものだし、
推しは日々の疲れもストレスも癒やしてくれるし、
美味しいもん食べながら誰かと趣味のお喋りするのが楽しみで仕事もがんばれたりするんですよ(*‘∀‘)
というわけで、中劇のスケジュールぎゅうぎゅうづめだけどがんばって観にきてください!!
いいやつたくさん決まっちゃってごめんなさいね!!(→上から目線ですみません)
私も映画観るの頑張るので!!(→仕事してください)


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2023年3月3日金曜日

3月だってさ。ドラえもん&トップガン&新作大渋滞part1

こんにちは。
いつの間にか3月です。
ものすごい雪が降ったとき、この冬が永遠に続くのかと思いましたよね。
でも、ふと気が付くと昼間の日差しが春っぽい日があって。
外を歩いてると鳥の鳴く声がして空を見上げると渡り鳥が隊列をなして飛んで行ったりして。
今日なんか、卒業式帰りの高校生たちが記念写真を撮っているところに遭遇したりして。
春も近い。。。。
あんなに春を心待ちにしていたのに、
ほんとにそろそろ冬が終わるとなると、虫もいない、汗もかかない、わりと快適な季節だったなあとも思ったりもして。
そんなもんよね。
いつだって、終わらない冬は無いし、明けない夜は無いということで。
終わりそうになるとちょっとだけ残念な気持ちになったりする、
常に優柔不断で後ろを振り返りがちな私でした。
でも、黙っていても時間は過ぎていくしひたすら前に進んでいくしかないんですよね。
だったらちゃんと自分から前を向いてた方がいいじゃんね。
としみじみ思う今日この頃。
・・・・え?何かあったのかって?
いや別に、先日誕生日を迎えてさすがの数字の重さにうち震えただけの話(-_-;)
子供の頃は楽しみで仕方なかった誕生日ですが、
今では「もうこれ以上、時が過ぎないでほしい!誕生日なんて消えてしまえ!!」と本気で思いますよね。。。
まあ、それは無理なので静かに受け入れていきましょう、って話。
昭和生まれ、気合入れて顔を上げて前に進んでいきましょう。

さてさて、またやってきましたこの季節。
春と言えば「ドラえもん」
え、ついこないだじゃなかった?
と思ったけど、今調べたら間違いなく1年前でした。。。
ほんと、1年なんてあっという間ですね( ゚Д゚)
「ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2023
今年も豪華。
脚本は「コンフィデンスマンJP」(マジ面白いですよね!大好きです!)や現在公開中の「レジェンド&バタフライ」、それから今絶賛放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」(見てますよ~!)など、ヒット作続々であちこち引っ張りだこの脚本家・古沢良太
ゲスト声優は永瀬廉(King&Prince)。
いいねえ~!!かなりいいねえ~!!
関ジュ担(関西ジャニーズJr.のヲタク、の意味)でもある私ですからね、
れんれんは大阪時代からめちゃくちゃかっこよかったので見てましたよ~( *´艸`)
なんか、いろいろがんばれ~~~!!!(→ほぼオカン)
主題歌はNiziU
もしもどこかになんでも叶う夢のような楽園が存在していたら─??
空に浮かぶ理想郷(ユートピア)での大冒険が始まる──!!
今回は、のび太とドラえもんたちが何もかも完璧なパーフェクト猫型ロボット(声:永瀬廉のソーニャとともに、
だれもがパーフェクトになれる夢のような楽園<パラダピア>の謎に迫る!!
一足先にチェックで観たスタッフも「面白かった~!!」と言ってました♪
入場者特典も発表になり、お子様たちも楽しみにしてるのでは??
そして、やっぱり気になるのは混雑状況?
・・・・・・混雑状況??
それは・・・・・公式サイトの「上映時間」のところからチェックしていただいて。
中劇公式サイト盛岡 映画 -中央映画劇場 CHUGEKIで、
観たい映画の上映時間の『チケット購入』のところをクリックすると、そこで2日前からチケットを買えるようになっています。
そうするとそのときの空席状況が出るので、そのままオンラインでチケットを購入(クレジットカード決済のみ)してしまってもいいですし、
「あ、今すぐ買わなくても大丈夫そうだな」と思ったら購入せずにサイトを閉じればOK!
学校から配られた割引券で映画料金の割引を受けたい場合は、
オンラインではなく窓口での購入にしてくださいね。
公式サイトにも、学校で配られた割引クーポンと同じものが載っているので、
それを窓口で見せても割引料金になりますし(窓口購入のみ)、
オンラインでチケットを買われた方にもお子様へのプチジュースのプレゼントは行っていますので、オンラインの方も劇場に来たら必ずスタッフにチケットを見せて検温し、入場者特典とプチジュースをもらってくださいね。
あとは、つい先日、「鬼滅の刃」の回で混雑時のご案内を載せたばかりなので、
そちらを参考にしていただければと思います。
「トップガン/マーヴェリック」
3月3日から「アカデミー賞6部門ノミネート記念〝追いトップガン”上映」が決定!
(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
入場者特典として、数量限定で『ラスト胸熱ステッカー』の配布も決まりました!
全国的にまた大規模に公開劇場を拡大しての上映とのことで、
去年の年末からずっと上映を続けてきた我々としては微妙~にせつないような気持ちにもなりますが、
弱小映画館である中劇の年末年始を支えてくれた(びっくりするほどお客さんが来てくれたので!)「トップガン/マーヴェリック」のアカデミー賞ノミネートは祝福しないとね!
2010年以降に日本で公開された実写映画のNo.1という偉大な記録も樹立しましたからね!
とうとう「ラストサムライ」の興行収入越えも射程圏内に入ったそうで( ゚Д゚)
かなりのリピーターの方もいらっしゃいますが、
まだ観れてない方もいるみたいですからね。
これは絶対に家じゃない!!!
絶対に映画館で観ないといけない映画No.1ですよ!
みんなで劇場で「追いトップガン」しましょう!!


さてさて、中劇公式サイトの「近日公開」コーナーを見て、
「え、なんかスケジュール、バグってない??」と思った方もいるかもしれませんね。
近日公開|盛岡 映画 -中央映画劇場 CHUGEKI
中劇は2スクリーンしかない。
そのうえドラえもん激推し上映シーズンなのに3月31日公開作品が4本に4月7日公開が1本、
そして4月14日からは「名探偵コナン」・・・・( ゚Д゚)!!
え、どゆこと!?
と、何度も見直しますよね。
ええ、私もです。
二度見、三度見しましたが、
何回見ても変わりませんし、間違ってもいないみたいです。
・・・・・どうするんだろ。。。。
いろいろ決まったのあるけどとにかく「ドラえもん」から「コナン」が始まるまでの間に詰め込むしかない・・・ってわけですね。
そっかー・・・・・
とりあえず考えないことにしました(*‘∀‘)/
がんばります( `ー´)ノ

というわけで、そのぎゅうぎゅうに渋滞中の3月末からの作品たちをチラッとですがご紹介♪
3月31日公開
「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」
(C) 2022 STARMAN PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
まずは予告を観ていただきたい。
そういえば、前にも中劇でデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画、上映したなあ・・・
おととしくらい?もうちょっと前??
・・・・・と思って探したら( ゚Д゚;)!!!!
なんと、2016年でした( ゚Д゚;)!!!!
ほんの数年前のつもりだったんですけど。。。
6~7年なんて、ほんと一瞬ですね。。。
https://moriokachugeki.blogspot.com/2016/02/blog-post_18.html
https://moriokachugeki.blogspot.com/2016/03/blog-post_18.html
しかもつい最近、何かデヴィッド・ボウイに関係のあることをここで書いたような気が・・・・絶対に書いたような気がする!と思ってこれまた調べてみたら。
去年の最後に更新した回で、「トップガン/マーヴェリック」に出てるジェニファー・コネリーが少女時代に出演していた映画「ラビリンス 魔王の迷宮」(監督:ジョージ・ルーカス)が大好きだったという話をしていました。
その映画にデヴィッド・ボウイが出ていたんですよね。
重要なキーパーソンでした。
中性的な、不思議な魔法使いみたいな役で、
私が「デヴィッド・ボウイ」という人を認識したのはそれが最初です。
そしてテレビで見た「戦場のメリークリスマス」
それが私のなかのデヴィッド・ボウイ
ロックシーンで尖り散らしてた最先端のミュージシャンだったなんてことは、「あ、この人、『ラビリンス』の人かー!」って、テレビで知った世代です。
だいぶあとになって映画「ベルベット・ゴールドマイン」を観て、その時代やデヴィッド・ボウイという人物についてやっと知り(奇しくも、デヴィッド・ボウイをモデルとしながらデヴィッド・ボウイ本人が楽曲の使用を認めなかった映画なのですが。。。)、
そして、デヴィッド・ボウイという稀代のスーパースターについて、フィクションの映画作品ではなくて本人や実際の映像資料できちんと知ることができたのが前回、中劇で上映したドキュメンタリー映画だったのでした。
今回のこの「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」は、
30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像と「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成する珠玉のドキュメンタリー映画。
デヴィッド・ボウイとは一体何者だったのかー。
観客はボウイの音楽、クリエイティブ、精神の旅路を追体験する。
全編にわたりデヴィッド・ボウイのモノローグで導かれる、
デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリー映画です。
映像、色彩、もちろん楽曲と、最先端の音楽シーンを牽引してきたデヴィッド・ボウイらしさ全開の作品。
これは、同日公開になる
「ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男の真実」
(C) SEIS Productions Limited
とも合わせて楽しんでいただきたい、
まさに「世界を変えたイギリス・ロックシーンを代表するミュージシャン」特集と言っても過言ではない2本!!
→偉そうに言ってますが、例によっていつも通りの偶然です♪
こちらについてもご紹介したいところなんですが、
またしても長くなってしまったので次回に回します。
次回は「新作大渋滞Part2」でやりたいと思っていますので少しお待ちください♪


とにかく待機作がありすぎて、
ぜんぶきちんとご紹介できるかどうかは自信ありませんが(がんばれ、私!)、
なるべくならちゃんと観て、ご紹介できるように努力します。。。
そういえば、世界有数のメディアであるニューヨーク・タイムズ(NYT)が発表した「2023年に行くべき52カ所」岩手県盛岡市が選ばれ、ロンドンに次いで2番目に紹介されましたね。
全国的にもいろんなメディアで紹介されていました。
若い頃は自分が生まれ育ったこの街をなんにもないところだと思ってただただ田舎であることをコンプレックスにしていたような気もしますが、
学生時代を憧れの東京で過ごしはしたものの、
結局のところ「東京は住むところじゃない!自転車でどこでも行けてどこ行ってもだいたい空いててちょうどよく静かで平和な盛岡がいい!」と言って卒業と同時に迷わず盛岡に帰ってきた私なので(宴もたけなわってところで終電で帰らなくちゃいけないことや、いちいち電車に乗ったりどこも混んでたり水がまずかったりすることが耐えられなかった)、
なんだかんだいってこの街が好きなんでしょうねぇ。。。
〝コンパクトな街”とニューヨークタイムズでも書かれていましたがたしかにそうだし、私も昔から街を歩くのが好きでした。
岩手公園の周りとか、菜園の裏の方とか、鉈屋町方面とか、材木町とか、
ただぶらぶらと歩いていたなあ。
街なかの主要スポットは、徒歩や自転車(あとでんでんむし!)でだいたい回れますもんね。
川や緑にあふれて、のんびりと暮らせる街ですからね、
転勤族の人たちがみんな「離れたくない」というのもよくわかる。
知り合いに、幼稚園の時に盛岡に引っ越して来て、そのうち仙台に帰らなくてはいけなかったのに「仙台には行きたくない。盛岡がいい!」と言って家族とともにまだ盛岡にいる(春から中学生)、という子もいます。
そんな話を聞くとなんだかうれしくなりますね。
私も歳をとってからは盛岡が素敵な街だとは思ってはいたものの内弁慶な盛岡っ子なので、
故郷が好きなのは誰だってそうだろうし、いい街だと言ったってほかの街に比べたらきっとたいしたことないんだろうななんて、すぐに卑屈な田舎マインドに入ってしまうのであまり大きな声では言ってこなかったんですが、今なら大声で言えます。
「盛岡が大好きだーーーー!!」
この街で生まれ育ったことを誇りに思う、大きなきっかけになりました。
いくつもの映画館が一か所にぎゅっと集まってる映画館通りも、
冬になると白鳥が来る池も、
街のど真ん中を流れる川に鮭が戻ってきたのを橋の上から見ることも、
私たちにとっては当たり前だったんですが、
そんな当たり前がとても貴重で素晴らしい素敵なことなんだとあらためて気付かされました。
春が近づき、暖かくなる季節です。
海外にも注目されるようになったわが町・盛岡を、
堂々と胸を張って歩いてみませんか?
映画館通りで映画を観て、雑貨屋さんを覗いて、喫茶店でコーヒーを飲んで。
外から褒められてからだと、いつもの街もちょっと違って見えるかも。
ちゃんと褒める、って大事ですね♪
良いことは口に出して、いいなと思ったら照れずに褒めていきたいと思いました。
なので。
中劇、わりと綺麗だし安上がりだし、座席もなにげにグリーン車並みだし、いつも静かだし(?)、意外といい映画やってるよーーー!!
・・・・結局そこ?
→とりあえず自分を褒めていくスタイルでいきましょう( `ー´)ノ



★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/