2016年3月18日金曜日

中劇・春のドキュメンタリー特集♪

こんにちは。
タイトルを見て、おっ、いいねえ♪と思った方、いらっしゃいますかね。
でも、いつもこのブログを読んでくれている奇特な方は、もうお気づきですよね?
そう、「〇〇特集」と言いながら、
実は中劇得意の「気が付いたらそうなってた、棚ボタ的な特集上映」なのでした(;・∀・)/
言わなくてもいいって?
いや、だって、いつも読んでくれてる方たちにはうっすらわかっちゃうじゃないですか。
ああ、いつものアレね。って。
だったら最初から言っちゃおう☆
偶然、決まったらそうなってました!
ドキュメンタリー映画月間!なんと3本行っちゃいます(゚∀゚)!!

まずは明日からの『デヴィッド・ボウイ・イズ』

このブログでも何回か触れていますが、いよいよ公開。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/02/blog-post_18.html
稀代のスーパースター「デヴィッド・ボウイ」
子供のころの写真(これ、見たい!さぞかしかわいらしい英国男子だったことでしょう♡)や貴重な映像を織りまぜながら、博物館で行われた大回顧展をめぐるドキュメンタリーです。
先日、たまたまテレビを見てたらデヴィッド・ボウイが出てきたんですが、
この方、ほんとスゴイですね!
1987年、ドイツがまだベルリンの壁で分断されていたころ、
西ドイツの壁の前でライブをやったそうなんです。
スピーカーをわざと東側の壁の向こうに向けて。
その実際の映像だったんですが、
それを聞いている大勢の東ドイツの若者たちの姿がすごく印象的。
それまで政府に対して文句も反抗も一切してこなかった彼らでしたが(怖かったですからね・・・)、
その場で、ベルリンの壁の向こうからのボウイの曲を聴きながら思うことがあったのでしょうね。
少しづつ、声が上がってきたのでした。
「ここから出せ!」
「もうたくさんだ!」
若いパワーが一気につながり、大きな暴動になってしまいました。
ボウイは、きっとそのためにやっていたんでしょう。
ベルリンの壁を挟んで、あの有名な曲「Let's dance」が大音量で響いていました。
そしてそこから2年後、急激に民主主義へと動いていった東ヨーロッパの波に押され、
ベルリンの壁は崩れて、東西ドイツは一つになりました。
あのボウイの歌声は、直接壁を崩したわけではないけれど、
若者の内なる力を目覚めさせるきっかけになったんだと思います。
すごい・・・・。
・・・・・って、この映像はテレビで私が見たやつなんで、
今回の映画で観られるわけではありませんからね(^-^;)
偶然タイムリーにそんな映像を見ちゃったもんで、
つい言いたくなっちゃったんです・・・まぎらわしくてゴメンナサイ。。。
まあそんなこんなでデヴィッド・ボウイです。
今、思い出したんですが、
そういえばデヴィッド・ボウイがモデルの映画「ベルベット・ゴールドマイン」のことをお話しするのを忘れていました。
この映画、確実にデヴィッド・ボウイがモデルなんですが(そもそもタイトルがボウイの曲名)、
これはいろいろあってボウイの曲を使うことをボウイ本人が認めず、
一曲も楽曲提供を受けられないまま製作された作品なのでした。
そんないわくつきの映画でしたが、面白かったですよ~(゚∀゚)
ユアン・マクレガークリスチャン・ベールジョナサン・リース・マイヤーズ
大好物の英国男子勢ぞろいですよ♡
興奮気味に2回もスクリーンで観ちゃいましたけどね☆
ボウイがバイセクシャルであるということは、
世代が違う私でも聞いたことがあるくらい有名な話ですが、
この映画はけっこうドギツイそのー・・・男性同士の・・・・そういう場面があったりして、
ところどころ「おっとー・・・( ゚Д゚)」「おおう・・・♡」「あらら・・・まあ!」
なんて感じになったりもしましたが、
なにしろ舞台が1970~80年代のロンドンですからね!
音楽はかっこいいしファッションもクールだし、映像がめちゃめちゃおしゃれでした。
この監督、トッド・ヘインズという方なんですが、
(ボブ・ディランの人生をいろんな俳優たちがちょっとづつ演じた「アイム・ノット・ゼア」もよかったですね!)
今月フォーラムさんで上映される「キャロル」という映画の監督なんですよ!
これ観たいんですよねえ!
受賞は逃しましたけど先日のアカデミー賞ではいくつもの部門でノミネートされてましたよね♪
絶対観なくちゃ(゚∀゚)!
・・・・って、デヴィッド・ボウイの話だったはずが、
いつの間にやら普通に他館の宣伝に(*_*)
まあそこはさらっと流しましょう。
そんなこんなで「デヴィッド・ボウイ・イズ」です。
先日、訃報を聞いてからなんとなく気にはなっていて、
ブログにもいろいろ書き始めたら気になりだしてたまらなくなり、どうしても観たくなってしまったので、明日にでも借りてきます。
「ベルベット・ゴールドマイン」に、「ラビリンス」
ドキュメンタリー観る前にどうしても観ておきたくなっちゃった。
「戦場のメリークリスマス」もいっちゃいましょうかね、追悼ってことで(・∀・)
公式サイトhttp://www.culture-ville.jp/#!david-bowie-is/c1mpr
フェイスブックhttps://www.facebook.com/davidbowieisScreening/


それから、同じく明日から公開
「シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人」

Faction Film (C) 2013

先日少しだけご紹介しましたが、こちらはアラナイ(90歳前後)おばあちゃん二人組の珍道中ドキュメンタリー。
大金持ちでもない、ビジネスマンでもないただのおばあちゃんたちが、
「わからないことを知りたい」だけで突っ走る快進撃です。
「経済成長って何?」
たしかに、知ってるつもりで(知ってるふりをして)私たちが何気なく過ごしているようなことの答えを、
純粋な疑問と圧倒的な行動力で確かめに行くその姿は、『普通に本気』なだけに面白い。
電動車いすでウォール街に乗り込むアラナイおばあちゃん二人を見ると、
自分のしょうもない悩みなんかどうでもよくなっちゃいます。
人生に遅すぎるなんてない!
ていうか、今やらなきゃ死んじゃうじゃない!
シュールだけど、本人が言ってるんだからウケますね。
春にピッタリな、元気が出るドキュメンタリーです♪
公式サイトhttp://www.shirley-hinda.com/


そして4月9日からの「ロイヤル・コンセルトヘボウ」
Around the World in 50 Concerts ©2014 Cobos Films & AVRO

これも前にちょっとだけお話ししましたね。
世界三大オーケストラの一つであるオランダの王立オーケストラ/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のワールドツアーに密着したドキュメンタリー。
というかオーケストラのロードムービー。
これがまた、アメリカやヨーロッパなんかのいわゆる先進国ばかりを回るのではなく、
アルゼンチン、南アフリカ、ロシアと、いわば極端な地方までくまなく回る、まさにワールドツアー。
最高峰のオーケストラが、世界中のあちこちで、
文化も境遇も違う人々と出会い、たくさんの宝物が生まれる。
私も子どものころは、
クラシック音楽なんてさっぱりわかんない!って思っていましたが、
なんででしょうね、大人になり、さらに今、
体も心も曲がり角を数回曲がって道に迷っているようなお年頃になってくると、
曲名とか作者とかなんでもいいのでクラシックが聴きたくなりました。
「子どもでもわかるクラシック」とか、
「のだめカンタービレ」のサントラとか、
あとKYON2先生のドラマ『少女に何が起こったか』とか映画『さびしんぼう』でハマって以来これだけはずっと好きで聴いているショパンのベスト
そのくらいですけど、よく家で聴いています。
落ち着きますよね。
生の演奏も、機会があれば行きたい。
なかなか行けないですけどね。
昔、後輩のUちゃんのオーケストラ公演に行ったことがあるんですが、すごく良かった!
ホールで聴くのはもう、ほんとに全然違いますよね!
生の演奏とまではいきませんが、
今回は劇場で、世界最高峰の演奏を楽しみましょう♪
あ、Uちゃん、お友達に宣伝お願いね(*´з`)/
公式サイトhttp://rco-movie.com/


さて、いよいよ春ですね♪
何度もそんなこと言ってますけど、今度こそ!本当に!とにかく!
春!でお願いします(>_<)!
まあ、私は卒業式が雪。
弟もなんと入学式が雪。
だったこともあるくらいの盛岡なので油断は禁物ですけど、
私は願望をこめてタイヤ交換に行くことにしました。
気持ちが大事。
と言いながら、例によってまだ冬物のダウンを着ている私です。
だって薄いコート出すの忘れてるんだもん!
家を出るときは秒単位で戦っているので、
「あ、そうだ、クローゼットから春物のコート出さないとね♪」
なんて余裕のある素敵女子のような振る舞いはできるはずもなく。
かといって今、思い出したから出しておこうなんて気もなく。
暑くて汗かいた、くらいになるまでまた黒いダウンを着続けることになるのでしょう。
雪が少なくてだいぶラクだった今年の盛岡ですが、
春の訪れはやっぱり嬉しいものですね!
私のようなものぐさじゃないはずのみなさんは、
春物のコートに着替えて、映画館に繰り出しましょうね(´▽`*)

余談ですが、『さびしんぼう』の話をしたら思いついたんですが、
私はこのごろ、広瀬すずちゃんを見ると必ず、
昔のそれこそ『さびしんぼう』のころの富田靖子さんが頭に浮かんできてしまいます。
だって似てませんか!?
はげ同(激しく同意)の方、求む!
かわいかったですよねえ(*´▽`*)
広瀬すずちゃんもかわいいですけどね。
ドラマ「怪盗山猫」の、無愛想でクールなすずちゃんもいいですけど、
映画『ちはやふる』の千早役はピッタリだなあと思いました!
原作、大好きなんで☆
ああ、『ちはやふる』も観に行かないと♪忙しい忙しい!
・・・・って、また他館・・・(-_-;)



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