2024年2月29日木曜日

ハイキュー!!大ヒット♪ヲタク集まれ!&ドラえもんとクジラもよろしくねの巻。

こんにちは。
いやぁ~・・・・・
「え、ここほんとに中劇!?混んでるけど??」
と、このところ常連さんから絶賛いじられている中劇です。
「ハイキュー!!」大ヒット中でございます。
(C) 2024「ハイキュー!!」製作委員会 (C) 古舘春一/集英社
ありがとうございます!!
原作者の方が岩手県出身だったんですね!(不勉強でスミマセン・・・)
というか、全国的に大ヒット中のようです。
とっくに連載は終わっていて、テレビアニメも放送は終わっているコンテンツなので、
ここまで根強い人気だったとは!
ほんとにオバチャン、もっと視野を広げないといけないなと反省。
数年前、バイトで来てくれていた大学生のMちゃんがみんなに「ハイキュー!!大好きなんです!めちゃくちゃ面白いですよ!!」と超おススメしていたのを今さら思い出しました。
あ、でも、混んでいるのは週末のみ。
安心してください、平日は・・・・・・・
いつもの中劇ですよ(´ー`)
観たいけど混んでるのはちょっと・・・・って方は、ぜひ平日に。
週末でも、遅い時間なら少し落ち着いているのでおすすめです。
「ハイキュー!!」はロビーでパネル展開もしているんですが、
たくさんの方が写真を撮っていかれます。

お客さんから「テーブルとかあれば写真撮りやすくていいのにね!」とアドバイスをいただいた我々、
超アナログでフットワークの軽さが身上の小さな映画館・中劇はすぐに『推し活フォトスポット』を設置。

それでヲタク心に火が着いてしまった私は、即、私物のヲタクグッズを用意し、
誰でも、気軽に、ヲタ活ができるように貸し出しを開始しました。
ふだん、自担アクスタぬいを持って歩き、写真を撮ったりなんかしているゴリゴリのヲタクの私ですけど、
さすがにどこからどう見てもオバチャンなので、一般の方もたくさんいるところで若い子たちのようにキャッキャと写真撮影するのはやはりちょっと恥ずかしかったり気がひけちゃったりするんですよね。
なので、「ここで撮っていいよ」「ここはヲタクが堂々と推し活していい場所だよ」と公式に掲示してある場所があるとホッとするんですよね。
個人的な意見ですけど。
なので。
ヲタクのみなさま、ぜひアクスタぬいを持参して記念写真を撮り、
そしてそれをSNSにあげて中劇の宣伝をしてください!!
中劇に推し活フォトスポットがあるよ!!とね。
この推し活フォトスポットを作るにあたり、
上司にこうこうこうでこうしたいと、
こういうものを設置してこういう場所にしたいと提案したとき、
上司はポカン・・・・と口をあけてこう言いました。
「ねえ、もう一回言って?自担って何?アクスタ?ぬい?何それ?」
そうか・・・・・一般の方にしてみれば、その単語すら未知のものだったわけですね?
それは失礼しました。
自担→自分の担当。推しのことです。
アクスタ→自担のアクリルスタンド。聖地や関連の場所などで写真を撮ったりします。
ぬい→自担のぬいぐるみ。公式グッズでよく出ています。これも普段連れて歩き、関連場所で写真を撮ったりします。呼び方は基本、〝ウチの子”
ほかにも、箱推し担降り多ステ・・・etcなどなどひたすらヲタ用語の説明をしましたが上司は終始ポカンでした。(たぶん覚えてない)
私:「つまり、ヲタクが、持参したグッズと一緒に自由に写真を撮るスペースが欲しいということなんですが。」
上司:「うん・・・・・わかった。なるほど。。。(キョトン)」
と快諾をもらい(?)めでたく推し活スポット設置となったわけなんですが。
ヲタクは引っ込み思案さんが多いのかな?
みんな、あんまり使ってない・・・・(*_*;)!?
私なら使うけどね!!
仙台サンプラザでライブの入場待ちをしているときに、友人と二人、アクスタぬいを掲げて写真撮ったしね!
自担が主演した映画を観に行ったときも、スタンディの前でアクスタ掲げて撮ったしね!一人で観に行ったから当然一人で撮りましたよ。
そんなときも、〝ヲタクたち、ここで写真撮りなよ。全然大丈夫だからさ♪”って書いてあると、一人でもやりやすいんだけどなぁ~・・・(´ー`)と思った。
っていう経験からの、推し活フォトスポット
あんまり使われていないようだと、「なんだ、みんな使わないじゃん!」ってなって撤去されちゃいますよ(/_;)
ヲタク、来てくれーーー!!!
中劇、現在はハイキューですがこのあと私の専門分野のイケメン映画やらなにやらいろいろ決まってきてるので、マジでヲタク集まれーーー!!!状態になります。
ぜひみなさん、自分のアクスタぬいを持参して活用してくださいね。
恥ずかしくないから大丈夫!
スタッフも皆、いろんな界隈のヲタクなので「わかる、わかるよ(´ー`)」と思ってますから安心してください。
推しは、推せるときに推せ。
これに限ります。
この年末年始、これを痛いほど実感した私はもう恥ずかしがりません。
経済回してるの、ヲタクですからね。
推し活、万歳!!
ヲタクよ、永遠なれ!!
イケメンたち、がんばれ!!(??)

さてさて今週末から始まるのはいよいよ春休みの定番ドラえもんです。
「ドラえもん のび太の地球交響楽」
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024
今年のテーマは〝音楽”
藤子・F・不二雄生誕90周年!!
ということでかなり気合の入った今年のドラえもん
音楽がエネルギーになる惑星の殿堂に招かれたドラえもんたちが、世界から音楽を消してしまう生命体に立ち向かう。
音楽がテーマなんて楽しそうですよね!
毎年注目の声優陣は、芳根京子石丸幹二吉川晃司かが屋と今年も豪華。
主題歌はなんとVaundy
ちょっと、マジでおしゃれすぎんか(゚Д゚)!!
そりゃあ毎回、主題歌も豪華ですけどね。
Vaundyときたか・・・・そうだよね・・・
紅白出てたしね。1億回再生とかなってたしね。
ていうか私も聴いてるしね。「瞳惚れ」が好きだなぁ。。。
なにしろ低学年の女の子がお母さんに「ねえ、Vaundyかけてよ」と言ってワイヤレスのイヤホンを耳に入れていましたからね。
その子は「え?あいつとはもう別れたし。違う子が好きになったんだってさ」とも話してました。
は?誰と別れた?てかそんな男、やめちまえ!もっといい男がいるよ絶対!
だって低学年じゃんね!!まだまだこれからじゃんね!!
とツッコみましたけど、その哀愁の横顔はダメ男に疲れた都会のOLあたりに見えましたもんね。
・・・なんかもう・・・時代です。
令和なんですね。
私一人、昭和に取り残されてる感覚。
イイヅカ前で待ち合わせ、第一書店の上の喫茶室でお茶を飲み、
映画館通りで映画を観て、佐々木電気に予約したレコードを取りに行き、
家に帰ったらそれをカセットテープにダビングしていた時代に戻りたい(?)
で?なんの話だっけ?
そう、ドラえもんね。
私も、今の中劇の場所がまだ〝盛岡東宝”だった時代にドラえもん観に来てましたよ。
すっごく混んでてね、どこから入ればいいのよ~!?みたいなくらいに入り口も混雑してました。
良き時代ですね。
そのころの入場者プレゼントは、紙で作る帽子だったりしてね。
すぐ脱げちゃったり破けちゃったりするんですけどね。
指定席なんてなかったから、前の回のエンドクレジットが流れ始めて帰り始める人の席を狙ってすかさず座ったりなんかしてね。
母と弟と並んでは座れなくて少し離れてしまったりして。
・・・・そんな時代。
で、だからなんの話?ドラえもん?の、入場者プレゼントの話ね!
そう、今年の入場者プレゼントは、小冊子「響く!まんがBOOK」
それも時代ですねぇ・・・。
入場者プレゼントがゲームのデータで、それ欲しさに大混雑だった時代を経て、
今はアニメ映画の入場者特典はオリジナル冊子なんかの紙ものが主流。
特典は先着なので、絶対欲しい場合は早めにが鉄則です。
え、混雑具合?
中劇の??
・・・・・・まあ、大丈夫とは思いますが、今年の「ドラえもん」はいつもより上映回数が少なめなので心配な方は念のため、中劇公式サイトの上映時間のところから現在の空席状況を覗いてみるとよいでしょう。
そしてちょっと混んできてるなあ~と思ったら、もう席取っちゃいましょう。
クレジットカード決済のみですが、席を取ってあれば時間までにご来場いただくだけでいいので楽ちん。
ただ、その際も受付には必ずお寄りくださいね!
駐車場のサービスポイントカード入場者特典もそのときのお渡しになりますのでお忘れなく。
スタッフおすすめはなるべく平日ですが、週末でも遅めの時間は比較的静かなのでご検討ください。
子ども映画は特に、午前中にお客さんが集中しがちなので、夕方~夜の回を選んでみては?
ドラえもんは、大人も子供も楽しめるテッパン映画。
家族みんなで観に来てください。
中劇の割引券、ちっちゃいジュースもらえるから忘れずにね。
ポップコーンはでっかくて山盛りでキャラメルでも300円だし。
ポイントカードも、家族全員分入るからすぐたまるし。
子育て世帯は国からいじめ受けてますからね、こんなに税金取られて控除も減ってて何が少子化対策だ!?少子化促進してんじゃねーか!!バカにしてんのかコノヤロー!!!状態なのでね。(どうした)
せめて中劇くらいは子育て世帯に優しくありたい。
団体観賞も大歓迎。子供会イベントにもよく使っていただいてますが、
アナログ感が売りの中劇なので、ポップコーン付きでのご予約も可能、
ミニジュースも付けてご用意しますので、遠慮なくお電話くださいね。


あ、やばい。3月1日からもう一本あったんだった。
「52ヘルツのクジラたち」
(C) 2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
本屋大賞受賞の傑作小説が待望の実写化です。
もうねえ、これねえ、なんていうのかなあ・・・・
とにかく暗いんですよ!!
もうずっと暗い!!
しんどいんですよ。
観てるほうの心がぐしゃぐしゃになる。
私、原作読んでなくて、あえてあらすじもチェックしないままなんの情報もなく観たんですけどね。
ずっと暗くてしんどいんだけど、でも、それほど重くない。
それは、映像で紡ぐ映画だからこそなのかな、
静かで美しい海や緑、海辺の静かな街の風景なんかがすごく綺麗で落ち着くからもあるのかも。
キャストも絶妙!
傷つき、一人田舎に越してきた主人公に杉咲花
(C) 2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
主人公がキラキラ女優じゃないのがまず良い。
ティーンのころからちょっと落ち着いたイメージの、不思議な魅力の女優さんでしたね。
今回も、ボロボロだったりボサボサだったりほとんどスッピンだったりするんですけど、
目の下のクマもそばかすも隠さず、まさにそのまんまで、闇を背負った主人公を演じています。ほんとにリアル。
きっと、私のそばにもこんな子いるんだろうな、っていう生々しさ。
しかもめちゃくちゃ暗いヒロインなのに究極の透明感。
降参です。
その主人公が出会う、体じゅうアザだらけで声を発しない暗い目をした少年がまた良い!
(C) 2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
志尊淳もよかった!
(C) 2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
もう、あのー・・・そのー・・・い、言えない!!
原作をご存じの方はいいんですけど、私のようになんの予備知識もなく観たい方には絶対言えない!!
いろいろ言いたいことはあるんですけど、とにかく映画を観てからじゃないと言いにくい!
映画のなかに入って、新鮮にストーリーを追ってほしい!!
別に、犯人は誰だ!的なお話では全然ないんですが、
「あ!!そういうことか!!」
っていうのをスクリーンで見て楽しんでほしい。
ていうか、「サイレントラブ」山田涼介もだけどイケメンて、みんなお髭が薄いのね!?
志尊淳、この方のお髭も天使の産毛状態!!
イケメンは鼻の下やお口の周りが青くならないように生まれてくるんですか!?
そして、今私が激推し中の小野花梨も出てる!
好きなんですよ~!!
(C) 2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
ちょうど今クール、NHKのドラマ「お別れホスピタル」にも出てたんですけどすごく良かったですね!!
気になりだしたのはドラマ「親バカ青春白書」からなんですが、
中劇で、前触れもなく急遽上映することになってむりやり1週間だけ上映した「Ribbon」に出てて嬉しかったのを、今思い出しました。
今回は、傷つき闇を抱える友人たちのなかで、唯一の光のような人物。
彼女の存在が、作品の中でも観てるこちら側にとっても救いでした。
なんか好き。要チェックです。
それと西野七瀬もよかったです!!
(C) 2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
初めて、スッゴクいいと思いました。いや、ずっと、嫌いじゃなかったですよ。
かわいいし、関西弁も魅力的だし、私の好きなドラマにもいろいろ出てて「がんばれ~」と思ってはいました。
でも今回、あまり大きな役ではないけどすっごくよかったんです。
「かわいらしい女優さん」の時期を抜けた感じがしました。(誰目線?)
元乃木坂の女優さんたちって、魅力的な方ばかりですよね。
映画やドラマを見ていて、この子いいなぁ~と思う若手女優さんはみんな元乃木坂でした。
生駒里奈、白石麻衣、生田絵梨花、齋藤飛鳥あたりは「知ってる。乃木坂でしょ!」と思って見ていたんですけどね、
深川麻衣、若月佑美、そして伊藤万理華(最近かなり気になっていたので検索した)まで乃木坂だったとは!
要チェックですね。
そして池谷のぶえ余貴美子倍賞美津子のいぶし銀チーム。
間違いない。
ここの役のあたりを誰がやるかっていうのは、その映画の良さを左右しますよね。
さすがでした。
出番は決して長くはないけど、ここ!っていう一瞬で強烈な印象を残すんです。
この映画、キャストがほんとに絶妙。
みんな、作品のカラーにすごく合ってました。
キャラクターとキャストの雰囲気も、作品全体を包む色合いも、
キラキラ華やかな陽の当たってる感じじゃなくて、しっとり穏やかな明け方の薄青い空みたいな感じ。
作品をまとめるのは巨匠・成島出監督。
日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞、
私も映画館で号泣した「八日目の蝉」の監督です。
最近だと中劇でもロングラン上映した「銀河鉄道の父」もありましたね。
人間の光と影を静かに見つめ、心の傷も消えない闇も優しくまっすぐに描き出すこの方だからこその作品。
重いテーマで一人ひとりをじっくり静かに見つめながらも、
決してどんよりとはせずにあくまでフラットに、流れるように人物を描き出すカメラ。
ところどころ重要なシーンで出てくる、仄青く凪いだ海みたいな。
最初から胸を揺さぶられずっとしんどいけれど、ちゃんと最後は一筋の希望が見えるお話です。
〈52ヘルツのクジラ〉とは、他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラのこと。
<世界で最も孤独なクジラ>たちにも、その声なき声に耳をすませてくれる相手がきっといる。その声はいつか届く─。
誰にも聞こえないと思っていた声が誰かに届くこともあれば、
届いたと思った声がどうしても届かないこともある。
そんなシビアな現実にもまっすぐ向き合いながら、
それでも声を届けたいと、誰かの声を受け止められる自分でいたいと、
そんなふうに思える映画でした。
なんとなくちょうど今くらいの、春先にぴったりな作品です。


そんなわけで、やっと降った雪に「雪降ったじゃんよかったー!これが盛岡の冬だよね!」
なんてホッとしたのも束の間、気が付いたら2月末でした(゚Д゚;)
・・・・・もう3月!!??
だったら春じゃん!!!
ほんとに、暖かいまま春になりそうですね。
誰かとバッタリ会った時の世間話がずっと「あったかくて気持ち悪いよね!」「雪降らなすぎて怖いよね!」だったこの冬ももうすぐ終わりそうです。
何してたか全く記憶にない冬でした。(なぜなら何もしてないから)
やっと映画を観始めたところ・・・なんて前回ドヤ顔で自慢げに語った私でしたが、
先週はそれもあっさり裏切って「超晴れてて暖かい平日休みの食後についうっかり目を閉じてしまったら起きたの夕方だった事件」が起こってしまい映画2本見逃し。
「次の休みこそ観ようと思ったのに上映が夜一回になっててやめた事件」(夜、映画のためだけには家を出たくない)、
「大雪降ってめんどくさくなってやめた事件」(雪かきすると腰やられる)と続き、
今に至ります。
・・・こういうこと言ってるとツイッター(X)担当のNさんに冷たい目で
「それは、行かない言い訳を探してるだけですね」
とバッサリやられるわけですが。
ていうかあの人、雨でも雪でも早朝でも遠方でも、とにかく自分が観たい映画のためだけに平気で休みつぶすんですよ!イカレてますよね!!(怒られる)
いや、それも推し活
好きなものがあるのはいいことですよね。
楽しく毎日を過ごすのが一番。
私はたまたまぐうたらが過ぎて動けないだけです。
今日も、ルミエールさんで「1月の声に歓びを刻め」を観ようと思っていたのに。
・・・・思ってはいた。
けどなぜかパジャマのままでポテチの袋を片手に抱えてこれを書いている平日休みの午後3時の現在。
いい天気なのにね!(手が汚れると面倒なので、しっかりスナック専用のミニトングを使用。これ便利!パソコンやりながらポテチ食べれる!!)
朝ごはんを食べたあとちょっと横になってゴロゴロしたあと、アマゾンプライムでアニメの「ゴールデンカムイ」を前の続きから2話ぶん見て(映画もよかったですね!アシリパの山田杏奈ちゃんもかわいかったですよね!実は私の卒論のテーマは『明治維新とアイヌ』だったので、なにげにアイヌには詳しかったりする私です。原作漫画も大好きです!)、
で、それからこれを書き始めたんですけどね(全然進まなかった)。
・・・・まあそんな感じでそこそこ元気な私です(?)。
好きなものが多すぎて時間が足りず、いろんなものに追いかけられながら生活してる私ですが、それが私のエネルギー源でもあるので、止まってはいられません。(ブレーキは故障中というかそもそも持ち合わせていません。お母さんのお腹に置いてきたのかも。)
そんな私が推し活応援コーナー設置で俄然張り切り中なのでヲタクのみなさま、ぜひ中劇に写真撮りに(映画を観に)来てくださいね!
今後も「デッドデッドデーモンズ・デデデデデストラクション」とかこれから続くイケメン関係作品でもヲタ活グッズフォトスポットを活用したいので、ご協力ください!
「誰も使わないから撤去するね」と言われないために!!
ってもう、映画を通り過ぎてヲタ活メインの話になっちゃってますけど。
中劇は、子育て世帯とヲタクの味方の映画館になりたい( `ー´)ノ
→私が勝手に言ってるだけです。「はいはい」と流してください。
こんなに少子化だというのに「子供の声がうるさい」と公園を減らされたりボールを使っちゃいけなくなったりする世の中はおかしいし、
経済を回してるのは確実にヲタク(いろんな界隈の)だというのにヲタクがなんとなく恥ずかしかったり肩身が狭かったりする世の中もおかしい!!
というわけで子育て世帯とヲタク全力応援中劇
まだまだフルスロットルで独自路線を突っ走りますので応援よろしくお願いします!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2024年2月9日金曜日

真冬にピッタリのおしゃれで濃密な会話劇「私がやりました」

こんにちは。
あたたかい冬です。
そして雪、少ないですね。。。
いつくるか、いつくるかとビクビクしながら日々過ごしておりますが、
どうやら今年は雪、少ない年になりそうですね。
早朝の雪かきも、仕事から帰った後の雪かきも、
結局どちらもしんどいし腰やられるので雪が少ないのは助かりますが地球は心配。
がんばれ白クマ!!
私はといえば、先日、友人が前回の超長編ブログを読んで「サイレント・ラブ」を観に来てくれたのですが。
(C) 2024「サイレントラブ」製作委員会
「観たいけどキラキララブストーリーだと嫌だなあと思ってたから、ブログ読んで安心して観ることにしたけど・・・・・・いやブログ長すぎ( ゚Д゚)!!2日に分けて読んだわ!!」
・・・・・・だよね(;'∀')
そう、2回に分けて書けばいいのにね。
ただ、ひたすら腰が重くて気が向いたときに一気に書くからあんなことに。
・・・・・・気を付けます。。。
ネタ、小出しにします。(できるかな。。。)
ヲタク度、少し薄めます。(自信ない。。。)
かくいうその友人も、なぜ「サイレント・ラブ」を観たかったのかというと、
それはもう何を隠そう彼女も『ヲタク』だからです!!
私と同じ〝某イケメン”界隈ではなく、〝ミセスヲタ”ですけどね。
「サイレントラブ」の主題歌を担当している、いま、超絶人気のバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」のヲタクなのでした。
中学生の息子くんと一緒にミセスにハマっているとのことで、
映画も一緒に観に来てくれましたし、
先日のライブビューイングも一緒に行ったそうです。
難しいお年頃のはずの中学生男子と仲良し親子なんて素敵ですよね!
映画もよかったと言ってくれましたし、観終わったあと二人で主題歌の歌詞の考察で盛り上がったみたいです。
いいなあ・・・ほんと、世の中ヲタクが回してますよね!!
好きなものがあるって素晴らしい!
ミセスはそれほど詳しくはないですが、去年の秋シーズンにドハマリして見てたドラマ「日曜の夜くらいは・・・」の主題歌だった『ケセラセラ』はカラオケで歌える程度には好きです♪
ほかは音域広すぎて歌えませんけど(*_*;)
とまあ、昭和生まれのママも中学生男子も一緒にそんな楽しみ方もできる「サイレントラブ」大ヒット上映中です。
新しい入場者プレゼントも配布決定、
12日(月)には大ヒット御礼舞台挨拶中継も決定しましたので、
リピーターはもちろん、まだ観ようか迷ってる方もぜひ観てみてください!


さて、大変長らくお待たせいたしました。
やっと上映です。
去年の秋からずっと待ってくださってる方もいたくらいに待望の。
フランソワ・オゾン監督作品
「私がやりました」
©2023 MANDAIN & RCOMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION 
本国フランスでは動員100万人越えの大ヒットを記録した作品。
いやぁ・・・しかし、フランソワ・オゾン作品を中劇でやる日がくるとはね!
嬉しいですね!
お話は、とある豪邸で主が殺されたところから始まります。
・・・・そういえば、この監督の2002年作品「8人の女たち」もそうでしたね?
豪邸で殺害された主、殺人事件と女たち。
たしかにワクワクしますもんね!
容疑者となった売れない女優マドレーヌは、「襲われそうになり、身を守るために撃った」と主張。
親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌとともに法廷で正当防衛を訴え、
生きにくい時代の女性の鬱屈した思いを晴らすべく感動的なスピーチを披露し大衆の心をつかみ無罪を勝ち取り、大スターへの道を駆け上がる。
・・・・・とそこへ、「真犯人は自分だ」と言い張る大御所女優が登場。
さて真相は?そしてことの顛末は?
というお話。
街並みや家具、衣装、髪型、小物に至るまで徹底的に1930年代のパリを再現した世界観
にまずウットリ。
そしてユーモアとブラックジョークにあふれた丁々発止の会話劇に圧倒させられつつ、
クスクスと笑いながらもまさに現代の〝いま”と通じる女性の生き方や世の中の複雑な問題に対するメタファーになっていて、とにかく深い!!
ふんわりとではなくてがっちりと#MeToo運動に重なるストーリーが皮肉すぎて苦笑い。
閉鎖的であからさまに女性の立場が蔑まれていた時代を描きながらも、
ひらひらと自由にその時代を泳ぐ軽やかな女優たちのきらめきを余すところなくスクリーンに焼き付けているのが気持ちいい。
さすが、ゲイを公言しているフランソワ・オゾンですね。
女性監督の作品なのかと思うくらい美しい映像と細やかな配慮と繊細な作り。
そしてこの監督の作品は常にその時代時代の女性たちが本当に美しく魅力的にスクリーンで輝きますよね。
したたかで生々しくて強くて、そして美しい。
悪女とまではいかないけれど賢くてチャーミングな女たちが、
権力と支配、ジェンダーや差別的思想に凝り固まった頭の固い男たちを、
あえて女性らしい手を使ってでも自分のできうる限りの最大限のやり方で手玉に取っていくのが爽快です。
©2023 MANDAIN & RCOMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
フランソワ・オゾンの作品は、一作ごとに少しずつ雰囲気が違ったりもするんですが、
個人的には時代設定が少し昔の作品が好きです。
1950年代が舞台の「8人の女たち」
そして今回の1930年代が舞台の「私がやりました」
どちらもフランスを代表する豪華な女優たちのブラックでシニカルな会話劇で進んでいく〝女の闘い”を描きながら、
時代設定に合わせて徹底的にこだわって作りこまれた家具・小物を中心としたアールデコのインテリア、
キャラクターに沿ってそれぞれが着こなすハイブランドのドレスやクラシックなスーツなどの衣装の数々で目も楽しい!
とにかく隅から隅までおしゃれなんですよね~♪
この方の作品は「まぼろし」なんかのあえて色味や個性を抑えた作りの作品ですら衣装や小物一つまでおしゃれですもんね。
舞台演劇をもとにした今回みたいなコメディ寄りの作品になるとさらに、衣装や髪の色ですらお話やキャラクターに重要な役割を持ってくるという非常に細かくて繊細な作りが見事。
若く奔放な女優マドレーヌの煌びやかで女性らしいドレス、
新人弁護士ポーリーヌの知的でクラシカルなスーツ、
そしてイザベル・ユペール演じる大御所女優の派手で大袈裟な舞台衣装のようなドレスまで、女優たちのお色直しごとに「ホォ~・・・素敵・・・(´ー`)」と見惚れてしまいました。
しかも女優陣だけでなく、物語のキーとなっていく男性陣もまた役柄に合わせてそれぞれ個性をいかした衣装を身に着け、観客をニヤリとさせます。
場所やシーンごとに色合いや作りもガラッと変わり、キャストの心情や状況に合わせたものになっているのも面白い。
暮らしはドン底だけど若さと向上心だけは誰にも負けない女子2人の暮らす質素な部屋からの、大成功して豪勢に暮らすようになった成り上がりっぷり、
そして警察や恋人の父親など各キャラクターごとに設定や性格なんかが丁寧に盛り込まれた部屋やビジュアル・・・
スクリーンを眺めてるだけでも楽しい映画です。
©2023 MANDAIN & RCOMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
そしてこの方の作品を観て思うのは毎回、
「・・・え!終わり??」
そう、この濃密でカラフルで軽妙洒脱な物語をこのままもっと観ていたいのに、
もう終わっちゃうの!?短くない!?ってこと。
フランソワ・オゾン監督の作品はいつもコンパクトであっという間。
まあ、「あと何分??」なんて時計見ながら長く感じる映画よりは、
「もっと観ていたかった」ってくらい短いほうがいいに決まってますけどね。
でもそれにしたってもうひと展開あってもいいのに!!
あと15分くらいあっても良いのでは??
エンドクレジットが出たとき、そんなふうに思ってしまったこの映画。
フランス映画っぽい皮肉で後味の悪いモヤモヤ感が残る作りではなくて、
テンポが良くてカラッとした爽快感があるのもまた良き。
びっくりするほどあっさり、綺麗に幕が下りる美女たちの会話劇、
ぜひ大きなスクリーンでご堪能ください。


それから、いきなり近日公開に入ってきていて驚かれた方もいるのでは?
「コヴェナント 約束の救出」
(C) 2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
なんとあの、ガイ・リッチーの新作ですがこの写真を見てビックリ。
中東を舞台にした本格社会派人間ドラマ。
え!?ガイ・リッチーって、あのガイ・リッチーだよね??
ええ、何度資料を見てもあのガイ・リッチー
そして中劇が何年も前から激推し中のジェイク・ギレンホール
まあ、騙されたと思って観てみてください。
それも、公開週のうちに。
絶対に。
なんでって?それは公開日を見て察してください。
翌週から「ドラえもん」「52ヘルツのクジラたち」が入っていることに気付きましたか?
そして2月公開の作品もまだまだ残っているはずの時期です。
そう、中劇は2スクリーン。
皆さん忘れてるようですけど大事なことなのでもう一回言いますね。
中劇は2スクリーン。
とにかく、観たい映画は早めに観るのが鉄則。
あとで!なんて言ってると後悔しますよ。
いいですか、忘れないでください。
特に、このブログを定期的に読んでくれている奇特な(?)
いや、物好きな(?)
いやいや盛岡の映画館を支えてくれている映画ヲタクのみなさま(しつこいけど最大級の褒め言葉です)には特に声を大にしてお伝えします。
はい、リピート・アフター・ミー!
中劇は2スクリーン。
3月1日からは「ドラえもん」が始まる!
そして観たい映画は早く観る。
映画ヲタクのみなさんなら知ってるよね、もちろん。
でもいいですか、約束ですよ!!
「コヴェナントは公開週に観る!」
私からは以上です。


さてさて今回はあまりごちゃごちゃと詰め込みすぎずにいきました。
前回はね、年末年始にメンタルがやられていたためブログを書けなかったことについての言い訳を延々と綴っていたせいで長くなっただけで。
少し落ち着いたのでペース戻しますよ。
え?そもそも月に2回アップすればいいほうだって?
まあ、現時点ではもう体力的にも時間的にも、映画観るのも書くのもそれが限界ですね。
歳なので仕方ない。
抗うのはやめました。
すべてにおいて、ちょっと疲れてきた・・・(-_-;)
トイレにいくたびに鏡でチラチラ見える生え際の白髪とか。
夜、ホッと一息ついてるお風呂場でふと横に目がいったときの壁のカビとか。
冷蔵庫の隅でカチカチになってるなにかとか(?)。
そういうのを見つけるたびにウンザリして叫んで走ってどこかに逃げたくなります(?)
・・・・・まだ少し病んでる( ゚Д゚)?
いや、自覚があるうちは大丈夫。
ちょっとハッピーな映画でも観て帰って(仕事のあとだと爆睡するかもしれないけど)
あったかいお風呂に入って(またカビを発見するけど)
おいしいもの食べて(また制服のスカートきつくなるけど)
芋焼酎のお湯割りでも飲んで(リビングで大の字で寝落ちするけど)
推しの出てる番組でも見て(これが大事)
そんな日々を続けていれば、しばらくすれば戻るでしょう。
この歳になると、自分の機嫌の取り方くらいはわかりますからね。
調子が上がらないときは焦らず、のんびり、自分のペースが戻るのを待ちましょうね。
あー早く春、こないかなー!!
イケメン映画、続々決まってきたので!
→やっぱりそれな!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/