2026年5月14日木曜日

「ハムネット」観てください&帰ってきた「勝手に音楽映画祭」

こんにちは。
ずいぶん暖かいですね。
もう夏なの?
ズボラすぎて季節感が全く無いので、「いよいよ暑すぎる!」とかにならないと洋服も部屋のコタツも(ええ、まだありますけど?)冬のままの人です。
さすがにね、次の休みにはどうにかしようと思いながらしばらく過ごしているんですが、それも流れに流れて今ここ。
また前回の更新から1か月ほどたってしまってますね。
なんででしょうね?
え?体調?悪くない、というか普通に元気ですよ。
例によって、サブスク追いかけるのに必死なのと、
それとみなさん忘れてもらっちゃ困りますね。
一応、私も映画館の中の人なんですよ。
ゴールデンウィークってのは映画業界から生まれた言葉なだけに、ゴールデンウィークぐらいバタバタと働かせてくださいよ。
そりゃあね、満席になんかならないし、午後はどんどん客足も落ちてヒマですよ!(ここだけの話ね!)
それでもやっぱりふだんよりはお客さんが来るし、たとえ来なくても早朝から夜遅くまで映画を回さなアカンのですよ!
・・・・どこに怒りを向けているのかわかりませんがとにかく、一応、早朝興行のために朝7時前に家を出て、昼は必死でポップコーンを作りまくったりコナンのグッズを売ったりしていました。
そうでなくちゃね!
忙しいほうが嬉しいもんね!客商売なんでね!
というわけで、今回の言い訳もなんとか着地したところで。
前回の「休館のおしらせ」がわりと伸びまして。
なんだよ!みんな、ふだんは読まないくせに不穏な空気が漂ったときだけ覗きに来るのかよ!
などと軽く悪態をつきつつも、伸びていく閲覧数を見てはまんざらでもない笑みを浮かべていた私ですけど。
気が付いたらすごく楽しみにしてた「ハムネット」が始まっちゃってたという。
久しぶりの、絶対に面白いし映画ヲタクのみなさんも楽しみにしてるはずの期待作なので公開前にブログを書かないと!
と、思ってたんですが。
思ってはいた。
ハッと気が付いたらいつの間にかゴールデンウィークが終わってただけ。
そしたら「ハムネット」始まってただけ。
それだけ。
まあ、大丈夫ですよ。まだ上映するんで。
というわけで、「ハムネット」です。
©2025 FOCUS FEATURES LLC.
これもまた毎回言ってますけど、書き始めてはいたんですよ。
マジで。
毎回、途中で力尽きるの、なんでなんでしょうね、ほんとに!!??
昔からそういう感じなんですよ。
若いころ、「バイオハザード」とか「ゼルダの伝説」とか「トゥームレイダー」とか「鬼武者」とかのアクション系のゲームが大好きで、何日も徹夜でやりこんだりしてたんですけど、
ようやくラスボスにたどりつく!ここを突破すればクリアだーーーー!!!
っていう、全クリ目前みたいなところでやめちゃうんですよ、私。
終わるのが嫌で。
え、わかりません!?この楽しい時間が終わっちゃうなんて耐えられない!みたいな。
達成したら終わっちゃう!みたいな寂しい気持ち。
日曜夕方の「笑点」の音楽が聞こえると休みが終わっちゃうから悲しいみたいな。
・・・・・・え、なんの話!?マジで!!
なんか違う?
ちょっと違うか。
自分でもよくわかんないけど、とにかくいろいろ、もうすぐ終わりそう!なフラグが立つと終わりたくなくて途中でやめちゃうんですよね。
まあ、それが原因なのかちょっと違うのかわかりませんが、今回も途中で止まってました。
・・・・って、これ私、そもそも宣伝活動、向いてないよね( ゚Д゚)?
いまさら大変なことに気付いてしまいましたが、そんなことは無視して進みます。
だから「ハムネット」ね。
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今年の米アカデミー賞では8部門ノミネート主演女優賞を受賞した作品です。
今回、けっこう受賞いけるんじゃ!?と思ってはいたんですけどね。
開けてみたら結局、「ワン・バトル・アフター・アナザー」がゴソッとかっさらっていきましたね。
やっぱそうかー・・・だよねー・・・だと思ったー。
レオがねー、スッゴク良いのにまたしても脇に食われて不憫なね。
彼、いっつもそうだもんね。
・・・観てないけど。
って、観てないんかい!!
PTA(ポール・トーマス・アンダーソン)かぁー・・・長いんだよねーあの人のやつ。。。どうしようかなー・・・・
ってぐちぐち行くの迷ってたら終わってました。
あの人の映画で好きなやつって、「パンチドランク・ラブ」くらいなんですよね私。
なんたって「パンチドランク~」だけは尺が90分くらいだし!最高!(そこ?)
あの人のほかの映画、どれもこれも長くて!そして重くて!なのにいまいちよくわかんなかったりして。
いや、とりあえず観ようかなーとはなるんですけどね。
面白そうかなー、観といたほうがいいかなー、とはなるんですけどね。
でも、「心身ともに絶好調!!」ってときじゃないとなかなかね。
って、PTAについて語る会ではなかったですね。
「ハムネット」でした。
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これはよかったですねー。
まさかの、クロエ・ジャオ節全開の、コスチュームプレイ。
こうきたか・・・さすが!としか。
アカデミー賞作品賞&監督賞を受賞した「ノマドランド」も記憶に新しいクロエ・ジャオ
いかにも新しい風!みたいな作風であの年のアカデミー賞の話題を独占しましたね。
でもなんていうか、すべてが受け取るこちら側次第、みたいな感じなのは「ノマドランド」のときから変わらないんですけど、
時代もので実在した人物を描く作品で、その手腕を遺憾なく発揮したうえに、
今回さらにそこにジェシー・バックリーの凄みが加わり、相乗効果でものすごい圧があったというか。
真っ赤な炎と真っ青な炎が向かい合ってがっちり組み合ってものすごい勢いで空を覆っていくような、冷たさと熱さが同時に襲ってくるみたいな、そんな感じ。
・・・・・言ってて自分でもよくわかりませんが。
静かなのに目が離せない、意図的なのかそうでないのかわからないけどずっと心がザワつく、でも気持ち悪くはない、そのうえ最終的にスッキリするわけでもないのにすがすがしくて、観終わったあといつまでもその映画のことを考えてしまう。。。
「ノマドランド」もそうでしたけど、派手ではないのにずっと気になる、何かがずっと心の奥に小さく残る、不思議な映画でした。
この監督、自然を描くのがうまいというか、『人間』はもちろんなんですけど『森』とか『土』とか『木』とか『水』とか『花』とか、なんなら『空気』まで、そこにあるすべての命を丁寧にすくいあげる映像というのか、
ただ単純に「映像が美しい」ということではなくて、カメラのなかに映しだされるものすべてを意識しているというか、なんかそういう丁寧な計算し尽くされた〝命”の描き方みたいなものを感じて、
それでいて完全に作りこまれているような感じはしなくて、
役者も含めて、風や空気や天候、その場にあるもののすべてのその瞬間の流れにまかせているような、なんとも不思議な空気感!
衣装や自然の色づかいもリアルで生々しいのに美しく、匂いまで伝わってきそうなほどの「その場の空気」の描き方は圧巻。
ストーリー的には、作品全体の答えを提示しようとはしていなくて、「答えなんてないよ、君が感じたように受け取って」という曖昧さと、その奥の奥の奥のほうに強く何かが主張しているような熱が見えるような気もするし、気のせいのような気もするし・・・
という部分が、たぶんこの監督の好き嫌いの大きく分かれる要因だと思うのですが。
この作品も暗いし重いし、私の個人的な好みで言うと基本的にはハッピーエンドが好きだしスパッとわかりやすい映画が好きなので、こういったタイプはあまり好みではないほうなんですが、なんですが。
・・・・・なんですが。
なぜか嫌いじゃない。
「何が言いたいのかわからん!!!」て感じの映画も監督も苦手なんですけど、
この監督もこの作品も、なぜか嫌いじゃないんですよねぇ。。。。
今回はまた、原作があってその原作者を口説き落としてこの作品の脚本を共同で執筆したというのもさすがですよね。
俳優も、原作も、そこにある自然でさえそのまま受け入れて活かして作りました。
というような感じがすごくします。具体的に説明するのはすごく難しいですけど。
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「ハムネット」
「ハムネット」「ハムレット」は同じ名前で、16~17世紀の記録文書ではどちらを使ってもOKということになっていたそうです。
そして誰でも知ってるあの世界一有名といっても過言ではないあの戯曲「ハムレット」ができる何年も前のイギリスの片田舎が舞台のこの映画。
世界一有名なイギリス人男性とか、世界一売れてる劇作家とか、さまざまな呼称がある天才劇作家ウィリアム・シェイクスピアが、その「世界一有名な劇作家」になる前のお話。
なんとこの映画、劇中では一度も「シェイクスピア」という名前は出てきません。
ロンドンから約160キロほど離れた田舎の村(当時は馬での移動ですからね!)で、冴えないラテン語教師をやっていた、まだ何物でもない若者が、村でもちょっと浮いているミステリアスでフシギちゃんな女性に恋をして、めっちゃナンパして必死で口説き落とし、デキちゃった婚をして・・・・っていう「おいおい、なんだこのクズ男!」って感じで始まるストーリー。
それだけなら月9も真っ青なベタな恋愛ドラマなんですが。
この映画は、天才劇作家シェイクスピアではなく、一人の男性、ただの父親としてのシェイクスピアの人生を、妻の目線から描いた作品。
裕福な農家の娘と、将来の展望も無い作家志望の田舎の若者。
・・・て、なんかよく聞くなぁ、その設定!
作家志望、画家志望、ミュージシャン志望(?)・・・
そういった、創作や制作やアウトプットが必要なものを夢見る人たちはみんな、地元の家族や平和で静かな暮らしと、捨てきれない夢との間で悩み苦しみ、そして都会へ出ていくものなんですよね。(だいたいは最終的に家族を捨てるけど)
一瞬、石川啄木の話かと錯覚しそうになってしまう岩手県民の私でしたが、気を取り直してこの男がイギリスの世界一有名な劇作家シェイクスピアであることを思いだして続けます。
とにかくアーティスト志望の男は夢追いかけて都会出るよね!
そして、500年後の今でも世界のどこかで必ず作品が上演されているような売れっ子になるとはつゆ知らず、生きてるうちは全然巨匠でもなかったただの夢追い人の、田舎に残された妻と子どもたちの姿が描かれます。
生活は苦しいわ、ワンオペだわでてんやわんやの毎日だけど、働き者の肝っ玉母ちゃんはちょっとした不思議な力があるので、子どもを産むのも森じゃなきゃ嫌!!とかいってむりやり森に行って出産するわ、食うにも困るような暮らしなのに夫には都会で勝負してこい!と金を渡して背中を押すわ、パワフルでエネルギッシュな強い女なのがすごい。
そういう女じゃないと、冴えない青二才のラテン語教師を500年後も売れてる劇作家になんて育てられないですよね。
その後、世界中を覆った黒い病(ペスト)の流行によりこのつつましくも穏やかだったこの家族を悲劇が襲うわけですが、これまた作品のタイトルロールである「ハムネット」を演じている少年が、なんともかわいくて!!
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まあるいほっぺと青い大きな目の賢そうなこの少年の演技に、クライマックスまで泣かされっぱなし!
ラスト20分、ロンドンの劇場で上演される「ハムレット」のシーンはほんとに目も心もつかまれて引き込まれてしまう凄い時間なんですが、その劇中で「ハムレット」を演じているのはなんと、このハムネット役の少年の実の兄!
たしかに似てるー!!!どっちもイケメン!!!(やっぱりそこ!?)
息子とソックリな顔の青年に最後の言葉をかける父王を演じるシェイクスピアの顔はまさに父親で、後悔と迷いと苦しみと絶望とすべての哀しい感情が滲み出る素晴らしい演技!
ポール・メスカル
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凄い人!!
これを観るまで、「またまたカッコイイ英国イケメン発見!期待大!」などと不純な目でしか見えてなかった私でしたが。
だって「アフターサン」がスッゴク良くて!!めちゃくちゃ良くて!
あの若いパパ役!超ーーーーーカッコよかったじゃん!?
うわーーーーまたイイ感じの英国イケメン(厳密に言うとアイルランドイケメンですが)出て来たよ~!!!と思ってただけだったんですが。
2022年の「アフターサン」アカデミー賞主演男優賞にノミネートされただけありますね。
英国の舞台でシェイクスピア作品なんかも演じる、すっごいガチの演技の上手い役者でした。
・・・え、そんなの知ってた?ほんとに?
なんだかんだいって「グラディエーター2」の人ね!くらいしかコメントできなかったりしませんか?
これから絶対に要チェックの俳優であることは確かですが、まずは「アフターサン」を絶対に観ておいてくださいね!マジでカッコいいから!!(大事。)
今回の「ハムネット」も、これぞ役者!とばかりの凄み。
まだ何者でもない田舎の若造も〝憎めないクズ”の感じが絶妙で良かったし、
家族を愛しながらも自分自身に迷い、夢を捨てきれず荒れる時期の苦悩も胸に来るし、
とにかくラストの「ハムレット」の舞台のシーンが圧巻。
当時の劇場を忠実に再現した野外劇場のリアリティとともに、その場で観ている観客のような感覚も鳥肌もの。
そして主演のジェシー・バックリー
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なんというか、もう、そのまま?本人?てか生放送?(は?)くらいのナチュラル感。
ほんもののアグネス?みたいな。アグネス知らんけど。
ていうか、演技うますぎて、もはや素!
演技じゃないよね?乗りうつってる?
最初のフシギちゃん時代から、ナチュラルフシギちゃんぷりがすごいんですけど、
妻になり母になりいろんなことを経験し乗り越えていくそのときどきの表情も雰囲気もぜんぶ違うけどぜんぶ自然でぜんぶ凄い。
森での出産も子どもたちとの穏やかな時間も子どもを失う地獄も、そしてやはりラストの劇場での「ハムレット」
何かに憑りつかれたように芝居にのめりこみ、怒り、悲しみ、夢中になっていく表情の変化と、ラストシーン。
ほんとにすごいです。
そしてあれはどういうことなのか、あの表情はどんな感情なのか、結局どっちなのか、実は私もわかりません。
どちらでもいいのかも。
ただ号泣。ただ胸が苦しい。それだけ。
あのときのアグネスの表情でわかることなんかないけど、
それはその後のシェイクスピアの活躍がどうというわけでもなければ、なんだっていいでしょ人んちのことなんだからということでもなくて、
あのときあの場所に彼女がいたということ、タイトルに亡くした息子の名前を冠する芝居を観たということ、それだけがあればいいのかな。
シェイクスピアにも詳しくないし、ハムレットも映画でしか観たことないし(あ、ベネディクト・カンバーバッジ版のは観たわ!中劇で!)、演劇も全くわからない素人ですけど、
とにかくすごい映画を観た。
わかりやすく「感動した!」でもないし、簡単に「面白かった!」でもないし、
ハッキリ言って「どんな映画なの?」と聞かれても正確には答えられない不思議な映画。
でもほんとに観てよかった。映画館で。
アグネスがことあるごとに対話していた〝森”のざわめきや木々の緑に映える真っ赤なドレスとか、感染患者とは距離をおきなさいよ!危ないよ!!と叫びたくなるような距離感とか、
雑然とした家の生活感や、家族が息を引き取ったときの冷たく静かな空気、ヒロインの陽に焼けた顔に土の入り込んだ爪、
土埃の街並みや、照明も無く自然光だけで暮らす人々の日々の営み、
そして人で溢れかえる劇場の熱気・・・・
そういうものを全身で大きなスクリーンですぐそばにいるように感じながら、ある一つの家族の小さな物語を、ある男と女の愛の物語を追うことができたのがすごくよかった。
観ている途中で気付いたんですが、この映画の暗さと重さにドハマリしている姑を演じているのがなんと「奇跡の海」エミリー・ワトソンじゃないか!!
いや観る前に気付けよ!資料読んでから観ろよ!なんですけどね、ほんとに。
でも、観る前にネタバレしたくないので、資料とか読まずに観たいんですよ、私。
・・・・ほんとに宣伝向いてないですね。
だからよく、観てから気付くんですけど、「この人、あれじゃん!あの映画の!」みたいな。
で、気になって気になって考え始めちゃって一瞬、映画から気持ちが離れたりしてね。
ダメじゃん。
まあ、今回はすぐに「エミリー・ワトソンじゃん!手持ちカメラの揺れと内容が最強に胸クソ悪すぎでトラウマになった人が続出した伝説の映画「奇跡の海」の!」ってなりましたけどね。
私は個人的に「奇跡の海」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」はもう何があってもお金を積まれても二度と観たくない映画トップ2なので。
エミリー・ワトソンがまたモーレツに演技がうまい人だというのはわかってますよ。
今回まさかの姑&おばあちゃん役で、気付いたときは気が遠くなりましたが。
そうか、もうそんな歳か・・・。
そして彼女はもちろんですけど彼女以外の脇役たちもみな、ちゃんとイギリス英語を話す英国俳優たちなのが良きでした。
イギリスを舞台にした作品はやっぱりイギリス俳優じゃないとね!
そんな、ゴリゴリのイギリスのコスチュームプレイを、当時を忠実に再現した映像のなかでじっくり楽しませてもらいました。
日本のもそうですけど、時代劇っていいですよね。
まったく接点のない場所の、全然知らない時代のお話のなかに没入できるんですからね。
いやぁ~・・・・よかった。
「ハムネット」というタイトルで、シェイクスピアの名戯曲の実写化か?と思ってしまう方もいるかもしれないんですけど、全然違うので。
有名な劇作家の華々しい人生ではなく、誰もが共感できるお話だということを声を大にして言いたい。
これはある若者の愛と夢と家族の物語。
メッセージ性の強いお話ではないけれど、ストーリーはきわめてシンプル。
ぜひ、色や音や匂いなんかを感じながら見てください。
公式サイトhttps://hamnet-movie.jp/


さてさてそして、中劇がごくごくたまに気まぐれで発動する(こともある)『勝手に音楽映画祭』も始まります。
といっても、別にイベントも無ければ、特別な試みなんかもありません。
ただただたまたま音楽映画が同じ時期に入ってきちゃっただけ。
検索しても特別サイトなんてできてないですよ?
だって何もないからね。
音楽映画が集まっちゃっただけ。
何かやればいいじゃん、って?
いや、無理ですね(きっぱり)。
だって今回の音楽映画がこちら。
「Perfume  コールドスリープ」
©︎2026 Perfume "コールドスリープ" Film Partners.
結成25周年、メジャーデビュー20周年の節目でコールドスリープの発表。
世界中を魅了してきたPerfumeの、これまでの歴史とともに、活動休止前の最後となるライブや、休止発表後の裏側にも完全密着したドキュメンタリー。

「EPiC/エピック エルヴィス・プレスリー・イン・コンサート」
©2025 SONY MUSIC ENTERTAINMENT.ALL RIGHTS RESERVED.
エルヴィスの伝記映画「エルヴィス」を手掛けたバズ・ラーマン監督が、同作の製作過程で発掘された未公開フィルムをもとに最新のレストア技術で新たな表現に挑んだ作品。

「パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC」

1972年8月30日、NYマディソン・スクエア・ガーデンージョン・レノンがビートルズ解散後に行った最初で最後のフル・コンサートがスクリーンに。

プレスリーはすでに鬼籍に入っている、
ジョン・レノンもまたとっくに鬼籍に、
そしてPerfumeはタイトル通りまさにコールドスリープ中。
だからみんな、舞台挨拶も、今流行りのティーチインも不可能だし、
そもそも中劇、イベントやってる場合じゃない!
そんな企画立ち上げるようなアグレッシブでエネルギッシュな人はいませんし、みんないい歳なので無理は禁物だし、
なによりイベントやるようなスケジュールの空きは皆無!
なので、特段何をやるってわけでもありませんが、ちょっとイイ感じの音楽映画、一気に上映しますのでお楽しみに!


という感じで、なんとか今回も更新。
子ども向けアニメがまたスクリーンを占領する夏休みまでは、イイ感じの大人映画をブチこんで突っ走っていきますよ!
このての「大人向け、ちゃんと面白い映画」は、できればいつもやっていたいんですよね、ほんとは。
ただ、大人の事情(やらなきゃいけない作品が混みあってる、やりたいわけではないけどなんか急にむりやりねじこまれた、やらないとヤバそうetc...)とか、あとシンプルに数字(どんなに面白くてもお客さんが入らないとさすがに終了するしかない)とか、いろいろあって長くは上映できないものもあるので、そのあたりはヲタクのみなさんにはご理解いただけるとは思うのですが。
そして、秋の休館が決まっているので秋には単館系の良さげな映画は入れられないので、夏休みの子ども向けアニメ公開前にすでに決まっている単館系をつっこんだところ、もうぎゅうぎゅうづめになってしまった中劇です。
私もがんばって観ないとね!
さてさてプライベートがスッゴク忙しい!とかいうわけでもないのになぜかいつも時間が無い残念なオバチャンが通ります!
先日、このブログを呼んでくれている奇特な(だから褒め言葉!)常連さんから「サブスクでおすすめ作品ある?」と聞かれたので「家ではドラマしか観ませんけど、最近はアマプラで『ヤング・シャーロック』シリーズ(ガイ・リッチーが監督なんですよ!)と、ネトフリで『地獄に堕ちるわよ』を見てますよ!」とお答えしました。
実はTverで『鍵のかかった部屋』とか『花より男子』なんかも追っかけてることは言いませんでした。あまりにもミーハーかつ、そりゃあブログ書いてる時間無いわな!と自分でも思ったからです。
まったく私ときたら、いつになったらその日のうちに布団に入れる日がくるのでしょうかね?
睡眠不足と疲労でぶっ倒れるまで続くのでしょう。
あ、それから週末には映画ヲタクの若い友人と、南部興行のTさんと飲みに行くんだった。
この人たち、私の映画生活に多大なる影響を与えてくるので親睦会は必須。
今回「ハムネット」について書くのに避けては通れなかったポール・メスカルも、ガチ映画ヲタクの子が『アフターサン』は絶対観て!観なきゃだめ!今日休みなんでしょ?行けるでしょ?今週で上映終了しちゃうから、ほら早く起きて準備してとにかく向かって!」と尻を叩いてくれたおかげで観ることができたし、
Tさんには、PTA「リコリス・ピザ」を観ようか迷ってるとき、行こうかな~、でもめんどくさいな~、長いからやめよっかな~・・・・ってなってたら「悪くないからとりあえず観たほうがいい!家じゃ絶対観ないだろうし!」とすすめられたのでしぶしぶ行ったらたしかに悪くなかったし。
ということがよくあるので、お金も時間もないけどヲタクの親睦会には行ってきますよ。
気兼ねなくマニアックな話ができるから、ヲタクのオフ会は楽しいよね♪
ただ、「あれあれあれあれ、あの映画・・・タイトル忘れた!」とか「あの人、あの人、アレに出てたあの人!なんだっけ、なんだっけ、名前!」とかのやり取りも増えてきたのが問題。
ボケないように、こまめに集まらないとね。
そんなこんなで忙しいようなそうでもないような夏前のこの季節、とりあえず、次の更新までにはコタツをしまって冬物をクリーニングに持って行くことだけが当面の目標です。
がんばります。


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2026年4月15日水曜日

午前十時の映画祭新シリーズ開幕&中劇からの大事なおしらせ

こんにちは。
桜が咲いて、なんなら散り始めました。
・・・・・ほんとに、一か月ほど何をやってたんでしょうか、私?
知るか!!
のツッコミありがとうございます。
私もほとんど記憶がありません。
無断欠勤の記録は無いのでとりあえず仕事はしてたらしいです。
毎晩、同じように寝落ちして同じようにリビングで気を失っているので自分でも「怖っ!なに!?誰か薬でも盛った?」とか恐怖に震えて(犯罪系の見すぎだし、シンプルに慢性の寝不足)、
「記憶喪失なのかな?宇宙人にさらわれていたのかな?それとも認知症!?」
とも思ったんですけど、
念のためサブスクの履歴を見たら「ダウントン・アビー」の全シリーズ全話を観終わったあと「九条の大罪」「御手洗家、炎上する」をコンプリートして、そのあとは大好きな「アストリッドとラファエル」の新シリーズが始まったお祝いに(?)シリーズ1の1話目から見直している記録があるので、たぶんそれです(?)
あと、スマホのゲームがかなり進んでいるのでたぶんそれもです(?)
なんの言い訳にもなってないですけど、もうこの歳になったら私を甘やかすことができるのは私だけなので、もうなんでもいいことにします。
人間、死ぬときはどうやったって死ぬからね、息を引き取る瞬間に「あぁ・・・・あのときあのドラマを見ておくんだった・・・!当て馬のあの俳優が好みじゃないからなんてしょうもない理由で見なかったなんて馬鹿だった・・・!!」とか「あのとき、課金してでもあのステージをクリアしておくんだった・・・!300円くらい、いまどきちょっとしたおやつ一個買うのにもそのくらいかかるというのに・・・!!」なんていうくだらない後悔だけは残さないように、ちっちゃなストレスだけはその都度解消しながら生きていこうと決めたので(?)
・・・・・自分でも何言ってるかわからなくなってきたのでやめます。

さてさて4月!!ということは、「午前十時の映画祭」新シリーズ開幕の季節です。
なんと今年度は日本のアニメの革命的作品「AKIRA」と、SFアニメとしてだけでなくSF映画史に多大なる影響を与えた(世界中のヲタクを熱狂させた)「攻殻機動隊」からのスタートという、エキセントリックでかなりエッジの効いた開幕となりました。
というわけで、「午前十時の映画祭」を長いこと愛し続けてくれている先輩方(オードリーアラン・ドロンほか往年のスタアたちがスクリーンを駆け回るクラシック映画を若いころに映画館で観てきたという常連の諸先輩方)が一切顔を見せないという異例のスタートでした。
いや、いいんですよ。いろんな映画を、いろんな世代の方たちに楽しんでもらいたいというのがコンセプトなので。
でもそれにしても週末の「AKIRA」は、ふだん中劇で映画を観ることなどなさそうな方たちで激混み。
遠方から来られたという方も多いこの作品、やはりどこかカルト映画の域に入っているんですね。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
たまに受付にあるモニターをチラッと見ると、スクリーン1のモニターにはバイクに乗ってる
シーンの「名探偵コナン」、スクリーン2のモニターにはバイクに乗ってる「AKIRA」が映っていて、おぉっバイク特集だね!なんてニヤリとしたりして(?)
って、またなんの話をしているのかわからなくなりましたけど。
そんなこんなで今週末からは「攻殻機動隊」
©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
・・・・ヤバいですね。
「AKIRA」からの「攻殻機動隊」は、熱すぎるのでは??
明らかにその当時の日本の街並みや風景を背景にしながらの近未来SFアニメ、というのも確実にこの系譜だし、それはそのあとの日本のSFアニメにも続いていく世界観であり、今でも大切に続いてきているジャパニメーションの歴史でもあります。
それをスクリーンで連続して上映とは、なかなかにクールな企画!
「AKIRA」「攻殻機動隊」も、すでに舞台となった時代の先に来てしまった現在、そのあたりも感慨深いものがありますね。
そして今、まさかの、スクリーンで押井守版の「攻殻機動隊」が観られる日がくるとは!(→普通に攻殻機動隊ガチ勢の人)
ほんとに一番好きなのは神山健治版のTVアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズなんですけどね、それについて語るにも当然今回上映される押井守監督の「劇場版 攻殻機動隊」抜きには語れないわけで。
アニメは技術の進化がものすごいので、製作スタッフはもちろん年代も技術も違うとなると作画のテイストや空気感だけでなくそもそも全く別物みたいな感じになってしまうのですが、
この劇場版も私の大好きなテレビシリーズも声優陣はみんな同じだし、別の人が作ったシリーズものという意味ではいろんな味で楽しめるコンテンツなのでやはりどれもチェックしておきたいもの。
劇場版はとにかく「世界観が独特」「意味がわからない」「理解できなさ過ぎて逆に沼」などと、一筋縄ではいかないマニアックな作品ではありますが、世界中の映画ヲタク(アニメヲタクだけでなく映画ヲタク)を熱狂させ各国の映画人たちから日本のSFスゲー!と一目おかれるようになったのは押井守の劇場版からなので、映画好きには必修科目であります。
スピルバーグジェームズ・キャメロンが絶賛しただけでなく、「マトリックス」がこの「攻殻機動隊」への多大なるリスペクトで製作されたというのは有名なところ。
「マトリックス」においては世界観からオープニング映像から設定からどれもこれもほんとに「攻殻機動隊」を好きな人が作ったんだろうなーというのがすぐにわかります。
「マトリックス」シリーズを観ているとほかにも、「あ、ガンダムも好きだよね、それと間違いなくドラゴンボールも好きじゃんね!」ってなったりもするので、まあとにかくこのウォシャウスキー姉妹(最初の「マトリックス」が製作されたときには〝ウォシャウスキー兄弟”だったんですけどね)はひたすら日本好きのヲタクでありマニアなんだろうなということもわかります。
もし、「マトリックス」は好きだけど「攻殻機動隊」は知らない、という方がいたら、絶対に「攻殻機動隊」を観るように伝えてください。
そして今まで「攻殻機動隊」を通らずに生きてきて、うっかり私のこのヨクワカンネー説明でなんとなく気になって観てみようかなーと思ってしまった方が万が一いたとしたら、私がこよなく愛するTVシリーズ「STAND ALONE COMPLEX」から始めてみてください。
押井守版の劇場版は、初心者にはちょっとハードルが高すぎておすすめしにくい部分があるんですけど、TVシリーズは劇場版よりだいぶカジュアルでポップでわかりやすく、なおかつ「攻殻機動隊」の世界観やキャラクターを理解しやすくできているのでおすすめです。
え、スカーレット・ヨハンソン草薙素子役を演じた実写版のことも忘れるなって?
いや・・・それは今日のところは置いておきましょうか。
・・・・だってどう考えたって少佐はスカヨハじゃないでしょう!!??
一応、この実写版の日本語吹き替えもアニメと同じ声優を使っているのは評価しますけどね。
・・・ディスってはないですよ、好みの問題ですもちろん!!
そもそも私は「日本のアニメを海外で実写化するってどうなの!!??」側の人なので、ゆるしてください。
・・・・って、え?「午前十時の映画祭」シリーズを紹介したいはずだったのに「攻殻機動隊」の話しかしてないって?
仕方ないです。ここで「攻殻機動隊」の話ができるなんて予想外!まさか、「午前十時の映画祭」「攻殻機動隊」が上映される日がくるなんて!
なんの関係もないときにいきなり「攻殻機動隊」について語りだすわけにはいきませんからね!
→とか言って、いきなり関係ない映画の話をぶっこんで語ったりなんか、よくやってるじゃん、と思いましたか?いやいや、一応ね、私はちゃんと関連作品とかインスピレーションとかインスパイアとかオマージュとかサンプリングとか(違います)でうっすらつながっている話題で語っている(つもり)ので!うっかりほんの少しだけちょっとだけ別の次元に話が飛んでしまったりはしますけど!
するんかい。
とまあなんやかんや言ってますけど、とにかくマニアックなオープニングを飾った今年度でした。
そしてその次はゴールデンウィークの定番となりつつあるオードリー
「許されざる者」
© 1960 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
毎回、大人気のオードリー作品ですが、ド定番の「ティファニー」とか「ローマ」とかじゃなく、まさかの西部劇&悲劇が登場。
そしてこちらはクリント・イーストウッドが監督してアカデミー賞を総なめした「許されざる者」とは全くの別ものですよ。
(なんと、こちらのクリント・イーストウッド監督1992年作品のほうの「許されざる者」も秋に上映があります。こちらもお楽しみに。)
©Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
共通してるのは『西部劇』ということだけ。
個人的に私はオードリーには基本キラキラしていてほしいし、あの可憐なお花が咲くような笑顔でいてほしいので、こういう泥臭くて悲しくてしんどい作品のオードリーはあまり見たくないんですけどね。
でもアイドル的な人気だけでなく女優として正当な評価を得たいと思ったらやはりこういう作品にも出ていかないといけなかったのでしょうね。
なかなか自分から観ようと思わない傾向の映画なので逆にこういう機会に観ておいたほうがいいかなと思ってます。
最初、リメイクかなと思ってたんですけど違いましたね。違いを比較・実感するためにもどちらも観なくては。

そしてそのあとも楽しみな作品が続々。
追悼:ロバート・レッドフォードからのダイアン・キートン
ロバート・レッドフォードは名作中の名作「スティング」からの、息子なの!?くらいにソックリなブラッド・ピットとの新旧イケメン競演になった「スパイ・ゲーム」
どちらも最高に面白いんですよね!!
「スパイゲーム」なんか、このイケメンペアがスクリーンに同時に映っているなんて贅沢すぎる!!とばかりに前のめりで観ちゃったし(しかも3回)!
この時のロバート・レッドフォードが65歳くらいなんですけど、マジでカッコ良!!
ってなって、ブラピは当然だけどこのときのロバート・レッドフォードに口説かれても全然付いてくね!!とデカイ声で言ってました。
「口説いてもらえると思ってんの?」
などという冷たい返しは聞こえないふりで。
「あんたみたいなチンチクリンを口説くと思う?レッドフォードが!?」
などという罵詈雑言には耳をふさいで。
とにかく、カッコ良すぎるし映画もめっちゃ面白かったしで最高に大好きな映画。
今回も絶対に絶対に観ます。
大きなスクリーンで。
新旧イケメン対決!!(そっち?)
©2001 BEACON COMMUNICATIONS,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
「スティング」は、何かのイベントのときに県民会館の大ホールで観た覚えが。
県民会館だと広すぎてスクリーンまでの距離がありすぎたのと完全に暗くならなくていまいち集中できなかったのとで、家に帰る途中でレンタルショップに寄って借りて家でもう一度観たなぁ・・・という懐かしい記憶とともに。
この若いころのレッドフォードがまた、意味わかんないくらいにカッコ良いんですよね!
は!?なに!?どうやったらこんなハンサムがこの世に生まれてくるわけ!?と思っちゃいますよね。
そしてこちらもまた軽快で爽快でめっちゃ面白い映画!
これも絶対観たいなあ!
©1973 Universal Pictures. All Rights Reserved.

ダイアン・キートンも、あんなにカッコよくてクールで素敵な女優さんなのになんでウディ・アレンと一緒にいたんだろうとか(失礼)思っちゃいますけど、男と女には当人どうししかわからない機微があるんでしょうね。
恋人同士でなくなってからも友人関係も仕事の関係も続いていたし、ふたりには特別な何かがあったのでしょう。(そういうサバサバしたところもまた私がダイアン・キートンが好きな理由です)
「マンハッタン」
© 1979 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
たしかに、ウディ・アレン作品の中のダイアン・キートンは格別に魅力的。
正直、ウディ・アレンという人も作品もあまり好きではないのですが(なんかうじうじしてるしめんどくさいし・・・って、役なんですかね?)、ダイアン・キートンという女優の魅力をスクリーンのなかでここまで引き出せたという部分については文句ありません。
考えてみたら私は、比較的新しめのウディ・アレン作品はスクリーンで観たものもあるけど、このくらい古いものをスクリーンでは観ていないので、これも観なくちゃいけないですね。
・・・と、こうして一本一本書こうとすると終わりません!!
ほかにもコッポラ×ゲイリー・オールドマン「ドラキュラ」とか年末年始にピッタリのミュージカル映画特集とかスクリーンで観られるのが嬉しすぎる「ポリスストーリー」とかいろいろ。
いろいろ。
あるんですけど。
あるんですが。
・・・・・・・・・。

ここで中劇からの大事なおしらせが。
・・・とはいえ中劇公式HPではすでにさりげなく告知してあるので皆さんもすでにご存じかとは思いますが。
中劇、この秋、大規模な工事が入るため休館いたします。
これはねえ、なんといいますか、わかりやすく言うと、「新装開店」ではなくて「工事」だし、「アップデート」ではなくて「治療」
つまり「美容院」じゃなくて「病院」
みたいな感じですかね!
・・・わかりにくいですか?
具体的には、フロア全体の空調設備とスプリンクラーなどを一斉に交換するので、天井を外したり連日ドンガラガッシャンとやらなきゃいけない、かなり大がかりな工事になるので休館。
というわけです。
映画を上映しながらとか、夜中に進めるとかではとても無理な工事。
まあ仕方ない。
皆さんも身に覚えがあるでしょう。
が痛い、膝が痛いから始まり、
夜中に何度も起きてしまう、風邪をひくとなかなか治らない、すぐに疲れる、貧血で精密検査、細かい字が読めない(?)・・・etc......
ハッ、それは私か( ゚Д゚)!
とにかくみなさんも、血圧がどうの血糖値がどうの中性脂肪がどうのと、体のあちこちにガタがきてるわけじゃないですか。(言い切る)
だから一応、病院に検査に行ったりしてさ、私みたいに鉄剤を飲むとかさ、薬でどうにかなるならいいけどね、最悪、通院とか入院とか手術だって必要だったりするじゃないですか。
建物だって、そういうものだってこと。
今の中劇の入っているビルができたのは1997年(平成9年)
30歳ですね。え、まだまだ若いじゃん!
とはいえやはり建物の30年はなかなかにシビア。
最初から映画館が入ることになっていたので設備などはそのときのまま。
内装とか映写機とか座席とかトイレとかは何度かリフォーム&リニューアルされてきましたし、空調も一度替えています。
が、ここ数年、スクリーン2の謎の湿気とかロビーへの水漏れとか身障者用トイレ側の廊下の雨漏りとか、なんかもういろいろありすぎて一時しのぎも底を突き。
そのたびにあちこち調べたり対策を取ったりはしてきたんですけど対症療法ではもう間に合わない。
というわけで、もうここまで来たら一度ちゃんと根本から治そうじゃないかと。
となると、上映を続けながらでは無理。
しっかり、謎の湿気とか、天井の水漏れの跡とか、廊下の窓の雨漏り対応のための雑巾なんかの、気分とか景観を損ねるものたちを排除して戻って参ります!
あ、リフォームとかリニューアルとかの、どちらかというと『美化』のほうの対処はいまのところ計画されていないので、再開後に「え?どこも変わってないじゃん」とかのブーイングやバッシングはお控えいただければと。
過剰な期待はしないでおいてくださいね。
再開後、「あれ?ほんのり快適?」と感じられればOK!な部分の大規模工事って・・・ちょっと微妙ですけど。
ここでもうひとつおことわりが。
現時点でまだ工事がいつからになるのか決定していないため、休館の期間がはっきりと出せないということ。
なので、年間の上映スケジュールが決まっている「午前十時の映画祭」のどの作品からどの作品まで休むことになるのかまだわからないのです。
ざっくりとは決まっています。
12月公開のお正月映画の公開までには必ず間に合わせたい。日にちはわからないけど。(ザ・ざっくり。)
それに合わせて工事のスタート、ということになります。(さらにざっくり。)
9月なのか、10月なのか、どっちなの!?
ここで悲しいのがやはり、毎年秋にメインといえる作品を据えている「午前十時の映画祭」
今年も完全に今シリーズの目玉が秋に入っていました。
10月は黒澤明2本。
「用心棒」「椿三十郎」
11月は映画史に残る新旧ラブコメ対決。
「ラブ・アクチュアリー」「恋人たちの予感」
この黄金シーズンが丸々抜けるかもしれない。
「マジか・・・・・・・」
↑これ、私の心の声です。
楽しみにしてるお客さんの前に、私が、個人的に、超ショック。
ぜんぶ好きなやつーーーー!!!
どれも観たいやつーーーーーーー!!!
哀しすぎて鬱。
とはいえまだ工事の期間も決まってないし、この休館の期間の作品の対応についても未定なので、なんともいえない状況です。
こんな中途半端なおしらせで申し訳ないやらお恥ずかしいやらなのですが、
みなさんが体調を崩したときには仕事がどうとか学校がどうとか家族がどうとか言ってる場合じゃなく入院したり休養したりもするわけですから、そんなときと同じように「しっかり休んでちゃんと治してね(直してね)」と思っていただけるとありがたいです。
常連の映画ヲタクのみなさまには、毎年イイ感じの大人映画をこれでもかと詰め込んで一気に上映してまるで東京のおしゃれシアター気取りで「秋の大人映画月間」になれるはずの時期をまるっと奪ってしまって本当にごめんなさいです。
今年は、夏~秋に上映されるミニシアター系の良さげな大人映画を観られる機会が減っちゃいますね。
でもまあ、フォーラムさんもスクリーンが増えたし、南部さんにもがんばってもらいましょう。飲み仲間の南部興行スタッフ・Tさんにお願いしておきます。

というわけで、ざっくりでふわっとした大事なおしらせの回でした。
一応、工事の日程がそろそろ決まるかなと思い、その詳しいスケジュールも入れてお伝えしたかったのでちょっとブログの更新を待っていたんですけどね。
結局決まらず。
ただただ夜な夜なサブスクを観ながら寝落ちしていただけの日々となったわけでした。
え?今日?もちろんこのあと、録りためてある今クールの大河ドラマ朝ドラを2周づつ見て(どちらも面白い!)、そのあと各局の新ドラマの1話目をぐるっと回ってどれを見るか決めるという楽しい時間が待ってますので。(今日も寝落ち決定)
クリーニングにも行かなきゃだし、冷蔵庫に野菜が一個もなくなってしまったので買いに行きたいし、床に髪の毛が落ちまくってるので掃除機もかけたいけど。
けど。
今日はやめた!無理!
サブスク見るので!!(サブスクを最高に有意義に使う女)
ひたすら自分に甘い私です。
ここまでさんざん、いろいろがんばってきたんだもん!
ここからも厳しい日々が待っているんだもん!!
自分くらい思いっきり甘やかしていきましょう!!
・・・・さて芋焼酎でも買ってくるか。(酒を買いに出るのは苦じゃない人)


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/



2026年3月14日土曜日

ジョン・クランコでバレエに沼る

こんにちは。
毎日、目はかゆくて鼻もムズムズ、雪は解けて気温もほんのり暖かく、卒業式帰りの学生さんをちらほら見かけたりもして。
春ですよーーーーー!!!
この冬は雪がすごかったわりに、あっさり春に切り替わりそうでちょっとびっくりしています。
思ってたよりだいぶ早めに暖かくなったので、ある晴れた日に私は張り切ってルミエールさんに向かい、なんと、2本続けて映画を観ました!!!
久しぶり!!一日に2本観るなんてもう絶対に無理と思ったのに!!(年齢と体力の問題です)
なんか、晴れてるし体調もすこぶる良いので今日はいけそうな気がするー!!!
っていうんで前回、わざわざこのブログでタイトルをあげてまで自分にプレッシャーをかけていた、「おくびょう鳥が歌うほうへ」「CROSSING」
・・・・・寝ませんでした!!!!(そこ?)
そして体も痛くない!!
すごくないですか!?
ルミの椅子がピカの椅子に替わってくれていたおかげですね。
前のルミの椅子だったら絶対に無理だったんですが、ピカの椅子になったから!
だいぶラク。腰も足も。
いや、映画がどちらもすっごくよかったのは大前提として。
ほんとによかった。どっちも好きー!
「おくびょう鳥~」は、けっして明るく楽しい映画ではなかったんですけど、地味でなんなら痛くてしんどい映画だったんですけど、それでも前を向けるというか、なんだろう・・・何もない静けさに癒されるというか、シンプルでまっすぐでよかったですね。
「CROSSING」は、もうとにかく好きでした。私ってこういう映画好きだよねーー!!みたいな。(は?)
妖しく雑然とした混沌の街イスタンブールで交錯する、なさそうでありそうな人間ドラマ。・・・・好きー!!!
いやぁ・・・南部さん、良いよー良きですよー!
マジで最近、私のなかの「好き映画」、南部さんだらけですわ。
「ひとつの机、ふたつの制服」もめちゃくちゃよかったし!
このあともすっごく良さげなのいろいろ決まってるようなので、みなさんも要チェックですよ!上映予定 – 映画館 盛岡ルミエール | 南部興行

・・・って、他館、しかもすでに上映終了している映画を絶賛している場合じゃないのでそれは置いておいて。
それだけでなく、なんと私、また別の日にも2本続けて映画を観たんですよ!
今度は中劇で、「パルプ・フィクション」「ダウントン・アビー」
これも全然寝なかったし、どちらもよかったー!!(とりあえず寝なかったのを褒めてほしい)
私、最近めっちゃ元気ですよね!?アグレッシブに動けてますよね!?
いつもめんどくさいとか疲れるとかいってなかなか重い腰が上がらない私ですが、なんでいきなり一日に2本映画を観られたのかって?
それはね。
もうお気づきですよね・・・・・・・・
出かけるのを一回ですませたかったからですよ?
何回も映画館に行くの面倒だからですよ?
私は、休みが2日あったら絶対にそのうちの一日に用事をつめこみ、もう一日はパジャマを脱がずに一歩も家を出ずに過ごしたい人なんで!
天気と体調と気分。これが三位一体となったとき、もうこれは映画に行かないと。
そこまで状況が整っているならもう、どんなに面倒でも眠くても、まずは映画館通りに行かないと。
そこを逃したらもう映画は終わる、あるいは観やすい時間ではなくなる、というプレッシャーをかけて。
あ、中劇の椅子も良いんですよ~(´ー`)
これはいろんな常連さんたちからもよくお褒めいただくんですけどね。
来たことない方は是非一度来て座ってみてくださいね!
それにしても「パルプ・フィクション」はいつ観てもクレイジーでしっちゃかめっちゃかで最高にクールだったし、というか何度も観てるんですけど今回やっとちゃんと全部理解して今までで一番楽しめたかも。
PULP FICTION © 1994 Miramax, LLC. All Rights Reserved.

「ダウントン・アビー」も美しくて壮麗でこちらも高貴なしっちゃかめっちゃかで、でもラストにふさわしい幕の下ろし方で、最高にエクセレントでした。いや、ほんとは世代交代したメアリーが活躍する続編を観たいですけどね!でもそれはイギリス作品としては野暮なのかも。
黙ってドラマシリーズを見直しましょう。
©2025 FOCUS  FEATURES LLC.ALL RIGHTS RESERVED
ちなみに長女メアリーの最初の夫マシューは、実写版「美女と野獣」の、野獣が人間にかえったときの王子様ですからね!ダン・スティーブンス
どっかで見たと思いましたよね!?イケメンのお顔は忘れない私です。
公開当時、エマ・ワトソンが大好きなので「美女と野獣」を観たんですけど、その時に「あれ!?これ、マシューじゃん!!」ってなりましたよね。その瞬間は役者名は出てこず。ひたすらマシュー!あれマシューだよねー!!って言ってました。
すみません私、作品が気に入りすぎると役者名じゃなくて役名しか出てこなくなっちゃうんですよ。
「ダウントン・アビー」のマシュー然り、「イブのすべて」(韓国ドラマ)のヒョンチョル先輩(チャン・ドンゴン)然り、「コンフィデンスマンJP」のリチャード(小日向文世)然り、「ゴールデン・カムイ」のアシリパさん(山田杏奈)然り。
あの人あの人…ほらあの人!あれに出てたあの人!のときに役名しか出てこないやつ。
って、それは単純に記憶力の問題?
・・・・また話がそれたので戻しましょうか。

で、何を書こうとしてたんだっけな?
そうそう、気がついたらもう始まってました
「ジョン・クランコ バレエの革命児」です。
© 2023 Zeitsprung Pictures GmbH
これ、マジで、めっちゃよかったです。宣伝抜きで。(それは問題)
2時間越えなので、観る前はちょっとしんどいかな~と思ってたんですけどね、全然気になんないどころか一瞬でした!もっと長くていいのに!ってくらい。
実在した人物の半生なんですが、クレイジーでエキセントリックでジェットコースター級にドラマティックな人生なので飽きない飽きない!
お話は、ロンドンのバレエ界で新進気鋭のスター振付家として活躍していたジョン・クランコ
が、1960年当時は犯罪とされていた同性愛で有罪判決を受けてイギリスを追放され、小さな地方都市の歌劇場のオペラ劇でのバレエシーンで踊るだけのバレエ団だったシュツットガルトバレエ団で再起を図ろうとするところから始まります。
ここから怒涛の快進撃を続けて、ジョン・クランコが無念の死を迎えるまでたった13年!
技術も人材も環境もロンドンのトップバレエ団とは雲泥の差だったというのに、地方の小さなバレエカンパニーをあっという間に世界規模のスター集団に変貌させるというのはほんとに奇跡。
ジョン・クランコが天才といわれるのはまさにその手腕。
© 2023 Zeitsprung Pictures GmbH
もともと振付家になりたくてバレエをやっていたくらいなので、演出も構成ももちろん抜群に素晴らしかったわけですが、そこは大勢のスタッフやダンサー、そしてスポンサーなどたくさんの人間が関わるビジネスでもあるわけで。
この映画で描かれるのは、そのほとばしる情熱と才能を遺憾なく発揮しつつもクレイジーでエキセントリックなアーティストの生きざま、そして繊細でまっすぐな感性と素顔。
当時の関係者がまだかなり存命なため、監督が実際に彼の近くにいた人たちに直接取材をすることができたので、稽古の様子や私生活、最後の時のことまでも詳細にリアルに再現できたそう。
劇場の芸術監督としての個室を断りダンサーやスタッフたちと並んで過ごすフレンドリーな姿や、酒に溺れて我を忘れることもあったというプライベートな場面、世界中から才能のあるダンサーを見つけては引き抜き、名もなき若者に舞台美術のセンスを感じれば迷わず声をかけたりと、経験や肩書きにとらわれることなく自分の勘に忠実に、そしてその相手の才能を信じて仕事をまかせ、どんどんレベルを上げて独自のカンパニーを作りあげていく様子はまさに圧巻。
そのあたりの描き方のリアルさもまた実際に彼と接していた人々の証言に基づくものなので、ジョン・クランコという人がいかに気難しくもチャーミングで、クレイジーながらも愛すべき人物だったのかという事実が浮かびあがります。
© 2023 Zeitsprung Pictures GmbH
そしてこの映画が素晴らしいのは、やはりすべてが本物に裏打ちされた作品だからであり。
撮影はシュツットガルト・バレエ団の本拠地であるシュツットガルト州立歌劇場
監督は長年にわたりシュツットガルト・バレエ団を取材・撮影してきた人物、
音楽もシュツットガルト州立管弦楽団
そしてなんとキャストもバレエを踊るシーンのある役はすべてシュツットガルト・バレエ団のダンサーたちという徹底ぶり!
主要キャストは普通にドイツの女優さんや俳優さんがやっているものと思いながら観始めたのですが、「いやいやこの動き、普通の人間がちょっとやそっとの訓練でできるもんじゃないぞ!?」となり、観終わってから資料を読んだら、そりゃそうだよね、ガチのスターダンサーしかも本物のシュツットガルト・バレエ団のダンサーのみっていう本気っぷりで脱帽でした。
© 2023 Zeitsprung Pictures GmbH
バレエを一本観賞するとなるとちょっと敷居が高いというか気後れしてしまいますが、
劇中では本物のバレエダンサーたちの練習風景や本番の様子がちょこちょこ見られるだけでなく、そのときどきのジョン・クランコの苦悩や分岐点とリンクした踊りが差し込まれ、気構えることなく自然にバレエを楽しめるのがすごくよかった!
これは監督があえて、バレエ好きでなくても芸術的なダンスに触れたことの無い人にもわかりやすく共感してもらえる映画にしたという意向で作られているから。
本物の技術や環境にこだわったなかで事実に忠実に、ドキュメンタリーのようにリアルでヒリヒリした緊張感のあるつくりでありながら、本物のバレエに彩られた美しくて華々しくてドラマティックな人間ドラマ。
圧倒的なロケーションや美しい街並み、1960~1970年代のファッションやインテリア、そしてカルチャーに目も喜ぶ素敵な映画でした。
© 2023 Zeitsprung Pictures GmbH
一人の天才アーティストの壮絶な半生、そしてありえないスピードで世界のトップに躍り出るサクセスストーリー、そして目もくらむような圧巻のバレエシーン。
映像も、どこを切り取っても美しくておしゃれ!
家のテレビで観るのは残念すぎる!
大きなスクリーンで、素晴らしい音響のなかで堪能してほしい作品です。
ちなみに、ご覧になる方はぜひエンドロールが始まっても席を立たずに最後までスクリーンを観ていてくださいね。
映画のなかでダンサーを演じた現在のシュツットガルト・バレエ団のトップダンサーたちが、当時ジョン・クランコとともにシュツットガルト・バレエ団を世界トップレベルに押し上げたダンサーたち本人とともに登場します!
ここは胸にぐっとくる映像でした。これは観る価値あり!
「バレエかぁ・・・」なんて二の足を踏むなんてもったいない!
一人の天才アーティストの人間ドラマとしてみごたえのある、しかもエンタメ性も華やかさもある作品。
ちなみに、ほんとにちなみにですけどガチでイケメンだらけなのでそれも大満足の映画です♪←これ、重要!


そして今回は珍しくお知らせが。
映画館のブログっぽいこともちゃんとできるんです、私。
3月20日から、毎年恒例の「14歳の栞」「大きな家」の再上映が始まるのですが、なんと竹林亮監督が舞台挨拶に来てくださることになりました!!
*3月20日(金・祝)「大きな家」上映終了後*
上映時間や詳細は決まり次第、中劇公式サイトで更新しますのでご確認ください。

「14歳の栞」「大きな家」
これ、まだ観ていない方いますかね?
どちらも一般の方しか出演していないため、配信もパッケージ化もされない作品なので、
映画館で観るしかない映画です。
中劇では毎年、春に再上映をやっています。
実在の中学校で実際の中学2年生のあるクラスに密着した「14歳の栞」
(C) CHOCOLATE Inc.

実在の児童養護施設に暮らす子どもたちに密着した「大きな家」
(C) CHOCOLATE
どちらも特別じゃない、どこかの街のとある場所の普通の日々。
なのになぜか心を掴まれてしばらく離れない。
ドラマティックな出来事も、衝撃的な事件も起きない、淡々とした映像の中にたしかに存在する私のかけらや誰かのかけら。
遠い昔のような気もするし、つい最近のことのような気もする不思議な感覚。
映画のなかにも私たちのすぐそばにもいる、いまを生きる、明日を生きる子どもたちがみんなきっとどこかで笑っていますようにと心から思わされる映画です。
公式サイト14歳の栞


さて、前回のブログがまた長すぎて友人からは容赦ないクレームが。
「長すぎるから前後編にしてくれない?」
・・・・・・うん、いや、それができるならやってるのよ。
もうね、何日も何日も夜にパソコン開いて書こうとしてるのよ。
一応、その時はやる気満々でね。
でも。
でもなぜか。
必ず寝落ちしてるんですよね。
気が付くと深夜2時、3時。
・・・・・・なんで?
それを繰り返し、結局紹介したかった映画は公開始まっちゃうし、ネタがたまっちゃって長くなる。
というわけで、今日はがんばって、寝転がってスマホのゲームやってた手を止めて(ライフがなくなっただけ)、日中に書きました!!
そしたらすごいですね!進む進む!!
昼間のほうが効率がいい!!
みなさん、書き仕事は昼間のほうがいいですよ!!
・・・・・・え?知ってた?ほんとに?
これからは、いよいよギリギリになってから慌ててパソコン持ってカフェに行くんじゃなくて、最初から昼間に書き始めることにします。
と言いつつ結局ゴロゴロしちゃうんですけどね~。。。。
腰が重くてね~・・・誰か私を引っ張り起こしてください!!
あ、でも昨日は「ゴールデンカムイ」を観に行きましたよ!
初日に観ると決めてたので!!
大好きなんですよ~「ゴールデンカムイ」
ていうかアイヌが好きなんですよねぇ、昔から。
子どもの頃、コロポックルのお話を読んでからかなぁ。
そしてなにしろ私の卒論、「明治維新とアイヌ」ですからね!
なかなかよく書けてるんですよ!読みますか!?
当時、教授からは「よく調べてよく書けてるけど感情入りすぎ。もっと感情は抑えないと論文にならないよ」と言われました。「そしてもうちょっとまとめて」ってね。
・・・誰!?「でしょうね。」って言ったの!?聞こえたよ!?
ほら、私ってー、言いたいこと全部言いたいし、感情全部出ちゃうじゃないですかー。(知らん)
まあそんなこんなで、初めて新しいほうのフォーラムさんに行って、初めてドルビーアトモスとやらを体感し(遅!)、初日に「ゴールデンカムイ」を観たのでした。
面白かったし、よかったですー!!
というわけで更新が今日になったわけなんですが、今日はわりとコンパクトにまとまったかなと。
よかったー今日はなんにも用事がなくて!
少し前には、ウリハダカエデの樹液を採取しに行ってメープルシロップを試飲したりとか、友達と一緒に今流行りの立体シール探しの旅に出たりとか、あれこれと走り回ったりもしたんですけどね。
冬なので元気な私でした。
免許も更新できたし、保険も見直したし、あとは今月は、「レオン」を観るだけ!
©1994 GAUMONT/LES FILMS DU DAUPHIN
「レオン」はね、観ておかないと。
好きどころの話じゃないので。
好きとかそういう次元の話ではないので。
公開当時、ピカデリーさんで夕方の回を観て号泣&立てなくて、続けてもう一回観て、
さらにもう一回観たいと思ったら「今日はもうこのあと上映ないよ。うちらももう帰るし」と言われたというかわいい(?)思い出。
ナタリー・ポートマンがすごいんですよね。
そしてジャン・レノがまた最高にカッコよくてクールで、そのうえメロいんですよね!!!
いや、あれはもうほんとにスクリーンで観る機会があるならそのたびにちゃんと観るべき。
DVDとか配信でしか観たことないよ、なんて方がいたら絶対スクリーンで観ろ!!と伝えてください。

ということで結局コンパクトにはまとまらなかったわけですが、言いたいことはすべて言えたのでOK!(自己中)
どこの劇場もいろんな新作映画が出てきてますので、要チェックですよ♪
春なので、みなさんもそろそろ動きだしてくださいね!
・・・・お前にだけは言われたくない!って聞こえましたけど?
残念でしたー今日はちゃんと着替えましたーそしてアイーナで書きましたー。(家だとサボるので)
クマ、また出てきだしたようなのでそれだけお気をつけて!(すごいセリフ)


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/

2026年2月17日火曜日

「パンダプラン」からの「ダウントン・アビー」

こんにちは。
久しぶりに雪まみれになった、冬の盛岡ですね。
ここ数年は暖冬続きで、降っても積もらなかったりすぐ解けたりで雪が少ないことについて話題にあがることが多かったのですが、さすが岩手ですね。今年は降りましたね!
久しぶりの大雪でパニクりながらも、子どもの頃の冬の盛岡を思い出して「そうそう、これこれ!」と懐かしい気持ちになったりもして。
とはいえ、まんまとあの最初の大雪の日に家のすぐそばでタイヤがスタックして動けなくなりロードサービスを呼んだのも私です。
・・・・・だって、四駆じゃないんだもん!!
いつも私が乗り回してる父の車(ザ・昭和のお父さんの車、シルバーのセダン)、普通に前輪駆動なんだもん!!
そして今日は今日で皮膚科の駐車場にバックで停めようとしたら左後方の柱(街灯?電柱?)に気付かずガザザザザ・・!!と大きな音が。
思いっきり擦りましたよね。
大丈夫、よくあることなので!!(?)
左後方、苦手なんですよねぇ~・・・雪かきでよけられた雪の塊とか柱とかに激突するの、たいてい左後方なんで。
左後方ばかり傷だらけのシルバーのセダンに遭遇したら、それは私です。
ちなみに、人生初の車トラブルも真冬で、免許取りたてのころの雪の日に田んぼのあぜ道を走ってて正面からやってきた自転車(それもどうかと思うけどね!雪がどさどさ降ってるときに自転車であぜ道ってさあ!!)を避けようと少しハンドルをきったら滑って止まらなくなり雪が積もってどこまでがあぜ道かわからなくなってる田んぼに静かにゆっくりゆっくり入っていった件なので。
なんにせよ、ひたすら一人で勝手にあちこちぶつけてるだけなのでまだ平和。
毎回ポジティブに「他人を巻きこまなくてよかった!私って偉い!!」と思うことにしてます。(いつになっても運転ヘタすぎなのが問題)
冬の盛岡の車の運転は、ほんと怖いですよね。
みなさんも気をつけてくださいね!
・・・で?なんの話ですか?
車ぶつけ自慢大会?盛岡暮らし徒然日記?
・・・映画館のブログでしたね。
自分でも完全に忘れてるときあるけど。

さて、2月でした。しかももう半分過ぎてる。
おかしいな、ついこないだ「君と私」について語ったばかりと思ってたんですけどね。
あっという間に1か月たってたなんてね!!
ではここで問題です。
私はこの一か月ほど、何をしてたんでしょうーか!?
①免許の更新にマイナンバーの更新に保険の更新に、いちいち忘れ物をして何回も行った
②なんか奥歯に違和感があるなあ・・・詰め物が取れたかなあなんて歯医者に行ったら綺麗な女性ドクターからにこやかに「けっこう大きな虫歯になっちゃってますね!(ニッコリ)」って言われて休みごとに通うことになった
③家族がインフルエンザ
④御朱印集めにハマりだした
⑤ついうっかりテレビつけちゃってオリンピックを見てしまってた
⑥2月に「ダウントン・アビー」の上映が決まったので公開までにどうしてももう一度見たくなり最初から見直している(好きなんですよねえ!!ドラマ7話~9話×6シーズン&劇場版2作。まだ途中。)
正解は!!
お察しの通り、全部正解です!!
そしてさらにその合間に大雪でロードサービスにお世話になったり一人で車をぶつけたり、県立博物館に「石を愉しむ展覧会」やら県立美術館に「レオ・レオーニと仲間たち」なんかを観に行ったり、「有吉の壁THE MOVIE」を観てゲラゲラ笑ったり、さらにかるた大会があると聞いてどうしても見たくなりわざわざ見学に行ったり(「ちはやふる」の影響)までしてたので、そりゃあ一か月なんてあっという間に決まってますよね。
用事を詰め込みすぎて、友人からは「なんか生き急いでる?ぐうたらのくせに精力的に動いてるの怖いけど大丈夫?不治の病なの?」と言われたりもしましたが、大丈夫です。
たまたま調子がいいだけです。
冬生まれなので、夏よりも調子がいいみたいです。
そして私の辞書には〝我慢する”という言葉が載ってないだけです。
やりたいことは全部やる!気になるものはとにかく近づいてみる!
つまり欲張り。強欲。業にまみれてる。
ま、人間なんていつ何があるかわかんないんだから、いつどうなってもいいように、後悔のないように、思いついたことはなるべくやっていこうっていうのがモットーなので。
・・・・すぐ怠けるけどね!いきなり全部めんどくさくなってコタツに寝転がったまま動かない日もあるけどね!
そのギャップが魅力の一つだよね!?ね!?ね!?
・・・・・・。
そしてそんななか中劇では急遽「栄光のバックホームムーブオーバー(映画館用語:よその劇場で上映していたものをバトンタッチして上映を続けること)になったり、
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会
↑ちなみにこちら、超号泣案件。ハンカチでは足りません。ポケットティッシュまるごともってきてください。いや、ボックスティッシュでもいいかも。

そして超マニアックかつニッチな作品にもかかわらずなぜか毎回お客さんがたくさん引き寄せられるようにやってくるカルト映画「時計じかけのオレンジ」が始まったりしてました!!
© 1971 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
しかしなんでみんなそんなに「時計じかけのオレンジ」が好きなんですかねえ!?
最近よく話すようになった業者の方(私より若い、チャラい、映画ヲタクっぽくない)が「マジで大好き!!」と言っていて非常に驚きました。
なんと、Tシャツも持ってる、DVDも買った、というガチ勢。
こういうとき、私はなんなら堂々と「人生で一番感動したのは〇〇です!」(某大ヒットドラマ系某メジャー配給会社系某大ヒット日本映画的な)と言われた時より言葉に詰まります。(それはそれで詰まるんですけどね。)
若いのに、好きな映画が「時計じかけのオレンジ」とか「シャイニング」とか「未来世紀ブラジル」とか「不思議惑星キン・ザ・ザ」とか言われるとビックリしすぎて言葉が出ないんですよね。
ビックリしすぎると、「・・・・ほっ・・ほぉ~・・・なるほどー・・・」とか、「えー・・・へぇ~・・・意外ー!」とかしか出ませんよね。
かくいう私は私でズバッと「好きな映画は?」なんて言われると「えーっとあのぅ・・・たくさんあって一つに絞れないんでジャンルごとに話していいですか?」とか「日本映画と香港映画とイギリス映画とアメリカ映画に分けていいですか?」とか「そもそも好きな映画と号泣した映画と感動した映画と人に薦めたい映画って全部違うんですけどどれでいきますか?」などとめんどくさいことを言っては相手を困らせてしまうタイプのめんどくさい人間なので、好きな映画が「時計じかけのオレンジ」だという人に対して何も言える立場ではありませんけどね。
若かりし頃は、ドヤ顔で『「アナとオットー」とか「ビフォア・ザ・レイン」とか好きですよ!あと「ビューティフル・ピープル」とか「ラブソング(香港映画)」も大好きです!日本映画なら「大阪物語」とか「スイート・スイート・ゴースト」が好きです!』
なんて言って相手を困らせたりもしましたけど、もう大人なので「一応空気を読んで、相手の知ってそうな映画を挙げる」という技も身につけました。(身につけるの遅すぎ問題)
でもめんどくさすぎてみんなもう誰も私に好きな映画を聞いてきませんからいいですよね。
・・・それでなんだっけ?
気が付いたらもう「2001年宇宙の旅」が始まってたし、そのあとは「パルプ・フィクション」だし、マニアックでエキセントリックな午前十時の映画祭が激アツなので必見!!って話?
それとも中劇公式サイトの近日公開コーナーを見て喜んでる方が多いかもしれない「ダウントン・アビー」とか「ハムネット」が上映決定したことについて話します?
「ハムネット」は楽しみですね!
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クロエ・ジャオ監督の新作というのも期待だし、アカデミー賞にも8部門ノミネートということで!
久しぶりにドキドキのアカデミー賞シーズンを迎えている中劇です。
アカデミー賞は、ノミネートだけ、とか、なんとか脚色賞だけ獲れた、とか、なんとなく寂しい結果になることも多い中劇ですけど、今回はわりといけるんじゃないですか!?
このところ、それまでとは毛色の違う作品(カンヌとかなら有りそう!みたいなちょっとマニアックなものとかトンガったものとか)がアカデミー賞を席巻することが多くなりましたけど、やっぱりこういったコスチュームプレイ、そして時代劇関係はアカデミー賞界隈の方たちは大好物ですもんね。
授賞式を楽しみに待ちましょう!

そしてお待たせしました。
ダウントン・アビー グランド・フィナーレ」
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こちらは、イギリスで2010年から放送が始まり、これまでにシーズン1からシーズン6までのドラマシリーズと劇場版2作が製作された大人気シリーズの最新作であり最終章。
日本でも放送され、熱狂的なファンが続編を待っている作品でもありますが、
今回のこの劇場版をもっていよいよフィナーレを迎えるということになります。
劇場版の前作が2022年公開だったので、みなさん待ちに待った新作の公開ということになりますね。
いったいどのくらいの人がこの映画を楽しみにしているのかまったく予想もつきませんが、じつは私はひそかに楽しみにしていました。
ドラマシリーズ、観てたので♪
NHK日曜23時からの海外ドラマ枠、大好きなんですよ!
ここでも何度もお話ししていますが、「アストリッドとラファエル」とか「ビクトリア」なんかは好きすぎて毎回リアタイしたあとまた録画を見直すみたいな生活になり寝不足になるくらい。
「ダウントン・アビー」もほんとに面白いんですよねぇ!
もともと私、高校生の時に映画「眺めのいい部屋」を観て、未知の世界だった20世紀初頭のイギリス貴族の暮らしにも、超絶かわいいヘレナ・ボナム=カーターにも大きなショックを受けて、何度も何度も観直したくらい。
その後しばらくは英国文化やイギリス映画にドハマりしてました。
好きな女優は?なんて聞かれたら迷わず「ヘレナ・ボナム=カーター!」と言っては相手をキョトンとさせてましたけど。
ほんもののイギリスの上流階級のお嬢様である彼女が、まさかその後、エキセントリックでトンガってていかにもアメリカの陰キャ映画ヲタク!って感じのティム・バートンのパートナーになるとは思いもよりませんでしたが。
って、すぐ話がそれちゃいますが、とにかく「ダウントン・アビー」は、「眺めのいい部屋」と同じ時代のお話なので、それも私がハマった原因なのかも!
そういえば「ダウントン・アビー」で強烈なキャラクターで異彩を放っているマギー・スミス「眺めのいい部屋」に出てましたね!マクゴナガル先生!(byハリー・ポッター)
このドラマ、キャストもみんな個性的で面白いイギリス人だらけで最高なんですよね!
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これ、放送開始から15年、物語は1話目から今回の劇場版までで18年にわたる華麗なる一族の壮大なる人間ドラマなんですけどね。
観たことない方も多いかもしれないんですが、映画ヲタクのみなさんは、たぶん好きだと思いますよ(?)
なんていうかな、『ゴージャスできらびやかな「北の国から」』とでも言いますか、
それとも『イギリスが舞台の大河ドラマ』
あるいは『英国貴族が主人公の朝ドラ』のほうがしっくりくるか?
15年にわたって同じキャストで綴られる、激動の時代のある一族の物語。
雪の中で転げまわってた純と蛍の成長(by北の国から)に一喜一憂してた方(私です)や、
40年たってもまだ伊達政宗の子役のイケメンぶり(by独眼竜政宗)について語れるヤツ(私です)や、
続編に出ない山田孝之(byちゅらさん)にマジ抗議したかった人(これも私です)が、
ハマらないわけないんですよね。
「大奥」とか「ベルサイユのばら」とかみたいなマンガ好きの心もくすぐりつつ(そう私)、
そしてやっぱり英国男子やイギリス映画が好きな映画ヲタク(だから私ね)がハマらないわけもないしね。
その昔、この「ダウントン・アビー」と同じイギリス貴族の大邸宅が舞台の映画「ハワーズ・エンド」「日の名残り」もちゃんと映画館で観ましたよ。
当時は私も若かったので、ちゃんと深く理解できてはいませんでしたが、あの世界観やあの映像美はやっぱり嫌いじゃなかったです。
20世紀初頭のイギリス貴族の暮らしや文化は、あまりにも自分のいるところと違いすぎて面白いんですよね。
というわけで、「ダウントン・アビー」を全く知らなかったという方にもどうにかして観てもらいたいというのがダウントニアン「ダウントン・アビー」ファンの呼称)の私の願いなんですが。
そもそもこのお話は、1912年タイタニック号の沈没事故のニュースがかけめぐるイギリス・ヨークシャーの貴族の大邸宅ダウントン・アビーから始まりました。
そこに暮らす貴族クローリー家の、華麗なる、はたまたドロドロの、そしてドタバタの、家族も使用人もみんなひっくるめた人間ドラマがこの「ダウントン・アビー」
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もう、時代も時代なら舞台も舞台なので、起こる出来事も人間関係もゴージャスというかでかすぎる!
莫大な遺産を誰が相続するかで揉めるにしても、クローリー家は三姉妹のうえに直系の男子が戦死したので、会ったこともないような遠縁の男子が相続することになってしまうとか(当時は父系の男子一人のみに爵位と遺産のすべてを相続させるという法律だったため女子は相続できなかった)、
そのゴージャスな家族のドタバタの下で常にごちゃごちゃと揉めてる何十人もいる使用人たちの人間ドラマもまた、なんていうか直球でシビアな意地悪やら人情もへったくれもないような嫌がらせやらで背筋が寒くなるし、上の階の貴族ファミリーも階下の使用人たちもみんなして騙しあったり足を引っ張り合ったりしてドロッドロなんですけど、なぜか見るのをやめられない!
そしてそこへアイルランド紛争やらスペイン風邪の流行やらの激動の時代背景が濃密に関わってくるもんだから、毎話毎話ハラハラドキドキしちゃって大変でした。
しかも海外ドラマって、シーズン最終話が完結せずに終わるというか、絶賛to be continued...!で終わるというか、全然トラブル真っただ中!みたいなところで「それでは次シーズンでお会いしましょう」みたいにしてくるのでイラッとくるんですよね!?
1シーズンは一応、その都度完結してくれないかな!!!
ちょっと取り乱しましたが、とにかくこのドラマ、お客様をお迎えしての夕食にはタキシードとドレス(長い手袋やティアラも当たり前)だし、使用人と家人は決して食事を共にはしないし、〝狩り”とか〝下僕”とかの単語が普通に出てくるし、ゴージャスなインテリアとかきらびやかな晩餐会のドレスとかレディたちのふだんのファッションまで、あまりにも違う世界すぎて画面を眺めているだけでその世界に没頭しちゃうのが楽しいんです!
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特にこのまだまだ閉鎖的でめんどくさい時代の小さな世界(といってもお城みたいな大邸宅の大人数)のなかでときどきパッと咲くロマンスのエピソードがまた良き!
クロ-リー家の長女メアリーと遠縁マシューのまるで中2病みたいなウジウジソワソワ遠回り系素直じゃない系ラブもかなりのムズキュンだったし、
次女シビルの、絵に描いたような使用人とお嬢様の駆け落ちラブも、
使用人同士のいろんなロマンスにも一喜一憂でした。
ここまでの大きなおうちでなくても、どこの家族にだっていろんな問題や悩みがあるんですもんね、
あまりにも違う世界線とはいえどこかしら共感したり同情したり一緒になって怒ったりしてる自分がいて、そこがまた面白い。
「アンナ、がんばれ!」(強く美しい侍女)とか、
「トーマス、お前いい加減にしろよ!!」(腹黒い下僕)とか、
「メアリー!目を覚ませ!!」(気位が高く意地っ張りの長女)とか、
うっかり声に出して叫んでることもありました。
20世紀初頭の18年間といったら、どこの国だって激動、濃密、ドッタバタでしっちゃかめっちゃかでなんだりかんだりの時代。
変わりゆく時代に揺らぐ階級社会、そして世代交代。
このクローリー家もすったもんだなんだかんだありながらの1930年のお話。
いよいよシリーズ最終章です。
楽しみすぎる!!!
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・・・そう、私もまだ観られていませんが、久しぶりのダウントン・アビーワールドの新作に胸が高鳴りっぱなし!
ドラマシリーズはお屋敷のなか(と広大な敷地)だけのエピソードが多いんですけど、劇場版はこれまでに2作製作されていますがさすがに劇場版はスケールが大きくてふだんよりさらにゴージャスで華やか!
今回の劇場版も、当時のものを忠実に再現して撮影され、劇場、競馬場、お屋敷、ファッション、インテリア、どこを見ても美しくきらびやかで現実みの無い階上の世界と、
モノクロ映画かと思うような抑えた色合いに雑然とした生活感漂う階下の世界の対比が興味深い映像になってます。
時代の大きなうねりとともに世の中がものすごいスピードで変わっていくなか、おなじみのメンバーがそれぞれに人生の岐路を迎え、ダウントンにも決断の時がー。
これほんとに、全然ノーマークだった方にも観てほしいんですよねぇ・・・
もう今は体感することのできない時代の、見ることもできなくなってしまった生活風景や文化風俗を大きなスクリーンで没頭して楽しめるというのが映画の魅力の一つでもあるので、
「ダウントン・アビー」は家族の話でありながらダイナミックでゴージャスな世界観が堪能できるのが非常に映画らしいというか、映画館で観るのに向いている作品だと思うんです。
現在、ドラマシリーズと劇場版第一作はu-nextで配信中(私も最初から見直している)。
どうしても、ドラマシリーズを見てからのほうが今回の最終章「グランドフィナーレ」を存分に楽しめるのは確かなんですけど、その時間もなかなか厳しいと思うので、
もう開き直ってとにかくこの「グランドフィナーレ」を観てから、気に入ったらドラマシリーズを見るってことにしても良いかも!
今の時代はタイパ重視!らしいじゃないですか。
ほんと、時間が足りなくて私も毎日ヒーヒー言いながらサブスク見たり映画観たり病院回ったりスマホゲームやったり(やるんかい)してますもん。
好きなことだけやって暮らせたとしても時間が絶対に足りないのに、嫌なこと(掃除とか洗濯とか料理とか)やめんどくさいこと(雪かきとか地区の仕事とかヨクワカンネー手続きとか仕事とか!)もやらなきゃいけないんだから時間なんてなんぼあっても足りませんよね!
そんななかで映画館で2時間過ごして現実逃避?ストレス解消?趣味堪能?するってなかなか贅沢ですよね。
でもそんな時間も大切にしないとね、と思います。
心が満たされていないと、やらなきゃいけないこともやる気になれませんからね。
・・・やらなきゃいけないことを後回しにして好きなことからやりまくってのちに自分の首を絞めてる私に言われたくないとは思いますが。
ほんのり春っぽい陽射しの瞬間があったり、道路脇の黒くなってきた雪も日に日に解けて道幅が戻ってきたりして、うっすら春の訪れも感じるこのごろ。
寒くて雪も多くて外に出るのが億劫になってた体を無理やり起こして、そろそろ映画シーズンを始めてみては?

中劇では、ジャッキー・チェン主演作も上映が始まっています。
「パンダプラン」
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写真を見てお分かりになると思いますが、久しぶりに〝我らのジャッキー!!”が帰ってきました!!
御年71歳!!
すっかり大御所俳優となってしまい、このところガチの刑事ものとかシリアスな歴史ものとかの出演が多かったジャッキーですが、
もちろんそういう作品もバリバリのアクションがカッコいいんですけど、
我々が心躍るジャッキーはやっぱり、コメディ色全開で、みんな大好きあのジャッキースマイルで生身の超絶アクションを繰り出す映画なんですよね!
昭和感満載の、ギャグだらけの、細かいディテールはちょっといろいろ「ん・・・?」ってところがあっても気にしない!そんなのどうでもいい!
楽しけりゃいいの!観た人が元気になってハッピーな気持ちになれたらそれでいい!
そういう映画のジャッキーが見たいんですよね。
そして今回のこの新作がまさにこれ。
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主人公はジャッキー(本人役)とパンダの赤ちゃん。
ミッションは、パンダを狙う悪党たちから赤ちゃんパンダを守れ!!
シンプル・イズ・ベスト!
なんなら往年のジャッキーファンは、このくらいのシンプルさのほうが期待値が上がりますからね。
そもそも企画の段階からジャッキーが、子どもたちが観ることを前提としたつくりにすることにこだわっていたため、銃はなるべく使わず流血も暴力も控えめ、悪役もほんとのワルじゃなくてちょっと人間みのあるワル、そしてアクションコメディには必須の『見るからに間抜けでファニーな相棒』と、かわいらしいヒロイン。
ザ・往年の香港映画といった感じの、私のような昭和生まれジャッキー育ちにはワクワクとエモさ全開の布陣です。
ジャッキーもさすがに71歳なので、時計台から落っこちたり細い路地を自転車で暴走したりはしませんが、
大勢の敵をバッタバッタとなぎ倒していくアクションシーンはやはり圧巻。
昔から私のような子どもたちを虜にしてきたジャッキーのカンフーアクションは、「人を殺す」のではなく「悪者を倒す」強さと、殺気じゃなくて常に困り顔のユーモアをまとったジャッキーのキャラクターによるものだったんですよね。
「そうそう、これこれ!!」と、懐かしさに終始ニマニマしながら観ていた私です。
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昔のジャッキー映画よりもだいぶ予算が増えているので、でっかい動物園からでっかい物流倉庫、野生動物の保護区域、大型船とロケーションもスケールが大きく、
次から次とトラブル発生でハラハラドキドキなので飽きないし、
それでいてジャッキーのアクションが全編を通じて楽しめるという大満足の作品になってます。
サイのお乳を搾ってパンダの赤ちゃんに飲ませようとしたり、パンダの赤ちゃんを投げたり(!?)、病気の子どもに動物を抱かせたりと(!!)、
「おーい!いろいろ大丈夫かー!?」と言いたくなるシーンも多々あるのですが、それもまた往年の香港映画らしいムチャクチャぶりで大優勝。
そのくらいでないとね!だって映画なんだからさ!!
いちいち細かいこと言ってたら面白さが半減するわ!てか作る意味ないし!!
コンプライアンスもへったくれもないわ!!(問題発言)
こういってはなんですが正直私は、シリアスなクライム系作品とか刑事ものなんかで、仲間が殺されていったり家族が人質に取られたりするようなやつはジャッキーじゃない人でやってもらいたいんですよね。
もちろん観るんですけどね。そういうジャンルが嫌いなわけでもないんですけどね。なんなら好きではあるんですけどね。
ただ、個人的にジャッキーには超人的なすっげーアクションでハチャメチャなコメディをやっていてほしいというか。
クスクスと笑いながら「スッゲー!!マジかよ!?」と目を丸くしながら見ていたいんですよね。あくまでも香港映画をこよなく愛するイチ個人的な意見ですが。
今後どこまでアクションを続けていけるのかわからないとご本人も話していますが、
あの頃のような命をかけたアクションまでいかずとも、それでも凡人にはどうやっても無理な生身のアクションをまだまだ見せていってほしいですね。
そして今回、やっぱりジャッキーの声はあの方でなくちゃ!!
というわけで、ジャッキーの声は「同一声優による同一俳優の吹替映画最多数」でギネス記録も持っている(当然、ジャッキーの吹き替えで)、石丸博也さん。
2023年に声優を引退されたんですが、やっぱりジャッキーの声は石丸さんじゃないとね!ってことで、ジャッキーの日本語吹き替え版のお仕事だけ限定復活して声を入れているとのこと。
もう、まさに「あのジャッキー映画が帰ってきた!」
中劇では、日本語吹き替え版のみの上映です。
あの声で、あのころみたいなジャッキーのアクションコメディを満喫してください♪


そんなわけで、雪かきしてたらいつの間にか2月になっててしかももうそれも解けてきてなんとなく春っぽくなってきてまたすぐ春休みになって「ほんとあっという間ですよねえ!」ってなるんですよね。
だってあっという間なんだもん!!
この調子だと、なんかいろいろバタバタしてるうちに桜も咲きそうですね。
ビュンビュンと音を立てて超高速で時間が過ぎていくような体感ですが、
一応私は今週必ずルミエールさんで「おくびょう鳥が歌うほうへ」「CROSSING」を観るつもり!
フォーラムさんでは今月中に「教場」を観るよ!!
・・・なんでいちいちここで書くのかって?
それはね、言ってしまったからには観ないと!って自分を追い込むためですよ。
はい、がんばります。


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/