2021年5月28日金曜日

中劇渾身の〝イケおじ”特集!!

こんにちは。
やっと過ごしやすい季節になったと思ったら雨続き。
週末ごとに天気が崩れて残念ですね。
そろそろ梅雨入り?
盛岡なんかはいつも7月末までだらだらと雨が続き、
”梅雨明け宣言も無いままにいつの間にかお盆”
なんてことも多く、
梅雨入りしたらもう夏も終わりかのような気さえしてくるのでせつないのです。
去年のように、ぬるっと梅雨明け、さんさもないまま秋になっていってしまうのは寂しい!
今年は、さんさ踊りじたいは開催の予定だそうで、
いろいろと大変な時期ではありますが、
いつもさんさの太鼓の音で夏を実感していた盛岡っ子の私、
そして中劇は、久しぶりにあの太鼓の音が聞けるのが楽しみです♪

さてさて、たいして盛り上がりもしないまま過ぎていったゴールデンウィークでしたが、
映画館ではそれとは関係なくゴールデンウィークと夏休みの間の狭間の〝大人ウィーク”とでも言いましょうか、
あるいは〝良作月間”〝ここぞとばかりにたまりにたまったミニシアター系作品を上映しちゃえフェスティバル”でもいいかもね!
という感じの期間(毎年あります。春と秋にね。)に入りました。
どこの劇場でも「これでもか!」「ほら、こっちもあるで!」
「こんなんも好きでしょ?ね?ね?」と言わんばかりにあちこちからいろんなイイ具合の作品をかき集めて映画好きを困らせる期間。
常連さんからは「この映画観た後で別の映画館の〇△□間に合うかしら?」なんて相談されたりもして(´ー`)
わかる、わかるよー!
映画のスケジュール組みは、鉄道の時刻表で妄想旅行するのと同じくらい燃えるよねー!
私は昔、休日丸一日かけてヨーロッパの鉄道の時刻表で妄想ヨーロッパ一周旅行して大満足したことがあります。
チケットはユーロパスという乗り放題の切符を使う設定、
そして各地で「地球の歩き方」に載ってるホテルに泊まる設定、
しかもすべてかかるお金も計算して合計額を出すという徹底ぶり。
・・・・・・え、引きました?
なんでですか!最高じゃないですか!
めちゃくちゃ楽しいですよ!
もうすっかり旅行した気分でしたからね( `ー´)ノ
今となっては、金銭的にも状況的にもそしてコロナの影響もあり、
気軽に海外旅行に行けない状態なので、
妄想旅行おすすめです♪
・・・・・・で、なんでこの話になったんでしたっけ(*_*;)?
あ、ヲタクの話ね!!
そうそう、だから、細かくスケジュール組んで、観たい映画をすべて予定通り観られたときの快感と言ったらないですよね!って話ね♪(そうでした?)
そんなこんなで各劇場、イイ感じの作品揃えて大人の皆さまのお越しをお待ちしております!
中劇では、またしても「別に意図したわけではないけれど気が付いたら特集になってた」パターンですが、気がついたら渋くてカッコいい〝イケおじ”が揃ってました!!
いくつになってもイイ男はイイ男!
中劇渾身の(?)『イケおじ特集』!!!
え、中劇っぽい?
そうなんですよ。
企画も、色みも、響きも、なんだか中劇っぽいでしょう?
でもでも、〝イケおじ”は数年前から空前の大ブーム!
どれどれ、若い子たちから見た〝イケおじ”とはだいたいどのへんのことかしら?
というと、
え、竹野内豊西島秀俊に、キムタク!?
・・・・・・同年代(;゚Д゚)!!
そうか、そうなのか、へぇ~・・・
なら私はもう〝奇跡のイケおば”を目指さないといけないってわけね?
敬愛するKYON2先生、永作姐さん、石田ゆり子様なんかのモンスターたちを参考にね。
なるほどなるほど。(絶望的。)
まあそんなわけで大流行中の〝イケおじ”をあちこちから集めてみました。
常に死と隣り合わせのハードアクション系筋肉イケおじ、
60歳越えても色気ダダ漏れの映画馬鹿イケおじ、
私の大好物・ゴリゴリの英国男子イケおじ、
若い頃は悪の権化のような役ばかりだったけど最近はコメディでいい味出してる名優イケおじ、
なんなら若い頃よりセクシー度が増し増しのロックの殿堂イケおじ、
昔はちょっとヤバく見えてたけど今はなぜかとびきりクールな音楽馬鹿イケおじ。
と、とにかくいろんなタイプのイケおじが大集合。
「誰が好き?」「えー、私はねえ・・・( *´艸`)」と、
いくつになっても恋バナが大好物の、脳内が永遠の中2な私だけでなく、
世の女性たちは今、シブくて落ち着いた、それでも色気があふれ出ちゃってるオトナの男性を求めてるのですかね?
それでは一緒にイケおじ巡りの旅に出かけましょう♪
「プロジェクトV」
          
           (C) 2020 SHANGHAI LIX ENTERTAINMENT CO.LTD ALLRIGHTS RESRVED
言うまでもない、香港アクションのカリスマ、先駆者、そして神。
ジャッキー・チェン最新作登場!
「プロジェクト~」と言われてジャッキーが出るとなるとやっぱりどうしても気になってしまう年代の皆様にはぜひ観ていただきたい一本。
現在67歳!もういつアクションから引退してもおかしくない。ていうかまだやってるほうが驚き。
今回も、世界中を股にかけてドンガラガッシャンドッカンバッキンバッタバタと暴れまくっています。
これが最後かな、と思いつつもうすでに何年もアクションを続けていますが、
やはり毎回思ってしまう。
あと何本新作が観られるのかな。。。
あれが最後だったなら映画館で観ておくんだった!!!
とならないように、毎回ちゃんと映画館で観ましょうね。
公式サイトhttps://projectv.jp/


「マディソン郡の橋」

出た。
巨匠クリント・イーストウッド。この映画のとき↑で65歳。
・・・・・うん、有りだね(´ー`)→何が?
ちなみにこのときのメリル・ストリープで46歳。
・・・・・うん、勇気出るね♪→だから何が?
これを観た当時、サッパリ共感できなかった私。
そりゃそうだ、ハタチそこそこの小娘に、このピュアかつ超ーーオトナの不倫の恋が理解できるわけがないですよね。
でも今ならわかる。
うちの母が共感しまくって原作も読みたいと言った意味も分かるはず。
超ーーーーーわかる。
なんならわかりすぎて号泣かもしれない。
あーあ、明日あたりクリント・イーストウッドが迎えに来ないかなーーー(*´з`)!!!(全然わかってない。)

「グリーンランド」
(C) 2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ジェラルド・バトラー!!!
なんか久しぶり!!!
初めてお見かけしたのは「オペラ座の怪人」
え、マジかっこいいんですけど誰( ゚Д゚)???
からの「300」
えーーーー!ここからの筋肉はズルいーーーーー(≧▽≦)!!!(→は?)
私、ボディビルとかのナルシスト系筋肉は苦手なんですけど、
「300」のこの方とか、
「グラディエーター」(来年3月に午前十時の映画祭で上映!)のラッセル・クロウとかの原始ワイルド系筋肉(?)には萌えちゃうほうで。(聞いてない)
現在51歳。相変わらずカッコいい~!!!
全然有り!!ていうかジェネレーションギャップ無しの年の差!
誘われたらソッコー行くね( `ー´)ノ(コラコラ)
今回は家族を守ろうと必死で走り回ります。
まだまだアクション作品バリバリにこなしていく感じですね。
ますますセクシーに歳を重ねそうな英国系イケおじ、これから楽しみ♪
公式サイトhttps://greenland-movie.jp/

「グランパ・ウォーズ
おじいちゃんと僕の宣戦布告」
(C) 2020 Marro WWG LLC. All rights reserved.
え、中劇でロバート・デ・ニーロ
午前十時の映画祭ではよくお会いするんですけど(今シーズンは11月に「グッド・フェローズ」が待機中!)、
新作ではなかなかないので新鮮!
イケおじはイケおじですが、今回はいよいよ〝おじいちゃん”だそうで(^_^;)
同居することになった孫と、部屋の取り合いで大バトルを繰り広げます。
これにはなんと「ディア・ハンター」以来の共演となるクリストファー・ウォーケンも出演しています!
こちらもすっかり〝イケおじい”となっていますが、
「ディア・ハンター」とは真逆のコメディでの二人、面白そうですね!
公式サイトhttps://grandpa-wars.jp/

「ボン・ジョヴィ フロム・アンコール・ナイツ」
これ、やばくないですか??
めっちゃカッコいい(≧▽≦)!!!
私、25年以上前にボン・ジョヴィが役者として映画に出始めたころの作品をいくつか観ているのですが、その頃より今のほうがずっとセクシーでカッコいい!!
「妻の恋人、夫の愛人」は彼がカッコいいだけで役も薄っぺらいし話も微妙なので観なくてOK。
もし観るなら「ムーンライト&ヴァレンチノ」ですね!
ウーピー・ゴールドバーググウィネス・パルトロウなど私の好きな女優さんが出ているだけでもうれしいのに、
お話や会話や全体を包む空気感や映像、どれもとても心地よくて好きだなあと思った映画でした。
映画の中のボン・ジョヴィは、まるで金妻(昔のドラマ「金曜日の妻たちへ」)の世良公則のように色気ムンムンでヤバい!って感じだったのです(例えが古い!)が、若さとギラギラ感が前に出すぎててちょっとなーっていう。胃もたれするというか?
まあ、そして今回ですよ。
この映画の宣材写真のカッコ良さといったら!
私は今のほうが好きだなあ。。。
この落ち着きと渋さが醸し出す色気は、若い頃のとはまた違うセクシーさですよね!
今回はボン・ジョヴィの最新コンサートの模様を映画館だけで独占公開するもの。
コロナでツアーもできず、ファンが集まることもできないなか、
世界中のファンに最新のパフォーマンスが届けられるのは嬉しいですね!
誰もが知るヒット曲満載でお贈りします♪
公式サイトhttps://www.culture-ville.jp/bonjovi

「アメリカンユートピア」
(C) 2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
続いて音楽好きにはたまらないこちら。
トーキングヘッズのフロントマン、デイヴィッド・バーンと11人の仲間たちが、スリルと遊び心と魅惑に溢れるユートピアへといざないます。
トーキングヘッズ、全く通ってこなかった私ですが、
じつはこれも20年以上前にリバイバル上映してた映画「ストップ・メイキング・センス」「羊たちの沈黙」ジョナサン・デミが監督した、トーキングヘッズのライブ映画)を映画館で観てるんですよねえ(;'∀')
そのときの私もまだまだ小娘。
その映画のすごさも、ステージ作りの妙も、
そしてトーキングヘッズの良さも全くわからなかった(;´Д`)
ブカブカのスーツを着たおかしな人が、揺れたり震えたり急にジャンプしたりしながら不思議な歌い方で無表情で歌ってる、くらいの印象。
それから実に30年以上たって発表した今回の作品は、観客と一体となって楽しむパフォーマンスで観客満足度98%を叩き出した作品。
この方も、今のほうがダンッゼンカッコいいですね(゚д゚)!!
そしてこちらの監督は、「ブラック・クランズマン」でオスカーを受賞したスパイク・リー
!!
このコラボはすごい!
画面に没頭して楽しみたい作品です。

そして前回、どっぷりと個人的感想に特化して書かせていただきましたこれ。
「ジェントルメン」
(C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
絶賛上映中!
もっと、若い人たちにも観てほしいなあ!
ガイ・リッチーとかマシュー・マコノヒーとか全然知らないって人も見てほしい。
「よくわかんないけどなんか面白かった」ってなるはず。
イケおじ満載で贈る2時間弱。
めっちゃ面白くて大満足、しかもイケおじだらけで目も満足♪
絶対後悔させません( `ー´)ノ
いや、とはいえ先日、招待券をもらったからと言ってこの映画を観に来たオーバー80のご婦人方は、「・・・・・・全然意味がわからなかった」と言い放っていかれましたけど(^_^;)
でしょうね!
そりゃあそうでしょう!
ガイ・リッチーイギリス映画イケおじも(彼女たちからすれば息子や孫?)興味ないシニアのご婦人方にはちょっと厳しいハードルだったでしょうね。
でも、予告を観て面白そう!と思った方や、
これは観ないといけない気がするー!と直感した方なら大丈夫、楽しめます。
私はあと2回は観たい。
私の中では、3回劇場で観た映画は「マイ・ベスト・ムービー」リスト入り。
みなさんも、ちょっと気になったら絶対スクリーンで観ておいてください!


というわけで、結局また長くなってしまいましたが、
ほかにも夏までいろいろと面白い作品を揃えてお待ちしています。
コロナに振り回されっぱなしの映画業界。
今年も公開が延期&待機中の作品がまだまだあって、
結局この夏休みに何がくるのか劇場側でも予想もできない状態。
延期になってしまったしんちゃんドラえもんが来るのだろうか?
それとももう少し延びるのだろうか?
それによって、作品のオファーや上映本数などぼちぼち決めていきたいところなんですが、
全く見えないまま。
今のところ、「竜とそばかすの姫」の公開だけ決定していますが、
そこにプラスして大きめの子供映画が来ないのであれば何かいれておきたいのだけれど・・・・入れてしまってからやっぱりドラえもん来まーすなんてことになったら、
「終わった・・・・・・(+_+)」
かといって何も入ってこなければ劇場の運営がまた厳しいことに。
で、頭を抱えるという繰り返しです。
それでもなるべく映画好きのみなさんを退屈させないように、
ちょっと映画館行ってみようかなと思ってもらえるように、
なんとかがんばりますので応援よろしくお願いします!!
閉塞感やストレスからなかなか抜け出せない毎日ですが、
ちょっとずつ気晴らししながらのんびり過ごしていきましょうね!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/



2021年5月14日金曜日

映画好き必見『ジェントルメン』

こんにちは。
徐々に日差しはあたたかく、風も心地よく良い季節になりましたね!
すぐにじめっとした梅雨の時期に入るので、
この気持ちのいい束の間の快適な時間をどうにか満喫しておきたいものです。
たかが一本映画を観るだけのつもりでも、
朝起きて雨が降っていると「・・・・・やーめた!!家から一歩も出ない!!」
ってなりがちな私。
みんなそうでしょ?
晴れてたら、映画観て、ごはん食べて、本屋行ったら100均寄ってスーパー寄って帰ろうかな~♪
って、考えるだけでも楽しいですよね(*‘∀‘)/
毎日ニュースは暗い話題ばかりですが、
映画館なんてマスクして、食べるも喋るもしないでみんな前を向いてスクリーンを見てるだけなんだから、
映画くらい観たっていいじゃないですか!
終わりの見えない状況ですが、
だからこそ無理をしすぎないようにうまく心も体も折り合いをつけながらウィルスに対抗していきたいものですね。

そんな嫌~な空気を蹴散らして、気分をスカッと晴れやかにしてくれたのが先週公開になった「ジェントルメン」
(C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
いや~・・・・・・とにかく気持ちいい!!
オープニングからクールすぎてゾクゾク、
ガイ・リッチーの初期の作品に戻ったようなロンドンアンダーグラウンドの雰囲気にワクワク、
「え、この人こんなかっこよかったっけ!?」って思わず凝視しちゃったくらい、大人の色気がダダ漏れのマシュー・マコノヒー
いかにもいやらしそうな下品な感じが昔の美青年時代とのギャップの高低差で耳がキーンとなりそうだったヒュー・グラント
見るからに超高級品と思われる上質なスーツを身に着けて上流階級の紳士に見せているけど
実はめちゃくちゃ怖いだろうなっていうオーラがハンパないチャーリー・ハナム
トラブルに巻き込まれて困り顔だけど、生意気な若造を一瞬で黙らせたうえに裏の仕事もきっちりこなす、かわいらしいチェックのトラックスーツを着たコリン・ファレルetc...
みーーーんなまとめて
『超ーーーーーかっこいいーーーーー(≧▽≦)!!!!』
久しぶりに最初から最後までドキドキワクワク、
楽しすぎてマスクの下の顔がニヤケっぱなし、
こちらの予想の斜め上をいくストーリー展開、
しょうもないけどきっとあとで見直せば絶対に「なるほど!」ってなるはずのせりふたち、
音楽やファッションや小道具、そして路地裏の風景までぬかりなくおしゃれな映像。
それらすべてが20年以上前のガイ・リッチー監督作品「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」1998年)を観たときと同じ感覚で、まるでそのころの自分に戻ったような気にさえなってそれもまた嬉しかった私です。
これを書いてる今、BGMはもちろん大好きなお気に入りのこのCD。

気分が上がります~♪
ガイ・リッチー監督は、それこそ「ロック、ストック~」の大成功によって大ブレイク。
その後は「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」「アラジン」と名実ともにメジャー系でヒット作を作れる実力派監督となったわけですが、
そのあたりのメジャー系ヒット作ももちろん嫌いじゃないんですけど、
やっぱり映画マニアから見たガイ・リッチーといったら「ロック、ストック~」なわけで、
「ロック、ストック~」にはロンドンストリートの空気感とかリアルな疾走感とか、
人をばかにしたような緩さとソツの無い完璧なストーリーが絶妙なバランスで並走しているような心地よさとか、
そういうアンダーグラウンド感というかマニアックな楽しさというかこじんまりした内輪感というか、
なんといえばいいのか難しいのですがとにかくどちらかといえばメジャー系とは正反対のところにある非常―にセンスのいいマイノリティさがゆえのかっこよさがあったわけで。
そこに、カラッと明るいおしゃれさのあるアメリカ映画とは全く違ったイギリス映画の良さみたいなものがあるわけで。
決して気候のせいではないけれどちょっと影のあるというか一筋縄ではいかないめんどくささのあるおしゃれさが特徴のイギリス映画がとにかく面白いというのはやはり、
このガイ・リッチーももちろんのこと「トレインスポッティング」1996年)のダニー・ボイルとか「ウェルカム・トゥ・サラエボ」1997年)のマイケル・ウィンターボトムとかの面白いクリエイターたちが続々出てきた1990年代半ばあたりからだと思うのですが、
どの人もやはりメジャー系のお金のかかり方や作り方がほんのちょっとでも見えるとどうも良さが消えるとまでは言いませんが曇るというかじゃっかん濁るというか、そんな気がするんですよね。
当然これは私の個人的な意見ですが。
偉そうに語っちゃって申し訳ないですけどイギリス映画が好きすぎるための饒舌と思って許してください。
で、何が言いたいかっていうと、つまり、作ってるご本人たちにしてみれば当然、
製作費なんてなんぼあっても困らない、ていうかなんぼでも欲しいであろうということは理解したうえで言わせてもらいますが、
東の果ての小さな島国の単なる映画マニアからすると、
ガイ・リッチーダニー・ボイルマイケル・ウィンターボトムもみんな、
「イギリスの映画監督たちはお金があまりかかってない(あるいはただべらぼうにお金をかけてるようには見えない)作品のほうが面白い!!!」
と思うのです。
これは別に、「ブレイクする前のほうが好きだったー」とか言って知識をひけらかそうとかしてるわけでもないし、
「有名になったら面白くなくなったよねー」なんて言って新規のファンに対してマウントを取ろうとしてるわけでもないんですけど、
私のなかではこの監督たちの作品て、どの方のものも初めて観たときは正直一人も知ってる役者が出てなくて、
誰が出ててどんな内容なのかも全くわからない状態で、
雑誌だったり予告だったりチラシだったりを見てなんとなく面白そうだなと思って観て、
それなのにどれもものすごい衝撃を受けて劇場を後にしたという記憶の残る監督たちなので、
有名俳優が出てなくたって、
メジャー系の配給会社じゃなくたって、
全然お金がかかってなくたって、
面白いもんは面白いしそういう規格外にすんごいものたちはどうやったってとにかく世に出てくるものなんだなと心から思ったのが、
このころ出てきた新しい才能たちに対する実感だったのでした。
もしかしたら、そのころ私自身がたまたま、ものすごく映画を観れていた時期で、
もちろんフィルムチェックといっていわゆる映画のフィルムをつなぐ作業(当時、映画のフィルムは一本の作品がいくつかに分かれて届き、それが届いたら劇場側で一本につなぐ作業をして上映しており、その作業にミスがないかとか音量やフィルムの状態の確認のために本上映の前に必ず一度回して最後まで観てみるという仕事があり、それはつないだ人が責任を持って観て確認するというのが一応のきまりでした)からの流れで仕事の一貫として観ていたせいもあるのですが、
その時期(1990年代半ば)というのは若い面白い才能が世界中で芽を出してきたころだと思っていて、
私自身もちょうど社会人としていろんなことに意識が向くようになった時期というのもあってそういった作品や映像作家などにすごく影響を受けたり刺激されたりしたのだと思います。
この時期のイギリス映画は特にこういった若い映像作家たちが続出してムーブメントのようになった時期ではあるのですが、
個人的な好みで挙げますが、大好きな香港映画ウォン・カーウァイ「恋する惑星」1994年作品、
日本でも「Love Letter」1995年)の岩井俊二「幻の光」1995年)の是枝裕和
アメリカでも「ロミオ+ジュリエット」1996年作品/午前十時の映画祭で6月11日~上映)のバズ・ラーマン「ユージュアル・サスペクツ」1995年作品/午前十時の映画祭で10月11日~上映)のブライアン・シンガー「ファーゴ」1996年作品/午前十時の映画祭で2022年2月18日~上映)のコーエン兄弟「セブン」1995年作品)のデヴィッド・フィンチャーなどなど、今思いつくだけでこんなにスゴイ人たちが出てきた時期でもあって、
やはりこのころは世界中で映画業界が大きく動いた時期なんだろうなと思っています。
で・・・・・なんでしたっけ(*_*)?
そうそう、「ジェントルメン」の話でした!!!!
(C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
今回のこの「ジェントルメン」を観て、
そのころの映画の面白さを思い出したり、
毎日観ても追いつかないくらいに観たい映画がたくさん溢れててそれをひたすら追いかけるのがとにかく楽しかった、若かりしころの自分を思い出したり、
そして、有名になってヒットメーカーになって大物俳優を使って思いっきり爆薬やセットなんかにもお金をかけてハリウッドで映画を作るようになったガイ・リッチーが、
やっぱり撮りたいのはロンドンの下町であり、信じられないくらいのビッグマネーが動く大きな世界でありながら表に出てこない裏社会であり、
それなのにひたすら延々とゆるーいお喋りを聞かせつつ、
次から次とクセのあるキャストがでてきてはトラブルをおこしながら、
敵も味方もなく(みんな悪者ではあるけど)いっしょくたになって騙して騙されて最初から最後までジェットコースターに乗ったみたいに振り回されるという独特の空気感にのみこまれたまま、
「えっ!?」となった瞬間にエンドロール。
というような作品をまた作ったことがものすごくエモい!!と思ったし、
度肝を抜かれたオープニングからすっかり完全にガイ・リッチーの手の中で踊らされてる感覚が、
思わず「おかえり、ガイ・リッチー(≧▽≦)!!」(何様?)
と叫びたくなったくらい嬉しかったのです。
(C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
マシュー・マコノヒーのいかにもなアメリカ人ぽい陽のオーラをまといながらもやるときはバチッと決める、イケてるボス感にもシビれたし、
現在、中劇で上映中の午前十時の映画祭「ノッティングヒルの恋人」では十八番であるラブコメで困り顔の優男を演じてるヒュー・グラントがここではマジでゲスい下品な探偵になっててそれでもやっぱりカッコいいのに脱帽だったし(あのヒュー様が60歳!)、
物静かな紳士の顔の裏に骨太な裏社会感をのぞかせながら面倒なトラブルを回収して回るチャーリー・ハナムがイケメンすぎてキュンだったし。(この方は8月に中劇で上映予定の「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」https://kellygangjp.com/にも出てます♪楽しみ!)
コリン・ファレルはちょっとすっとぼけた感じなのに実はめちゃくちゃ強いのとか裏の仕事もスマートにこなしちゃうのとかかっこよすぎたし、彼らが着てる色違いのおしゃれなトラックスーツは本気で欲しくなっちゃってネットで探したし。(「キル・ビル」ユマ・サーマンが着てた黄色のトラックスーツとか、「ロイヤルテネンバウムズ」ベン・スティラーが着てたトラックスーツとか、本気で欲しくて探した人です。。。)
なんかとにかくひたすらカッコよくてワクワクしてニヤニヤしちゃってあっという間にエンディング。
一言、最高です。
もちろん、スカッとして気持ちいいだけでなく、
ブラックなユーモアとシニカルなジョークが思いっきりぶちこまれてるのもさすがガイ・リッチー
映画マニアなら必ず誰かと「あそこさーーー!!!」と語りたくなるような小ネタもあるし、
MIRAMAXといえば浮かぶ人物といえば・・・誰もがドン引きするようなセクハラ問題で世界中にその名を轟かせてしまったあの方?までネタにしちゃうところが潔くて気持ちいい。
そんなこんなで、ロンドンのストリートに帰ってきたガイ・リッチーの本領発揮で、めちゃくちゃかっこいいこの「ジェントルメン」
まだまだ語りたいところはたくさんあるんですがほっとくと私、
最初から最後までぜーーーんぶ語ってしまいそうなので、
これ以上はみなさん劇場で観てからまた語りましょうね!
絶対スクリーンで観てください!!
たぶん、何回も観たくなりますけど(;'∀')
観れば観るほど新しい発見や仕掛けがあるので何度観てもおもしろい!
家のテレビじゃ半減しちゃうので、ぜひ大きなスクリーンでのめりこんで楽しんでください!

久しぶりに大興奮してしまいましたが、
中劇の5月6月は、この「ジェントルメン」を皮切りに、
渋くてカッコいい〝イケおじ(イケてるおじさん)”たちが続々登場するマニアック月間に突入。
ほんとは今回、『「ジェントルメン」&中劇イケおじ特集』!!
でいくつもりだったのですが。
「ジェントルメン」を語りすぎて長くなってしまったので〝イケおじ特集”は次回に回すことに(^_^;)
いろんなタイプのイケおじを用意してますのでお楽しみに!
え、若いほうがいいって??
そりゃあそうです。
私だって若くて美しい男子のほうが好きですよ( `ー´)ノ
でも、「ジェントルメン」を観たら、マジで大人の渋い男性たちの色気がヤバくてキュンでした!
スタッフSさんも「誰がよかった?マコノヒー?私は・・・・ヒュー様なんだよね。。。うん、、、、有りだな。」・・・・・って、何が( ゚Д゚)!?
ていうかSさん、今までのタイプと違うじゃん!!
中村倫也LOVEだったじゃん!!
まさかのイケおじにやられて目がハートになる日が来るとはね!
でも大丈夫!私は普段〇ャニヲタとして若いイケメンにのめりこんでるけど、
今回はマコノヒーもチャーリー・ハナムもかっこよすぎてトキメいちゃったし、
なんなら「スパイゲーム」のときのロバート・レッドフォード(当時65歳!)も全然有りだから!!
Sさん、安心して!(それこそ何が!?)
というわけで、中劇の〝イケおじ特集”も乞うご期待!
気分も落ち込みがちな毎日ですが、
感染予防に気を配りながら、
日々の小さな楽しみくらいは諦めずに健やかに過ごしていきましょうね!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/

2021年4月29日木曜日

ゴールデンウィークの営業についてのご案内♪

こんにちは。
「クレヨンしんちゃん」公開延期によってバタバタだった前回でしたが、
なんとか落ち着きを取り戻した中劇です。
少し前に上映が終了した作品たちを呼び戻して「しんちゃん」の穴を埋めようとはしていますが、新作ではないのでお客さんの入りとしてはなかなか厳しいものがありますが、
まあそれでももともとたくさんのお客さんが観に来てくれていた作品なので、
今回もちょこちょことお客さんが入ってくれるのが嬉しいです。
東京、大阪などの大都市で緊急事態宣言が出され、
映画館が休館しているところもありますが、
地方では映画館の営業に対しては規制は出ていないのでなんとか営業できています。
休館にならずに営業できているだけでありがたいし、
大型連休なのに県をまたいでの移動は控えるようにと言われているので、
せめて映画くらいは楽しみたいですよね。
「午前十時の映画祭」が明日からは待望のオードリー・ヘプバーンだし、
「名探偵コナン」も密にもならず特に混み合いもせずに観られるので、
マスク、消毒、ソーシャルディスタンスを守って映画館へいらしてください♪
ちなみにゴールデンウィークは各種サービスデーと重なっていておトクです(*‘∀‘)
〇5月1日(土)ファーストデー(毎月1日)1200円
〇5月4日(火)中劇デー(毎月4日)1000円
〇5月5日(水)レディースデー(毎週水曜日)1200円
〇5月6日(木)メンズデー(毎週木曜日)1200円
*午前十時の映画祭もこちらのサービス料金が適用になりますのでぜひご利用ください。


☆4月30日(金)~5月13日(木)までの上映時間☆
午前十時の映画祭「ティファニーで朝食を」
© by Paramount Pictures Corporation and Jurow Shepard Productions
4月30日(金)~5月6日(木)
10:35
5月7日(金)~13日(木)
10:00


「名探偵コナン 緋色の弾丸」
(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
4月30日(金)~5月6日(木)
9:20/11:30/13:40/15:50/17:20/19:25/20:20/21:30
5月7日(金)~13日(木)
9:25/12:10/14:15/16:20/18:05/20:10


「鬼滅の刃 無限列車編」
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
4月30日(金)~5月6日(木)
8:20/18:00
5月7日(金)~13日(木)
15:50


「ミッドナイトスワン」
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
12:45*5月6日(木)終了


「ライアー×ライアー」
(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会 (C) 金田一蓮十郎/講談社
15:05*5月6日(木)終了


「ジェントルメン」*5月7日公開
 (C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
5月7日(金)~
11:30/13:40/18:25/20:35


新型コロナ感染症対策
・マスクの着用をお願いしております。お忘れの方は受付でお申し出ください。
・場内での飲食はドリンクのみとさせていただいております。持ち込みは可能ですが、劇場内ではお飲み物だけでお願いします。
・オンラインでのチケット販売は、しばらくの間、当日ぶんのみとさせていただきます。
・座席の間隔は現在は規制しておりませんが、なるべく同グループ以外の方とは席を空けていただくようご案内することがありますのでご了承ください。
・定期的に換気、場内やロビー、トイレなどの消毒を実施しております。
・チャイルドシートは、使用後にアルコールで消毒しております。

現在、特に混み合ったりはしていませんが、
このゴールデンウィーク中の祝日とサービスデーが重なる日は多少お客さんが増えるかもしれないですね。
特に毎回大人気のオードリーは要注意。
「ティファニーで朝食を」は前のシリーズでの上映の時、祝日はほぼ満席になったほどの人気でした。
今回、小さいほうの劇場ということもあり、祝日&サービスデーの日は混み合う可能性がありますので、
それを避けたい場合は祝日&サービスデーじゃない日の鑑賞をご検討いただいたほうがいいかもしれません。
私が「ティファニーで朝食を」を観るなら・・・
祝日でない平日で選びます(´ー`)
ロビーも場内も空いていて、平日がおすすめです♪
平日が無理でお席が心配でしたら、当日の分ならオンラインで買っておくことができるので、観たい日の0:00を過ぎたら買ってしまうのも手ですね。
駐車場は、金田一・MOSS・リリオならサービス券を安く販売していますのでご利用くださいね。(オンラインでチケットを買った方は、観るときにチケット購入画面と駐車券を受付にご提示ください。)
そして幼稚園や学校で配られた割引券を持ってきたお子様にはイイことが♡
コロナで仕事は減り給料も減り、それなのに消費税は上がり、
マスクも買わなきゃだし、エコバッグを忘れると袋は有料と、
地味にお金が厳しい毎日ですが、使えるものは全部使って、
我慢はしすぎずできることだけ節約しながら趣味も娯楽も楽しんでいけるといいですね!
混雑具合が気になるときは中劇公式サイトから、
観たい上映時間のところをクリックして空席チェックをしてみてください♪
上映時間が近いと見られませんが、チケットを買わなくても席選びのところまではいけるので(´ー`)
ちなみに夜8時以降の上映はレイト料金で1100円!
こちらは空いてるし安いしでかなりおすすめ。
明日休みだー!!!!って方はこの時間帯もぜひご検討ください。

さてさてまだ先だと思っていたら、いよいよ来週公開となった「ジェントルメン」
なにげにめちゃくちゃ楽しみにしている私です( *´艸`)
なので。
・・・・・・・・観てからご紹介します( `ー´)ノ!!!!
観もしないで適当になんて書けないよ!!!
これのために「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」を見直そうと思ってるし(当然、DVD持ってます♪)、huluで「シャーロック・ホームズ」も観直そうかなっと思ったり(ヲタ活のためhuluはずっと契約中)、いろいろ目論んで楽しんでおります。
そしてそして、例によって南部興行さんもこれまた面白そうなイイ感じの作品がズラリで楽しみ!
5月、6月と世界各地のいろんな映画を取り揃えて、
政府やら小池ゆりこちゃんやらが「県をまたぐな」「都会へ来るな」と口酸っぱく言っているのをぼんやりと眺めている田舎の私たちに癒しを与えてくれようとしています。
パリ!ニューヨーク!イイネー!!!
なかでもブータンの映画、観たいよー!コロナで荒んだ心をチベットの大自然の風景で洗い流したいよー!
と言いつつなかなか南部さんにも行けてないのでとりあえずちょいちょい宣伝はしておきますね。
いいじゃないですか、映画くらい観に行ったって。
マスクして、みんな前向いて、おしゃべりもせずにスクリーン観てるだけなんだから。
最低限のルールだけは守って、あとはマイペースに楽しくいきましょうね!


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2021年4月22日木曜日

クレヨンしんちゃん公開延期&「ミッドナイトスワン」「ライアー」「鬼滅」やります!のおしらせ

こんにちは。
さっそくですが残念なお知らせです。
全国でのコロナ感染者数の増加により、大阪だけでなく東京も緊急事態宣言が発令されるということで、
ほんとに急なんですが、明日から公開予定だった「クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」が公開延期となりました。
昨日(4月21日)の時点では上映決行とされていたんですけどね(*_*;)
延期決定の連絡は今日!
公開前日での公開延期はまさに前代未聞。
さすがに驚きました。
全国の映画館がプチパニックだったと思います。
でも小規模、経験豊富な昭和世代だらけの中劇、そこからは早い。
いろんなトラブルを乗り越えてきた〝いぶし銀スタッフ”たちが、
粛々と、黙々と自分のやるべきことをこなして、
通常上映を続けながら翌日からの急なスケジュール変更に向けて動き、
そして。
なんと。
明日から「クレヨンしんちゃん」の代わりに上映するものを決め、
わずかな時間で上映時間を決定、あっという間にすべての準備を整えました。
さすが。
と、いうわけで。
がっちり回すはずだった「クレヨンしんちゃん」が飛んでしまい、
さてどうするか、だったんですが。
今日の明日で上映できるものと言えば。
去年のまさに緊急事態宣言のときと同じく、
つい最近、上映を終えた作品たち、新作ではないけど上映可能な作品たち、
に助けてもらうしかありません。
そして中劇では、ちょうどよく、「けっこうお客さんが入ってたのに他の作品との兼ね合いで上映終了した作品たち」=日本アカデミー賞受賞記念で再上映していた『ミッドナイトスワン』、中劇には来たことが無かった若い女子たちがたくさん来てくれていた『ライアー×ライアー』、そして2020年コロナで大きなダメージを受けて瀕死の状態だった映画業界を一筋の光で照らしてくれた救世主『鬼滅の刃』が、上映終了したばかり。
ひと昔前(と言ってもほんの数年前までですが)なら映画はフィルムだったため、上映が終了すればすぐにバラバラにして返してしまっていたので、今日決めて明日から上映というのはほぼ不可能だったのですが、
今はすっかりデジタルの時代。
大きくて作業の手間もかかり、作品じたいを運送でやり取りする必要のあるフィルムと違い、
少し前にすでに上映していてデータが残っており、映画会社からOKが出れば上映できるのがデジタル上映の素晴らしいところですね。
映写機がトラブった時に圧倒的にめんどくさいのもデジタルなんですが(^_^;)
フィルムだったらとりあえず止めて手動で巻き戻せばすぐやり直せるんですけどね。
まあそんなわけで、急遽この3本に助けてもらうことになったので、
「クレヨンしんちゃん」を上映する方向で動いていたためすでに公式サイトや新聞などに掲載されていた上映時間は今日の午後に削除、
新しい作品を含めた上映時間を改めて夕方に掲載させていただきました。
「クレヨンしんちゃん」を楽しみにしていた皆様や、
発表されていた上映時間で観る予定を立ててくれていたみなさまには誠に申し訳なく、
心よりお詫び申し上げます。
「クレヨンしんちゃん」は去年に引き続き公開延期になってしまいましたが、
すでに購入されている前売り券をお持ちの方は、
延期後の公開時に使えますのでそのまま大事にとっておいてくださいね。

取り急ぎ、明日からの上映のご案内です。
「名探偵コナン 緋色の弾丸」
8:30/10:40/12:50/15:00/17:10/19:20/20:35/21:30
(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

『午前十時の映画祭』「ザ・ロック」
10:00
Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios Int.

「ミッドナイトスワン」
12:40
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners

「ライアー×ライアー」
15:15
(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会 (C) 金田一蓮十郎/講談社

「鬼滅の刃 無限列車編」
17:40
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

こうなりました(´ー`)
見逃しちゃってたー!って方や、もう一回観たいー!って方。
暇すぎて何か観たいーー!って方も。
ぜひ。
ナチュラルに超ソーシャルディスタンス中の中劇へいらしてください♪
マスク、アルコール消毒、場内ではドリンクのみで感染予防をお願いします!

そんなこんなでバタバタととにかくお知らせだけですが、
いつものようにしょうもない映画ヲタトークをしてる場合ではないので今日はこのへんで。
来週(4月30日)からは午前十時の映画祭「ティファニーで朝食を」になったりもするので(ヤッター!!!)上映時間はまた変わりますのでご注意ください。
ちょくちょく中劇の公式サイトやツイッターなどでスピーディな情報をチェックしてくださいね♪(一応お伝えしておきますが、このブログはただのヲタブログのようなものなので、スピーディな情報収集には向きません( `ー´)ノ→いばるな)

全国での感染者数も増えてきて、ちょっと嫌な空気に包まれつつありますが、
緊急事態宣言により少しでもおさまってくれればいいなと祈りつつ、
レジャーもイベントも取り上げられてストレスもたまってしまう日々のなか、
せめて映画くらいは観られるといいなと切に願っています。
みなさんも、体調管理に気をつけつつ、
なんとか心も健康にお過ごしくださいね。


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2021年4月1日木曜日

午前十時の映画祭再開!!

こんにちは。
4月1日。
春ですね!!
道路の脇の雪もすっかり融けて、
気が付くと小さな虫が飛び、
生ごみからは匂いが。。。。(-_-;)
これなら寒いほうがよかった・・・!!!
と思うこともありつつも、
上着もなしに外へ出てあたたかい日差しを浴びるとやっぱり嬉しい。
コロナもまだまだ落ち着かない日々が続きますが、
今はそれぞれ自分にできることをちゃんとやって健康に過ごすしかないですね。
息苦しく肌も荒れてしまうマスクを外して、
「飲みに行こうよ!」と堂々と誘えて、
なんの気兼ねもなく旅行に行ける日が戻りますように!

そんななか、もうすでにご存じの方もたくさんいらっしゃるとは思いますが。
「午前十時の映画祭」再開!!!

1年間の休養を経て(?)、完全復活いたします!!
やっぱり、中劇で懐かしの名作を上映してないと寂しいですよねえ(´ー`)
今シリーズは2作ずつサブタイトルを付けて特集上映のように作品をセレクト。
オープニングはショーン・コネリー特集からなのですが、
「ショーン・コネリーに愛を込めて」というサブタイトルで、
『アンタッチャブル』(4月2日~4月29日)
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.
『ザ・ロック』(4月16日~29日)
Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios Int.
え、そこはサブタイトルにかけて『007 ロシアより愛を込めて』じゃないんかいっ!
というツッコミは抑えてください(;'∀')
そりゃあ私も思いましたよ!
でもさ、よく考えたら、私だってもしショーン・コネリー作品2本を上映するときのサブタイトルを考えろと言われたら・・・・
「ショーン・コネリーに愛を込めて」
って言いたいもん(;'∀')
たしかになー・・・・もうちょっと若い頃の、007のころのバッキバキにイケてるショーン・コネリーも見たかったなー。。。
でも「午前十時の映画祭」が再開したことだし、
それはまた今後の楽しみにとっておきましょうかね(´ー`)

そして今回のオードリーは残念ながら
『ティファニーで朝食を』の一本ですが、
「オードリーの魅力を再発見」
ゴールデンウィークに、まるっとがっちり上映です♪
いいですねえ(´ー`)
何度観ても、いいもんはいい!!
エレガントで、チャーミングで、品があって、
それでいて人懐っこいこの感じ。
スレンダーな体型も軽やかな足どりも、
そして、今マネしても全然古くないシンプルななかにも遊び心のあるファッションも、
やっぱり憧れてやみません。
またスクリーンで観られるのは嬉しい!
4月30日~5月13日
© by Paramount Pictures Corporation and Jurow Shepard Productions

さらに『ノッティングヒルの恋人』
©1999 PolyGram Filmed Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
『マディソン郡の橋』
TM & © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
サブタイトル「ロマンチックが止まらない」って、え?C-C-B?
このサブタイトル考えたの、私と同世代でしょ?
ねえ、そうでしょ!?「毎度お騒がせします」見てた世代でしょ!?
まあそんなことはどうでもいいんですが、
この2本は、そんな世代が今観たら全然違うかもしれない!
当時は私も映画としては楽しんだのですが、
20代では本質をちゃんとわかってなかったと思うんですよね。
バツイチ男とスター女優の恋も、
平凡な主婦と通りすがりの渋いイケメンの熟年男女の燃える恋も。
だからちょっと楽しみなんです。
20年以上たって、無事にオバチャン化した私がこの2本を観てどうなのか!?
乞うご期待!!(は?)
とまあ、そんな感じでジャンルなどで括って、
初上映作品22本を含む27本を上映。
楽しみーーーーー(*‘∀‘)!!!
私の大好物ガリッガリに痩せてて少年ぽさの残るレオ様が見られる「ロミ+ジュリ」も!
私は昔からそうなんですけど、筋肉ムキムキって苦手なんですよねえ。。。
ガリガリでシュッとした少年体型の男子が好み・・・( *´艸`)
いや、だからといってヘナヘナのヨレヨレは嫌なんですけど、
スラッとした?まっすぐな?
なんていうのかなー、若さゆえの線の細さと何かを欲してる貪欲なワイルドさの共存?みたいなねーー!!!キャーーーー!!
だからこのロミジュリのレオ様は最高に好みなんですよ!!!!
・・・・・・。
って、誰も聞いてないか(;'∀')
はい、終了。
時代を現代に置きかえたバズ・ラーマン版のクールでおしゃれな
「ロミオ+ジュリエット」は6月です♪
© 1996 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

で、それから映画好きを自称するなら必修科目の「ターミネーター」は、
1&2連続上映!
勘違いしてロサンゼルス市長とかやり始める前の、
〝ザ・ハリウッドスター”時代のシュワちゃんは最高ですね!
「ターミネーター2」エドワード・ファーロングは当時私のリアコ枠(マジ恋)だったのですが、彼はハリウッド子役のお約束であるアル中&ヤク中、プラス交通違反&暴力問題での逮捕、髪の毛問題orおデブ問題をまっすぐ通って今は残念なことになってるのでこの映画の中の彼がピーク。という意味でも必見。え?観るべき?もちろん観るべきですよ!ハリウッドの光と影のわかりやすいお手本です。あんなにカッコよかったのにーーー!!!)
Images courtesy of Park Circus/MGM
©1991 - STUDIOCANAL - Tous Droits Reserves
そして今回の黒澤明『隠し砦の三悪人』
©1958 東宝
『赤ひげ』の2本!
©1965 東宝
『隠し砦~』「スター・ウォーズ」の元ネタであるというのはあまりにも有名ですね。
ルーク、C-3PO、R2-D2、そしてレイア姫。全員登場!
スター・ウォーズ好きを自称するなら必見だし、
観たことない方は絶対にスクリーンで観て!!

他にも、私は衝撃のあまり何度も見直した
『ユージュアル・サスペクツ』
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.

ブラッド・ピットエドワード・ノートンの憑依型イケメン対決(?)を見るだけで目が喜ぶ『ファイト・クラブ』
© 1999 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

役によって変幻自在レニー・ゼルウィガー姐さんの『シカゴ』
となかなか面白いラインナップ。
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.

さらに、どこから見てもミニシアター系なのにまさかのアカデミー賞ノミネートで当時の映画界がザワついた『ファーゴ』
主演のフランシス・マクドーマンドはこの「ファーゴ」と、
2017年の「スリー・ビルボード」でアカデミー主演女優賞を獲得、
「ノマドランド」で今年のアカデミー賞にもノミネートされています。
なにげに大女優!
そういうオファーがくるってことなのか、作品選びが秀逸なのか、
どちらかはわかりませんが、
とにかく目の離せない女優さんであることは確かなので、
ぜひスクリーンで観ておきたい作品ですね。
Images courtesy of Park Circus/MGM

そして今シリーズのラストを飾るのは、
絵に描いたような破天荒俳優ラッセル・クロウのワイルドな魅力全開が気持ちいい
『グラディエーター』
©2000 DREAMWORKS LLC and UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
ガッツガツ人が死ぬので唖然としちゃいますけどね。
戦争ものはとにかく苦手な私。
古代ローマのお話なので、戦い方がもうアナログすぎて逆に怖い!
近現代の戦争ものよりずっと怖い!!
ベトナム戦争系もたいがいですけど、
銃や戦車や爆弾じゃなくて、剣!盾!槍!の肉弾戦なもんだから、
最初のほうは思わず目をつぶったり手で顔を隠したりして(指の隙間から観ますけどね)衝撃をマイルドにしてるんですが、
そのうち麻痺してきて、まっすぐ前を観ながらもぼんやりとスクリーンの向こう側を観るイメージで戦闘シーンを眺めるという技を取得しました(観てるというのか?)。
でも面白かったなあ。。。
なんか、新鮮?アカデミー賞も、こういった古代ものとか珍しいから面白かったんじゃないですかね。
「ザ・アカデミー賞」て感じの、みごたえたっぷりのスペクタクル。
絶対にスクリーンで観たほうがいい一本!
・・・・・って、この調子でやってるといつまでたっても終らないのでとりあえずこのへんにしておきますが、みなさま、こちらで作品チェックをお忘れなく。↓

そんなわけでまたスクリーンで懐かしい名作たちに会える毎日が始まるわけですが、
「午前十時の映画祭」を楽しみにしてくださっていたみなさまにお知らせとお願いが。
この「午前十時の映画祭」を続けてきた10年間で、
映画館を取り巻く環境も状況も大きく変化しました。
さまざまな事情により、この企画を1年間お休みさせていただいたわけですが、
せっかく再開できたこの映画祭をより長く維持するために、
上映開始時間鑑賞料金が変更となります。
これは中劇だけでなく、「午前十時の映画祭」を再開するために企画側と全国の劇場とでディスカッションを重ね、無理なく企画を持続させるための条件を考えぬいた結果だと思います。

上映開始時間は10時からと限定せずに【午前中】とし、
鑑賞料金は中劇では【一般1500円、シニア1200円、学生1000円】とさせていただきます。
その代わり、レディースデーやメンズデー、中劇デーなどのサービスデーの割引は可能になりましたので、ぜひご利用ください♪
レディースデー:水曜日女性1200円
メンズデー:木曜日男性1200円
ファーストデー:毎月1日だれでも1200円
CHUGEKIデー:毎月4日だれでも1000円
夫婦50割引:どちらかが50歳以上のご夫婦二人で2400円

上映時間の変更については、
「〝午前十時スタート”と決まってしまっていると、上映作品が多い時期や回数を回さなくてはいけない作品があったときに上映スケジュールが組みにくい」 
というのもあると思います。
〝午前中のどこかスタート”でいいのであれば、だいぶ上映時間も組みやすくて助かります。
鑑賞料金は、やはり一番難しいところですね。
なるべく安い料金で上映したいのはやまやまなんですが、
古い作品は古い作品で上映するのに権利のことや手続きなどかなり大変なんですね。
劇場側としても、大型のロードショー作品の上映を削って古い作品を上映するにはそれなりの売り上げがないとやる意味が無いですし、
いろいろな事情があって値上げをせざるを得なかったのです。
というわけで、劇場ごとに設定は異なりますが、
上映時間料金を全国的に一斉に変更するという形になりました。
お客様には、上映時間のご確認や値上げによってご迷惑をおかけすることになりますが、
何卒、ご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します!

映画ファンのみなさまからいただいていたたくさんの再開のご要望、
本当にありがとうございました。
映画マニアの私としても、午前中に劇場から懐かしい映画のセリフや音楽が聞こえてくるのは嬉しいこと。
一日中かかっている子ども映画の主題歌を歌えるようになるよりも、
やっぱり名作映画の音を聴いていたいのがオバチャンの本音です。
再開が決定してからも、お電話などで喜びの声が届いています。
これは劇場側としても嬉しい限り!
年間スケジュールのチラシを送料無料でお送りしていますので、
遠方の方はお気軽にご連絡ください!(019-624-2879)
たった今も花巻市のお客様から発送希望のお電話をいただいたところです。
すぐ送りますからねー!!
というわけで、1年間のお休みで中劇から足が遠のいてしまった皆さまも、
「盛岡でこんな企画やってたのね、知らなかったわ!」というご新規さまも、
ぜひお誘いあわせのうえご来場いただければと思います。
きっと素敵な時間を過ごせるはずですよ♪


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2021年3月24日水曜日

「ミッドナイトスワン」おめでとう!!!久しぶりに映画オタク全開の巻。

こんにちは。
陽射しも風もすっかり春らしくなってきましたね!
中劇では、ここ数年、中劇のビジュアル担当と平均年齢を格段に下げることを一手に担ってくれていたTちゃんが大学を卒業して地元に帰ってしまい、
いつものいぶし銀スタッフだけになってのんびり静かにおせんべいを食べる音だけが響く日々に戻ってしまいました。。。
孫が都会に帰ってしまった、田舎のおばあちゃんち状態。
春ですね(?)。
この時期いつもなら子供たちでロビーが賑やかなはずのドラえもんシーズン。
残念ながらドラえもんが延期になってしまったため、
「ライアー×ライアー」を観る若い女の子たちと、
「ナショナルシアターライブ」を観る先輩方という珍しい顔ぶれの中劇ロビーです。
客層が広がって嬉しいです♪

さてさてそんななかつい先日、日本アカデミー賞の発表がありましたね。
おめでとう!!!
「ミッドナイト・スワン」
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
やっぱりね!!!
いや、知ったかぶるわけじゃないんですけどね!
もちろん、中劇で上映した作品が日本アカデミー賞最優秀作品賞を獲ることなんてめったにないから騒いでるわけでもないんですけどね!(ほんとか?)
これはだって、すごかったじゃないですか!
最優秀主演男優賞草彅くんも、
新人俳優賞服部樹咲ちゃんも、
もちろん作品じたいもほんとによかったからみんな納得だと思うし、
しかもお金や忖度や大人の事情の匂いが全くしない、こういった中堅配給会社の作品が、
映画関係者は当然のこと、たくさんの観客が観てそして絶賛したという事実において、
文句なしの受賞だったのだなというのがこちらサイドまでちゃんと明らかであることが、
劇場関係者としては非常に嬉しいことだったのでした。
”快挙”とは、まさにこのこと。
同じように中堅配給会社の作品であった「フラガール」が大ヒット&日本アカデミー賞を受賞したので大騒ぎになったときのことを思い出しました。
あれがもう14年前!
まあ、大きな声じゃ言えないいろんな事情がありますけど、
そんなのはどこの国でもそうだろうということなので置いといて、
この「フラガール」日本アカデミー賞を受賞したあたりから、
日本映画界も少しずつですが変わってきたような気がしますね。
個性的な監督たちが作る新しい日本映画の作品たちが、
いわゆるサブカル的な魅力だけでなく幅広い客層を集めることのできるエンタメ作品としても面白く、
興行的にも文句なしに結果を出せるような空気になってきたのもこのころから。
結果や功績などに完全に左右されてしまい、すぐに数字で〝コケた”だのと騒がれてしまうメジャー系ロードショー作品だけでなく、
俳優側からみても、数字から逃げるわけではないのでしょうが、
最初から作品の質や製作陣への興味、やりがいなどのほうに舵を切って出演作品を選ぶ傾向も強くなりつつありますよね。
メジャー系作品に出るということの意味も価値も重々承知したうえで(先日、ドキュメンタリー番組でV6岡田くん「俳優さんたちがみんなサブカル方面に向かっていくなかでメジャー系の大作に出ていく役割」みたいな話をしていてすごく心に響きました。大きなリスクも背負ったうえであえて大きな看板を掲げる覚悟やその役割を担う意味を考えさせられました。)、
長くいろんなものに縛られ、大きな波の上にいることが重要視されてきた日本映画界もほんのちょっとずつですが何かが変わりつつあり、
日本アカデミー賞の主要部門を受賞する作品もメジャー系だけでなく中堅どころや新進気鋭のとんがったところのものも出てきているのは映画マニアとしても興味深く、そしてワクワクする部分でもあります。
それは日本に限らず、アジア映画として初の快挙となった「パラサイト」第92回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したことや、
メジャー系配給会社ではないA24スタジオ(「ムーンライト」「レディバード」「ミッドサマー」「ミナリ」etc...)の作品たちがアカデミー賞の常連になってきていることからも明らかなようにハリウッドでもそういった傾向があるし、
Netflixの作品がアカデミー賞に続々ノミネートされるようになったことからも、
何が起きてもおかしくない、いろんな常識も知識も実績も飛び越えて世の中が動きつつあるこの状況の中で、
世界の映画業界がまさに大きく変わり始めているような気がします。
・・・・・・で、なんでしたっけ?
そうだ、「ミッドナイトスワン」だ(*‘∀‘)
だからつまり今回のこの快挙は、日本の映画業界としても大きな動きだし、
誰もが唸る素晴らしい作品だったことは当然として、
あとになってから映画通の人たちがああだこうだとうんちくを語るだけのマニアックな受賞ではなく、
元からの草彅くんファンだけでなくいろんな世代のたくさんの人が劇場に足を運んできちんと興行的にもヒットしたうえでのこの規模の作品が日本アカデミー賞を受賞したことがほんとに素晴らしいことだなと改めて感慨深いです。
中劇でもロングラン上映&アンコール上映までした作品。
この作品をどうやって知ったんだろうというシニアの大先輩方から、
「え、SMAP知ってる??」てくらいの若い子たちまでほんとに幅広い層のお客さんがたくさん観に来てくださったことを我々劇場スタッフは実感していたので、
今回の受賞には心から納得です。
ほんとに嬉しい。
ここ数年、私がここでしつこく言ってきた甲斐があったというもの。
「中劇、なかなかやるじゃん!」
そう、今こそみなさんも堂々と言っていいんですよ( `ー´)ノ!
とうとう日本アカデミー賞獲っちゃいました♪
って、まるで自分の手柄のように言ってますけど、
まあうちは上映しただけなんですけどね(´ー`)
DVDの発売も決定したようなので、
中劇で上映したときの私の激重&激長&めんどくさヲタクブログを置いておきますね。
念のため(は?)。
そして今回の日本アカデミー賞のノミネート作品の中には、
ほかにも中劇で上映した作品がいくつか。
最優秀アニメーション作品賞「鬼滅の刃」は、でしょうね!しか出ないですが、
河瀬直美監督の「朝が来た」最優秀監督賞最優秀主演女優賞にノミネートされていたのは嬉しかったですね!
そういえば少し前に、WOWOWの映画特集の番組に河瀬直美監督や白石一彌監督が出演していたのを見たのですが、お二人ともすごく興味深いお話をしていましたよ。
東京オリンピックの公式記録映画の監督でもある河瀬監督が、
コロナの影響で延期になってしまったオリンピックの開催についてや自身の作品「朝が来た」について、
それから「鬼滅の刃」一強となった2020年の日本映画について包み隠さず思いを語っていましたし、
白石一彌監督は、コロナ禍のなかで撮影された「孤狼の血2」について、
それから映画業界や映画館への思い、それでも映画を撮り続けることの意味についてなど、
それぞれ自分の言葉で誠実に語っていて、みごたえがありました。
この番組ではその後もクリストファー・ノーラン監督へのインタビューや、
来月、授賞式が行われる第93回アカデミー賞に6部門でノミネートされた「ノマドランド」クロエ・ジャオ監督へのインタビューなど通好みの企画が続いて映画オタクの心を鷲掴みでした!おすすめです。
しかも今ではなんとWOWOWもスマホで観られるオンデマンドの時代だそうで。
すごいですね!
なんでもスマホ。
大きく変わったのは映画業界ではなく〝時代”ってこと?
まあそれでも私はさすがにスマホで映画は観ませんけどね。
・・・・ドラマだったら観ちゃうけど(*_*)
そんなわけで、今回は全然上映作品の宣伝ができていませんけど大丈夫でしょうか?
・・・・・・。

一応、チラッとおしらせだけはしておきましょうか(;'∀')
「鬼滅の刃」入場者プレゼントの配布が決定しました。
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
え、今!?
沢山の方に映画をご覧いただいた感謝を込めて、
来場御礼入場者特典として、3月27日からは「LINEスタンプ風シール」
4月3日からは「ufotable描き下ろしA6イラストカード2枚セット」をプレゼント。
どちらも先着ですからね!
絶対に欲しいという方はお早めに♪

そして現在、上映中の「ナショナルシアター・ライブ」は残すところあと2本。
英国が誇る名優二人の演技バトル(「X-MEN」対決)が楽しみすぎる
「誰もいない国」
(C)Johan Persson 

私のなかのとにかく鼻がおっきいジェラール・ドパルデュー(この方が主演の映画しか浮かばないのです)のシラノのイメージを英国イケメンで塗り変えたい
「シラノ・ド・ベルジュラック」
(C)Marc Brenner

みなさま、英国演劇の世界、お楽しみいただけてますかね?
あと2本ですよ。
この次はまたいつになるかわからないので、
この期間、午後に時間ができたらぜひ観に来てください!
イギリス好きの私としては毎日仕事中に、
上映中の劇場からキングズイングリッシュが聞こえてくるだけで(全然喋れないけど)、
劇中の休憩時間にロンドンの劇場の休憩時間の空気が感じられるだけで(行ったことないけど)、
幸せな気分になります♪
しかも私はもうイギリス男子が見たすぎて、
ロンドンの香りを感じたすぎて、
ロンドンが舞台しかもモリアティ教授(シャーロック・ホームズのライバル)がモデルのアニメまで熱心に見始めてしまいました。
全員イケメン♪毎回3回はおかわり♪
もう、時間が足りない足りない!
シャーロック・ホームズ関係は無条件で大好きな私ですが、
アニメでもやっぱり英国男子は素敵ですよ(*‘∀‘)→寝る気無し!

さて、待ちに待った緊急事態宣言の解除。
これで、今年こそはゴールデンウィークの定番「名探偵コナン」の新作と「クレヨンしんちゃん」の新作が予定通り公開できる♪
リバウンドで感染者増えなきゃですけどね(^_^;)
しかも、ミニシアター系の洋画はよく上映しているもののロードショー系の洋画とは最近なかなかご縁がなかった中劇ですが、
珍しく久しぶりにスッゴクいい感じの洋画が決定しました!!
5月7日公開のガイ・リッチー監督作品( `ー´)ノ
「ジェントルメン」
 (C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」などですっかりメジャー系監督の風格漂うガイ・リッチーですが、
私がとにかく大好きなのはこの監督の初期の作品「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
映画も3回観たし(伏線の回収や細かい人間描写が絶妙で、何度も観たくなる脚本なんですよね!)、劇中のセリフも入っててめちゃくちゃクールなサントラCDはいまだにしょっちゅう聴いてるヘビロテです。
上映決定が嬉しすぎて、「ほんとにやれるの?」「間違いなんじゃないの?」と何度も確認してしまいました。
すっごくいいやつが決まりかけてて最後ポシャった時のガッカリ感ほどせつないものは無いですからね!(→中劇ではわりとよくある。)
とにかくこれは嬉しいニュースでした(*‘∀‘)♪
3月26日よりムビチケ発売です。


そんなわけで日本アカデミー賞の発表をうけて、
「これこれこれこれ!!うちの劇場で上映したのよー!うちだけで上映したんだけどね!えっへん( `ー´)ノ!」
とやりたいがために(?)寝不足でブログを書いた私です。
ほんとはこの回、午前十時の映画祭で丸々一回語ろうと思ってたんですけどね。
あっさり変更(´ー`)
やっぱり嬉しいものですよ、自分のとこで上映した作品が賞を獲るとかって。
めったにないんだからちょっとくらい自慢させてくださいよ!
来月にはアメリカで第93回アカデミー賞の授賞式がありますね。
こちらも楽しみ♪
中劇で上映予定の作品もノミネートされているのでワクワクしてます!
→上映はだいぶ先ですが(^_^;)
そういった楽しみも待っている春です!
次回は、いよいよ再開する「午前十時の映画祭」について書きますよ(*‘∀‘)
暖かくなってきただけでなく、
なんだか楽しみも一気に増えてきたような気がする嬉しい季節。
まだまだ不自由なことも多い状況ですが、
そのなかでもなるべく楽しみを見つけて、
ゆるーく気持ちを解放させながら過ごしていきたいですね。
遠くには行けないですが、ときどき映画館もうまく使って気晴らししてください♪


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2021年3月1日月曜日

パリ?ロンドン?こんなときだからこそ欧州旅行へ出かけましょう♪

こんにちは。
「少しずつ陽も長くなってきたし、
どことなく春っぽい日差しー(´ー`)」
なんてかわいい女子みたいなセリフを吐いてみたところで(いや、かわいい女子だけど!)、
外に出ればまだまだガリッと冷たい風に、なんなら雪も舞いだして苦笑い。
といういつもの3月を迎えた盛岡です。

もうすぐ春。
遠くにほんのり灯りが見えてきたみたいなこの時期にぴったりな大人の映画、公開です。
「パリの調香師 しあわせの香りを探して
(C) LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINEMA
〝調香師”とは、香りを調合する仕事。
いわゆる香りのプロで、世界に数百人しかいないのにそのほとんどがフランスで修業して働いているそうです。
さすがフランス。
主人公は、ディオールの香水『ジャドール』をはじめとして世界中の数々の有名な香水を作って天才調香師といわれた女性・アンヌ。
数年前に仕事のプレッシャーと忙しさで突如、嗅覚障害になり地位も名誉も失った彼女は、
現在は役所などの地味な仕事だけを受けてひっそりと暮らしていたのですが、
そこにやってきたのはアンヌとは全く別の世界に住む崖っぷち運転手ギヨーム。
気難しい調香師と、不器用で人の良い運転手
価値観も性格も全く違う二人だけど、
ぶつかりながらも、少しずつアンヌの閉じていた心は開かれ、
ギヨームは自分でも知らなかった才能に気付いていくー。
この映画、ほんとよかった!!!
何がいいって、全体を包む空気感ですよ。
静かで、大きな動きは無いのに常にゆったりと何かが流れている感じ。
基本は都会のお話なんだけど、ときどき草っぱらや洞窟なんかも出てきて飽きないし、
主人公アンヌの暮らしぶりやファッションはひたすら洗練されておしゃれでカッコイイ!
それに対して運転手ギヨームの、ついつい吹き出してしまうほど残念な毎日の対比がユーモアたっぷりで楽しいし、
本来なら出会うはずのない二人の噛み合わない会話や、
それでもお互いに新しい自分を発見していく過程が温かくて楽しい。
そして一番のキモは、この作品が安易に恋愛に舵を切らないこと。
私はそのあたりの作り方、テーマの置き方がとにかく好きでした。
プライドの高いきちんとした大人のキャリアウーマンと、
うだつのあがらない、けれどユーモアがあって人の良い運転手。
こんなパターンの登場人物の場合、
たいていはしばらくすると恋愛に発展していくのが定番なんですが、
さすが一筋縄ではいかないので有名なフランス映画。
恋とか愛だけじゃない。
人生って、ほんのちょっとのさじ加減で面白くなったり豊かになったりする。
それが調香師の仕事と重なって、これまたおしゃれ~!!!
だからといって〝友情”とかの暑苦しい感情でもない。
そんなおおげさな話じゃなくたって、
人の暮らしや誰かの人生は、
何かの拍子の小さな出会いやほんのささいな出来事で、
ちょっとだけ何かが変わって、
だけどそれがすごく大きな変化だったりする。
ちっちゃなことで少しだけどこかが動けば、
もしかしたらすっごく楽しくなったりハッピーになったりする。
素敵な出会いは人生を変えるよ、
自分も変えるし、他人も変えるよ。
そんな当たり前のことに気付かせてくれる映画でした。
男とか女とかそんなものはとりあえずそのへんに置いておいて、
シンプルに一緒にいて気持ちのいい〝友人”って必要だよね、と思える。
〝親友”とかじゃなく、そこまで深く付き合ってはいないくらいの〝友人”のほうが核心を突いた意見を言ってきたりする。
そういう関係も悪くないよね。
それになんだか、そのほうが〝大人”〝おしゃれ”な感じがしません?
この感じ、なんだっけ???と思ったら、そうだ。
大好きな映画「ドライビング Miss デイジー」の感じだ!
前にもここで書いたような気がするんですが、
高校生のとき高総体の開会式をサボって(コラ)、
親友が大好きなケビン・コスナーの新作があるってんで「リベンジ」って映画を中劇に観に来て、
そしたら二本立てですって言われて、
じゃあせっかくだから観るか!ってなって観たのが「ドライビングMiss デイジー」
白人の老夫人と、黒人の運転手のお話。
気に入って、次の週末もまた親友と二人で観に来たくらい。
メインのケビン・コスナーのやつがまたイチャイチャ満載のよくわかんないアクション?ドンパチ関係の?疲れる映画で、
ついでに観た「ドライビングMiss デイジー」がめちゃくちゃよかったってオチなんですけど。
そりゃあそうですよね、アカデミー賞獲ったんだから(*'ω'*)
高校生なので、アカデミー賞よりもミーハー優先のお年頃だったのでした(;'∀')
って、そんな話はどうでもいいですね。
「パリの調香師」はとにかくそんな名作を思い出すような、
洗練されたユーモアに包まれた、上質の大人の人間ドラマだなあってことでした。
そして私が気に入ったのはそれだけでなく、
調香師の仕事がペットのトイレや洗剤、シャンプー、ジュースに至るまで多岐にわたるものであることにも興味深かったし、
ギヨームと離婚調停中の妻との身も凍るような温度差に震えたり(!)、
年頃の娘との微妙な空気感がくすぐったかったり、
(C) LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINEMA
そしてさりげなく登場するカジュアルなんだけど絶対に美味しいはずのレストランのお食事とか、
「マダム」と呼ばれてカブせ気味に「独身よ!」とピシャリと返すアンヌの絶妙な間とかも、
なんかとにかく映画の中のすべてが心地よく洗練されていて、
観ていて気持ちがいいのです。
主人公のアンヌを演じたエマニュエル・ドゥヴォスの存在がまた別格。
キャリアを重ねた、凛としためちゃくちゃカッコイイ女性調香師アンヌを演じていますが、
シンプルなのに上質でさりげなくおしゃれな洋服たちを着こなし、
気難しくてプライドが高いだけではなくて、
子どもの頃の思い出を夢中になって語りだすようなかわいらしい一面を持った女性をナチュラルに演じていてとてもチャーミング。
こんな大人の女性になりたいなあと思いながら観ていました。
そしてディオールの撮影協力はもちろんのこと、
エルメスの専属調香師が監修しただけでなく、
アンヌ役のエマニュエルが撮影前にその研究所で自分のフレグランスを作ってみたりと
細部までホンモノにこだわって作られた素敵な作品。
特殊な才能を持つ特別な人が主人公の話ではありますが、
誰の身にも起こりえる〝人生の化学反応”がテーマ。
「人生を豊かにする調合は一つじゃない」というキャッチコピー通り、
出会うはずの無い人と知り合って、
それまで関わりのなかった世界を知ることで自分の世界が広く大きく変わっていく、
そんななにげない、でもとても刺激的でワクワクする出来事に触れて変化を楽しむ二人の姿にものすごく共感してしまう爽やかな映画です。
公式サイトhttps://parfums-movie.com/


さてさてそして、3月5日から公開予定だった「ドラえもん」がコロナのせいでまたもや延期。
去年の今頃と同じで、
「上映する作品、なくなっちゃったじゃん(;゚Д゚)!!」
「ドラえもん」などの大型ロードショー系作品は、
一日中ガンガン回すこと前提でスケジュールに入っているため、
他の作品を事前に予定に入れられないので、
急に公開が延期とかになるとスケジュールが空白になってしまうんですよね(;´Д`)
去年のコロナによる上映延期の空白期間は『ナショナルシアターライブ』『午前十時の映画祭』に助けられたという話をつい先日もしたばかりでしたが。
・・・・・・・・・。
「今年もナショナルシアターライブにお世話になります( `ー´)ノ!!!!!」
いや、そもそもほんとに「春くらいにやりましょう」という話にはなってたんですよ!
「ドラえもん」が落ち着いた春休み開けあたりならいいかも・・・♪
ってことになってたんですけどね。
・・・・・・・・「ドラえもん」飛んじゃって、また空白!
なので、急遽そこに入れさせてもらうことになりました(;'∀')
ありがとうございます!!
いつもすみません!!
ちょっと急で、お知らせがちゃんとできなかったのが残念なんですが。
でもでも今回はすごいですよ!
5作品連続上映!
もうだいぶ長いこと上映させてもらってる「ナショナルシアターライブ」ですが、
今まで中劇で上映していなかったものだけを選びました!
でもお客様からのリクエストも多かったものばかり。
海外旅行はもちろんのこと「気軽に東京に舞台を観に行く」なんてこともしにくい今だからこそ、
「近所の映画館で本場イギリスの舞台を観られる」
というのはとても嬉しいことですね。
こういった作品は、あとでDVD借りて観よう~♪なんてこともできないので、
やはりチャンスがあったら劇場で観てしまわないと、
もう二度と観られないかもしれない!
この機会を逃さず、ちょっと気になったらぜひ観に来てください!
敷居が高いイメージがありますが、思っていたよりもずっと面白くて、
新しい世界が開かれますよ(*‘∀‘)/

3月5日~11日「戦火の馬」
(C)Brinkhoff & Mogenburg
こちらはスティーヴン・スピルバーグ監督が感動し、映画化したことで有名な舞台で、
見事に馬の存在感を表現したパペットの動きを余すことなくとらえたカメラワークは新たな表現手法を発明したとも賞賛され、 
オリヴィエ賞、イヴニング・スタンダード賞、批評家サークル賞を受賞し、
タイムズ紙の<10年間の最優秀劇場公演>に選ばれ、世界で大きな反響を呼びました。
主人公が幼少時から愛し育てた馬が軍馬として徴用されたことから、
数奇な運命をたどることに。
果たして二人は再会できるのか?

3月12日~18日「フォリーズ」
(C)Johan Persson 
1971年にブロードウェイで初演され、トニー賞最優秀楽曲賞に輝いたスティーヴン・ソンドハイム作詞作曲のミュージカルで、
日本でもお馴染みの題材をイギリスの名優たちが演じます。
取り壊しになるレヴュー劇場に集った往年のスターたちの姿を、
現実と回想を交錯させながら描く。
ドミニク・クック演出のもと、イメルダ・スタウントンやジャニー・ディー、トレイシー・ベネット、フィリップ・クワストら豪華ベテラン勢が集結。

3月19日~25日「リア王」
(C)Johan Persson 
シェイクスピアの四大悲劇の一つ。
退位にあたり3人の娘の愛情を試した老王リアだったが、
長女と次女に裏切られ、国を追われてしまう――。
名優イアン・マッケランが圧倒的な演技力と存在感で老王リアが辿る悲しい末路を体現する。
演出を手掛けるのは堤真一主演の『民衆の敵』など日本でも活躍するジョナサン・マンビィ

3月26日~4月1日「誰もいない国」
(C)Johan Persson 
ノーベル文学賞に輝いた劇作家ハロルド・ピンターの1975 年初演作。
過去の背景や現在の関係性、力関係の分からない男たちの会話劇で、 
イギリスの宝 ともいうべき名優イアン・マッケランパトリック・スチュワートが競演。
ある夏の午後、パブで飲んでいた年老いた作家ハーストとスプーナーは酒が進むにつれ会話が誇張され、事実と空想の境が分からなくなっていく。
やがてパワーゲームと化した彼らのやり取りは、
二人の若者の登場でより複雑になっていく――。
え、まって!この二人どっかで・・・!?
って、そう!「X-MEN」じゃん。。。(*´▽`*)!!
プロフェッサーX!そしてマグニートー!!
しかも、これの次は・・・↓

4月2日~8日「シラノ・ド・ベルジュラック」
(C)Marc Brenner
大きな鼻のコンプレックスに悩みつつ、一人の女性を胸中で恋い慕い続けたシラノの物語は、1897年に初演されて以降、世界各地で上演が繰り返され、何度となく映画化・ミュージカル化もされている。
その名作中の名作が、今回、マーティン・クリンプによって現代語訳された上演台本と気鋭の演出家ジェイミー・ロイドによるミニマルなステージングによって、装いも新たに生まれ変わった。
主演は映画「X-MEN」シリーズで知られるジェームズ・マカヴォイ!!
2020年ローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞を受賞!そのほか、主演男優賞(マカヴォイ)・助演女優賞(ミシェール・オースティン)・音響デザイン賞・演出賞にもノミネートされた。
え、もうX-MEN祭り!?最高ですね(*‘∀‘)♪

って、なんかなにげにすごくないですか!?
これは全部観ないと!!
「戦火の馬」は、映画好きの皆様ならスピルバーグの映画版はきっと観てると思いますが、
そもそもはイギリスの児童文学なので、
やっぱりここはひとつイギリスの舞台作品で観ておきたいもの。
「フォリーズ」は華やかなショービジネスの世界のお話なので舞台装置は必見だし、
昔のショーガールたちと現在の彼女たちの姿の対比も、
実はそんなに大きな事件が起こるわけでもないわちゃわちゃ劇だってところも面白いし、
演劇ってほんとに役者の演技にかかっているんだなあと実感する作品。
「リア王」については説明の必要もないくらい演劇の世界では定番中の定番。
なだけに難しいと言われる演目。
でもでも今回はなんと英国演劇界が誇るまさに大俳優イアン・マッケランが演じるリア王。
観ないわけにはいかないでしょう!
これは凄いなあ!
シェイクスピアはよくわかんない、って方も、観ておいたほうがいい舞台ですよ!
そして「誰もいない国」
これもすごい!!イアン・マッケランパトリック・スチュアートの演技対決が観られるなんて贅沢すぎる!
さらに「シラノ・ド・ベルジュラック」はなんとジェームズ・マカヴォイ
ありがとう。大好物の英国男子をぶちこんでくれてほんとにありがとう!(誰に言ってる?)
もうこれは、ジェームズ・マカヴォイを見てください。
なんていうかなあ・・・・・・カッコいい・・・( *´艸`)
ただひたすらに。
え、こんなんで観たくなるかって?
なるでしょ、そりゃあ。イケメンは万国共通の平和のためのツールです♪

というわけで、おすすめばかりの英国本格舞台の特集です。
一般3,000円、学生2500円の特別料金なので、
全部はなかなかねえ・・・(^_^;)ということもありますが、
実際に舞台を観ようとしたら、1本観るんでもかなりの高額。
気軽に映画館で体験できて、しかも絶対に観ておいたほうがいいものばかりなので、
ぜひこの機会に、イギリスの本物の舞台を経験してみてください!
公式サイトhttps://www.ntlive.jp/


首都圏の緊急事態宣言も解除の方向に向かっているようですが、
だったら「ドラえもん」予定通り上映できたじゃーーーーん(;゚Д゚)!!
という心の声は封印して、
我々は粛々と大きな大きな大人の事情に身をゆだねつつ春を待ちます。
→いろいろあるよねー!
そんなこんなで雪が多くて大変だった今年の冬と、
結局1年以上もコロナに振り回されて旅行どころかイベントも飲み会さえも気の向くままに参加することもできなくてきっとストレスを感じているはずの心を、
映画館でちょっとだけ開放して気持ちだけ旅行させてあげてみませんか?
中劇では今、フランス(「パリの調香師」)とイギリス(「赤い靴」「ナショナルシアターライブ」)に行けますよ♪
南部興行さんでも世界各地の映画を上映。
イタリア、ミャンマー(!!)、ポーランド(!?)、デンマーク、イスラエルと面白そうな作品たちが続々上映!
いいですねえ(*‘∀‘)
安心して海外旅行できるまでにはまだちょっとかかりそうなので、
みなさんも、映画館でのんびり外国の風を感じてリフレッシュしませんか?


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/