2022年12月30日金曜日

今年も終わるってほんとですか?年末年始のご案内

こんにちは。
2022年も終わりだそうで。
なんか、もうあっという間すぎてリアクションしにくい。
いろいろありすぎて私、現在、❝無❞です。
とりあえず今言えるのは、今年ももうすぐ終わるけど例によって全くその世の中の年末の空気感についていけてないし、
なんなら年末とかどうでもいいし(正月休みもお盆休みも、何十年も取った記憶の無いサービス業モブキャラ兼、下級ワーカーなので普段通りシフトで動きます)、
ていうかもう今、推しのことでそれどころではないので自分のことで精いっぱい。(→仕事してください)
とりあえず年末年始特番の録画のための空き容量確保しなくちゃ案件もあるし、実家もバタついてるし、そもそも雪かきで死んでます(-_-;)
と、なんだかんだで今年もやってきた北国・盛岡の冬シーズン。
寒いし、滑るし、しんどいですけど、
まずは目の前のことだけ考えてのんびりいきましょう。
灯油も電気も値上がりなんて、ほんと〝いじめ”ですよね!
なんの予定も無いって日には、いつでも快適に暖房が効いている映画館へいらっしゃい。
そして光熱費、節約しちゃってください!
そりゃあ映画館だってしんどいですよ!
でも、暖房つけないわけにはいきませんからね。
嫌でもガンガン暖房つけなきゃいけないところ(映画館)に来て、家の暖房費は節約して、
映画を観てってください♪

さて、今日から「トップガン/マーヴェリック」上映です。
(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
全世界が熱狂し、数々の記録を残した、伝説のアクション超大作「トップガン」
その1986年の公開から36年!!
今もなおアメリカを代表するまさにトップスター俳優としてアクションにヒューマンドラマにと活躍を続けるトム・クルーズが、
絶対に誰にも渡すことのなかったこの「トップガン」続編製作権
私と同世代、そして上はもちろん下の世代でも、
特別なファンでなくともこの映画の続編が作られるのであればきっと誰もが観たいと思ったことでしょう。
30年以上もの長い間、何度も取り沙汰されてきた続編製作の噂。
そのたびに、「えっ!やるの!?」「・・・なんだやんないんじゃん」「ハッ!?今度こそやるの!?」「・・・・やっぱりないのかよ!」なんてやり取りが世界中をかけめぐってきましたよね。
そして、いよいよクランクインしたらしい!ガチで撮ってるらしい!
クランクアップしたってよ!公開日も決まったってよ!
・・・・・・ってなってからがまた長かった・・・・(/_;)
コロナで延期、また延期。
もうーーーーーマジ、いつになったら観れんのよ!?
と全世界がしびれを切らしきったころやっと公開されたこちら。
「トップガン/マーヴェリック」
(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
そりゃあ空前の大ヒットにもなるさ。
しかし前作から36年たってからの続編で、世界中で空前の大ヒットって(;゚Д゚)!!
でもみんな観たかったもんね。
そしてこんだけヒットすると、前作を知らなかった人でも気になるもんね。
そしてそんな人たちが観ても間違いなく面白いもんね。
まさに、❝ザ・ハリウッド❞
私が子供の頃から浴びるように観てきた、あの、めくるめく「ビバ!USA!!」の世界。
ものすっごいお金をかけて、トンデモない脚本で、ド派手に作られた、
ゴージャスで、息つく暇もないジェットコースターな、
それでいて実はシンプルでコッテコテのエンターテインメント。
・・・・・・・・最高です。
これこれこれこれーーーーー( *´艸`)!!!
これなのよ、アメリカ映画はこうでなくっちゃ!!
の、ベーシックでスタンダードなアクションエンタメの形をきちんと踏襲しつつ、
最新の技術と、いろんな意味でトム・クルーズにしかできないいろんな意味でのアクロバティックな手段によって製作された、
❝これがハリウッドだぜ!これがトム・クルーズなんだぜ!!❞
っていう無敵のアクションエンターテインメント。
(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
そう、つまり、誰もがイメージする『お正月映画』にピッタリってこと。
思いっきり『夏休み映画』でもあったんですが、日本だとやっぱり『お正月映画』のほうが、なんとなく家族みんなで映画館に行って「面白かったねー!」って言える感じ。
多感な少女時代を、映画館通りで浴びるように映画を観て育った私にとっては、
ゴージャスでまぶしくてドキドキワクワクでとにかく面白かった黄金期ハリウッドの名作たちはまさにお正月の楽しみでした。
初めての洋画「E.T.」も、大好きな「グーニーズ」も、「ゴーストバスターズ」「グレムリン」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「プリティ・ウーマン」も!!
私の大好きなハリウッド映画は、ぜーーーーんぶお正月映画でした!!!!
冬休み、いつも楽しみだったんですよねぇ・・・(*‘∀‘)
アメリカでは家の中でも靴を履いていることとか、
高校生でも車を運転できることとか、
どうやら卒業式が夏らしいということとか、
いわゆる外国というものを知ったのも、すべて映画からでした。
アメリカってすごい!カッコイイ!!面白い!!!
そうやって映画にハマっていき、立派な映画ヲタクとなった私です。
その後は映画という底無し沼に首までどっぷり浸かってしまい、
映画ヲタクのお約束で、アメリカだけでなくヨーロッパ、アジア、日本と終わりのない映画沼で溺れている人生ですけど、
やっぱり感性が豊かな少女時代がちょうどハリウッド黄金期と重なっていたというのは大きいですよね。
今では目をハートにして唾を飛ばしながら(やめてください)香港映画(イケメン中心)を語ったり、
したり顔で日本映画について語ったり、
意識高い系の人ぶってイギリス映画フランス映画を語ったり、
なんならインド映画とかベトナム映画とかスウェーデンとかユーゴスラビアとかだって観てるし中国のドキュメタリーなんかもチェックしてるんだもんねみたいな、
なった気して映画を語って周囲を困らせるみたいな、
非常~に感じの悪い映画ヲタクになってしまった私ですけど、
それでも根っこの部分は思いっきりハリウッド映画でできていて、
「結局のところ黄金期のハリウッド映画を語らせたときが一番輝いてるじゃん・・・」
ていう普通のヲタクなのでした。
だから、「トップガン/マーヴェリック」で萌えないわけないじゃん!!
観たに決まってるじゃん!!
超ーーーーーーー面白かったに決まってるじゃん!!!
観終わった瞬間、脱力とともに
「なんか・・・・体が痛い・・・私も戦闘機に乗ってたのかな・・・」(乗ってません)
とにかく全身に力が入ってたんですね(*_*;)
連続でジェットコースターに乗ったみたいな、
昨日、球技大会だったっけ?みたいな、そんな感じ。
なんだかヘトヘトになって、でもしばらくするとまたやりたいっていう。
つまり病みつき。
そしてこのタイミングでの、中劇での上映ですよ。
首都圏ではロングラン上映中、ほかの都市でもこの年末、あちこちで再上映です。
え、なんで!?って思います?
配信も始まってます、ブルーレイも発売されました、
で、このタイミングで再上映!?って、思います??
いやいや、みんな観たいんですよ。
だって「トップガン」だよ!!??
家で観る!!??
映画館でやってたら、やっぱ映画館で観たいじゃん!!
戦闘機に乗った気分で、重力感じて、全身に力入れて、
空飛びたいじゃん!!??
ハードな訓練して、死にそうになって、そんで終わったらみんなでビール飲んでさ、
ほんのりロマンスなんかもあったりしてさ(トム先生、、60歳とか信じられません)、
気分はトム・クルーズじゃん!!??
そのロマンスのお相手がまた、私の世代の心をくすぐるんです。
ジェニファー・コネリー
それこそ、大好きだった黄金期ハリウッド映画の「ラビリンス/魔王の迷宮」という映画のヒロインだったんですが、めちゃくちゃかわいかったんですよ!!
映画も大好きで、テレビでやる時は必ず観てました。
ほかの出演者も、30年以上たっているというのに前作にも出ていたヴァル・キルマーも出てるし、前作で亡くなった親友グースの息子が教え子になるという設定があったりして、
前作ファンの心をくすぐりまくります。
キャストもエモいし、笑って泣いて、ハラハラドキドキで、最後はもちろん爽快!!
最高です。
そもそもCGじゃなくてIMAXカメラを機内に搭載して実際に飛行して撮影された超リアルな飛行シーンや戦闘シーン、
そんでクライマックスに向かって加速していく驚きのストーリー、
そして、え!!ていうかまだあるの!?まだ観ていられるの!?
っていう満腹感も満足感もてんこ盛りの2時間ちょっと。
いくら今のテレビが大きいからって、
いくら自宅にこだわりの音響設備があったって、
映画館のド迫力と大音量にはかなわないでしょう!
絶対に絶対に、映画館です。
「映画館で観たほうがいい」ではなくて、
「絶っっっっ対に映画館で観ないといけない」やつです!!!
私も絶対もう一回観るよね~!スカッとするからね~!
こういう、「ザ・正月映画!」「ザ・ハリウッド映画」みたいなのを上映できると、
なんか嬉しいんですよね~!!
私が子供のころ、心躍らせて映画館に観に行ったあのときの気持ちを思い出すというか。
初心に還る、みたいなね。
「正月、何か面白いのやってるかな~、なんでもいいけどただただ面白いのがいいな」
なんて思ったら迷わず「トップガン/マーヴェリック」
(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
前作なんて観てなくていい!
前作は、あとで配信で観てもいい!!
とにかくこれだけは映画館で!!これだけでいい!!
考えるな、感じろ!!!(→映画が違います)
とにかく、全身で観て、感じる映画。
この鬱屈した空気を吹っ飛ばしてやりましょう( `ー´)ノ
公式サイトhttps://topgunmovie.jp/


そしてその❝ザ・ハリウッド❞「トップガン/マーヴェリック」とともにこの年末年始の中劇で『体感』すべき映画は、今、乗りにノッてる韓国映画から。
「奈落のマイホーム」
(C) 2021 SHOWBOX AND THE TOWER PICTURES, INC. ALL RIGHTS RESERVED
これ、すごいですよ。
ほんとに、マジで。
何がって、いろいろです。
まず、このタイトルとメイン画像からすると、とてつもなく恐ろしいガチのシリアス系災害パニック映画だと思うでしょ。
でもこれ、びっくりすることに、全体を包む空気感はコメディなんですよ!
は!?え!?どゆこと!!??
って思いますよね。
もう、始まってすぐからお笑いの基本中の基本❝テンドン❞(お笑い用語で、同じボケを何度も繰り返すこと)で笑かしに来るので驚きます。
え?奈落の・・・・マイホーム?ですよね( ゚Д゚)???
ってなりながら観ていると、どうやら奈落のマイホームで合ってるようだ。。。
と思ったらそこからいきなり滝から突き落とされるように地下500mまで落ちていきます。一気に。
(C) 2021 SHOWBOX AND THE TOWER PICTURES, INC. ALL RIGHTS RESERVED
ええ、それはもう関東近郊のとある夢の国のアトラクションのようにね。
これがまたすごいんだ。
韓国映画の急成長と発展については、韓国映画の上映があるたびに長々と語ってるので今回はやめときましょう。
どうしても気になる場合はこちらへ。
https://moriokachugeki.blogspot.com/2022/03/blog-post.html・・・誰もいないか??)
そして今回のこの「奈落のマイホーム」
最先端の技術とオリジナルの脚本でグイグイ引っ張る圧巻の韓国映画です。
2021年の韓国映画興行収入第2位作品ですからね。(ちなみにこの年の1位は「モガディシュ」でした)
で、すごいのはその「ディザスタームービーなのにコメディタッチ」「ものすごい映像の超リアルなパニックムービー」ってところだけでなく、
普通のサラリーマンががんばって働いてやっと手に入れたマイホームが地下に落っこちていくっていう、誰にでも起こりうる災厄であること。
でっかい隕石が落ちてくるー!とか、あとは特定の場所で起こる災害とか、
そういうちょっと自分にはリアルにはピンとこないようなパニックものではなくて、
観終わって家に帰ったらなんとなく床にビー玉転がしてみようかなとか思っちゃうような、
「うちの建ってる場所って、地盤大丈夫かしら?」なんて気になっちゃって調べたくなっちゃうような、そういう怖さ。
そして出てくる人も、とにかく普通。
もしかしたら有名な俳優さんなのかもしれないけど、ごめんなさい、私は知ってる人が一人もいなくて、普通のおじさんたちにしか見えなかったんですけど、
そんな私が見てもクスクス笑えたくらいなのできっと上手な俳優さんたちなんだろうし、
そしてそんな普通のおじさんたちだからこそのリアリティ。
(C) 2021 SHOWBOX AND THE TOWER PICTURES, INC. ALL RIGHTS RESERVED
だって、イ・ビョンホンソン・ガンホあたりが出てたら絶対に普通のおじさんじゃないじゃん!
絶対ビョンホンが助けるじゃん!!ガンホが泣かせにくるじゃん!!
って、彼らが出てきただけでわかっちゃうじゃん!!
だけどこの映画は、普通のおじさんたちしかいないからハラハラドキドキが倍増するんですよ。
まあね、ちょっとフラグが立ったりはするんですよ。
でもそこはね、「あ、そっちね!!!!」っていう。
でも、「え・・・・・・そんなぁ・・・・(/_;)」もありつつ。
どうなっていくのかわからないのが面白い。
お約束だったり、じゃっかんトンデモが入ったり、
情緒が揺さぶられながらもたどりつくそのラストは、観てのお楽しみ。
こちらも、なんだかんだ言って「ザ・お正月映画!!」って感じのエンタメ作品です。
観終わると、こちらも肩や首がガチガチでヘトヘト。
「あーーーーー面白かった!!!」って言える映画です。
「トップガンはもう2回観たしなー」なんていうツウの方や、「ちょっと気になるけどどうかなー」と思ってる方は、迷わず観て大丈夫。
ド派手な韓国映画で、思いっきり正月気分を味わってください。
公式サイトhttps://gaga.ne.jp/naraku/


さてさて、いよいよ今年も終わります。
年末年始の中劇は、ド派手なエンタメ2本と、
勢いの落ちないロングラン上映中の「すずめの戸締まり」
(C) 2022「すずめの戸締まり」製作委員会

前回ご紹介した「ミセス・ハリス、パリへ行く」*1月5日終了!
(観てない方は観てくださいね!心が晴れやかになりますよ!!)
(C) 2022 FOCUS FEATURES LLC.

そして午前十時の映画祭「空の大怪獣ラドン」
©1956 東宝
でいきますよ。
ラドンも気になるよねーーー!!!
1956年の日本映画ですよ!
CGじゃない、特撮じゃない、ミニチュアですよ!!
これはまたなかなか映画館では観られない貴重な機会です。
スケジュールをやりくりしてなんとか観ておきたいものですね!


中劇は、年末年始も休まず営業。
ですが、大晦日は夜の回がお休み、
元旦は早朝とレイトショーがお休みなのでご注意ください。
そして中劇では、1月3日(予定)まで、ほんの気持ち程度ですが、
来場者の皆様に〝おふるまい“をさせていただいております(*‘∀‘)/
世知辛いご時世ですが、ほんのちょっとハッピーな気持ちになって新しい年を迎えていただけたらと思います。
お正月あんまりゴロゴロしてるのもなー・・・・と思ったらぜひ重い腰を上げて映画を観に来てみてください。
中劇だけでなく、映画館通りではたくさんの素敵な映画を上映中です♪
私は、自担の推しごとでいっぱいいっぱいとはいえ映画も大好きなヲタクなので、
南部興行さんで「スラムダンク」
(めちゃくちゃ良かったーーーー!!!みんな観てーーー!!!!絵も綺麗!!ストーリーも最高!!泣いて、笑って、爽快な青春映画。マンガを読んでなくても、なんの知識もなくても、とりあえず観てください。心が洗われますよ!)、
フォーラムさんでは「ラーゲリより愛を込めて」を観ました。
(泣いた泣いた。途中から泣きっぱなし。でも、哀しいだけじゃない、切ないだけじゃない。事実だけど、こんなことあっちゃいけない黒い歴史のお話だけど、希望がありました。未来がありました。観てよかった!)
いやあ~・・・・映画って、ほんと素晴らしいですね!!(名映画解説者・水野晴郎さんへのオマージュです)
と、そんなこんなで今年最後の投稿となります。
なかなか更新できないことをグダグダと言い訳しつつも、今年もなんとかギリギリペースを保って乗り切りました。
友人からは「マジヤベー奴」と言われるくらいのヲタク発動回のほうが閲覧数が伸びるという、デジタルにもSNSにも乗り遅れがちなオバチャンには理解不能な事態に陥って戸惑ってはいますが、
来年も、無理せず嘘はつかず、くらいのゆるーいルールで更新していければと思っていますので、長い目でお付き合いくださいませ。

それでは来年もスタッフ一同
より一層精進してまいりますので、
引き続きご愛顧のほど
どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。
来年もいろんな映画を楽しんでくださいね!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/