2023年8月24日木曜日

胸熱爽快スポ根人間ドラマ「春に散る」

こんにちは。
暑さ寒さも彼岸まで。
というわけで、盛岡もお盆を過ぎてだいぶ過ごしやすく・・・
過ごしやすく・・・・・????
なりませんね( ゚Д゚)!!!
さすがにそろそろ朝晩くらいは涼しくなってもいい頃ですよね!?
ていうか、少し前まではお盆を過ぎたら盛岡なんかもう一気に秋でしたよね!?
やっぱり地球がおかしくなってます。
温暖化は心配だし、電気代は値上がりするし、節約したいのはやまやまなんですが。
・・・・・・暑い(;゚Д゚)!!なにしろ暑い!!!
子供の頃はエアコンなんかいらなかった(そもそも家になかった)のに、
今は朝起きたらまずつけて(暑いと食欲が出ないんですよね。。。)、
仕事が終わって家に帰ったらすぐつけて(暑いと動けません。。。)、
寝るときも設定温度は高めですけどつけてます(暑くて眠れないよね(/_;))。
冬生まれのせいか、暑さに弱くてごめんなさい。
ペンギンさんや白熊さんの住むところを減らしてるのは私です。
わかっちゃいるけど、エアコン使わずにはいられない。
こうやって温暖化が進むわけなんですね。
勉強になりますね(?)

そんなわけで夏休みも終わり、またいつもの静かな映画館に戻った中劇です。
え?夏休み中も静かだったって?
・・・・・・。
とにかく、夏休みが終わったということは、映画マニアたちの動きが活発になる「大人映画シーズン」がやってきたということ。
いいですね。楽しいですね!
中劇もなんだかんだでオファー殺到のためパンク寸前、すでに口からいろいろはみ出ちゃってる状態で今回の大人映画シーズン走り出してます。
中劇の公式サイトの近日公開コーナーにいくつか載せ始めてはいますが、
そのほかにも「!!!」「いいじゃん!!」「観たかった!!」と個人的に嬉しい作品が何本も待機中。
映画の情報解禁は、ロードショー系の大きな作品はもちろんですが小さめのセカンド作品(全国公開から遅れて上映になるもの)でも厳しいきまりがあるので、中劇では基本的に作品の公式サイトのシアターリスト(上映劇場案内)に名前が載ったら中劇の公式サイトに挙げて宣伝を始めるということにしています。
もうー、決まってるなら早く言ってよね!!という気持ちも、私も映画ヲタクなので超わかりますが、実は我々も、ジリジリしながら待っているんですよね、映画の公式サイトに名前が載る日を。
毎日、映画の公式サイトに見に行って、「・・・まだかー(-_-;)」ってね。
そう、皆さんと同じです。
さすがにおかしいでしょ!!ってほどに遅い場合は電話しますけどね。
「あのー・・・シアターリストにまだ名前が載らないんですが、そろそろ載せていただきたいんですが~いかがなもんでしょう?」ってね。
なので、言いたい!けど言えない!苦しい!!
というこの辛さ、どうかご理解いただき、一緒に公式サイトに名前が載る日を待ちましょう(?)
そんななか、中劇の大人映画シーズンのトップバッターとして上映が始まるのはこちら。
「春に散る」
©2023映画『春に散る』製作委員会
この映画のプロデューサーが、作家・沢木耕太郎が2017年に発表した小説の映画化権を獲得してから6年がかりで完成にこぎつけた、執念の作品。
沢木耕太郎といえば、それはもうやっぱり「深夜特急」ですよね!
バックパッカーのバイブルと呼ばれ、ノンフィクションにおいて独自の世界を築き上げた代表作。
私も若かりし頃にまんまとドハマりして何度も何度も読み返し、
そして「同じように旅をしたい!!!」と思ったのですが。
この小説にインスパイアされて企画されたテレビ番組「電波少年」のなかの『ユーラシア大陸横断ヒッチハイクの旅』(大人気でしたよね!私も好きで、帰国後に全国を回った猿岩石
のトークショーにも行きました。。。)を見てあまりにもハードだったため、
「・・・・・・・・やっぱ無理。」となり、
それでもやっぱり『深夜特急』のような旅への憧れはあきらめきれず、
結局のところ『ヨーロッパ3か国だけ横断列車&バスの旅(しかも1か月限定)』という、コンセプトはうっすら『深夜特急』へのリスペクトを残しつつも、よりマイルドで安全な旅に変更したバージョンで旅をしてきた私でした。
ちゃんと一人でアジアを回ったり、ヨーロッパをがっちりロシアの手前まで横断した友人もいましたが。
そこまでストイックでもない、暑さも虫も混雑も不便も苦手なくせにミーハーな好奇心だけは人一倍という私は、自分のなかでの折衷案を取ったわけなのでした。
ヨーロッパに行く前に、映画「恋する惑星」にハマって突然香港には行ってあったので、
『深夜特急』のスタート地点はクリア済みだったしね(?)
『深夜特急』に触発されたというわりに、目的は『映画のロケ地めぐり』というどこまでもミーハーなものでしたけど。
そりゃそうでしょ、私ですからね!
どんな旅行だって、映画のロケ地めぐり抜きではできませんよ!
私は沢木耕太郎のようなストイックな、「己の冒険心と好奇心の赴くままに旅をする」なんて高尚な旅行なんかしたことありません。
・・・・・で、何の話だっけ??
ごめんなさい、前置きが長くて「深夜特急」の映画なのかと思いました??
違うんです。
そうそう沢木耕太郎
そうなんです、だからこんな私みたいな田舎のミーハーなただの小娘でさえもバックパック一つで海外に行って安宿を泊まり歩きたくなっちゃうくらいに面白い小説を書く作家なんですってことが言いたかっただけなんです。
自伝的作品である『深夜特急』をはじめ数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎はノンフィクションやエッセイが有名な方なんですが、
スポーツを題材としたものも多く、なかでもボクシングに造詣が深いことでも知られており、ボクシングをテーマにした作品もいくつも発表しています。
そんな沢木耕太郎が2017年にノンフィクションではなく小説として発表したのがこの「春に散る」
     ©2023映画『春に散る』製作委員会     
主人公は二人の男。
40年前、日本のボクシングに失望してアメリカに渡った元プロボクサーが日本に帰国するところから始まります。
これが佐藤浩市
めちゃくちゃ渋い!!もうそこにいるだけでボクサー。
そしてこの方が出てるというだけで「絶対面白そう」と思いますよね。
中劇で上映した作品のなかでパッと浮かぶだけでも「20歳のソウル」の名門吹奏楽部を率いる名物顧問や「せかいのおきく」でのちょっとワケありな元武士、
そして今回の「昔プロボクサーだったけど思うところあって帰国しました」の役なんかも、もうなんか出てきた瞬間、佇まいから姿勢から動きからその役のバックグラウンドまで透けて見えるような気がするくらいに完全にその役が入りこんでいるのがすごい。
「この人がやるなら絶対大丈夫」っていう安定感と信頼感、そして存在感。
もう一人の主人公は、不公平な判定にブチ切れてボクシングをやめてしまった若者。
こちらが今をときめく横浜流星
もう・・・なんていうか・・・・ひたすらカッコ良い。
この、過去のボクサーと今のボクサーが出会い、人生が交錯していくたった一年間の物語。
映画の始まりはちょっとユーモアも交じえつつ、人生の夕暮れを迎えた男たちと今を生きる若者の不器用な出会いと交流が描かれてほっこりするんですが、
男たちが本気でボクシングに向き合い始めると途端に、熱くてワクワクするスポ根ドラマになってきます。
でも、ただただ暑苦しいスポ根じゃないのがいい!
目線はずっとフラットで、誰か一人の視点じゃないので熱すぎず。
一人一人を静かに見守り、そこに入り込みそうになるとサッと次の視点に移る、そんな感じ。
だからこそ、ボクシングはもちろん格闘技全般が苦手な私でも、本物の試合に即したボクシングの試合のシーンもリアルすぎて見ているこっちがしんどいくらいに白熱しているのに目を逸らさず観ていられたのかも。
そしてこの、ガチのボクシングシーンがまたすごい。
そもそも空手の有段者、そして今回の役のためにボクシングのC級ライセンスも取得したという本気も本気の横浜流星が、撮影が始まる前にこの映画のボクシング指導の方に「プロから見てカットでごまかしてると思われないようにしたい」と頼み込んだというガチっぷり。
試合のシーンの構成も徹底的にボクシングの本物の試合に沿って作られているし、
撮影の仕方もカメラのせいで芝居を切らないようシネスコサイズで複数のカメラで撮影、そして第11ラウンドだけは完全アドリブという、俳優もスタッフも本気のリアル。
ライバル役の坂東龍汰、そしてディフェンディングチャンピオン役の窪田正孝も、
体作りから食事までプロと変わらない本格的な指導のもと、厳しいトレーニングを乗り越えて撮影された、肉体と魂を燃やし尽くす激しくリアルなボクシングシーンは必見です。
シーンとした会場で、キュッキュッと鳴るステップの音と荒い息遣い、そしてグローブが風を切りパンチが体にめり込む音だけが聞こえる緊迫感は、本当にその場で試合を見ているように手に汗握ったし、
パンチをくらってリングに沈む男たちの姿は熱くせつなく心を揺さぶられました。
かといって、ついつい体に力が入ってしまうボクシングシーンだけではなく。
ボクシングのトレーニングと同時に紡がれていく人間ドラマチームの、
哀川翔片岡鶴太郎の、妙に説得力のある元ボクサー感や、
27年ぶりに実写映画への出演となる山口智子
そして、「今の日本でヒロイン役と言ったらとにかくこの人」の橋本環奈
この布陣が強すぎる。
特に注目してほしいのは橋本環奈
©2023映画『春に散る』製作委員会
この、ほんともうマジでどこから生まれたの?レベルのガチ天使クラスの超絶美少女・橋本環奈が、今回、ほんとに、大分の田舎から出てきたスッピンで飾り気もなく着ている服も小ダサい、しかも父親の介護疲れで表情も薄い素朴な娘を演じてるんです。
すごくないですか?
ちゃんと見るともちろん超絶美少女なんですけどね。地元で一番の超絶美人でミスなんとかあたり取ってそうなくらい美しいんですけどね。
それでもやっぱり今回は、天使オーラは完全に消しちゃってちゃんとダサいのがイイ!!(超絶褒めてます)
まだまだ若いので、少し前まではどうしてもアイドル女優といった空気感が抜けきれなかった環奈ちゃんですが、今回はそこから一つステージを上げ、
ハンパなく綺麗な女優さんにはもしかしたら一番難しいかもしれない〝田舎の普通の女の子”の存在感も演技もモノにしたかも。
このヒロインのエピソードなんかもできればもっとしっかり見たかったですけどねー!
全体的にちょっと駆け足な感じになってしまっていたのは否めない。
でもなにしろ原作は上下巻からなる長編。
それを2時間ちょっとで描き切るというのはまず無理というもの。
じっくり、ゆっくり、一人一人の人間を見つめたうえで、ボクシングを通じて交錯し少しずつ変わっていくいろんな人生を味わいたかったというくらい、キャストも絶妙で描き方もすっごく良かったので、これをきっかけに原作を読んでもらうといいのかもしれません。
お話も、派手なエンターテインメントではなくて、あくまでも現代の日本に暮らす一人一人に寄り添った、誰でもどこかに共感できる人間ドラマになってます。
ボクシングという一見派手なテーマのもとではありますが、
実は出てくる人みんな、全然キラキラしてない。
・・・・イケメンはどうやったってイケメンだけど。
イケメンたくさん出てて、それだけで癒されましたけど。
流星くんも、坂東龍汰くんも、窪田正孝も、鍛え抜かれた上裸で汗だくで命賭けで戦ってるんだもん!
目の保養。ありがたい。最高です。
ほんとみんなカッコイイよねぇ~~~( *´艸`)!!!
不器用で人生に挫折した人(イケメンだけど)とか、
ほんとはいい子なはずなのにプレッシャーで強がってるボクサー(イケメンだけど)とか、
田舎で介護に明け暮れて疲れ果てた娘さん(超絶美人だけど)とか、
バブル期に日本を離れ、病気を抱えて戻ってきたら疲弊した国と光を失った故郷になってて哀しくなっちゃうおじさん(イケオジだけど)とか、
男運が悪くてしょうもない暮らしから抜け出せない母親(坂井真紀、こういう役似合いすぎ)とか。
出てくる人みんなが重くてリアル。
そんな人たちが、夢と一瞬の光を求めてすべてを懸ける胸熱なドラマです。
それでも重くなりすぎず、一歩引いた目線ですべてを冷静に見つめて「今この瞬間を生き切る」人たちの魂の叫びを描きだす、爽快で希望にあふれた作品です。
©2023映画『春に散る』製作委員会
監督は、「64ーロクヨンー」「護られなかった者たちへ」で数々の映画賞を受賞、
「糸」「ラーゲリより愛をこめて」では大ヒットを記録した瀬々敬久
温かくも一歩引いた冷静な目線で、深く力強い感動作を送り出してきた映画職人。
若いころ沢木耕太郎のノンフィクション作品を夢中になって読んだ経緯を持つ監督自身が「これぞ沢木耕太郎というような映画を撮りたいと思った」と語っており、
まさに世代を超え、時代を熱く焦がし続ける者たちの魂の叫びをスクリーンに描きだしています。
観たあとの心には、不思議な解放感と同時にほんのりと切なさが残る、
熱く儚い大人の青春映画。
白熱のボクシングシーン、絶対にスクリーンで観てくださいねー!!


さてさて、暑いなかでも毎日ものすごい数の見なくちゃいけないドラマやバラエティ番組に追いかけられつつ、映画もなんとか観ようと頑張っている私です。
この大人映画シーズン、もちろん中劇の作品は可能な限り観ようと思っているし(思ってはいます。もちろんね。)、
先日、推し活もかねて観た「トランスフォーマー」(当然、日本語吹き替え版。みなさん、「トランスフォーマー」観てください。まだの方や迷ってる方はぜひ。もちろん日本語吹き替え版ね。子供も楽しめる究極のエンターテインメントでした!)がめちゃくちゃ面白かったので、なんならもう一回観たいし、
南部興行さんの近日公開作品が私のヲタク心をくすぐる神ラインナップなのでマジでスケジュール大変なんですけど!!とニヤニヤしているところ。
ああー大変大変!通わなくちゃ!
さあ、夏休み期間は観るものがなくてわりとおとなしめにおうちにこもってた映画マニアのみなさん、出番ですよ!!
選り好みせずにすべての映画館の上映予定をチェックして、思う存分マニアックな映画生活を再開してくださいね!
中劇もまだまだ新作入ってきますからね、お楽しみにー!!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/

2023年8月4日金曜日

観ました。「君たちはどう生きるか」*ネタばれ無し*

こんにちは。
8月ですって。
まったくそんな感じのしない、静かな夏休みを迎えた中劇です。
子供があまり来なくて大人ばかり、
グッズも無くて(パンフすら発売はこれから)ほんとに静か。
もう何十年も夏休みにはポケモンをはじめとしたいろんな東宝系のでっかいアニメ作品を上映してきた中劇なので、
ロビーや売店に響く子供たちの声が無いとどうも「夏」っていう実感が出ないんですよ。
「クレヨンしんちゃん」で子供たちが来てくれるようになると、
やっと夏休み感が出そうです。
というか、マジで夏、感じさせてくださいよ!!
子供たち、頼むからたくさん来てくれよ!!
小学生男子が満面の笑みで「この山盛りポップコーンのために毎回、中劇に来てます!!」と言ってくれたポップコーンも、
子供を4人連れてきたお母さんから「このジュース、ほんと助かります!!」と言ってもらえたプレゼントのミニジュースも、
夏休み用にどっさり準備してしまったんですからね( ゚Д゚)!!
来てくれないと困るのよ!!
みなさん、夏休みの映画はぜひ、
ゆっくり観られてお財布にも優しい中劇へ( `ー´)ノ
・・・・と、周りの方たちに宣伝してくださいね。
10人に宣伝しないとあなたに災いが・・・・じゃないです。
10人に宣伝したらきっとあなたに幸せが訪れることでしょう♪
たとえば・・・私から感謝状が届くとか!?
それとも私の連絡先ゲットにしましょうか!?
「あ、それは大丈夫でーす!」とか言われそうですね。
余談ですけど、あの、今の若い子たちが使う「大丈夫です」は、私の頭の辞書にある「大丈夫です」とは全く反対の意味みたいで毎回、困惑します。
私の「大丈夫」は、「OK」の意味なんですけど、今の若い人たちの「大丈夫」「NG(お断りします)」の意味で使うんですよ!
どういうことなんですか!?いつからそうなったのさ!?何が正解!?
みなさんはどうですか??
・・・・・・また話がそれましたね。
そんなわけで(?)絶賛上映中。
「君たちはどう生きるか」
(C) 2023 Studio Ghibli
いまだに、この画像しか使わせてもらえません。。。徹底してます。
そして観ましたよ。
お客さんたちと一緒に初日に。
でも、観てすぐにブログを書き始めると、いらんことまで語ってしまいそうだったので少しほとぼりが冷めるまで寝かせてみました。
やっと最近、完全シークレット状態だった中身が明かされてきたとはいえ、
なんだかあまりネタバレをする人は多くはないようですね。
パンフもまだなので、詳しいことや製作サイドからの情報もあまり出ていないからでしょうか。
それとも日本人、意外と真面目?
空気を読んで、ネタばれしないようにしている?
とりあえず、友達の中学生男子は観終わってからもあの不思議な鳥の声が菅田将暉だということが信じられず、確認するためにもう一回観ると言っているそうですし(そもそもメガネを忘れたらしい!いや、メガネ!!それはかけてくれよ( ゚Д゚;)!!)、
小学生女子は、ジブリ映画につきものの、あの小さくてかわいい不思議な生き物の集合体(まっ黒クロスケとか、コダマとか、そういうやつ。今回もちゃんと出てます、カワイイの。)がとにかくカワイかったのでもう一回観たいと言っていたし、
私はひたすらいろんな人から「どんな映画なの!?結局、なんの話なの!?」などと聞かれても、隠すつもりは毛頭無いけど、「ほんとにちゃんと面白い!でも、なんの映画とかどんな映画とか、マジで説明が難しくてきっと何を言っても伝わらないからとにかく自分で観てきて!」と言っている状態で、
まあつまり、そんなこんなでリピーターも出るし、よくわかんないけど一応観るか、の人もいるのでヒットしているのかもね。そう、都会は。
・・・・・ってところでしょうか。
って、映画館スタッフのくせにそんな感想で終わらそうとするなんて雑すぎますよね(-_-;)
まあ、まだまだ「これから観るよ!」って方もいると思うので、ネタバレなしで少しだけ。
不思議な体験でした。
映画を観ながら耳をすまして、「この声は・・・・もしやあの人・・・(前にもジブリ作品で声の出演してた)!」とか、
「ハッ(゚д゚)!これ、〇×△□じゃん!!(超有名売れっ子俳優)」とか、
「誰だっけ、この声・・・誰だっけ誰だっけ・・・・わかった!!!」とか、
キャストを推理しながら観るなんて・・・!!
想像以上に楽しかったですよ(*‘∀‘)
今はもうだいぶ声の出演もバレてきましたけど、
キャストも内容も登場人物も、全くなんの情報もなく観る映画って初めてかも。
お話は、壮大な世界観を持ちながらも、本質はとても小さな物語。
でもよく考えてみると、宮崎駿作品ってみんなそうかも。
壮大なスケールで描かれてはいるけれど、
結局のところ、自分や家族なんかのごくごく小さなお話だったりしますよね。
そういった意味ではやはり根本は同じなんだなと思いました。
時代なんかいつでもよくて、場所なんかどこでもよくて、
思春期まっただなかという感じの少年と少女、
お話の鍵を握るおばあちゃん、
とてつもなく大きなお屋敷(お城?)、
ちっちゃくてかわいい生き物の集合体(?)、
水、空、森、
そして自分ではどうしようもない自然や出来事や問題に立ち向かう主人公。
そして「うわぁ、そうきたかーーーー!」のエンディングテーマ。
参りました。
まあ、せっかく徹底的にすべてを隠して上映が始まったこういう作品ですからね、
つべこべ言わずにその波に乗ってしまえばいいじゃない。
あちこちからいろんな情報が入ってきちゃう前に。
そして、よくわかんなくても、
何が言いたかったんだろうと思ったとしても、
それでもやっぱり、また観たくなっちゃうんですよねぇ。。。なぜか。
もう一回観たらわかるかな。
あのシーン、もう一度ちゃんと観てみたいな。
なーんて思ってさ。
そのうちテレビでやるようになったらついつい何度でも観ちゃってさ。
そうして「あ!!!!そういうことか!!」ってわかるときがきたりしてさ。
大人になっても、大人になったらなったでやっとわかることがあったりしてさ。
そしたら今度は自分の子供に観せたりして、一緒に観たりして、
そうやって、ずーーーっと寄り添って一緒に成長していくのがジブリ映画だよな~。
なんて思ったりしてさ。
そんで観終わると、やっぱりパンフ、欲しいですよねー!!
私もです。
諸事情により(お財布、保管場所、などなど)、今は気に入った映画のしか買わなくなりましたけど、実は大昔の東映マンガ祭りやら「劇場版アルプスの少女ハイジ」なんていう子供の頃に観た作品から、若いころはマジでつまんなかったクソ映画やしょうもないB級映画の紙質だけじゃなく中身もペラッペラなクソみたいなパンフまで(口が悪くてゴメンナサイ!)とにかく映画館で観たものはすべてパンフを買うというちょっと強迫観念じみたクレイジーな収集癖があった私なので、
今でもやっぱりジブリ作品のパンフは欲しいよね~!
先日、ルミエールさんで「パリ・タクシー」「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」を観て、
面白かったのでやっぱりパンフが欲しくて買おうと思ったらどちらも「注文したけど入荷が無かったんですよ~!」と言われて「えー!欲しかった!」などと思わずゴネたくらいの私ですからね。(ゴネるのは迷惑なのでやめましょう。)
まあ、「君たちはどう生きるか」のパンフレットは、これから販売になると決まっているので楽しみに待ちましょうね!
これはほんとに、読むのが楽しみ!
私の見解で合っているのか、あれは本当にこういうことだったのか、
宮崎駿監督や鈴木P、そして製作サイドのお話が早く知りたいです。
あとは、やっぱり自分で観てみてほしいかな!
私ももともと、ほかの人の感想とかあんまり知りたくないほうの人なんですよね。
自分は凄く良かったのに他の人がぼろくそに言ってると、もう「私は好きだよ!」とは言えなくなってしまうんですよね。。。ついついね。
周りに合わせてしまったりね。
同意まではしなくとも、うんうんなるほどーなんて相槌打ったくらいにしてね。
こんな私でもやっぱり反対意見は言いにくいわけです。
だから、映画は一人で観るのが好きです。
感想言わなくて済むから。
・・・・友達がいないわけじゃないやい(;゚Д゚)!!
平日の・・・・昼間に・・・・空いてる友達がいないだけ・・・・です。。。
って、そんなことはどうでもいい。
みなさん、ほんとにこれはマジで、意地張ってるんじゃなくて、
一人で観るのもいいですよ。
誰に気兼ねするでもなく好きなものを、好きな時に。
一緒に観たこの人、この映画どうだったかななんて考えずにね。
なんか、誰かと一緒だと気になるじゃないですか絶対に。
自分がつい笑っちゃったシーンとか、チラッと隣を見たりしてね。
そしたらその人は全く笑ってなかったりしてね。
あ・・・・・・合わない・・・・( ゚Д゚)なんて思ったりしてね。
そして今回のこの「君たちはどう生きるか」はまさに、お一人様での鑑賞をおすすめします。
ほんとは家族連れで一組の人数が多いほうが映画館としても映画業界としても助かるわけなんですが、今回ばかりはそれよりも『映画好き』『映画ヲタク』として言わせていただきます。
この映画に限っては、大人一人で、ゆっくりと観て、観終わったあとじっくりと感慨にふけるのが、おすすめです。
カフェとかね、静かなバーみたいなとこでもいいね!
「え、あれ、どういう意味!?」とか、
「あのシーンはよかったなー」とか考えながらね。
ほんとはねー!パンフ見ながらがいいんだけどなー!
まだ販売前なんだよなー!!!
早く売ってよー!!!(完全に観客目線)
近々、発売になると思うのでぜひ買って、読んでくださいね!
入荷したらすぐに情報流しますから!ツイッターで!
ツイッター担当のNさんが!(丸投げ)

そんなこんなで、いろんな意味で映画業界が「君たちはどう生きるか」に振り回されている間に、いつのまにか季節は真夏。
そしてさんさの太鼓が響く真夏の盛岡に、
クレヨンしんちゃんが降臨です。
「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 
超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~」
(C) 臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会
相変わらずなんのこっちゃなタイトルですが、
毎年必ず、子どもだけでなく親も楽しめる(なんなら親だけ泣く)クレヨンしんちゃん
ふだんは春先、ゴールデンウイークがシーズンの映画なんですが、
今年はなんと、シリーズ初の3DCG化。
めちゃくちゃ綺麗な映像で、しんちゃんのプクプクのほっぺもツルツルのお尻も、
感動するくらいに美しい映像でお贈りします。
なんと脚本&監督は大根仁
私も大好きな「モテキ」「週刊 真木よう子」「エルピスー希望、あるいは災いー」、それから大河ドラマ「いだてん」も手掛けていましたね!
関わるほとんどの作品で、自分で脚本も書く大好きなクリエーターです。
そして毎回、気になるのはゲスト声優。
バイトはうまくいかず、推しのアイドルは結婚、さらには暴行犯に間違われ警察に追われるという運の悪さで暗黒のエスパーとなった男という残念な悪役を演じるのはなんと、
松坂桃李!!
ちゃんとしたイケメン持ってきたーーー!!!
松坂桃李が、イケメンオーラを消して声だけでどこまで残念男子になりきれるのか楽しみですね。
それと、お約束のお笑い班で空気階段の二人!
空気階段、好きですよ~!面白いですよね!
こちらはこちらで楽しみです♪
毎回、主題歌もセンスが良いと評判のクレヨンしんちゃんですが、
今年はなんとサンボマスター
セレクトが毎回、絶妙~なところ突いてきますよね!
混雑具合についてはそのとき次第なのでなんともいえませんが、
子ども映画がにぎわう午前中の時間帯は大きいほうの劇場で上映するので、
席が無いってほど混み合うことはないと思います。
心配であれば、中劇公式サイトの上映時間のところからオンラインのチケット販売に飛んでみて空席状況をご確認くださいね。
子供会の団体観賞も続々予約が入ってきています。
ポップコーン付きで予約していただければ、ご来場時にすぐにお渡しできますのでぜひご利用くださいね♪
家族みんなで笑えて泣けて「面白かったーー!!」と言える映画です。
暑くて外に出たくないけど、家にいると子供たちがうるさい・・・!
なんてときは迷わずみんなで、涼しい映画館にお越しください♪


さてさて、子供映画でにぎやかな夏休みはあっという間に過ぎ去り、すぐに秋になる盛岡ですが。
このごろなぜかあちこちの配給会社さんからとにかくいろんな映画のオファーが届いてMMK(モテてモテて困る、の意味。昭和の言葉です)の中劇です。
どうしちゃったんでしょうか。
嬉しいんですけど、どうにもこうにも中劇、
2スクリーンしかないって言ってるじゃんかーーーーーーー!!!!
スクリーンいくつのシネコンだと勘違いしてるんでしょうかね?
魅力的な作品ばかりなんですが、それだけでなく強大なる大人の事情とか、
「イエッサー!」しか返事の選択肢が無いお話がいきなり入ってきたりもするので、
魅力的なお誘いがあったからといって二つ返事でOK ができるわけでもなく。
とはいえ、映画館である以上は、たくさんの素敵な映画を上映したいというのはスタッフみんなの根本的な当たり前の思いなので、なるべくたくさん上映していきたいとは思っています。
・・・・というわけで、すでに今から秋の作品がぎゅうぎゅう詰めで渋滞になることが決定しています。
中劇公式サイト近日公開コーナーで発表になっているものもありますが、
まだ載せられないものもいくつかありますし、上映検討中のものもあるので、
映画好きのみなさんは覚悟しておいてくださいね!
盛岡のくせに暑い夏でほんと大変ですが、
それもあと数週間というところでしょうね。
お盆が過ぎて子供たちの学校が始まるころになれば、
暑さも和らいで同時に各映画館もまたすぐに良作が列をなして並ぶ大人シーズンが来ますので、体調を崩さないよう気を付けてお過ごしくださいね。
私も気を付けます。
目下の悩みは、休肝日が無いこと( ゚Д゚)!!
・・・だって暑いんだもん!!
飲みたいじゃん!!お風呂上りにはシュワシュワのやつ!!
すぐにできそうだと思うでしょ?
でも残念ながら私の場合、自分に甘いで有名な、意志の弱い女なんです。
がんばって休肝日作ります。
だからみなさんもがんばって!(?)


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2023年7月13日木曜日

「君たちはどう生きるか」

こんにちは。
夏ですね。
映画館の繁忙期がやってまいりました。
毎年、7月に入るとどこの映画館もソワソワザワザワとしてきます。
映画会社はどこも夏には両腕ブン回して、大人向けも子供向けも大入りが期待される大作を用意してくるので、全国の劇場はその夏休み映画たちの準備でてんてこ舞い。
中劇でも、いつもより売れるはずのポップコーンや販売機のお菓子の注文、
近隣の幼稚園保育園や小中学校に配布する割引券の準備、
そして毎年必ず大量に入荷して来る販売グッズの準備・・・・
なんかで・・・・・バッタバタでぐっちゃぐちゃで、残業だらけ・・・・
のはずなんですけど・・・・・。
・・・・・・・静か( ゚Д゚)!!!
今年、静かすぎて怖い・・・!!
え、今日、こんな時間に帰っていいの??
もうすぐどでかい夏休み映画、始まるのに!?
あとやることないの!?
毎年、この時期は次から次とやらなきゃいけないことに追いかけられてヘトヘトで帰ることが多いんですけど、今年は拍子抜け。
毎日、タイムカードをつくときに「・・・・え、ほんとに帰って大丈夫?私、何か忘れてない!?」と不安になる7月は初めて。
「え?何か大きい映画始まるんだっけ?」ですって!?
始まりますよ!!!!!
ヤバいやつが( ゚Д゚)!!!
「君たちはどう生きるか」
(C) 2023 Studio Ghibli
スタジオジブリ最新作。
十年ぶりに宮崎駿原作・脚本・監督を務める冒険活劇です。
『風立ちぬ』から10年!?
もうそんな!?
それが衝撃。
2~3年前の感じがしますけどね。。。
10年なんかあっという間だなぁ・・・・
などと感慨にふけっている場合ではありません。
「え!?ジブリの新作なんかあるの!?知らなかった!!」
なんて声もけっこう、わりと、そこそこ・・・・いや、かなりあります。
だって、なーんにも情報出てないですもんね!!
7月なかばからの公開で、7月に入っても予告も、声の出演キャストも、内容も、
一切情報が出ていない!
チラシも作られてないし、なんと公式サイトすらできていない!!
・・・・すごいですよね。
上映劇場にも、この、上の画像と同じポスターが届いただけで、あとは全くなんにも届かず、何の情報もありません。
みんなこのポスターを見て「なに?鳥?目はどれ?」ってなってますよね。
そしてこの映画のタイトルを初めて知った時、
「あれ?なんか本屋さんで見たことあるかも??」と思ったのは私だけではないかも。
というか、知ってる人、読んだよって方も少なくないかも。
でも、少し前から本屋さんで平積みになっていた吉野源三郎氏の同名小説『君たちはどう生きるか』は、あくまでタイトルの元ネタであり、内容との関連性は一切無いそうです。
そして、そのほかのことはほとんどわかっていません。
そのため、いろんな人がいろんなところで考察したり推理したりもして水面下ではあちこちざわついてはいるんですが、
映画館は、なんというか、目隠しをされたまま準備をしているような、
でもそもそも準備する物すらあんまり無いので困惑しているような、そんな感じ。
明日から始まるというのに!
これ、ただ単純に私たち映画館スタッフに箝口令が敷かれているから言わないってわけではありません。
まあ、ある意味、箝口令が敷かれてはいるんですが、それだって最低限の日にちやら上映の仕方やらのビジネス的なやり取りくらいで、
それはこの映画に限らずどの映画だってふだんから口外しないのは当たり前なんで。
というよりそもそもこの映画については、
「映画館スタッフもなーんにも知らない」んです。
我々がこの映画のことについて知ってることは、ほぼみなさんと同じです。
誰が声をやっているのかも、どんなストーリーなのかも、主人公の性別はもちろん、そのビジュアルさえ、劇場スタッフのだーれも知りません。
映画の上映には欠かせないチェック上映(試し写し)でさえ、最低限の人数で「物理的に冒頭だけちゃんと映るかどうかのチェック」のみ。
徹底した情報管理です。
ますます気になる!!!!
ってところを突いてきてるんですね!
ただ、劇場側はいろんな意味で超~~~~ドキドキ。
音量とか映り具合とか大丈夫!?
から始まり、最終的には、
「・・・・っていうかお客さん、来るんだよね( ゚Д゚)!?」
・・・・・ビジネスなんで、やっぱりそこはね。気になりますよね。
とはいえ、結局のところ我々は、現時点でできる限りの準備をしてあとは公開日を待つだけ。
もう、気になった方には観に来てもらうしかありません。
なにしろこちら、パンフレットすら最初は販売しません( ゚Д゚)
公開後、しばらくしてから販売する予定。
とにかく映画館で観れる人だけが観て、観た人だけがどんな映画なのか知ってる、特別感。
いや、映画のパンフレット好きの私としては、それはちょっと残念なんですけどねー!!
映画観た日とは別に、もう一回映画館にパンフ買いに行かなきゃいけないからねー!
面倒だよねー!たまに売り切れて、そのあともう入荷が無いとか言われたりしてね!
だから、映画観たらそのまま帰りにパンフ買いたいんですよー私!!
そして帰りのラーメン屋とかコーヒーショップとかで、パンフ読みたいんですよー私!
だって今日もやりました、それ。
「波紋」観てパンフ買って、ラーメン屋で読みました。
それが映画ヲタクの至福の時なわけですよ(*´з`)
でも、それよりも、どの人も中身を知らずに真っ白な状態で映画を観てほしい!
ほんとに映画館で観た人だけが語れる映画にしたい!
そういうことなんでしょうかね。
ジブリさん、本気です。
映画観て、気に入って、もう一回観に行ったときにパンフを買う。
これでいきましょうか。
売り切れてないといいけど(/_;)
ここだけの話、パンフレットやグッズってね、大手の映画会社の大きな作品ほど、映画館には注文個数の自由はないんですよ。
残念なことに、パンフやグッズを作っている会社の采配で、「この映画館はたいして売れないでしょう」と判断されたら少ししか入ってこないし、
逆に劇場側が「この映画のパンフはそんなにいらないよ」と思っていてもいきなり大量に送られて来たりね。
よく売れるからとこちらが追加注文をしてもスルーされたりね!(→言いたいことが山ほどある人)
映画館なんてそんなもんですよ(-_-;)
なんの権限もないんだからさ!!特にうちみたいな弱小はね!
・・・あれ?何の話ししてたっけ?
そうそうパンフね。
というわけで、いろいろあるけどとにかく「君たちはどう生きるか」のパンフは、
公開してすぐは販売してませんので要注意。
入荷については、東宝の公式ツイッター中劇の公式ツイッターでお知らせしますので、
それから買いに来てくださいね。
そしてもっと気になるのは、そう、混むのかどうかってことですよね?
わかるわかる。
私もスッゴク気になってます。
でも。
・・・・・・・正直、全然わかりません( ゚Д゚)!!!!
いつも通り、チケットは劇場窓口でもオンラインでも2日前から買えるので、
ほんとに買わなくてもいいので「どうなってるかな~」って覗いてみたらどうですか?(→なんかひとごと)
だってほんとにわかんないんだもん!!
ふだんの中劇なら、
「え?あれ?なんでこんなに空いてるの?」とか、
「もっと混んでると思ったー」とか、
お客さんたちの無邪気な刀で正面からぶった斬られることも多いんですけど。
今回ばかりは本当にわかりません。
東京みたいに激混みになるのか、
それとも「あれ・・・・?」ってことになってるのか。
でも、今回のこのやり方だと、最初はジワジワで徐々に口コミで広がり、そのうちドカーン!でロングラン。のパターンかなと私は読んでいます( `ー´)ノ
→何様?
だって、みんな知らないからね!どんな映画なのかも、なんならいつから上映するのかってことも!!
明日(7月14日)だよ!!!
なので、逆に、口コミで「ヤバイ!マジすごい!!」とかで噂になって爆発する前に早めに観ておいたほうがいいのかも!?
ただ、今言えることは、
どうしても早く観たいのであれば念のため、朝よりは夕方の回、
そして週末や祝日よりは平日のほうがマシだと思いますよということくらい。
ゴメンナサイ。。。。
手探りすぎて、このくらいしか言えません。。。

あとは、いつもの夏休みと同じです。
◎全席指定で、チケットは劇場窓口・オンラインともに2日前から購入可能。
早めにチケットを買っておいて、映画に間に合うように劇場に来てくれればOKです♪
◎盛岡の近隣幼稚園・保育園、小中学校に配布した割引券も忘れずに!
でも万が一忘れても、中劇の公式サイトに同じ割引券が載っているのでそれをお見せいただいても同じサービスが受けられるのでぜひご利用ください!
◎駐車場のサービスは、金田一、MOSS、リリオです。
オンライン購入の方も当日、駐車サービスがあるので駐車券、必ずお持ちくださいね。
◎中劇は飲食物持ち込み可能。
電気代や灯油・ガソリン、食料品や日用品も値上がりして大変なのに給料は上がらずしんどいですよね。
そんなときは中劇で、家から水筒、コンビニおにぎり持参で映画も有りですよ♪
◎劇場ロビーには、ジュースとお菓子の販売機があります。
それと「大盛りで嬉しい!コスパ最高!」と評判の(自己申告じゃありません。ほんとに言ってもらってます!)ポップコーンもありますのでぜひお試しくださいね!!

このくらいかな。
あとはもう、蓋をあけてみないとわかりません!
明日からの上映なのに、私ももちろんですが劇場スタッフも誰一人観れていないという、前代未聞の謎作品。
ちょっと面白くなってきましたね!
私も、公開後にみなさんと一緒に劇場で観ることになりますが、
とにかく早めに観ます!
だってさ、口が軽い奴って絶対いるじゃないですかー!
悪気はなくてもポロッと大事なことを口滑らせてさ、「あれ?まだ観てなかったの!?」とか「ごめん、絶対もう観てると思ったからさー!」とか言ってくる奴!
この前代未聞の大作の内容を、そんなデリカシーの無い(映画好きの心理や真理をわかってない)人たちの世間話なんかで知りたくないじゃないですか!
だからみんなで、さっさと観ましょうよ!
やっぱりここはひとつ一大ムーブメントが起きる前に、というかそのムーブメントを起こした最初のメンバーになるために( `ー´)ノ
・・・・・などとわざとらしく大口をたたいてみましたが、
まあ結局のところ、たくさんのお客さんに来てほしい(来てもらわないと困る)ので、
映画好きのみなさんからまずは、尻込みせずに観ていただきたい。
アニメはちょっと・・・とか、混みそうだから落ち着いてからでいいや・・・とか言わずに。
ほんとになんの前情報も先入観もなく評価も全く耳に入ってこない真っ白な状態で映画を観ることって、今の時代は逆に難しいですからね。
そんな体験を楽しんでみましょうよ(*‘∀‘)
「君たちはどう生きるか」
明日7月14日(金)朝8時より全国公開です!!!


さてさて結局、寝落ちに寝落ちを重ねて公開日前日の更新となってしまった今回。(→いつもですけど)
早めに書き始めたんだけどなー(/_;)
とはいえ、7月に入ってもいつもの忙しさが無いのをいいことに、わりと意欲的にいろいろ映画を観ている私です。
中劇での上映作品ももちろん必死で観ましたけど、
ふだんは〝雨”とか〝眠い”とか〝めんどくさくなった”とかで行くのをやめがちな他劇場さんの作品もちゃんと観てます。珍しく。
巷でスーパーヒットと騒がれている「スーパーマリオ」も、テレビシリーズが大好きだった「岸辺露伴」も、「パリ・タクシー」も、「アフターサン」「波紋」も!
すごくないですか!?この!めんどくさがりの私が!こんなに!!
みんな超よかったよ!!起きるのめんどくさくてこのまま寝てようか迷ったけどがんばって行ってよかったよ!(→映画館スタッフのセリフとは思えませんね)
スーパーマリオは寝ちゃったけど!!音デカいし楽しかったのになんで寝たんだろ!!
中学生のころ、無限アップしなくても全面クリアできるほどやりこんだのに!(関係ありません)
まあ前の晩、ヲタ活で夜更かししたからでしょうね、間違いなく。
この夏も、映画ヲタクと〇ャニヲタの二刀流でがんばります!!
あーほんと、二刀流って大変だなー・・・(*´з`)!(→大谷翔平を語るのと同じスタンスで言わないでください)
そんなこんなで、珍しく精力的に映画を観ているのですが、
なにしろ中劇の7月公開作品は「君たちはどう生きるか」のみ!
・・・・なんか、逆に圧を感じる・・・!!
適当なこと書けない( ゚Д゚;)!!
とりあえず、早めに観ますね。。。
映画ヲタクのみなさん、一緒に観ましょう!!
くれぐれも、観てない人がたくさんいる前で大声で感想を喋らないように気をつけて!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/

2023年6月30日金曜日

映画館で世界旅行

こんにちは。
夏ですね。
だって帰り道、さんさの太鼓の音が聞こえるんだもん!
暑くて、さんさの太鼓が聞こえたら、そしたら盛岡はもうです。
間違いない。
家にいて、さんさのパレードの音が聞こえてくるという場所に育った私としては、
仕事帰りにさんさの太鼓の音が聞こえてくると、ソワソワしちゃうわけです。
え?さんさ?
・・・・・出ませんよ?
一度も出たことは無いですよ?
なんか、出るほうにはどうも縁がなくて・・・・(人見知りなので)
人前で踊るのも苦手だし・・・・・(踊り全般、センスゼロ)
それにあの、「夏だぜ!祭りだぜ!」っていう雰囲気だけで酒が飲めるというか、なんならそれだけでいいというか・・・・(便乗するだけ)。
さんさの期間は、映画館通りにもたくさんの出店が並ぶので、
休憩時間にそこでいろいろ買ってきてみんなで食べたりとか、
帰りしな、内丸のあたりの道路に出てるテーブル席でビール飲んだりとか、
それが楽しみだったりして( *´艸`)
・・・・まあ、そんなもんです。
暑いのも、汗かくのも、虫も大嫌いなので夏そのものは苦手だったりするんですけど、
〝夏の雰囲気”だけは好きっていう、
でもできれば涼しい建物のなかにいたいけどー!
みたいな、なんていうか・・・・
ただの・・・・・ミーハー?
まあ、それも夏です♪

そんななか、かきいれどきの夏休み前、粒ぞろいの新作ラッシュで朝から晩までフル回転中の中劇です。
(→というより、覚悟を決め気合いを入れていかないといけないジブリ作品【7月14日公開「君たちはどう生きるか」】公開前に、待機中のすべての作品をこなすという使命?任務?のためと言ったほうがいいかもしれない。。。)
朝9時の回から、夜9時スタートの回まで、
もう、ぎゅうぎゅう詰めで、これ以上食べられないよー!みたいな、口からちょっと出ちゃってるくらいのお腹パンパンの状態で無理やり走ってる状態。
なので。
・・・・・・・・・・観に来てください(>_<)!!!
こんな状態で、お客さんが来ないんじゃ目も当てられない!
せめて観に来てもらわなきゃ!!
というわけで、スケジュールが渋滞中でどの作品もあまりのんびりとは上映できなさそうなので、気になったらとにかくさっさと観てしまってくださいね。
6月30日公開
「コンパートメントNo.6」
© 2021 - Sami_Kuokkanen, AAMU FILM COMPANY
こちらは、第74回カンヌ映画祭グランプリに輝き、アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表選出、ゴールデングローブ賞ノミネート、そして本国フィンランドではフィンランド・アカデミー賞と言われる映画賞で7冠、ほかにも世界中の映画賞を席巻して話題になった作品。
カンヌグランプリといえば、最高賞であるパルムドールに次ぐ第二席の賞
これはなかなかにすごいこと。
この年のカンヌは、パルムドール「TITANE/チタン」
監督賞「アネット」レオス・カラックス
脚本賞「ドライブ・マイ・カー」という、映画マニアもそうでない人も注目して日本でも大いに沸いた年でした。
そこで、静かに第二席であるグランプリを受賞していたのがこの作品だったってわけ。
「あぁ、あの年ね!!」と私もあとで気付きました。
1990年代を舞台に、寝台列車でモスクワからひたすら北上する女子大生の一人旅を見つめるロードムービー。
ここで説明しておきたいのは、そう、この映画が北欧フィンランドの作品だということ。
フィンランドの映画と言えば、中劇ではシリーズすべてを上映してきたおしゃれでかわいくてとにかく目にも心にも癒やしだった「オンネリとアンネリのおうち」が浮かぶんですが、
今回はそっち系ではなくて、どちらかというとアキ・カウリスマキ系というか。
延々の曇天に笑わない主人公、そしてストーリーもエンタメじゃなくて淡々と日常を見つめる徒然系。
しかも舞台は、モスクワから世界最北端の駅へ向かう寝台列車。
傷心旅行はやっぱり北だよね!ってのは万国共通の感覚なのか?
などとしょうもないことを考えつつ、
色素が薄くて無表情な、いかにも北のほうの国の美人さんのちょっと危なっかしくてドキドキな一人旅を見守ります。
この映画はほとんどが列車の中。
そのうえ、列車の中から見える風景は常に曇り空、あるいは雪。
登場人物は、全体を通しても両手で足りるくらい。(いや、片手!)
色味も、雰囲気も、ストーリーも、地味!オブ地味!
でも、決して重くはないし、鈍い笑いとほのかなユーモアも漂う。
そしてなんか、全体を覆う空気がカラッと明るい朗らかさとは違う、どことなく暗くてどんよりとしたなんか・・・・・こう・・・・わかります・・・・・!?
ポップとまではいかないけど、軽やかな暗さ?みたいな。
もう、ザ・北欧!!なんですよ。
でもその感じ、嫌いじゃない方は意外と多いですよね?
私も嫌いじゃない。むしろ好き。
・・・・って、こんな説明で北欧の映画の良さ、伝わるかなあ!!!
ジャンルとしてはロードムービー、だけどどんどん寒くて日照時間も減っていく北に向かうなんとも微妙な空気感。
そして一人旅に出た主人公が、寝台個室で最悪の出会いをした男性と過ごすたった2日やそこらのなんてことないお話。
なので、どっかーん、バッキーン、ハラハラドキドキ、
あるいはキラキラ、ワクワク、胸キュン、
なんかを期待する方にはおすすめしません。
北欧の映画に慣れていて、なおかついろんなマニアックな映画を観るのが好きないわゆる映画ヲタクの方には激推しの映画です。
別に、そこかしこに伏線が散りばめられているわけでもないし、
最後にどんでん返しがあるわけでもないし、
列車系ロードムービー(兼、胸キュンラブストーリー)の代表作リチャード・リンクレイター「ビフォア・サンライズ」(→私が映画館で観てイーサン・ホークに超ーー胸キュンした当時はタイトルが「恋人までの距離(ディスタンス)」だったんですけどね。)みたいな、美しい風景の中を美しい男女がおしゃれな会話を繰り広げながら進んでいく恋愛モノでも全く無い。(言い切りました。)
映像も地味、ストーリーもこれ以上ないってくらいにシンプル。
なのに。
それなのに。
なぜか心がザワザワする。
何かを思い出しそうになる。
観終わったあと、なんかいとおしくなる。
不思議な映画です。
© 2021 - Sami_Kuokkanen, AAMU FILM COMPANY
アカデミー賞じゃなくてカンヌなの、超ーーーーわかりみ。
私の場合はたぶん、仏頂面で他者を寄せ付けず、自分の価値観だけに凝り固まってカッコつけてるけど実は孤独で寂しがりや、素直じゃないけど素直になりたいとは思ってる、
そんな主人公が若いころの自分と重なってしまったからかも。
なんか主人公のラウラ、妙~に親近感を覚えたんです。
根拠の無い自信と無意味なプライドを振りかざして、
私はあなたたちとは違うので!みたいな顔してカッコつけてた、
めちゃくちゃカッコ悪かった時代の自分を見せつけられた気がして。
自分とはステージが違うとわかってはいても同じところにいると思いたいセレブな恋人ともなんとなく心が離れてしまったような気がする現状、
一緒に行こうと約束した旅行をドタキャンされて気付いてしまった何か。
それでも一人でどこかに向かうというのも悪くない、ちょっとカッコいいかもと思いながら寝台個室に入ったらそこにいたのは粗野な酔っ払い。
って、なんかわかるーーーー(>_<)!!!
いろんなことがちょっとづつズレている感じ。
思ってたんと違ーーーーーーう!!!なことの連続。
なんか知ってる、こういう子。
こんなはずじゃなかったと思いながらもリタイヤはできずに、
わざとらしく自分の周りにシャッターを下ろして、
つまらなそうに所在なさげに一人イヤホンでウォークマンを聴いていた(そのくせ外で何が起こっているのか気になってチラチラ覗いたり音楽のボリュームを下げて外の音を聞いたりしている)かわいくない女子大生がいたんですよ!!
・・・・・私だよ( ゚Д゚)!!!
この映画の舞台も1990年代。
それはもう、主人公はマジで私です。
ほんとは旅先で「ビフォア・サンライズ」イーサン・ホークみたいなイケメンと恋に落ちたいのに、長い時間個室で一緒になることになった男性は、雑で粗野で気配りも共通項も全くなさそうな酔っぱらいの労働者。
薄目でパッと見、「トレインスポッティング」ユアン・マクレガーに見えないこともないけど・・・の色素薄い系のロシア人。
「でもなんか無理ーーーー!!!!最悪ーーーー(/_;)!!」
ってなってる主人公。
めっちゃわかる!!!
© 2021 - Sami_Kuokkanen, AAMU FILM COMPANY
初めての一人旅に寂しさと居心地の悪さを感じつつも少しワクワクしながら、
延々と続く線路、窓の外はどんよりとした灰色の空。
孤独じゃないと言い聞かせるために電話ボックスに入るもつながらない電話。
絶対に交わることは無いと思った相手との時間に、いつの間にか感じる安心感。
自分が何かの役に立ったような気がして最高の気分だったのに思いっきり裏切られて絶望する、青春あるある。
自分の視野が狭く世界はものすごく小さかったのだということに気付いたときの虚無感とともにやってくる解放感。
恋でも愛でもないけど何か大切なものに気付いたような曖昧な瞬間。
そんな、うまく説明できないけど胸の奥にひっそりと沈んでいた滓(おり)のような小さな感情たちを揺すぶって思い出させられるようなシーンの連続でした。
あえてザラついたような映像も、ときおり聴こえてくる音楽も、
すれ違ってばかりで素直じゃない若者たちの不器用な会話も、
カセットテープのウォークマンも、白黒だらけの街並みも。
すべてがアナログで、懐かしくて、ダサくて、そして愛おしい。
そんな映画でした。


もう一本、6月30日から。
「聖地には蜘蛛が巣を張る」
©Profile Pictures / One Two Films
なかなかお目にかかれない、イランが舞台のペルシャ語作品で、
題材はイランの聖地で起きた娼婦連続殺人事件
実在の殺人鬼による連続殺人事件を元にしたクライム・サスペンスです。
監督は、イラン出身で現在はデンマークを拠点に映像作家として活動するアリ・アッバシ
第71回カンヌ映画祭(出た!カンヌ!)の「ある視点」部門グランプリを受賞した『ボーダー/二つの世界』の監督です。
閉鎖的な国の、女性蔑視が当たり前の状況で、売春婦の連続殺人事件がテーマ。
まだまだ表現の自由がきかないイランでは撮影の許可がおりず、撮影はヨルダン。
主人公を演じるのは自身もセックススキャンダルで国を追われた女優というのもまた生々しい。
毎年、ものすごい数の観光客や参拝者が訪れる聖地で、
神々しくそびえ立つモスクのすぐ横では夜な夜な娼婦が客をとり、
売人が覚せい剤を売り、警察はそれを見て見ぬふりをするー。
格差や差別や貧困、汚職・・・・
どうにもならないどんづまりの日々の中で、
ただ命を奪われる女性たち、事件を追う女性記者、そして犯人を冷静に見つめるカメラ。
終始、暗くて重くてしんどい映画なんですが、
それでもヘビーになりすぎずにすんなり入っていけるのは、
視点がクールでどこにも重点を置いていないせい。
感情移入しすぎないで、それぞれの立場からの事実として入ってくる感じ。
ただ、とにかく気分が悪いのはひたすらに女性蔑視の価値観のなかで威圧的で高圧的でムカつく男性陣の姿。
これもまたどうしようもなく歴然とそこに存在する事実なのもまた虚しい。
©Profile Pictures / One Two Films
この映画が(事件が)恐ろしいのは、犯人が頭のイカれた単純なシリアルキラーではなくて、信仰も厚く妻にも子供にも優しい普通の男性ということでもあるし、
その犯人が16人もの女性を殺したというのに逮捕後も全く罪の意識を感じずに「街を浄化した」と胸を張っていたことでもあり、
そんな犯人を英雄視する世間や役人たちが実際にいたということでもあり、
それは決して遠い国の大昔の話でもなくて現代の私たちのすぐそばでもおこりうる(実際起こっている)出来事だということ。
蜘蛛の巣に囚われてしまった女性たち、
複雑な心情のなかで次から次と殺人を繰り返す犯人、
そして自ら囮になることで犯人を捕まえようとする主人公。
それぞれを囲む家族の姿も見つめながら、
それらが交わり、クライマックスかと思いきや、実はもっと怖いのはその先だったという現実。
監督は、この映画をメッセージ性のある作品とは捉えてほしくないと言い切ります。
なるほど、だからテーマの重さのわりにシンプルで客観的な空気感が感じられたのか。
©Profile Pictures / One Two Films
中東の乾いた砂漠色の風景と淫靡な夜の闇に隠れた聖地の裏の顔。
そして現代社会でまだまだ当たり前にはびこる女性蔑視と格差社会。
犯人は誰だ!?でもないし、犯人逮捕がゴールでもない犯罪映画。
独特の乾いた空気感と聞きなじみのないペルシャ語の響きが、
私たちを異国の砂漠の街に連れて行き、
ニュース映像だけでは伝わらない、遠い国の現実や社会問題を、
まるで自分の目の前で起こっていることのように浮かびあがらせます。
敬虔な信者であり良き父親であるはずの人間が、一方的で偏執的な大義のためだけに16人もの女性を殺すのか?
被害者が娼婦であるというだけで世論が「殺されても仕方ない」という空気になってしまうものなのか?
そしてそもそもそれはこの国が古くから抱えている人間の尊厳や男女の格差から生まれる価値観によるものだとしたらちょっとなかなかに深くて難しい大きな問題なんだろうと思うと胸の奥のほうがズシンと重く暗い気持ちになりました。
いやぁ~これもまた、興味深く面白く、そして大変勉強になる作品でした。
文化も歴史も価値観も全く違う国のことを知ることができるから、やっぱり映画は私の教科書です。
ベトナム戦争も、ユーゴの内戦も、フランスの移民問題も、中国の格差社会も、
朝鮮戦争第二次世界大戦北欧の神話江戸時代の循環経済も、中東問題も、
世界のさまざまな国々の文化や生活や現実やそれぞれ抱える社会問題も。
すべて映画が教えてくれました。
あ、そんな、ためになるような映画ばかり観てるわけでもないですけどね。
エンタメ作品も、推しが出てるだけの映画も好きですけどね( *´艸`)
でも、本を読むのやニュースを観るのも苦手、って方も、映画ならすんなり入ってくるんじゃないですかね。
自分が知らないことを知るのは楽しいし、世界が今、どうなってるのかを垣間見るのも面白いものです。
さあ、次は何を観ようかな♪

と、言いつつ、ほかにもまだまだいろんな国のいろんな時代のいろんな世界を覗き見ることができる映画、あるんですけど!!
上映中「アルマゲドン・タイム」
(C) 2022 Focus Features, LLC.
「エヴァの告白」「アド・アストラ」など幅広いジャンルで活躍する脚本家、映画監督であるジェームズ・グレイが自分の実体験を元にした半自伝的作品であり、
ジェームズ・グレイ本人が監督・脚本・製作を務めた作品。
80年代ニューヨークを舞台に、多感な12歳の主人公の友情や家族とのかかわりを通して世界を知り、現実を見て、世の中を知っていく姿を見つめるストーリー。
ジェームズ・グレイといえば、近年の有名作品ではなくて私はなんといってもこの方の長編映画監督デビュー作である「リトル・オデッサ」がダントツ。
めちゃくちゃカッコいいときのエドワード・ファーロングと、
一番イカレてるときのティム・ロス(究極の褒め言葉です)が兄弟役っていうだけで観たいでしょ!?ていうか観るでしょ、当然!?
で、たしかにイケメン度合いがピークだったエドワード・ファーロングは眼福だったんだけど、
映画自体は、ほんとに、マジで、なんていうか、その後のトラウマになるくらいに重くてしんどくて、観終わった後もしばらく引きずりましたね。
でも、私はこの方の作品は、壮大なテーマの作品じゃなくて、
「リトル・オデッサ」然り、「アンダー・カヴァー」然り、
この方の生まれ育った町であるニューヨークが舞台の人間ドラマのほうが好きだなー。
だからこの「アルマゲドン・タイム」も絶対好きだなー。
アンソニー・ホプキンスに、アン・ハサウェイ
キャストもいいよねぇ~。。。。。
・・・・・・まだ観れてないけど( ゚Д゚)
観ないうちは語れない。というか語りたくない。(→ビジネスに向かない人)
ワガママな広報担当でゴメンナサイ(-_-;)

なんならもう一本、6月30日から始まる
「ウーマン・トーキング」も観れてない(/_;)
これも、絶対観ないといけないやつ!!
(C) 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.
こちらは今年のアカデミー賞最優秀脚色賞を受賞した作品。
監督・脚本はサラ・ポーリー
私も大好きな女優さんです。
カナダの大ヒットドラマ「アボンリーへの道」の主人公を演じたことでも有名ですが、
なんといっても私は映画「死ぬまでにしたい10のこと」が大好きで!!
あの映画の、儚げで、それでも決して後ろ向きではない、死を冷静に受けとめながらも家族への自分にできうる限りの愛情を伝えようとする主人公を演じたサラ・ポーリーがものすごく魅力的で素敵で、大好きでした。
近年は映画製作や監督業に力を入れているのでスクリーンで見ることができないのが残念ですが、
アメリカ映画界を揺るがした例のハーヴェイ・ワインスタインの件も、
彼女が映画出演から距離を取った理由の一つであることをサラ本人が明らかにしているので、
もうーーーー!なんてことしてくれたんだ、あのスケベ親父( ゚Д゚)!!!
と、私は非常に憤慨しているところなんですが。
そんな彼女がこのご時世で、自ら脚本を書いてメガホンをとって送り出したのが、
この「ウーマン・トーキング」であるというのもなかなかすごいストーリですね。
自給自足の小さな村で起きた連続レイプ事件をめぐり、
自分たちの尊厳や未来をかけて行われる話し合いを描いたお話。
実話をもとにした、こちらもまた現代に生きる私たちのすぐそばにある物語。
・・・・・・・うぅ・・・早く観よう(>_<)!!!


このところ、ラインナップ悪くないよねともっぱらの噂の中劇で(え、私が思ってるだけじゃないですよね!?ね?ね?)、
「ライオン少年」から「聖なる復讐者」
「せかいのおきく」「ウーマン・トーキング」
「聖地には蜘蛛が巣を張る」と、
〝格差社会”〝女性蔑視”などの社会問題がテーマの、見応えのある作品がズラリと並んだのは圧巻ですよね!
今なら、北欧の最北端の駅に向かう列車のなか(「コンパートメントNo.6」)や、
差別や冷戦問題が国全体を覆っていた1980年代のニューヨーク(「アルマゲドン・タイム」)
それから20世紀初頭のアラブ独立闘争さなかの中東(「アラビアのロレンス」)にも飛び込める映画館です。
中劇の、涼しく快適な劇場のグリーン車並みにゆったりとした椅子で、
時代も国境も飛び越えて、ぐるっと世界を回っちゃってください( `ー´)ノ


さて、今、平日休みの昼下がり、コーヒーをおかわりしながら心おきなく仕事ができる涼しくておしゃれなお店でこのブログを書いているんですけど、
向かいに座っている若い女性が、ずっとスマホの画面を見ながら踊ってるんですよね(^_^;)
座ったまま、腕だけで複雑な踊りを・・・・TikTokでやってるようなやつね。
なんか夢中で、ノリノリで。
それが気になっちゃって気になっちゃってブログが全然進みませんでした。。。
今の子たちって、なんか・・・・すごいですね。
まあ踊りが苦手な私だと、腕だけだろうが足だけだろうがそもそも覚えられないのでお話になりませんけどね。
そんなだから、さんさも出たことないんですよ。
唯一、人前で踊ったことがあるのは高校時代の何かの会(しかも自分のクラスだけ)での、
Wink「寂しい熱帯魚」だけっていう私でした。あれがピーク。
・・・・・ヤバい!!歳、バレる( ゚Д゚)!!!→だいたいバレてる。
えっとー・・・・・またしても長くなったのでこのへんで帰りましょうかね。。。
はい。
さてさて、こんなに作品がぎゅうぎゅうづめの5月6月でしたが、
7月公開予定の作品はなんと「君たちはどう生きるか」一本のみ!
・・・・・・は?
・・・・・・え?
ま・・・・・その・・・・・つまりそういうことです。
6月から引き続き上映のものはもちろんあるんですけどね。
ガチ中のガチで戦闘態勢に入るジブリ作品なので、同時期にいろんなものは入れられないということで。
でも、実はその「君たちはどう生きるか」については、チラシも、予告も、テレビスポットも全く無しで、事前情報皆無の状態で公開になる模様。
今のところ、ポスターしか届いていませんし、内容も当然全くわかりません。
どうなることやら。
7月は、厳戒態勢での公開後に、お客さまたちと一緒に宮崎駿監督の最新作を観てからの更新になるかも(^_^;)
その代わり、少し落ち着いた8月はいくつか作品が決まってきてますので乞うご期待。
今年ももう半分終わりですが、後半戦も猛ダッシュでぶっ飛ばしますのでついてきてくださいね!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2023年6月8日木曜日

必見「せかいのおきく」そして今、中劇が熱いっ!!(自己申告)

こんにちは。
いつも、盛岡近郊の物好きな映画マニアの方々が、気が向いたときに覗きに来てくれる程度のこの映画ヲタブログですが、
なぜか前回の「ライオン少年」の回の閲覧数がいつもより伸びててビックリでした。
・・・・・ただのヲタブログなのに・・・( ゚Д゚)!!!
ていうか、よく考えたら私の専門分野の〇ャニーズとか生涯研究対象の香港映画とか学生時代からの〝趣味”世界史世界情勢なんかの、ゴリゴリにヲタクを発揮した回ばかりがいつもバズるんでした(;'∀')
そうだったそうだった、世の中ヲタクが回してるんだった!(語弊があります)
とにかくありがたい。
いろんなヲタクのみなさん、いらっしゃいませ(?)。
前回は、昭和生まれ映画館通り育ちの映画ヲタ(私です)に世界史好き中国映画好きをブレンドした得意分野の講座だったようなもんなので、暑苦しくてウザくて眠くなった方もいたかもしれませんが、
私が熱く語る時はガチで推してるときなので迷わず観にきてください( `ー´)ノ

さてさて、ここ数年、誰も言ってくれないので、
「中劇もなかなかいいでしょ!?たまにいいのやるんですよ!!」
なんてこれまた暑苦しく自己申告していた私でしたが、
いよいよ来ました!!
自己申告ではない「今月の中劇さん、、いいよねー!!観たいのばっかり!!」の声!!
・・・・・・YES!!!!!( `ー´)ノ
それな!!!!!
自己アピールって、大事よね!!
・・・・じゃなくて。
そうなんです。
いいんです。
マジでキテるんです。
ヤバいんです、中劇
・・・・・ま、お客さんが入るかどうかは別問題だけどね(!)。
そりゃそうですよ。〝面白い映画”〝入る映画”は全く別物。
そこは、映画関係者としては常に悩ましい部分ではありますが、
それはそれ。
このところの中劇は、
「え!?これ、うちでやっていいの!?」(長年の苦労でしみついた卑屈な感情)みたいな、
「え!?これ、観たかったやつなんですけど!?ほんとにうちなの!?」(観たいやつはたいてい、よその劇場に行っちゃうことに慣れきってしまったセリフ)みたいな、
そんな作品が次から次と公開になります。
中劇で。(→しつこい)
・・・・・ヤバい・・・・これじゃ中劇、普通にオシャ映画館じゃん・・・(*´з`)
と、なにげにイキリ出した私ですが、
つい先日受けた電話で、そこそこのお年を召したシニアのお客様から発せられた、
「中劇ってどこにあるの?」
「フォーラムじゃない映画館もあったんだ!?」
などという無邪気な鋭い刃(しかも大きく太くトゲだらけの)みたいなセリフで、
そのイキリだしてムクムクと天狗になりかけた私の鼻はバッサリ斬られました。
中劇、映画館通りにあるよーーー( ゚Д゚)!!!
映画館通りで、昭和10年から映画やってるんだよーーーーー( ゚Д゚)!!
あ、そっか、電話くれたマダム、最近こっちに越してきたのかな?
それか彼女、ずっとお城に閉じ込められてて映画とか観にいったことないのかな?そんで長い髪でお城の塔から抜け出して、今初めて宮沢賢治の映画(「銀河鉄道の父」の問い合わせでした)観ることになったのかな?きっとそうだよ!そうに違いない!(それはラプンツェルです。いや違います。)
・・・・・・思いっきり盛岡弁だったけどね(-_-;)
マダム、若いころどこで映画観てたんだろうか・・・・?
とりあえず、中劇映画館通りにあるってところから始めないといけないようでした。。。
中劇、まだまだですね・・・どうやら名刺配りが足りないようで・・・。
ていうか、昭和10年創業って、なにかね???
「老舗」なんて言葉、こうなってくると無意味だし無駄だし虚しいね!!(ヤケクソ)
盛岡住みでゴリゴリに盛岡弁のシニア層が、中劇知らないんじゃお話にならないよ!!!
どうすればいいのさ(/_;)!!??
・・・・あれ?それでなんの話だったっけ??
もういいや、しんどいことは忘れて前を向きましょう。
そうそう、マジで最近の中劇、いい映画多すぎてヤバいって話ね(?)
前回ご紹介した「ライオン少年」もめちゃくちゃよかったって話をしましたが、
9日から上映の「せかいのおきく」
これもまた良かったわけですよ~~~(´ー`)
(c)2023 FANTASIA
モノクロ、スタンダードサイズの時代劇。
舞台は幕末江戸の片隅
でも、チャンバラではありません。
主人公は22歳のおきくちゃん(黒木華)。
武家育ちでありながら、今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、
古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事に就く中次寛一郎)と矢亮池松壮亮)。
この三人を中心に、貧しいながらもたくましく生きる長屋の住人たちを見つめる、
静かであたたかく、優しい物語。
江戸が舞台の時代劇と言われて、藤沢周平山本周五郎、はたまた黒澤明作品なんかを期待された方はゴメンなさい!!!
侍たちが斬りあうシーンは皆無です・・・!!
お殿様も、新選組も、竜馬どころか刀を持った侍すらほとんど出てきません。
数分、出ては来ますけど。
しかも映画が始まってから終わるまでスクリーンに描き出されるのは、
ウ〇コ、ウ〇コ、またウ〇コ!
とにかくひたすらウ〇コを掬い、集め、運ぶ若者の姿と、
そんな当たり前の江戸の風景のなかで暮らす貧しい人々の日常。
世界が大きく動こうとしていた幕末の江戸が舞台ではあるものの、
カメラが描き出すのはありのままの自然と、
そこで質素ながらも食べて出し、出たものを田や畑に運んで肥料にし、
そこで作られたものをまた食べるという循環型経済で社会を回していた、
下町に暮らす名もなき市井の人々の姿です。
それは当たり前のように描かれてはいますが、当時の江戸のこのやり方は実は世界の中でも最先端!
西洋では糞尿を道端に捨てたり川に流したりしていた時代。(今もそうしている国も多いですけど。。。)
しかもその画期的な循環型経済は、徳川家康のときにはすでに行われていたというんだから驚きです。
まさにSDGs!!
やるじゃん、家康!!
そもそもこの映画の始まりは、利益追求型の映画作りに疑問を感じていたプロデューサー(原田満生)が関心を持った環境問題と、
そのプロデューサーとともに京都・太秦を訪れた阪本順治監督がそこで育まれてきた日本の時代劇という技術を継承していかなければいけないと痛感した使命感から。
もう、映画ヲタクはこの二人の名前が出た時点でこの映画が気になったはず。
原田満生といえば、日本を代表する美術監督。
『舟を編む』『テルマエ・ロマエ』などの有名作品はもちろん、
阪本順治監督と20年以上ともに作品を作り続けている盟友でもあります。
そして私も大好きな映画たち『顔』阪本順治監督)や、『ざわざわ下北沢』市川準監督)、『深夜食堂』松岡錠司監督)!!
そして中劇で上映した稲垣吾郎主演『半世界』阪本順治監督)もこの方が美術監督を務めています。
つまり大好きってこと!
阪本順治監督に関してはもう、1996年公開の『ビリケン』が好きすぎて青春18きっぷで大阪に行っちゃった(気に入った映画があるととにかくロケ地に行きたがる)私なもんですから、好きに決まってます。
松山ホステス殺人事件の福田和子・元受刑者を題材にした2000年公開の『顔』はめちゃくちゃ面白かったし、
日本アカデミー賞で12部門もノミネートされた王道作品『北のカナリアたち』みたいな作品もありつつ、
『闇の子供たち』では人身売買や児童買春の闇に切り込んでタイ政府から上映中止にされちゃったりするようなとんがった作品を撮ったり、
かと思えばなんのドラマティックな出来事も起こらない田舎の暮らしを見つめる『半世界』みたいな作品を作ったり。
1作ごとに題材も、撮り方も、全然違うものを生み出してくるところが興味深く、やっぱりいつでも動向が気になる監督です。
今回は、初めてのオリジナル脚本での時代劇。
毎回、ワクワクさせてくれるなぁ・・・!!
若いころはやっぱりエキセントリックな題材や大胆な切り口で話題を呼んだ個性派監督と言った感じでしたが、
このところはわりと静かな人間ドラマになってきましたかね。
とはいえ実は昔から、そこまで派手な作品ばかり作ってきた人ではなくて、
選ぶ題材としてはセンセーショナルなイメージがあったとしても、実は主題はいつも名もなき市井の人々を見つめる作品だったりします。
世間を騒がせた金大中事件誰も知らない裏側を描いた『KT』然り、
チェ・ゲバラとともに革命戦争に身を投じた無名の日系人の生涯を描いた『エルネスト』(中劇で上映しました!)然り、
結局は最初の頃からずっと変わらず、掲げたテーマの裏にある普通の人々やなんでもない日常にスポットを当ててきた人のような気がします。(私の個人的な見解です。)
そして今回はまた、モノクロのオリジナル脚本の時代劇という日本映画の王道かつ一見派手そうな取っ掛かりでありながら、
中身はチャンバラ無しの糞尿まみれの青春ドラマという、誰も観たことのない全く新しい時代劇。
さすがです。
これからもまだまだ面白いことをやってくれそうな阪本順治監督。
楽しみだなぁ・・・!
そしてなんといってもやはりキャスト
キャストが良い!良すぎる!!
とにかくヒロインの黒木華ちゃんの、なんともいえないつるんとした、カラッとした、江戸の下町のおきゃんな娘が良い!!!!
(c)2023 FANTASIA
ハキハキとした、利発で気の強そうな、それでいて好きな人の前ではシュンとしちゃうかわいらしい江戸時代の女の子がまるで今、目の前にいるような気がしてきます。
後半、声を失い一言も言葉を発しないおきくちゃんになってからも、
凛とした清々しい透明感と芯の強さが垣間見える素晴らしい演技でした。
手話もまだない時代に、心も体も傷つき声を失った若い娘が、身振り手振りで愛する人に気持ちを伝えようとする姿は心をしめつけます。
このときの身振り手振りは、監督から丸投げされた黒木華ちゃんのオリジナル。
良いシーンでした・・・!
おきくと顔なじみらしい矢亮池松壮亮)の、ざっくりとした軽やかな明るさの裏の辛さや苦しみが滲む笑顔はせつないし、
それまでいろんな思いを飲み込み閉じ込めて踏ん張ってきた彼が最後まさにクソ喰らえ!と感情あらわにするシーンは圧巻。
お菊が想いを寄せる中次寛一郎)は、最初は空虚で生気の無い無表情な顔が下肥買いになったことや恋によって世の中を知り、徐々に表情が変わってくるのがほんとによかった!
(c)2023 FANTASIA
池松壮亮の朴訥とした、それでいて腹に一物持ってそうな一癖ある存在感はさすがだし、
寛一郎くんに至っては、ご存じだとは思いますが祖父が三國連太郎、父が佐藤浩市という嘘みたいなサラブレッド俳優。
中劇でも上映した『ナミヤ雑貨店の奇跡』のときはまだ十代で映画デビュー作だったこともあり、表情も硬くて印象も薄めでしたが、あれから6~7年。
今回の『せかいのおきく』の彼は、すっごく良い!!
スラッとしてガッチリとした恵まれた体型と、
自然でのびのびとした表情やなにげない佇まいからにじみ出る、
祖父&父から脈々と受け継がれる二枚目俳優の遺伝子!!
汗を拭って空を見上げる笑顔はマジで、スクリーン映えするまさに〝映画俳優”のお顔でした。
え・・・・嘘!!寛一郎、こんなにイケメンだった!!??(やっぱりそこ!?ていうか何様!?)
そしてもちろん今回、共演している父・佐藤浩市とのシーンはシビれますよ~!
(c)2023 FANTASIA
佐藤浩市の渋く枯れた元武士の空気感や、
飄々と、ナチュラルに長屋の長老としてそこにいた石橋蓮司
その昔、大河ドラマ「武田信玄」で信玄の少年時代を演じて私のハートを撃ち抜いた(あれがもう35年前だって!?ウソでしょ!?)眞木蔵人の、毒も牙も抜かれたような表情の(彼もまあいろいろありましたからね。。。)まさに悟りを開いた僧侶のような(僧侶です)住職役もピタッとハマり、
すべてのピースが揃ったパズルみたいなキャストでした。
メインキャストはこの6人。
そして紡がれていく、江戸の片隅の静かな日常。
雑然とした江戸の町の喧騒や鳥たちのさえずり、
花や草が揺れる音や肥溜めの匂い(!)までこちらに伝わってくるような臨場感のなかで、
るろ剣みたいにドラマティックなエンタメ感は無い、
三池崇史作品みたいなハードな斬り合いも無い、
でも、だからこそ時代も場所も超えて自分の隣にひっそりと暮らしているかのような身近なリアリティと共感に溢れた作品。
(c)2023 FANTASIA
静かで優しく、清々しい映画です。
ぜひ劇場で、この江戸の片隅の長屋の住人になったような気持ちで見守ってください。
近くに、時代劇と聞いて興味を持ったようなお父様やお母様がいらしたら、
「チャンバラではないよ。水戸黄門でも仕事人でも大岡越前でもないからね!」
と、必ず確認してから映画館に送り出してくださいね!
黒澤明とか、私が子供のころ大みそかに必ずやってた年末時代劇(「白虎隊」とかね!「忠臣蔵」とかね!ラストに堀口孝雄が流れてね!いや、もちろん私も大好きでした当然。)なんかを想像して来られちゃったら困るので、そこだけ要注意です!
公式サイトhttp://sekainookiku.jp/


さて、かつてないほどの渋滞状態でむりやり走っているような6月の中劇です。
WBCも、「銀河鉄道の父」も、まだまだ上映中!
『ハロウィンTHE END』については、明日6月9日から公開です。
(C) 2022 UNIVERSAL STUDIOS
・・・・あの・・・・私・・・・
ホラーは無理なんで(/_;)!!
ゴメンなさい!!
ホラーと戦争ものだけは、カンベンしてください!!
どうしても観られない。
ジェイミー・リー・カーティスは、その昔、友達が大好きだったコリー・ハイムの映画をSY内丸に観に行ったときに同時上映だった映画「ブルー・スチール」でめちゃくちゃカッコよかった女優さん。
「ブルー・スチール」は、もうほんとにこれでもかってくらいに理不尽に周囲の人が殺されてくし、観ていて「もういいよ!」ってくらいにヘトヘトになったハードボイルドな刑事もので、アメリカの刑事ものはしばらく無理!ってちょっとトラウマになりそうだったけど、
この女優さんキレイだなー、カッコいいなー、と思ったことをいまでもちゃんと覚えています。
私の大好きな映画「マイ・ガール」にも出てたー!!
けど。
「ハロウィン」は無理なのーーーーー(/_;)!!!
でも大丈夫。ホラー映画は、私がここで書こうが書くまいが、集客にはまったく影響がありませんから!
このての王道ホラーは、最初から好きな人しか来ないから!!
感想を読んで動員が広がるようなジャンルじゃございませんから!!
そして実は、ほっといてもちゃんとそこそこお客さんが入るジャンルでもあったりします。
ホラー映画好きのみなさま、お待ちしてます!
公式サイトhttps://halloween-movie.jp/

そして来週公開の『聖なる復讐者』は、重くてしんどい韓国の復讐サスペンス。
ⓒ2022 FINECUT Co., Ltd. & BLUE PLAN’IT Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED
無惨に殺された弟の仇を討つために、容疑者たちが入所している少年院に自ら罪を犯して乗り込んでくるお兄ちゃんのお話です。
さあ、弟を殺した犯人は誰だ!?
なんですが、私、けっこう最初のほうで犯人わかっちゃったんですよね(;'∀')
ていうか、犯人探しの映画じゃなかった!
こちらもまた韓国映画特有の、韓国の抱える格差社会や社会問題なんかを容赦なくあぶり出しながらの、
ほんとに重く、救いのない人間ドラマ。
何と言っても主演のパク・ジニョンがすごい!
復讐に燃える主人公(地元でも有名な札付きのワル)と、知的障害のある(ピュアで笑顔のかわいい爽やか青年)の二役をこの方がやってるんですけどね。
最初、二役だとは気が付きませんでした!
すごい!!上手い!!
そしてこれは若者達の抗争が原因の痛ましい事件(舞台は少年院)なので、関係者も若者だらけ。
・・・・つまり韓国のイケメンパラダイス(またそれ!?)ってわけ。
兄弟の友人役のイケメンとか、敵役のイケメンもよかったですよ♪(結局それ。)
とはいえ日本でも定期的に大流行する「不良少年たちのカッコいいアクションもの」では決してなくて、
この映画のなかの喧嘩はつい目を背けてしまうほどの理不尽で救いようのないただの暴力。
そして、主人公は愛する弟を殺されて復讐に燃えているのではなくて、
自分も疎ましく邪魔にすら思っていた弟が殺されたことに対する後悔と、
弟のことを何も知らず関心も持っていなかった自分への罪の意識に突き動かされる兄というところが、ズシンと深くて重い。
もう、観ていてとにかくしんどくてせつない映画ですが、
韓国映画らしい暗さと重厚感のある犯罪ものでした。

そして、作品がぎゅうぎゅうに詰まってる渋滞中に限って、長尺の作品がやってくる午前十時の映画祭
172分の『大脱走』登場です。
© 1963 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
めちゃくちゃ面白いんで、全然長く感じないんですけどね!
そしてここからスタートするのがなんと、学生さん半額キャンペーン!
これは嬉しい!!
前は、学生さんは500円で観られていたんですけどね。
シリーズ全体で値上がりしてしまったので、この半額はマジで嬉しいですよね!
若い人たちに、古き良き名作たちを映画館でたくさん観てほしい!
これから夏休みまで、たっぷり時間ありますからね、ぜひぜひ半額で名作たくさん観ちゃってください!

はー・・・・今回も超大作となりました(;'∀')
それでも今月、まだまだ新作待機中!!
全部は無理でもなるべくちゃんと観て、感想をあげていくつもりなので、
ウザがらずに覗きに来てくださーい!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/

2023年5月31日水曜日

めちゃくちゃ良かった!!「ライオン少年」

こんにちは。
5月末だってさ!
今、ほんとうにそのことが信じられず、しばらくカレンダーを凝視してしまいました。
5月の記憶が全く無い・・・・・・。
いや、正確に言えば、5月あたまの推しとのデート(→ライブ参戦の意味)以降の記憶が無い。
というか、そのあとのことはただひたすら無になって❝息をしてご飯食べて仕事して仕方なく日々の生活をこなしていただけ❞とでも言いましょうか。
ふだんの暮らしなんか、もうどうでもいい。(問題発言)
次のデート(ライブ参戦)まではまたこのしょうもなくてくだらない私の日々を淡々とこなすのみ。
あー・・・・がんばろう・・・・(遠い目)

あ、私のプライベートのことなんかどうでもいいですね。
映画の話で気を取り直しましょう!
怒涛の新作ラッシュでてんやわんやの中劇ですが、
私はとりあえずなんでもちゃんと自分の目で観てから感想も文句も(?)言いたいタイプのヲタクなので、がんばって観てます( `ー´)ノ
まずは26日から上映が始まった
「ライオン少年~雄獅少年」
(C) BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD 
(C) TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
めっちゃ良かったーーーー!!!!
こちらは、中国で空前の大ヒット、21年度公開作品の映画満足度ランキング第一位!!
中国の無形文化財である「獅子舞」のバトルをテーマにした、熱くて眩しくて誰もが共感する青春映画。
これ、始まってすぐから圧倒されます。
なんか・・・・・・・すごくね( ゚Д゚)!?
ちょっとゴメンなさい、中国アニメ、なめてました・・・!!!
いや、聞いてはいましたよ、世界に誇るジャパニメーションも、今や韓国・中国の才能や製作会社の手を借りていること。
そして国全体の経済発展が日本より遅れたために、中国や韓国のカルチャーとしての漫画やアニメが、今まさにインターネットの普及とともにものすごいスピードで発展を遂げていること。
でも時代が違いすぎて、技術や道具の進化のスピードが、日本が経済発展したときのスピードと全く違うから、早さだけでなく発展の仕方も異次元。
今回の「ライオン少年」のクオリティだけで言っても、現在の中国アニメは「爆発的成長」を遂げたといえるし、さらに猛スピードで進化中といったところ。
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中国が、暗く厳しい時代を抜けて(完全にというわけではもちろんありませんが)経済発展を目指し、お金も能力も人員もすべてをかけてとにかく国力を挙げていこうと重い腰をあげたとき、わかりやすく手っ取り早いのはやはりエンタメなわけで(あくまで個人の見解です)。
すでに先進国の仲間入りを果たし芸能やカルチャーで独自の路線を切り拓いてた日本
そして中国より少し早めに経済発展を始め、いち早くITの発展に舵を切りエンタメも進化を進めた韓国に続いて、いよいよエンタメに力を入れ始めた中国
圧倒的な人口からの、問答無用の権力集中型のシステムで、いろんな才能を中央に集め、豊富な財力を惜しげもなく注ぎ込んで(もちろんものすごい人口による興行収入も見込んだうえで)、現在の技術をもって中国が本気を出せば、「爆発的成長」も当然だよな。。。
とは思いますけどね。
2009年に中国政府が文化産業振興計画を発表して以来、中国アニメ産業は著しい発展を遂げたわけなんですが、そこにはやはり、日本からの大きな影響が。
今、中国アニメ産業の主力となっているのは80年代、90年代生まれの人たち。
暗黒の毛沢東時代を終わらせ、今や世界第二位の経済大国となった現在の中国の礎を築いた、鄧小平(1980年代の中国の最高指導者)による『改革開放政策』により、
外国の商品や文化が流れ込むようになった1980年代の中国で、
多くの海外作品が中国に入り、子どもの頃から日本のアニメを見て育ってきた人たちが、アニメを制作する側に立ちたいと思うようになるのも自然なわけで、
そこに経済発展の手段としてエンタメに力を入れ始めた国の思惑も重なったということなんですね。
まあ、そうはいっても、ものすごいスピードでの技術や文化の発展と経済の発展の裏側には、ひずみが出てくるのもまた必然。
そこには、ほかの国とはスケールの全然違う格差社会が生まれ、
そしてまた改革開放政策から数十年たった現在ではそこからの副作用というかバタフライエフェクトのような良くも悪くもいろんな大きな影響があちこちに出てきて、
経済大国・中国の抱えるたくさんの課題となっているわけです。
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 (C) TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
中国の大きな経済発展のもととなった『改革開放政策』ですが、
今回の映画「ライオン少年」を語るうえでは、
鄧小平が行ったもう一つの大きな施策『一人っ子政策』にも触れておかないといけません。
毛沢東時代に国力増強のため出産を奨励したこともあり人口が爆発的に増え、深刻な食糧難に陥った中国が始めた産児制限政策「一人っ子政策」
一人っ子宣言をすると、子供が14歳になるまで奨励金がもらえたり、優先的に保育園や学校に入れたり、学費が免除になったり、医療費が免除になったりと、国からさまざまな優遇策が受けられたのです。
それで人々はこぞって一人っ子宣言をしたんですが、
それは一時的な食糧難の解消や人口爆発の抑制になったものの、そこからの多大なる影響はまさに政策開始から数十年たった今、
日本とはくらべものにならないほどのスピードで進む高齢化や、一人っ子の子供が死んだり行方不明になることで(中国ではいまだにものすごい数の子供が行方不明になっています)一つの家庭に何人もの年寄りだけが残ったり、一人の子供の肩に両親だけでなく両方の祖父母の介護や経済的な問題がのしかかってくるという重すぎる負担として大問題になってきているわけです。
そもそも、中国では農村部と都市部で完全に戸籍が分けられていて自由に戸籍を移すことができないのはもちろんのこと、簡単に都市部に移住することもできないので、
中国の農村部では、私たちもよく中国の映画で見るような『両親が出稼ぎに行き農村部に祖父母と暮らす子供』という家族の形が当たり前になっているのです。
そしてまさにそれが、今回のこの映画「ライオン少年」の背景に色濃く浮かびあがる主人公のバックボーンになっているのでした。
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・・・・・って、またしても世界史大好き中国映画も大好きな私の一人語りが暴走気味ですが、この現代中国が抱える社会問題を、ごまかすことなく美化することもなく現実として描き出し、神話でもファンタジーでもないリアルな人間ドラマとして作っただけでなく、
誰もが心打たれる熱くて躍動感のある物語と圧倒的な技術で、
完全オリジナル脚本で超絶クオリティの青春ストーリーを完成させたことがとにかく凄いのです!!
ことに中国のアニメといえば、テーマはほとんどが中国の神話や伝説を題材としたものばかりだったので、この映画の登場と成功はまさに中国アニメの新時代の到来を意味すると言えます。
これからどんどんこういったスタイルの中国アニメが作られてくるでしょうね!
ヤバいですよ~!中国が本気出してアニメ作り出したら!!
もうこうなってくると、実写よりも自由なのかもしれない。
中国の芸能界ではいまだに外国籍排除の動きがあり、中国人であることや中国が製作する中国作品に出たいという意志を表明しないと中国映画に出演できないというような時代錯誤な政策を平気でやっちゃってますからね。
そちらのことについては前にも熱く語っているので今回は省略しますが、
もしも興味があったらこちらで↓↓
(C) BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD
 (C) TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
さて、例によって前置きが長くなりすぎてなんの話だかわかんなくなってきちゃいましたが、やっと映画のストーリーにいきましょう。
この映画の主人公チュンは、田舎に暮らす貧しい少年。
出稼ぎに出ている両親とは、年に一度、春節(旧正月。中華圏で最も重要とされている祝祭日。)に会えればいいほう。
ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから、立派な獅子頭を譲り受け、仲間を誘って獅子舞バトルに出場することを決意するー。
広東の街では獅子舞がごくごく日常の風景として存在します。
獅子舞無形文化財で、街ごとやさまざまなグループで獅子舞のチームがあり、一種の競技として大会も開催されているのです。
もうほんとにスポーツ。
地方によって造形も動きも全然違うらしいので、地区ごとに踊り方が違うさんさ踊りのような感じなのかなあと思ったのですがどうなんでしょう??
そして物語は、仲間集めや、厳しい特訓と背中合わせの楽しくキラキラした日々を描き、
青春映画の王道を突き進んで、やはり壁にぶちあたるわけです。
もう「スクールウォーズ」かよ!?
いや、「ウォータ-ボーイズ」か、それとも「ルーキーズ」!!??
熱いよ!そしてせつないよ!!
控えめに言って、日本人が大好きな青春映画です。
さらに言えば、なんならこれは明るく健全な「メイド・イン・ホンコン」(中劇でも上映した、私が大大大大好きな1997年製作の香港映画映画「メイド・イン・ホンコン」公式サイト (united-ent.com))。
映画が始まってすぐのころは野暮ったい田舎の少年だった主人公チュンが、
映画の終盤ではまさに「メイド・イン・ホンコン」の主人公を演じた当時のサム・リーそっくりのたくましくワイルドなイケメン青年に成長していることも私のヲタク心を大いに刺激した部分でもありました( *´艸`)
3Dアニメだろうがなんだろうが、とにかくアジア系のイケメンは大好物です♪
「メイド・イン・ホンコン」は大都会の片隅の貧困層、
「ライオン少年」は農村部の貧困層。
そこに大きな違いはあるものの、どちらも格差社会の中でもがき、抗えない渦に巻き込まれてしまう少年の姿を描いた作品。
なんでだろう、私はそういう作品がたまらなく好きなんだよなぁ・・・・!!!
え?共通点はイケメンだって?
・・・・そうだよ!イケメンは絶対条件だよ!当たり前でしょうが!
見てるだけで癒される~(´ー`)ってのが基本でしょ。
とにかく終盤、覚悟を決めてすっかり『男』の顔になっていくチュンにご注目。
カッコいいですよ~!!
エンディングも、さっさと立たずにちゃんとゆっくり見ていってくださいね。
いやぁ~・・・とにかく映像が綺麗とかそんなレベルじゃなくてひたすらスゲー!!!って感じだし、ワクワクして胸が締め付けられてたまに笑って最後泣ける、
しかもラストまでがっちりリアルで泣けました。
大団円でもなく、かといって不条理でもない、究極のリアルでした。
彼は今、どうしてるんだろう。
年に一度でも家族と会えてるかな?
仲間と、あのときの獅子舞バトルの話をしながら一杯やったりする日もあるのかな?
そんなふうに考えてしまうくらいにリアルなアニメ作品。
アニメの主人公が今、前を向いて歩いていることを心から願うというどうしようもなく究極のヲタクワールドの淵へと立ってしまった自分がいてざわざわします。
・・・・ダメ!!これ以上、沼は増やせない( ゚Д゚)!!!!
でも、これからの中国アニメから目が離せないってことだけはわかりました。
現代中国の現実や社会問題を浮き彫りにしながら、誰もが共感できる胸熱で爽快な青春ドラマを、最先端の超絶クオリティで完成させた大注目の中国アニメ。
みなさんも、ぜひ、ぜひ、観ておいてください!
観ておいて損は無い!!
っていうか観たほうが良い!!
ホロ苦い、じんわりとあたたかい青春の思い出とともに、
また今日からがんばろうと思える強さをもらえる映画です。
いやぁ~・・・・・しかしすごいな、中国。。。!!!
チラッと、予告だけでも見てみてください。
ほんと、マジで!!(↓↓↓)
公式サイト映画『雄獅少年/ライオン少年』公式サイト (gaga.ne.jp)
そして、「あれ?ちょっと気になる・・・!」って思ったらぜひ、スクリーンで観てください。
せつなさのなかに晴れ晴れとした爽快感の残る、素敵な映画です。


さて、気が付いたら「銀河鉄道の父」「WBC」、そして宮本信子(午前十時の映画祭にて「お葬式」上映中)は岩手にとてもゆかりのある女優さんと、
岩手県民、映画館へ通ってください月間(?)になっている中劇です。
そういえば、先日上映が終了した「すずめの戸締まり」も岩手に関わりのある映画でしたね。
やっぱり・・・・・・岩手、キテるなぁ・・・・!!!
街を歩いていても、観光客がかなり増えているのを実感しますよね。
まさか、ニューヨークタイムズ「2023年に行くべき52カ所」の一つとして紹介されるなんてね。
それまでは別になんとも思わなかった地元の当たり前の風景がそんなふうに評価されるとは驚きでしたけど、言われてみればそうだよなー・・・いい街だよねー・・・
などといきなり自己肯定感爆上がりでイキリ出した私です。
先日、法事でこちらに来ていた東京のいとこ家族(子供の頃、夏休みの間ずっと一緒にうちの実家で過ごした姉妹)にも、
「それで?どこでコーヒー飲みたいの?あ、迎えにいこうか?」
なんてイキったところ、あっさりと
「大丈夫、自分で歩けるよー。ていうか、子供の頃散歩するのが好きだったところが紹介されてたから、やっぱりねーと思った」と言われ、
そうか、よその人(30年以上も前、しかも子供)にはちゃんと見えていたんだな、すごいな!とさらに驚いた私でした。
いとこ姉妹ファミリーと一緒にわんこそばをやり、みんなで小岩井岩手公園なんかで遊んだ懐かしい写真を見たりして楽しく過ごしたのですが、
帰ってしまうとやっぱり寂しく、虚無状態からまだ抜けられずにいます。
次、いつ会えるかなぁ。。。。(/_;)
これも、歳ですかね。
気合を入れるため、もう一回「ライオン少年」観ようかな!!!
いや、その前に「憧れを超えた侍たち」を観ないとね!「お葬式」も観ておこう。
(→こちらは前回、紹介済み。https://moriokachugeki.blogspot.com/2023/05/wbc.html
あ、6月9日公開の「せかいのおきく」、こちらもスッゴク良かったですよーーー!!
(C) 2023 FANTASIA
今回、また語りすぎて長くなっちゃったので次回にしますが、
これも必見です。
こちらはまさにザ・日本映画らしい作りでありながら今までの日本映画にはなかった切り口の、王道でありながら斬新で新しい時代劇。
早く観てほしいーーーーー!!
映画好きの皆様、絶対に観賞スケジュールに入れておいてくださいね!!
あぁ・・・こんな映画を上映できる日が来るなんて!
私が、ウザいくらいに熱のこもった語りをする映画は、ガチでおすすめのやつなんで!
観るかどうか迷ったらブログでウザいかどうかをチェックして、
ウザかったら、観て間違いないですから参考にしてくださいね(?)


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/