2023年8月4日金曜日

観ました。「君たちはどう生きるか」*ネタばれ無し*

こんにちは。
8月ですって。
まったくそんな感じのしない、静かな夏休みを迎えた中劇です。
子供があまり来なくて大人ばかり、
グッズも無くて(パンフすら発売はこれから)ほんとに静か。
もう何十年も夏休みにはポケモンをはじめとしたいろんな東宝系のでっかいアニメ作品を上映してきた中劇なので、
ロビーや売店に響く子供たちの声が無いとどうも「夏」っていう実感が出ないんですよ。
「クレヨンしんちゃん」で子供たちが来てくれるようになると、
やっと夏休み感が出そうです。
というか、マジで夏、感じさせてくださいよ!!
子供たち、頼むからたくさん来てくれよ!!
小学生男子が満面の笑みで「この山盛りポップコーンのために毎回、中劇に来てます!!」と言ってくれたポップコーンも、
子供を4人連れてきたお母さんから「このジュース、ほんと助かります!!」と言ってもらえたプレゼントのミニジュースも、
夏休み用にどっさり準備してしまったんですからね( ゚Д゚)!!
来てくれないと困るのよ!!
みなさん、夏休みの映画はぜひ、
ゆっくり観られてお財布にも優しい中劇へ( `ー´)ノ
・・・・と、周りの方たちに宣伝してくださいね。
10人に宣伝しないとあなたに災いが・・・・じゃないです。
10人に宣伝したらきっとあなたに幸せが訪れることでしょう♪
たとえば・・・私から感謝状が届くとか!?
それとも私の連絡先ゲットにしましょうか!?
「あ、それは大丈夫でーす!」とか言われそうですね。
余談ですけど、あの、今の若い子たちが使う「大丈夫です」は、私の頭の辞書にある「大丈夫です」とは全く反対の意味みたいで毎回、困惑します。
私の「大丈夫」は、「OK」の意味なんですけど、今の若い人たちの「大丈夫」「NG(お断りします)」の意味で使うんですよ!
どういうことなんですか!?いつからそうなったのさ!?何が正解!?
みなさんはどうですか??
・・・・・・また話がそれましたね。
そんなわけで(?)絶賛上映中。
「君たちはどう生きるか」
(C) 2023 Studio Ghibli
いまだに、この画像しか使わせてもらえません。。。徹底してます。
そして観ましたよ。
お客さんたちと一緒に初日に。
でも、観てすぐにブログを書き始めると、いらんことまで語ってしまいそうだったので少しほとぼりが冷めるまで寝かせてみました。
やっと最近、完全シークレット状態だった中身が明かされてきたとはいえ、
なんだかあまりネタバレをする人は多くはないようですね。
パンフもまだなので、詳しいことや製作サイドからの情報もあまり出ていないからでしょうか。
それとも日本人、意外と真面目?
空気を読んで、ネタばれしないようにしている?
とりあえず、友達の中学生男子は観終わってからもあの不思議な鳥の声が菅田将暉だということが信じられず、確認するためにもう一回観ると言っているそうですし(そもそもメガネを忘れたらしい!いや、メガネ!!それはかけてくれよ( ゚Д゚;)!!)、
小学生女子は、ジブリ映画につきものの、あの小さくてかわいい不思議な生き物の集合体(まっ黒クロスケとか、コダマとか、そういうやつ。今回もちゃんと出てます、カワイイの。)がとにかくカワイかったのでもう一回観たいと言っていたし、
私はひたすらいろんな人から「どんな映画なの!?結局、なんの話なの!?」などと聞かれても、隠すつもりは毛頭無いけど、「ほんとにちゃんと面白い!でも、なんの映画とかどんな映画とか、マジで説明が難しくてきっと何を言っても伝わらないからとにかく自分で観てきて!」と言っている状態で、
まあつまり、そんなこんなでリピーターも出るし、よくわかんないけど一応観るか、の人もいるのでヒットしているのかもね。そう、都会は。
・・・・・ってところでしょうか。
って、映画館スタッフのくせにそんな感想で終わらそうとするなんて雑すぎますよね(-_-;)
まあ、まだまだ「これから観るよ!」って方もいると思うので、ネタバレなしで少しだけ。
不思議な体験でした。
映画を観ながら耳をすまして、「この声は・・・・もしやあの人・・・(前にもジブリ作品で声の出演してた)!」とか、
「ハッ(゚д゚)!これ、〇×△□じゃん!!(超有名売れっ子俳優)」とか、
「誰だっけ、この声・・・誰だっけ誰だっけ・・・・わかった!!!」とか、
キャストを推理しながら観るなんて・・・!!
想像以上に楽しかったですよ(*‘∀‘)
今はもうだいぶ声の出演もバレてきましたけど、
キャストも内容も登場人物も、全くなんの情報もなく観る映画って初めてかも。
お話は、壮大な世界観を持ちながらも、本質はとても小さな物語。
でもよく考えてみると、宮崎駿作品ってみんなそうかも。
壮大なスケールで描かれてはいるけれど、
結局のところ、自分や家族なんかのごくごく小さなお話だったりしますよね。
そういった意味ではやはり根本は同じなんだなと思いました。
時代なんかいつでもよくて、場所なんかどこでもよくて、
思春期まっただなかという感じの少年と少女、
お話の鍵を握るおばあちゃん、
とてつもなく大きなお屋敷(お城?)、
ちっちゃくてかわいい生き物の集合体(?)、
水、空、森、
そして自分ではどうしようもない自然や出来事や問題に立ち向かう主人公。
そして「うわぁ、そうきたかーーーー!」のエンディングテーマ。
参りました。
まあ、せっかく徹底的にすべてを隠して上映が始まったこういう作品ですからね、
つべこべ言わずにその波に乗ってしまえばいいじゃない。
あちこちからいろんな情報が入ってきちゃう前に。
そして、よくわかんなくても、
何が言いたかったんだろうと思ったとしても、
それでもやっぱり、また観たくなっちゃうんですよねぇ。。。なぜか。
もう一回観たらわかるかな。
あのシーン、もう一度ちゃんと観てみたいな。
なーんて思ってさ。
そのうちテレビでやるようになったらついつい何度でも観ちゃってさ。
そうして「あ!!!!そういうことか!!」ってわかるときがきたりしてさ。
大人になっても、大人になったらなったでやっとわかることがあったりしてさ。
そしたら今度は自分の子供に観せたりして、一緒に観たりして、
そうやって、ずーーーっと寄り添って一緒に成長していくのがジブリ映画だよな~。
なんて思ったりしてさ。
そんで観終わると、やっぱりパンフ、欲しいですよねー!!
私もです。
諸事情により(お財布、保管場所、などなど)、今は気に入った映画のしか買わなくなりましたけど、実は大昔の東映マンガ祭りやら「劇場版アルプスの少女ハイジ」なんていう子供の頃に観た作品から、若いころはマジでつまんなかったクソ映画やしょうもないB級映画の紙質だけじゃなく中身もペラッペラなクソみたいなパンフまで(口が悪くてゴメンナサイ!)とにかく映画館で観たものはすべてパンフを買うというちょっと強迫観念じみたクレイジーな収集癖があった私なので、
今でもやっぱりジブリ作品のパンフは欲しいよね~!
先日、ルミエールさんで「パリ・タクシー」「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」を観て、
面白かったのでやっぱりパンフが欲しくて買おうと思ったらどちらも「注文したけど入荷が無かったんですよ~!」と言われて「えー!欲しかった!」などと思わずゴネたくらいの私ですからね。(ゴネるのは迷惑なのでやめましょう。)
まあ、「君たちはどう生きるか」のパンフレットは、これから販売になると決まっているので楽しみに待ちましょうね!
これはほんとに、読むのが楽しみ!
私の見解で合っているのか、あれは本当にこういうことだったのか、
宮崎駿監督や鈴木P、そして製作サイドのお話が早く知りたいです。
あとは、やっぱり自分で観てみてほしいかな!
私ももともと、ほかの人の感想とかあんまり知りたくないほうの人なんですよね。
自分は凄く良かったのに他の人がぼろくそに言ってると、もう「私は好きだよ!」とは言えなくなってしまうんですよね。。。ついついね。
周りに合わせてしまったりね。
同意まではしなくとも、うんうんなるほどーなんて相槌打ったくらいにしてね。
こんな私でもやっぱり反対意見は言いにくいわけです。
だから、映画は一人で観るのが好きです。
感想言わなくて済むから。
・・・・友達がいないわけじゃないやい(;゚Д゚)!!
平日の・・・・昼間に・・・・空いてる友達がいないだけ・・・・です。。。
って、そんなことはどうでもいい。
みなさん、ほんとにこれはマジで、意地張ってるんじゃなくて、
一人で観るのもいいですよ。
誰に気兼ねするでもなく好きなものを、好きな時に。
一緒に観たこの人、この映画どうだったかななんて考えずにね。
なんか、誰かと一緒だと気になるじゃないですか絶対に。
自分がつい笑っちゃったシーンとか、チラッと隣を見たりしてね。
そしたらその人は全く笑ってなかったりしてね。
あ・・・・・・合わない・・・・( ゚Д゚)なんて思ったりしてね。
そして今回のこの「君たちはどう生きるか」はまさに、お一人様での鑑賞をおすすめします。
ほんとは家族連れで一組の人数が多いほうが映画館としても映画業界としても助かるわけなんですが、今回ばかりはそれよりも『映画好き』『映画ヲタク』として言わせていただきます。
この映画に限っては、大人一人で、ゆっくりと観て、観終わったあとじっくりと感慨にふけるのが、おすすめです。
カフェとかね、静かなバーみたいなとこでもいいね!
「え、あれ、どういう意味!?」とか、
「あのシーンはよかったなー」とか考えながらね。
ほんとはねー!パンフ見ながらがいいんだけどなー!
まだ販売前なんだよなー!!!
早く売ってよー!!!(完全に観客目線)
近々、発売になると思うのでぜひ買って、読んでくださいね!
入荷したらすぐに情報流しますから!ツイッターで!
ツイッター担当のNさんが!(丸投げ)

そんなこんなで、いろんな意味で映画業界が「君たちはどう生きるか」に振り回されている間に、いつのまにか季節は真夏。
そしてさんさの太鼓が響く真夏の盛岡に、
クレヨンしんちゃんが降臨です。
「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 
超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~」
(C) 臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会
相変わらずなんのこっちゃなタイトルですが、
毎年必ず、子どもだけでなく親も楽しめる(なんなら親だけ泣く)クレヨンしんちゃん
ふだんは春先、ゴールデンウイークがシーズンの映画なんですが、
今年はなんと、シリーズ初の3DCG化。
めちゃくちゃ綺麗な映像で、しんちゃんのプクプクのほっぺもツルツルのお尻も、
感動するくらいに美しい映像でお贈りします。
なんと脚本&監督は大根仁
私も大好きな「モテキ」「週刊 真木よう子」「エルピスー希望、あるいは災いー」、それから大河ドラマ「いだてん」も手掛けていましたね!
関わるほとんどの作品で、自分で脚本も書く大好きなクリエーターです。
そして毎回、気になるのはゲスト声優。
バイトはうまくいかず、推しのアイドルは結婚、さらには暴行犯に間違われ警察に追われるという運の悪さで暗黒のエスパーとなった男という残念な悪役を演じるのはなんと、
松坂桃李!!
ちゃんとしたイケメン持ってきたーーー!!!
松坂桃李が、イケメンオーラを消して声だけでどこまで残念男子になりきれるのか楽しみですね。
それと、お約束のお笑い班で空気階段の二人!
空気階段、好きですよ~!面白いですよね!
こちらはこちらで楽しみです♪
毎回、主題歌もセンスが良いと評判のクレヨンしんちゃんですが、
今年はなんとサンボマスター
セレクトが毎回、絶妙~なところ突いてきますよね!
混雑具合についてはそのとき次第なのでなんともいえませんが、
子ども映画がにぎわう午前中の時間帯は大きいほうの劇場で上映するので、
席が無いってほど混み合うことはないと思います。
心配であれば、中劇公式サイトの上映時間のところからオンラインのチケット販売に飛んでみて空席状況をご確認くださいね。
子供会の団体観賞も続々予約が入ってきています。
ポップコーン付きで予約していただければ、ご来場時にすぐにお渡しできますのでぜひご利用くださいね♪
家族みんなで笑えて泣けて「面白かったーー!!」と言える映画です。
暑くて外に出たくないけど、家にいると子供たちがうるさい・・・!
なんてときは迷わずみんなで、涼しい映画館にお越しください♪


さてさて、子供映画でにぎやかな夏休みはあっという間に過ぎ去り、すぐに秋になる盛岡ですが。
このごろなぜかあちこちの配給会社さんからとにかくいろんな映画のオファーが届いてMMK(モテてモテて困る、の意味。昭和の言葉です)の中劇です。
どうしちゃったんでしょうか。
嬉しいんですけど、どうにもこうにも中劇、
2スクリーンしかないって言ってるじゃんかーーーーーーー!!!!
スクリーンいくつのシネコンだと勘違いしてるんでしょうかね?
魅力的な作品ばかりなんですが、それだけでなく強大なる大人の事情とか、
「イエッサー!」しか返事の選択肢が無いお話がいきなり入ってきたりもするので、
魅力的なお誘いがあったからといって二つ返事でOK ができるわけでもなく。
とはいえ、映画館である以上は、たくさんの素敵な映画を上映したいというのはスタッフみんなの根本的な当たり前の思いなので、なるべくたくさん上映していきたいとは思っています。
・・・・というわけで、すでに今から秋の作品がぎゅうぎゅう詰めで渋滞になることが決定しています。
中劇公式サイト近日公開コーナーで発表になっているものもありますが、
まだ載せられないものもいくつかありますし、上映検討中のものもあるので、
映画好きのみなさんは覚悟しておいてくださいね!
盛岡のくせに暑い夏でほんと大変ですが、
それもあと数週間というところでしょうね。
お盆が過ぎて子供たちの学校が始まるころになれば、
暑さも和らいで同時に各映画館もまたすぐに良作が列をなして並ぶ大人シーズンが来ますので、体調を崩さないよう気を付けてお過ごしくださいね。
私も気を付けます。
目下の悩みは、休肝日が無いこと( ゚Д゚)!!
・・・だって暑いんだもん!!
飲みたいじゃん!!お風呂上りにはシュワシュワのやつ!!
すぐにできそうだと思うでしょ?
でも残念ながら私の場合、自分に甘いで有名な、意志の弱い女なんです。
がんばって休肝日作ります。
だからみなさんもがんばって!(?)


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/