いよいよ年の瀬ですね。
というのにいつも通りのほほんと、
大掃除どころかまるで泥棒が入ったかのような惨状の部屋でテレビを見るという暴挙を続けている2018年の終わり。
いつになったら片付くのだろうか?
「今年こそ断捨離!」
っていう雑誌を買ったもののテーブルの上に投げたまま書店の袋から出してもいない残念な私です。
ほんとがっかりですね!
クリスマスの夜、サンタさんに「女子力をください!」とお願いして寝たのですが、
枕もとの靴下(寝る前まで履いてただけのあったか靴下ですけど)には、
もちろん毛玉くらいしか入ってませんでした(;'∀')
悪い子だったからかなあ!?
今年もお酒飲みすぎたからかなあ!?
・・・・来年はいい子にしようっと♪
さて、そんな女子力ゼロの私でも絶対観たい!
観ると女子力が上がったような気がするこちら。
「マシュー・ボーンのシンデレラ」
© Johan Persson
© Illuminations and New Adventures Limited
2017.
マシュー・ボーン。中劇では定番になってきているのが嬉しい、
英国バレエ界が誇る演出家であり振付師でもある奇才。
毎回、世界中が注目する驚きの設定や舞台装置に、
華やかで煌びやか、かつわかりやすく面白い、
奇跡の舞台を発表し続けるこの方の作品は、
バレエとかミュージカルとかそういったカテゴリーやジャンルなんかを飛び越えて、
観る人すべてを魅了する、
ほんとの意味でのエンターテインメント。
毎回、イギリスでの実際の舞台公演をそのまま撮影、
本物の舞台の躍動感のなか、
その場で観ている観客の歓声や拍手とともに、
自分もその場にいるかのような感覚を味わえるのも楽しい!
中劇ではこれまでもこのマシュー・ボーンをはじめバレエの舞台公演や、
オペラやイギリスのシェイクスピアの舞台などの映画もたくさん上映してきましたが、
そういった生の舞台をそのまま撮影した作品たちはどれもやっぱり素敵でした♪
去年はソフィア・コッポラの「椿姫」でしたし
(https://moriokachugeki.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html)
ナショナルシアターライブも最高!!
(https://moriokachugeki.blogspot.com/2016/11/blog-post_18.html)
マシュー・ボーンの「カーマン」
(https://moriokachugeki.blogspot.com/2016/11/blog-post.html)
マシュー・ボーンの、男性が踊る「白鳥の湖」と、
現代に舞台を移した「眠れる森の美女」
(https://moriokachugeki.blogspot.com/2015/11/blog-post_12.html)
もうどれも、私のような素人でもどっぷりハマる面白さ。
バレエ公演やオペラ、英国の舞台なんていうとどうしても堅苦しさや敷居の高さを感じてしまう庶民の私ですが、
始まった瞬間からすっかり目を奪われ、
ただただ夢中で最後まで見続けるという魔物のようなエンターテインメントでした。
そりゃあ迫力や緊張感は生の舞台に勝てないかもしれませんけど、
現地ではなかなか手に入らないプラチナチケットの舞台を、
この盛岡で!
しかも映画館で!
観られるんですからね!
そもそもイギリスに行かなくてもいいんですから( `ー´)ノ
飛行機代がバカになりませんからね。
そして私が何よりおすすめするのは、映画館だからこそちゃんと見られる、
舞台のアップや役者さんたちの顔や動きの細かい部分。
オペラグラスなんか使わなくても常に舞台の一番いいところが映し出されるのを、
ゆったりと座りながら隅々まで観られるのはほんとにぜいたく!
そして字幕が出るのも嬉しいところ。
ちゃんと字幕でセリフやストーリーを追いながら舞台全体を楽しむことができるので、
飽きたり途中でついていけなくなったりせずに最後まで夢中で楽しめるんですよね。
さてさてそして今回は。
なんと、舞台を第二次世界大戦下のロンドンに移した「シンデレラ」。
© Johan Persson
© Illuminations and New Adventures Limited 2017.
ほら、もうドキドキしちゃうでしょう!?ある魔法のような夜に出会った、シンデレラと一人の若いイギリス空軍のパイロット。
出会ってからほんの一瞬で、二人は恋に落ちる!
そんなとき、ドイツ・ナチス軍がロンドンに仕掛けた大空襲によって、
二人は悲しくも引き裂かれてしまうー。
一瞬一瞬がすべてで、明日のこともわからず、
やっと見つけた小さな愛ですら突如として奪われてしまう・・・
そんな時代の、せつなくもスリリングで刺激的なラブストーリーを、
マシュー・ボーンがきらびやかでめくるめくエンターテインメントとして昇華させます。
これまでのバレエ作品などもそうでしたが、
髪をおだんごにして背筋がスッと伸びてスラッとしたお嬢さん方が何人かで観に来たり、
おばあさまとお孫さんとか、
お母様と小学生くらいの姉妹とか、
そういう方たちもたくさん観に来てくれるのが嬉しい、
マシュー・ボーン作品(*‘∀‘)
今回も盛岡市近郊のバレエスクールさんにポスターやチラシをお願いしたので、
そんな素敵なお嬢さんたちがたくさん来てくれるといいな♪
テレビじゃなくて大きなスクリーンで本場の舞台公演が観られるなんてめったにないので、
お知り合いでバレエを習ってるという方がいらしたら、ぜひ教えてあげてくださいね!
電話でもたくさんのお問い合わせをいただいていますし、
「ロンドンでも観たのよ~!」という大先輩や、
午前十時の映画祭によく来てくださっている常連さんなど、
楽しみにしてくださっている方もたくさん。
なんとなく毎年、冬にはこういった舞台公演の作品を上映できているのも嬉しい限り。
これからも続けていきたいので、応援よろしくお願いします♪
「シンデレラ」、特別上映なので料金は子供もシニアも同じで2200円均一。
招待券や割引サービスなどは使えませんが、
絶対に2200円以上の価値がある作品。
この機会にぜひご鑑賞ください!!!
1月10日までの上映です!
公式サイト→https://matthewbournecinema.com/
そして年末年始の上映のご案内です。
12月31日と1月1日は、
「妖怪ウォッチ」17:50の回、
「ポリスストーリー」18:40の回は休映になります。
サービス業なのでがっちりは休みませんが、
夜だけちょっと休ませてください( ;∀;)
元旦の朝は通常通り、
「妖怪ウォッチ」9:50~
午前十時の映画祭「パリの恋人」10:00~
上映しますよ!
しかも1月1日は映画サービスデーで1100円均一!
お父さんもお母さんもお兄さんもお姉さんも、
オジチャンもオバチャンも1100円です。
みんなで映画館へいらっしゃい!
*「午前十時の映画祭」と「マシュー・ボーンのシンデレラ」は特別上映のため均一料金ですので、サービス料金にはなりません。ご了承ください(>_<)
年末年始に上映しているのは、「マシュー・ボーンのシンデレラ」を含めて4本。
「妖怪ウォッチ」
(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2018
今のところ、満席になったりはしていないので、それほど警戒しなくても大丈夫ですよ!
時間に間に合うようにいらしてください♪
席はじゅうぶんありますが受付が混みあうこともあるので、
一応、土日祝日の午前中と、料金が安いサービスデーは早めに受付しましょうね!
学校や幼稚園などで配られた割引券を忘れずに!
グッズはもうすぐ完売しちゃいそうなので、お早めにどうぞ!
公式サイト→http://www.eiga-yokai.jp/
われらがジャッキーの最新作
「ポリスストーリー REBORN」
(C) 2017 HEYI PICTURES CO., LTD., PERFECT VILLAGE ENTERTAINMENT HK LIMITED, DADI CENTURY (BEIJING) CO., LTD., MANGO ENTERTAINMENT, CHEERFUL LAND PICTURES CO., LTD., YOUKU PICTURES (HK) CO., LIMITED ALL RIGHTS RESERVED
お正月にピッタリの、スカッとして大満足の一本。見てくださいよ、このジャッキーの真骨頂↑↑
お客さんが「いやあ~気持ちいいなあ!」と笑顔で帰っていくのを何人も見ました!
1月10日で終了予定なので、お見逃しなく!
公式サイト→http://policestory-reborn.com/
「パリの恋人」
TM, & COPYRIGHT © 2018 BY PARAMOUNT PICTURES.CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED
オードリー!画面を見ているだけで、というか仕事中、モニター(白黒のちっちゃい画面)を観ているだけでも幸せな気持ちになる、素敵な映画。
オープニングのおしゃれな映像も、劇場内から聴こえてくる音楽も、
ハッピー満載で嬉しくなります♪
こちらは1月3日で終了!
午前十時の映画祭じたい、来年度でいったん終了になりますからね。
スクリーンのオードリー、この目に焼き付けておきましょう!
公式サイト→http://asa10.eiga.com/2018/cinema/818.html
さてさて、今年も間もなく終わろうとしています。
この一年のご愛顧、誠にありがとうございました。
今年も、なんだかんだでなかなかイイ感じの作品をたくさん上映できました。
ゴッホ&ゴーギャンからの、太陽の塔に北斎と、
アート系の作品も一年を通じて定期的に上映できたし、
「泣き虫しょったん」や「ワンダー」などのすがすがしい感動作、
「オンネリとアンネリ」は続編の上映も決まったし、
何より中劇にとっては大事件だった「クソ野郎」!
元SMAPがまさかの本人登場どころか三人勢揃い( ゚Д゚;)
死ぬまで自慢しますけどね♪
って、それが4月だったって!?
つい先月くらいの気がしますが( ;∀;)
いろいろあったなあ・・・・
そして、あっという間だなあ・・・・
でも、やっぱり思うのは、
「私、やっぱり映画、好きなんだなあ・・・・」ってこと。
映画のこと考えてるだけで幸せですもん。
そんな、ただの映画好きですが、
来年もたくさんの素敵な映画を観たいなあ・・・
じゃなくて、上映したいなあ・・・!
来年、どんな映画に出会えるのか今から楽しみです♪
ぜひみなさんも、食わず嫌いせずにいろんな映画を観てくださいね!
中劇にもたまには来てくださーい!!!
というわけで、
2019年も中劇をどうぞよろしくお願い致します。
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile