いよいよクリスマスですね!
今年のクリスマスにはチキンではなく鍋を、
そしてシャンパンではなく日本酒を、
楽しむつもりの私です。
クリスマスだからって何も、世間一般の雰囲気と嗜好に合わせることはないですよね!
「ケッ!何がクリスマスだよ!教会に行ったこともないくせにチャラチャラ騒ぎやがって!」
なーんてやさぐれていた時期もありましたけど、
そんなことをブツブツ言ってる姿さえもダサいオバチャン世代になってしまったので、
素直に受け入れることにしました。
「うんうん、みんな楽しければいいじゃないの。」
それで、鍋と日本酒ってわけです。
弟がくれた上等な日本酒を飲むことだけがここ数日の私の楽しみです☆
いいんですよ、楽しみましょう!
クリスマスも、年末年始も。
超めんどくさいし、疲れるけどね(^_^;)
そんな年末年始にピッタリの作品キターーーーー(゜▽゜)!
ここ数年、なにげに年末年始っぽい企画を続けている中劇。
ナショナルシアターライブのシェイクスピアの舞台とか、
今年の正月明けの「オケ老人!」も新年っぽくて良かったですね!
そして今年。
オペラいっちゃいます(^O^)/
“オペラといったら”というくらいに有名なヴェルディの『椿姫』。
しかもなんとあの。
ソフィア・コッポラが演出。
衣装はヴァレンティノ・ガラヴァーニ。
「ソフィア・コッポラの椿姫」
(C) Yasuko Kageyama
説明の必要もなさそうですが、いろいろ言わずにはいられないので言いますね!
ソフィア・コッポラ。
(C) Yasuko Kageyama
言わずと知れたフランシス・フォード・コッポラ(「ゴッド・ファーザー」、「地獄の黙示録」ほか)の娘にして、自らも映画監督だけでなく、ファッションデザイナーとしても活躍中の才女。
私もこの方、大好きなんですよね!!
映像、音楽、衣装、雰囲気、全部がツボだった「ヴァージン・スーサイズ」でハートをガッチリと掴まれ、
それからはもう常に目の離せない、気になる存在。
スカーレット・ヨハンソンがかわいすぎた「ロスト・イン・トランスレーション」、
18世紀のフランス王妃の伝記を現代ポップカルチャー要素満載で描いて、たくさんの若い女子たちが映画館に伝記を観に行くという奇跡を起こした「マリー・アントワネット」、
実際に起きた事件をもとにしたガールズクライムムービー「ブリングリング」・・・
監督した全ての作品の脚本や脚色も自分で手掛けているところもさすが!
もうとにかくクールでポップでキュートで楽しい作品ばかり。
そんな時代の最先端をいくクリエイターである彼女が、
なんとクラシックの名曲に包まれた古典オペラの世界を演出って(◎o◎)!
絶対に面白いに決まってる!!
オペラ演出の方法も知らなかったという彼女が今回、この「椿姫」の演出をすることになったのは、
「マリー・アントワネット」を観て感銘を受けたヴァレンティノが直接電話をしたことからだそうです。
全世界が憧れるハイブランドの創始者ヴァレンティノ・ガラヴァーニですよ。
私のような残念女子にはとてもじゃないけど似合わない(高くて買えない・・・)、
めっちゃかっこよくて素敵な(そして高級な)靴やバッグやドレス。
こちらもガーリーなうえにクールなデザインが特徴のブランドなので、
きっとソフィア・コッポラともビビビとシンパシーを感じたのでしょうね。
今回、ヴァレンティノ自身が主人公ヴィオレッタの衣装をすべて手掛けており、
そのゴージャスで華麗なドレスを見るだけでもウットリです。
さらに、舞台美術を担当したのは『ダークナイト』『プレステージ』でアカデミー賞にノミネートされたネイサン・クロウリー。
こんな、最先端のトップアーティストたちが創り上げた夢の舞台!
華やかなパリの社交界に生きる高級娼婦のヴィオレッタ。
彼女が見つけた真実の愛の行方はー?
(C) Yasuko Kageyama
ヴェルディの代表作とされるだけでなく、世界のオペラ劇場の中でも最も上演回数が多い作品の一つに数えられている『椿姫』。私は、前にも書いたことがありますが高校時代、
音楽の時間にたくさんの音楽映画を観たのですが、
(http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/04/blog-post_8.html)
(http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/07/blog-post.html)
その中にこの『椿姫』もありました。
プラシド・ドミンゴが主演の、“映画作品として作られた”やつでした。
続けて『カルメン』や『ラ・ボエーム』『トスカ』なんかも観た記憶があります。
どれも自分から観ようとはしないものなだけに、
観てみるとすっごく興味深くて面白かったんですが、
とにかくみんな悲劇!悲劇!悲劇!
なのがなんとも。。。。(^_^;)
毎回、観終わるたびに
「えーーーーー・・・・・ハッピーエンドじゃないのかよ・・・(゜Д゜;)!!」
ってなってましたけどね。
オペラの作品はけっこう悲劇が多いですよね。
『アイーダ』『蝶々夫人』なんかも悲劇ですね。
そういうものなんでしょうか。
詳しくないので全くわかりませんけど。
でも、あのころよりはだいぶ大人になり、
いろんな経験をしてきたので、
今ならもしかしたら共感や納得なんかもできるかも?
私もかなり楽しみな作品。
オペラの名作としてはもちろんですが、
若い方にも楽しんでもらえるエンターテインメント作品です。
この年末年始、親子で、お孫さんと、それからデートでもいいですね!
優雅にオペラを、しかも映画館で気軽に楽しんでみるのはいかが?
誰でも聴いたことのある「乾杯の歌」をはじめとする<クラシックの名曲>に、
現代ガーリーカルチャーの神であるソフィア・コッポラが
「ヒロインを現代人が共感できる女性として演出した」
と語る<今>が溶け合う瞬間を、ぜひスクリーンで堪能してください!
特別料金:一般・シニア3000円、学生以下2500円
*招待券や割引サービスは使えません。
公式サイト→http://sofia-tsubaki.jp/
さてさて、公開2週目に入る「妖怪ウォッチ」。
(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2017
↑なんかジバニャン怖いけど(^_^;)今週はまだ冬休みに入っていなかったので平日はガラガラでした。
まあ、土日もそんなに心配しなくて大丈夫。
普通でいいですよ(^ー^)/
「普通って何かね?」
えーっと、少し早めに来てもらえれば大丈夫。
平日なら30分前に着くくらいで。
土日やサービスデーなら、もう少し早く来て整理券を取っておきましょう。
もしも私が「妖怪ウォッチ」を観るなら。
もちろん平日の午後。
どうしても土日なら夕方。
です。
きっぱり。
まっ、午前中でも満席にはなりませんけどね。
私はとにかく「混んでる映画館」が嫌いなんですよ。
ウン十年も映画館に勤めてるのにね!
せっかく行ったのに混んでて、
一個も席を空けずにピタッと隣に誰か座って、
しかも隣のオッサンがいびきかいて寝始めたり、
前の人が異常ーーーに座高が高かったり、
バカそうなカップルがずっと喋ってたりすると、
軽く殺意をおぼえます。
・・・・って、そんなことを言ってはいけませんね(+_+)
とにかく、いくらでも空いてる日を、空いてそうな時間を選んで映画を観るのが私のポリシーです。
幸い、ここは東京ではなくて盛岡なんでね。
いつ行っても行列!なんてことはありません。
ちゃんと狙い目はあるんですから。
というわけで「妖怪ウォッチ」は午後がおすすめ。
土日の午前中なら早めに動いて整理券。
今年の注意事項はそのくらいです(゜▽゜)/
みなさん、年が明けるとまあー、あっという間ですよ。
気が付いたらもう子供の学校が始まります。
慌てて宿題をやらせて、工作なり絵なりを手伝って、
「映画!?行ってる暇ないわよ!!!」
ってなっちゃいますよ。
12月中に観ちゃったほうがいいのでは・・・?
映画館、暖房も効いてるし、
エネルギーを持て余してる子どもたちが一瞬静かになりますよ。
…一瞬ですけどね。2時間弱(^_^;)
お父さんに頼んでもいいしね♪
雪で道路も悪いし、渋滞もあるので早めに家を出ましょうね!
公式サイト→http://www.eiga-yokai.jp/
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile