いよいよ今年も終わりですね。
あっという間だーとか、
今年もなんにもしなかったーとか、
なんかそういう言葉はもう聞き飽きたし、使い飽きました(+_+)
この年になるともう心境的には・・・・無です。
土曜も日曜も無く、
正月もお盆も無い、サービス業。
大掃除?何それ?
寝正月?やったことなーい。
お年玉?・・・・そんなシステム、なくなっちゃえばいいのにね!
元旦?映画サービスデーでーす♪みんな来てね!!
そんなわけで、今年も普通に過ぎてゆく年越しです。
イェーイ☆
・・・・・。
さて、映画館は正月休みなんかありませんので、
やってないかも・・・なんて心配はご無用!
ガンガン上映していきますよ!
でも一応、本日(大みそか)は少しだけ休ませてください(^_^;)
12月31日は、
「妖怪ウォッチ」17:45の回、
「椿姫」17:15の回は休映になります。
元旦は通常通り、
「妖怪ウォッチ」9:45~
午前十時の映画祭「アニー・ホール」10:00~
上映しますよ!
しかも1月1日は映画サービスデーで1100円均一!
お父さんもお母さんもお兄さんもお姉さんも、
オジチャンもオバチャンも1100円です。
みんなで「妖怪ウォッチ」へいらっしゃい!
*「午前十時の映画祭」と「椿姫」は特別上映のため均一料金ですので、
サービス料金にはなりません。ご了承ください(>_<)
「妖怪ウォッチ」
(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2017
絶賛上映中。今のところ、満席になったりはしていないので、
それほど警戒しなくても大丈夫ですよ!
一応、土日祝日の午前中と、料金が安いサービスデーは早めに受付しましょうね!
学校や幼稚園などで配られた割引券を忘れずに!
お子様には入場者プレゼントがありますよ♪
限定の「エンマ大王のポップコーンボックス」もまだあります!
でもグッズはもうすぐ完売しちゃいそう(>_<)
お早めにどうぞ!
公式サイト→http://www.eiga-yokai.jp/
「アニー・ホール」(上映中。)
ANNIE HALL © 1977 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved.
ウディ・アレン監督作品。こちらは1977年のアカデミー賞やゴールデングローブ賞など、
数々の賞を受賞し興業的にもヒットした作品で、
かなり好みの分かれるウディ・アレン作品のなかでも、
「誰もが好きなウディ・アレン映画」
と言われています。
ウディ・アレンのその後のスタイルを確立した作品でもあり、
キャリアとしても大きな転機になった、
ウディ・アレン作品を語るうえでは欠かせない作品。
実生活でも交際していたことが有名な、
主演のこのウディ・アレンとダイアン・キートンですが、
この作品が製作されるころにはすでに破局、
そしてその破局してしまった二人の関係に基づいているかのような設定で、
一組の恋人同士の出会いから別れ、
そしてその後を描いた、
軽快でコミカルで、しかもリアルなラブストーリー。
アカデミー賞の作品賞から脚本賞、監督賞、
そして主演女優賞まで受賞した、まさにこの年の映画界を席巻した作品。
このあと、ウディ・アレンは“養女性的スキャンダル”(その後、その養女と結婚!)で世間を騒がせることになるのですが、
ダイアン・キートンは常に彼を擁護。
彼の作品にも出演を続け、
良好な関係を維持しているようですね。
男女としては終わっても、きっと固い絆で結ばれた素敵な二人なのでしょう。
理想ですよねー!
この二人のベストカップルっぷりは、たぶんこの作品で一番発揮されているんじゃないかと思います。
ウディ・アレン節全開の斬新な作りや、
ダイアン・キートンのメンズライクでクールなファッション、
70年代のニューヨークの風景、
軽やかで洗練された音楽や小物たち、
そしてウディ・アレンの、長くて説教くさいセリフでさえもがなんだかおしゃれに見えてくる不思議な空気。
なぜかたまに急に観たくなる映画です。
お正月、あえてのウディ・アレン映画っていうのも、有りだと思いますよ(^_^)/
公式サイト→http://asa10.eiga.com/2017/cinema/702.html
「ソフィア・コッポラの椿姫」
(C) Yasuko Kageyama
こちらは前回、がっちり語ったのであっさりにしときましょう。(http://moriokachugeki.blogspot.jp/2017/12/blog-post_22.html)
誰もが知る王道のオペラ「椿姫」を、
今をときめくトップクリエーターであるソフィア・コッポラが手掛けた、
華麗で斬新、クラシックかつモダンな夢の舞台。
本興行時は発売と同時に即完売でプレミアチケットとなったこのローマ歌劇場での公演をそのまま映画館で観賞できるという贅沢な企画!
料金が高い、敷居が高い、よくわからない。
そんなイメージの先行する“オペラ”。
でも、近くの映画館で、3000円で、普段着で、
オペラグラスも使わずに間近で観られ、
しかも字幕付き!
こんなチャンスはめったに無いですよ!
この機会にぜひ、本物のオペラに触れてみてください♪
公式サイト→http://sofia-tsubaki.jp/
さてさて、今年も間もなく終わろうとしています。
この一年のご愛顧、誠にありがとうございました。
数年前に比べると、
映画館を取り巻くいろんな状況や、
中劇を取り巻くいろんな事情を含め、
地味にいろいろと変わってきていて(そのへんは大人の事情なので流してください♪)、
なにげにスタッフの観たい映画や上映したい作品を上映する機会が増えてきています。
毎年ちょっとづつですけどね。
それでも今回、3月に上映が決まった「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」も、
「せっかく『ゴッホ』やるんだから絶対『ゴーギャン』もやりたいっ!!」
と騒いで実現したものだし、
2月に上映する「ヒトラーに屈しなかった国王」は社長がこういった社会派ドラマが大好物なので決まった作品だし、
今年一番のハイライト(私の中で)だった『嘆きの王冠』も、
「何がなんでも中劇で上映するっ!絶対によそには渡さないっ!」としつこく粘った賜物でしたから(゜▽゜)
そんな感じで、時の流れと大きなものに身を任せつつ、
これからもいい映画を地味ーに上映していきたいと思っていますので、
(いや、ほんとは地味じゃいけないんですけどね。でも会社の規模的にやっぱりいろいろ限界がありますからね。しょうがない。)
みなさまも、別に声を大にはしなくていいので、
地味ーに応援をお願いします!
心のなかで応援していてもらえれば!
たまに公式サイトをチェックして、
気が向いたらこのブログを読んで、
時間が合ったら観に来てくれれば、それでいいです。
それ以上のものは望みません。
なので。
2018年も中劇をどうぞよろしくお願い致します。
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile