2020年11月24日火曜日

いろいろお知らせ&「ホテルローヤル」も良いですよ~♪

こんにちは。
早いもので、もう11月も終盤。
あっという間ですねえ!
コロナの影がじわじわと忍び寄り、
お客さんが目に見えて減ってきて、
新作映画の公開も延期・・・
それが今年の初めごろでしたねえ。
マスクアルコール消毒ソーシャルディスタンス・・・
なんだかいろんなことが急激に変わっていった1年間でしたが、
気が付いたらそれが当たり前になっていました。
ここ数日、どうもまたそのときのような嫌な空気が日本中を覆ってきたようで、
まだこの先もどうなることやら、という感じですが、
自分にできることをとにかくできるだけやって、
できればなるべく日常生活を維持しつつの終息を願うばかりですね。

さてさて、「鬼滅の刃」はだいぶ落ち着いてきたところです。
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
あれ?全然空席あるけど!?
全席販売なのに、自動的にソーシャルディスタンスになってるじゃん(^_^;)
という状態。
公開当初よりはだいぶ余裕をもって観られるようになったので、
一応ネットで空席チェックをしながらでいいので、鑑賞をご検討ください。
ちなみに土曜日からはまた新しい入場者プレゼントの配布が始まります。
中劇でももらえますので、ぜひゲットしてくださいね。


そして先週末からは「スタンドバイミードラえもん2」も公開に。
(C) Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners
でも、お客さんの入りはちょっと寂しい。。。。(*_*)
こちらも自動的にソーシャルディスタンス。
予告で号泣した人がここにいるし、
大人も子供も楽しめる、さすがのドラえもんなので、
ぜひ大きなスクリーンでご覧ください。
いつものドラえもんシリーズよりも柔らかく優しいタッチのドラえもんワールド。
グッズもかわいいんですよ!
私はふわふわのドラえもんの顔ポーチを狙っています♪
映画もですが、グッズも大人心をくすぐるものばかりなので、
観たあとはぜひグッズをチラッと覗いてみてください(*‘∀‘)


そして、お知らせがもう一つ。
先日、惜しまれつつ上映終了した「ミッドナイト・スワン」
こちら、復活することになりました!!!
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
そう、急に入ってきた「鬼滅の刃」のために、
10月末から11月にかけて、
そこそこちょうどよくお客さんが来てくれていた映画たちをいくつかやむなく終了することになったのですが、
そのなかでも根強い人気だった「ミッドナイト・スワン」をもう一度上映できることになったのです♪
前回、急に終わってしまったので観られなかったという方も、
もう一度観ておきたかったーなんていう方も、
これで観ることができますね!
しかも、11月29日(日)には13:00から、
草彅剛、内田英治監督登壇予定の舞台挨拶付き上映がっ( *´艸`)
通常の入場料金だけでお二人のトークも聞けるので、
都合が合いそうだったらぜひ♪
そういえば、ネットでのみですが紙版の映画パンフレットが買えるようになったので、
欲しかった方はぜひこちらからチェックしてみてください!
上映中もたくさんのお客様から「パンフレットほしいのにー!」と言われていたんですよねえ。
コロナの感染拡大防止のため販売に伴う接触を避けるため電子書籍のみでの販売だったという、まさに優しさの塊。
でもやっぱり紙版が欲しいとの要望が多かったのでしょうね。
紙版も販売することになり、ネットでのみ販売。
しかも送料込み!ありがてえ!
…私も欲しい。。。
今回の復活上映でも劇場での販売はありませんので、
欲しい方は、買えるうちにネットで手に入れてしまいましょうね!


それから、公開から少し遅れてしまいましたが、
「ホテルローヤル」のお話も少し。
(C) 桜木紫乃/集英社 (C) 2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
いやー・・・よかったですよ!!!
原作は、累計発行部数90万部を超える桜木紫乃直木賞受賞作
原作者の実家だったラブホテルを舞台にした連作を映画化したもの。
原作通り、札幌と釧路を中心に全編北海道で撮影された、
北海道・釧路湿原を望む高台にあるラブホテルで繰り広げられる30年にわたる悲喜こもごもの人間ドラマです。
ラブホテルの一人娘が波瑠
その父親を安田顕
母親を夏川結衣
すっごくいい!!!
そして従業員の余貴美子(さすがのザ・余貴美子でした!)、
アダルトグッズの営業マン・松山ケンイチ
年齢的に演じるのがギリギリのJK(女子高生)役の伊藤沙莉をはじめとしたホテルの客たちまで、
まあ~・・・絶妙なバランスのキャスティング!
なかでも、絵に描いたような北海道の男・安田顕(北海道人ですもんね!自分の父親もこんな男だったと語っていました。)、
そして本来の青森訛りをあえてそのまま出したという朴訥な松山ケンイチ(青森出身で北海道に住んでいるイメージだったそうです)がいい!
もう、キャスティングですでに勝ち!
何がというほど大きな出来事が起こるというわけではないけれど、
すでに廃墟となったラブホテルから始まるオープニング、
そこから少しづつ時間を遡る形で描かれていく面白い作り。
30年にわたる小さなラブホテルの人間模様と家族の姿が、
滑稽で、リアルで、
おかしくて、妙に共感できて、
ときどき胸が苦しくなって、
そして涙。
(C) 桜木紫乃/集英社 (C) 2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
大人になってやっとわかる親のことや家のこと。
あるとき急に何かに気付くとき、考えるときがくる。
人間が初めて何か大きな決断をするとき、
そういう瞬間を切り取った成長物語でもあり、
何かを手放して次へ踏み出す青春ドラマともいえるお話です。
子育てと介護で疲れた夫婦、
離れて暮らす母と息子、
帰る場所のない女子高生と教師、
そして破天荒な父親と無駄に美しい母親が営むラブホテルの一人娘。
広大な自然に囲まれたラブホテルの小さな部屋が織りなす、
せつなくて滑稽な人間ドラマ。
田舎町の窮屈な空気感とか、
常にどこか居心地が悪そうで自分のこともまるでひとごとのように見てる感じがする女の子(波瑠ちゃんのその雰囲気がピッタリでいい!)とか、
めんどくさいけど突き放すことのできない家族関係や、
深い関係なんてわけじゃないしずっと続くわけでもないけどあったかかったりせつなかったりする人間関係とか、
とにかくいちいちリアルで、
なんか自分の周りのそのへんにあった出来事のような気すらしてくるんです。
なんだか寂しい夫婦関係や、
嫌で嫌で仕方なかった家業なんかも、
最初からそうだったわけじゃないんだよな。。。
どんなことでも、いろんな時間の積み重ねでそれぞれ形を変えていくものなんだな。。。
そんなふうに優しい気持ちになれる映画でした。
ちゃんと笑えて、ときどき胸が痛くなったりもしながら、
ラストは・・・・・・・
最高です。
すっごくせつないけど、すっごくあったかい。
それがあるからまた歩いていける、
そんなすがすがしい涙があふれる作品。
ちなみに、エンドロールで泣いてしまったと語っている原作者の桜木紫乃さんが、
映画の公式サイトに、
映画公開記念特別書き下ろし「もうひとつのホテルローヤル」
を寄稿しているのですが、
こちらもすっごくいいのでぜひ読んでみてくださいね!


さてさて、気温も急に下がっていよいよ本気の冬を迎えようとしている盛岡。
しんどいですねえ(>_<)
雪かき、灯油代、いろんな感染症。
考えると気持ちが沈んでくるので、
いつも現実逃避ばかりしている私です。
先日は、平日休みに前々から予定していた病院と役所や銀行回りなんかをいきなり全部ブッチ切って映画を2本観てきました。
だって、なんかいろいろムカムカして爆発しちゃったんだもん( `ー´)ノ
あー、気持ちよかった♪♪
え?人としてどうなのかって?
いいんですよ、そんなもん。
自分の機嫌は自分でとんなきゃ誰がとってくれるんですか!(逆ギレ)
なんか、歳をとって思うのは、もうほんとこれ。
大事なのはメンタル!!
身体のことなんか二の次でいいんですよ。
楽しい!スッキリした!気持ちいい!
心が元気なのが一番ですね!
映画観て、ビールがっつり飲んで、イケメン眺めて、やっと復活!
はいはい、行きますよ病院ね。たいした用事じゃないけどさ。
なんか病院行くのって気が進まないですよね。
心が復活したから今度は行きます(;'∀')
みなさんもこのご時世ですから、
なんだか気分が冴えなかったり気持ちが沈んでしまったりすることもあるかと思いますが、
我慢しすぎたり気持ちをおさえこんでばかりではなく、
たまには心を解放したり、がんばってる自分にご褒美をあげたりしながら、
(私は自分にご褒美あげすぎと言われていますが。。。元気ならいいじゃんね!!)
一日、一日を健やかに過ごしていきましょうね!



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2020年11月13日金曜日

「鬼滅」大ヒット!でも座れる中劇。「おらおら~」も観てね♪

こんにちは。
だいぶ久しぶりに、たくさんのお客様をお迎えして賑やかな中劇です。
いつ以来だろう・・・・・
妖怪ウォッチの1作目・・・いや、あれは前売りがすごかっただけで、
入りはそれほどでもなかったんだよな・・・
こんなに賑わうのは昔、ポケモンドラえもんなんかを中劇だけでやってた頃以来なのでは?
まあ、映画祭とか、イベントのときは満席になったりはするんですけどね、
映画じたいが大ヒットで朝から晩までお客さんが出たり入ったり・・・
なんていうのはほんと、久しぶり。
ありがたい。
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
映画業界、非常に厳しかった今年ですが、
コロナの警戒に敏感になってた上半期は仕方ないにしても、
下半期にこういった作品が公開になり、
ソーシャルディスタンスも解除でき、
映画の大ヒットが生まれたのはほんとにタイミングもバッチリで素晴らしい。
「鬼滅の刃」は、いろんな動画サイトでテレビシリーズを見ることができるので、
自粛期間中におうちで1話から簡単に追いかけることができたのも勝因のようですね。
「続きが気になるからレンタルショップに走ったのに全部借りられてたー(;゚Д゚)!」
なんてこともなく、そもそも家から出ることもなくサクサク続きが観られるんですもんね。
自粛中だし、ちょうどいい!!っていう。
劇場に来られるお客さんたちも、家族連れの多いこと!
お父さんお母さんお兄ちゃん妹と、みんながハマってるのがすごい。
みんなでおうちで続きを追いかけたんでしょうかね。
え、私!?
実は見てなかったんですよ~。
自粛期間中もね、いろいろと忙しくてね、
お仕事とか〝推し事”とかね。
「鬼滅の刃」?へぇ~、そういうの流行ってるんだあ。。。
程度の、普通のオバチャンでしたけど。
まあ一応、今回、中劇でやることになったからには観ないとね。
お客さんからいろいろ聞かれることもあるので、
自分のとこで上映するものはなるべく観るようにしています。
で、観たんですけど。
・・・・・・面白いね( ゚Д゚)!!
斬新ですよ、ガッツガツ首やら腕やら斬って飛んでくし。
時代設定も絶妙。
大正時代ってさ、なーんか浪漫があるんですよね!
江戸や明治だとなんとなく「昔」って感じがするし、
昭和だとなんとなく近い感じがしてわかる気がするし。
ええ、昭和生まれですからね( `ー´)ノ
でも大正って、なんとなく憧れるんですよ。
私だけかもしれませんが、「はいからさんが通る」のイメージがあるからかな。
あのアニメ大好きだったんで!
大正時代って短くて、15年しかなかったし、
その間に関東大震災なんかもあって実際はドッタバタだったんですけど、
なんとなくそのたった15年しかなかった時代に対しての一瞬のきらめきのような
儚い幻か何かのようなイメージがあるのは、
もう亡くなりましたが私のずっと一緒に住んでいた祖母が大正生まれで、
まさにその15年の間に祖母のほんとに短い青春時代(本人は娘時代と言ってた)を過ごしたころのことを、
何度も何度も懐かしそうに話して聞かされた思い出があるからかもしれません。
のちに戦争の影が忍び寄り、ほんとに一瞬の娘時代が過ぎ去っていくとともに
竹やりを空に向かって突く練習をさせられていたことや、
仲の良い友達と離れ離れになったこと、
気が付いたら結婚することになっていたことの話になると
徐々に笑顔が消えていって「は、あどは覚えでねえ」と思い出話が終わるのでした。
でもまた何日かすると、
たぶん一番楽しかった娘時代の話から始まり、
戦争から嫁入り後の話になってまた沈んで終わる(笑)
というのが私の中にずっとあって、
それが幼少期に大好きだった「はいからさんが通る」と重なって、
大正浪漫のイメージになっているのかもしれないですね。
キラキラの大正時代。
「鬼滅の刃」も、その私の大正のイメージそのままでした。
昔すぎなくて最近でもない。
蒸気機関車や洋服や電気も出てきたけど、
まだまだ現代の暮らしには遠い、くらいの。
ちょんまげや日本髪ではなくなってるけど、
でも完全に洋服ってわけでもない。
ファッションや小道具やなんかもちょうどよくかわいくて。
またストーリーも、バランスよくユーモアが入っていて、
それでいて戦闘や展開は容赦ない。
振り幅があって飽きないんです。
なるほどー!
そして次から次と出てくる中ボス。
ラスボス、どこよー!?
クッパでてこーい!!(なんの話)
もう、男きょうだいがいるからのあるあるかもしれませんけど、
小学生中学生のころドハマリしてた『キャプテン翼』『キン肉マン』『北斗の拳』『ドラゴンボール』なんかの「ザ・少年ジャンプ」の世界です。
えー、ちなみに私が恋してたのは岬くん(キャプ翼)、ロビンマスク(キン肉マン)、レイ(北斗の拳)です(*‘∀‘)♪→どうでもいい
中学で、〝どヤンキー”の友人からヤンキーマンガ「ホットロード」を強制されて、
そこからやっと女子のバイブル「マーガレット」を読むようになったんですけどね、
それまでは毎週、ジャンプとマガジン読んで、
家ではひたすらファミコンやってる「ほぼ男子」な私でした。
テレビアニメもジャンプ全盛期でしたねえ。
私より少し後の世代になりますけど『ワンピース』なんかもそうですもんね。
仲間と力を合わせて、次から次と出てくる強い敵を倒していく、
誰もが好きな、胸熱のアクションアドベンチャー的な。
って言ってて気付いたんですが、
そうだ、キン肉マン北斗の拳も、けっこうがっつり殺されてたなあ(*_*;)
首が飛んだり身体が裂けたりなんてのも、そういえば普通にありました。
「鬼滅の刃」が特別ではなかったのかも。
そして「鬼滅の刃」は、脈々と続く少年ジャンプの王道でありながらも新しい切り口で。
「鬼」とかの設定もいいですよね。
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
子どもも好きですもんね、怖くておどろおどろしい世界。
世界中でゾンビなんかも流行ってるしね、
そんななかでの〝和”のテイストもすごくいい!
こういうことかー!
小さい子供からお父さんお母さん、
そしてお一人やご夫婦でいらっしゃるシニアのお客様まで、
まさに老若男女問わずドハマリする理由、
やっとわかりました。
漫画からの人はもちろん、テレビシリーズや配信から入った人がどんどん増えていったのは、
原作が素晴らしいのは大前提として、
新しい絶妙なテーマと、やはりアニメならではの躍動感と親しみやすさがあったからなのかなと思いました。
テレビシリーズを全然見てない私でも、すっごく楽しめました。
なので、この空前の大ヒットアニメに対して
「どうしてそんなに流行ってるの?」
「何がそんなにいいの?」と思ってる大人のみなさんも、
ぜひこの「鬼滅ワールド」を体験してみてください。
あ、それから、グッズ入荷しました!!
急に、「発送しましたので~!」みたいな感じで。
おお、おお・・・そうか・・・きたのか。。。。
なるほどなるほど。
もちろん全部じゃないですけどね、数種類です。
グッズだけでも買えるので、気になる方はお早めに劇場にお越しくださいね。
すでに品切れのものもありますので急いで!
混雑状況については、
土日は、朝~昼すぎくらいの回は混みあっているので、
「混んでるなら嫌だなー」という方は避けてください。
「混んでても、とにかく座れるならいいよ」という方は、来てみてください。
おうちを出る前に、ネットで席を押さえたほうが無難ですけどね。
そして土日でも夕方以降の回に来られるならできればそうしてください。
空いてます。
そして一番おすすめは平日です。
誰がなんと言おうと。
「え、これが鬼滅!?」
ってくらい空いてるので、悠々自適な大先輩方や、
お仕事がどうにか都合のつく大人のみなさんは、
ぜひ平日で予定を組んでみてください。
寒くなってきたし、やっぱり早く家に帰りたいのかな。
夕方以降はさらに空いてる!
私もこの時間で観ました♪
大急ぎで牛丼かっこんで、夕方の回に滑り込みましたよ( `ー´)ノ
ま、フォーラムさんで満席でも中劇なら座れることが多いので(言い切りました)
一応、ネットで中劇の空席状況を覗いてみてください♪
あ、土日などは中劇のツイッターでも空席状況を呟いてますので、
そちらも参考にしてみてくださいね。
そして話題になってる、11月14日(土)からの来場御礼入場者特典
中劇でも配布決定ーーーー!!!
もちろん数量限定ですからね!
お早めにお越しくださいね!!!


さてさて、そうなんです。
「鬼滅の刃」で久しぶりに大盛況の中劇ですけど、
他にも面白い映画やってますよ!
始まったのは「おらおらでひとりいぐも」
(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
岩手のみなさんならご存じですよね!
遠野市出身若竹千佐子さんが原作で芥川賞&文藝賞を受賞した作品の映画化。
登場人物は〝ほぼ一人”!!
娘(田畑智子。大好きーーー!)や孫、セールスマン、
回想では旦那さん(東出昌大。ガンバレー!)、
あたりはちょこちょこ出てきますが、
基本、現在の桃子さん(田中裕子。ピッタリ!!)、
娘時代の桃子さん(蒼井優。やっぱいいわー!)、
そして自分の中の心の声(宮藤官九郎青木崇高濱田岳。これがまたいい!)、
という〝桃子さん”だけを描いていく作品です。
(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
「これは〝私の物語だ!”」とシニア世代から圧倒的支持を得たベストセラーを、
「南極料理人」「横道世之介」「モリのいる場所」などの沖田修一監督が映画化。
このメンツです。
だから、いい~具合なんです!
絶妙なバランス!!
別に、何が起こるというわけではないんです。
夫を亡くして一人暮らしの桃子さん(75歳)の、
ひとりだけれど、ひとりじゃない、
寂しいけれどそう悪くもない、
そんな日々をこっそり覗き見る。。。
そんな映画です。
75歳。
うちの母も同世代。
「気が付いたら老人になってた」
とうちの母が言っていたのを思い出しました。
亡くなった祖母と同じで、
キラキラした娘時代から一瞬で老人になってしまった感覚なのかも。
それは今、やっと私もわかるようになってきました。
20年も、30年も、一瞬!!マジで!!!
主人公の桃子さんは、故郷の岩手を飛び出して大都会・東京へ。
訛りの抜けない蒼井優がかわいいったら!!
(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
最先端の、イマドキの新しい女になったつもりが、
気が付いたら普通に結婚して普通に歳をとって一人になった桃子さん。
田中裕子もかわいらしい!!
去年のいまごろ、中劇で上映した「ひとよ」で、
夫を殺してしまったせつない母を演じた田中裕子
あれもよかったなー!!
このときも「どうしても田中裕子でいきたい」という説得により、
数年がかりで映画化した作品だったのですが、
今回もやはり監督や製作陣のたっての希望で15年ぶりの映画主演を果たすことになったとのこと。
そのナチュラルで飄々とした雰囲気と、
ときおりにじみ出る芯の強さが、
若いころから全く変わらないのが素敵です。
髪は白く、立ち居振る舞いもすっかり老人のそれになってはいるものの、
どこからか匂いたつ色気とか、
凛とした透明感みたいなものが、
私が子供のころ見ていた向田邦子ドラマのなかの田中裕子そのもので、
その感じが、
この映画の中で田中裕子の娘時代を演じる蒼井優と共通している気がして、
すごくいいキャスティングだなあと思いながら観ていました。
この映画のキャスティングは最高です。
食パンを食べて、図書館に行き、病院で待たされ、
セールスマンとのお喋りが嬉しい、
そんな田中裕子の静かな、それでいて複雑な表情が素晴らしいし、
都会に出てきたばかりの心細い日々の中、
友達ができて恋をして・・・・のキラキラした時代の蒼井優はかわいいし、
田畑智子が演じる娘はリアルに手厳しい!
もう、娘はとにかく一番厳しい!
一番言われたくないことを平気で言ってくるし、
そのうえ家にある食べ物なんかをごっそり持ってく。(はい、ぜんぶ私。)
そう、私はこの役に自分を重ねて肩身が狭かったのですが、
どこの家も一緒だなあ。。。
母よ、いつもゴメンね。(実際には言えない)
子どもが小さかったころの賑やかだった我が家のことや、
夫に初めて会ったころのことをふと思い出しながら、
変わりのない静かな日々を過ごす桃子さんの姿は、
きっとたくさんの人たちの共感を呼ぶことと思います。
そこへふいにやってくる自分のなかの寂しさたちが、
ところどころにユーモアとポップさをふりまいてくれる。
順風満帆で幸せいっぱいの人生だった、
というわけでもない苦みや、ちょっとしんどい現実も、
またストーリーに切ないリアリティをもたらしていていい。
たくさんの人の現実と、ちょっとした希望と、
「それでいいんだよ」というやさしさと、
なんとなく前を向けるようなあたたかさが心地いい映画です。
岩手の方言もいいですよ~。
「おらだば、おめだ。」
私はずっと母方の祖母と同居だったので、
盛岡弁ならお手の物。
原作者の若竹さん遠野市出身の方なので、
盛岡の方言とはちょっと違う部分もあるものの、
同じ岩手ですからね、問題なく理解できました。
でもあれ、東京なんかで字幕も通訳もなく通じるのかしらと
ちょっと心配になりましたが。
撮影はほとんど現在の桃子さんの自宅が中心なので、
ロケ地としては、遠野市がちょっと使われたくらいのようですが、
若かりしころの桃子さんとだんなさんがハイキングする山は、
なんとなく岩手の風景を連想させる素敵な情景でした。
そのあたりもじっくりと楽しめる作品になっていますので、
岩手のみなさんにはぜひ映画館で観ていただきたいなあと思います。
唐突に歌い出したり、一人で踊ってるのを孫に見られてしまったりする、
かわいらしい田中裕子も良きですよ。
(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
アニメから始まるオープニング、
男性3人が同じ「おばあちゃん服」を着て演じる桃子さんの分身たち、
唐突に始まるジャズセッション。。。
若い頃の自分と今の自分を行ったり来たりしながら進んでいく〝私”のお話。
心にグサッと刺さるほろ苦い部分もあっての人生。
また、映画「かもめ食堂」、ドラマ「深夜食堂」
この映画の沖田監督作品「南極料理人」など、
どれも私も大好きな作品たちの料理を担当してきた飯島奈美さんが
今回もフードスタイリストを務めているのもポイント!
目玉焼き、お弁当、食堂の定食など、
なにげないごはんたちがとってもおいしそうでお腹が減りますが、
秋にピッタリの映画です。


というわけで、「鬼滅の刃」の情報いろいろと、
「おらおらでひとりいぐも」のご紹介でした。
土日は、大ヒット!で賑やか!な中劇ですが、
平日は・・・・・・わりと通常運転(^_^;)
お客様に席を選んでいただくとき、
「緑色のところからお選びください」と言うと、
「え?み、緑!?ほとんど緑なんですけど。」
と驚かれたりして(´ー`)
いつもの中劇です。
今週の土曜日からは入場者プレゼントの配布が始まるので、
また週末はフィーバーしちゃうのかなあというところですが、
早め行動、できればネットで買ってしまう、
買ってあってもギリギリじゃなく余裕を持ってご来場いただく、
このあたりをちょっと頭の隅に置いておいていただくと、
週末でも大丈夫なんじゃないかなと思います。
が、岩手でもコロナ感染が増えてきているようで。
できればあまり混んでないときに観たいですよねえ。。。
はい、夕方以降や平日がおすすめです!
マスクも忘れずに~!
アルコール消毒、場内ではドリンクのみ、
みんなで気を付けて、
なるべく普通に仕事して、
観たい映画を映画館で観て、
ふだんの日常生活をキープしたまま冬を乗り切りたいですね!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2020年10月29日木曜日

まさかの「鬼滅」。「朝が来る」も必見。

こんにちは。
前回の、平和でのんきなブログ。
今思うと、懐かしい。。。(´ー`)
あの日に帰りたい・・・・なんて言ってる場合じゃございません。
前回、
「鬼滅の刃」ねえ・・・すごいことになってるようですねえ。
フォーラムさん、大変ですねえ。。。
なんてね。
がんばってねー(´ー`)/と思っていたのに。
思いっきりひとごとだったのに。
・・・・・・・・は?
マジか(゚Д゚)ノ!?
マジなのか!?
・・・・決まりました。
「え!?中劇でも『鬼滅の刃』やるってよ(゚Д゚)ノ!!!」
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
ウソや~ん・・・・(;´Д`)
そんな話、1ミリもなかったや~ん・・・・。
宣伝も、まったくしてなかったや~ん・・・・。
・・・・。
でも。決まったもんはやりますよ。
選択肢はYESか、YES,Sir。
・・・・・お察しください(*_*)
えっとー・・・・でもー・・・・
もうすでに決まってたやつもやらなきゃいけないのでー、
そもそも今回のブログは、
私の大好きな永作先生の「朝が来る」について書きはじめたところだったのでー、
とりあえず予定通りそれをやりまーす。
「鬼滅の刃」に関しましては、
私の紹介なんていらないでしょうし、
適当なことを言うと超怖い感じがするのでやめときまーす。
ていうか、私が何か言わなくても来る人は来るし、
ほとんどは「中劇、どこそれ?知らなーい。」
の世代だと思うので、それならそれでOK。
「鬼滅の刃」で初めて中劇に来る、みたいな方のために、
諸々ご案内だけさせてください。
フォーラムさんに入れなくて、仕方なくうちに来るのかな?
うちでやってるって気付くかな?
急にやることになっちゃったので、
みなさん、そもそもうちでやると思ってないですよね。
だって私らもまさかうちで上映するとは思ってなかったので(-_-;)
一応、もう一回大きな声で言っときますね。
中劇、明日から「鬼滅の刃」、やります。
みなさん、
誰かがどこかで「鬼滅~観たいんだけど、フォーラムいつもいっぱいで観れないんだよねえ~」なんて呟いてるのが聞こえたら、
「中劇、やるってよ。しかもあそこ、いつも空いてるよ」
って教えてあげてくださいね。
いや、「鬼滅の刃」はさすがに、いつも空いてる中劇にもいっぱいお客さん来るかしら?
わかりませんけどね。
とりあえず、あの「どんな映画でもたいてい空いてる中劇」でも、
さすがの「鬼滅の刃」ですからね、
もしかしたら混み合うかもしれないので、
ネットでチケットを買っておくのをおすすめします!
来てから「混んでて入れない」では残念すぎますからね。
クレジットカード決済のみになりますが、
それでも、「早く行って並ばなきゃ」とか、
「混んでたら嫌だなあ」とか、そんなことに時間もエネルギーも使ってられないですからね。チケット買ってあれば安心。
ネットでもサービス料金の設定はありますし、
ご来場いただいてから駐車券も買えるし、
なんの割引も使わずに1800円でご入場いただいた方には駐車券を無料でお配りしてます。(提携の駐車場は金田一・MOSS・リリオです。)
ポイントカードをお持ちのお客様は、入場の際にスタッフにお声をかけてもらえればちゃんとポイントも入ります♪
ネットでチケットを買わなくても、空席チェックだけでもネットでやっておくと、
無駄足にならずにすむので効率がいいと思いますよ。
そして、混雑が予想される映画の時にいつも私がしつこく言っていることなんですが、
「夕方以降の回で観ることを検討してみてーーーー!!!」
大人もたくさんハマっているからこそのこの記録的大ヒットの「鬼滅の刃」なんですが、
やはり子供たちももれなくハマっているアニメなわけで、
ということは、やはり、狙い目は『平日』『夕方以降』
もちろん公開当初は朝から晩まで満席だったようですが、
徐々に落ち着いてくる頃ではあるので、
自分的な条件を「可能な限り譲歩する」といいと思います。
大人のみなさんは、「子どもがあまり行かないであろう平日」「仕事が終わったあとの夜の回」にするとか。
平日17時以降はイブニングサービスで1300円、
連日20時以降はレイトショー1100円と料金もおトク!
子ども連れなら、「平日の学校が終わった後」とか「土日でも夕方以降の回」にしてみるとか。
子どもがメインの映画は、やはり朝からお昼すぎあたりまでがピーク。
最初から夕方狙いで、前日や当日の朝にでもネットでチケットを買っておくとバッチリじゃないですか!?
と、いうわけで、いまだにこの急展開の現実に思考が追いついていないような状態ですけども、とにかくやるんです、中劇も「鬼滅の刃」
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
10月30日(金)から。
8:30/10:50/13:10/15:30/17:50/20:10/22:30
ちょっとすごくないですか?
まず朝一回目8:30
開場は7:50なので、7:50にならないとエレベーターが5Fまで上がりません。
7:50より早く着いてしまったら、
エレベーターを4Fで降りて、階段で5Fまで来ればOK。
入口の前に「ここで待ってね」の看板があるので、
そこで時間までお待ちください。
そして中劇のくせに、夜10:30スタートの回があるってさ!
・・・大丈夫(*_*;)?
いや、大丈夫かどうかは問題ではないのだ!
やりますよ、ガンガン回してますよ!っていう姿勢。
大事よね。前のめりの姿勢。
だから、次の日休みーとか、
夜型人間なんですーとかの方はぜひ、
レイト料金で安く観られる、
しかもたぶん中劇だから空いてる夜の回にいらっしゃい(*‘∀‘)/
ちなみにもしも映画マニアの私が中劇で「鬼滅の刃」を観るとするならいつ行くか?
私なら、第一希望は平日の17:50ですね。
子どもがまずほとんど来ない、
そして底値のレイト料金1100円はもしかしたら混みあうかもしれないので、
その前の17:50。(それでも1300円!)
観終わっても20:00ですからね、そんなに遅くもないのでどうとでもなる。
牛丼食べて帰るとか、お弁当買って帰るとか。
え、オバチャンの行動パターンなんて誰も興味ないって?
とりあえず参考までにね。
ちなみに、入場者プレゼントはありません。
残念ながら、そもそも上映予定に入っていなくて、
上映開始から2週間たったところから突然、上映することになった中劇。
先着の入場者プレゼントの割り当てがあるわけがありません( `ー´)ノ
それからグッズも同様。
映画のグッズは、だいぶ前に注文をとって入荷する流れなので、
上映予定のなかった中劇には第1弾、第2弾ともに入荷は不可能。
なので、グッズ販売もありません。
万が一、この大ヒットを受けて再販売とか新商品作成とかになったら、
もしかしたら中劇にもくるかもしれませんが、
今のところなんのアクションもないのでごめんなさい。
もしも入荷したらお知らせしますね。
パンフレットだけは通常版・豪華版の2種類入荷したので、
パンフレットだけは買えます。
そして、ここから中劇もソーシャルディスタンス解除
フォーラムさんや南部興行さんではすでに全座席販売を始めていますが、
中劇でも30日(金)から全座席販売を再開して、フルで座れるようになります。
半年ぶりのフル定員。
久しぶりにすぐ隣に人がいると、家族や友達でも
「え、近っ!!」
てなるかもね(^_^;)
両脇が絶対に空いてるのって、なにげに快適でしたからね。
ドリンクホルダーもひじ掛けも、両方とも思いっきり使えるしね!
「え、こんなに空いてるのになんですぐ隣に男性!?」とかもなかったからね。
まあ、そもそもは全席販売だったわけなので、元に戻るだけ。
でも最初はちょっと気になるかも。
(ひじ掛け、使っていいかな。。。)とかね。
全席販売にあたって、ドリンクは場内に持ち込みOKですが、
食べ物は場内への持ち込みNGになります。
なので、ロビーに設置してあるおやつの自動販売機は使えなくなります。
そして、外から持ち込んだ飲食物を場内で食べたり飲んだりできる昔ながらの映画館スタイルが売りの中劇ですが、
当面の間は、飲み物だけ持ち込みOK!という形になりますので、
何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
マスクとアルコールは、引き続きみんなで励行していきましょうね。
以上!
公式サイトhttps://kimetsu.com/anime/


そうそうそして、ほんとはこちらがメインのはずだったんです。
書いてあったんです、途中まで。
「鬼滅」がやってくる前にね。
「鬼滅の刃」の情報が欲しかっただけの方は、ここまでで大丈夫です♪
あとはアイドルヲタク&映画ヲタクの戯言ですから。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「朝が来る」
(C) 2020「朝が来る」Film Partners
ウン十年前、こんな私もまだかわいらしい高校生だった頃、
デビュー前のSMAPが見たくて毎週欠かさず録画してまで見ていた「アイドル共和国」(もちろん当時の岩手は民放が2局しかなかったので、変な曜日の変な時間に数週間遅れで放送してたんですけどね)という番組に出てきたribbonというアイドルグループの、
センターの丸顔の女の子(永作ちゃん)にロックオン。
伊集院光さんが、このころの永作ちゃんのことを〝日本一かわいいゆで卵”と言っていたらしい。わかる!)
「何、この人・・・・!かわいすぎる!!」
そしてこの、めちゃくちゃかわいいのになんとなくサバサバした男っぽい空気感のある不思議なアイドル永作博美にドハマりした私なのでした。
CoCoも好きだったんですけどね。
瀬能あづさちゃんが好きだったんですけど、
やっぱり一番は永作ちゃんかな。(→どうでもいい)
もう、とにかくズブズブのアイドルヲタクですね。
同時期、欽ちゃんの「欽キラリン530」という夕方の帯番組に出てたCHAーCHAにもハマって毎日録画したり、
あ、そうだ、大阪城ホールでのSMAPのデビュー前ラストコンサートに行きたいと母親と大げんかしたのもこのころですね(*‘∀‘)→どんだけ。
で、あれ?今日は「昭和~平成アイドル史」について語る回でしたっけ?
・・・・ヲタクのアイドル経歴は置いといて。
そんな永作ちゃんも数多いるアイドルたちと同じく、
アイドルから次のステップに進むときに一旦足が止まるわけですが、
彼女の場合、初舞台で劇団☆新感線の作品に出演したのが大きな転機になったようです。
そこから芝居に対する考えや向き合い方が変わったと語っていました。
アイドル時代が終わると、テレビなどに残れるのはほんの一部、
ほとんどの女の子アイドルたちはいつの間にか消えてたり、
結婚したり、残念な結末を迎えたり(好きだったアイドルがハダカになるのは一番しんどいんですよねえ・・・)するものなんですが、
永作先生はやはり、一味違った!
コンスタントにドラマに出続けてキャリアを重ねていました。
ドラマ「週末婚」(内館牧子脚本のドロドロ恋愛劇)で久しぶりに見て、
「やっぱりかわいいなあ!」ってなって、
映画「ドッペルゲンガー」(黒沢清監督!)で、
「うわあ・・・すっかり女優さんになったんだなあ!」って感動しました。
この映画のあとはもう、ちょこちょこいろんなのに出るというより、
ドラマも映画も「いい感じ」の作品を選んで出ているのが伝わってくる仕事のしかたになっていきました。
そして映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「八日目の蝉」で数々の賞を受賞し、
トップ女優の仲間入り。
映画「人のセックスを笑うな」もいいなあ!
石田ゆり子と身体が入れ替わってしまうドラマ「さよなら私」もよかったですねえ!
20歳下の男性との恋愛とか、
友人と身体が入れ替わってしまう主婦とか、
ファンタジー感のある難しい役でも、
彼女が演じるとなぜかリアリティがにじみ出てくるのが不思議。
そしてお待たせしました。
やっと映画の紹介です(;'∀')
今回は、実の子どもを持てなかった夫婦と、
実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」をめぐる、
感動のヒューマンドラマ。
(C) 2020「朝が来る」Film Partners
生みの親との親子関係を解消し、育ての親との親子関係を結ぶことができるこの制度を、
私もこの映画で初めて知ったのですが、
欧米などではもっとポピュラーなシステムなのだそうで。
単一民族で「血は水よりも濃い」なんていう言葉が当たり前のように使われるこの日本では、
実の子どもではない子どもを引き取り育てることがいかに大変か、
そしてあまりにもその情報が世間に周知されていないことが驚きでした。
この映画では、前半で、男性不妊により実の子を持つのを諦めた夫婦が「特別養子縁組」という制度を知って養子を育てることを選ぶ姿を、
後半で、好きな人を全身全霊で愛しただけなのに妊娠してしまったことで家族からも世間からも行き場を失い転落していく14歳の少女の姿を、
それぞれドキュメンタリーのような視線でリアルに映しだします。
監督は河瀬直美
「萌の朱雀」でカンヌ新人監督賞、
「殯の森」でグランプリ、
その後もカンヌにはさまざまな賞などで呼ばれ続ける凄腕の監督。
ドキュメンタリー出身なだけに、リアリティや作品の説得力に定評があり、
撮影に入るかなり前から必ずキャストには役として生活させて「演じる」というよりも「その人物になる」ことを求める『役積み』をすることが課せられるため、
夫婦は夫婦として生活し、
中学生役ならその在籍する設定の中学校で本当に中学生として通学するのです。
この作品でも、東京で主人公夫婦が撮影している間、
奈良県では撮影するわけでもないのに一軒家を借りてそこに14歳の母となるひかりの家族が生活して『役積み』をしていたのです。
そしてこの作品のリアリティはそれだけではなくて、
劇中、「特別養子縁組」で子供を持った家族がセミナーに登場してその経緯や経験を語るというシーンでは実際に「特別養子縁組」で子供を持った家族が出演、
さらに劇中のテレビ番組では実際に「特別養子縁組」で子供を手放した女性たちがインタビューに答えているのです。
その掘り下げ方は、さすが河瀨直美としか言いようがありません。
この河瀨直美監督自身、実の父親とは生き別れ、実の母は失くしており、
養母に育てられた経験をドキュメンタリー作品として発表し頭角を現した人物なので、
この作品を映画化するのはこの人しかいないというくらいの適役だったのではないでしょうか。
6年ぶりに会う設定の生みの親と育ての親は、
本当に最初の子どもを引き渡すシーン以来、一切会わせないというほどの徹底ぶりや、
東京、横浜、奈良、広島と順撮り(脚本に合わせて順番に撮影すること)にこだわって行ったり来たりしながらの撮影も、
キャスト全員に課せられた『役積み』も、
ひたすら忍耐と我慢の繰り返しだったことと思いますが、
その代わりに、登場人物のちょっとした表情や雰囲気までもが6年前と現在では違って見えるのがすごい。
無精子症と診断され苦悩する夫役の井浦新(私的にはどうしてもARATAくんという呼び方のほうがしっくりきますが)さんも良い!
最近は数々の映画やドラマで引っ張りだこ。
白石一彌監督の映画「止められるか、俺たちを」とか、
ドラマ「アンナチュラル」の中堂さん役はさすが!でしたが、
是枝裕和監督の「ワンダフル・ライフ」での凛とした美しいARATAくんが今でも私の中では
いまだに彼に対する強い印象。
モデルだった彼が初めて演技した「ワンダフル・ライフ」を映画館で観られたことはこっそり私の自慢だったりします。
今回は完璧なエリート夫が初めて人生の挫折をあじわうような役柄で、
辛い事実を突きつけられても、そこから新たな家族関係や新しい自分に出会うような段階をリアルに演じています。
14歳で望まぬ妊娠をしてしまうひかり役の蒔田彩珠ちゃんもすごい!
何もかも始まる前のまっさらで真っ白な普通の中学生から、
妊娠・出産を経て、家族も学校も投げ出し都会のダークサイドで孤独に暮らす少女への振り幅には驚きます。
こちらもドキュメンタリーのような手法で知られる是枝裕和監督作品の常連である彼女だからこその、
リアルな姿が映画のキモといってもいいくらい。
そして二人の母を繋ぐ「第三の母」浅田美代子が素晴らしい。
(C) 2020「朝が来る」Film Partners
映画を観る前はどうしても、去年、中劇で上映して大好評だった「エリカ38」のイメージがどうしても強く、
今回の映画も実は悪者なんじゃないかとスタッフで噂していたくらいなんですが、
なかなかどうしてこの方のナチュラルな存在感が映画に説得力をもたせていました。
実の子を持てない夫婦と実の子を育てられない少女、
都会と田舎、そして小さな島、
タワーマンションとそのすぐそばにあるドン底の暮らし、
海と山・・・・
そんな対比を繰り返しながら、
現代の日本社会が抱える社会問題を誰でも共感できるように描き出し、
家族とは、愛とは何かを問いかける、心揺さぶる人間ドラマです。
原作者の辻村深月さんは監督と初めて会ったときに
「朝斗(子ども)のまなざしが必要不可欠」と言われたそうで、
その後何度も何度もやり取りをして映画を作ったとのこと。
監督の提案で、原作にない「原作の続き」といえるものを描いたこの映画のラストは、
本当に感動でした。
みなさん、映画が終わっても、エンドクレジットを最後まで観て、
明るくなるまで席を立たないでくださいね!絶対に!
そこまで観ないと、この映画は完結しませんよ!
私は、この映画が終わった時、泣きながら
「ちょっと待ってよ!!」
と思いました。
あと30分、ちゃんと観せてよ!!と。
実際、この映画は2時間20分あるんですけどね、
長さを感じないばかりか、あと30分かけてもう少しじっくり観せてよ!
と思ったんです。
これ以上はネタバレになるので言えませんが、
そのくらい、この二組の家族に感情移入してしまい、
「そこ、どうなったのよーー!?」みたいなね。
まあ、観てもらえば私がどこのことを言っているのかわかると思うんですが、
とにかく見ごたえのある、心にズシリとくる、
それでいて爽やかな感動の残る素敵な映画でした。
奇跡の50歳・永作博美のほぼすっぴんでもトゥルットゥルなほっぺたも要チェックで。
公式サイトhttp://asagakuru-movie.jp/


てか、長っ(゚Д゚)ノ
今回も語りすぎ?
いや、ほんとはもっと語りたい。
敬愛する永作先生についても、昭和アイドル史についても(?)
めっちゃよかった「朝が来る」についても。
でも、「鬼滅の刃」が入ってきちゃって予定変更。
これでも泣く泣く文章切ってるんですよ!
(だとしたら文章書くの、下手だな!!!)
映画館もね、ビジネスなんです。
お客さんが入ってくれないとつぶれちゃうしね、
今年みたいにコロナなんていう想定外のことが起きちゃったからには、
映画業界全体でどうにか先へ進まないといけない事態。
まあ、そんなわけで、いつも通りの静かな秋を過ごすはずだった中劇が、
どうやらザワザワするような感じですね。
いや、お仕事だしね、
たくさんお客さんが入ってナンボの商売なので、
こうでなくちゃいけないんですけどね。
中劇の場合はスクリーンの数もスタッフの数も、それ仕様になってないのが問題なわけで。
・・・・・がんばります。
でもたぶん・・・・・中劇はそんなに混まないのでは?
だって、みんな中劇でも「鬼滅」やってるって知らないんだもん(/_;)!!
もし万が一、中劇に来て混んでたら・・・・・
「中劇のくせになんで混んでるんだよ!」なんてイライラせずに、
心の中で「よかったじゃん」と呟いてやってください。


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2020年10月20日火曜日

秋から冬の新作いろいろ。

こんにちは。
あっという間に秋です。
コロナがおおごとになりだした春先、
マスクが暑い苦しいめんどくさいと騒いでいた私でしたが、
あれから半年たったこのごろなんとなく、マスクいいなって。
頬のシミ、残念なお顔立ち、手抜きのいろいろ・・・・
それらすべてを隠して、見えなくしてくれる。
それがマスク。
非常ーにラク!
そして少し若く見えるしね。(→?)
それでも相変わらず苦しいからちょいちょい外すけど。
少し離れたところから手を振られても誰かわかんないけど。
知り合いだ、と思ってペコリと会釈してもわかってもらえないけど。
お店のお会計でもお互いマスクでビニールカーテン越しなので話がなかなか通じないけど。
でも、なんだかこのごろは誰かとマスク無しで話していると恥ずかしい気がしてくる。
「ごめんなさい!お見苦しいものをお見せしてしまって(;´Д`)!」
みたいな。
なので、最近はマスク必須。
車にも、カバンにも予備が。
なんならポケットにも(いつのだよ)。
・・・慣れって、すごいですね。

さて、秋真っ盛り。
例年通り夏休みと冬休みの間のこの時期、
ぎゅうぎゅうに作品つめこんで、
10月~11月、怒涛の新作ラッシュで突っ走ります!!
と思ったらいきなりの「スタンド・バイ・ミー ドラえもん2」11月20日公開決定!
でちょっと焦りましたが、いいでしょう。
それは想定内。
特典付き前売り中!お早めにどうぞ♪
で、なんだかフォーラムさん方面はすごいことになってるようですね。
 「鬼滅の刃」ねえ・・・
興収動員歴代1位?え!一日20回も回すの!?
それなのに満席で入れなくて、中劇のクレヨンしんちゃん観に来た方がいましたよ(*_*;)
フォーラムさん、大変そうだなあ・・・
すごいなあ。。。
たくさんスクリーン持ってるシネコンなんかはこういうときすごいですよね。
ゴリッゴリに回せるもんね。
うちみたいな小さいところは、そもそも2スクリーンしかなくて回せる回数も限られてるので、儲けも少ないけどリスクも少ないというのがいいところ(?)。
だから今みたいに「ミッドウェイ」「ミッドナイトスワン」「窮鼠はチーズの夢を見る」の三本がうまいことそこそこお客さんが入ってくれると大変助かるという。
え、志が低すぎるって?
だって!そもそも2スクリーンしかないんだし!
そのうえソーシャルディスタンスで半分しかお客さん入んないんだし!
「ちょうどよくそこそこ」って、なかなか難しいんですよ?
満席で入れないってまではいかないけど、それでいてガラガラでもない。
すごくいい!!
中劇は少し前まで、その「ちょうどよくそこそこお客さんが入る作品」じたいあまり上映できてなかったんですから。
今はほんとに、
「マジ。ありがてえ!」
という気持ち。
・・・ふざけてないです。
「ほんとにありがとうございます」
って言うよりちょっと本気の感情が入ってる気がしませんか?
・・・しない?
はい。
で、なんでしたっけ?
そう、今回は続々決まってきた新作のご紹介をしようと思っていたのです。
まあね、そんなもん映画の公式サイト行けば内容とかもだいたいわかるんですけどね、
でもほら、ヲタクの声って大事じゃないですかー。
どうでもいいような細かいことばっかり言ったりもしますけどね。
てことで、まずは先週末から始まった
「アダムスファミリー」から。
(C) 2020 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved. The Addams Family (TM) Tee and Charles Addams Foundation. All Rights Reserved.
みなさん、ご存知ですよね!
1991年に公開されたアンジェリカ・ヒューストンクリスティーナ・リッチクリストファー・ロイドなどなど豪華キャストで実写映画化し世界中で大ヒットした「アダムス・ファミリー」
アメリカではアニメやドラマで有名だったこの作品、
実写映画化ではバリー・ソネンフェルド「メン・イン・ブラック」など)が監督し、
ゴシック様式の建築物や家具、巧みに使われるCGなど、
ものすごいスピードで進化していくハリウッドとCG技術のなか、
独特の世界観で描かれた面白い作品でした。
私も大好きです!
今回は、あのときの雰囲気そのままにアニメ化!
アニメなのに、「あれ?アンジェリカ・ヒューストンじゃん!?」
クリスティーナ・リッチじゃない!?」
と思っちゃうくらいのビジュアルです。
ていうか、実写化のときが原作マンガに忠実だったということなのか?
カラッと陽気なアメリカンアニメじゃなくて、
本気のゴシック様式を使いつつのブラックユーモアと、
じゃっかんこじらせた表現からの現代風刺にニヤリとしちゃう感じがとてつもなくおしゃれです。
今回は、原作のテイストを大切にしたオリジナルストーリー!
ゴシック風の闇(病み)カワイイ世界観で、
パパとママが結婚するところから描かれています。
実写化のときとは別のお話ですよ!
中劇では日本語吹き替え版のみ。
生瀬勝久ちゃんがゴメズ家の夫婦を、
ウェンズデーは二階堂ふみ
フェスターおじさんはロバート秋山が担当しています。
このメンバーでそのまま実写化もいけそうですけどね!
公式サイトhttps://addams-movie.com/


10月23日公開
「銃2020」
(C) 吉本興業
中劇で上映した「悪と仮面のルール」など重厚な作風で知られる作家・中村文則のデビュー作『銃』の映画化で2018年に公開された『銃』
その企画・制作をつとめる奥山和由の着想により、
新たな視点で描かれた映画『銃2020』は、
中村文則が原案となるオリジナル作品で、中村自身が脚本を担当。
日南響子佐藤浩市加藤雅也友近吹越満と多彩なキャストでおくる、
登場人物全員がクレイジーな衝撃作。
みんな脂ぎってて怖ーいよー(;´Д`)!!
そしてなんと、この作品の武正晴監督は、
11月13日公開の「ホテルローヤル」の監督でもあるのです!!
えっ、中劇、今度はなにげに監督特集だったのかいっ(゚д゚)
もうーーー!
言わないとわかんないじゃんねー!
手が回らない・・・というか頭が回らなくなっているオバチャンなので許してください。
とりあえず「銃2020」の公開までに言えた・・・!
公式サイトhttps://thegunmovie.official-movie.com/


10月30日公開
「クライマーズ」
(C) 2019 SHANGHAI FILM GROUP. ALL RIGHTS RESERVED.
中国の登山隊が初めてチョモランマ登頂に成功した1960年と、
その事実が西欧諸国に認められないまま1975年に二度目の登頂に成功したチームの奇跡の実話を描いた、
中国初の本格山岳アドベンチャー。
・・・というよりも、中国がゴリッゴリにお金をかけて作ったド派手なアクション映画です。
実話をもとにしてはいるものの、雪山でのワイヤーアクションカンフー
そしてジャッキー登場と、とにかくてんこ盛り。
なにしろ製作がツイ・ハーク
マジか(゚Д゚)ノ!!
香港のスピルバーグですよ!
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの監督に、
「男たちの挽歌」シリーズの製作、
その他ものすごい数の香港映画の製作から、ハリウッドでも活躍と、
まあ~働く働く。俳優として出演することもしばしば。
私はひそかにこの方のビジュアルも好きだったりするんですけど、
この方の作る映画の振り幅も好きなんですよねえ!
「ワンス・アポン~」「挽歌」のようなガチのアクションものももちろんすごいんですけど、
私くらいのオタクになるとそういう王道ではなくて、
「バタフライ・ラバーズ」とか「トワイライト・ランデブー」なんていうトンデモアクションラブストーリーとか(知らないだろうなあ~・・・可能なら観てほしいんですけどねえ!)、
ただひたすら香港の大スターとトップ女優がボケてボケてボケまくる料理ギャグ映画「金玉満堂」のほうが好きだったりして、
でもそれこそが、なんでもアリだった香港映画の醍醐味だったりして、
やっぱりツイ・ハークにはトンデモ映画を作ってほしいなあと思っちゃうほうなので、
かなりのお金をかけて作ったトンデモアクション(怒られる?)なこの「クライマーズ」は個人的に楽しみ(まだ観てない。。。)です。
中国が、国の威厳をかけて本気で作ったアクション超大作。
ワクワクしますねえ( *´艸`)
公式サイトhttps://climbers-movie.com/


11月6日公開
「おらおらでひとりいぐも」
(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
こちらは、岩手の方なら知ってますよね!
遠野市出身の若竹千佐子さんが執筆した芥川賞&文藝賞W受賞のベストセラーを、
「南極料理人」「横道世之介」沖田修一監督が映画化。
田中裕子蒼井優濱田岳青木崇高宮藤官九郎、5人全員が主人公〝桃子さん”を演じるというユーモアあふれる人間賛歌。
タイトルは宮沢賢治の詩「永訣の朝」から、
そして中身は岩手の方言を使った表現で、
岩手っ子は必読&必見の作品です。
田中裕子蒼井優って、強すぎですよね!?
絶対面白いもん、これ。
「南極料理人」も好きだし。
「終わった人」「影裏」と、岩手っ子には嬉しいばかりの映画化が続いていますが、
この「おらおら~」もぜひぜひ、
家族やお友達、ご近所さんも誘って観ましょうね!


11月13日公開
「ホテルローヤル」
(C) 桜木紫乃/集英社 (C) 2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
原作は累計発行部数90万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。
作者本人の実家だったラブホテルを舞台にした7編の連作を、
現代と過去を交錯させ一つの物語にして映像化。
上の「銃2020」のところでもご紹介しましたが、
監督は武正晴(日本アカデミー賞をざわつかせた「100円の恋」、昨年のNetflix国内視聴ランキング1位を獲得した「全裸監督」など)。
主演は波留ちゃん。
そして松山ケンイチ余貴美子伊藤沙莉安田顕など、
ツウ好みの個性派キャストが顔を揃えて、
釧路湿原を望む高台のラブホテルを舞台に繰り広げられる切ない人間模様と人生の哀歓を描きます。
いいですねえ!!
映画好きは必見のやつですよ♪
せっかくなのでぜひぜひ「銃2020」も観ちゃって、
「一人〝武正晴監督特集祭り”」やっちゃってください♪


そしてここへきて突然のベトナム映画特集~!!
11月上映予定(あくまでも予定ですけど)
ベトナム映画についてはいろいろと書きたいことがあるので、
近くなったらがっちり書くつもりなんですが。
「ソンランの響き」
(C) 2019 STUDIO68
1980年代のサイゴンを舞台にした〝ボーイ・ミーツ・ボーイ”の物語。
え!?
やだー、もうちょっとだけ上映が早かったら、
「窮鼠は~」「ミッドナイトスワン」「ミッドウェイ」とともに
『中劇でLGBTを考える月間』に入れられたのにー!
(→やってませんよ。ネタです。https://moriokachugeki.blogspot.com/2020/09/blog-post.html
とはいえ、私も好きなBL系良質作品の匂い。
面白そうです(*‘∀‘)

「サイゴン・クチュール」
(C) STUDIO68
新世代のトップランナーの女性たちが集結し、
ベトナムの伝統的な民族衣装アオザイをテーマに作られた、
現代的でPOPなファッション・エンタテインメント。
国内外にアオザイ旋風を巻き起こしたカワイイ青春映画・・・・
かと思いきや、いやカワイイ青春映画ではあるのだけど、
なんとそこにタイムスリップが入っちゃうファンタジーでもあるという欲張りな映画。
この色遣いも、自分探し的なテーマも、バック・トゥ・ザ・フューチャー感も大好きなので
これまた楽しみな映画です♪
公式サイトhttp://saigoncouture.com/


そして来年、年明け公開予定なのがこちら。
「ライアー×ライアー」
(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社
出た!ほっくん(松村北斗)!!
かっこええなあ・・・・・(*'ω'*)♡
え?
いや、自担(自分が応援しているグループ、あるいは個人のこと)ではないですよ?
もちろん嫌いじゃないけど。
私はイケメン全般、守備範囲なんで( `ー´)ノ(→どうでもいい。)
この映画の主演は、今ゴリッゴリに乗ってる大注目のグループSixTONES(ストーンズ)の松村北斗くん。
今年デビューしたジャニーズのグループなんですけどね、
CDの売り上げも、動画の再生回数もマジでエッグイことになってるグループなんです。
すごいなあ・・・・と思って見てますけどね。
いいなあ・・・うち(私の好きなグループの応援)もがんばんなきゃなあ・・・ってね、
自担(私の応援してる子)もいつか映画に出て、
中劇で上映・・・・( *´艸`)!!!
・・・え?いや、なんでもないです(;'∀')
まあ、この北斗くんは今、ドラマや映画にもいろいろ出てるし、
国宝級イケメンランキングとかも賑わせている方なのでね、
とにかく要注目のイケメンですわ。
マジでめっちゃかっこいいっすよ!!
早めにチェックしといたほうがいいかも~(*‘∀‘)/
あ、女の子のほうは森七菜ちゃん。
「天気の子」で陽菜ちゃんの声をやった子です。
オロナミンCのCMにも出てるかわいい子ですね!
〝NEXT広瀬すず”なんて言われている注目の若手女優。
こちらも要チェック。
前売券なんかはもう少し先になりそうなので、
お待ちくださいね~☆


さあ、なんだかんだでなんだりかんだりつめこんだ回になりました。
気が付いたら今週末からは「朝が来る」が始まるのでした。。。
「朝が来る」についてはあとでゆっくり語ります。
なにしろ、アイドルグループribbonのころから大好きだった永作博美先生が主演の映画ですからね!
ちゃんと観てからしっかり語らせていただきますよ(*‘∀‘)
たのしみー♪♪
それではみなさん、芸術の秋、楽しみましょうね~!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2020年10月2日金曜日

必見「ミッドナイトスワン」

こんにちは。
10月です。
早いですねえ!!
朝晩はびっくりするくらい涼しくなり、
外を歩く人はもうショートブーツを履いて厚手のコートを着ていたりして。
めんどくさがりの私はまだまだ衣替えなどには手をつけず、
どうにかして今出ているものでこの涼しさをしのごうと四苦八苦。
え、さっさと秋物出せって?
いや、だから不思議なんですよねえ!
毎年毎年、「あれ?私、秋物って持ってないのか!?」
って思っちゃうんですよね。
なんか・・・・・無いんですよ。
洋服なんかたくさんあるはずなのに、
まさに今、着るような秋物って、なぜか無い。
と思って買ったはずが、
また翌年になると・・・・・・
「秋物が無い・・・!」ってなる。
がっつり冬物はあるんですけどね。
ほんと不思議です。
なので、しばらくは夏の冷房対策にも使ってたミリタリージャケットでどうにかするしかない。
道端で、少し寒そうな私とすれ違ったら「あ、これね!」とほくそ笑んでもいいですよ。


さてさて先週末から公開になりました。
「ミッドナイトスワン」
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
草彅剛主演作。
ちょうど去年の同じ時期に中劇で上映していたのも草彅くん主演の「台風家族」
ひとクセもふたクセもある家族の遺産をめぐるドタバタを描いた作品で、
草彅くんはどうにかして遺産をたくさん手に入れようとするダメ男をナチュラルに演じて
、コメディとシリアス両方に一瞬で振り切れるバランスの良さが絶妙で、
演技がうまいのは前からいわれていたことではあるのですが
(ドラマ「僕の生きる道」などの〝僕シリーズ”で証明されていましたよね!)、
これはほんとに演技の幅を広げたなあと思ったものでした。
そして今回演じるのは、男性として生まれてきたけれど心は女性というトランスジェンダーの凪沙。
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立つトランスジェンダーの凪沙と、
その親戚で育児放棄にあっていた少女・一果。
常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。
傷ついてばかりの人生だった二人が、
反発しあいすれ違いながらも、
そうするしかなくて寄り添って過ごしていくうち、
少しずつ何かが変わっていくー。
オープニングはユーモラスで、コミカル。
その街の人たちは、なんだって笑い飛ばして軽やかにやり過ごしている、ように見える。
それでも一人になったとき、
孤独や虚しさやしんどさが浮き彫りになって自分自身にのしかかってくる。
スクリーンに現れた瞬間の草彅くんは、まさに男性の体つきをした「女装姿の草彅くん」なんですが、
しばらくするともうそこには「主人公・凪沙」がいました。
都会の片隅で、一人孤独を抱えて浮かない顔をしたトランスジェンダーが、
プライドだけを心の支えに、
カツカツとヒールの音を響かせながら歩いている。
それが彼女のそれまでの過去や苦悩やすべてを物語るのです。
いちいち説明はしないし、
その姿を丁寧に追うというわけでもない。
なんならちょっとぶっきらぼうに、
日常のなかで何かが起こったときだけカメラを向けるような突き放した感じ。
それがかえって心に刺さる。
それぞれ孤独に必死に生きてきた、理解しあえるはずもない二人。
強くつっぱねるしかやり方を知らない凪沙と、
きつく当たられるのに慣れてしまっている一果の、
どうにも噛み合いそうにないやり取りがもどかしいけど、
お互いハードに傷ついてきた者同士だからか、
いつしか徐々にわかりあうようになっていく過程があたたかい。
二人の心の距離をぐっと近づけることになる大きなポイントとなるのがバレエ
この映画では全体的にバレエのシーンが重要で、
しかも印象的に差し込まれているのですが、
これはそもそも監督が本気でバレエをテーマにした映画を撮りたいということから始まったものだからなのです。
だからもちろん、オーディションで選ばれた一果役の服部樹咲ちゃんはバレエコンクールで入賞したこともあるガチの経験者だし、
友人や先生の役までバレエシーンに登場する方は徹底的にバレエ経験者を条件に選ばれているのです。
どうりで、違和感なく美しいバレエシーンばかりでした。
映画やドラマなどではどうしてもバレエのシーンだけ吹き替えになったりするものですが、
この作品ではそこをとにかく経験者にこだわって作っているため、
自然で美しいバレエシーンになっているのですね!
特に一果を演じた服部樹咲ちゃんのバレエシーンは神々しいまでに綺麗で、
バレエシーンの圧倒的な強さと美しさと、
地元での空虚な友人たちや母親とのシーンなどの重くて暗い影のある表情との対比がすごく強烈に心に迫ります。
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
彼女はこの作品のオーディションで選ばれた新人ですが、
その無垢な輝きと凛としたたたずまい、
それと表裏一体にある重く背負った暗い影に、
とてつもない可能性を感じました。
生まれて初めての演技だからこそのナチュラルさもありつつ、
複雑な表情や演技を必要とする難しい役を完全に自分のものにして、
まさに〝一果”としてそこに存在する強い少女の魅力を放っています。
そんな彼女が輝くように踊るバレエのシーンと、
生きにくい人たちや陽の当らない場所に生きる人たちの、
陰と陽が入り交じる都会の片隅の風景は、
普段私たちが気付かないところで常に存在しいつの間にか消えている当たり前の景色だったりするのだろうなと思いながらスクリーンに見入っていました。
色の使い方や、後ろで静かに時折激しく流れるピアノの旋律も、
そんな決して派手ではないけどヘビーなお話に寄り添って、
儚く美しいシーンを静かに彩っていました。
映画は、印象的なシーンがあるかないかで全然変わってきますよね。
前回、「窮鼠はチーズの夢を見る」について書いたときも語ったんですが、
その映画を語るときにどうしても外せないシーンとか、
ポーンと心に残っているシーンがあると、
たとえばストーリーを多少忘れてしまっていてもやっぱり一瞬でその映画のなかに戻れたりします。
この「ミッドナイトスワン」では、
バレエのレッスンとかコンクールのステージとか海とかたくさんあるんですけど、
やっぱり私は二人が遊びでバレエをするシーンですね。
ここが一番、優しくてあたたかくて素敵なシーンだと思います。
「ミッドナイト」「スワン」なこのシーンは、
たぶんずっと心に残る何度も観たい名シーン(私は、ですよ?)になると思います。
このところ、草彅くん慎吾ちゃん吾郎ちゃんも、
立て続けに日本映画界を引っ張るすごい監督たちの作品に出演して、
俳優としてもかなり評価が上がっていますが、
今回のこの「ミッドナイトスワン」での草彅くんのお芝居を見て、
慎吾ちゃん「もうオレ、役者やれない、やめようと思った」
と語っていました。
吾郎ちゃん「何十年も一緒にいて、今まで見たことない草彅剛だったから驚いた」と話していました。
水川あさみさんのビッチぶり(びっくりするくらいに田舎の元ヤンが似合ってます)や、
田口トモロヲさんのナチュラルなオネエぶりも一見の価値有り。
そうそう、なにより思わず「うわぁ・・・・!」と声に出してしまいそうになったのが、
サトエリ(佐藤江梨子)!!
私、ぶっちゃけ苦手なんですよ。彼女。
これ、ディスってるんじゃないですよ。
なんでこんなに苦手なのかなあと思ったら、わかりました。
この人、「上手い」んです。
とにかく、〝嫌なヤツ”の役が!
映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』での〝嫌なヤツ”が最高潮。
私の中の〝嫌なヤツ”イメージは、多分あそこから来てるんだと思います。
ゾッとするほど嫌なヤツでしたからね!
・・・・うまいってことなんだろうなあ。。。
たぶん、上手いし、頭も良くて、そのうえ「強い」んだと思う。それもかなり。
たぶんだらけなので完全に私個人の見解なので気になった方はスルーしてくださいね。
たぶん彼女、自分がどうすれば嫌われるかわかってて、
最大限に嫌われるようにふるまうことが出来るんだと思う。
そこが強い。
客観的に、どうすることが自分に合うのか見えてるし、
そうしていく覚悟があるんだと思う。
ブランドもののバッグを持って、人を見下してるという、
もう絵に描いたような成金の自己中マダムを、
ほんとにナチュラルに演じてます。
これはさすがでした。ここ、注目してみてくださいね。
そしてこの映画、
たくさんの映画関係者や監督、役者さんたちからも絶賛コメントが後を絶たないそうで、
いま中劇で上映中の「窮鼠はチーズの夢を見る」行定勲監督も、
この作品の内田英治監督と親しいようで感想を寄せています。
正直、「何度も観たい!!」っていう作品ではありません。
心がしんどくて。
でも、一回でちゃんと受け止められる作品です。
何度も観ないとわからないとか、
あちこち伏線があって・・・とかの小細工は一切なくて、
シンプルで、冷静で、しんどくて、
ときどきクスッと笑えるけど、
そのへんに転がっているはずのリアルが胸をえぐられるように苦しくて、
それでも手触りはずっとほんのりあたたかい、
そんな映画です。
号泣。
私は途中で何度もカバンからティッシュを探してゴソゴソしてしまいましたので、
みなさん、これから観るならハンカチかティッシュ必携ですよ。


さてさて、このところ映画の公開後にブログを書いてしまっていますが、
そのへんは長ーい目であたたかく見守っていただけると助かります。
なにしろ、このブログは『ほぼ趣味』ですからね(;'∀')
月末は特に、本業がいろいろ詰まっていて、なかなか『趣味』には向かえないのです。
だいたい夜中に家でブログ書くんですけどね、
月末なんかは家でくたばっちゃってパソコンも開けない。
「お酒」「推し事」で忙しいわけではないですよ?
いや、それもちょっとあるけど(*_*)
私ね、こう見えてもちゃんと映画館のお仕事してるんですよ!
知ってましたか!?
ふだんは事務所で事務仕事して、
休憩時間近くになるとフロアに下りて売店やレジなど手伝って、
毎日、外にお使いに出たりチラシや時間表を補充に行ったり、
月末はパンフやグッズなどの月末〆やら翌月の宣伝作業。
ね、ちゃんとやってるんですよ。
それに、前回もお話ししたんですが、
私、映画については嘘がつけなくて。
やっぱりちゃんと観てから書きたいっていうのがあって。
「観てもいないのに適当におすすめするなんて映画に対する冒とく行為だっ!」
と思っています。
なのでどうしても、楽しみにしてる作品ほど、
「観てから」書きたい。
プロじゃないですねえ・・・(;'∀')
でも、いいんです。
私には映画しかないので。。。
・・・・・って、とりあえず長めの言い訳したところで、
そろそろ〆ますか。
次回は、この秋続々と決まってきた新作のご紹介もできるといいなと思っております。
豊作ですよ~!
いま、「窮鼠は~」「ミッドナイトスワン」で絶好調な中劇でした( *´艸`)
ま、コロナで席をソーシャルディスタンスしてなきゃあ全然余裕でお客さん入るんですけどね(^_^;)
前後左右を空席にすると、半分しかお客さん入れなくて、
すぐに満席になっちゃうんですよ。。。
なので、ネット予約とかうまく使って、いろんな映画観ちゃってくださいねー!
真冬まで、まだまだ走るよ~!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/







2020年9月17日木曜日

「窮鼠はチーズの夢を見る」を語る回。

こんにちは。
いきなり涼しくなってビックリしましたね。
前の晩は暑くてエアコンつけて寝たのに、
翌日は長袖着て布団かぶって寝てました(*_*;)
気が付くと空は高く、トンボが舞い、
交差点で立ち止まると一瞬ヒヤッとした風が。
ほんとなら、八幡のお祭りのはずのこの時期。
太鼓の音と「ヤーレヤーレヤーレヤーレ」の掛け声が聞こえないのってほんと寂しい。
それでも季節は変わり、時は過ぎてゆくのだなあ。。。

はい、センチメンタルはこのくらいにして、
上映作品の大渋滞シーズンに突入した、秋の中劇です。
先週末から2本「クレヨンしんちゃん」「窮鼠はチーズの夢を見る」が始まりまして、
今週は「ミッドウェイ」
来週は「ミッドナイト・スワン」・・・
「ドラえもん」もまだやめられないし。
みんなそれなりに回数回さなきゃいけないそこそこ大きめのものなので、
・・・・・え、マジどうすんの( ゚Д゚)?
いや、わからない・・・・。
スタッフですらわからない・・・・・。
でも決まってるならどうにかして回すしかない・・・・。
というわけで、夏休みでもないのに早朝興行&レイトショーも決行中(やらないと回らない)!!
なのでみなさんついてきて!

「窮鼠はチーズの夢を見る」
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
いま、なにかと話題のBL(ボーイズラブ)系の作品。
ここ数年、映画もドラマもトランスジェンダーとか同性愛とかの作品が増えてますよね。
2スクリーンしかない中劇でも、
ちょっと考えただけでもいくつも思い浮かぶので、
やはり増えているということなんだと思います。
生田斗真くんの「彼らが本気で編むときは」とか、
「カランコエの花」「ストーンウォール」なんかもそうですね。
そうそう、来週から公開の「ミッドナイトスワン」もそうだ!
あら、またなにげに中劇は「いつのまにかの特集上映」になりますね!
「LGBTを考える月間」にしましょうか('ω')/
まだまだ世の中の意識とか実際には・・・の部分では難しいことも多くて一概には言えませんが、たしかにちょっとずつだけど変化してきたような感じはあります。
外国の映画でそのような題材で作られたものはわりとシリアスだったり実話だったりして、
深く考えさせられるものが多いですが、
ドラマ「おっさんずラブ」とか「きのう何食べた?」とかは、
リアルに情景を描きだしながらも、
ユーモアを入れつつ丁寧にコミカルに作られていて、
ドラマとしてシンプルに楽しい作品になっているのがいいですよね!
そんな感じで今回も明るく楽しいBL系・・・・?
かと思いきや・・・・・・
真逆。
というか、がっちりどっぷり濃ゆ~い大人の恋愛モノでした(*_*;)
もう、オープニングですべてを悟ります。
大倉くんのお尻。(コラコラ)
この映画がどんな映画で、どういうテイストで描かれるお話なのか。
ゾクゾクしますねえ!
まず、ラブシーンはゴリゴリです。
容赦ない。
リアルすぎて衝撃。
でも、それは大人の恋愛を描くうえで避けて通れないものであり、
いわば当たり前の情景。
そこを変に省略しちゃったり、逆にそれだけに注目が集まるのもよくないしね。
ある一組のカップルの恋愛をひととおり追っていくうえでは必要な流れなので、
そのちょうどいいバランスというか、
二人を追う目線が冷静かつフラットな感じなので、
こちらも自然に受け止められるんですよねえ。
男女だろうが男同士だろうが関係ない!
好きになっちゃったもんはしょうがないじゃないか!
とばかりにがっぷり四つで真正面からぶつかりまくりの小悪魔系男子を演じた成田凌
そしてそれほど恋愛にも女性にも興味ないくせにやたらとモテちゃってしかも流されやすいという一番厄介なダメ男を演じた関ジャニ∞の大倉くん
この二人のガチの恋愛ドラマ。
・・・・・・やばい。
マジやばい・・・・・!
どっちも思いっきりめんどくさい、客観的に見たら絶対に付き合いたくない、
私の好みとは正反対のタイプなのに・・・・!
・・・・・・・・どっちもイイじゃないかーーーーー(゚Д゚)ノ!!!
・・・・はい、すみません、取り乱しました。
二人ともなんなの、あの色気!
どうなってんの、あのフェロモン!
え、ていうかその色気の出し方、教えて?
・・・いや、そういえばそもそも持ち合わせてないわ、私それ(*_*;)
じゃ、仕方ない!
て、全然映画の宣伝にも紹介にもなってないんですけど、
これ不思議なことに、
観ているうちに男性同士とかそういうの関係なくなってくるんですよねえ。
気にならないというか、もう性別とかの話じゃなくて、
個と個のお話なんですね。
そういうのって、ほんとに劇中にも出てくるんですが
「すべてにおいてその人だけが例外になっちゃう」
ってことなんですね。
理屈でもないし、条件でもないし、
男性同士だからとか、相手がどうとかじゃなくて、
そう、気がついたら落ちちゃってるのが、恋なのね。
でも、よくある高校生の胸キュンラブストーリーと違って、
正直、重い。
だってなにしろ始まってすぐ、主人公は結婚してて不倫調査されてるし(-_-;)
クールなカメラは、女性にだらしない主人公の情事を映し出す。
そこからの、小悪魔男子からの猛アプローチ。
女子が、その気が無い男性を振り向かせるのにもめちゃくちゃ苦労するっていうのに、
男性が、その気が無い男性を思いっきり落としにかかる。
女子よりもかわいくて女子っぽい成田凌!(いや今ヶ瀬くん)
それがあまりにナチュラルで、なんかもう役じゃなくて、成田凌本人にしか見えなくなっちゃうんです。
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
これこれ!
この、頬杖ついて濡れた瞳で好きな人をジーッと見つめるこの感じ!
で、何、この手の色気!!(は?)
そしてこの子犬、というか子猫?というかよくわかんないけど身体とかちゃんと男性なのに妙に色っぽい小動物感?
身長も高いし身体も華奢ってわけじゃないのに、
どんな姿勢でもシルエットが丸いのがすごい!
原作漫画を読んで、座り方とか雰囲気を研究したそうですよ。
好きな人にゴロニャンする感じなんか、
かわいすぎて普通でしたもん!(→?)
何言ってるかわかんなくなってきましたが、
自然というのかな、二人が寄り添ってるのがナチュラルすぎて驚きます!
取り乱してて語彙力がアレですけど、
とにかく衝撃の成田凌!(じゃない今ヶ瀬!)
映画「愛がなんだ」では、まさにこの作品のなかの大倉くんのような、
無駄にモテる女たらし系ダメ男がめちゃくちゃハマっててムカつくほどだったんですが、
今回はひたすら好きな人に感情をぶつける、女子よりもめんどくさいくらいの恋愛体質な小悪魔系を演じてます。
もうーーーー、なんかとにかくすごいこのギャップ!(だから語彙力!)
なんていうかもう、女子でいるのが嫌になりました、マジで。
え。すでに女子じゃないって?
オババ?ていうかオッサンに近い?
なんてことを(゚Д゚)ノ!!
まだだ!
片足踏み入れてるけどまだ女子だ!!(なんの話)
そんな私みたいな、恋とか愛とかどっかに置いてきちゃってるようなオバチャンが、
ポカンと口開けて金曜夜10時の大人のドラマ(金曜日の妻たちへとかね)を見てる中学生のような気分になってスクリーンに見入ること2時間ちょっと。
終わってため息。。。。
・・・・・よし、恋をしよう( `ー´)ノ
じゃないわ!
なんか、もう、痛いんですよ。
成田凌(じゃない今ヶ瀬)が、大好きな人に再会してロックオンしちゃってからの恋心も、
なんだかんだでこじらせまくるけど成田凌(だから今ヶ瀬)のこと実はほっとけなくなっちゃう大倉くん(いや大伴くん)も、
もう痛いのよ!とにかく!
この表現が合ってるかわかんないですけど、
成田凌大倉くんが、リアルすぎて、生々しすぎて、
役じゃなくて本人みたいな感覚になっちゃってドキドキするんですよ!!(伝わる?)
思いっきり恋しちゃってる人たちばっかり出てくるので、
なんでだよ!?とか、
おーーーーい、マジかよ(゚Д゚)ノ!!とか、
ツッコミながら観てたんですけど、
もうほんと、恋しちゃうとみんなどっかネジとかおかしくなっちゃうんだろうな。
ガチガチに一方通行の恋の矢印を向けまくってる4人が対峙するとこなんか、
あんまり怖くて笑っちゃいました(どんなよ)!
周り、見えなくなるよねー!!
自分も、見えなくなるよねー!!
あとから冷静になって考えるとゾッとするようなこととかやっちゃってますもんね。
でもそれが、「胸が苦しくなるほど誰かを愛した」ということだったのか、
「本当の恋」だったのか、と言われると・・・・・
私はちょっと自信ない。
だって、「恋してる自分」に酔ってるだけだったような気もするし、
舞い上がって我を失ってるだけのような気もするし、
なんなら「恋人がいる私」とか「誰かのものである」とかの気分に浸りたいだけなのかもしれないし。
難しいですねえ!
若い頃は特に。
だからこそのこの作品の重さなわけですよ。
でもそもそも設定そんなに若くない。
大倉くんなんてめっちゃイケメンだけど、この映画のなかではほんのり枯れてさえいる。
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
これが逆に色っぽいと、原作者の水城せとなさんも絶賛のポイントだしね。
しかも監督が、行定勲
ずーるーいー!!!
このての映画で行定監督は、ずるいよねーーー!!!
だってうまいんだもん!
この方は、「GO」とか「セカチュー」とか、
「リバーズ・エッジ」もだ!!
そういったリアルな青春を切り取るのもうまいんですが、
決して胸キュンのラブストーリーじゃなくて、抗いようのない恋心をどうしても抑えきれずに転がってくふたり・・・・!
みたいなね、そういうのもうまいんだよなあ!
「春の雪」「ナラタージュ」とかね。
好みが分かれる監督ではあるんですが、
ストーリーやせりふや、小さなしぐさ、
それから色とか風景とか小物とか空間とか音まで、
とにかく画面のなかの全体に細かくこだわって作るこの方の世界は、
ひたすら美しくて、それでいてリアル。
キッチンカウンターの高さや、部屋に置いてある特徴的な椅子、
ラブシーンの音、カーテンの揺れさえも計算し尽くされている感じ。
お見事。
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
ほらね、この空の感じとか、車と人と空間の絶妙なバランスとか。
印象的ですよね。
でもやっぱり、この映画はキャスティングの勝ち!
この二人じゃないとここまでのリアルと痛さは出せなかったんじゃ?
監督も、この二人がキッチンに並んだ姿で成功を確信したと言っているし、
立ち姿の相性って、スクリーンなんかだとやっぱりすごく大事になってくるものなんですよね。
匂いたつ色気と、どこかドライな空気、
痛みとせつなさの先のほんのりとした灯りに照らされた二人の恋の行方。
いやあ~・・・・・・
・・・・・・・・・・余韻(*'ω'*)
行定監督、やっぱ好きだなあ・・・・。
観る人によっては「よくわかんない」とか、「難しい」とか言われることもあるんですが、
なんていうか、あまり説明しないというか、
映画なんだから画面を見てよ、というか、
映像ですべてを語るというか。
(・・・違ってたらゴメンナサイ(*_*;))
だから、わかりやすい作りの映画が好きな人とか、
派手に盛り上がるようなエンタメの部分を映画に求める方にはあまり好まれないのかもしれませんけど。
この方の作品は、観終わってだいぶ時間がたってからも、
その映画の色合いとか、風景とか、
空気感とか衣装が風に揺れる感じとか、
そういった細かいところがパッと浮かぶんですよね。
だいぶ初期のころの「ひまわり」麻生久美子さんがめっちゃかわいいやつです!)では、そのときのお部屋の感じとか、
夏の陽射しにふわっと広がるワンピース姿の麻生久美子さんがいまだに鮮明に残っています。
「きょうのできごと」も好きなんですけど、
これはほんとにただただなんでもない若者たちのほんとに今日のできごとっていう映画なんですが、
それでもやっぱりパッと頭に浮かぶのは、
砂浜に打ち上げられたクジラを遠くからただただ映し出してる海の風景だったり、
仲間たちが思い付きでドライブに出たときの空のカットだったりします。
そんな感じで、今回のこの「窮鼠はチーズの夢を見る」も私は、
あとからふと、
無骨なお部屋に無造作に置いてあった背の高い椅子に座った成田凌の(今ヶ瀬!)
丸い背中とか、
部屋のなかを全裸で歩く二人の綺麗なお尻とか(コラ)、
掃除を終えてひと息ついたときの風になびくカーテンとか、
そういうものを思い出すんだろうなあとぼんやりと考えながら帰路につきました。
で、長々書いておいて、これ紹介になってます?
ちゃんと映画の宣伝になってるかどうかはちょっと自信がありませんが、
一つだけ言えること。
成田凌さま、いろいろ参考にさせていただきます( `ー´)ノ!!
・・・・・・そこかい!


そんなこんなで、ほかには4月公開だったはずがやっと公開になった
「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダム」
(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020
絶賛上映中!
土日以外、ぜんぜんお客さん来なくて大変です。
そりゃそうだ。学校も幼稚園もあるもんね(-_-;)
とはいえ土日も混雑という状態にはなってないので大丈夫。
安心して観に来てください!


全国公開から1週遅れで公開の「ミッドウェイ」
         
            (C)2019 Midway Island Productions, LLC All Rights
前にも少しお話ししましたが、
「インデペンデンス・デイ」ローランド・エメリッヒ監督が、
20年に及ぶリサーチを経て鮮明に描くミッドウェイ海戦。
日本の命運を決した3日間。
ローランド・エメリッヒといったら、
娯楽系大規模エンタメ作品を得意とするお方。
「インデペンデンス・デイ」はほんとに面白かったし、
「GODZILLA」とか「デイ・アフター・トゥモロー」とかね、
興行収入よりも製作費のほうが気になるような、どでかい作品が多いですよね。
と思ったら!なんと!
今回の、映画紹介なのかなんなのかわかんないようなブログに、でてきてました!
自分でもビックリ。
上のほうでLGBT作品ということでタイトルあげてました。
「ストーンウォール」
これ、なんとローランド・エメリッヒ作品だったのでした(゚Д゚)ノ
そうだった!!!!
あまりお金もかけない小規模作品で、
しかもテーマがLGBT。
あ、そういえばこの方、ゲイであることをカミングアウトしてたんでしたね。
そうかー・・・・・ほんとに今月の中劇、
『LGBTを考える月間』になってましたね・・・・(*_*)
たまに中劇、はからずもこういうミラクル起こすんですよ。
まあそれはおいといて。
この「ミッドウェイ」
なにげに豪華キャスト。
ウディ・ハレルソン!
ナチュラルボーンキラー!!
出た!ハリウッドの問題児。
いや、うまいんですけどね。
いい役者なんですけどね。
日本からは豊川悦司國村準浅野忠信
なるほど。
そう、ヲタクの私がこんな薄っぺらな情報しかだせないときは、
決まってるじゃないですか。
・・・・観てないんです( `ー´)ノ!!!
いばるな。
毎回言いますけど、私、「戦争ものは観ない」んです。
子供の頃、母に無理やり「黒い雨」「この子を残して」(どちらも原爆の映画)に連れていかれて以来のトラウマなんです。
「プライベート・ライアン」は開始5分でギブアップ。
戦争映画で唯一観れたのは「パールハーバー」
まああれはね、「真珠湾を舞台にしたアルマゲドン」だったし、
主演の3人がただただ好きだったので仕方なく観た戦争ものなんで。
ただねえ、ローランド・エメリッヒは嫌いじゃないんですよねえ(´ー`)
もう、突き抜けてエンタメ作ってくれるんでねえ。
きっと今回も、ド派手なアクションで思いっきりエンタメな戦争映画を作ってくれたに違いない。
だから、気にはなってるんですけどね。
え、とにかくどうにか紹介しろって?
もうねえ、私、映画に限っては嘘がつけないんですよねえ!!
他では平気で嘘つけるんだけど。
映画だけは裏切れない。
特に戦争映画は、ウン十年の映画ヲタク人生でもとにかく避けてきた分野なので、
適当にタイトル出す程度もなかなかできないし、知ってるふりもできなくて。
なので。もう。
みなさん、自分で観て? (オイ。)
だって、ミニシアター系の作品でもないし、
こういったガッチリお金かけて作ったエンタメ作品とかは、
戦争とかのくくりじゃなくてアクション映画として観たっていいくらいなんだからさ、
もうみんな、映画館行って、さっさと観ちゃいなよ(*´з`)
なんだか適当な映画紹介になっちゃいましたけど、
なんだかんだ言ったってローランド・エメリッヒですからね。
ちゃんと面白い作品になってますよ。
ドイツ人のローランド・エメリッヒが描く太平洋戦争。
どうしても「欧米から見た」感じにはなっちゃうと思いますけど、
そこはね、仕方がないですよね。
とりあえず骨太なごっつい戦争アクションになってる。はず。
というのを、自分で観て確認してください♪(適当すぎ)
公式サイトhttps://midway-movie.jp/


ハー・・・長っ(*_*;)
相変わらずうざい長文ですね。
たいして中身は無いのに無理やり読ませてしまってスミマセン。。。
書き始めるのは遅いくせに、ノッてくるとやたらと長い。
最近、この歳になって、
「資格もキャリアも財産も、なんにも持ってないなあ私(-_-;)」
などとちょっと考えるのですが、
でもこうして今回のような文を書いていると、
ただひたすらに映画を観続けてきたという、
その積み重ねだけでわりとスラスラと文章が書けたりして、
「ハッ!私の頭の中にそんな素晴らしい財産がっ!」
とか思ったりして(*‘∀‘)
まあぼちぼちボケて忘れてしまう日も遠からず、な気がするので要注意ですね。
私の中の映画の記憶という財産が、
すっかりボケて消えてしまう前に、
いろいろ書いておこうと思ってますので、
気が向いたときだけでいいので覗いてくださいね♪
疲れてるときはおすすめしませんけど( `ー´)ノ  ←いばるな。


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/