あっという間に秋です。
コロナがおおごとになりだした春先、
マスクが暑い苦しいめんどくさいと騒いでいた私でしたが、
あれから半年たったこのごろなんとなく、マスクいいなって。
頬のシミ、残念なお顔立ち、手抜きのいろいろ・・・・
それらすべてを隠して、見えなくしてくれる。
それがマスク。
非常ーにラク!
そして少し若く見えるしね。(→?)
それでも相変わらず苦しいからちょいちょい外すけど。
少し離れたところから手を振られても誰かわかんないけど。
知り合いだ、と思ってペコリと会釈してもわかってもらえないけど。
お店のお会計でもお互いマスクでビニールカーテン越しなので話がなかなか通じないけど。
でも、なんだかこのごろは誰かとマスク無しで話していると恥ずかしい気がしてくる。
「ごめんなさい!お見苦しいものをお見せしてしまって(;´Д`)!」
みたいな。
なので、最近はマスク必須。
車にも、カバンにも予備が。
なんならポケットにも(いつのだよ)。
・・・慣れって、すごいですね。
さて、秋真っ盛り。
例年通り夏休みと冬休みの間のこの時期、
ぎゅうぎゅうに作品つめこんで、
10月~11月、怒涛の新作ラッシュで突っ走ります!!
と思ったらいきなりの「スタンド・バイ・ミー ドラえもん2」が11月20日公開決定!
でちょっと焦りましたが、いいでしょう。
それは想定内。
特典付き前売り中!お早めにどうぞ♪
で、なんだかフォーラムさん方面はすごいことになってるようですね。
「鬼滅の刃」ねえ・・・
興収動員歴代1位?え!一日20回も回すの!?
それなのに満席で入れなくて、中劇のクレヨンしんちゃん観に来た方がいましたよ(*_*;)
フォーラムさん、大変そうだなあ・・・
すごいなあ。。。
たくさんスクリーン持ってるシネコンなんかはこういうときすごいですよね。
ゴリッゴリに回せるもんね。
うちみたいな小さいところは、そもそも2スクリーンしかなくて回せる回数も限られてるので、儲けも少ないけどリスクも少ないというのがいいところ(?)。
だから今みたいに「ミッドウェイ」「ミッドナイトスワン」「窮鼠はチーズの夢を見る」の三本がうまいことそこそこお客さんが入ってくれると大変助かるという。
え、志が低すぎるって?
だって!そもそも2スクリーンしかないんだし!
そのうえソーシャルディスタンスで半分しかお客さん入んないんだし!
「ちょうどよくそこそこ」って、なかなか難しいんですよ?
満席で入れないってまではいかないけど、それでいてガラガラでもない。
すごくいい!!
中劇は少し前まで、その「ちょうどよくそこそこお客さんが入る作品」じたいあまり上映できてなかったんですから。
今はほんとに、
「マジ。ありがてえ!」
という気持ち。
・・・ふざけてないです。
「ほんとにありがとうございます」
って言うよりちょっと本気の感情が入ってる気がしませんか?
・・・しない?
はい。
で、なんでしたっけ?
そう、今回は続々決まってきた新作のご紹介をしようと思っていたのです。
まあね、そんなもん映画の公式サイト行けば内容とかもだいたいわかるんですけどね、
でもほら、ヲタクの声って大事じゃないですかー。
どうでもいいような細かいことばっかり言ったりもしますけどね。
てことで、まずは先週末から始まった
「アダムスファミリー」から。
(C) 2020 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved. The Addams Family (TM) Tee and Charles Addams Foundation. All Rights Reserved.
みなさん、ご存知ですよね!
1991年に公開されたアンジェリカ・ヒューストン、クリスティーナ・リッチ、クリストファー・ロイドなどなど豪華キャストで実写映画化し世界中で大ヒットした「アダムス・ファミリー」。
アメリカではアニメやドラマで有名だったこの作品、
実写映画化ではバリー・ソネンフェルド(「メン・イン・ブラック」など)が監督し、
ゴシック様式の建築物や家具、巧みに使われるCGなど、
ものすごいスピードで進化していくハリウッドとCG技術のなか、
独特の世界観で描かれた面白い作品でした。
私も大好きです!
今回は、あのときの雰囲気そのままにアニメ化!
アニメなのに、「あれ?アンジェリカ・ヒューストンじゃん!?」
「クリスティーナ・リッチじゃない!?」
と思っちゃうくらいのビジュアルです。
ていうか、実写化のときが原作マンガに忠実だったということなのか?
カラッと陽気なアメリカンアニメじゃなくて、
本気のゴシック様式を使いつつのブラックユーモアと、
じゃっかんこじらせた表現からの現代風刺にニヤリとしちゃう感じがとてつもなくおしゃれです。
今回は、原作のテイストを大切にしたオリジナルストーリー!
ゴシック風の闇(病み)カワイイ世界観で、
パパとママが結婚するところから描かれています。
実写化のときとは別のお話ですよ!
中劇では日本語吹き替え版のみ。
生瀬勝久&杏ちゃんがゴメズ家の夫婦を、
ウェンズデーは二階堂ふみ、
フェスターおじさんはロバート秋山が担当しています。
このメンバーでそのまま実写化もいけそうですけどね!
10月23日公開
「銃2020」
(C) 吉本興業
中劇で上映した「悪と仮面のルール」など重厚な作風で知られる作家・中村文則のデビュー作『銃』の映画化で2018年に公開された『銃』。
その企画・制作をつとめる奥山和由の着想により、
新たな視点で描かれた映画『銃2020』は、
中村文則が原案となるオリジナル作品で、中村自身が脚本を担当。
日南響子、佐藤浩市、加藤雅也、友近、吹越満と多彩なキャストでおくる、
登場人物全員がクレイジーな衝撃作。
みんな脂ぎってて怖ーいよー(;´Д`)!!
そしてなんと、この作品の武正晴監督は、
11月13日公開の「ホテルローヤル」の監督でもあるのです!!
えっ、中劇、今度はなにげに監督特集だったのかいっ(゚д゚)
もうーーー!
言わないとわかんないじゃんねー!
手が回らない・・・というか頭が回らなくなっているオバチャンなので許してください。
とりあえず「銃2020」の公開までに言えた・・・!
公式サイト→https://thegunmovie.official-movie.com/
10月30日公開
「クライマーズ」
(C) 2019 SHANGHAI FILM GROUP. ALL RIGHTS RESERVED.
中国の登山隊が初めてチョモランマ登頂に成功した1960年と、
その事実が西欧諸国に認められないまま1975年に二度目の登頂に成功したチームの奇跡の実話を描いた、
中国初の本格山岳アドベンチャー。
・・・というよりも、中国がゴリッゴリにお金をかけて作ったド派手なアクション映画です。
実話をもとにしてはいるものの、雪山でのワイヤーアクションにカンフー、
そしてジャッキー登場と、とにかくてんこ盛り。
なにしろ製作がツイ・ハーク!
マジか(゚Д゚)ノ!!
香港のスピルバーグですよ!
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの監督に、
「男たちの挽歌」シリーズの製作、
その他ものすごい数の香港映画の製作から、ハリウッドでも活躍と、
まあ~働く働く。俳優として出演することもしばしば。
私はひそかにこの方のビジュアルも好きだったりするんですけど、
この方の作る映画の振り幅も好きなんですよねえ!
「ワンス・アポン~」や「挽歌」のようなガチのアクションものももちろんすごいんですけど、
私くらいのオタクになるとそういう王道ではなくて、
「バタフライ・ラバーズ」とか「トワイライト・ランデブー」なんていうトンデモアクションラブストーリーとか(知らないだろうなあ~・・・可能なら観てほしいんですけどねえ!)、
ただひたすら香港の大スターとトップ女優がボケてボケてボケまくる料理ギャグ映画「金玉満堂」のほうが好きだったりして、
でもそれこそが、なんでもアリだった香港映画の醍醐味だったりして、
やっぱりツイ・ハークにはトンデモ映画を作ってほしいなあと思っちゃうほうなので、
かなりのお金をかけて作ったトンデモアクション(怒られる?)なこの「クライマーズ」は個人的に楽しみ(まだ観てない。。。)です。
中国が、国の威厳をかけて本気で作ったアクション超大作。
ワクワクしますねえ( *´艸`)
11月6日公開
「おらおらでひとりいぐも」
(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
こちらは、岩手の方なら知ってますよね!
遠野市出身の若竹千佐子さんが執筆した芥川賞&文藝賞W受賞のベストセラーを、
「南極料理人」や「横道世之介」の沖田修一監督が映画化。
田中裕子、蒼井優、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎、5人全員が主人公〝桃子さん”を演じるというユーモアあふれる人間賛歌。
タイトルは宮沢賢治の詩「永訣の朝」から、
そして中身は岩手の方言を使った表現で、
岩手っ子は必読&必見の作品です。
田中裕子と蒼井優って、強すぎですよね!?
絶対面白いもん、これ。
「南極料理人」も好きだし。
「終わった人」、「影裏」と、岩手っ子には嬉しいばかりの映画化が続いていますが、
この「おらおら~」もぜひぜひ、
家族やお友達、ご近所さんも誘って観ましょうね!
11月13日公開
「ホテルローヤル」
(C) 桜木紫乃/集英社 (C) 2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
原作は累計発行部数90万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。
作者本人の実家だったラブホテルを舞台にした7編の連作を、
現代と過去を交錯させ一つの物語にして映像化。
上の「銃2020」のところでもご紹介しましたが、
監督は武正晴(日本アカデミー賞をざわつかせた「100円の恋」、昨年のNetflix国内視聴ランキング1位を獲得した「全裸監督」など)。
主演は波留ちゃん。
そして松山ケンイチ、余貴美子、伊藤沙莉、安田顕など、
ツウ好みの個性派キャストが顔を揃えて、
釧路湿原を望む高台のラブホテルを舞台に繰り広げられる切ない人間模様と人生の哀歓を描きます。
いいですねえ!!
映画好きは必見のやつですよ♪
せっかくなのでぜひぜひ「銃2020」も観ちゃって、
「一人〝武正晴監督特集祭り”」やっちゃってください♪
そしてここへきて突然のベトナム映画特集~!!
11月上映予定(あくまでも予定ですけど)
ベトナム映画についてはいろいろと書きたいことがあるので、
近くなったらがっちり書くつもりなんですが。
「ソンランの響き」
(C) 2019 STUDIO68
1980年代のサイゴンを舞台にした〝ボーイ・ミーツ・ボーイ”の物語。
え!?
やだー、もうちょっとだけ上映が早かったら、
「窮鼠は~」「ミッドナイトスワン」「ミッドウェイ」とともに
『中劇でLGBTを考える月間』に入れられたのにー!
(→やってませんよ。ネタです。https://moriokachugeki.blogspot.com/2020/09/blog-post.html)
とはいえ、私も好きなBL系良質作品の匂い。
面白そうです(*‘∀‘)
「サイゴン・クチュール」
(C) STUDIO68
新世代のトップランナーの女性たちが集結し、
ベトナムの伝統的な民族衣装アオザイをテーマに作られた、
現代的でPOPなファッション・エンタテインメント。
国内外にアオザイ旋風を巻き起こしたカワイイ青春映画・・・・
かと思いきや、いやカワイイ青春映画ではあるのだけど、
なんとそこにタイムスリップが入っちゃうファンタジーでもあるという欲張りな映画。
この色遣いも、自分探し的なテーマも、バック・トゥ・ザ・フューチャー感も大好きなので
これまた楽しみな映画です♪
そして来年、年明け公開予定なのがこちら。
「ライアー×ライアー」
(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社
出た!ほっくん(松村北斗)!!
かっこええなあ・・・・・(*'ω'*)♡
え?
いや、自担(自分が応援しているグループ、あるいは個人のこと)ではないですよ?
もちろん嫌いじゃないけど。
私はイケメン全般、守備範囲なんで( `ー´)ノ(→どうでもいい。)
この映画の主演は、今ゴリッゴリに乗ってる大注目のグループSixTONES(ストーンズ)の松村北斗くん。
今年デビューしたジャニーズのグループなんですけどね、
CDの売り上げも、動画の再生回数もマジでエッグイことになってるグループなんです。
すごいなあ・・・・と思って見てますけどね。
いいなあ・・・うち(私の好きなグループの応援)もがんばんなきゃなあ・・・ってね、
自担(私の応援してる子)もいつか映画に出て、
中劇で上映・・・・( *´艸`)!!!
・・・え?いや、なんでもないです(;'∀')
まあ、この北斗くんは今、ドラマや映画にもいろいろ出てるし、
国宝級イケメンランキングとかも賑わせている方なのでね、
とにかく要注目のイケメンですわ。
マジでめっちゃかっこいいっすよ!!
早めにチェックしといたほうがいいかも~(*‘∀‘)/
あ、女の子のほうは森七菜ちゃん。
「天気の子」で陽菜ちゃんの声をやった子です。
オロナミンCのCMにも出てるかわいい子ですね!
〝NEXT広瀬すず”なんて言われている注目の若手女優。
こちらも要チェック。
前売券なんかはもう少し先になりそうなので、
お待ちくださいね~☆
さあ、なんだかんだでなんだりかんだりつめこんだ回になりました。
気が付いたら今週末からは「朝が来る」が始まるのでした。。。
「朝が来る」についてはあとでゆっくり語ります。
なにしろ、アイドルグループribbonのころから大好きだった永作博美先生が主演の映画ですからね!
ちゃんと観てからしっかり語らせていただきますよ(*‘∀‘)
たのしみー♪♪
それではみなさん、芸術の秋、楽しみましょうね~!!!
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/