2024年6月6日木曜日

「明日を綴る写真館」ゴリ押し回。なぜか映画館裏話も。

こんにちは。
6月ですね。
みなさんは花粉症も落ち着いた頃でしょうか?
私は・・・・・花粉症が一番ひどい季節となりました(-_-;)
目がかゆくて眼科に行ったら「うわぁ・・去年も同じ日に同じ症状で来てるよ!その前の年も数日違い!すごい正確な体内時計だねぇ・・・」と言われた私です。
ま、アレルギーなんてたいがいそんなものなんでしょうけど。
とにかく目のかゆみ、水のように溢れてくる鼻水、ノドのイガイガ・・・
最悪です。
常に顔の真ん中あたりがモヤモヤしていて眠い感じで、
起きていても頭が働かないからと早く寝たのに全然スッキリしない、
ずっと冴えない状態で凡ミス。
もう!ここからが今年の本番だというのに!
この6月7月が超個人的な張り切りどきだというのに!!
ここを過ぎたらあとは年末まで粛々と仕事をこなして静かに暮らすだけだというのに!(ちゃんと働きましょう)
しかもそのための薬を飲んでいるのでお酒も飲めず!
なんてこった!!
〝お酒”〝推し”だけが生きがいの私から〝お酒”を奪ったらもう〝推し”しか無いじゃん!!
いや、そう、今回は〝推し”です。
〝推し”に全力投球の6月7月なんです。
え?なんでそんなに気合入っているのかって?
そりゃあここ一番、専門分野の作品の上映が続くからに決まってるじゃないですか!
「明日を綴る写真館」
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA
「言えない秘密」
Ⓒ2024「言えない秘密」製作委員会
の公開を控えているこの6月はもう私にとって今年のメインです。
この6月は、イケメン学部〇ャニーズ専攻(いよいよ本当に名前を言ってはいけないあの人状態になってしまいましたが・・・)の私としては、研究者として本気のフィールドワークみたいなもの。
ゴリラの研究者がアフリカへ、爬虫類の研究者がパプアニューギニアへ向かうのと一緒!(?)
その点、私はラッキーですよ。
そんな高い航空券や研究費がなくとも、ふだんは家のパソコンやテレビで推し活してるだけなのに、たまにこうして〝推し”のほうからこちらの職場にやってきてくれるんですから(?)
いや、間違えました〝推し”じゃなかった、〝研究対象”でした!
なので今月はガチで、マジで、メラメラと闘志を燃やして迎え撃つわけですよ、〝推し”を!
じゃなかった〝研究対象”を!!
・・・・くだらないこと言ってると思います?
そうです、くだらないです。
だけど人生にはそういう、他人からすれば一見くだらないようなものが必要不可欠なんです!
こんな、〇ソみたいな、しょうーもない、未来も無い、〇×*/$☆みたいな私の人生に一筋の光と生きる希望を与えてくれる〝推し”の存在が、そしてそれを愛でて語り合うそのひとときが、この冴えないオバチャンをギリギリで支えてくれているのですからね。
どの界隈だって、なんだっていいんですよ、好きなものがあればね。
アイドルやイケメンだけが推しじゃありません。
映画でも、バンドでも、スポーツでも、アニメでも、ペットでも、姪っ子や甥っ子でも、なんならお気に入りのお店だってね。
それが楽しみで明日を、というか今日を生きられると思える何かがあればね。
みなさん、好きなものを見つけて、好きなものを好きと声に出していきましょう。
そこから見つかる何かや繋がる何かがあるはずですからね。
そう・・・・・で?なんだっけ?
あ、そうですそうです明日から公開の「明日を綴る写真館」ですよ。
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA
いやぁ~・・・・嬉しい。
この映画が情報解禁になったとき、実は中劇はまだ上映が決まってなかったんですよ。
「観たい・・・・ていうか絶対やりたい・・・・!!けど話が来てない(/_;)」
と一人、ほんとに一人、心の中で悶え苦しんでいました。
そして祈るしかなかったあの時の私。
そう、劇場で上映する作品が、劇場スタッフの希望やお客さんの要望で決まるわけではないということ、
この映画ヲタクブログを楽しみにしていつも読んでくださってる映画ヲタクのみなさまならもうご理解いただけますよね?
その劇場の系列(大きく言うと中劇なら東宝系、南部さんなら東映系&松竹系など)、
それと付き合い(中堅~ミニシアター系の配給会社さんならこれまでお付き合いがあったかどうか、担当の方を知っているかなど)、
順番(!?よその劇場さんでスケジュール的に無理だったのでうちに話が回ってくることもよくある)、
それから大事なのは劇場のスケジュールの状態(公開日のあたりに、ある程度回数を回せるくらいのスケジュールが空いているかどうか)、
などなど、さまざまな状況のなかで結局のところ全国ロードショー公開日に乗っかれるファースト作品の決定は、配給会社さんからお声がかかるかどうか、にかかっているのです。
〇十年前、私がこの業界に足を踏み入れた当時は、もっとはっきりわかりやすく映画の系列だけでどこの映画館で上映するのかわかったものなんですけどね。
銀座のここの劇場で公開されるものは中劇、とか、
逆にあそこで公開されるものはうちじゃない、とかね。
でもシネコン主流になった今、系列も何もごちゃまぜでデカめのロードショー作品ならどの配給会社のものでもどこのシネコンでも観られる時代になっちゃったので、
もう系列では読めなくなってしまいました。
それでもまあ中劇は東宝系ではあるので、基本一年を通してざっくりと東宝系の大きな作品がポンポンと置かれて、その合間合間にほかの配給さんのファースト(全国の劇場で同じ日に一斉公開される)作品が入って、さらにその隙間の大人映画月間にミニシアター系映画が入る、というイメージですかね。
ファーストではなくて数週間~数か月遅れで上映するミニシアター系の作品はわりと劇場側の上映希望からの決定もあるんですが、ファースト公開作品は基本、劇場の希望ではなくだいぶ上のほうで決まることが多いです。
なので、お目当ての映画の情報解禁の時期に中劇での上映が決まってなかった場合、
「やはりダメだったか・・・・・・!」と諦めるか、
「いや、フォーラムさんにも南部さんにも入ってない・・・!ということはワンチャンあるかも!!」と毎日、映画の公式サイトに飛んでは上映劇場の欄によその映画館の名前が入ってないかをチェックしに行っては胸をなでおろすという日々を過ごしていました。
・・・ええ、そうですけど?映画ヲタクのみなさんとやってること変わりませんよ。
みなさんも、観たい映画の公式サイトに毎日飛んでは上映劇場の欄に盛岡の劇場が入ることを祈っているんでしょ?知ってますよ、そんなの。
だって私もそうだもん!
そう、今回の「明日を綴る写真館」については、情報解禁になってもなかなか上映劇場にも『岩手』が追加にならないので、
いよいよ「もう、フォーラムさんでも南部さんでもいいから上映してくれ!うちでやれなくてもいいからとにかく盛岡で観せてくれ!!」の祈りになってましたからね。
そう、ただのヲタクです。
そしてじっといい子にして待っていたら、決まりました!
感無量!!
嬉しいなぁ~・・・!!
そこからはウキウキの毎日でしたね。
現在上映中の映画に「明日を綴る写真館」の予告が付いて場内からはちょくちょく音が聞こえてくるし(´ー`)
宣材も届いてチラシにハンコをつく手も全然疲れないし、
公開に向けてテレビやSNSでは平泉成さんと佐野くんをはじめとした主要キャストのみなさんが番宣もがんばってくれています♪
成さん、カワイイですよね(´ー`)
先日、成さんがこの映画の番宣で出られた『ぽかぽか』という番組で「平泉成モノマネ選手権」というのをやっていて、私はたまたま休みだったので見ていたんですけどお腹抱えて笑いました。
こちら、Tverでまだ見られるので、ぜひ見てきてください!https://tver.jp/episodes/epksw7prhg
「母さん!Tverつけてくれよ!」(←もちろん平泉成のモノマネで)
そんなわけで、いつのまにか業界裏話(もちろんこれは中劇の場合です。各劇場ごとに状況も経緯も違うのでどこも同じではないですよ!)から平泉成モノマネ選手権まで話がそれまくりましたがいよいよ明日公開です。
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA
名優・平泉成が俳優生活60年にして初の映画主演。
平泉成さん自身が趣味として続けているカメラを活かせるベテランカメラマン・鮫島役。
(成さんの衣装はなんと自前だそうですよ!)
そしてその鮫島の撮った写真に魅せられて弟子入りを志願する気鋭の若手カメラマンに、先日念願のCDデビューを果たしたAぇ! group佐野晶哉
58歳差の二人のカメラマンが織りなす優しくてあたたかい人間模様を、
豪華なキャストと圧倒的に美しい映像でスクリーンに描き出します。
もうねえ、この映画を一言で言えば二人のカメラマンを取り巻く小さなコミュニティのなかのさまざまな物語をこっそり覗き見ているような作品。
とにかく一人も悪者が出てこない、心が洗われるような優しい映画なんですけどね、
でもエピソードはどれも私たちのすぐそばにある身近でリアルなものばかり。
亡くなった妻の遺影にする良い写真がなかったのを悔やみ自分の遺影を撮りに来る男性、
災害ですべてを失った祖母の思い出の写真を探す女性、
父親とそりの合わない息子、母親とうまくいかない息子に、
売り上げの落ちてきた実家のケーキ屋をなんとかしたい娘、
そして妻に苦労をかけ続け、息子にもなかなか素直になれずに関係がこじれたままのカメラマン・・・。
人々の〝想い残し”に寄り添い、向き合い、それぞれが成長していく物語。
どれもなんだかそのへんに、私のすぐそばにも覚えのあるエピソードばかりで共感しまくり、胸がぎゅっとなりました。
私の祖母が亡くなったときも、実際94歳だったのでちゃんと心構えできたはずだし準備しておくこともできたはずなのに、いざ遺影を準備となったらいいのがない!と家族じゅうで大慌て。
もっと笑ってる顔がいいだの、若すぎておかしいだの、すったもんだでだいぶ時間がかかっていましたもんね。
そしてよく聞くのは父親とうまくいかない息子ね。
これよくあります。うちの実家もそうですけどね(*_*;)
ほんと見ていてせつなくなっちゃうんですけどね。
なんとか落ち着いてほしいとは思うんですけどなかなかね。
この映画の中でも、誰も悪くないんだけどどうしても理解しあえない親子関係がいくつか出てきて胸がしめつけられるんですが、ほんのささいなことでこじれたりほぐれたりもするのが家族なんですよね。
ケーキ屋さんのお話も「わかるわかる!」って大きくうなずきながら見ていました。
中身は悪くないのに、街からどんどん人が減ってしまったせいで埋もれていってしまう小さな町の小さなものたち。うちの実家もそうですけどね。
・・・って、うちの実家にまつわるエピソードだらけですね(-_-;)
きっとみなさんも共感するはず。
そしてこのお話の舞台になっているのが愛知県岡崎市
ちょうど盛岡と同じような地方都市なのでなんとなく親近感を覚えるのかもしれません。
しかも岡崎市は平泉成さんの出身地でもあるので、本当にリラックスした表情で自然に街になじんでいるのがスクリーンを見ていてわかります。
いろんなエピソードが出てくるなかで、それぞれの家族のドラマを最終的にどんなふうに回収していくのか、そこはネタバレになっちゃうので観てからのお楽しみ。
そしてその身近でリアルな市井の人々のエピソードを演じる俳優陣が豪華すぎて全然身近じゃないんですけど、観ているうちにだんだんと身近な普通の人々に見えてくる不思議。
平泉成との夫婦役が多すぎてほんとの奥さんから公認をもらっているという市毛良枝と、
こんな母ちゃんありえないでしょ!!な美しすぎる黒木瞳はもちろんのこと。
妻を亡くしてうまく笑えない初老の紳士が佐藤浩市
その亡くなった妻が吉瀬美智子
危篤状態でベッドに寝たきりのおばあちゃんが美保純
ケーキ屋の主人は田中健で、ラーメン屋の大将は赤井英和
このあたりになると「え!出番それだけ!?大丈夫!?」ってくらいの豪華さで、
ついつい口元がゆるんできます。
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA
小さな町のさびれた写真館に集まるメンツじゃない!!
それもこれも、この映画を取り巻く人々の人徳のなせる業か。
おととし中劇でも上映した「20歳のソウル」秋山純監督と脚本の中井由梨子が再びタッグを組んで動き出した「明日を綴る写真館」
「20歳のソウル」で主人公の所属する吹奏楽部の顧問を演じた佐藤浩市が、お酒の席で秋山監督から「平泉成で映画を撮る」という話を聞き「なら俺も出るよ」と言ったそうで、
なんだかひと昔前の映画全盛期のころの豪快な俳優エピソードみたいで素敵ですよね。
佐野くんの抜擢にも秋山監督と脚本の中井さん「この役はどうしても佐野くんでやりたい」という強い想いがあったのだとか。
ほかの豪華すぎるキャストも「成さんの主演ならちょっとでいいから出たい」というような、人と人とのつながりを感じる経緯ばかり。
そんなあたたかい現場の優しい雰囲気がこちらにまで伝わってくる優しい映画です。
川や緑に包まれた、どこか盛岡に似た小さな街の美しい風景とともに、
泣いたり笑ったり悲喜こもごもの市井の人々の小さいけれどとても大事な〝想い”たちをスクリーンから受け取ってください。
初日の6月7日16:5520:10の回に舞台挨拶の生中継がつくので、
主要キャスト勢ぞろいの豪華な舞台挨拶と本編続けて楽しむことができますよ!
ムビチケももちろん使えるので、都合が合う方はぜひ舞台挨拶とともにお楽しみください!
それから、この作品は漫画原作を実写化した作品なのですが、その原作漫画もまた素敵なんです!
絵がとっても綺麗で、タッチもスッゴク美しい!!
公式サイトに原作者のあるた梨沙さんの撮影現場レポートが掲載されているのでそちらもぜひチェックしてみてください!

というわけでね、また話があちこちに行きつつ長くなってしまいましたね。
え?ヲタトーク少なめだけどどうしたって?
そりゃあ、この映画はいわゆるイケメンが高校でキラキラキャッキャするアイドル映画じゃないので!!
平泉成キャリア60年にして初主演の、幅広い世代の心に沁みる静かな優しい人間ドラマなので!!
なんなら平泉成推し(?)のマダムや、良い映画が観たいというおじさまたちもたくさんやってくるであろう作品なのでね、あまりミーハー色を出さないようにと思って抑えめにしたんですけどね。
・・・・・けどね。
やっぱり言いたいよー!!!
佐野晶哉について言いたいよー!!!
『よかったねー!「20歳のソウル」のとき、演技には自信なかったけど浩市さんから「もっと芝居やったほうがいいよ」と言ってもらって自信につながったって言ってたもんねー!また一緒に出れてよかったねー!秋山監督や脚本の中井さんからもぜひにとオファーを受けて嬉しかったよねー!!』
・・・・などと言いたい!!(言ってる)
『そもそも「20歳のソウル」成さんとは共演してるし、そのとき主演だった神尾楓珠くんからはパーカーのお下がりももらったんだもんね!つながり嬉しいねー!』
とかも言いたい!!(ずっと言ってる)
『もともと劇団四季の「ライオンキング」で主人公のシンバの子役やってたくらいのエリートだから歌も上手くてカラオケ番組で100点も取っちゃうし高校も音楽科だから楽器もできるし曲も作れるしなんでもできる器用富豪なのに謙虚で努力家で人なつこくて、だから共演者の方たちやスタッフさんたちからも愛されるんだよね!』とかもデカめの声で言いたい!!(でかい声で言ってる)
そしてもっと言えば・・・・とまだまだ言いたいことはいろいろありますが、レイザーラモンRGのあるあるネタみたいになってきたし、これ以上語るとドン引きされそうなのでやめておきます。
ヲタクの圧に引かれて映画観るのやめたーとか言われたら困るので。
そしてちゃんとしたお知らせが。
中劇でこちらの映画をご覧いただいたお客様抽選で3名様に「明日を綴る写真館」特製リングメモ帳(非売品)をプレゼントするキャンペーンを実施します!

受付の際、「明日を綴る写真館」をご覧になるお客さま全員に応募用紙をお渡ししますので、
ご希望の方はご住所とお名前を記入して、ロビーのパネルコーナーに置いてある応募箱に応募してくださいね!
そのパネルコーナーも張り切って作ったのでぜひ見て行ってくださいね!
配給会社さんからもちゃんと許可をもらったので、
思う存分写真を撮って、そしてSNSなどで宣伝してください!
盛岡で、中劇で観ましたー!!とちゃんと書いてね!(ここ、大事。)
ご自分のアクスタやぬいなどを持参してもOK!
私の私物の推し活グッズも貸し出しますので使ってくださいね♪
ただ、実は今、Aぇ! groupは全国ツアー中で、来月のあたまに宮城にも来るんですよね。
・・・・・ええ、行きますけど何か?
それに参戦するので、その期間はライブ会場などで私が使うので推し活グッズは留守になりますのでご了承ください。
6月7月の「明日を綴る写真館」「言えない秘密」と続く専門分野の連続上映からの、
7月のライブ参戦。
それが、私の超個人的な今年のピークです。
それが終わったら抜け殻ですけどね。
ライブは私も友人も当選したのでちゃんと自名義で(不正せずに、の意味)、多ステ(複数の公演に入ること)しますけど何か?
ええ、去年もAぇの仙台公演入ってますけど何か?
ガチですよ、私は。
この映画の宣伝のためにヲタクのフリをしてるにわかファンではないってことはおわかりいただけますでしょうか?
「20歳のソウル」のときに熱く語っていた通り、だいぶ前からの関ジュ担(関西Jr.のファン)なんで( `ー´)ノ
ちなみに現在、NETFLIXではAぇ! groupのデビューまでの5年間の軌跡に密着したドキュメンタリー『BORDERLESS』が配信中(https://www.netflix.com/browse?jbv=81776808)、
Amazon Primeでは『20歳のソウル』https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B6SMK2NC/ref=atv_dp_share_cu_r)が配信中です。
気になった方はぜひ覗いてみてくださいね!

って、結局最後はヲタク色全開になってしっかり布教活動までしてしまったブログでした。
映画がちょっと気になってるだけ、って方は、私のこのヲタトークは見なかったことにして、フラットな状態で観に来てください。
これ読んだら「こいつ、やべーヤツだな・・・」と思っちゃうかもしれませんが、
この映画「明日を綴る写真館」はほんとにちゃんと、大人が観て心癒される、普遍的な人間ドラマです。
付き合いたてのカップルも、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒でも、
このところお疲れ気味の大人のみなさんも、
みんなちゃんと「いい映画だったね」と言える作品。
バッキバキでぐっちゃぐちゃに殺し合う映画(たとえば現在上映中の「告白コンフェッション」)が好きとか、ガチのホラー(たとえば8月2日から公開決定した「ナイトスイム」)が好きとか、っていう人以外なら、たいていの方は観たあと心洗われるはずなので、
安心して観に来てくださいね。
そして、そうだ・・・元カレ・生田斗真主演の映画
「告白 コンフェッション」のことも書きたかったんだ・・・。
(C) 2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会
でも。
でも正直、ここまでさんざん心洗われる美しくて優しい映画の話をしたあとで、
「ザワザワピリピリドッタンバッタングサッボキッバキッ!!」
「ヒィィィィー!!ギャァァァ!!オリャァァァ!!!」
っていう映画の話をするのはちょっと・・・気が引けるというか・・・
そもそも長くなりすぎてまた友人から「2日に分けて読んだわ!」とか言われそうなのでやめておきましょう。
怖いのでずっと緊張しながら観て、ときどきニヤリとしつつ最後は「え・・・・!」っていう映画でした。
ネタバレしちゃいけないのでこれ以上は控えますが、
「告白」について一つだけ言えることは、
「あぁ・・・たしかにこれは、マキシマム・ザ・ホルモンな映画だなぁ・・・」です。
たぶん、中劇に来るのはこれが初めて、といったようないかにもマキシマム・ザ・ホルモンなお客様が何人もいらっしゃってます。
いくら中劇が自称・おしゃれ映画館(期間限定)でも、まさかマキシマム・ザ・ホルモン系の方々が中劇に集まる日が来るなんて・・・。
まあ、それも週末だけですけどね。
平日は、いつもの静かな中劇です。
でも中劇、また一つステージ上がったような気がします・・・・(;'∀')




★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/