2024年4月26日金曜日

ゴールデンウィークの中劇は音楽映画祭?それともおしゃれシアター?

こんにちは。
すっかり暖かくなり・・・というかもうすっかり桜も散り、
街も公園も綺麗な緑色に包まれ、上着もいらないくらいの気持ちのいい季節になりました。
なんてのんびりしたこと言ってる場合じゃありません。
朝、ニュースを見てたらどうやら明日からゴールデンウィークということで。
またしても、世間の一般ピープルとは感覚がズレてることを自覚した4月末。
・・・・・だって私、全然ゴールデンなウィークじゃないんだもん( ゚Д゚)!!
などとすねてる場合でもございません。
休みじゃないなら当然、仕事です。
なんなら稼ぎ時。
いや、〝ゴールデンウィーク”なんて言葉が生まれたのは映画業界からだったにもかかわらず、
いまやゴールデンウィークといえば「どこ行く?」「どこ行った?」なんかの旅行自慢ばかりで、なんなのあれ!?
ほんと面白くないですよね!!!(どうしたどうした)
戦後すぐのころに映画業界から発生した言葉ゴールデンウィーク
映画館が5月の連休に、年末年始やお盆シーズンよりもお客さんが入ったことによってできた言葉です。
そりゃあね、一般家庭にテレビなどまだまだ普及していない映画黄金時代の話です。
いや、〝映画館”黄金時代と言ったほうがいいのかも。
映画の興行収入も動員数もどんどん減ってきている昨今。
今や家のテレビやパソコン、スマホでも映画もドラマも楽しめる時代です。
しかも『ゴールデンウィークは旅行が当たり前』みたいな風潮ね。
良くない!!良くないよ!!
行けない人だっているからね!絶対!!
その、みんなが向かうレジャー地で働く人たちが支えてるんだからね!!
正直、映画館にも昔ほどお客さんも入っているわけではないけど、
この業界に入ってからの〇十年、ゴールデンウィークなんて、ほぼ仕事。
どこか行けたとしても車で近場。
の私たち。
・・・あ、でも去年は推しのライブがあったので仙台に一泊したんだった♪
ああ、夢のようなゴールデンウィークだった・・・・( *´艸`)
などと思い出に浸っている場合でもありませんでした。
そんなこんなで2024年のゴールデンウィークです。
なんだかんだで、結局のところ激混み!!なんてことにはなりませんが、
帰省客や観光客もいたりしてそこそこ、ぼちぼち、パタパタとはする(つもりの)中劇です。
天気にも左右されない、だいたいの予算のメドも立つ、
そしてみんなで楽しめる、優良コンテンツである映画館での一日も、
ゴールデンウィークの選択肢の仲間に入れてくださいね!

☆中劇のご案内☆
席は全席指定、オンラインでも購入可能。
駐車場は金田一、MOSSビル、リリオ。駐車券をお持ちください。
フロアにはドリンクの自動販売機と、コスパが良いと評判のポップコーンがあります。
外からの持ち込みも可。
学生の方は学生証の提示をお願いします。
公式サイトにお得なクーポンも載ってるのでぜひ使ってくださいね。

とりあえず今のところ「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」
(C) 2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」
(C) 2024「ハイキュー!!」製作委員会 (C) 古舘春一/集英社

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前章」
(C) 浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee

「ドラえもん のび太の地球交響楽」
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

と、「なんだーアニメばっかりかよ!」と気を抜いていたかもしれませんが、
そこへきての「ティファニーで朝食を」
© by Paramount Pictures Corporation and Jurow Shepard Productions
これだけはお忘れなく。
ちょうどぴったりゴールデンウィーク期間の上映(4月26日~5月9日)なので、
帰省したお子さんお孫さんと一緒に、
ご両親やおじいちゃんおばあちゃんを誘って、
映画好きのお友達といっしょに、
映画館でオードリー・ヘプバーンを堪能してください。

そしてさらに
4月26日~5月2日上映
「14歳の栞」
(C) CHOCOLATE Inc.
去年に続き今年も春に上映、究極のドキュメンタリー。
配信も円盤化もしません。
この同じスタッフによるこの秋公開の新作も、配信も円盤化も無理そうな密着系ドキュメンタリー(児童養護施設に密着)だそうで、そちらも興味深いですね。
とりあえず、いつまで劇場で観られるかわからないこちらの「14歳の栞」から観ておきましょう。
誰でも必ず心のどこかに何かが残る作品です。
公式サイト14歳の栞 (14-shiori.com)

5月3日からは「STOP MAKING SENSE」
(C) 1984 TALKING HEADS FILMS. ALL RIGHTS RESERVED

5月10日から「アメリカン・ユートピア」
(C) 2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
と、またまた「勝手に音楽映画祭」、あるいはついこないだまでの南部さんのような「ここは渋谷か!?」レベルのオシャレ映画館状態。
このあたりは前回も語ったので省略しますが。
え、南部さん?
いや、今もいいのばっかりやってますよ!もちろん!
ただね、やはり、先月の「リュック・ベッソン×アキ・カウリスマキ×ヴィム・ヴェンダース 新作全部観れます月間」は無敵でしたよね。
そんなことってある!?あれには勝てない。
でも。
5月の中劇も負けてません。
「STOP MAKING SENSE」からの
「アメリカン・ユートピア」からの
ヴィム・ヴェンダース特集!!
おしゃれすぎんか!?
やば。
要チェック。
5月10日~23日
「パリ、テキサス」
© Wim Wenders Stiftung - Argos Films 2014

5月24日~6月6日
「ベルリン・天使の詩」
© Wim Wenders Stiftung - Argos Films 2017
ねえ、まって!
中劇、超おしゃれなんですけど!!
もうここ、渋谷じゃん!!!
昔の渋谷の狭い路地のシネマライズとパルコが向かいあってて超おしゃれな映画のポスターが貼ってあったあたりみたいな感じじゃん!
南部さんとうちとで「映画館通りオシャレシアター計画」やろうよ!
とか言ってふざけてる場合でもありませんでした。
まだまだ若い世代には知られていない、あるいはどんなイメージなのかわかりませんがとにかく人気の無い中劇
いまだに、イマドキのおしゃれ系映画やライブビューイングの上映が決まるとX(旧ツイッター)に
「げー、中劇かぁ~」とか「なんで中劇なのー」とか呟かれたりするんですよね(-_-;)
そんなこと言うなよ!!傷つくじゃんか!!
・・・・てかさあ!なんで中劇だと嫌なわけ( ゚Д゚)!!??
SNS苦手な昭和世代は、そういうのいちいち気になっちゃうんですよね。。。
中劇、そこそこ綺麗だし、椅子も悪くないし、だいぶイイ感じの映画たくさんやれるようになってきたんですけどね。
それでもまだまだ若い人はこちら側に来る気にはなってくれていないようです。
・・・がんばります。。。

常に作品がぎゅうぎゅう詰め、このゴールデンウィークも早朝からレイトまでフルスロットルの中劇です。
それでもまだ解禁できない作品がたくさん・・・というか、「え、ほんとにやれるの?てかいつやれるの?」と、スタッフがみな心の中でツッコんでいるけど怖くて言えない、みたいな綱渡り状態の作品がたくさんあるので、お楽しみにというか、急に入るかもしれないので
気を付けていてくださいねとしか言えない。。。
中劇公式サイト近日公開コーナーにいきなり来週から上映!とか入ってることもあるかもしれないので、みなさん、こまめにチェックしていてくださいね。
「早く言ってよーーー!!」と言われても、
「・・・・スンマセン(/_;)」としか言えないのが苦しいですが。
それはまさに私も今週ありまして。
南部興行さん「コット、始まりの夏」が始まっているのに気付かず見逃した・・・・(゚Д゚;)
言ってよぉぉぉぉ!!
気付いたときにはもうあと数日で終了、しかも夕方一回(仕事は終わってない時間)。
教えてよぉぉ!!!
観たかったんだよぉぉぉ!!
と騒いだところですでに後の祭り。
いや、私ですよ悪いのは。
南部さんの『究極のオシャ映画月間』が終わり、ちょっと気を抜いていたのは確か。
そして歴代元カレに会うのを優先させていた(毎週「インディ・ジョーンズ」を観ていた、という意味)のも事実。
仕方ないですね。。。
とまあ、私もこんな状態なので、みなさんもついうっかり見逃しちゃうこともありますよね。
とにかくちょくちょく公式サイトを覗きましょうね。
(↑毎回言ってる、そして自分に言ってる)
新緑の季節、心も体も健康にお過ごしくださいね!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/