ドラえもんやコナン、しんちゃんも上映しないままに
ぬるっと夏に入ってしまい、
なんだか頭も体もぼんやり状態の私です。
久々にズラッと並んだドラえもんのグッズを見て(すでに発売中です!)、
「あぁっ、目が痛いほどのカラフルさ!」
「うわっ、尋常ではない量のグッズ!」
と、めまいを覚えたオバハン。
ちゃんと計算できるかな。。。
ずらっと並ばれるとパニクるなあ。。。
久しぶりの、ガチの子ども映画にちょっぴり緊張気味です。
ただ問題は、どれだけのお客さんが映画館に足を運んでくれるのかということ。
岩手の人は真面目なんだよなあ・・・・(-_-;)
「ドラえもん」、めちゃめちゃ面白いんですけどねえ。
もちろん毎年面白いんですけど、
今年のは特に東宝さんも気合が入っていて(お金もね!)、
お話も面白いし(ドラえもんの恐竜関係はテッパンです!)、
主題歌はミスチルだし、
声の出演はキムタクに渡辺直美。
かーなーり、力入ってるんですよね。
なので、たくさんの子どもたちに観てほしいのですが。
どうなんでしょう(*_*;)
映画館、怖い・・・・ですかね?
でも映画館の設計は換気が完璧じゃないと作れないので、
実はスッゴク換気ができているものだし、
休憩時間は扉開放、
席は一席ずつ空けてお座りいただき、
マスク着用&アルコール消毒設置。
できることはすべて実施済み!
中劇はいつもそんなに混まないしね!
って、そんな自虐が今はちょっと大声で言いたいアピールポイントになってます♪
とりあえず、盛岡市と近郊の小学校・幼稚園・保育園には、
いつも通り中劇の割引券を配りましたので、
ぜひご持参くださいね!
今回は一応、いつもより配布範囲を狭めていますので、
ちょっと遠方になると、
「いつもはくるのに来ないな・・・」
という方も出てくるかもしれませんが、
それはゴメンナサイ(>_<)!!
この状況がもう少しおさまったら、
また広い範囲への配布を再開する予定ですので、
何卒、ご了承くださいませ!!
そんななか、続々新作登場の夏の中劇。
7月17日公開
「ハリエット」
(C) Universal Pictures
硬派な実話、来ました!!生涯で800人以上の奴隷解放を手助けし、
南北戦争では黒人兵士を率いて戦った女性。
そして米ドル新紙幣に採用された史上初のアフリカ系アメリカ人。
(トランプ政権になってなんかいろいろゴタついて、
新紙幣の発行&施行が延期になっちゃってるみたいですが、
まあいまさらやめるといってもまた暴動とか起きそうなので、
とりあえず延期ってことになってるようです。。。)
それが、ハリエット・タブマン。
日本ではあまり知られていませんが(私も知らなかった・・・)、
アメリカでは超有名!
「アメリカ史で最も有名な人物10人」というアンケートで、
成人では9位、高校生以下では3位に入るくらいの人物なのでした!
奴隷として生まれた女性が、たった一人で自由を目指して逃亡したけど、
家族や仲間を助けたい一心で、
やっと辿り着いた自由の地から、何度も囚われの地へと戻りたくさんの人を解放し、
いつしか奴隷制度そのものを撤廃するために命を賭けた、まさに英雄。
しかもなんと、一度も失敗せずに奴隷から英雄になった豪傑です。
「私、失敗しませんから!!」
鋼の女ですね!!
それを演じているのは、
ミュージカル「カラーパープル」(映画も有名ですよね!)の主人公を演じてトニー賞主演女優賞、グラミー賞、エミー賞ほか数々の賞を総なめにした実力派シンシア・エリヴォ。
この「ハリエット」で、今年のアカデミー賞では主演女優賞と、
自ら歌う主題歌「スタンド・アップ」で歌曲賞にノミネートされました。
予告でも使われていたこの曲は、ド迫力の魂の叫びです。
(C) Universal Pictures
この映画は黒人の女性監督で、脚本家、美術監督、作曲家も黒人。
本気で作ってます。
コロナの影響で、全国公開できたのは6月でした。
その間に起きたこと。
それは、ミネアポリスでの警官によるアフリカ系アメリカ人への暴行殺人、
そしてそれに対する抗議デモでした。
連日、すごいことになっていましたよね。
アメリカもコロナで外出自粛だったというのに、
ものすごい数の人々がデモに参加。
「〝密”どころじゃないじゃんっ( ゚Д゚;)!!」
この、2020年の現代の先進国のさらにトップであるアメリカが、
ハリエットが闘った『奴隷制度』という名の悪しき時代(舞台は1880年代)の産物がまかり通っていたころと全く変わっていないという事実にゾッとします。
同じ人間を、当たり前に物や家畜のように売り買いし、虐げる。
そんな国が、偉そうに世界の経済や政治を牛耳ってる?
・・・・世も末ですね。
そんなこともありつつ、どうしても今、観ておきたい真実の物語です。
公式サイト→https://harriet-movie.jp/
ところでみなさん、ジブリ特集は観ましたか??
テレビで何度も観てるとはいえ、
やっぱりスクリーンで観ると違いますねえ!!!
私はまずこの2本、観ました!
© 1984 Studio Ghibli・H
© 1997 Studio Ghibli・ND
「え、こんなシーンあった!?」「あ!そういうことだったのか!!」なんていう驚きもたくさん。
面白かったですよ~!
そして私が今回、スクリーンで観て思ったのは、
「こっ、恋がしたいーーーっっっ!!!」
てことでした。
ていうか、ジブリ映画を観るといつも思うんですよ。
恋がしたいなあ・・・(*‘∀‘)ってね。
・・・・・え、いかれてる?
邪道?
無粋?
穢れてる?
ええ、なんとでも言ってください。
何度でも言いましょう。
しかも大声で。
「あたしは無性ーーーーに、恋がしたいんじゃーーー!!!」
・・・・・・(*´з`)
なんなんでしょうね、ほんとに。
とはいっても”恋愛”じゃないんですよ。
〝恋”!!
〝恋”なの!!
なんなら本人たちが〝恋”だと気づいていなくてもいい。
いいなあと思ってる子と、心が通った瞬間?
何も言わなくてもお互いが大事だなあと思っているような存在?
・・・キャーーーーーーー( *´艸`)!!!!
そう、パズーとシータ(ラピュタ)のような。
アシタカとサン(もののけ)のような。
コナンとラナ(未来少年コナン)でもいい。
(ちなみにナウシカは、ナウシカとアスベルがくっつきそうになったからそれが嫌でわざとストーリーをそこから離したと、原作者の宮崎駿が語っていました。。。)
少年と青年の間のくらいの時期の。
少女と女の間くらいの時期の。
付き合うとかそういうんじゃなくて、
嫉妬とか浮気とか別れるとかそういうのとも次元の違う。
崇高で、純粋で、真っっっ白なやつ!
そう、つまり、
「もうすでに私には無理なやつのことーー(゚Д゚)!!」
大人になって腹黒くなって、
なんだかいろいろめんどくさくなって、
もう”恋愛”とかどうでもいい!
好きなもの食べて(飲んで)好きなことやって、
「トキメキなんて画面の中のイケメン見てれば充分!」
の域に達してしまったオバハンにはもうとっくに無理なやつのこと。
もうどうやったってできない、
でも、あのころの自分には戻れない今だからこそものすっごく欲している〝あのころの恋”なんですわー。
キュンキュンしますねえ!
え、ジブリ映画をそんなふうに俗っぽく語るなって?
いいんですよ( `ー´)ノ
映画ってのはねえ、
いろんな見方をして、
いろんな気持ちになって、
いろんな人がいろんなことを語っていいんです!
でもさすがに、
「ジブリ映画を観てまず『恋がしたい』ってさ、
あたしもすっかり煩悩やらなにやらにまみれてしまったもんだなあ」
と、観終わったあと一人で苦笑いだったんですが、
幼稚園くらいの女の子が「千と千尋の神隠し」を観て、
「ハクがかっこよかったーーーー( *´艸`)!!!」
と言っているのを聞き、
「・・・だよね!?いいのよね、それで(*'▽')!」
とホッとしたという。。。
5~6歳でも恋したくなっちゃってるんだもんさ!
オバハンも恋したくなったっていいじゃないか!
その子とハイタッチしたい気分でした♪
わかる、わかるよー!
ハクもいいけどその声やってる神木くんね、声もいいし実物も美しいのよね~!
イケメンは尊い!!!
・・・・・って話ではありませんね。
まあ、恋だのなんだのの話は置いといて、とにかくこの今回のジブリ映画。
20年以上も前に映画館で観たときとはまた全く別の面白さや、
「そういうことだったのね!」みたいな発見もあり、
どの作品も深く詳しい時代や文化の考証がされているものすごい映画なんだなと改めて感じたりもして、
大人になってからちゃんと映画館で観る価値のある素晴らしい作品たちです。
なかなか映画館では観られないものばかり。
昔観たって人も、テレビで何回も観てるって方も、
ぜひぜひ、スクリーンで観ておいてください!
って、あれ?
まだまだ新作あるので紹介したかったんですけど。。。
けっこう長くなってしまってました(*_*;)
ジブリで語りすぎ?
これ以上長くなると、
読むの嫌んなっちゃいますよね。
なので、「グッドボーイズ」と「追龍」(→これが絶対長くなる!)については次回に回します。。。
というわけで今、どこの劇場でも新作が公開されてきて新作ラッシュ。
常連さんも、「観たいのいっぱいあるから困ってる」と話していました。
そうなんですよねえ!!
私も、先日なんとか「今日から俺は!!」を観てきましたよ♪
大好きな、どストライクのイケメンだらけ( *´艸`)
絶対に見逃すわけにはいきません!!
しかも初日の朝一回目。
平日休みって、こういうときいいですよね(*‘∀‘)
土日は絶対混むんだもん!!
そしてジブリも観たし、
あとは今、面白そうなの揃えてきててかなりHOTな南部興行さん(http://nanbukogyo.jp/morioka/)ですね!
ドキュメンタリー映画特集やってますよ~♪
ワイン、沖縄、分断・・・
私が気になるテーマのドキュメンタリーが盛りだくさん。
カンヌで監督賞を受賞した「その手に触れるまで」も気になるところ。
この監督のやつは、観たあとズーンと落ち込むので覚悟がいるんですけどね。
でも観たい。
まだまだどこの劇場も新作ラッシュです。
気合入れて行きましょう~!!!!
さらにもう一つ。
まだ若い、才能溢れるイケメンが自ら死を選んだという悲しいニュース。
三浦春馬くん、かっこよかったですよね。
「ごくせん」も、「ブラッディ・マンデイ」も見てた~(>_<)!
「ガリレオ」で福山雅治の学生時代を演じてたのもハマり役でした。
「恋空」では中劇、信じられないくらいの大ヒットで、
春馬くんとガッキーには感謝しかないし。
そして「コンフィデンスマンJP」!
最高でした。
スマートで、かっこよくて、超クール。
ジェシー役は彼しかいない!!!
なのに。。。。。
思い詰めてしまうのはみんな、真面目でいい人たちなんだろうな。
私のように、欲と煩悩にまみれていない。
私なんかはただの自己中ですからね。
「あの映画、来月公開だな、早く観たいな。」とか、
「あああ、給料入ったら絶対焼肉行ってやる!!」とか、
「ハッ!今日あの番組に、あのイケメンが出る日だ!!」とか、
そんなことだけで毎日忙しい私とは別次元のお話のよう。
イケメンは国の宝です。
どうにかして、こんな哀しいことからイケメンを救いたい。
いや、イケメンだけじゃないけど。
女の子も。
若い人を、いや若くなくても。
理由なんて本人にしかわからないし、
家族や友人でもどうにもできなかったことが他人にできるわけはないけど。
苦しい人が、孤独な人が、少しでも減ってほしい。
それにはみなさん、好きなものは好きと、
声に出していくしかないのかも。
近くにいる人にでもいい。
画面の向こうにいる憧れの人にでもいい。
伝わらないかもしれないけど。
結局、どうにもならないかもしれないけど。
ネガティブなことばかりが声高に叫ばれて一瞬で伝わっていく。
伝わってほしい言葉たちはすぐにネットの海のなかに消えていく。
なんでなんでしょうね。
好きな人には好きと、
応援したい人には応援しているよと、
それだけがすぐに相手に伝わればいいのに。
そしてそれが、ほんのちょっとでも誰かの何かを変えられれば。
それがSNSのほんとの使い方であってほしいです。
煩悩まみれのオバハンのつぶやきでした。。。
ご冥福をお祈りいたします。
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/