2014年6月23日月曜日

青春の1ページ

こんにちは。
みなさん、寝不足でしょうか?
サッカーは、決勝トーナメントがなんだか南米選手権のようになりそうですね。
大好きなスペインが予選敗退、ポルトガルも日本も黄色信号。
混戦模様で、逆に面白いという方もいるようですが。
どこの試合も観てれば面白いのですが、
やっぱりひいきのチームが予選敗退というのは寂しいですねえ・・・。
とりあえず、W杯は夜中~早朝なので、昼から夜にかけては映画館に来てくださいね!

この時期、中劇で公開になる作品は、
すごーく個人的な話になりますが、
実はいろいろと私の青春の1ページに絡むものが多いので、
ちょっと感慨深いものがあったりして。
スタッフ間で、「それわかるー!」とか「知ってるー!」「懐かしいー!」と盛り上がったり。
ジェネレーションギャップがあるので、ポカンとされて終わったりというのも多々ありますが。

まずは6月28日公開『スタンド・バイ・ミー』 。
© 1986 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
新・午前十時の映画祭公式サイトhttp://asa10.eiga.com/

これは、好きな映画を聞かれたときは必ず入る、私の大好きな映画。
中学生のころ、友人に誘われて、今はなき中劇本館に観に来た作品です。
「中劇 本館」ほんの2年前までホームでした・・・

懐かしいですねえ・・・。
予備知識は全くなく、友人に誘われるがままに入った、いつもの映画館。
リバー・フェニックスが登場した瞬間の、雷に打たれたような衝撃はいまだに忘れられません。
「かっこいい」とか、そんな言葉では表現できない、
“世の中にこんな人間がいたんだ”感。
外人さんてみんなかっこいいよね、くらいは中学生なのでもちろん思ってました。
でも、あまり幸せではない家庭に育った、だけど賢くて男っぽいあの役柄にぴったり合っていた、
切れ長の、全てを諦めているかのような目と表情。
ちょうど同じ年くらいということもあり、
ストーリーにも、リバーからも目を離せずに、あっという間に終わってしまった1時間半。
ストーリーもキャストも音楽も、すべてが気にいり、映画全体に感動したのはこれが初めてでした。
それまで観てきた映画のすべてを一瞬で越えてしまった作品です。
これもまた、佐々木電気でサントラを買い、ヘビーローテーションでした。
しかも、そのときの同時上映が『セント・エルモス・ファイヤー』!
かの有名なフジテレビ「愛という名のもとに」の元ネタ映画です。
いいんですよー!
超ー若くてかわいいデミ・ムーアとか、
チャーリー・シーンのお兄さんエミリオ・エステベスとか、
この映画で好きになったアンドリュー・マッカーシーとか、
すごく良かったんです!
これも全く予備知識なしに、せっかくだから観ていくか、くらいで、
つまんなかったら途中で帰ろうと観始めたのですが。
これがこっちもめちゃくちゃ面白くて。
あまりに2本とも良かったので、次の週、一人でまた中劇に来た私。
ウキウキしてお金を払い、貼ってあるポスターを見たら、
別の映画のポスターが。
「スタンド・バイ・ミー」はまだやってたのですが、
なんと「セントエルモス・ファイヤー」だけ終了、
「ナビゲーター」というUFOものとの二本立てに変わってしまっていたのでした。
これは、Wikipediaなんて見なくてもはっきりと思い出せた事実。
あまりのショック。
まあ二回目のリバー・フェニックスで満足して帰りましたけどね。
私があまりにもショックな顔をしていたので、
受付にいたおじさんが、申し訳なさそうに、
「昨日で終わったんだよ。ごめんなさいねえ」
と言ってくれたのも覚えています。
ちなみに、そのおじさんと、後に一緒に働くことになるなんて、
そのときの私は知る由もありませんでしたとさ。

・・・長くなったので、次行きます。
6月28日公開「歌舞伎町はいすくーる」 。

こちらは、少し前に二股騒動で時の人となった塩谷瞬主演。
なにげにあの噂のカップル「片岡愛之助&熊切あさ美」、
そしてつい先日、事故で亡くなられた桜塚やっくんなんかも出演しているんですよ。
でも、私が一番注目するのは、脚本の「那須真知子」さんです。
なんといっても「ビーバップハイスクール」シリーズの脚本家ですよ!
世代ドンピシャなので、私も観てましたよー。
私のなかでヤンキー漫画といったら「ビーバップ」そして「ろくでなしブルース」です。
決していまどきの「クローズ」とかじゃないんです。
これもまた中学生のころですが、
夏休みの部活をサボって、えんじ色のジャージで東映に入り、三本立てで観たんです。
「ビーバップハイスクール」 「スケバン刑事」 「本場女子高まにゅある」の三本。
まあ観終わったら夕方ですよねもちろん。
あの達成感といったら!
とにかく。
あのビーバップの脚本家です。那須真知子さん
「北の零年」とかも書いてらっしゃるんですよね、もう大御所。
それが、歌舞伎町を舞台にしたハチャメチャな映画をどう描いたのか、みものです。

それから最後。同じく6月28日公開「パズル」 。
公式サイト→http://www.puzzle-movie.jp/

これは、今、若者の間で大人気の作家・山田悠介の大ベストセラーの映画化。
主演はこちらも若い人たちの間で人気の野村周平くん、
そしてわたしはいまだに「天然コケッコー」のかわいさが印象深い夏帆ちゃん。
でも、やっぱり私が気になるのはそこではなく、脇役陣。
元・男闘呼組の高橋和也さんと、
私のなかではまだ「連想ゲーム」の大和田獏さん。
連想ゲームって、映画じゃないですよ。
NHKでやってたクイズバラエティ番組です。
なんか、ガチ感が面白くて、いつも弟と二人で見てました。
大和田獏さんて、クイズの人でもキャスターでもなく、俳優さんなんですよねえ!
そういえば、大好きな野沢直子さんが「おおわだばくー!」と叫んでる歌があったなあ(笑)
高橋和也さんは、もともと俳優の仕事が多い方だったので、昔も今もよく見かけますが、
(あの「毎度おさわがせします」にも出てたんですよ!)
スクリーンで予告を観たときに、高橋和也さんのアップを見たら、
昔観た、男闘呼組の映画「ロックよ、静かに流れよ」を思い出しました。
ちなみに、男闘呼組のデビューシングルは4種類あって、全部2曲目が違ったんですよー。
私は2曲目が「Midnight Train」のやつしか買ってませんけど。
・・・って、
もしもーし!付いてこれてますかー!?
なんだかパソコンの画面を通しても、自分が浮いてる感じがしてきたので、
このへんにしておきます。
長々とお付き合いいただきありがとうございます。

単純に映画紹介のブログなはずなんですが、
どうも昭和エンタメのマニアックブログみたいになりがち\(゜ロ\)(/ロ゜)/
気をつけます。。。




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