2014年6月13日金曜日

ジャッキー&遠野ロケ&大林監督新作!

こんにちは。
いよいよ本格的に梅雨入りしましたね。
最近、仕事が終わった帰り道に中央通りを歩いていると、
さんさの太鼓の音が聞こえてくるので、
「ああ、夏だなあ!」
としみじみしていたところだったのですが。。。
その前に、梅雨でした・・・。
残念。
マチナカで育ったので、さんさや山車の太鼓の音がすると、
ワクワクしちゃって、いてもたってもいられないんですよねえー!
今年は、長梅雨の予想。
しかも梅雨明けしないままかも、なんてニュースでやっていました。
盛岡の短い夏、せめてお祭りくらいは楽しませてもらいたいですねえ。

そんななか、夏から秋にかけての近日公開作品が決まってきました♪
雨だとどこにも行きたくなくなりますが、
外にレジャーに行けなかったら、せめて映画館に来てみてください!
冷房代も浮くしね☆

まずは、先日からしつこく言ってましたが『ポリスストーリー レジェンド』 !
決まりましたっ!!
ジャッキー主演の新作です!
©2013 Jackie & JJ Productions Limited, Wanda Media Company Limited and Starlit HK International Media Company Limited All rights reserved

先日上映した、『ポリスストーリー』から30年。
60歳になったジャッキーは、少し前にアクション引退宣言をしましたが、
それでもまだまだ生身で激しいアクションに挑んでいます。
まさにレジェンド。
そりゃあそうですよね、一作目のときのようなアクションはさすがにね。
同じように動けない自分に対して、きっと悔しい思いもあったに違いありません。
でもじゅうぶん動けてるんですけどね、一般人とはワケが違います。
とにかくファンは新しい作品を待ち続けているのです。
本当は、先日の『ポリスストーリー』のときに上映したかった!!
それは間に合いませんでしたが、7月19日から夏休みシーズンの上映が決定です。
                 公式サイトhttp://www.policestory-legend.com/

そしてもう一本、待望の大林宣彦監督最新作です♪
『野のなななのか』
(C) 2014 芦別映画製作委員会 / PSC

こちらは8月2日からの上映です。
これ、少し前からテレビでもいろいろな番組で紹介されてますよね。
今度は北海道が舞台です。
私は、半年ほど前にこの映画のメイキングを含めたNHKの特集番組が放送されたのを見たのですが。
見ながら泣いていました。
大林監督がずっと前から交流のある北海道・芦別市の職員の男性。
大林監督のファンだった彼からの
「芦別が舞台の映画を撮ってください」という要望から始まったこの映画の企画。
彼があちこちを駆け回り、資金を集め、やっと撮影ができることになったとき。
そのご本人が帰らぬ人に。
彼の思いを継ぐ同僚や仲間たち、そして大林監督が、
まさに心血注いで完成させた作品です。
生と死の境界線が曖昧な“なななのか(四十九日)”。
北海道から見た「戦後」の、過去と現在を行ったり来たりしながら、
家族やふるさとの姿を見つめ、描き出します。
                 公式サイトhttp://www.nononanananoka.com/

それから、こちらは少し先の話になりますが、
10月4日から『蜩の記』も決定しました。
『雨、あがる』『博士の愛した数式』などの小泉堯史監督、
キャストは役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子。
もう、これだけで絶対観たくなっちゃいますよね。
しかも、岩手県遠野市での撮影もあったんです!
えっ、岩手に来たの!?
見たかったー!
はい、劇場にいらしてくださーい♪
こちらの作品はまだ画像など届いていないので、
詳細はもう少しお待ちくださいね。
                  公式サイトhttp://www.higurashinoki.jp/


ちなみに、明日からは午前十時の映画祭で「飢餓海峡」が始まります。
3時間越えの大作ですが、チェックで観たスタッフは、
「めちゃめちゃ面白かった」
と話しておりました。
私はまだ観れていないのですが、休みの日に観に来ようと思ってます♪
三國連太郎さんの若いころって、かっこいいですよね!
釣りバカ日誌のスーさんもいいですが、
やっぱり素晴らしい役者さんの若いころの作品も、
今の若い方たちにも機会があったらぜひスクリーンで観ていただきたいです。

ちなみに、映画館用語で「チェック」というのは、
いわゆるスタッフによる試写のことで、
ちょっと前までは「フィルムチェック」と言っておりました。
手作業でフィルムをつないで上映していたので、
つなぎのミスがないかとか、
フィルムの順番を間違えてつないでないかとか、
音や映像におかしいところがないかを
上映前にスタッフが必ずチェックしていたのです。
今はすっかりデジタルになり、手作業ではなくなったものの、
デジタルなりのいろいろなトラブルの可能性もあるので、
(映らない、字幕が出ない、音が出ないetc...いろいろあるんですよー)
必ず誰かが最後まで観てチェックしています。
音量はこのくらいかな、とかの設定なんかもこのときにするのです。
「ただで観れていいなー」と思ったでしょう!?
いいんですけど、でも、必ずしも自分の興味のあるものだけではないですし、
なにしろ終わったら深夜。そして翌日は朝から仕事。
だったりするし、すっごく怖い映画を一人で観て夜中に全部片づけて帰るなんてこともある。
・・・けっこう大変なんですよ・・・。
どのお仕事も、いろいろありますよね。。。

知り合い数人から評判がよかったので、
久しぶりに映画館裏話を載せました。
その中にいると全く気にしないでいたことが、
外から見ると閉ざされた世界なので興味深いみたいですね。
また思いついたら書きますので、お楽しみに!


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