雨ですねえ。
外に出たら、風が強くて傘も無意味。
チラシやポスターを大量に持っていましたが濡れてしまい、がっかりな午後。
今日は金曜なので、映画業界的には「楽日(らくび)」と言って、
一週間の中で一番忙しい日といっても過言ではありません。
お客さんがたくさん来て忙しいのはもちろん土日なんですが、
基本的に映画が公開されるのが土曜日なので、
必然的に映画が終了するのが金曜日、つまり「楽日」というわけです。
よく、相撲やお芝居なんかで使いますよね、『千秋楽』って。
その「楽」のようです。
映画も興行なんですねえ!
そんなわけで、金曜日は、明日からの作品の準備をするわけです。
ポスターや時間表の張り替え、
パンフレットやグッズの準備、etc...
私は、クロステラスさんやモスビルさんに、
いつも置いていただいているチラシや新しい時間表を
毎週金曜日に届けに行っているのですが。
なんか金曜日って、いっつも雨とか!雪とか!台風とか!
な気がします。。。
被害妄想でしょうか?
そして今日もびしょ濡れになって帰ってきましたが、
そうだ、昨日は「レオン」について語りすぎ、
他の作品については一切触れていなかった!!
ということに気付きました。
そして、今日の意味深なタイトル「R-18」って?
明日から公開「キラーズ」なんですが。
(C)2013 NIKKATSU/Guerilla Merah Films
すみません私、「ホラー」、「バイオレンス」、「暴力」、「猟奇」・・・・・
無理なんです。
「血」がもう無理なんです。
手が震えて力が入らなくなります。
この映画、「殺しに魅せられた男たちの血まみれのゲームが幕を開ける!」
だそうです。
無理無理。
主役のサイコキラー役はなんと、北村一輝。
彼は、オファーが来た作品は選ばずに、順番に受けていくそうです。
そしてこのいかれた殺人鬼。
でんでんも怖い!『冷たい熱帯魚』のときみたいに超こわい!
映画でよくある「R-18+」。
これは「Restricted」(規制、制約)という意味で、
18歳未満は鑑賞できない、ということ。
ポルノ的なシーンなどに対してや、残虐性、反社会性の高い作品に対して、
規制がかかるものです。
この作品は間違いなく、残虐性のほうでのR-18+です。
覚悟してご覧ください。
「キラーズ」公式サイト→http://www.killers-movie.com/menu.html
そしてこの夏前のちょっと大作が落ち着いた狭間の時期から、
中劇はなんと「R指定祭り」状態に入ります。
なんでですかね?社長!
「いろんな配給さんと話してたらこんな感じになっちゃった♪テヘ♡」
じゃないですよ、全く。
春の「クレヨンしんちゃん」と夏休みの「ポケモン」の間が、
R指定の大人の映画ばかり!
なんてシュールなんでしょう。
・5月31日公開、実在のポルノ女優の壮絶な半生「ラヴレース」R-18+。
c2012 LOVELACE PRODUCTIONS,INC.
ⓒ2014「赤×ピンク」製作委員会
さらに夏には、「ライヴ」R-15+、「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが」R-15+。
と続きます。
うーん、けっこうですよね(+_+)
エロあり、血まみれあり、すごいことになってます。
大人にしか観られない映画たち。
この際、それを楽しんでみましょうかね!
私は怖くて観られないものもあるかもしれませんけどね・・・。
昔、マチュー・カソヴィッツ監督
(パリの貧しい若者たちの闇と孤独を描いた「憎しみ」で話題になった映画監督ですが、フランスの大ヒット映画「アメリ」では主人公アメリが思いを寄せる男性の役で出演しています!)
の「アサシンズ」という作品を、
怖くて観続けられずに15分で出てきてしまった私です。
ナイフとか銃とか向けられる感じの緊迫感。
無理ー!!!
中学生や高校生のころは、友達の家に集まって
「エルム街の悪夢」とか「食人族」とかを、
「キャー!!ヤダー!!」
なんて言いながら観てたんですけどね。
そのころは、観てるようで観てなかったんだなと。
「キャー」と言いたいだけ(笑)だったような気がします。
そんな無邪気なころに帰りたい・・・。
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/ 携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile