2021年4月1日木曜日

午前十時の映画祭再開!!

こんにちは。
4月1日。
春ですね!!
道路の脇の雪もすっかり融けて、
気が付くと小さな虫が飛び、
生ごみからは匂いが。。。。(-_-;)
これなら寒いほうがよかった・・・!!!
と思うこともありつつも、
上着もなしに外へ出てあたたかい日差しを浴びるとやっぱり嬉しい。
コロナもまだまだ落ち着かない日々が続きますが、
今はそれぞれ自分にできることをちゃんとやって健康に過ごすしかないですね。
息苦しく肌も荒れてしまうマスクを外して、
「飲みに行こうよ!」と堂々と誘えて、
なんの気兼ねもなく旅行に行ける日が戻りますように!

そんななか、もうすでにご存じの方もたくさんいらっしゃるとは思いますが。
「午前十時の映画祭」再開!!!

1年間の休養を経て(?)、完全復活いたします!!
やっぱり、中劇で懐かしの名作を上映してないと寂しいですよねえ(´ー`)
今シリーズは2作ずつサブタイトルを付けて特集上映のように作品をセレクト。
オープニングはショーン・コネリー特集からなのですが、
「ショーン・コネリーに愛を込めて」というサブタイトルで、
『アンタッチャブル』(4月2日~4月29日)
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.
『ザ・ロック』(4月16日~29日)
Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios Int.
え、そこはサブタイトルにかけて『007 ロシアより愛を込めて』じゃないんかいっ!
というツッコミは抑えてください(;'∀')
そりゃあ私も思いましたよ!
でもさ、よく考えたら、私だってもしショーン・コネリー作品2本を上映するときのサブタイトルを考えろと言われたら・・・・
「ショーン・コネリーに愛を込めて」
って言いたいもん(;'∀')
たしかになー・・・・もうちょっと若い頃の、007のころのバッキバキにイケてるショーン・コネリーも見たかったなー。。。
でも「午前十時の映画祭」が再開したことだし、
それはまた今後の楽しみにとっておきましょうかね(´ー`)

そして今回のオードリーは残念ながら
『ティファニーで朝食を』の一本ですが、
「オードリーの魅力を再発見」
ゴールデンウィークに、まるっとがっちり上映です♪
いいですねえ(´ー`)
何度観ても、いいもんはいい!!
エレガントで、チャーミングで、品があって、
それでいて人懐っこいこの感じ。
スレンダーな体型も軽やかな足どりも、
そして、今マネしても全然古くないシンプルななかにも遊び心のあるファッションも、
やっぱり憧れてやみません。
またスクリーンで観られるのは嬉しい!
4月30日~5月13日
© by Paramount Pictures Corporation and Jurow Shepard Productions

さらに『ノッティングヒルの恋人』
©1999 PolyGram Filmed Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
『マディソン郡の橋』
TM & © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
サブタイトル「ロマンチックが止まらない」って、え?C-C-B?
このサブタイトル考えたの、私と同世代でしょ?
ねえ、そうでしょ!?「毎度お騒がせします」見てた世代でしょ!?
まあそんなことはどうでもいいんですが、
この2本は、そんな世代が今観たら全然違うかもしれない!
当時は私も映画としては楽しんだのですが、
20代では本質をちゃんとわかってなかったと思うんですよね。
バツイチ男とスター女優の恋も、
平凡な主婦と通りすがりの渋いイケメンの熟年男女の燃える恋も。
だからちょっと楽しみなんです。
20年以上たって、無事にオバチャン化した私がこの2本を観てどうなのか!?
乞うご期待!!(は?)
とまあ、そんな感じでジャンルなどで括って、
初上映作品22本を含む27本を上映。
楽しみーーーーー(*‘∀‘)!!!
私の大好物ガリッガリに痩せてて少年ぽさの残るレオ様が見られる「ロミ+ジュリ」も!
私は昔からそうなんですけど、筋肉ムキムキって苦手なんですよねえ。。。
ガリガリでシュッとした少年体型の男子が好み・・・( *´艸`)
いや、だからといってヘナヘナのヨレヨレは嫌なんですけど、
スラッとした?まっすぐな?
なんていうのかなー、若さゆえの線の細さと何かを欲してる貪欲なワイルドさの共存?みたいなねーー!!!キャーーーー!!
だからこのロミジュリのレオ様は最高に好みなんですよ!!!!
・・・・・・。
って、誰も聞いてないか(;'∀')
はい、終了。
時代を現代に置きかえたバズ・ラーマン版のクールでおしゃれな
「ロミオ+ジュリエット」は6月です♪
© 1996 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

で、それから映画好きを自称するなら必修科目の「ターミネーター」は、
1&2連続上映!
勘違いしてロサンゼルス市長とかやり始める前の、
〝ザ・ハリウッドスター”時代のシュワちゃんは最高ですね!
「ターミネーター2」エドワード・ファーロングは当時私のリアコ枠(マジ恋)だったのですが、彼はハリウッド子役のお約束であるアル中&ヤク中、プラス交通違反&暴力問題での逮捕、髪の毛問題orおデブ問題をまっすぐ通って今は残念なことになってるのでこの映画の中の彼がピーク。という意味でも必見。え?観るべき?もちろん観るべきですよ!ハリウッドの光と影のわかりやすいお手本です。あんなにカッコよかったのにーーー!!!)
Images courtesy of Park Circus/MGM
©1991 - STUDIOCANAL - Tous Droits Reserves
そして今回の黒澤明『隠し砦の三悪人』
©1958 東宝
『赤ひげ』の2本!
©1965 東宝
『隠し砦~』「スター・ウォーズ」の元ネタであるというのはあまりにも有名ですね。
ルーク、C-3PO、R2-D2、そしてレイア姫。全員登場!
スター・ウォーズ好きを自称するなら必見だし、
観たことない方は絶対にスクリーンで観て!!

他にも、私は衝撃のあまり何度も見直した
『ユージュアル・サスペクツ』
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.

ブラッド・ピットエドワード・ノートンの憑依型イケメン対決(?)を見るだけで目が喜ぶ『ファイト・クラブ』
© 1999 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

役によって変幻自在レニー・ゼルウィガー姐さんの『シカゴ』
となかなか面白いラインナップ。
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.

さらに、どこから見てもミニシアター系なのにまさかのアカデミー賞ノミネートで当時の映画界がザワついた『ファーゴ』
主演のフランシス・マクドーマンドはこの「ファーゴ」と、
2017年の「スリー・ビルボード」でアカデミー主演女優賞を獲得、
「ノマドランド」で今年のアカデミー賞にもノミネートされています。
なにげに大女優!
そういうオファーがくるってことなのか、作品選びが秀逸なのか、
どちらかはわかりませんが、
とにかく目の離せない女優さんであることは確かなので、
ぜひスクリーンで観ておきたい作品ですね。
Images courtesy of Park Circus/MGM

そして今シリーズのラストを飾るのは、
絵に描いたような破天荒俳優ラッセル・クロウのワイルドな魅力全開が気持ちいい
『グラディエーター』
©2000 DREAMWORKS LLC and UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
ガッツガツ人が死ぬので唖然としちゃいますけどね。
戦争ものはとにかく苦手な私。
古代ローマのお話なので、戦い方がもうアナログすぎて逆に怖い!
近現代の戦争ものよりずっと怖い!!
ベトナム戦争系もたいがいですけど、
銃や戦車や爆弾じゃなくて、剣!盾!槍!の肉弾戦なもんだから、
最初のほうは思わず目をつぶったり手で顔を隠したりして(指の隙間から観ますけどね)衝撃をマイルドにしてるんですが、
そのうち麻痺してきて、まっすぐ前を観ながらもぼんやりとスクリーンの向こう側を観るイメージで戦闘シーンを眺めるという技を取得しました(観てるというのか?)。
でも面白かったなあ。。。
なんか、新鮮?アカデミー賞も、こういった古代ものとか珍しいから面白かったんじゃないですかね。
「ザ・アカデミー賞」て感じの、みごたえたっぷりのスペクタクル。
絶対にスクリーンで観たほうがいい一本!
・・・・・って、この調子でやってるといつまでたっても終らないのでとりあえずこのへんにしておきますが、みなさま、こちらで作品チェックをお忘れなく。↓

そんなわけでまたスクリーンで懐かしい名作たちに会える毎日が始まるわけですが、
「午前十時の映画祭」を楽しみにしてくださっていたみなさまにお知らせとお願いが。
この「午前十時の映画祭」を続けてきた10年間で、
映画館を取り巻く環境も状況も大きく変化しました。
さまざまな事情により、この企画を1年間お休みさせていただいたわけですが、
せっかく再開できたこの映画祭をより長く維持するために、
上映開始時間鑑賞料金が変更となります。
これは中劇だけでなく、「午前十時の映画祭」を再開するために企画側と全国の劇場とでディスカッションを重ね、無理なく企画を持続させるための条件を考えぬいた結果だと思います。

上映開始時間は10時からと限定せずに【午前中】とし、
鑑賞料金は中劇では【一般1500円、シニア1200円、学生1000円】とさせていただきます。
その代わり、レディースデーやメンズデー、中劇デーなどのサービスデーの割引は可能になりましたので、ぜひご利用ください♪
レディースデー:水曜日女性1200円
メンズデー:木曜日男性1200円
ファーストデー:毎月1日だれでも1200円
CHUGEKIデー:毎月4日だれでも1000円
夫婦50割引:どちらかが50歳以上のご夫婦二人で2400円

上映時間の変更については、
「〝午前十時スタート”と決まってしまっていると、上映作品が多い時期や回数を回さなくてはいけない作品があったときに上映スケジュールが組みにくい」 
というのもあると思います。
〝午前中のどこかスタート”でいいのであれば、だいぶ上映時間も組みやすくて助かります。
鑑賞料金は、やはり一番難しいところですね。
なるべく安い料金で上映したいのはやまやまなんですが、
古い作品は古い作品で上映するのに権利のことや手続きなどかなり大変なんですね。
劇場側としても、大型のロードショー作品の上映を削って古い作品を上映するにはそれなりの売り上げがないとやる意味が無いですし、
いろいろな事情があって値上げをせざるを得なかったのです。
というわけで、劇場ごとに設定は異なりますが、
上映時間料金を全国的に一斉に変更するという形になりました。
お客様には、上映時間のご確認や値上げによってご迷惑をおかけすることになりますが、
何卒、ご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します!

映画ファンのみなさまからいただいていたたくさんの再開のご要望、
本当にありがとうございました。
映画マニアの私としても、午前中に劇場から懐かしい映画のセリフや音楽が聞こえてくるのは嬉しいこと。
一日中かかっている子ども映画の主題歌を歌えるようになるよりも、
やっぱり名作映画の音を聴いていたいのがオバチャンの本音です。
再開が決定してからも、お電話などで喜びの声が届いています。
これは劇場側としても嬉しい限り!
年間スケジュールのチラシを送料無料でお送りしていますので、
遠方の方はお気軽にご連絡ください!(019-624-2879)
たった今も花巻市のお客様から発送希望のお電話をいただいたところです。
すぐ送りますからねー!!
というわけで、1年間のお休みで中劇から足が遠のいてしまった皆さまも、
「盛岡でこんな企画やってたのね、知らなかったわ!」というご新規さまも、
ぜひお誘いあわせのうえご来場いただければと思います。
きっと素敵な時間を過ごせるはずですよ♪


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/