蒼井優さんと南キャン・山ちゃん。
素敵なカップルでしたねえ!
超~驚きました。
連日、ニュースを見ているだけの私でさえ心が沈んでしまうような事件や事故ばかりが続き、虚しくなるばかりのこのごろでしたが、
このお二人のとても清々しいハッピーな結婚会見を見て、
心がじんわりと温かくなるのを感じました。
蒼井優さんは、昔からとても大好きな女優さん。
言わずもがなの「フラガール」ももちろん良かったですが、
「リリィ・シュシュのすべて」や「害虫」などの、
まだ中学生だったころのエキセントリックな存在感や、
「花とアリス」のバレエのシーンなんかもすごく印象的。
一番好きなのは「蒼井優×4つの嘘」。
これはWOWOWのドラマで、友人からすすめられてDVDで観たんですが、
製作陣も共演陣もなにげにすごくて、
しかも、蒼井優さん主演の映画「百万円と苦虫女」の序章もあったりして、
すごく楽しいドラマでした。
気になった方はぜひ、観てみてください♪
・・・・・・って。
なんの話(*_*;)?
単なる、世間話からの脱線でした。。。。
蒼井優さんの出てる映画、中劇で今月あたりあればよかったんですけどねえ!
蒼井優さん主演「長いお別れ」、
アートフォーラムさんで上映中!
ってね。
他館の宣伝かいっ。
いや、これ観たいでしょ、普通に!
絶対泣くやつ!
中劇ではいまのところ蒼井優さんの出演作品は・・・・・
とうぶんありませんでした(-_-;)
残念!!
余談から入ってしまいましたが、ついてこれてますか~?
本題いきますよ~!
明日6月7日公開のこちら。
「ブラック・クランズマン」。
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待ってました!お客さんからもよく、
「えー!上映は嬉しいけど6月かあ・・・・」
というお声をいただいていた作品です。
今年2月のアカデミー賞で話題になった、
久しぶりのスパイク・リー監督作品。
こちらは、1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKKに潜入捜査したという大胆不敵な事件を克明に綴った同名ノンフィクション小説を、
鬼才スパイク・リー監督が映画化したもの。
昨年の第71回カンヌ国際映画祭では、
最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』の次点となるグランプリを受賞。
今年2月の第91回アカデミー賞では、
作品賞、監督賞、助演男優賞、作曲賞、編集賞、脚色賞と6部門にノミネート、
最優秀脚色賞を受賞しました。
若いころから、政治的な作品や社会への問題提起を促すような作品を撮り続けてきたスパイク・リー。
作品を発表するごとに、いちいち発言がおおごとになったり、
トラブルを引き起こしたりする問題児のような見方をされていますが。
アメリカでの人種差別や社会的問題については、
根強くて難しい問題なだけに、
有名人がちょっと大声で言うくらいの勇気が必要だし、
あえて炎上して話題になるくらいでちょうどいいのかもしれません。
2015年にアカデミー賞の名誉賞を受賞したときには、
俳優部門の候補者が2年連続で白人のみだったことを理由に、
授賞式をボイコットしたりも。
信念を曲げない、誰に何を言われようが構わない、
そんな気概が、どの作品からもにじみ出ていますもんね。
これまでにもノミネートはあったものの、作品でのアカデミー賞受賞は今回の「ブラック・クランズマン」での最優秀脚色賞が初めて。
授賞式では、これまでの作品にも何度も出演し、プライベートでも親交のあるサミュエル・L・ジャクソンが脚色賞のプレゼンター!
封筒を開けたサミュエルが「ヤッタ!」と声を漏らし、
スパイク・リーの名前を呼んだのが素敵でした。
ステージに上がってサミュエルに抱きつく姿にも感動でした。
黒人がアカデミー賞を受賞するのは、本当に難しいことなんですよね。
でもこのあと、作品賞が同じく人種差別を扱った「グリーン・ブック」に決まったときはさすがに悔しそうで不満をあらわに。
なにしろ、1989年に「ドゥ・ザ・ライト・シング」でアカデミーの脚色賞にノミネートされたときも、
人種差別がテーマの作品「ドライビングMissデイジー」(私も大好きです!!)に負けているんです(*_*;)
そりゃあ、悔しいよなあ。。。!
このことについてスパイク・リー本人が、
「誰かと誰かがドライブすると、必ず負ける」とコメント。
確かに(/_;)
上手い!座布団5枚!
30年前に負けた「ドライビングMissデイジー」は、黒人運転手と白人の老婦人のお話、
今回負けた「グリーン・ブック」は、黒人ピアニストと白人運転手のお話。
なんていうか・・・・ついてない。。。
テーマが全然かぶらない作品に負けたのならまだしも、
同じように人種差別がテーマの作品に二度も負けると・・・(^_^;)
やりきれないですね。
とはいえ、そんなこんなで主要部門の受賞は逃してしまったものの、
久しぶりにスパイク・リーらしい作品になってます。
この方の作品は、リアルな街の声だったり、
人として本気で考えるべきことの提示だったり、
そういったものを臆せず発表するスタイルは変わらないのですが、
このところ、せっかく作品が完成しても日本では未公開だったり、
戦争映画や韓国のスリラー「オールド・ボーイ」のリメイクなど、
個人的に私の苦手ジャンルが続いていたため、
ずーっと観れていなかったのです。
そこに今回のこの「ブラック・クランズマン」。
原点回帰のような黒人もの、
そしてコミカルで軽快なこの感じ、
昔の作品を観ているようで懐かしい気持ちになりました。
さらに主人公は、なんとあのアカデミー賞助演男優賞&主演男優賞を受賞した奇跡の黒人俳優デンゼル・ワシントンの長男ジョン・デヴィッド・ワシントン。
お父上に似て、カッコイイ( *´艸`)
そしてその相方を演じるのは、「スター・ウォーズ」新三部作でカイロ・レンを演じたアダム・ドライバー。
ハン・ソロとレイア姫の間に生まれた、あの一人息子ですよ!
あっさりダークサイド行っちゃいましたけどねー。
イイじゃないですかーーーー!!!
さすがスパイク・リー。
いいとこ突いてきますねえ♪
舞台は世界中が揺れ動いていた激動の70年代。
それだけでもクールなのに、
相変わらず、おしゃれなファッションやファンキーな音楽、
スタイリッシュな映像がたまらなくかっこいいし、
過去の実話を描いた作品でありながら、
今も全く変わっていないアメリカの人種差別や社会の闇とゆがみを、
観る者に強引に突きつけます。
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KKKの叫ぶ「アメリカ・ファースト!」という言葉。なんか聞いたことがあるような。
そう、ちょっと極端でやばいどこかの国の大統領が口にしている言葉ですね(^_^;)
アメリカの黒歴史を見ながら、背後に今も変わらず大きくそそり立つ大きな闇を感じ、
そのうえでハラハラしながら見守る骨太なエンターテインメント作品。
いろんなことを考えさせられる、かっこよくて、深ーい映画です。
公式サイト→https://bkm-movie.jp/
さて、このごろ立て続けに嬉しいお知らせがっ(*'▽')♪
「オンネリアンネリ」最新作。
「オンネリとアンネリとひみつのさくせん」
上映決定!!!!8月23日より!
(C) Zodiak Finland Oy 2017 All rights reserved.
あれ、大きくなってるー( ゚Д゚)!!!もはや児童文学の領域ではないのでは!?
それでも、やっぱり、見届けたい。
三部作、完結。
乞うご期待!
https://www.facebook.com/onneliannelijp
もう一本。
絶対観たかった!
じゃない絶対上映したかった!
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」
(C) 2018 Hearts Beat Loud LLC
シングルファーザーのお父さんと、進学で街を離れることが決まっている娘の、リアルで、せつなくて、あったかい、ひと夏の物語。
絶対にハズさない、レコードショップが舞台のお話。
笑って泣けて、すがすがしい、私の大好物ジャンル!!
必見ですよ~~~( `ー´)ノ
公式サイト→http://hblmovie.jp/
超ーーー嬉しい、今回ご紹介したこの3本。
なんかもう、中劇じゃないみたい!?な素敵な充実ラインナップ。
そうそう、こんな感じの映画をやりたかったのよ~♪
ていうか、来週公開の「芳華」も、どうーしても中劇で上映したかった超~~~おすすめの作品だし、
月末には「凪待ち」もあるし!
ゴールデンウィークでヘトヘトだった5月と、
なんとなくがちゃがちゃと忙しい7月に挟まれた、
ちょっと一息つける静かな6月。
少しスケジュールを無理してでも、気になる映画をたくさん観てみませんか?
自分の中の引き出し、増やすチャンスですよ!
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile