2016年9月17日土曜日

ハートビート、ベルリン・フィル、そしてビートルズ・・・ひとり音楽映画祭in中劇

こんにちは。
ついこの間まで冷房が必須だったのに、急に朝晩涼しくなり、
気がついたら日中も長袖じゃないと寒いくらい!?
嘘でしょ!?
そして聞こえてきたのは、“ザ・盛岡の秋”、山車の音。
ほんと、盛岡の夏は余韻もなく一気に去りますよねえ。。。
暑いの嫌い!夏は苦手!
なんて騒いでいた私でしたが、こう急に秋が来ちゃうとさすがに寂しい(゜-゜;)
あれですね、
さんざんしつこくされてうっとうしかった人でも、
急に連絡がこなくなると気になるみたいな。
・・・・と思ったんですが、涼しいくせにここ1週間で6カ所虫に刺されてムカッ(-"-)
しかもお腹(おへそのすぐ横)とか二の腕とか腿とか、ぼりぼり掻くのが恥ずかしい場所ね。
まじでかゆいったら!
で、やっぱりもう秋でいいです( `ー´)ノってなった私です。

そして秋。
毎年、イイ感じの映画をやれるようになってきた中劇です。
「今年もやるぞおぉッ!!!」
と、気合十分で秋の作品のブッキングをがんばりました。
イイ感じの、サブカル的な映画をやりたいな♡
面白そうな日本映画も欲しいな☆
そうそう、早めに宣伝を始めたいから、今年もきっと開催されるはずの「ラヂオもりおか音楽映画祭」のあたりにちょうどいい音楽映画も探しておこう♪
と、社長も私も張り切っていたのです。
そう、『超』張り切って。。。
で、張り切りすぎて、11月のほんとの「ラヂオもりおか音楽映画祭」が開催される前に、なんと9月にフライングで「中劇音楽映画祭」状態になっちゃいました・・・・(-_-;)
中劇、なぜか今月、音楽映画3本。

9月17日公開『ハートビート』→バレエと弦楽器とヒップホップが融合した、熱くてハッピーな音楽エンターテインメントムービー。
© 2015 High Strung, LLC

9月17日公開『ベルリン・フィル・イン・シネマ』→史上最も優れた指揮者の一人に選ばれたサー・サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による世界最高峰の演奏を映画館で!
(C) Monika Ritterhaus

9月22日公開『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』→メンバーのインタビューやレアな独占秘蔵映像も満載のドキュメンタリー!
©Apple Corps Limited.

どうした、中劇!?中劇のくせに!?
・・・・ていうか、え?なに?音楽映画祭の日程、間違ったの?
いや、違うんですよ。
『ハートビート』は、すでに全国公開になっているのでなるべく早めに上映を・・・・という配給さんの意向、
『ベルリン・フィル・イン・シネマ』は、日本での上映の権利が9月いっぱい、
そして『ビートルズ』は、全国同時公開でいきましょう!(地方の映画館にとっては、配給さんからそう言ってもらえるのが一番うれしいことなのです・・・)
ということで、どれもスタッフがノリノリのブッキングなので嬉しい上映なのですが、
11月の「ラヂオもりおか音楽映画祭」に先立ちまして、勝手に「音楽映画祭in中劇」状態に(-_-;)
なんかスミマセン・・・・・。
ラヂオもりおかの吉田さん、ほんとにごめんなさい。
いや、やりますよ!
11月の『ラヂオもりおか音楽映画祭』にも、ちゃんとイイ感じのやつを準備しました!
でも。でもでも。
中劇で、9月の3週目公開だけで音楽映画が3本て・・・(^-^;)
老舗なだけで地味な映画館・中劇では、こんなことってめったにないです。
でも、映画のブッキングもなかなか難しいんですよねえ。
配給会社さんとしても、いつごろ上映してほしいっていう希望はありますしね、
そもそも権利の問題、ってなっちゃうとどうしようもないし、
地方の劇場にとっては全国同時公開で、ってなったらそれに越したことはないわけですから。
というわけで中劇、9月はプレ音楽映画祭?裏音楽映画祭?月間ですので、
音楽好き、映画好きの方はこぞって中劇にいらしてください。
しかも9月18日は「いしがきミュージックフェスティバル」も開催されます。
盛岡、音楽一色に染まる9月の第3週になりそうですね♪


9月17日公開『ハートビート』
© 2015 High Strung, LLC

こちらは、映画コメンテーターのLiLiCoさんも絶賛の、
「バレエ×バイオリン×ヒップホップ」が織りなす爽快青春エンターテインメント。
これ、中途半端な作品じゃないですよ!
主演のキーナン・カンパはロシアの名門マリインスキー・バレエ出身、
彼女の親友役は英国ロイヤル・バレエ学校出身のソノヤ・ミズノ、(ユニクロのCMに出てたこの方、日本生まれなんですよ~!)
そのほかのダンサーたちも、この映画のためにダンスを特訓しただけの人たちではなく、
ロンドン、パリ、ロサンゼルス、ニューヨークから集められた本物、世界最高峰のダンサー62人。
「みんなホンモノだから、筋肉の付き方が違うのよ!!」
って、LiLiCoさんも言ってました♪
地下鉄でのヒップホップ対決、
“あの娘”を巡ってのバイオリン対決に合わせてヒップホップダンサーたちがタキシード姿で始めるダンス、
トップクラスのバレエ学校出身の2人が見せるバレエシーン、
そしてクライマックスのダンス。
もう、ダンス好きも音楽好きも、みんなが納得のパフォーマンス。
プロのバレエダンサーになるためにニューヨークに来たルビーと、
生活のために地下鉄で演奏するバイオリニスト・ジョニー。
そして出会ったヒップホップチームとの、ジャンルを超えた音楽とダンスのコラボレーション。
バレエ映画でも、ヒップホップ映画でもない、
クラシックとヒップホップの完全なる融合。
誰もが共感して楽しめる爽快青春ムービー。
映画館を出て、「ハア・・・・楽しかった!」って大満足できる作品です。
気になる方は予告をドーゾ♪
公式サイトhttp://heartbeat-movie.jp/


9月17日公開『ベルリン・フィル・イン・シネマ』
(C) Monika Ritterhaus

こちらは前回、緊急でアップしたので読んでいただけた方もいるかと思いますが、
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
急に決定したまさに本物。
世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート&ドキュメンタリー映画です。
先日、岩手日報さんにも取りあげていただいたりもして、たくさんの反響がある作品。
世界最高峰のオーケストラを映画館で。
今の映画館は、音も映像も最先端。
もちろん、オーケストラの演奏は生で聴くのが一番ではあるんですが、
ベルリン・フィルなんてなかなか生で聴けるもんじゃありませんよね。
それに映画館だと、演奏する姿をアップで見ることができたり、
ふだん見ることのできない細かい部分を見ることができたりもします。
そして今回は、ベートーヴェン交響曲第4番と第7番の演奏とともに、
メンバーの演奏心理や背景に迫るドキュメンタリー作品『リヴィング・ウィズ・ベートーヴェン』も同時上映。
1週間限定上映ですが、こんな機会はめったにありません!
ちょっとでも気になった方はとにかく観ておくことをおすすめしますよ!
公式サイトhttp://www.culture-ville.jp/blank-1


そして9月22日公開『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』
©Apple Corps Limited.

言うまでもなく永遠のスーパーバンド、ビートルズです。
見てくださいよ、上の写真。
あどけなくてカワイイですねえ!!
このころすでに世界中を虜にしていたビートルズですが、
このころまだハタチそこそこのイギリスの男の子たち。
私も大好物の、ヤングなイギリス男子
ほんとカワイイ♡
この映画は、彼らの初期のライブツアーの映像をメインに、
独占秘蔵映像を織り交ぜながら、
メンバーや関係者たちのインタビューまでつめこんだ貴重なドキュメンタリー作品です。
デビュー後、あれよあれよという間に世界のトップスターに上りつめてしまった若者たちの素顔や葛藤、
世界中でムーブメントを巻き起こした彼らの軌跡と熱狂の様子まで、
ビートルズの魅力をたっぷりと探る濃密な時間。
ビートルズファンにとってはもちろんですが、
その熱狂の渦を知らない私たちやもっと若い世代の人たちも、
ビートルズやその時代の熱と風俗を知ることができるいい機会です。
最近、あの伝説のビートルズ日本武道館公演から50年目ということで、
テレビなどでもビートルズの特集をよくやってますね。
あの1966年のワールドツアーでの数々のトラブルが原因で、
ビートルズはツアーやライブではなくレコーディングをメインの活動にしたというのはわりと有名な話ですが、
私は先日たまたま見た番組で、
1967年7月、世界で初めての世界中を結んでの衛星中継によるテレビ番組で、
イギリス代表として出演したビートルズが、
あの有名なアビーロードスタジオでのレコーディング風景を披露する映像を見て衝撃を受けました。
あの武道館公演、そして上の写真のころのあどけない笑顔の若者たちから1年ほどしかたっていないというのに、
4人ともすっかり落ち着いて大御所のような雰囲気になっていたからです。
もう10年はたっているのかと思ったくらい。
その曲は「ALL YOU NEED IS LOVE」
世界初の衛星中継を控えたBBCから、「世界中の誰もがわかりやすい曲」という注文で作られた曲だったのですが、
確かにすごく素敵な曲で、私も好きな曲ですが、
その映像での彼らのあまりの急激な変貌ぶりに、
やっぱり大変な時期だったんだな、
きっと周囲が、世界が、彼らを急激に大人にしてしまったんだろうな、
と感じてしまいました。
そんなこともありつつ、その、彼らがスーパースターがゆえに変わっていく、変わらざるをえなかったであろう時期のその前。
たぶん、きっと、音楽が好きで、気の合う仲間でワイワイと曲を作って歌うのが楽しかっただけの若者たちがスーパースターに上りつめるまさにそのときの映像を、
のちにメンバーの不仲で裁判沙汰にまでなってしまい、事実上の解散となってしまうスーパーバンドの、一番良かったであろう全盛期の様子を、
数々のライブ映像で、またあまたのヒット曲に彩られながら、かみしめようではありませんか。
せつなくて胸が苦しくなっちゃうかもしれないですね(;_;)
こちらはロゴ入りトートバッグ付きと、日本限定デザインの2種類で前売り中です♪
絶対観る!!って方は買ってしまいましょうね☆
上映時にはパンフレットも販売しますよ!
絶対買いですね(゚∀゚)
公式サイトhttp://thebeatles-eightdaysaweek.jp/

ちなみに、この「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK」にかなりの思い入れと期待をしている私は、
ポスターとちらしを持ってあちこち外回りをして歩きました。
そして、ポスターやチラシの設置をお願いして回りました。
ドキドキしながら回ったのですが、みなさん快くどころか大歓迎で受け入れてくださいました(≧▽≦)
モスビル4F「ディスクノート」さんには多大なるご協力をいただきました。
9月23・24・25日にはサンビルで「中古レコード&CDフェア」が開催されるようですよ!
http://www.morioka-record.com/
中古レコードやCDは私も好きなので何度も行っていますが、もう時間忘れますよねえ(´▽`*)
菜園の素敵な雑貨屋さん「hina」さんにも、“中劇にしては珍しくイイ感じの作品”を上映できるときにはいつもご協力いただいているのですが、おしゃべりが楽しくて長居してしまいます(*´з`)
実は私は毎年、hinaさんでカレンダーを買っているのです。カワイイのいっぱいあって迷うんですよねえ!今年も買いますね♪(http://zakka-hina.com/
みなさま、ほんとにありがとうございます!
他にもたくさんのお店にご協力いただいて、チラシもポスターもあちこちに設置してもらっています。
めっちゃかっこいいポスター&チラシなので、たくさんの方の目に留まるといいなと思います☆

さてさて、秋の盛岡、毎年イベントが目白押しですねえ。
もしかしたら盛岡は秋が一番いい時期なのかもしれません。
私も大好きです♪
みなさんも、厳しい冬の前のこの過ごしやすくて楽しい時期、
めいっぱいエンジョイしてくださいね!


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