台風が去ったあと、朝がやけに涼しくなったなあと思ったんですが、
昼間はまだまだ暑いですね。
外の仕事に出るともう一瞬で汗だくです。
それでも、ひと雨ごとに涼しくなっていくんでしょうか。
盛岡の夏休みの終わりとともに客足もすっかり引けてしまい、
高校野球もオリンピックも終わり、
スタッフみんなが抜け殻になっている中劇です。
でもぼんやりしている暇はありません。
夏の終わりとともにやってくるのは、秋の怒涛の新作ラッシュです(^O^)/
去年もおととしも、中劇のくせになかなかイイ感じのラインナップで冬まで突っ走った秋でした。
今年も負けてない!!
見逃すな!!
まずは今週末公開の作品から。
「森山中教習所」
(C) 2016 真造圭伍・小学館/「森山中教習所」製作委員会
松本大洋の再来と評された漫画を原作に、
つい先日、榮倉奈々ちゃんとの結婚を発表して世間をビックリさせた賀来賢人くんと、
数年前から中劇では地味に出演作品を上映して応援していた野村周平くん。
この二人のダブル主演で、おかしくてせつない、そしてちょっとアブナイひと夏の青春物語をお贈りします。
少し前にちょっとだけご紹介しましたが、まずは予告を見ていただいて。
http://moriyama-movie.com/
高校の同級生であるノーテンキな大学生とネクラなヤクザ。
この二人がとんでもない再会ののちに同じ教習所に通うことになったひと夏のお話です。
これもう、予告を見ただけでクスッと笑っちゃいますよね。
そして、私も大好きな麻生久美子さんが出ていたり(「俳優・亀岡拓次」もよかったですねえ!)、
主題歌が星野源で(実は彼のアルバム、毎朝聴いてます♪)
音楽はなんとグッドラックヘイワ。
ここの、「星野源&グッドラックヘイワ」でおやっ?それなら観たい!と思った方も多いのでは?
この三人、去年解散してしまったSAKEROCKというバンドのメンバーだったんですが、
『大人計画』好きな方や、『在日ファンク』などのちょっとコアな音楽好き、
そして私のような映画マニアなんかもやっぱり気になる存在のバンドでした。
SAKEROCKとしては、嵐が主演した映画「黄色い涙」や、
クドカンの映画「少年メリケンサック」の音楽も担当してましたし、
メンバーの野村さんは矢口史靖監督の「WOOD JOB!」や、
ついこないだ中劇で上映した「ヒメアノ~ル」の音楽も担当しています。
主演の賀来賢人くんは朝ドラ「花子とアン」や大河ドラマ「花燃ゆ」にも出演、
これからガンガン出てくるんでしょうねえ、ってときの結婚!
驚きましたが、今の女優さんや俳優さんたちは、わりとプライベートは自由なんですね(^_^)
堀北真希さん、上野樹里さんなどの結婚もありましたが、
この世代の方はほんとみなさんひょうひょうとしていますよね。
野村周平くんは、本田翼ちゃん、福士蒼汰くんと共演した映画「江ノ島プリズム」や、
夏帆ちゃんと共演した山田悠介原作の「パズル」(たくさん人が死ぬのでちょっとしんどかった・・・)
など、中劇では何年か前から地味に作品を上映し続けているので、
最近の活躍を見ると、おばちゃんほんとに嬉しいよ。
そもそも、観ているだけで目の保養になる2人なのですが、
映画の宣伝でバラエティ番組に出たりしているのを見ると、
どうも映画のまま微妙にかみあわない感じの2人が面白い!
そのまんまの空気感で、
「一生会えないけど、大切な友達」
を演じています。
残暑の夏、懐かしくてありえない、ゆるくてアブナイ、一度きりの最高の夏にどっぷりと浸ってみませんか?
いいなあ・・・・私がもし戻れるとしたら、やっぱり二十代の夏だなあ・・・(^_^)
そしてもう一本、「ダーク・プレイス」
(C) 2014 DAMSELFISH HOLDINGS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
こちらは一転して、観ると涼しくなることうけあいの本格派サスペンス。
『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、ただのモデルあがりのかわいこちゃんじゃないのよ!と示してみせたシャーリーズ・セロン先生主演作品。
あの『ゴーン・ガール』の原作者が仕掛ける新たな罠。
それだけで気になりますよね。
なにしろ、私が前々から目をつけていたクロエ・グレース・モレッツも出ているのですよ!
前に暑苦しく語ったことがありますが、
(http://moriokachugeki.blogspot.jp/2014/02/blog-post_21.html)
彼女は絶対くる!
ナタリー・ポートマンの再来!(「レオン」は最高。)
スカーレット・ヨハンソンもメじゃない!(「ロスト・イン・トランスレーション」かわいかったなあ!)
それに、アカデミー賞を騒がせた「マッドマックス」に出演してたイケメン、ニコラス・ホルトも出てるし、
監督・脚本は「サラの鍵」のジル=パケ・ブランネールだし、
絶対面白いやつですね!
闇の中の記憶が事件を狂わせ、
謎が謎を呼び、観る者の心に潜む「ダーク・プレイス」を呼びさます。
一家惨殺事件で生き残った少女が、あの夜、見なかったものとは―?
残暑を吹き飛ばすくらい涼しそうですね(^_^;)
冷房、抑えてもいいかもね!
http://dark-movie.jp/
それと、ライブビューイングのお知らせを一つ。
先日、姪っ子に会った時に少し興奮気味に言われたこと。
「中劇、キンプリやるんでしょ!?」
・・・・・・・・・。
キンプリ。
金プリ?
禁プリ?
キンプリ・・・・・なんだっけ?
「キングオブプリズム」
だそうです。
(c) T-ARTS / syn
Sophia / キングオブプリズム製作委員会
そういえば、最近決まったライブビューイングでそんなのあったなあ!
そみません、全く知りませんでした。
その姪っ子に「ごめん、全然わかんないから教えて」と言い、説明してもらいました。
簡単に言うと、ある作品のスピンオフのような形で派生したイケメンアニメ。
ということなんですが、その上映の仕方というか観賞の仕方がちょっと変わってまして。
最近よくテレビでも紹介されている、いわゆる「応援上映」ってやつでして。
声援、アフレコ、画面の中の人たち(?)との会話(!)、コスプレ、サイリウム、全部OKという、
それってほぼコンサートですよね?状態の映画観賞。
ライブ中継なんかではよく見ますけど、普通のアニメ映画の上映でそれがあるとは、
私も全然知りませんでした。
そしてそのオタクの姪っ子も
「その応援上映がめっちゃくちゃ楽しいの!私も行くんだ!」
と熱のこもった様子で語っておりました。
なんか・・・・・・・気になる。
スゲー気になる。
その様子を見てみたい。
その場にいると、きっと、身体じゅうからほとばしるハートマークと熱気で圧倒されることでしょう。
先日の「おそ松さんライブビューイング」のときのような熱い時間になるんだろうな。
ファンでなくとも、社会見学として見ておきたい、興味深い一本。
こちらは9月11日、中劇では昼・夜二回公演で張り切ってお待ちしております☆
http://kinpri.com/event/detail.php?id=1043976
さてさて、ちょっと気になる晩夏から秋の中劇。
先日ご紹介したほかにもまだまだ新作が決まってきています(^-^)/
上映したくて立候補して、ガッチリつかみとった全国同時公開作品。
地道に小さな映画でつながっていた配給会社さんの、待ってました!なイイ感じの新作。
そして棚ボタの超ラッキーな新作。
秋の中劇は今年もなかなかやりますよ♪
次回ゆっくりご紹介しますのでお楽しみに!
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