盛岡は桜が終わってしまいましたが、
みなさんはお花見できましたか?
私は・・・・・・仕事の途中で石割桜を見ました。
あと・・・・・・・岩手公園を通りかかりました。
この歳になると、お花見の誘いも来なくなるんですねえ。。。
そんなもんです(゜-゜)
・・・ちょっと寂しい話になってきてしまいましたが、
小岩井方面はまだお花見できそうなので、
諦めずに行ってみましょうか!
さて、いよいよゴールデンウィークですね!
映画業界から始まった言葉『ゴールデンウィーク』。
せっかくなので、何か映画を観ませんか?
大人の映画としては、午前十時の映画祭で、
明日4月29日まではオードリー・ヘプバーンの「ティファニーで朝食を」、
©1961 by Paramount Pictures and Jurow-Shepherd Production All Rights Reserved. TM, ® & Copyright© 2011 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
「ティファニー~」は、やっと私、スクリーンで初めて観ることができたんですが、
やっぱり素敵でしたねえ!
もう、冒頭の、ティファニーのウィンドーを覗きながらパンを食べる姿。
あれが全てと言っても過言ではないですね。
ゴージャスすぎるほどのドレスと、
一見ミスマッチに見えるようなサングラス(でも最高にかわいい!)、
そして手にはパンとコーヒー。
あのシーンをスクリーンで見られただけでもう満足!
いろんな男性を手玉に取り、自由奔放にふるまう女性なのに全然いやらしくなくて、
むしろ必死で自分探しをしている迷い猫のようなかわいらしさがたまらない、
それはやっぱりオードリーの持つ天性の透明感と、
凛とした佇まいからくるものなんでしょうね。
50年以上前の作品だなんて全く感じない、粋でおしゃれな映画でした。
4月30日からはキャサリン・ヘプバーンの「旅情」が上映です。
SUMMERTIME (1955) d. David Lean. Under exclusive license from Janus Films. © MCMLV by Lopert Films Incorporated. All rights reserved.
こちらはキャサリン・ヘプバーン。昔からの映画好きの人たちからすると、ヘプバーンといえばキャサリン。
みたいです。
そして、日本人が好きなのはオードリー、
アメリカ人は断然キャサリン、のようなんです。
私はおととしの「午前十時の映画祭」で初めて『旅情』を観て、
それが初めてのキャサリン・ヘプバーンだったんですが。
しっかりした、ハッキリした性格の役柄だったせいなのか、
なんていうか、「男前」って感じでしたね。
パンツスーツをサラッと着こなして、
ヨーロッパを一人旅する、デキる女性。
それがピッタリで素敵でした。
ヴェネツィアの美しい情景と、自分できっちりカタをつける大人の恋が、
キャサリン・ヘプバーンのキリッとした存在感にマッチして、
せつないエンディングなのにすごくすがすがしい、
ハッピーに感じる不思議な余韻がありました。
この映画も、主人公の年齢が38歳。
うーん、またしても同世代!
「恋におちて」のときもお話ししましたが、
自分がこの歳になってからの、「午前十時の映画祭」作品への共感がハンパない!
というか、午前十時~の何を観てても、
「わかる!」
「だから!」
「そうそう!」
みたいな相槌がかなり多いんです。
若いころとは全く感じ方が違うんですよねえ。。。当たり前だけど。
この作品の監督デヴィッド・リーンといえば、午前十時シリーズでは常連ですが
「アラビアのロレンス」や「ドクトル・ジバゴ」(7月9日から上映!)なんかのいわゆる『大作』ってイメージが強い方ですね。
でもこの「旅情」はちょっと違う感じ。
もっと庶民派というか、普通の女性の心の機微がなにげなく描かれていて、
大作系とは違う、共感系のすがすがしい作品だったのでちょっとびっくりしました。
この「旅情」のキャサリン・ヘプバーンは、
異国の地を一人で旅する女性の、
「私ってちょっとかっこいいでしょ」感と「絶妙な寂しさ」がナチュラルに醸しだされてて、
観ていてかなり共感しました。
若かりしころ、私が全財産をはたいて敢行した「映画ロケ地行脚の旅inヨーロッパ」でヴェネツィアを訪れたときは、
しょうもないハーフワインで5000円ぼったくられたムカムカする思い出と、
誰かが寝て起きたままであろう感じのパイプベッドで一泊5000円取られたイライラする思い出のみ。(ベネツィアまで行っといて貧乏旅行してるほうが悪いんでしょうけどね。。。)
ただ、映画の中でキャサリン・ヘプバーンが素敵な男性に出会ったあのサンマルコ広場で、
一人でビールを飲んでいたエキゾチックな若い男子がかなりのイケメンだったことだけが私のベネツイアでのキラキラとした記憶なんですが、
「旅情」のキャサリン・ヘプバーンのように、一晩でも彼とロマンティックな何かがあったら素敵な思い出になったんでしょうけどね。
貧乏旅行のせいで嫌な思い出ばかりの私は眉間にシワを寄せて歩いていたため、
セクシーなラテン系男子とのロマンスなど起こるはずもなく。。。
あのころ、私もまだ二十代だったのにね!もったいない!
そして「旅情」のときのキャサリン・ヘプバーンはなんと47歳!
スゴイですねえ!
私も、あの体型と美しさを兼ね備えたアラフィフ(50歳前後)になれるように、
今から鍛えておかないと!
腹筋は20回でギブアップ、逆上がりはいまだにできず!の私ではなかなか難しいか。。。
何はともあれスクリーンでは私の貧乏旅行は忘れて、
水の都・ベネツィアの美しい景色と大人の恋を堪能しましょう♪
公式サイト→http://asa10.eiga.com/2016/cinema/628.html
ゴールデンウィークの中劇は、
午前十時の映画祭はもちろん連日10時から上映、
映像の美しさと豪華キャストで話題の「星ガ丘ワンダーランド」、
(C)2015 「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会
家族で楽しめる「クレヨンしんちゃん」&「ドラえもん」が上映中。
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2016
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016
土日祝は8:15に開場します。(※5月8日のみ7:30開場!)
それより早く着いてしまった方は、エレベーターで4Fまで上がって、そこから階段で5Fまで来ていただき、しんちゃんのポスターの前でお待ちくださいね。
中劇は、飲食物の持ち込みOKなので、
ドーナツやコンビニのおにぎりや飲み物なんかも買ってきて大丈夫ですよ♪
「クレヨンしんちゃん」は公開からもう3週目に入るので、
ゴールデンウィーク中もそんなに混雑はないのかなと思いますが、
道路が混んでいたり、駐車場が混んでいたり、
もしかしたら受付が混みあう時間帯があるかもしれないので、
少し早めの行動を心がけていただくといいと思います。
空いてる時間帯は、いつも言ってますけどもちろん夕方!
15時以降ならギリギリに来ても、余裕で座れますよ!
ただ一つ、要注意なのは5月8日。
この日はなんと、「おそ松さん」のライブビューイングイベントが入っていて、
上映時間が変わってしまうんです!
おそ松さん、なんと昼夜2回の公演なので、この日の上映作品すべてに影響が出ています。
だからこの日だけ朝7:30オープン!
「ドラえもん」はこの日だけ朝8:00からの上映です!(他の日は16:30)
「クレヨンしんちゃん」はこの日だけ上映回数が少ないので要注意!
そして5月8日は「星ガ丘ワンダーランド」は休映です!ゴメンナサイ(>_<)!!
ゴールデンウィーク中に何か観ようと思っている方は、8日の上映時間はチェックが必須です。
まあでも、ゴールデンウィーク最終日。。。。。
みなさん、疲れておうちでグッタリかもしれないですね(^_^;)
今年のゴールデンウィークもひたすら仕事の私は、「雨降れ~雨降れ~!」と祈っています。
休みの人たちをねたんでいるんじゃないですよ。・・・・・マジでマジで!
雨だと、映画館が繁盛するからです♪
雨だと行くとこなくなっちゃいますからね、盛岡は。
雨の日は、イ〇ンもいつも以上に混んでるし、家だとつまんないし、
ってなったらもう映画館に行っちゃいましょう!
そして、今観るものはないなあ・・・という方も、
いろいろ前売り中なので要チェック。
夏休みの定番「ポケモン」は、劇場限定の特典(ポケモン大集合ポスター)付きで前売り中。
前売特典はいつも早々に終了してしまいますので、
お子さんが欲しいと言っていたら早めに買いに来てくださいね!
それと、森田剛がスゴい!!怖すぎる!!と話題の「ヒメアノ~ル」。
(c)2016「ヒメアノ~ル」製作委員会
イタリアのウディネで開催されている映画祭で大喝采を受けたという記事がネットニュースに出ていましたね。
こちらR-15指定なんですが、前売券の発売開始早々かなりの売れ行きでスタッフみんな驚いています。
残念ながら、特典は付いていないのですが、田舎なのでこういうこともあるあるなんです(>_<)
それでもみなさん買って行ってくれています。
古谷実の漫画の実写化、ってだけで「おおぅ・・・・・」というなんともいえない声があがる作品。
とりあえず予告を観てみてください。
http://www.himeanole-movie.com/
濱田岳!ムロツヨシ!
絶対面白いに決まってるメンツですよね!
クスッと笑えるほのぼのとした日常と、狂気の無機質な連続殺人事件が交錯する、
緊迫の99分。楽しみですねえ!
絶賛前売り中です。
2スクリーンしかないので、たくさんの作品を上映というのはなかなか難しい中劇なんですが、
映画好きの方たちから「あれ、中劇も意外と面白そうなのやってるね」
って言ってもらえるように頑張りますので、
たまに公式サイトで作品チェック&しょうもないブログを流し読み、などでの地味な応援をよろしくお願いします♪
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile