2016年1月15日金曜日

冬の新作いろいろ

こんにちは。
なにやら毎日新しいニュースでワイドショーももちきり、
自分には全然関係なくても、
「ええっ!?」
「マジで!?」
「ウソでしょう!?」
なんてしたり顔でテレビに向かって話しかける、残念な私です。
なかでもSMAP。
びっくりですね。
高校生のころ、SMAPのデビュー前最後のコンサートがあると聞いて、はるばる大阪城ホールまで行こうとした私です(;・∀・)
・・・ええ、生粋のミーハーですけどなにか?

年末年始はとにかく「妖怪ウォッチ」の混雑状況の速報をお伝えしてきたこちらのブログですが、
「妖怪ウォッチ」がだいぶ落ち着いたので、
アクセス数も順調に減ってきています(・▽・)/
そしてずっと新作のご紹介ができていなかったので、
久しぶりにやりますね♪
「妖怪ウォッチ」の混雑状況確認のため読んでくれた方たちが一気に引けるので、
文面もいつもの調子に戻ります。
いつもの、「単なる映画オタクの暑苦しいブログ」にね!
ああ・・・・これでまたアクセス数ガタ落ちだぁ(-_-)
あ、「妖怪ウォッチ」は、もう大丈夫!
すっかり落ち着いたので、普通の映画と同じくらいの感じで観に来ていただいて大丈夫ですよ!
指定席になるのは明日あさってだけになります。
大丈夫。冬休みが終われば、指定席なんて必要ないので(・▽・)ノ
でも冬休み中は10:40の回が人気なので、
やっぱり10:40の回がいいなあという方は、
満席にはならないにしても少し早めにお越しくださいね♪

さて、まずは明日(1月16日)公開の「顔のないヒトラーたち」
© 2014 Claussen+Wöbke+Putz Filmproduktion GmbH / naked eye filmproduction GmbH & Co.KG

こちらは重厚な、本格的人間ドラマ。
激動の、世界の現代史のなかでも一番重要と言っていい第二次世界大戦時の、特に重くて残酷で、それだけにデリケートでタブーな感じのする事件「ナチスのユダヤ人迫害(ホロコースト)」
そのなかでも一番有名で恐ろしい単語が「アウシュヴィッツ」
「アウシュヴィッツ」とは、捕えられたユダヤ人たちが収容された強制収容所のなかでも一番広くて一番残忍、そして多くのユダヤ人が殺された収容所として悪名高い収容所のことです。
私は小学生のころ、「アウシュヴィッツのコルベ神父」という本を読んでナチスのユダヤ人迫害のことやアウシュビッツ収容所のことを知り、かなりのショックを受けました。
途中からずっと号泣。
なんの罪もない多くの人たちが、ただただ殺されていった、
信じられない、ありえない、あってはいけない事実。
それを知った時の衝撃は、大人になった今でも鮮明。
その歴史的大事件は、国際軍事裁判でもきちんとは裁かれず、
戦後十数年たつと本国ドイツでさえ多くの人々が戦争の記憶も薄れ始め、
そして自分たちが犯した過ちを忘れ去ろうとしていた。
そんななか、アウシュヴィッツ収容所の元親衛隊員が、
規則に反してある学校の教師になっていることが判明。
駆け出しの若き検事は、様々な圧力や苦悩を抱えながら、
ナチスがアウシュヴィッツでどのような罪を犯したのか、
その詳細を生存者の証言や実証を基に明らかにしていく-。
これは、ドイツ人がドイツ人を裁き、ドイツの歴史認識を変えた、
勇気ある検事たちの実話です。
公式サイトhttp://kaononai.com/


1月23日からは「メモリーズ 追憶の剣」
              (C)2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

イ・ビョンホンの新作です。
イ・ビョンホンと言ったら「JSA」。数ある韓国映画のなかでも確実に名作に入りますが、号泣度はかなり上位の作品。これは感動、そして衝撃。
私も、韓国映画にハマった一因は「シュリ」「JSA」でした。
イ・ビョンホンはこれで一躍トップ俳優の仲間入り。
ちょうどそのころ、韓国映画界も上り調子。
急速な経済成長とともに映像の技術やクオリティが世界に追いつき、
人材もたくさん育って、世界に出してもひけをとらないほどの作品を作りだすようになっていました。
韓国映画界の成熟とともにキャリアを開花させたイ・ビョンホンは、
そのチャンスを逃すことなくハリウッドに進出、
韓国を代表する世界的な俳優になりました。
観光とエンタメに国をあげてお金と力を注ぎこんできた韓国は、
近年めきめきとその実力を発揮して次々とスゴイ作品を発表してきています。
そして日本だけでなく世界への韓国映画と韓国俳優の活躍の道を切り開いた一人がイ・ビョンホン
今回の「メモリーズ」では、権力を得るために仲間を裏切った野心あふれる男を演じ、
スタント無しで激しいアクションに挑んでいます。
時代に翻弄され、愛する人と戦わざるをえない運命を背負った、気高き剣士たちの物語。
悲しく切ない復讐劇が、今、始まる-。
すっかり、「権力を手にした男」、が似合うようになったイ・ビョンホンですね。
それでも私はやはり、「JSA」での、屈託のない若き兵士の姿が忘れられませんが、
ちなみにうちの母は、
「ビョンホンといったら『美しき日々』(「冬のソナタ」のチェ・ジウと共演した、ザ・韓流といった感じのドラマ)に決まってるじゃん!」
とのことでした。。。なるほど。
たしかに、そういう方も多いのかも。
最近なんだかプライベートも大変そうなビョンホン様ですが、
まあ、世界的に活躍するトップ俳優なので、しょうがないですね。
スクリーンのビョン様はゴシップなんて関係なし。
つい先日、韓国でも公開されたばかりの最新作も好評のようで、完全復活です!
公式サイトhttp://memories-movie.com/

最後にもう一本1月30日から
「陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSAM」
© ​GRAND KAFE PICTURES 2015

こちらは、名脇役として数々の作品で個性を発揮してきた俳優・笹野高史初の単独主演作品。
笹野高史さんといえば、
私は学生のころ観たミュージカル「ミス・サイゴン」なんですよね。
本田美奈子さんが好きだったので行ったんですけど、
市村正親さんとダブルキャストで、
市村さんの日を選んで行ったはずが(ゴメンナサイ・・・)、
急きょ笹野さんに変更になっていて、
母と二人で「えー・・・・」ってなったんですが、
観たらこれがなかなかで、
「へえ・・・このおじさん、歌えるんだ。。。」(失礼)と感心しました。
あとは、代表作と言ってもたくさんありすぎてすごいことになるんですが、
私の中で一番印象的なのは「パッチギ!」です。
出演時間にすればそれほどでもないんですけど、ものすごい存在感と強烈な個性。
甥を亡くす在日コリアンの男性を演じたのですが、
説教くさくなりがちなセリフが、観る人みんなの涙を誘って作品のリアリティに大きなインパクトを残していました。
それもやはり笹野さんの演技力のなす技、なんでしょうね。
今回の「陽光桜」は、実話をもとにした感動のヒューマンドラマ。
戦時中、軍国教育を行っていた青年学校の教師だった主人公(笹野高史)は、
「お国のために戦ってこい」と生徒を送り出した自分を責め、苦しんでいた。
そして、世界各国で散っていった教え子たちの慰霊のため、
平和へのメッセージのために、
どんな気候でも花を咲かせる新種の桜の開発にすべてをかけて取り組み始める。
これ、なんだか重そうな感じがしますけど、
まず予告を見てみてください♪
http://www.movie-yoko.com/
え、ブルーハーツ!?
そう、主題歌がブルーハーツの「終わらない歌」なんですよ!
なんだかいきなり観たくなってきちゃいますよね☆
意外にもコミカルで、ユーモアたっぷりの実話作品。
笑えて泣けて、元気をもらえる映画です。

それから、誰よりもとにかく私が待ちに待っている作品「シャーロック」
早く語りたくてムズムズしてるとこなんですが、
宣材写真がまだこないっ( ゚Д゚)!
写真が使えないと意味がないので、
こちらは写真が届くまでしばしお待ちを♪
それまで、みなさんは予告を何回も観て我慢してくださいね♡
公式サイトhttp://sherlock-sp.jp/


日本国中でSMAPの動向が心配されていた今日、
さらに私がショックを受けたニュースが。
アラン・リックマンが死去。
・・・・・・・スネイプ先生。。。。
彼もまた、私の大好きな英国俳優の一人。
しかも王道をいく、王立演劇学校出身。
あの、低くて渋い声のイギリス英語がたまらない!
そしてこれまた大好きなイギリス映画「いつか晴れた日に」アラン・リックマンが最高~~~に良かった(≧▽≦)!んですけどね。。。残念。
ガンだったそうです。
つい先日、デヴィッド・ボウイも亡くなったばかりですからね。
イギリスは悲しみに包まれていることでしょう。
二人ともガン。
せつないなあ・・・。
ご冥福をお祈りいたします。


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