2015年10月30日金曜日

Perfumeからの、高倉健フォーエバー!

こんにちは。
見ましたか!?アメトーク“Perfumeすごいぞ芸人”
よかったですねえ(*´▽`*)/
最後、ご本人登場!
 (C)2015"WE ARE Perfume" Film Partners.

あれを見てPerfumeの映画があることを知り、
そこから中劇公式サイトにたどりつき、
そしてこのブログを読んでくれている方、いらっしゃいませ☆
『WE ARE Perfume』
岩手県では中劇のみの上映です!(これ、「岩手で握り」と言います)
超ーーー嬉しい。。。。。!
2週間は上映しますので、ぜひ観に来てくださいね♪
安心してください、これただの宣伝じゃなくて私はほんとのファンですよ(´▽`)
新曲、初回盤で買いました!
好きな曲、もちろん「SEVENTH HEAVEN」、あと「スパイス」も。あと「エレクトロ・ワールド」も!
それと「wonder2」も♪
・・・・。
えっとー、上映中は、グッズの販売もありますよ~☆
数に限りがあるのでお早めに!
グッズの販売は明日の朝、劇場オープン時からです♪
なんと、入場者プレゼントもありますよ!
しかも、それとは別に音楽映画祭作品は音楽映画祭の入場者プレゼントがあります!
明日から11月6日までの上映時間は、
  10:10/14:20/16:25/18:45 です♪(7日以降は変更があるかもしれませんので要注意。)
張りきっていらっしゃい(≧∇≦)/
公式サイトhttp://we-are-perfume.com/

・・・このところ、中劇でしか上映しない作品(握り作品)が多くて、
それについていちいち熱く語るのでいつもブログが長文になっていることをお許しください。。。


さて、怒涛の新作ラッシュだった10月ももう明日で終わり。
詳しくご紹介できなかった作品もありましたが、
10月最後の締めにふさわしいスゴイの、なんとかご紹介が間に合いました!
『高倉健、フォーエバー』(→私が言ってるだけですけど。)
健さんの訃報が入ってきたのは、去年の秋。
ちょうど今頃でしたね。
中劇ではなんと「ブラックレイン」がまさに上映中、
2週間後には「幸福の黄色いハンカチ」が上映になるというものすごいタイミングでした。
こんなことってあるんだなあ・・・。
とスタッフ全員驚きながらも、
やっぱり健さんの姿をスクリーンで観ておきたいという方たちのために、
急きょ大きいほうの劇場での上映に変えたり、
上映回数を増やしたりして対応したものでした。
そして今年。
10月31日~11月13日「新幹線大爆破」
© 東映

こちらは、コアな健さんファンの間では一番人気と言われている作品。
どうしても、健さんといえば一般的には「幸福の黄色いハンカチ」「鉄道員」
あるいはヤクザ映画などが代表作として語られることが多いですよね。
この「新幹線大爆破」は、興行的にはおせじにもヒットしたとはいえない残念な結果だったため、
なかなか「高倉健代表作」としては日の目を見なかったわけなんですが、
実際はといえば、
日本よりも海外での評価が高く、
しかも今観ると、
「えええええっ!?何これ!?」
とつい呟いてしまうほどの豪華キャスト!
これ、マジでハンパないっすよ!
高倉健、千葉真一、宇津井健。
山本圭、多岐川裕美、志穂美悦子、
岩城滉一に竜雷太、小林稔侍・・・。
他にも、出るわ出るわほんのちょっとのエキストラクラスまでスゴイ人たちが次から次と登場するんです。
それだけで、「おっ!」「おおっ?」「えっ!?」「ああ!!この人まで!?」ってなっちゃって、
話を追っかけるのを忘れてしまうくらい(笑)
いやでも、ストーリーもスリリングで面白い!
1970年代の高度経済成長期の日本を舞台に、
ただのパニック映画ではなくて犯人側の心理や背景も濃厚に描きだした人間ドラマになってます。
スピードを落とすと爆弾が爆発する、というのはそう、
キアヌ・リーブス&サンドラ・ブロック『スピード』ですね!
『スピード』がこの作品をモチーフにしたかどうかは定かではありませんが、
犯人が超大物(デニス・ホッパー、高倉健)という点では共通点が♪
それはまあ置いておいて、この「新幹線大爆破」
プロデューサーと国鉄が喧嘩して、本物の新幹線を使うこともロケをすることも許されなかったため、
ホンモノそっくりのセット、新幹線のミニチュア、そして盗み撮り(!)を駆使して撮影したそうですよ!
さすがですね、昭和の日本は怖いものなしです( ゚Д゚)
日本ではイマイチだったもののフランスなどでは大ヒット。
新幹線がミニチュアだとは誰も思わなかったというほどのリアルさはすごい。
それだけでもちょっと観たくなりませんか!?
この作品はテレビでもなかなかやらなかった(あちこちともめて当時から上映ですら危なかったくらいなのでもちろん今もやらない)ものなので、
名優・高倉健の隠された名作、ぜひ映画館でお楽しみください♪

11月14日~27日「駅STATION」
©1981 東宝

これは有名!
そしてこの2ショット↑、決まりすぎですよねえ♡
この年のアカデミー賞で、最優秀作品賞含め5部門獲った作品です。
脚本は「北の国から」倉本聰先生です!
「北の国から」最高。大好きです。)
倉本聰が、高倉健のために書きおろした脚本を映画化したものです。
もちろん北海道が舞台です。
健さんて、北海道が似合いますよねえ・・・!
そして監督は、健さんが信頼し、やくざ映画時代から「鉄道員」「あ・うん」「ホタル」そして遺作「あなたへ」まで、タッグを組んで何本も素晴らしい作品を作り続け、
最後まで次回作の構想を一緒に練っていた、降旗康男監督。
相手役はもう、やっぱりこの人。倍賞千恵子さんです♪
もりおか映画祭で「幸福の黄色いハンカチ」の上映があったときに中劇にも来ていただきました!
気取らずにこやかで、とっても素敵な方でした☆
健さんとのコンビは最高ですよね!
こちらの作品にはいしだあゆみさんも出ています。
この作品もそうですが、「北の国から」でも主人公の奥さん役、しかも夫を裏切る役でした(^-^;)
倉本先生、、、、いくらハマリ役だからって。。。(-_-;)
そして田中邦衛!大滝秀治!・・・ってもう北の国からじゃん!!
それになんといってもこの映画のラストシーン。
知ってる方も多いですよね?
最高ーーーーにせつないんです!
そして最高ーーーーにかっこいいんです。健さんと倍賞さんが。
刑事ものでスリリングな展開をとりながら、
いろんな人の人生が行き交う群像劇として絶妙におしゃれで、
そして大人の恋愛映画です。
名作です。
観たことない方は、ぜひ劇場で観ましょうね!
まあーー健さんがかっこいいこと!
そして倍賞さんが美しいこと!
そして、倉本聰作品では当たり前ですが、とにかく何回も観たくなる巧妙な脚本と作り!
風景も綺麗、せりふも素敵、役者は見たい、であのひとなんだっけ?もう一回観なきゃ!みたいな(笑)
こんなんで伝わるかわかりませんけど(*_*)
そんなこんなで、11月は高倉健追悼月間です。(またしても勝手に言ってます。。。)
なぜか健さんの亡くなった11月にいつも健さん作品を上映している、
地味にミラクルな中劇です。
「ザ・映画俳優」といわれる素晴らしい役者さんたちの作品は、
家のTVじゃなくて映画館でしか観たくない私です。
みなさんもこの機会にぜひとも、
日本が誇る「映画俳優・高倉健」を、映画館で堪能してください♪

公式サイト→http://asa10.eiga.com/



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile