2025年9月10日水曜日

番外編・オバチャンの夏休み2025

こんにちは。
9月ということで。
・・・・・・・・この1ヵ月半ほどの記憶があまりありません。
「鬼滅の刃」に全集中だった、この期間。
毎朝、7時前に家を出て夜は暗くなってから帰宅、とにかく目の前のことをこなすだけでいっぱいいっぱいだったので、昨日のことも明日のこともよくわからないままとにかく無我夢中で前に進むことだけ考えていたら一瞬で過ぎていったのでした。
おおげさじゃなくてガチで、『あっという間』!
「鬼滅の刃」の準備をしていた7月なかばから現在まで、2か月近くたっているなんて信じられない。
でも何回カレンダーを見ても、今9月。
すごいなぁ。。。
これまでも、大ヒットとか朝から満席とかの映画はもちろんあったんですけど、
ここまで回数を回してここまでお客さんが入った映画は初めてかも。
この業界に入って〇十年を越えましたけどね。
ここまでのは無かったと思います。
そりゃあ、次々と記録更新もしますわな。
家に帰ってもなんだか落ち着かなくてすぐに寝るなんてできないので録画してるドラマ見ちゃったりスマホいじっちゃったりして睡眠不足なので体はボロボロ、疲れは取れないわ肩凝りはひどいわ足はパンパンだわ、これこそ満身創痍ってやつ?
そんななかぽつぽつともらったお休みには、私はたぶんひたすら寝転がってHPを回復するだけになるんだろうなと自分でも思っていたのですが。
なんと。
休みの日もなんとなくじっとしていられず、外に出なきゃ!何かしなきゃ!みたいな感じになってしまったんですよね。
アドレナリンが出っぱなし?
ブレーキがぶっ壊れて止まれない?
休みの日も、脳がアイドリング状態だったのかな。
自分に積載されているエンジンがここまで全開になったことがなかったんでしょうかね。
興奮状態だったのか、一回ギアを変えてしまうともう同じようには動けなくなると体が勝手に思ったのか。
それとも〝夏”のせい?(二度とやってこない今年の夏を楽しむのだ!みたいな痛々しい青春シンドローム?)
とにかくいつもなら休みの日はゆっくりしたくて目覚ましなんかかけないで昼頃まで寝ていたい!と思うのですが(歳のせいか、なぜか7時~8時には目が覚めてしまうのはまた別問題)、
疲れてるのに仕事の時と同じくらいの早朝に目が覚めてしまって、しかもなんだか起きた瞬間にはエンジンがフルスロットルになってるみたいな感じがするほど元気で、「なんか遠くに行きたい!!」とか思っちゃって。
ここからとにかく離れたい!みたいな。
何かふだんとは違うことをしたい!!みたいな。
今、落ち着いて考えてみるとこれはきっとつまりシンプルに『現実逃避』だったんだなと思うんですけど。
たぶん、仕事とは離れて〝全然違うこと”をしたくて、
ふだん仕事で通ってるマチナカじゃなくて〝どこか遠く”に行きたかったんでしょうね。
しかもあまり好きではない車の運転をしてまで。
ずっと苦手だったんですよ、運転。
下手だし。
事故とか怖いし。
遠出とかなるべくしたくないっていう。
でも、運転って集中するじゃないですか。
運転してる間、そのことだけ考えてられるというか。
知らない道ならなおさら。
その魅力に、いまさら気付いたみたいです。
少し前の遠野行きのあたりから。
あれで自信ついたかも。
「私、けっこう運転いけるんじゃね!?」みたいな。
なので、友達が少ないうえにインスタもやらない私が唯一、遊びに行った場所の自慢なんかができるここで写真を上げておきますね。(迷惑)
「オバチャンの旅行自慢なんていらねーよ!」とか、「映画、関係ないじゃん!」などの声はスルーします。
ヲタクの私が楽しかった場所は、これを読んでる奇特なヲタクの皆さん(褒め言葉)もだいたい楽しいんじゃないかという勝手な見解。
この歳になってやっと、「岩手も楽しいなあ!」と思えてきた私です。
みなさんもきっと楽しいはずなので、何かの機会にぜひ訪れてみてください。(強引)

で、結局どこ行ったんだよ!って?
すごいですよ。全部、日帰り。
一番遠いので野田村。
「マリンローズパーク野田玉川に行きたくて。


最高でした。THE 昭和感。
そしてガチの鉱山跡。
なにげに鉱山跡とか好きなんですよね!
けっこうあちこち行ってます。
そのなかでもここはかなり広いし、涼しいし、昭和にタイムスリップで楽しかった!

あと、花巻の「山の駅・昭和の学校」



ここもブチ上がりましたよ~!
廃校になった学校の校舎を使った昭和の博物館。
校舎全体が、すっかり昭和の商店街のようになってました。
私からすると『懐かしい!』だったんですけどね。
今の若い人たちからすると『新鮮』なのかも。
場所は大沢温泉のもう少し先のほうへまっすぐ行くだけなので、道も迷わず。
大沢温泉では毎年違うテーマでジブリ関連の展示をやってるので、帰りにそこにも寄ってきました。
そして定番の「マルカン大食堂」で、お箸で食べる巨大ソフトクリームを堪能。
これもよかったですねえ!
いつでも満席、大混雑の「マルカン大食堂」
あそこでテキパキ働く皆さんを見てたら「鬼滅の刃」で走り回る自分と勝手にシンパシーを感じ、握手して「ほんと、お疲れさまです!」と伝えたくなりました。
もちろん、迷惑なのでしませんけどね。
握手はしませんけど、「お互い頑張りましょうね!」と心の中でつぶやきました。
あ、いま気が付きましたけど、鉱山跡廃校跡地の昭和の博物館マルカン大食堂と、どうやら昭和感にどっぷり浸っていますね。
思った以上に楽しかったのはそのせいか!
それから別の日には二戸へ。
実は私、「二戸市シビックセンター」がなにげにお気に入りスポットなんですよね。
2Fが「福田繁雄デザイン館」(いつも楽しいんですけど、10月までの企画展「福田繁雄の恐怖とユーモア展」面白かったですよ!)、3Fが「田中館愛橘記念科学館」

こじんまりとしているんですけど、どちらも楽しい!
しかもマチナカなのに駐車場が広ーーーーくて無料!最高!
帰りには当然、南部せんべいの「巌手屋」さんの『北のチョコレート工場&店舗 2door』さんで南部せんべいのアウトレットを大量に購入、そしてシンプルおせんべいにいろんな味のチョコをのせて食べられるオリジナルチョコ南部ビュッフェで一生チョコを食べ続けて時間を忘れ、最後に御所野縄文公園にギリギリすべりこんで悠久の縄文時代に思いを馳せ、帰路につきました。


二戸、楽しいですよ!
それから別の日には、岩泉線の廃線を使ったレールバイクにも乗ってきました。
超~~~気持ちよかった!!


ちなみに私と同世代の皆さんは、予約の際に「電動自転車」を選ぶのを忘れずに。
じゃないと死にます。
あとはー・・・・なんだっけ、ダムの内部の見学に行ったり、盛南大橋の下のところに来てるサーカスを観に行ったり(こちらもなにげにどっぷりと昭和感!最高!)、合間に推し活したり、東京から帰省してきた従妹たちファミリーと遊んだりしたくらいかな。
・・・・・って、けっこう濃厚でアグレッシブでエンジン全開ですよね( ゚Д゚)!?私!?
大丈夫か!?
こんなにアクティブな夏を過ごしたことなんて生まれて初めてな気がするけど!
そのくらい興奮状態だったんでしょうね、頭も体も。
今、非常~~~~~に疲れてます。(それはそう)
昨日、従妹たちを見送ったあと、頭真っ白でしばらく気を失ってました。
でもまあ、良い夏でした。
岩手を堪能した夏でした。
HPの完全回復には若いころの5倍くらいの時間がかかりそうなので、しばらくはおとなしくしようと思います。
目の下にはクマ、猫背でのろのろと歩く私を見かけたら、そっと見ないふりをしてくださいね。
たぶん、来月くらいには回復できるかと。(遅すぎ)

さて、夏休みも終わった映画館。
平日はびっくりするほど静かになりました。
・・・・・そう、いつもの中劇。
「鬼滅の刃」ですら、平日なんか静かすぎてびっくりします。
常連さん方、そろそろ安心して出て来ていいですよ!?
ぼちぼち大人の映画シーズンですからね。
いろいろ新作、入ってきてます。
どうしても上映したいものが一本あったんですけどね、上のほうからなかなかOKが出てないようで、毎日その映画の公式サイトに行ってはシアターリストに中劇が入ってないか調べるという日々でした。
→映画ヲタクのみなさんもそうでしょう?盛岡でやってくれよーと思いながら映画の公式サイトのシアターリストを毎日チェックしに行ってるんでしょう?
不思議なことに、映画館の中の人もやってることはみなさんと同じです。
中劇の公式サイトの「近日公開」コーナーに新しく決まった映画のデータを載せるのは私の仕事ですけど、
それをするには上のほう(しかもだいぶ上)からのOKが出て、そのうえ映画の公式サイトの「上映劇場リスト」にしっかりと「盛岡中央映画劇場」の名前が載ってからじゃないとだめなんです。
上のほうのOKが出ていても、解禁日の規定があったり、いろいろと大人の事情があるんですよね。
なので、上映したい映画があって、それがやれるかもしれなくて、でもまだ決まってなくて・・・!みたいな時期はほんとにいつもこんな感じで毎日公式サイトを覗きに行ってはヤキモキしている、ただの映画ヲタクの私です。
そして待つこと数週間、とうとう劇場リストに載りました!
「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ  MOVIE」
(C) 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会
やりました・・・・!!!
感無量・・・・!!
ヲタクのみなさん、大好きですよね?
待ってましたよね?
嬉しいね!!!
ちょっと公開までギリギリになってしまいましたけど。
中劇得意のシークレット上映気味ですけど。
なんとかファースト(全国ロードショーの同発)で観られますよ。
あのシュールで不思議でおバカでおしゃれな世界観が、映画館で楽しめる!
お楽しみに!

そして秋の大人映画月間、始まってます。
今週末、12日(金)からは「時をかける愛」
(C) Wanda Pictures Co.,LTD
台湾映画です。
タイムリープ、一人二役、初恋、転落事故などなど設定てんこ盛りで、台湾では一大ムーブメントを引き起こした大人気ドラマの続編。
いろいろ複雑すぎて、ドラマシリーズを観てからのほうがおすすめですが、
なんといっても主役がシュー・グァンハンなので!!
去年、映画ヲタクの大先輩から「絶対好きだと思う」とすすめられて観て号泣&ドハマリした「青春18×2 君へと続く道」で主演した台湾の大人気俳優です。
どのくらい人気なのかというと、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」の台湾版で〝青さぎ”(菅田将暉がやった役)の吹き替えをしているくらい。
・・・・・日本での菅田将暉・・・つまり超人気俳優ってことでしょ。
ていうか!
めっちゃ好みだったんですよ!
顔が!!マジで!!
もう、なんか・・・・・・とにかく好き!!
というわけで次回作を楽しみにしてたので!!
なので、ストーリーとかどうでもいい。(良くない)
顔が見られればそれでいい!!(最低)
なんなら、普通のパンフ以外にアクスタ付きのパンフがあると聞いて「絶対それ売ります!!売らせてください!」って即答しましたので。
なので、アクスタ付きパンフ、売ります。
数量限定。お早めに。
え?紹介が雑?
仕方ないじゃん!!まだ観れてないんだもん!!(開き直る)
観るよ!!絶対に観るよ!!
台湾映画は大好きだし!
とにかく顔は見たいからね!!(最低)

あと、13日(土)からは
「Dr.カキゾエ 歩く処方箋~みちのく潮風トレイルを往く~」
(C)Dr.カキゾエ歩く処方箋映画製作委員会

こちらは、がんの専門家である垣添忠生医師が、青森県八戸市から福島県相馬市までのみちのく潮風トレイル1025キロを歩くロードムービー。
がんサバイバーの支援と東日本大震災の被災者の心の傷に少しでも寄り添いたいという思いから歩く決意をした、82歳になるドクターカキゾエに密着したドキュメンタリー。
岩手の沿岸もじっくり歩いています。
様々な人々と出会い、話し、寄り添い、そして歩く。
ただそれだけのドキュメンタリー。
なのに、ドクターカキゾエのまっすぐな思いとしっかりとした足取りに、人々は心を開いて話し笑う、その姿に心が揺さぶられます。
泣かせようとはしない、一方的に思いを押し付けてもこない、ただ、三陸の大自然をバックにひょうひょうと歩き続ける一人のドクターの姿がとてもすがすがしく気持ちの良い映画です。


この夏、〝仕事”〝現実逃避の遠出”だけでいっぱいいっぱいで映画を全然観られてなかったんですけど、8月末、このあたりの夏休みが終わって平日は静かになり、やっと休みの日に「さて、何しようかな」と思えるようになったのでやっと映画を観ました。
またしても南部さん、熱いですよね!
みなさん、南部興行さんの近日公開作品もちょくちょくチェックしてくださいね!
やばいですよ!
観たかったけど盛岡無いなーと思って諦めてたやつがいきなり来週公開とか入ってますからね。
あっぶねーー!!
そのたびに南部興行スタッフのTさんにソッコー文句言いますけどね。
「ちょっと!やるなら言ってよ!見逃すとこだったわ!」とか。
人のこと言えないけどね!
それにしても、日本映画「この夏の星を見る」と、インド映画「私たちが光と思うすべて」
どっちもよかったーーーーーー!!!
すっごくよかったーーー!!!
とある平日休み、さすがにそろそろ何か観なきゃと思って、その日、その時間から観られるものを探したという超テキトーなセレクトだったんですが。
たまたまどちらも南部さんでした。
はい、雑。
はい、いい加減。
はい、映画ヲタク失格。
ですが、長年の映画ヲタク歴により映画選びの嗅覚は冴えてるのかもしれない。
どちらもスッゴクよかったんです!!
気になる映画をたくさん見逃して、そのうえハードな夏を越えて疲弊しきった心と体に、刺激ではなく綺麗で爽やかな水をごくごくと取り入れたような、清々しくしっとりと癒される映画でした。
そのうえ、今も、というかほんとは今日も、南部さんで観たい映画(自分のなかで絶対に観なきゃいけない映画)が3本あるんですけど。
・・・・行けない( ゚Д゚)!!
なんでかって、それはこれを書いてるからだよ!!!!
前回の更新から1ヵ月以上。
これを書き始めたのは8月末(!)。
なのになぜか今この状態。
もうこれ以上遅れられない。
いや、こんなクソみたいなブログ誰も気になどしちゃいないでしょうが私自身が、これ以上更新が遅れると戻れなくなる!!と知っている。
怠け者の自分の傾向なんて、嫌っていうほどわかってますからね。
とりあえずこれだけは今日じゅうに更新しないと。
という強い気持ちで、向き合いました。
パソコンに。
特にどうということもない、大事なおしらせも面白いネタも無いのに結局長くなる残念なブログ。
なんなら今回はほとんど映画の話も無いという前代未聞の映画館公式ブログ。
怖いですね。ゾッとしますね。
前回、前々回の「鬼滅の刃」観賞についての案内回がとんでもないアクセス数だったのが衝撃。
ヲタクではない一般ピープルの方がたくさん見に来てくれていたようです。
ありがとう。
けど、ごめん、いつもはなんの役にも立たないヲタクブログなんだ。
・・・・なので今回はだいぶ落ちるでしょうね。
知らんけど。
誰も興味ないからね、オバチャンが必死こいて青春取り戻す夏休み報告なんてさ。
いいけど別に。
そんなこんなで、それでも小心者なので一応、映画の宣伝もちょっとだけしておきました。
ホントに、ほんの気持ちでしたけど。
たまに、映画会社の方から「ブログ読みましたよ!」なんて言われることもあってビビったりもするので。
でも関係者の方は読まないでください!
本音すぎてシャレにならないことも多々あるので!
宣伝用ブログじゃないので(?)!!(本来は宣伝用ブログ、のはずでした。)
ただの田舎の映画ヲタクの生態ブログなので(?)!!
とはいえ一応、映画館の公式ブログなので、何かの参考にしてください。
今回は、次の休みの日に遊びに行く場所の参考にしかならない回ですが。
次から頑張ります♪(はい、適当ー。)



★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2025年8月2日土曜日

「鬼滅~」は中劇でもやってるよ!映画館通りにあるんだよ!知ってた!?の巻。

こんにちは。
暑い夏ですね。
暑すぎです。
中劇も熱いです。
中劇は、暑くはないです。涼しいです。
が、いつになく(?)熱い夏が到来した中劇、スタッフ全員、両腕ブン回して走り回っております。
エンタメ施設にしてはスタッフの平均年齢が比較的(?)、微妙に(?)、よく見ると(?)じゃっかん上めのため、全員ゲッソリ・・・ちょっとだけ疲れてる・・・ような気はしますけどね。
お肌の曲がり角は曲がり散らかして現在地を見失ってるし、休みの日に少しゆっくり寝てるくらいではどうにもこうにも体力が戻らない程度に回復力のゲージが壊れてしまってるし、足がむくみすぎていよいよヒールを履いてるのが辛いのでナースサンダルを買おうとネット検索しまくってるし・・・・・そんな真夏のオバチャンです。
そう。ありがたいことに、大ヒット中です。平日もたくさんのお客さんが来てくださってます。
「鬼滅の刃 無限城編第一章 猗窩座再来」
すごいことになってます。
 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
7月18日の公開から20日までの3日間で、観客動員384万3613人、興行収入55億2429万8500円を記録。日本映画におけるオープニング成績、初日成績、単日成績の記録を更新しました。
そして、公開から10日間で興行収入128億円突破。
日本で公開された映画史上最速で100億円突破記録を更新しました。
日本では一本の映画が公開終了までに10億円いけば大ヒットなんですが。
・・・・・なんかもういろいろバグってますね。
都会のシネコンでは冷たいドリンク用の氷が追いつかず常温だったとか、3連休ずっと朝からレイトまで満席だったとか、ちょっとトンデモないモンスター映画の登場になりました。
中劇でも初週の週末、朝からほぼ満席が続き、夜になってやっと少し落ち着いた。という感じ。
2週目は初週ほどではなかったので、「行きたいけど混んでるんでしょう?」と思ってる方は、とりあえず中劇の公式サイトから空席をチェックしてみてください。
フォーラムさんでは満席でも、中劇なら座れるかも!
え?自虐じゃないですよ。情報ですよ。
せっかく映画を観たいと思ったのに、勝手に混んでると思って観るのをやめてしまうなんてもったいないじゃないですか!
私なら、腰が重くてなかなか行く気にならないのをやっとこさなんとかモチベを上げて行こうとしたのに混んでてダメなんて絶対に嫌なので、この機会を逃したらもう二度とここまでのモチベは湧かないであろうという確信をもって、なんとしてもその日に観ようとしますからね!
(どんな熱弁)
盛岡には映画館はフォーラムしか無いと思ってる人がまだまだいるみたいなので(中劇は盛岡で一番古い映画館なのにね!せつないことです!)、
「鬼滅の刃」は、ここでもやってるよ!映画館は、映画館通りにもあるんだよ!(ギャグみたいですね)というアピールをね、やめずにいたいなと思うわけです。
新しい映画は、できるだけフレッシュなうちに観ておきたいですもんね。
・・・新しい映画を何本も見逃しておきながら同じ映画を何回も観てるような私が偉そうに言えたもんじゃないですが。(30年くらい前の映画を2週連続で観に行ったりね!)
で、何が言いたいかといえば。
「鬼滅の刃、中劇の空席を調べてみて!!」
この夏の話題は「鬼滅の刃」でもちきりのこの状況下で、みなさんも「鬼滅、観た?」なんていう会話になることもあるかと思います。
そんなとき、「行きたいけど絶対混んでるよねえ!?」なんて話になったらすかさず、
「中劇、大丈夫かもしれないよ!」
と教えてあげてくださいね。
さすがに、週末は混まないとは言えませんけど中劇なら座れないことはないので。
週末でも夕方以降の時間はじゅうぶんお席はありますし、
週末の昼の回でも意外と空いてるときがあったりしますよ。
まあ、平日に観るのが可能なら絶対に平日がおすすめですけどね。
公式サイトの上映時間のところから空席をチェックしてみてください。
平日なら昼間の回でも意外といけるし、
平日の夕方以降の回なんて、「えっ・・・・・!?」とお客さんが声を失うくらい余裕があったりします
大人もたくさん来てくれているとはいえ、やはり「鬼滅の刃」もアニメなので、子供と一緒に家族みんなでとか、中学生が友達と5人で!など、夕方までに家に帰りたい勢が圧倒的に多いので、どうしても早い時間が人気。
なので「話題の映画、狙い目は夕方以降!!」(しかも中劇、昼でもけっこういけるかも!)これが合言葉です♪
「暑い夏、涼しい映画館へ来てください!」なんてさんざんデカい声で言ってましたけど、
今さらにバカデカ声で叫びたいのは、
「せっかく夏なので、夕方以降に映画を観るといいかもーーー!!」ってこと。
寒いし雪もある冬に夜の映画はちょっと二の足を踏んでしまいますけど、
なにしろ夏だからね!
少しくらい帰りが遅くなったっていいじゃないか。
だって昼間、最高気温が37℃ですよ!?
意味わかんないじゃん( ゚Д゚)!!
もう、ドライヤーの熱風のなか歩いてるみたいでしたよ、37℃の屋外。
なので、陽が落ちるころから映画観てもいいんじゃない?
私はね、先日、夜の映画を観るために夕方家を出るとき、エアコンを29℃設定でつけてきましたけどね、帰ったときめっちゃ涼しかったですよ!!マジ快適!!
だって、夜でも外は30℃越えてますからね!
これおすすめですよ。
昼間は家で涼しく過ごし、陽が落ちてから高め設定でエアコンをつけたまま映画館へ向かう。
悪くないと思います。
今年は特に暑すぎるもん!!!
私、アームカバーはつけてるほうが暑いじゃん!!の持論により、今までは付けない派だったんですけど、先日ちょっと車で20分×2運転したら、鬼の日差しにより見事に腕を二分割するくらいに日焼けしてしまい、とうとうアームカバーを買ってしまいましたよ。
そして日傘も、荷物になるしすぐなくすしそもそもめんどくさいじゃん!!という持論で使わない派だったんですけどね、先日中央通りですれ違ったジェントルマン(紳士)が颯爽と日傘をさして歩いているのを見て、「・・・・女子力とかの問題じゃない・・・もはやこれは命の問題だ・・・」と悟り、絶賛〇マゾンや〇天を検索中です。
女子力皆無、生存本能も微妙、な私ですらこの夏の厳しい暑さに屈したんですからね。
精神的にも体力的にも無理のないスケジューリングで、この夏を楽しんでくださいね。
いいですか?もう一度だけ言いますよ?
「鬼滅の刃は、諦めないで中劇の空席を調べてみてーーー!!」
「混みそうな日でも、夕方以降の回にチャレンジしてみてーーー!!」
いいじゃないですか、子供も夏休みなんだから少しくらい遅くなっても。
18時~19時スタートの回くらい観てもいいじゃないですか!
夏休みの小学生なんかどうせ家にいてもなかなか寝ないんだしさ(?)
家族で映画を観て、ごはんを食べて帰るのも良い思い出になりますよ!
そんな私もやはり、小さいころ真冬に無理やり夕方から映画(山口百恵のやつ)に連れ出されて大通りの上等な洋食店(ヤマト?ニューヤマト?みたいな名前だった気が。。。真っ白なテーブルクロスとか、黒いスーツを着たお店の人が椅子を引いて座らせてくれたこととか、鮮明に思い出します)でお子様ランチを食べたこととか、おみやげにドーナツを買ったこととか(当時のミスドっておしゃれな大人が行くところだったので、『夜』『大量のドーナツを買う』っていうのが子供からするとかなり興奮するイベントだったんですよねぇ~!・・・・歳、バレるけど!!わかる人います?)、
もう何十年も前のことなのにいまだにハッキリ覚えてますもん。
先週何をやってたかは忘れるけどね!
去年の健康診断でバリウム飲んだことがつい先月くらいの記憶になっちゃってますけどね!
(いや、マジでついこないだだってば!!と本気で思ってる。もうすぐ健康診断なのが嫌すぎるのかも。)
そしてなんの話だったっけ?
そうそう「鬼滅の刃」ね!
 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
そんなこんなで激アツの盛岡、激アツの「鬼滅の刃」です。
これ以上無理!ってくらいにロビーの冷房を全開にしてるのにエレベーターが開くたび外からの熱気&熱風。そしていつになく混みあってる中劇ロビー。
スタッフは汗だくで走り回ってます。
そもそもどんなにがんばってもどこからか滲み出る昭和感でおなじみの中劇ですが、
ポップコーンが大好評すぎて行列なのに手が足りなくて、結果、お菓子の空き缶でお客様とポップコーンのお金をやり取りしたり(「ここにお金置いてくださーい」「お釣りはここからとってくださーい」ザ・昭和!なシステム)、なんならお客さんの方が気をつかってくださって「お札、飛んじゃうからこの下に置くね」とか、「万札崩してきてから買うね」とかまで!
みなさん、素敵です。
世の中、捨てたもんじゃないよ!
ずいぶん治安が悪くなったともっぱらの噂の日本ですけど、盛岡はまだまだ大丈夫!
汗だくのオバチャンを気遣ってくれるだけでなく「わ!超大盛!最高!」とか、「やっす!!ここ穴場じゃね!?これからこっちで観るわ」とか、爽やかな笑顔を向けられると、疲れていてもまた頑張れる!
気温が高すぎて私たちの子どものころより夏休みが長くなってますからね、まだまだ猛ダッシュで走りますよ!!
これから観に行くよ!とか、もう観たよ!また観るよ!って方だけでなく、特に私がおすすめしたいのは「鬼滅の刃」アンチの方たち。
「何がそんなに・・・」とか、「流行りには乗りたくないなあ・・・」とか、ちょっとひねくれたこと言って「鬼滅の刃」を敬遠しちゃってる映画好きの方もいると思いますが、
もうそんなこと言ってるのダサいよ!!ってくらいのモンスター映画になってます。
観ないで文句言ってるのはほんとにダサいので、とりあえず観てみませんか?
そう!中劇なら、世間の大フィーバーぶりが嘘みたいな、ブラックホール的な隙間時間がよくあるじゃないですか!
「え、なんでこんなに空いてるの?すごいヒットしてるって聞いたよ?」とか言われるくらいに。
そういう静かな時間(平日の早朝とか夜の回とか)を使って、ぜひ、この空前の大ヒット映画を一緒に体感してみてください。
それでやっぱりだめだったらそれでいいじゃん。
映画を語るときのネタにしてください。
私は、どんなにつまんないクソ映画でも、「やった!これで映画ヲタク仲間と語るときのネタができた!」と思っちゃうのでいつでも損はありません。
なんならクソ映画について語るときのほうが楽しそうとまで言われてますからね。
みなさんも、早くこの域まで来てくださいね(?)
いや、「鬼滅の刃」はクソ映画じゃないですよ!マジで!
この映画ヲタクのオバチャン号泣案件。
「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を観てから原作読みだしたド新規です。
これからハマったって恥ずかしくない!さあ、踏み出してみて!
・・・・で?なんの話だっけ・・・?
だから「鬼滅の刃」ね。
中劇初心者のみなさまは、参考までに前回のブログをお読みいただければと思います。
中劇で快適に夏休み映画を観るための手引きになってます。
「思ったより快適!」「けっこういいじゃん!」と、わりと好評な中劇でぜひ映画を見てみてくださいね。


さて、夏休みまっただなかですね。
去年、遅めの夏休み報告回を投稿したとき、「すでに秋!」「情報遅すぎて展覧会終わってる!」というブログとしての存在意義を問われるくらいに残念な回になってしまったことを友人から叱責されてへこんだ私でしたが。https://moriokachugeki.blogspot.com/2024/10/blog-post_30.html
懲りずにまた夏休み報告をしようとしています。
まあ、今回はまたしてもただの混雑状況報告回のくせに長くなってしまったので、誰も興味無いオバチャンの夏休み報告なんてどうでもいいものは次回に回しますが。
そもそもたいして遠出もしてないし特別面白い体験をしたわけでもないですが。
なんとなく、陰キャで友達少ない映画ヲタクのオバチャンでも夏を満喫することはできるんだよ!と、世界のどこかにいるであろう陰キャ仲間に発信しようという小さな志です。
いや、嘘です。せっかく撮った写真をちょっとあげてみたいだけのただの自己顕示欲です。
なので期待しないでくださいね。してないと思いますが。
さて次の更新はいつになるかな。
べつに誰も待ってないと思うので急ぎません。
オバチャン、すでに夏バテ気味なので無理しません。
タイムリーな混雑状況なんかは中劇公式Xでチェックしてくださいね。

それでは暑さに負けず、素敵な夏をお過ごしください!!


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/

2025年7月16日水曜日

「鬼滅の刃」の夏がきた。夏休み映画をストレスなく観るためのしおり。

こんにちは。
6月からすでに毎日真夏日っていう異常気象のなか、みなさま元気でお過ごしでしょうか?
暑いのが苦手な私は、電気代がかかって大変とか北極の白クマさんたちの居住域が減るとか口ではいろいろ言いつつも冷房をつけずには生きられない愚かな人間です。
家に帰ったら即、何をするよりも先にとにかくエアコンのリモコンを手にしますし、夜もつけっぱなしで寝ています。
ごめんなさい。
・・・・てか、おかしいよね!?
6月から普通に30℃越えっておかしいよね!?
7月も毎日30℃越えってどういうこと!?
最近、昭和世代の間でよく言われていることですが、我々が小学生のころは体育の水泳の授業なんか「気温が低いため中止」がよくあったんですよね。
今はビックリすることに、「気温が高すぎて危険なため中止」になってるそうですよ。
この盛岡で!
そんな夏ですが、夏の風物詩だったポケモンが映画館から姿を消し、夏休みもここ数年ほとんどビッグウェーブはやってこず、小波・・・というかさざ波・・・波打ち際・・・?くらいのお客さんの入りでなんとか乗り越えてきた中劇でしたが。
さんさ踊りクラスのビッグウェーブまでいかずとも、町のはずれの小さな神社のお祭りみたいな賑わいくらいは欲しいよねと、あの手この手で集客を増やそうとがんばってきた中劇でしたが。
今年やっと。
ガチのビッグウェーブが。
もしかしたら・・・・!!!
いやもちろん拡大上映(同じ地域で同じ作品を複数の映画館で上映すること)なので中劇はそれほど混まないかもしれないけれど。(謙遜じゃありませんよ!卑下ですよ!)
それでもきっと、ここ数年の夏休みの中では格段にたくさんのお客さんが来てくれるのではないかと!
「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」
 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
お待たせしました。
お待たせしすぎたかもしれません。
それまで興行収入の日本記録を20年近く堅持していた『千と千尋の神隠し』を上回り、日本歴代最高興行収入の記録を更新するほどの空前の大ヒットとなった前作「鬼滅の刃 無限列車編」の公開が2020年。(え、マジで!?そんなたった!?)
5年も待って、新作がやっと公開です。
待ちくたびれたよねー!
でもその間もちょいちょい総集編やテレビアニメ版なんかも挟みつつ、今のご時世、サブスク全盛なのでいつ好きになってもいつハマってもちゃんと追いつけるわけで、新規のファンもたくさん増えていることでしょう。
私は前回、予備知識も心の準備も無いまま突然「無限列車編」の上映が始まり(当初、中劇での上映予定はなかったにも関わらず、実際に公開されてみたらものすごい大ヒットでお客さんが溢れて困ってるから中劇でも上映してよね!という冗談みたいな緊急オファーにより急遽上映が始まったというモンスター級作品だったのでした)、ちょうどコロナ禍によってかなり客足も落ちて全国の映画館が意気消沈していたころだったので、久しぶりにほぼ満席みたいな状態になった中劇のスクリーン1(大きい方の劇場)に感激しきりの私でしたが。
あまりに勢いがすごいので「内容も知らない」「観てない」と言いにくくなってしまい、原作マンガもアニメ版もノーマークだったくせにとりあえずいきなり「無限列車編」を観たんですよね。一応ね。どんなもんかとね。
・・・・・・号泣だよね( ゚Д゚)
信じられないくらい泣いたよね( ゚Д゚)
そこから重い腰を上げて原作マンガを読み、アニメも観て、やっとストーリーに追いついた。
っていう、劇場版無限列車編からのド新規の私です。
え、誰推しかって?
もちろん、冨岡義勇ですけどなにか?
古い友人からは「さすが!ブレないね!(イケメン好きが)」と言われてますけどなにか?
アイドルだろうがアニメだろうがジャンル問わずとにかくイケメンを生きがいにしてイケメンのために働いてイケメンによって経済ブン回してるオバチャンですけどなにか?
まあ私の好みの話なんて今日はしませんよ絶対に。
今日は映画ヲタクではなくて、イケメン好きの激ヤバヲタクでもなくて、
ちゃんと映画館の人らしくします。。。
このヲタクブログに免疫の無い一般人(?)や、初めて中劇に行くわーっていうまともな方も見てるかもしれないので!
よく林間学校とか修学旅行とかであった「しおり」になれるように!
夏休みの混んでそうな映画を平和に安全にストレス無く観るための手引きを作りたいと!
思ってます!ほんとに!(最初から怪しいけど)
こんなに張り切ってるの、ポケモンのとき以来です。
だって、マジで混雑しそうな映画が夏休みの中劇に来るなんて、ほんとにポケモン以来ですよ!
コロナ後、そんなに大きな映画が中劇にくることなんてほとんどなかったので!(謙遜じゃないですよ、ガチですよ。)
長いことポケモンで鍛えられた〝いぶし銀スタッフ”たちも腕が鳴ります。
でももう今は、全席指定で事前にオンラインでも席が取っておける時代ですからね。
並ぶのも人ごみも苦手な人はもうオンラインで買っちゃってください。
クレジットカード決済のみですけど。
とにかく、オンラインでも買えるよということだけは先にご案内しておいて。

*中劇で「鬼滅の刃 無限城編第一章 猗窩座再来」を平和に観るための手引き*
7月18日(金)から24日(木)の上映は、
☆7月18日(金)
7:00/10:00/13:00/13:10/16:00/16:10/19:00/21:20/22:00/0:15
☆7月19日(土)
7:50/9:20/13:10/13:15/16:10/16:15/19:15/21:20/22:15/0:15
(*7月19日(土)の9:20の回は公開記念舞台挨拶中継付きの上映になります。)
☆7月20日(日)・21日(祝)
7:00/10:00/13:00/13:10/16:00/16:10/19:00/21:20/22:00/0:15
☆7月22日(火)~24日(木)
8:00/10:55/13:10/13:50/16:05/16:45/19:40/21:10/22:35

日によって上映時間が違うので、お間違えのないようにご注意くださいね。
ちなみに、県青少年健全育成条例により、終了時刻が23時を超える上映回には18歳未満の方はご入場いただけませんので、この場合は保護者が一緒でも入場できないので、そこだけはご了承くださいね。
*オンラインでの先売りチケットの購入について*
ふだんは先売りチケットの購入は映画をご覧になる日の2日前からということになっているのですが、今回の「鬼滅の刃 無限城編第一章猗窩座再来」については、2025年7月18日(金)/19日(土)/20日(日)/21日(月・祝)のぶんのチケットを7月15日(火)から販売開始しています。(オンライン&窓口)
前もってご購入をすませておくと当日とてもラクなので、ぜひご利用ください!その際も、ご覧になる当日はチケットの確認や駐車券のサービス、入場者特典の配布、お子様へのジュースのプレゼントなどありますので、列に並んで劇場受付にお寄りくださいね!

・フロアは、7月18日~21日は朝6時30分に開場、22日以降は朝7時30分に開場となります。
エレベーターもその時間にならないと5Fまで上がらないので、
それより前にお越しいただいた方は、4Fでエレベーターを下りて、
階段で5Fまで上がり、中劇の入り口前でお並びください。
・スクリーンは2つあり、両方を使って時間差で上映します。
上映時間は約2時間40分ですので、お子さんだけで観て親御さんがお迎え、とかの場合は終了時間を間違えないように、あらかじめご確認くださいね。
待ち合わせ場所の確認もしっかり!
お子さんとすれ違ってしまい、エレベーターで行ったり来たりする方や、
お子さんのほうがお迎えを待てなくて不安になり外に出てしまったりなどもあるので、事前にしっかり打ち合わせしてくださいね。
「子供だけで観てもいいですか?」と聞かれることもよくあります。
そのへんは、親子でじゅうぶん話し合って来てくださいね。
劇場側としては、「一人で観られるのであれば問題ない」というスタンスですが、
親御さんから「よろしくお願いします」と言われても、
「お子さんをお預かりする」わけではありませんので、
ずっと見ているわけにはいかないのです。。。
ちゃんと話しあって、一人でOKとなったのであれば、ウェルカムです♪
ちなみに、ロビーは次の回の方であふれているので、
お子さんのお迎えの方は上映中ずっとロビーで待つ、ということはできません。
受付でバイバイ、受付でお迎え、になりますので、ご了承くださいませ。
・今はオンラインでチケットを買われる方も多いのですが、駐車券のサービスや入場者特典のお渡しは受付のみとなっているので、すでに席は取ったよ!という方も必ず受付に寄っていただく必要があります。
中劇はシネコンと違って狭く、人員も少ないのでどうしてもそうなってしまうのです・・・お手間を取らせてしまい申し訳ありませんが、オンラインの方はスマホの画面にQRコードを出した状態で、駐車券をお手元にご準備いただいて、列にお並びください。
オンラインじゃなくて当日、現地でチケットを買いますという方は、受付が混んでて映画のスタートに間に合わなかった!!なんて残念な事態を避けるため、できるだけ早めに受付をすませていただくことをおすすめします。
ちなみに、オンラインでも上映時間ギリギリだと購入できないので、早めに買っておいてくださいね!
直接、劇場でチケットを買うときは、
1.まず早めに受付をすませておく。
2.外に出て、お茶をする、ごはんを食べる、買い物をする。
3.劇場にもギリギリではなく少し余裕を持って戻る。
→トイレや売店での買い物も、観る前にロビーが空いてるうちが狙い目!トイレが混んでいると上映が始まってしまうかもしれませんし、グッズの購入は観たあとすぐがすっごく混むので必ず買うのであれば観る前がベスト。(映画が終わった後はあまりの混雑で、グッズを買うのを諦める方も少なくないんです。。。)
というのがおすすめのコースです。
こういうのは長年やってる映画館スタッフの言うことを信じて動くのが正解♪
駐車場は、金田一・MOSS・リリオなら映画料金の割引のほかに駐車サービス券の販売があります。(金田一&MOSS→4時間ぶん300円、リリオ→4時間ぶん400円)
それ以外の駐車場でも映画料金の割引にはなるので駐車券は忘れずにお持ちくださいね。
・グッズはそもそも入荷数が少なく追加発注もできないので、最初に劇場に届いたぶんが売れてしまえばもうおしまいです。(パンフレットは再入荷もありますが、初回限定盤は最初に劇場に届いたぶんのみで終わりですし、通常版も売れすぎて増刷が追い付かずなかなか再入荷しなかったりもするので、見つけた時に買っておかないと後悔しますよ!前回そうだったので!いったん売り切れると増刷して次の入荷までだいぶ待たされることになります。)
早いものは初日の1回目の上映で売り切れてしまうこともあるんです。
劇場限定のグッズが欲しい方は、早めにお買い求めください!
・入場者プレゼントは先着限定なので、必ず欲しいのであればお早目に!
というところです。盛岡だからといって侮らないでくださいね!
こういうものは、田舎でも、ちゃんと、なくなりますよ!!!
絶対に欲しいなら、「混んでるから初日には行きたくないけど特典は欲しい」なんてのんきなこと抜かしてないで、最善を尽くせ!!!
(ガチのヲタクの言葉は説得力があるでしょう?)

と、注意事項はこんなところです!
とにかく時間には余裕を持って!
あ、中劇は食べ物や飲み物の持ち込み自由なので、お好きな物を持ってきて大丈夫ですよ~☆
コンビニやスーパーなどで買ってきたものでも、
家から持ってきたものでも、なんでも持ちこんで場内で食べられますよ!
毎回、上映後にスタッフが掃除機で場内を綺麗に掃除するので、
場内はいつもきれいなのでご安心を。
といっても、スタッフはギリギリだし、休憩時間には限りがあり、
掃除に時間がかかると次の回のお客さんをなかなか場内にご案内できなくなってしまうので、
ジャンジャンこぼしてください♪とは言えません・・・。
なるべくおしとやかに食べていただき、
そしてゴミは極力、帰りにゴミ箱へお願いします。。。
売店では、ポップコーンも販売中
塩味200円。
キャラメル味300円。(これマジおいしいです!)
塩&キャラメルどちらも入ったダブル250円。(人気です!)
子どもたちにも高校生にも親御さんたちにも「コスパ良すぎ!!」とよく褒められる、超大盛のポップコーン。
あまりにも調子に乗って大盛にしすぎてお客さんから「多すぎるので減らしてください」とまで言われる始末。
私なんかめったに褒められることの無くなった寂しい単純なオバチャンなので、「わ!すごーい!大盛、嬉しいー!」とか、「あら、爪カワイイわね!」とか、「ほら、お姉さんから受け取りなさい」(お姉さん!)とかの言葉だけでイイ気分になっちゃって、さらに大盛になったりしますからね!どんどん褒めてくださいね!!(褒め言葉のカツアゲ)
あまりに大盛り過ぎて「多い!!」と言われてしまうため、小さめの『ぺっこサイズ』も登場しました。
『ぺっこ』→盛岡弁で「少し」の意味です。
ぺっこサイズの塩味は150円、キャラメル味は200円。
小さなお子様や、そこまでヤンチャじゃないわというおしとやかな大人のみなさんは、ぺっこサイズでちょうどいいかも♪
ぜひお試しあれ!!!
ジュースの販売機もあるので、外で買う時間がなかったときは来てからでもだいじょうぶ!
「鬼滅の刃」のガチャポンも設置してあるので、子供のお小遣いや小銭の準備もお忘れなく。
それから、夏なので場内はエアコンが効いてます
たまに「寒い」と言われることもあるんですが、消してしまうと暑くて具合が悪くなってしまう方も。。。
温度には毎回、気を付けてはいるのですが、劇場が広いため混雑時はどうしても涼しめになってしまいます。
そして混み合っている場合、室温が高いとどうしても空気が重くなりがち。息苦しくなっちゃうんですよね。だから夏の場内は、暑いよりは涼しめになってると思っておいていただければと思います。
なので、外は暑いですが、お子さんにも自分にも、上に羽織るものをお持ちいただくといいと思います。
私は夏場に映画を観るときは、どこの劇場にも必ず薄手のカーディガンを持って行きます。絶対に。
しかも素足にサンダルのときは靴下も持参します!
だって、せっかく映画を観ているのに「冷房が寒い」と言うために席を立って映画を中断してロビーに行かなきゃいけないなんてナンセンスじゃないですか!
だから私は、寒いくらいで一瞬でも映画を見逃すことのないように、しかも混んでるなか上映中に「すみません、すみません」と言いながら他の人の前を通ってロビーに出て、そのうえまた他の人の前を通って席に戻るとか嫌だよ!!じゃなかったら寒い寒いと思いながらひたすら我慢して映画が終わるのを待つなんていうのも嫌!!絶対に嫌!!
せっかく暑いなか、重い腰を上げてめんどくさいから家にいたいという怠けた気持ちを奮い立たせて映画館に来たというのに冷房くらいで映画に集中できないなんてもったいなさすぎる(?)!!
・・・・まあ、いろいろありますけどとにかく、夏だからノースリーブで素足にサンダルという恰好をするのは当たり前なので、映画館は涼しいという前提で羽織を持って出るということがデフォルトになっていくといいなあと、私はもう何十年も思っています!
あ、でも、受付でもひざかけをお貸ししてますので、必要な方はお声をおかけくださいね!

最後に大切なことを一個だけ。
上映時間は毎週変わります。
新しい映画が始まったり、ライブビューイング(生中継)などのイベントがあったりすると、日ごとに上映時間が変わってしまったりもします。
観る日が決まったら、公式サイトや新聞、お電話などで上映時間の確認をしてくださいね!
「今日、混んでますか?」
というご質問も、その時点での状況ならお答えできますよ。
ちょうど休憩時間でロビーがゴチャゴチャのときなんかはてんやわんやで誰も電話に出られない!
ってこともありますが、そんなときは少し時間をおいてかけ直してみてください。
今から行きたいけど混んでるかな?どうしようかな?でも電話かけるのはめんどくさいし苦手・・ってときは、オンラインサイトを覗いてみるのもおすすめ。
スマホで中劇公式サイトhttp://www.chugeki.jp/へ行ってみてください!
上映時間のところからオンラインへ飛べるようになっているので、そこでチケットを買うように進んでいくと現在の空席状況がわかるようになってます。実際に買わなくても、そこでストップすれば大丈夫。
そしていくつか候補の上映時間の空席をチェックして、それから観る時間を決めればOK!
行ってから「混んでて席が無い!!」という残念な事態は避けられますよ。
あと、混雑状況については、中劇のX担当者(私じゃありませんが)がちょいちょい中劇公式Xにてご報告していきますので、今日行きたいけど混んでるのかな~・・・なんてときはそちらもチラッとチェックしてみてくださいね!

ちなみに、長年ポケモンなどの子供映画の上映に携わってきた、いぶし銀の劇場スタッフが、
「もしも自分が子どもと一緒にポケモンを観るなら・・・?」
と聞かれたら。
「土日でも平日でも夕方!」
と答えます!!!
夕方。ほんとに空いてますよ~~~♡
平日の夕方なんて、びっくりするほど空いてますよ~♡
夏なので、夕方の映画ってのもいいかもしれません♪
私も子供のころ、映画館通りで映画を観て、帰りに外食するのが楽しみでした。
映画館が、夏の楽しい思い出になるといいですね!

それではみなさん、空前のヒットが見込まれる「鬼滅の刃」の新作。
 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
きっとどこへ行ってもその話で持ちきりになることでしょう。(前作がそうだったので!アニメも漫画も知らないけどあまりに連日テレビで取り上げるものだからどんなもんかと思って観に来た。というシニアの方もたくさんいました。)
乗り遅れて話に入れなくなっちゃう前にビッグウェーブに乗って、思いっきり盛り上がっていきましょう!!!
劇場フロアも完全に「鬼滅の刃」一色にするべく必死で準備中!
あ、これ、届いてないのもあるのでまだ増えますよ。
好きなキャラクターの推しグッズを持ってきてガンガン記念撮影して、SNSで宣伝しちゃってくださいね!
ちょっと場所が狭くてあれなので、いつもの私の推し活グッズ(撮影用のアクスタスタンドやぬいスタンドなど)は下げてしまったんですけど、私の次の現場(推しのライブなど)はしばらく無いのでバックヤードに置いてありますので、なんなら声をかけてもらえれば撮影用のグッズをお貸しします!!
売店でもものすごい数のグッズ(アクスタなど!)を販売しますのでお楽しみに!
買ってその場で撮影しちゃってください!!
・・・・こちらも必死で準備中。。。値札とかね・・・気が狂いそうになってますけど・・・はい・・・がんばりますよ。。。
とにかく!夏の映画館がみなさんの楽しい思い出になりますように、スタッフ一同、気合入れてがんばりますので、家族みんなで、仲間を集めて、遊びにきてくださいね♪



★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2025年6月19日木曜日

ヲタク集まれーーー!!「君がトクベツ」だけじゃない推し活の回。

こんにちは。
6月ですって。
今年ももう半年終わるみたいです。
びっくりですねー早いですねーなんて使い古した言葉はもう飽きたのですが、
びっくりですねー早いですねーしか出てこない自分の語彙の少なさにガッカリしているところ。
そういえば前回このブログで、もうビデオデッキが無いので観られない映画のビデオテープと、あちこち切り抜かれてプレミアなどつかないであろうただの古い映画雑誌をどうすればいいの!?と書いたんですけど。
「・・・・・え、普通に捨てれば?」
とあっさり言ってきた友人。
衝撃です。
そうか!捨てればいいのか!え、ビデオテープは燃えないゴミで、雑誌は古紙でいいよね?
・・・・・・じゃないのよ!!
捨て方聞いてるわけじゃないのよ!
なんていうのかな、こう・・・・気持ちの問題なのよね!!
え、まさかこれ読んでる方も「なんだよ、捨てればいいのに」と思ってた方がいたりしますか!?
違うのよ!
このいにしえからの映画ヲタクが、こつこつと好きなものを集めてきたこの軌跡をね!
あっさり燃えないゴミや古紙の日にゴミの集積所に持って行けないから言ってんの!!
部屋の床が抜けそうなくらいに何列にも積み上げられた映画のパンフとかチラシとかさ(推しの雑誌もあるけども!)
絶対に使わないと自分でわかっちゃいるのにどうしても買ってしまった映画グッズとかさ(推しのライブグッズもあるけども!)
なんかそういうさ、自分のつらいときやしんどいときも私を支えてくれた物たちをさ、
気持ちのこもった大切な物たちをさ、
簡単にゴミには出せないじゃんかーーー!!!
ってことを言いたいわけなんですよ!私は!!
現在、絶賛断捨離にハマり中の弟は「卒業アルバムも捨てたわ。別にいらなくね?」とか言うし、片付け上手な完璧主婦の叔母は「お墓に持って行けるわけでもないんだから処分しなさい。火葬のときだって今はなんだかんだ入れられないんだからね!」とか言うし、
ヲタクの気持ちなど一切慮ることのできないそういう人種とはどうやったって共存できないので片付けについてはその種族の人たちには相談しないことに決めました。
とまあごちゃごちゃ言ってますけど、自分にとっては宝の山でも結局片付けられなくて他人から見ればゴミの山にしか見えないものたちを動かせない言い訳してるだけなので、もうどうしようもないですね。
・・・・だって絶対捨てないもん。
そんなわけで、今月も映画のパンフ買ったし、推しが表紙の雑誌やら推しのグッズやらたくさん届いたので宝の山(?)の上に積み重ねました。
私にできることは、床が抜けないように祈るのみ。
・・・・・・。

そしてそんな私のような限界ヲタクのみなさんお待ちかねの映画が公開になります。
「君がトクベツ」
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
久しぶりに、大量のキラキラ浴びてます。
若いキラキラ男子のエキスで若返るかも・・・!!(吸血鬼かよ!というツッコミは、このあとここの下のほうで書く予定の映画につながります)
最近は、アイドルが出演する映画でもひたすらキラキラな胸キュンというのはあまり多くなくて、わりと内容がひねりがあったり凝っているものが多かったりするのですが、
今回はもう誰が見ても一目でわかりますよね。
ド真ん中ストレート!!
『徹底的にキラッキラの胸キュン』です。
どこからどう見てもオバチャンの部類に入ってしまった私なので、さすがに高校生のキラキラ胸キュンラブストーリーはしんどすぎてこのところ観なくなっていましたが。
こちらは高校生ではなくて大学生。ギリギリセーフ(?)
原作漫画では高校生の設定なのですが、映画では主人公のさほ子は大学生という設定になってます。そのほうが、みんな共感できるしね。
しかもヲタクならだれでも一度は妄想したことがあるであろうヲタクの夢実現系ピュアラブストーリー!
・・・・・・これならオバチャンでも申し訳なさ半減で観られる・・・!!(?)
イケメン嫌いの陰キャ女子と、キラッキラな国民的アイドルの胸キュンラブストーリーです。
国民的アイドルを演じるのは、実際の国民的アイドル・なにわ男子大橋和也くん。
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
・・・・・・・・最高じゃないかーーーーーー!!!!!!
これほどドンピシャな当たり役、なかなかないぞーーーー!!!
と、私でさえ思ったのですが、実はなんと原作者の幸田もも子さんご本人が公式に「個人的にもし実写化したら皇太は大橋くんに演じていただきたいなぁと密かに夢見ていた」と語っていました!
当たり役というより、もはや当て書きですね。
原作者が「この人でやってもらいたい」と思っていた人に実際に演じてもらうのってもうそれ以上の答えはないわけで。
私のなかでは、原作者の横溝正史から「イメージに一番近い」と言われた古谷一行金田一耕助、脚本の古沢良太が当て書きしたという長澤まさみダー子(コンフィデンスマンJP)に次ぐ最高キャスト。(個人の意見です)
そもそも大橋くんといったら常に全力、常に満開笑顔の百点満点アイドル。
見ているだけで目がつぶれちゃいそうなくらい全員キラキラななにわ男子のメンバーのなかでも、ビジュアルだけでなくダンスも歌もめちゃくちゃうまくてバラエティもいける、
なのに運転もうまくて料理もうまくてリアコ(リアルに恋してる)な完璧すぎるスーパーアイドルが大橋和也なので!!
そのうえ、とにかくプロ意識が高いことで有名な彼。
この映画のインタビューでも、「アイドルは現実では恋愛しない存在なので、だからこそお芝居で表現してみたい」と語るくらいプロのアイドルなんですよ。
これ、ほかの人が言ったら「嘘に決まってんじゃん!!」て言われるところですが、
彼の場合はガチなんで!!
デビューできるかどうかもわからなかった関西ジュニア時代から、学校でもプライベートでも一切写真撮影には応じず、修学旅行には参加しないでリハに行ってたくらいの、周りが引くくらいのプロ根性。
ドキュメンタリーでのなにげないインタビューでも、人前に立つことの矜持や、アイドルとして生きることの強い意志が伝わってきて、こちらまで胸がいっぱいになります。
デビュー前のジュニア戦国時代からずっと関西ジュニアを見守ってきた私は、
映画が始まって早々、デコチュー(おでこにチューすること)のシーンがあって衝撃!
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
「はっすん(大橋くん)!!そんな人目のあるところでデコチューなんかしちゃだめだよ( ゚Д゚)!!」
と思ってしまいました。彼はリアルな現実世界では絶対にそんなことしないんで!!
・・・・・・・・え?なにわ男子?
私ですか?好きですよ。応援してますよ、関西ファミリーなんで!!
私、自軍もいるし推しメンももちろんちゃんといますけど、それも含めて関西まるごと全力応援なので、ジュニア時代からなにわ男子も応援しています。
WEST.がデビューし、キンプリができて、人気だったフロントメンバーがごっそりいなくなった関西ジュニア「焼け野原」と揶揄されていたころから、
それでもひたすらデビューを夢見て歌もダンスもバラエティも磨いてきたんですからね。
関西からのデビューを目指してこつこつ努力を重ねてきたみんながバカ売れするのが目標なので!!
受注生産のDVDも買ったしね。
ドキュメンタリー見るためにアマプラ入ったしね。
なんならちびぬい(公式グッズのちっちゃいぬいぐるみ)も、サンリオとコラボしたときのクリップマスコットもはっすん(大橋くん)のやつ持ってるしね。
宮城のライブも入りました。ちゃんとペンラ持ってね。
そりゃあ応援してますよ。
あれ?え、えっとー・・・これ、〇ャニヲタクブログでしたっけ?
違いましたね、映画館のブログでした。
いっけねー、忘れてた!
そう、それで今回その、アイドルのなかでも究極の国民的アイドルを演じるのにピッタリな大橋和也くんと、
子役として1歳のころから芸能界で活躍を続ける畑芽育ちゃんが、
キラキラな胸キュンラブストーリーを紡ぎます。
畑芽育ちゃん、可愛いですよね!!
そしてとにかく上手い!!
あんなにカワイイのにちゃんと地味な陰キャ女子になってる!
ノリツッコミや妄想バクハツ、イケメン嫌いなはずがうっかりアイドルに恋してしまって戸惑い慌てて一人で右往左往しながらアタフタする姿がかわいらしい女の子を全力で楽しみながらナチュラルに演じています。
コロコロ変わる表情と、コミカルな大きめリアクションを見てるだけでも癒される、天性のコメディエンヌっぷり!
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
こんなに自然にコメディが演じられる若手女優さん、なかなかいないのでは?
どストレートな胸キュンなのですが、彼女のナチュラルな演技があるので見ていて全然恥ずかしくならないのがすごい!
クスクス笑って、落ちこんで、一緒にハラハラしながら大好きなアイドルの彼のことを一生懸命応援している気持ちになります。
国民的アイドルグループ「LiKE LEGEND」(ライクレ)のメンバーもみんなキラキラ!!
事務所の垣根を越えて、今をときめくいろんなボーイズグループから精鋭のイケメンが集まりました。
© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
LDH所属のFANTASTICS from EXILE TRIBEから木村慧人くん、
スターダストプロモーション所属のM!LKから山中柔太朗くん、
LAPONE(吉本興業×CJ EMN)所属DXTEENから大久保波留くん、
BMSG所属MAZZELからNAOYAくん。
(*今回は、実際にご本人たちが所属するグループではなくてこの映画の中でのアイドルグループ「ライクレ」でのメンカラでお名前を紹介していますのでご了承ください*)
ものすごいドリームチームですね。
次から次と、イケメンばかり出てきます。
最後、フルで歌って踊ってパフォーマンスするシーンがあるんですけど、まさにこれぞ眼福。
ありがとうというより、ごちそうさま(?)
私のようなくたびれたババアの、日々のクソダサい(口が悪くてすみません)しょうもないツマンネー毎日のことを、そのひとときだけキラキラで忘れることができました。
イケメン最高!!イケメン万歳!!
なんてったってアイドル!!
キュンで悶えるなんて、久しぶり。
ほんと、幸せな90分でした。
プライベートのアイドルと偶然出会い、恋に落ち、そのグループのメンバーとも顔見知りになるなんて!
幼いころからイケメンを追っかけてた私からすれば神設定!
まさにそんな設定の小説を、学校の売店で売ってる学校のマーク入りのレポート用紙に書いて友達と交換してお互いに読みあってはキャーーーーー!!!などと騒いでいた頃を思い出します。
なにわ男子の大先輩、デビュー前のSMAPを追っかけていた〇十年前のJKに戻っていた私でした。(この話はこのブログでずっとこすり倒しているので今回はやめておきましょう。)
・・・・安心してください。エンドクレジットでちゃんと我に返りましたよ。
ギックリ腰(ついさっきまたやった)と貧血に悩む、底辺の残念ヲタクのオバチャンにね。
でも、観終わるころにはもう完全にライクレのファン状態。
映画の公式インスタもフォローして毎日見てはニヤついちゃってるし、MVなんか再生リストに入れて回しちゃってるし、え?あれ?私、ライクレの推し活始めちゃってない?てかファンクラブ入らせてください!!うちわとタオル、買わせてください!!(注:劇中のグループなので、ファンクラブは入れないしグッズもありません)
こちら、6月21日(土)には舞台挨拶付き上映が決定!
入場者特典も6月20日から3日間限定で配布が決定!

そしてライクレのファンクラブグッズはありませんが、劇場販売グッズはもちろんあります!
ただし争奪戦必至&追加無しの売り切りなのでお早めにどうぞ!!
こういう推し活映画は1週目がすべてです!
そしてアイドルは数字の勝負!!
数字をプレゼントして、推しに仕事を引き寄せようではありませんか!!
公開日からの週末初動3日間が命です!!
そこの動員で、翌週の上映回数からなんなら終了日の目安からだいたいの興行収入まで決まってしまいます。映画のグッズもすぐに売れちゃいます。
推し活のみなさんは、とにかく、初週に観てほしい!!
入場者特典ももらって、SNSでうっかりネタばれする前に観て、グッズもゲットして、そうやって推しを応援する。
これが、正統派ヲタクの推し活です。
がんばりましょうね!!
もちろん劇場ロビーには、写真撮影OKの推し活コーナーも設置。

私、両腕ブン回して作らせていただきました!
写真撮影用に私物の推し活グッズも貸し出します!
映画会社にもきちんと許可取ってますので、ガンガン写真撮ってSNSで拡散して推し活してください!
みんなで盛り上げましょうね!!!


久しぶりに〇ャニヲタ全開でフルスロットルの回になりました。
ヲタク回でドン引きしてる人はもうここに至る前に脱落してると思いますけど。
それでもめげずに、一応、他の作品の紹介もしようとしている私は勇者でしょうか?
「テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ」
© Courtesy of Universal Pictures
孫と仲良しの、93歳のおばあちゃん・テルマがかわいくて、強くて、最高に魅力的!
アメリカでも猛威をふるって社会問題になっている『オレオレ詐欺』にあっさり騙されちゃうけど、それだけでは終わらない、激強メンタル。
お金取られっぱなしなんて悔しいから絶対に泣き寝入りなんてしない!
友人のベンを巻き込み、老人用の電動スクーターを奪っていざ犯人のもとへ。
『史上最遅』のアクションコメディです。
のんびりゆっくり、核心に迫っていくおじいちゃんとおばあちゃん。
平和なコメディと思いきや、うっかりミスや転んで一人では立ちあがれなくなるトラブル、銃社会アメリカの怖さを突き付けられるガンアクション(?)なんかにハラハラドキドキ。
登場人物みんながそれほど早く動けない前代未聞のエンタメ映画で、こんなにワクワクするなんて!
© Courtesy of Universal Pictures
動きは遅いがテンポは良いので飽きません。
そして、ただのコメディではありません。
歳をとり思うように体を動かせないことや、衰えて変わってしまった友人の姿、
そして周囲からバカにされたくない、何もできなくなったと思われたくないというプライド、
そういったシビアな現実に向き合う姿もちゃんと描かれています。
テルマのように、前向きで元気でかわいらしい93歳になれるかどうかはわかりませんが、
こんなふうに歳をとるなら悪くないかな、と思えてきます。
宣伝用のコピーに「おばあちゃん版ミッション・インポッシブル」なんて書いてあって、権利とか大丈夫!?と一瞬、心配しましたが。
エンドクレジットに〝SPECIAL THANKS:Tom Cruise”!!
ちゃんと公式にお墨付きでした!
エンドクレジットになったとたん、席を立ったりしないでくださいね。 
なんと、このまさかの元気なおばあちゃんのお話、実はこの映画の監督の実話なんです。
そしてそのモデルになった本物のおばあちゃんがエンドクレジットに登場!
演じた93歳のジューン・スキッブもかわいいですが、本物もユーモアたっぷりのお茶目なおばあちゃんです。
そこまでは必ず見てから帰ってくださいね!

「ノスフェラトゥ」もよかったですよ!
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オーソドックスかつ、現代の技術だからこその美しくて怖いゴシックホラー
ずーーーっと暗くて、見えにくいのでたまに前に身を乗りだして見てましたけど。
だれかー!暗いよー!ライトつけてー!と言いたいくらい。
いや、19世紀、お城、しかもほとんど夜なんで暗いの当たり前!。
そりゃそうだよね、ろうそくの時代だもん、暗いよね。
東ヨーロッパの吸血鬼伝説、明るい照明の下でなんて作れないですよね。
それでもその暗さと陰影がなんともいえない繊細で官能的な映像の美しさを引き立てて、その世界にのめりこませてきます。
ゴシックホラーはこうでなくちゃ!の没入感がすごい。
このての時代モノは、中途半端に作られちゃうと世界観に入り込めなくて醒めるんですよね。
でもこれはすごい。
徹底的に、街並みも、建物も、小物も、衣装も、19世紀の不気味な東ヨーロッパ。
ウィレム・デフォーの癖のあるお芝居(なぜかヤバイ博士とか似合いますもんね!)も、吸血鬼のおぞましくもどこか色気のある姿も、イケメンすぎるニコラス・ホルトももちろん良いのですが、
なんといっても主人公エレンを怪演(!)したリリー・ローズ・デップが圧巻。
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顔の向きや表情にときどき両親(ジョニー・デップヴァネッサ・パラディ)の面影を見せつつ、
白目をむいて豹変したり、エクソシストばりのありえないブリッジの態勢を見せたり、
まさに体を張って怪演してます。
もう七光りなんて言わせない!
19世紀ヨーロッパが舞台のコスチュームプレイは、実は私も大好物。
ホラーは苦手で最近はあまり観ていなかったのですが、ただただ人が殺されていくグロいスプラッターでなければそこまで嫌いじゃない私。
この映画は楽しみました!
昔ながらの王道ホラーの怖さもありつつ、19世紀のヨーロッパを堪能、
現代だからこその技術でおどろどろしさと美しさを絶妙にブレンドした吸血鬼映画でした。
吸血鬼映画って、なんでどれも美しいんでしょうかね?
© 2024 Focus Features LLC. All rights reserved.
フランシス・F・コッポラ「ドラキュラ」とか、トム・クルーズ「インタビュー・ウィズ・バンパイア」も美しかったですよね。
そして吸血鬼の映画・・・・・・なぜかみんな好きだよね?
実は私も好きなんです。
バンパイアハンターの女子高生が主人公のアメリカのドラマ「バッフィー・ザ・バンパイア・キラー」なんて、好きすぎてDVDボックスも買ったくらいだもんね。
なんででしょうね?
ただのトチ狂った殺人鬼じゃなくて、どこかせつなさとかロマンがあるからですかね。
勝手に「吸血鬼はイケメン」のイメージがあるからかな(絶対的にブラッド・ピットのせいだと思いますが)!
まあ、私が語るとどうしてもミーハーな話に寄ってってしまうのでちゃんと伝わるかわかりませんが、期待通りのゴシックホラーといえる作品でした。
もっと壮大に、ドラマティックに、ゴージャスに、作ろうとすれば作れたような気もしますが、幻想的な作りの中のあえての小さな世界というかリアリティが、そこにあったように思います。
ロバート・エガース監督っぽいリアル感というか。
けっして、SFチックなエンタメ吸血鬼映画が作りたいわけじゃないんだよと。
こういう作品は、お話を大きくしようとすると、とたんにフィクション感が出ちゃうので。
でもやっぱりこういう映画は映画館で観たほうが良いよね!
なにしろ暗いし!家だとますます暗くて、何やってるのか全然見えないかも!
そして、こういう映画を観てるときにテーブルの上のスマホとか部屋のゴミ箱とかテレビのリモコンとかチラチラ目に入ると一気に現実に戻っちゃって入り込めないもん!
映画館でがっつり19世紀のヨーロッパ、行っちゃってください。
気になってる方はぜひ、完全に没入できる映画館で観てくださいね。


さてさて私、今月もがんばって観てますよー!
南部さんでは「MIRRORLIAR FILMS SEASON7」を、
フォーラムさんでは「岸辺露伴は動かない 懺悔室」『か「」く「」し「」ご「」と「』を、
中劇でもちゃんと観ました「君がトクベツ」「テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ」「ノスフェラトゥ」
すごくないですか!?
6月、すでに6本も観てますよ!?
だからまたギックリ腰が出たのかも( ゚Д゚)!
ええ、わかってますよ、映画ヲタクのみなさんは私の倍以上観てるんでしょうね。
私だって昔は一日2本でも3本でも、一週間に5本も6本も余裕で観ていたものですけどね!
・・・・・そんなのもう無理だ・・・・( ゚Д゚)!!
歳、とるってこういうこと。
いや、私より年上でもまだまだ元気で、一日何本もハシゴする方もいますけどね。
ほんとすごい。
疲れませんか?
ていうか寝ちゃわないですか?
その前に、どうやって時間作ってるんですか?
あとで教えてください(;_;)
というわけで、私の頭の中のとっちらかったいろんなものを放出した感じの今回。
どうですか、ついてこれてますか?
アイドル映画も、バカにしないでくださいよ!?
マッチ&明菜とか、シブがき隊とか、吉川晃司とか、チェッカーズとか、薬師丸ひろ子とか、スケバン刑事とか、そのあたりのアイドル映画、がっちり観て育ってきた私ですからね。
みなさんだって通ってきたでしょう!?
忘れないでくださいよ!あの頃の気持ちを!!
そこがあっての今ですよ!?
初心忘るべからず!!
あの頃があっての、映画ヲタクなんですからね!?
菊池桃子が好きすぎて、郵便局に貯めてあったお年玉をくずして「テラ戦士ΨBOY」を何回も観に行った私ですからね、バカにしないでくださいよ!?
それから「眺めのいい部屋」ヘレナ・ボナム・カーターがかわいすぎて一目惚れして以来、19世紀のコスチュームものの映画を見漁ったりとか、
ウィノナ・ライダーが好きすぎて、しかもコッポラ版「ドラキュラ」の世界観が好きすぎてDVDも買ったりもしたしね。
常に動機がミーハーなところが、筋が通っていると言ってください。
なんにせよ、いつもに増してとっちらかってしまった、推し活万歳の回でした。
こんなミーハーなブログは拡散しなくてもいいので、観た映画の感想を拡散してくださいね。


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/


2025年5月17日土曜日

「アンジェントルメン」めっちゃよかった!!…だけでは当然終わらない今回も大長編

こんにちは。
すっかり暖かくなりましたね。
暖かいのはいいんですけど、私の天敵である『虫』たちが活発に活動を始めたので地味にうんざりしているところです。
さっそくふくらはぎ刺されたしね!
なんなの、あいつら!?
ちょっと寒くなったくらいで消えるくせに、ちょっと暖かくなればソッコー血を吸いに来るとか!
マジ最悪です。
ほんと嫌ーーーーい!!!
たまに換気のためにロビーの非常口を開けたりもするんですけど、そうするといろんな虫が入ってきて結局すぐ閉めるハメに。。。
やっぱり私、寒いほうが好きかも・・・!(毎年、同じことを言っている)
などという雑談はこのへんにして、
さて、みなさんが気になるのは私が前回の更新のあと、果たして「トワイライト・ウォリアーズ」以外の映画を観られたのかどうかってことですよね?
・・・・うん、興味無い方は飛ばしてください。
それが、観られたんですよ!!
「ゴールドフィンガー」
・・・007じゃありませんよ。
あれね、ショーン・コネリーのね!じゃないのよ。
まあ、007についてはこのあとだいぶ下のほうで別件で書きますのでお許しください。
こちらはゴリゴリの香港映画です。
アンディ・ラウトニー・レオンが、
あの、めちゃくちゃかっこよくてめちゃくちゃ面白くて香港アカデミー賞総なめ、しかもハリウッドでリメイク(レオナルド・ディカプリオマット・デイモン)されたうえにそのリメイク版もアカデミー賞獲っちゃったっていう香港映画の金字塔「インファナル・アフェア」以来20年ぶりに共演した新作ですよ!
・・・ていうか「インファナル・アフェア」が20年前だって( ゚Д゚)!?
・・・・・・嘘やん・・・ついこないだじゃんか。。。
って、いや、それもまた今は置いておきましょう。
このブログ読んでるようなガチ勢の映画ヲタクの皆様ならもう観てるか!
私、頭が悪いので株とか金融関係のことはサッパリでちんぷんかんぷんな人なので、
そういうの詳しい方の半分も楽しめなかったかもしれないんですけど、
香港映画ヲタクの私としては、1980年代のイケイケな時代の香港をスクリーンで堪能できただけで、
アンディトニーが、そのイケイケだった時代の香港のど真ん中で、しかも広東語で、あのお互いに強烈な目力でガチンコでやりあうヒリヒリするような緊張感をまた映画館で体感できただけで、もう大大大大満足!
観てない方はぜひ観てください!!
・・・・・ピカデリーさんでね。
それから、大大大大好きな台湾映画「カップルズ」も観ましたよ。
公開当時、1週間の上映で3回観ましたからね。
監督エドワード・ヤン
この方は、私の大好きな香港映画みたいにこれでもか!って盛り上げるような作り方は絶対にしない人なので、どの映画も日常のどこかにあるような光景を切り取るような作品で、
あっと驚く急展開もなければ、衝撃のドンデン返しも無いんですよね。
後味スッキリ!とも限らないし、面白かったーーー!!って作品ばかりってわけでもない。
じゃあなんでと言われると難しいんですが。
何が?かわかんないし、なんで?かもわかんないんですけどね、なぜか好きなんですよ。
不思議ですね。
その時代のその街の、独特の空気感とかなんともいえない居心地の悪さやどうしようもない閉塞感なんかをすごくリアルに描いているのが好きなのかもしれないです。
そもそも私はそのころのアジア全体(アジア映画も)の雰囲気も好きなので。
香港もですけど台湾もまた、急速に成熟して発展した経済状態とは裏腹に、一般人の裏社会とのつながりが広く色濃く残る特殊なところなので、普通の市民の日常生活を垣間見るだけのような映画でも必ずどこかに裏社会の姿や香りが普通の生活のなかに当たり前に存在していてそれが透けて見えるのも面白い。
毛沢東により完全に共産主義を爆走していく中国と、
対立して台湾へ逃れた蒋介石によって中国とは別に経済成長を遂げた台湾
そしてイギリスの植民地となることで飛躍的に発展しアジアのトップに躍り出た香港
複雑に絡み合う中国の歴史は、エンタメの面から見てもやはり面白い。
「カップルズ」は、台湾映画、エドワード・ヤン監督の作品のなかでもだいぶエンタメ寄りなほうで、いつも通りのクールな目線と容赦ないリアルさは残しつつもシンプルなストーリーにユーモアと純愛と爽快さが光るスタイリッシュな作品。
2007年に亡くなってしまったので、新作がもうどうやっても観られないというのはほんとに残念なこと。もっと観たかったな。
そして私は台湾イケメンも大好物なので、チャン・チェンクー・ユールンといった私と同世代のイケメンの、若くて一番カッコよかったあの頃の姿をまたスクリーンでじっくり見られたのはほんとに最高でしたね。
ビジュアルはどこからどう見てもチャン・チェンが飛びぬけてバチイケで最高にカッコ良いのですが、
私の好みは昔も今もやはり主役のクー・ユールンでした!(私の好みなど誰も興味ない)
一見地味、ビジュも中身もそれほど自己主張はしてこない草食系男子だけど、超優しいし超いい人だし、よく見るとめっちゃカッコよくない( ゚Д゚)!!??のやつ!!(それでもまだ話す)
超ーーーーーー好みなんですけど!!(うるさい)
やっぱり好き!!!(もうほっといてください)
そしてやっぱり、ラストシーンが最高すぎる!
ヴィルジニー・ルドワイヤンもかわいすぎるし、屋台街の混沌のなかでのキスシーンは、数ある恋愛映画の中でもトップクラスに入ります!!(私の中で)
あのラストだけでご飯3杯いけるよね。
てか、持ってるビデオもあのラストだけ何回巻き戻して観たことか!(テープ伸びたかも。)
まさかあの大好きなラストシーンをまたスクリーンで観ることができるとは思いませんでした。
必ずもう一回観に行きます。
・・・・・ルミエールさんにね。
うん、だからさあ!南部さん、私の好み熟知してるじゃん!!
私の観たいのばっかりやるじゃん!!
ほんと困る(嬉しい)!!
そのうえ、ついさっき南部興行のTさんから、私の推しが出演する映画も上映が決まったと連絡が!!
もうさあ!忙しくて困るわ!!
観るスケジュール大変なんだからちょっとカンベンしてくださいよ(もっとやって)!!
と、そんなわけで今月もまた毎週、南部興行さんに通っている私でした。
あ、そうだ!「早乙女カナコの場合は」も観ましたよ!
これは絶対観なきゃ!と思っていたので!
これもまたよかったですーーー!好き!
「あるあるあるある・・・!!」の共感の嵐と、
「わかるわかるわかるわかる・・・!!」と頷きすぎて首がもげそうになりながら。
最後も好き。
ギリギリまで迷ったんですけどね、寝坊したので。
「え・・・行くのやめよかな・・・このまま二度寝しようかな・・・」
でも観てよかった!!
がんばって行ってよかった!
・・・・・フォーラムさんにね。
ていうか結局アジア映画ばかり観てますね。
ほんとに好きみたい。アジアの映画。
そしてなんていうか、あれですね。
他館の映画の話ばっかりですね。
こうなってくるとほんとに私、映画館通りの伝道師ですよね。
ね?ね?
・・・・・同意求む。

と、珍しくいろんな(?)映画を観られているアグレッシブな春でした。
そう。そして久しぶりにノリノリでちゃんと中劇の上映作品を紹介できる日がやってきました。
いつもやれって?わかってますよ、ドラえもんコナンも落ち着いたんだからね。
観るよ、観ますよ、観るってば!!!
ていうか観たんだってば!
「アンジェントルメン」
(C) 2024 Postmaster Productions Limited. All Rights Reserved.
これはもう・・・・マジでめちゃくちゃ面白かったですよ!!
ガイ・リッチー節炸裂!!本領発揮!!
この方のは好きなんですよ、昔から。
長編デビュー作「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、これも私、3回は観てます。
面白かったから何度も観たというのは当然なんですが、
ロンドンのストリートを舞台に、ちょっと冴えないチンピラたちがもめ事に巻き込まれててんやわんやのドッタバタという、セリフ多すぎ展開早すぎ怒涛のストリートクライムアクションだったため、
細かい設定・人間関係・セリフ・誰がどうしてこうなってこれは誰のでなんでここに?っていうのが一回では理解が追い付かず、
これはきっとちゃんとすべて理解すればもっと面白いに違いない!という
気がしたので見直したという作品。
そしてやっぱり2回目、3回目のほうが面白かったやつです。
この現象はブライアン・シンガー「ユージュアル・サスペクツ」とかスティーブン・ソダーバーグ「トラフィック」なんかもそうなんですが、やっぱり自分で脚本書いて監督もやるという、ガチの映画ヲタクの監督が作る映画って、噛めば噛むほど面白い!みたいなとこありますよね?
という話になると、「カップルズ」エドワード・ヤン監督もだし、ウォン・カーウァイもだし、私はやっぱりそういう人の作品が好きだし観たいなあと思うんですよねぇ~・・・(´ー`)
・・・・・同意求む。
で、なんだっけ?
「アンジェントルメン」だ!!
(C) 2024 Postmaster Productions Limited. All Rights Reserved.
第二次世界大戦下、史上初の〝非公式”特殊部隊が、ナチスにも英国軍にも見つからずに北大西洋上のUボートを無力化するという超高難度のミッションに挑んだという実在の作戦を描いた、爽快度1000%の痛快スパイアクション。
ガイ・リッチーは、長編デビュー作の「ロック、ストック~」が最高にクールでカッコよくて面白すぎてしまったために、そのあとの作品に対するハードルがめちゃくちゃ上がってしまい、作品によって「ちょっと軽すぎるよね」「話、広げすぎじゃない?」「もうひとひねり欲しかったなあ」なーんて、私のようなめんどくさい底辺映画ヲタクにまでいちいち批評されたりするという気の毒な人でもあります。
この方、「ロックストック~」の成功によって一気にハリウッドに進出、資金もキャストも豪華になってスケールの大きな作品を手掛けるようになり、カネと地位を手に入れたらやっぱりイイ女と付き合いたいよね、っていうんで手を出してしまった(出された?)のがなんとマドンナ
そういうところがちょっとかわいらしいというか憎めないというかバカだねぇ・・!!みたいな部分でもあるのですが。嫌いじゃない。
そしてそのあたりに製作された作品は出来も微妙だったりして、そこがまた単純で面白い人だなぁと思ったりもするんですけど。
それでも新作が公開と言われれば絶対に観たいし、新作を観てみて結局「うーーーん・・・やっぱり『ロック、ストック~』がいいよねぇ・・・!!」ってなってしまったりもするんですが、
マドンナと離婚後は調子を取り戻して面白い作品を撮るようになったので、やっぱりこのてのヲタク系ぜんぶ自分でやりたい系クリエーターは強い女(マドンナはさすがにいろいろ強すぎたでしょ)に振り回されるようじゃダメってことなんですね。自由にやらせなきゃね。
でも、そこから「シャーロック・ホームズ」とか実写版「アラジン」とかまで監督して成功させるヒットメーカーになったんだからたいしたもんです。
そしてそんなガイ・リッチーが得意とするのは、日本人も大好物の『いろんな能力を持った仲間が集まり力を合わせて大きな敵に立ち向かう』系のストーリー。
いいよね!いつの時代も、そういう映画が一番面白いよね!
そこに、イギリスらしいスタイリッシュなユーモアをふりかけて、スピーディで圧倒的なストーリーでぐいぐい引っ張り、いろんな伏線を回収しながら最後は超スッキリ!!みたいなね。
それがガイ・リッチー作品の醍醐味です。
で、今回はその得意のジャンルを、超豪華なメンツで超ふんだんにお金を使って、戦時下の実話をもとにしたストーリーで自由に作った超大作。
そしてなんとプロデューサーはジェリー・ブラッカイマー
最初、この映画の資料を見てこの名前を見つけた時はびっくりして二度見しましたよ。
1980年代、まさに私を映画ヲタクに育て上げた(?)ハリウッド映画の神、ハリウッド黄金時代の立役者。
「フラッシュダンス」「トップガン」「ビバリーヒルズ・コップ」・・・
「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」まで。
面白い脚本、こだわりの監督たち、豪華なキャスト、豊富な資金で、
最高のエンタメを作るために必要なものを揃えて間違いなく大ヒットさせる天才プロデューサー。
この写真がもう、ジェリー・ブラッカイマーでしょ。↓↓
ウィル・スミス「バッドボーイズ」かと思ったよね。
(C) 2024 Postmaster Productions Limited. All Rights Reserved.
ジェリー・ブラッカイマーガイ・リッチー
面白くないわけなくない!?
このコンビで、実在した〝007”のもとになったメンバーたちの『アンジェントル(非公式)』でインポッシブル(不可能)なミッション(作戦)の実話を映画化。
もちろんエンタメとして作られた映画なので、実在しないキャストも出てくるし脚本の全部が実話というわけではないのですが、
それでもちゃんと007の原作者イアン・フレミングも登場するし、ラストには実在したほんもののメンバーのその後(実際の)も紹介されるので、こんなドリームチームが戦時中に集められて、こういう作戦がほんとに遂行されたんだ!?と思うと鳥肌モノでした。
そもそもありえないくらいの大胆で難しい作戦を、ナチスだけでなく自国軍(英国軍)にも見つからないように遂行するだなんて、不可能すぎるでしょ!?
だからやっぱり次から次と問題発生、作戦変更のトラブル続き。
当時は携帯電話もないしね!
わかっちゃいるけどハラハラドキドキの連続ですよ。
そのメンバーたちがまたカッコいいしね!
「上司の言うことをきかないからリーダー」ヘンリー・カヴィルをはじめ、
制御不能の狂犬やら爆破のプロやら裏工作に長けるベテランに敏腕航海士、
名計画家、そしてスパイには欠かせない絶世の美女も。
007に出てくる〝M”もしっかり出てきます。
ジュディ・デンチじゃないけど。
〝M”役はケイリー・エルウィズ。この名前で「アナザー・カントリー」のハンサムくんじゃん!って思った人はマニアックですね。
製作はアメリカ映画ですが、ヘンリー・カヴィルや、このへんの私の大好物である英国イケメンをざくざく起用してくれるのがガイ・リッチー映画のツボでもあります。
ここまでのアク強めのキャラクターに、文句なしにハマり役の俳優たちを揃えたのだから、
もっと一人ひとりの見せ場があればもっと楽しかったのに!とは思いましたが、
エンタメ作品はやはり2時間前後が無難。
キャラ説明に時間をとられると、肝である〝作戦”が薄味になってしまうし、
アクション映画で尺が長いとちょっと飽きてしまったりもするんですよね。
難しいところですねえ。
でもガイ・リッチーは、「そんなの関係ねえ!!」とばかりに好きな役者たちに好き放題やらせて力技で捻じ伏せることができる人だとは思うんですけど、
さすがにアメリカ映画ということで自我は抑え気味なのか、それとも大人になったのか?
みたいな部分は見え隠れしますけど、
それでもとにかく、お約束でもある仲間内のいざこざ(ご愛嬌)や、延々続くしょうもないお喋りなんかもありつつ、容赦なく火薬を使い、静かな港に街を作りとド派手にお金を使ったスパイアクション。
観終わったあとは超スッキリ、「面白かったーーーー!!」と笑顔になるエンタメ作品です。
ガイ・リッチーは、予算がなくてもロンドンの路上でごちゃごちゃやってるだけでもめちゃくちゃ面白いものを作れる人なので、ほんとはお金なんかかけなくたっていいんですけどね。
それにしても、次々と意欲的に新作を作り続けてくれるのはファンとしてはうれしいこと。
がっかりしても、やいやい言いつつも、それがまた楽しかったりするんですからね。
どんどん作り続けてもらいましょう。
またそのうちロンドンのストリートでちっちゃい映画を撮ってくれないかなと思っちゃう映画ヲタクがここに。
それにしても戦争ものは、たとえものすごく面白かったとしても最後しんみりしちゃったり、
そっかーやっぱ死んじゃうかーそりゃそうだよねーははは・・・などとせつない気持ちになっちゃったりするものですが、この映画は大丈夫。
最初からビックリするくらいガツガツ敵を殺していきはしますが、しんみりはしないので!
海を舞台に爽快度マックスのアクションエンタメ、英国イケメンで目も満足、なんとなく歴史に詳しくなったような気さえしてくる(なりません)、ジェリー・ブラッカイマーガイ・リッチーによるトンデモ実話。
これは、家のテレビでは面白さ半減でしょう。
絶対に映画館で観てください。


今回もまた大長編でお送りしました。
たまにしか書かないから長くなるんですよね。
わかっちゃいるんですけど腰が重くてなかなかね。
でも半分くらい他館の宣伝なので、中劇のブログとしては半分くらいしかないのでちょうどいいんじゃないですか(?)
というわけで今回はサゲは短めで締めようと思います。
現在、断捨離にハマり中の弟からせっつかれて実家の片づけをしてるんですけど、
今回のネタにちょうどいいお宝を見つけたので写真だけ共有しておきますね。


ちなみにビデオはもうデッキがないので見られないしたぶん劣化もしてるはず、
そして古い映画雑誌たちは私が大好きだったリバー・フェニックスキー・ホイ・クアンアリッサ・ミラノアンドリュー・マッカーシー、そして友達が好きだったマイケル・J・フォックスのページは切り抜かれているのでほぼ価値はありません。
・・・・これ、どうしたらいいの?
誰か教えて。


★中劇公式サイト  http://www.chugeki.jp/