春ですね。
でも世間は、暖冬のまま春に突入しそうなことなんかどこへやら、
コロナウィルスの話題でもちきりですが、
もちろん映画館にもその影響が。
「ドラえもん」の上映延期については前回のブログでご確認ください。
https://moriokachugeki.blogspot.com/2020/02/blog-post_28.html
全国的に「ドラえもん」だけでなく、
この時期公開だったはずの子供映画を中心に、
大人向けの作品までもが上映延期になったうえに、
学校から「たくさん人が集まる閉鎖的な場所(カラオケ、映画館、イベント会場など)には行かないように」とのお手紙が出されてしまい、
本来ならば春休みでかきいれどきのはずの映画館からは子供の姿が消え、
そもそも〝たくさん人が集まる場所”ですらなくなっている状態。
大人には外出規制がかかっているわけではないので、
学生さんや大人はいつも通り、映画を観に来てくれてはいますが、
やっぱり静か。
そして、上映延期はいいけれど、
そのあとどこの劇場だってガッチガチに上映スケジュールが組まれているので、
中劇でも「ドラえもん」がいつ戻ってくるのか、
4月には「コナン」と「クレヨンしんちゃん」もあるのにどうやってスクリーンをやりくりすればいいのか、
なんていう次の現実に頭を抱えているところです。
ただ、こればっかりは劇場側が騒いでもどうしようもないので、
待つしかない。というわけでした。
難しいですねえ!!
公共の施設や遊び場なども臨時休館、
子供たちは、学校の校庭に遊びに行くのも保護者と一緒にという指示が出されたり、
なるべく学童なんかにも行かないようになんていうことを言われたりして、
身体を動かせずに体調がすぐれない子も増えている様子。
私たちはまだとりあえず仕事に行き、
普通に買い物をして帰るなんていう通常運転ができていますが、
テレビなんかを見ていると、
日に日に閉塞感が増していっている感じがします。
これ以上感染が広がって映画館の閉鎖措置がとられたりなんてことだけにはならないでほしいところ。
せめて少しづつでも収束に向かっていくといいですね。
なんだか暗いお話になってしまいましたが、
中劇ではちょっとだけ明るいニュースが!
なんとこのたび。
なんと。
座席指定システム入りました!!
入っちゃいました。。。
・・・・中劇のくせに( ゚Д゚)!!!
いつも空いてるくせに!!!
ビックリですよね。
もう、誰よりも私たちスタッフがビックリしています。
なんなら、お客さんはそれほど動じなくて、
すんなりと受け入れてお席を選んでくれています。
いつの間にか、そんな世の中になっていたんですね。
別に、混みあうからシステムを入れたわけではないので、
中劇の混み具合なんていつもと全く変わりません。
事前に席を取っておけるのと、
ネットでもチケットを買っておけるのと、
ちょっと混み合うような映画でもロビーで待ってなくて大丈夫
というのがいいですね。
お客さんが、指定席なら急いで場内に入らなくてもいいのよねという感じで、
気持ちに少し余裕ができたみたいな。
そんな感じです。
ただ、こちら側が内心ドキドキ。
レジも機械ごとすっかり変わってしまったので、
昭和のオバチャンな私は超緊張。
基本、裏方なのでレジにはあまり立たない私ですが、
たまに誰かの代わりとか、休憩中のスタッフの交代要員とかでやることはあるので、
覚えておかないと。
レジの前でピキーン!と固まってるオバチャンがいたら、
それは私です(;'∀')
受付としては普通に劇場に来ていただいて、
お会計の時に席を選んでもらうだけなので特に難しいことはないのですが、
一人ひとりお席を選んでもらうので、
受付にちょっと時間がかかることも。
今まで、時間ギリギリに来ていたというような方は、
もしかしたらちょっと早めに劇場に着くようにしていただいたほうがいいかもしれないですね。
だけど、ネットでも2日前から購入可能!
ネットでご購入いただいた場合は、
購入したときに発行されるQRコードを劇場でご提示ください。
そうすると、なんと、こちらの専用端末(スマホ)で「ピッ」。
で、入場できます。
スゲーーー( ゚Д゚)!!!
なんだソレ!
毎日、何人かそれで受付していますが、
いまだに「ピッ」のときはドキドキ。
たまにコードを読まないときがあってザワザワ。
ハァ~・・・怖いよ(/_;)!
やるしかないからやるけど。
そして、ネット購入での注意事項。
駐車券の販売は映画を観る当日しかできないので、
それだけは当日、受付でお願いします♪
ネットでサービス料金(レディースデーや映画サービスデーなど)でチケットを購入された方は、
映画を観る当日、受付で駐車サービス券(金田一、MOSS、リリオ)をご購入ください。
ネットで一般1800円のチケットを購入された方は、
当日、受付で駐車サービス券を差し上げますので、
忘れずにお申し付けくださいね!
それとポイントカードへの加算も当日になるので、
ポイントカードも忘れずにお持ちいただき、受付にお寄りくださいね。
まだ、我々も慣れていなくてちょっと時間がかかったりして申し訳ないのですが、
温かく見守っていただけると助かります(;'∀')
中劇オンラインチケット→https://eigaland.com/cinema/32
そして、静かな春休みの上映についてのお知らせです。
当初、3月20日からの上映予定だった「エキストロ」が、
明日3月13日からの公開に変更になっていますのでご注意ください。
(C) 2019 吉本興業株式会社
こちらは、テレビや映画の時代劇撮影が数多く行われる茨城県つくばみらい市にある巨大ロケ施設「ワープステーション江戸」を舞台に、エキストラたちの引きこもごもの営みを描く骨太なドキュメンタリー・・・・
かと思いきや!?
大林宜彦監督をはじめ、山本耕史、斉藤由貴、寺脇康文など豪華なキャストを揃えながら、
なんと主役は無名のおじさん(!?)。
普段は歯科技工士として黙々と働きながら、地元のエキストラ事務所に所属し、
キラキラ輝くスター俳優たちの脇で、文句も言わずに撮影に参加するこのおじさんたちを取り巻くとんでもない事件が発生する!
・・・という前代未聞のモキュメンタリー(架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法)。
主役のおじさん萩野谷さんを演じているのは地元で長年、劇団俳優をやってきたご本人。それ以外も登場する役者たちはみな実名で登場、
どこまでが「嘘」でどこからが「本当」なのかわからなくなってくる不思議な感覚。
映画の中の役どころと同じで、
静かに黙々と、でも情熱を絶やさずに「役者」を続けてきた一人の「おじさん」の姿が、
ウザかわいくて、おかしくて、うらやましくもあり。
超ーーーくだらないけれど何も考えずに笑えて、
映画製作の夢と名もなき人生の愛おしさを謳い上げる優しい作品。
閉塞感漂うこのごろ、
こんなしょうもない映画を観て心をほぐしていってください。
とりあえず、予告を見ると、観たくなるから不思議。↓
公式サイト→https://extro.official-movie.com/
そして明日3月13日から19日まで上映の
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」ですが、
Copyright, Universal Pictures, Courtesy of NBC Universal Archives &Collections.
いつも通り朝10:00からの上映に加えて、なんと夜18:30からの回も追加!
なんと、仕事帰りに「午前十時の映画祭」が観られる!!
今度は30年後の未来にタイムスリップするこのパート2。
ほんとは、3作連続で今の子供たちにも見てほしかった、
ハリウッド全盛期の名作でしたが、
コロナウィルスのせいで外出を控えなくてはいけなくなった子供たちはほとんど劇場には来られていなくて、
「懐かしい~~~!」という私と同世代のみなさまや、
映画好きであろう若者が足を運んでくれています。
そして3月20日から1週間、「パート3」。
Copyright, Universal Pictures, Courtesy of NBC Universal Archives &Collections.
パート3では、1885年の西部開拓時代へ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズがどれだけ世界中の人々を魅了したか(いまだにしているか)というのは、
現在でもちょくちょく関連の話題が普通にネットニュースなんかに出てくることからもわかりますよね。
つい最近でも、パート1の公開から35年!!ということもあり、
こんな絶対欲しい復刻本の話題や↓
https://screenonline.jp/_ct/17346745
こんな涙が出そうな2ショットの話題なんかが出ていました。
https://www.cinematoday.jp/news/N0114589
さすが!
子供に観せたい洋画ランキングでは必ず出てくる名作。
やはり、観せておきたいですねえ~!
そしてその上映を終えれば、
「午前十時の映画祭」もいったん終了。
10年の歴史に幕を下ろすことになります。
ほんと残念!
「せっかく朝10時にここに来るのが習慣になってたのに!」とか、
「大きなスクリーンで懐かしい映画を観て昔に戻るのが至福の時だったのに!」とか、
たくさんのお言葉をいただいておりますが、
一応、ほんとに終わります。
寂しいなあ・・・。
そして「午前十時の映画祭」は、
中劇の優等生(常に一定の成績を取れる)だった子なので、
いなくなったら中劇、ヤバくない!?
ますますガラガラになるのでは( ゚Д゚;)!?
仕方ない。
イイ感じの映画、たくさん決めるしかないですね!
・・・・・・がんばります。。。
ほかには、「グッドバイ」もまだまだ上映中!
「ミッドサマー」も大人気!そしてパンフ入荷しました!
まだゲットできていない方はお早めに!
さて、最新の指定席システム導入により、
自身のオバチャン化を認めざるをえなくなってきたこのごろ。
それと同時にほかにもいろいろと、年齢を意識せざるをえない出来事が続々。
先日、「自称・中身は中2」の私が、
まさに現在、中2の親戚の子と電話でイケメンの話をしていたとき。
「担当、誰?」(アイドル用語で、「誰が好きなの?」の意味。)
と聞かれて二人ほど挙げて
「カッコイイよねえ~!」
と言ったところ、
「マジか~!オバチャンのくせに、ガチでリアコいってんね!ウケる!」
と言われ、
「・・・・・・。」つい無言。
え?何語?
意味がわかりません。
ていうかもちろん、「オバチャンのくせに」という単語も気にはなったんですが、
それよりも、話の意味が全くわからない。
要するに、私が「ベタベタのリア恋枠」好きだということらしく。
リア恋枠→芸能人への憧れではなく、リアルに恋しちゃうタイプ(たいていは国宝級のイケメンや、ビジュアルだけでなく言動やしぐさなどひたすら女子をキュンキュンさせる男子)というような意味らしい。
これぞジェネレーションギャップ(-_-)
しかももっとショックだったのは、会社でのこと。
中劇は、いぶし銀のベテランスタッフばかりなので同世代のつもりで私はいたのですが、
そこにはしっかりとジェネレーションギャップがあったことが発覚したのです。
現在上映中の「グッドバイ」について、
「お客さんで『グッバイ』て言う方、けっこういるよね!世代かなあ」
なんて話になったので、私がつい
「グッバイだと、野村のヨッちゃんだよねえ(*‘∀‘)!」
と言ったら、
「・・・・・・・?」(全員キョトン)
「え!?ヨッちゃんだよ?たのきんトリオの!」
「あ、ヨッちゃんはわかる!あゆのバックでギター弾いてたよね」
「だから、ヨッちゃんのいたのがTHE GOOD BYEじゃん!」
「・・・・・そうなんだ?ていうか何それ?」
「・・・・・・(゚д゚)!」
そろそろ、自分の年齢とガチで(?)リアルに(?)向き合って、
現実を受け入れないといけない時期がやってきたようです。
でも、まずはレジから覚えないとね(^_^;)
・・・・・がんばります。。。
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile