2016年10月6日木曜日

お父さんと伊藤さん。マシュー・ボーンのバレエもキターーーー!!!

こんにちは。
本格的に秋の空気。
お散歩が楽しい・・・・いや、仕事で外に出るのが気持ちのいい季節になりました。
しかし、私は夏花粉&秋花粉がひどい体質。
目がかゆすぎると思ってたら、左目だけ二重になって直らなくなってしまいました(-_-;)
すごい違和感。
目はかゆいわ、鼻水は出るわ、もう早く冬になれ!!
と心の中で思いつつ、
季節的には楽しいこの時期を必死で満喫しようとしています。
だって盛岡、あっという間に寒くなるんだもん!
広島と日本ハムがリーグ優勝したプロ野球も、クライマックスシリーズや日本シリーズが残ってるし☆
サッカーのワールドカップ予選も観ないとね!
外でのバーベキュー芋の子会もやりたいな♪
でもやっぱり、映画もいろいろ観たいよー(>_<)!!
南部興業さんでやってるアジア映画特集、いいですよねえ!
「アイ・ソー・ザ・ライト」も観たいなあ♡
要注目の英国男子、トム・ヒドルストンが伝説のシンガーを演じてるんですよ!?
それにフォーラムさんの「シング・ストリート」も絶対観る(^-^)/
80年代ダブリンが舞台の青春音楽映画!?間違いないじゃん!!
って、なぜか南部さんもフォーラムさんも、
イイ感じの音楽映画やるじゃないですか(@_@;)
もう音楽映画祭始まってるみたい!
中劇だけじゃなかった(^_^;)
秋になって夏の大型作品たちが落ち着き、
各館しっとりとミニシアター系の作品を上映できる時期になったようですね。
ほんと、いい季節になりました!
お客さんは減るんですけどね・・・(-_-;)
でもいいんです!
年中忙しい方が、ビジネスとしてはいいんでしょうけど、
それだと心も体も付いていかない…人間ですもの!
自分たちが観たいなあ♪いいなあ♡
って思える映画を上映する時期、あってもいいじゃないですか!
お客さん入らなくてもミニシアター系、大好きです!
音楽映画も大好きです♡
みなさん、準備運動バッチリで11月の音楽映画祭に向かいましょう♪

で、相変わらずの他館の宣伝がすんだところで中劇の新作です。
今週末公開は、スタッフがとにかく楽しみにしてた作品。
「お父さんと伊藤さん」
(C) 中澤日菜子・講談社/2016映画「お父さんと伊藤さん」製作委員会

こちら、先日結婚して人妻になった上野樹里主演。
そして、いくつになってもセクシーでカッコいい藤竜也がお父さん。
さらに、役者としても確実に毎回かなりイイ味出してくるリリー・フランキーが20歳上の彼氏。
・・・・・・・絶対面白いに決まってるじゃん(゜-゜)
しかも。
監督は「百万円と苦虫女」タナダユキ
イーネー!!
私、この方の作品で「蒼井優×四つの嘘」ってドラマが大好きで。
これ、観たことない方はぜひ観てみてください!めっちゃ面白いです!
こちらはオムニバス作品で、この中に「百万円と苦虫女 序章」っていうお話があってそれが特に好きなんです。
タイトル通り、映画「百万円と苦虫女」に続く、蒼井優演じるあの主人公・鈴子ちゃんの学生時代のお話なんですが。
タナダユキワールド全開、そして蒼井優の魅力全開で、必見の一本。
この監督、そんなにまだ製作本数は多くないですけど、
たぶん女優さんの魅力を引き出すのがうまい方なんだと思います。
私が好きなドラマで「週刊 真木よう子」ってやつも一本、この方が撮ってるんですが、
これもやっぱり真木よう子がスッゴク良くて。
というわけで、今回の「お父さんと伊藤さん」も、きっと上野樹里の魅力を全開で引き出しくれると期待せずにはいられませんね!
私、上野樹里も好きなんですよ~。
「サマータイムマシンブルース」も大好きだし、
「虹の女神」も良かったし☆
ちょっぴりエキセントリックなイメージもある彼女ですけど、
「スイングガールズ」も、
「のだめカンタービレ」ののだめも、
まるで彼女を待っていたかのようにピッタリな役でしたからね。
その後、シリアスな役や大河ドラマも経て、結婚!
ますます面白い女優さんになっていきそうですよね。
そして藤竜也は、いまだにイメージとしては「愛のコリーダ」が浮かんでしまう私ですが、
それにしても75歳!
おじいちゃんじゃん(゜-゜;)!
でも先日、テレビでマツコ・デラックスも言ってましたけど“全然いける”
「男」としてすごくセクシーで素敵です。
今回は、“頑固でいつも一言多い、元教師のお父さん”を演じていますが、
予告を見ただけでプッと吹き出しちゃうくらいキュートです。
リリー・フランキーもいいですよねえ!
『ぐるりのこと』を観たときほんとにビックリしましたけど、
なんなんでしょうか、あの存在感と独特の雰囲気。
『そして父になる』ももちろんですが、
私は去年のドラマ『洞窟おじさん』が強烈でした。
43年間、たった一人で山の中でサバイバル生活を続けた男性の実話。
山奥で、中身は子供のままおじさんになってしまったという難しい役でしたが、
まさにハマリ役でした。
めっちゃ面白かった!
リリー・フランキー、すごいな!
って思いました。
そこからの、上野樹里の20歳上の彼氏役。
すでにウケる。
この三人の、嵐のような共同生活。
そもそもどこの家でもそうですが、とにかく微妙な関係の娘と父親。
そこに娘の20歳上の彼氏。
聞いただけでなんとなくムズムズしちゃいますよね。
“家族とは?”
なんて堅苦しいテーマではなく、
誰でも共感できてクスッと笑えて、ホロッとしつつグサッと刺さって温かい。
そんな映画です。
ちなみに主題歌はユニコーン
好きだったなあ・・・民生・・・!(なんと衝撃の20年前!)
行ったなあ・・・・武道館6DAYS!
6日間通いたかったけど2日しか当たらなかった・・・。(2日行ったんかい!)
“オッサンになったから「大迷惑」を歌うと疲れるから歌わない!”
と言ってほんとに歌わなかった民生にガッカリした、若かりし日の私。
今はその気持ち、スッゴクよくわかるよ。。。
ごめんね、民生。
って、なんの話・・・?
公式サイトhttp://father-mrito-movie.com/


さて、話は変わりますが毎年この時期、
中劇では“本物”の舞台やコンサート、バレエ作品の上映を続けているのをご存じでしょうか?
大都市での上映がメインで、地方での上映があまりないため、
チラシや予告編などもなかったりして告知がじゅうぶんにできず、
知らなかった方も多いかもしれません。
おととし(2014年)は海外アーティストのライブシネマビョーク、ケミカルブラザーズ、MUSE、ポール・マッカートニー)、
そしてナショナルシアターライブベネ様のフランケンシュタイン2バージョントム・ヒドルストンのコリオレイナス!ロンドン公演の模様を映画館で!)。
去年はマシュー・ボーンのバレエを2本(眠れる森の美女、白鳥の湖)!
中劇のくせにかーなーり、イイ感じでしょう!?
もう何度も自慢してますけど、ほんとにまだまだ自慢し足りないくらい。
これ、わかる人はかなりビックリするくらいスゴイ企画なんですよ!
どうやったってチケットがなかなか取れない本場の舞台。
それを映画館で観られるなんて最高に贅沢ですよね!
マシュー・ボーンは日本公演もありましたが、
東京で1週間だけの公演とかあってもなかなか行けるもんじゃありません(-_-;)
それが近所の映画館で!
最高です。
このての企画、まだまだお客さんはたくさん来てくれているとは言い切れない状況ですが、
中劇ではメゲずに毎年続けていきたいと思っております。
だって、観たらほんとにすごかったんですよ!
圧倒されます。
映画なんて観てる場合じゃない・・・・!(?)
とまで思ってしまいました。映画館なのに(^_^;)
舞台とかバレエとか、全然興味がなかったスタッフも、
「マジですごかった・・・・(゜-゜)!!」
って衝撃を受けてました。
舞台装置や生の演技の迫力、観客の声まで、まるでロンドンの劇場で観ているような臨場感。
ベネ様(ベネディクト・カンバーバッチ)トムヒ(トム・ヒドルストン)などの英国俳優の舞台での演技はもちろんですけど、
マシュー・ボーンのバレエのほうも圧巻でした。
斬新な手法で古典バレエをめくるめくエンターテインメントに昇華させてきたマシュー・ボーンの舞台は、
スクリーンで細かいところまでじっくり見られるのがほんとに嬉しい。
上映が終わった後、友人から
「マシュー・ボーンやってたなら教えてよ!行きたかったー!」
と責められました。。。
知らないよ・・・・(-_-;)
ていうか来いよ・・・・(-"-)!
でも、たしかに宣伝が足りないせいもあるので何も言えない。
そこで、今年です。
今回は11月12日から
『マシュー・ボーン・イン・シネマ“ザ・カーマン”」
決定しました~~~~♪♪♪
(C) Illuminations and New Adventures Limited (2015)

2年連続マシュー・ボーンの秋!
どうしよう、中劇のくせにシャレオツすぎますかね!?
毎回、度肝を抜く設定の変更や大胆な脚色、目を奪われる舞台装置で観客をワクワクさせてきたマシュー・ボーンですが、
今回はビゼーの有名なオペラ「カルメン」を、
1960年代のアメリカに置き換えて衝撃の舞台を作り上げました。
「カルメン」
いいですねえ!
誰でも聴いたことのある有名な音楽ですよね。
あれです、「クイズ世界はSHOW byショーバイ!」の、
『何を作っているんでしょうか!?』のコーナーでかかってた曲も「カルメン」の曲ですよ~(^-^)/
あの番組、大好きでした!
・・・・・・ジェネレーションギャップで意味がわからない方はスルーしてください。。。
私は「カルメン」も、高校の音楽の授業で観ました。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/04/blog-post_8.html
ありがとう、先生!
オペラっていうとなんだか難しそうだし眠くなりそうな感じがしますが、
このお話は面白い!
男と女のドロドロの恋愛もの。
誰だって共感できる普遍的なストーリーです。
それを1960年代のアメリカに置き換えたら、めっちゃ盛り上がりそうですよね♪
とりあえず予告が観られるので観てみてください!
公式サイトhttp://matthewbournecinema.com/thecarman.html

ね、いいでしょ(≧▽≦)/
これは観ないと!

そんなわけで、がんばって“本物”の上映を続けるつもりですので、
イギリス好き(イギリス男子好き?)のみなさま、
それからバレエ好きのみなさま、
「まず観に来る」
「興味ありそうな人に教える」
「ネットで拡散」
などの後方支援をお願いします(>_<)!
え、ベネ様まだかって?
そう、近所の八百屋さんのおばちゃんや、イギリス男子フリークの友人など、
けっこういろんな方から「早くやれよ!」とプレッシャーがかかってるのがイギリスの舞台、ナショナルシアターライブです。
そうなんです。
私も絶対観たいんです!
・・・・・・・・・・・がんばります(・-・;)!



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