2015年7月14日火曜日

夏休みは映画館へGO!

こんにちは。
暑いですね!
いよいよ夏本番!
夕方、さんさの太鼓練習の音が聞こえると夏!って実感しますよね。
みなさん、いろんな楽しい予定を抱えてウキウキしているのでしょうか?
山?虫がいるから嫌だー!
海?暑いから嫌だー!
スポーツ?無理ー!
野外フェス?・・・問題外ー!
暑いの苦手な私は張り切って、冷房の効いている室内にこもります♪
きっちり閉めきった窓から、これでもかと照りつける太陽に向かって、
「ははは、いくらでも照りつけるがいい!あたしは朝と夕方しか外に出ないからな!」
と勝ち誇ったようにつぶやいてニヤリとするのが、私の夏です。
片手にはアイス。あるいはビール。
最高。
え?かわいくない?
そうですねえ。。。
なにしろ、小学生のころの夏休みは、
友達の家に遊びに行くと言って家を出て毎日スーパーで涼み、
中学生のころの夏休みは、
「部活に行ってくる」と家を出て映画館に直行し夕方まで涼みがてら映画を観ていた私です。えんじ色のジャージでね♪
・・・リストラされたサラリーマンみたいですね(*_*)
そんなんでもそれなりに夏を楽しんでたんですけどね。
食べるならとにかくかき氷!とか、
出かけるならひたすら屋内プール!とかね。
昔は肴町に屋内プールがあったし、かき氷屋さんもあったので、良かったんですよ~。
で、高校生のころの夏休みは・・・
ってもういいって?
わかりましたー。
そうは言うものの、「さんさが終われば夏も終わり。」の盛岡で、
さんさ終わったな~・・・っていうかすかな感傷に浸る気持ちは私にもあるのです。
楽しみ方はそれぞれですが、盛岡の短い夏、思いっきりエンジョイしましょうね(^▽^)/
私のように暑いのが苦手な方は、迷わず映画館へGO!

この夏。
2スクリーンしかない中劇ですが、先日ご紹介したように
ちびっこは『ポケモン』。 (7月18日公開)
 
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokemon (C) 2015 ピカチュウプロジェクト

家族みんなで『バケモノの子』。 (上映中!)
(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

そして、中劇自慢の『午前十時の映画祭』もかなりイイのが入ってきます。
こればっかりはたまたまそういうスケジュールだっただけなので、
ラッキー♡としか言いようがないんですが( *´艸`)
夏休みにピッタリな、いろんな世代が楽しめるラインナップになりました♪
まずは今週末、7月18日からは
ハンフリー・ボガート&キャサリン・ヘプバーン『アフリカの女王』
 Images courtesy of ITV Studios/ Park Circus.

今週、17日まではハンフリー・ボガートの代表作『カサブランカ』が上映中。
© 1942 Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.

〔ボギー・あんたは男だ〕というくくりでボギーをじっくり楽しむウィークとなってます。
『アフリカの女王』は、リアリティを求めてアフリカでロケを敢行した作品であり、
ボギーが念願のアカデミー主演男優賞を獲得した作品でもあります。
1951年当時、アフリカでロケってなかなか大変なことですよね。
もともとワイルドなイメージのボギーが、アフリカでさらにワイルドに☆
私はこの作品は観たことがないのですが、
去年の「午前十時の映画祭」キャサリン・ヘプバーンの『旅情』を初めて観て、
公開当時47歳だったという彼女があまりに素敵だったので、
キャサリン先輩と呼ぶことにして私の中のマジリスペクトリストに入れたくらいなので、
今回の『アフリカの女王』も観ないとね!

7月25日からは『恋におちたシェイクスピア』
 ©1998 MIRAMAX FIKM CORP. AND UNIVERSAL STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED.

私のなかではつい最近、て感じなんですが、公開は1998年。
え、15年以上前!?
超ショックでした。
人生なんて、ほんとあっという間なんでしょうね。
まあその話は置いといて。
こちらはアカデミー賞7部門受賞の正統派コスチューム劇。
でも、ガチガチに真面目なアカデミー狙いという感じではないので、
「お、アカデミー賞もなかなかやるじゃん♪」(何様?)
と思いました。
コメディの要素も入りつつ、堅苦しくないロマンスを描きつつ、
でもシェイクスピアがらみのエンターテインメントとしても
きちんとした時代劇としても面白い。
ブラピの恋人のただのきれいどころだと思っていたグウィネス・パルトロウが、
ちゃんと演技のうまい女優なんだなあと実感したり(この作品で主演女優賞を獲りました)。
コスチュームものが苦手な人も、若い人でも楽しめる作品です。

8月1日からの『八月の鯨』は、これはもう本当の意味での名作。
©1988 Alive Films,Inc.and Orion Pictures Corporation.All Right Reserved.

大きな事件は起こらない、老姉妹の静かな日々を淡々と描いた作品ですが、
たわいもない会話や、美しい避暑地のひと夏の出来事が、
なぜかじんわり心にしみるのです。
誰もが経験するであろう家族の老い、あるいは自分の老い。
それを、ネガティブでもなく、おおげさでもなく、
そっと寄り添うように綴る、そんな作品。

8月8日からはユル・ブリンナーとデボラ・カーのミュージカル『王様と私』
© 1956 Twentieth Century Fox Film Corporation. Renewed ©1984 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
これ、楽しみなんですよねえ~♪
実はこれは私、ずーーっと前にビデオで観たきりだったんですよ。
その後、チョウ・ユンファ様とジョディ・フォスターで製作された『アンナと王様』もありましたし(私はこちらも好きですよ~☆ユンファ様、ステキでした♡)、
つい最近では、渡辺謙さんが、
王様を演じた『王様と私』でアメリカ演劇界でのアカデミー賞と言われるトニー賞の主演男優賞にノミネートされて話題になっていましたね。
残念ながら受賞は逃しましたが、これはまたすごいことです。
そんなホットな話題もありつつの『王様と私』
本家をぜひスクリーンで楽しんでください♪

夏休み最後は8月22日からの『メリー・ポピンズ』
©Disney.

最近、トム・ハンクスがディズニーを、エマ・トンプソンが原作者のトラバースを演じた『ウォルト・ディズニーの約束』という作品で、この『メリー・ポピンズ』が作られた背景が描かれたので、観た方もいると思うのですが。
それを観てからのこの『メリー・ポピンズ』というのはまた、
家族で観られるエンターテインメントファンタジー作品としての楽しみ方とは別の、
深く味わいのある楽しみ方だと思うのでおススメです。
魔法で仕事をこなす不思議なベビーシッターのお話、
アカデミー5部門受賞のミュージカル。
浅田真央ちゃんのエキシビジョンでの傘を持った演技もかわいかったな~(*´▽`*)

と、そんなこんなで映画の紹介なのかなんなのか、
とにかく長くなってしまったのでこのへんにしましょうね☆
夏休みは、進学や就職などで盛岡を離れたような人たちも帰ってきたりする時期。
お父さんお母さんと一緒に午前十時の映画祭を観に来る学生さんや、
おばあちゃんやおじいちゃんとアニメ映画を観に来る子供たちもたくさんいます。
そんな小さな夏休みの出来事が、なにげなく大事な思い出になったりもするものです。
楽しい夏休みになるといいですね!



*午前十時の映画祭公式サイト→http://asa10.eiga.com/
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile