2014年10月7日火曜日

トレスポとイギリス映画、そしてサントラについて

こんにちは。
台風も過ぎて綺麗な秋晴れ。
いつもの時間に外回りに出ましたが、
さ、寒い!そろそろコートを出さないと。
朝もこのところだいぶ寒くなってきてしまいましたね。
岩手に、またあいつが・・・
いつもの寒ーい冬が・・・
近づいています。。。

そんなことを忘れるような、吹き飛ばすような、
ちょっとイケてる企画が目白押しの、久々にイイ感じの中劇ですが、
ライブシネマ特集と、ナショナルシアターライブの前に、
そうです。
あの「トレスポ」の上映がありました。
 
10月10日より公開「トレインスポッティング」
いいですねえ~!
先日、ナショナルシアターライブのご紹介をしたときに、
チラッとユアン・マクレガーのお話をしましたが。
この映画を初めて観たときに、
「なんて映画だ!?」とかなりの衝撃を受けました。
時間とエネルギーを持て余しているヘロイン中毒の若者たちが、
「いま」を突っ走ってる。
決してほめられるような内容じゃないんですけどね。
映像、音楽、ファッション、ストーリー、すべてが新鮮。
スタイリッシュな疾走感。
そしてかっこいい。
ユアン・マクレガーも、これを観た時点では、
まさか「スター・ウォーズ」に出るような役者になるとは思ってもみませんでしたが、
この人もやっぱり、若いころから演劇を志し、
芝居の勉強を重ねてスター街道にあがってきた、
王道のイギリス俳優なんですよね。
でもこの作品では見事に、
ほんとにスコットランドの片隅でこうして暮らしている若者なんじゃないかと思うくらいに
リアルで生々しい姿でした。
それが、ほんとに芝居が上手い。ということなんでしょうね。

音楽もめちゃくちゃかっこよくて、
予告を観た時点でサントラを買いに走った私でしたが、
「トレスポ」はいまだによく聴くヘビロテのサントラです。
実は私、「サントラマニア」です。
とにかく、気に入った映画のサントラは必ず購入。
たまに間違ってスコア盤を買ってしまったりもしますが(^_^;)
やはり映画で使われた楽曲のオムニバス盤が欲しいですよね。
イギリス映画そのものが大好きだし、
イギリス映画はたいていサントラもめちゃくちゃかっこいいので
ついつい買ってしまうんですが、
映画自体は微妙なのに、サントラが抜群にいい!
というのもイギリス映画に多いのです。
そしてそういうのも買ってしまう私・・・。
もうそうなってくると、
イギリスの音楽が好きなのか、イギリス映画が好きなのかわからなくなってきますけど。
でも思い返すと、子どもの頃大好きだったアニメ「キャンディキャンディ」も舞台はイギリス。
そして人生で初めてときめいた「王子」キャラのアンソニーも、
「トレスポ」ユアン・マクレガーのようにチェックのヒラヒラを腰に巻いて、
バグパイプを吹いていた-!!
・・・ちょっと違う?
それはまた置いといて。
イギリス映画とサントラはひたすらかっこいい!
というのが定番となったのは、「トレスポ」あたりからだと思います。
イギリスで、若い、クールなクリエーターたちが続々と出てきたのもこのころなので。
お気に入りのイギリス映画のサントラたち♪

で、誰も聞きたくないかもしれませんが、
とにかく私のなかで、映画も大好き、サントラももちろん最高♪
というイギリス映画のNo.1は「シューティング・フィッシュ」です☆(下段真ん中)
ちなみに、映画じたいはかなり微妙だけどサントラはめちゃくちゃいい!
というイギリス映画は「ツイン・タウン」です。。。(下段左端)
あくまでも私のなかでですからね!
でもこの「ツイン・タウン」のサントラも、本当ーにいいんです!
これもいまだにヘビロテサントラの一つです。
イギリス映画って、深いなあ・・・。

そして先日もお話しましたが、
10月30日から上映する「ナショナルシアターライブ」のなかの
「フランケンシュタイン」。
これは、「トレスポ」にシック・ボーイ役で出演している
ジョニー・リー・ミラー(この人、あのアンジェリーナ・ジョリーの最初の旦那さんですよ!)、
監督のダニー・ボイル、そして音楽のアンダーワールドが携わっている、
芝居好きだけでなく「トレスポ」ファンやイギリス映画好きももちろん必見の舞台作品です。
テレビドラマ「シャーロック・ホームズ」(現代版)でホームズを演じている
ベネディクト・カンバーバッチもダブル主演です。
絶対観たいでしょ。
こんな舞台、観る機会ないですよ!

そして、こじつけみたいなほんとの偶然なんですが、
「ライブシネマ特集」も、すべてイギリスがらみ!
すごい!!
まあ、ビョークはアイスランドのアーティストなので、
ブリティッシュロックかどうかと言われると???ですが、
まあイギリスの音楽シーンから人気が出た人なので、
イギリスくくりにさせていただいてよろしいでしょうか(ここはこじつけですね)。
でもでも、その他のケミカルブラザーズポール・マッカートニーMUSEは、
正真正銘のイギリスものです!
そのライブシネマと、「トレスポ」と、「ナショナルシアターライブ」を、
同時期に、まるでわざとのようにまとめて上映できるなんて、
すごくないですか!?
しかも、公開中の「アバウト・タイム」も、サントラも最高にかっこいいイギリス映画!
これぞ、名付けて「中劇のイギリス祭り」!!
・・・誰だ、「ダサい」とつぶやいたのは!?
いいんです、こういうのは勝手にくくってナンボ、名付けてナンボですよ。
とにかくみなさん、この際、せっかくなので10月は、
「アバウト・タイム」「トレスポ」から始めて、ライブシネマナショナルシアターライブと続けて、
どっぷりイギリスにハマってしまいましょう♪



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/             携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile